JP2900338B2 - 電気接続装置 - Google Patents

電気接続装置

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JP2900338B2
JP2900338B2 JP24499693A JP24499693A JP2900338B2 JP 2900338 B2 JP2900338 B2 JP 2900338B2 JP 24499693 A JP24499693 A JP 24499693A JP 24499693 A JP24499693 A JP 24499693A JP 2900338 B2 JP2900338 B2 JP 2900338B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの機器を組み合わ
せた際に互いに電気接続を図る電気接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続装置は、例え
ば、電源供給側の第1の機器と、この第1の機器に対し
て着脱可能とする電気機器などを有する第2の機器と
を、互いに電気接続する接続構造として用いられる。
【0003】そして、このような電気接続装置では、第
1の機器と第2の機器との取付面に電気接続するための
電気接続部をそれぞれ設けている。各電気接続部は、絶
縁性を有するカバーを有し、各カバーの互いに対向する
表面に互いに接触して電気接続される接続金具をそれぞ
れ配設している。
【0004】さらに、電圧の異なる給電系統を複数設け
るために各電気接続部に複数の端子金具を並列に配設す
る場合には、並列した複数の端子金具間の絶縁のために
その端子金具間の電圧差に応じた沿面距離を確保する必
要から、カバーの表面に対して並列した複数の端子金具
の間隔を大きく開けて配設している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気接続装置で
は、並列した複数の端子金具間の沿面距離を確保する必
要から、カバーの表面に対して並列した複数の端子金具
の間隔を大きく開けて配設するため、電気接続部が大形
化する。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、並列した複数の端子金具間の沿面距離を十分に確
保した上で、電気接続部を小形に構成できる電気接続装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の機器
と、この第1の機器に取り付けられる第2の機器とを備
え、第1の機器および第2の機器の取付面に互いに電気
接続される第1の電気接続部および第2の電気接続部を
それぞれ設けた電気接続装置において、前記第1の電気
接続部は、絶縁性を有する第1のカバーを有し、この第
1のカバーの表面に臨ませて複数の第1の端子金具を並
列に配設し、前記第2の電気接続部は、絶縁性を有する
第2のカバーを有し、この第2のカバーの表面に臨ませ
て前記複数の第1の端子金具と接続される複数の第2の
端子金具を並列に配設し、前記第1のカバーの表面から
前記複数の第1の端子金具間を遮蔽する位置でかつ前記
複数の第2の端子金具間を遮蔽する位置に第1の遮蔽部
を前記第2のカバーに向けて突設し、前記第2のカバー
の表面から前記複数の第2の端子金具間を遮蔽する位置
でかつ前記複数の第1の端子金具間を遮蔽する位置に前
記第1の遮蔽部とは互い違いに組み合う第2の遮蔽部を
前記第1のカバーに向けて突設したものである。
【0008】
【作用】本発明では、第1の機器に第2の機器を取り付
けることにより、第1の電気接続部と第2の電気接続部
とが組み合わされる。第1の電気接続部と第2の電気接
続部とが組み合うことにより、複数の第1の端子金具と
第2の端子金具とが電気接続されるとともに、並列した
複数の端子金具間で、第1の遮蔽部と第2の遮蔽部とが
互い違いに組み合う。このように、第1の遮蔽部と第2
の遮蔽部とが互い違いに組み合うことにより、並列した
複数の端子金具間の沿面距離を長くとれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の電気接続装置の一実施例の構
成を図面を参照して説明する。
【0010】図において、11は第1の機器で、12は第1
の機器11に着脱可能に取り付けられる第2の機器であ
り、これらの機器11,12を組み合わせて電気機器が構成
される。
【0011】第1の機器11は電源供給を行なうベース側
として構成され、第2の機器12は駆動源などを有して第
1の機器11から電源供給を受ける側として構成されてい
る。そして、第1の機器11の上面に対して第2の機器12
を上方から組み合わせることにより、図示しない係止構
造によって両機器11,12が一体的に位置決め固定される
ように構成されている。
【0012】第1の機器11および第2の機器12の取付面
には、両機器11,12を組み合わせた際に、互いに電気接
続される第1の電気接続部13および第2の電気接続部14
がそれぞれ設けられている。
【0013】第1の電気接続部13は、図3ないし図5に
示すように、第1の機器11の絶縁性を有する枠体21と一
体に四角形状の第1のカバー22が突出形成されている。
この第1のカバー22には、上面に一対の長溝孔状の窓孔
23が平行に形成され、各窓孔23の下側内部に仕切壁部24
によって区画された端子収納部25が形成されている。各
端子収納部25は、対称構造とされ、一方の端部の両側に
下方に開口する保持溝26が上下方向に沿って形成され、
窓孔23に連通して第1のカバー22の側壁に切欠部27が形
成されている。第1のカバー22の上面には、両窓孔23の
間で一方の窓孔23に寄った位置に、窓孔23と平行で第1
のカバー22の上面の全幅にわたって第1の遮蔽部28が突
出形成されている。
【0014】第1の電気接続部13には、2つの第1の端
子金具31a ,31b が配設される。この各端子金具31a ,
31b は、板ばね材からなり、垂直状の取付片部32a ,32
b の両側に保持溝26内に圧入されるフランジ部33a ,33
b が形成されているとともに中央に係止爪部34a ,34b
が上端側を残して外側に切り起こし形成され、取付片部
32a ,32b の上端から略L字状の接触片部35a ,35b が
形成され、この接触片部35a ,35b の先端両側に窓孔23
の両側下縁部に係合可能とする係合部36a ,36b が形成
され、取付片部32a ,32b の下端から窓孔23と直交する
一方に向けて接続片部37a ,37b が水平状に形成されて
いる。
【0015】そして、各端子金具31a ,31b を第1のカ
バー22の各端子収納部25に下方から組み込むと、両側の
フランジ部33a ,33b が端子収納部25の両側の保持溝26
内に圧入されるとともに係止爪部34a ,34b が切欠部27
上に弾性的に係止して抜け止め保持され、接触片部35a
,35b が窓孔23から上方に突出し、係合部36a ,36bが
窓孔23の下縁部に係合される。
【0016】第2の電気接続部14は、図6および図7に
示すように、第2の機器12の絶縁性を有する枠体41の下
面に第2のカバー42が一体形成されている。この第2の
カバー42には、第1の電気接続部13の各窓孔23と平行に
対向する長溝孔状の窓孔43および端子取付部44が形成さ
れている。窓孔43の上側内部には窓孔43の両側に沿って
立設された保持壁部45,46によって端子収納部47が形成
され、この端子収納部47には、窓孔43の一端に連通して
第2のカバー42の側壁に切欠部48が形成され、窓孔43の
他端両側に保持突部49が突出形成されているとともに窓
孔43の一端外方に円形の固定突部50が突出形成されてい
る。端子取付部44には、一対の円柱状の固定突部51が突
出形成されている。カバー42の下面には、窓孔43と端子
取付部44との間で窓孔43に寄った位置すなわち第1の遮
蔽部28とは互い違いとなる位置に、窓孔43と平行で窓孔
43より少し長く第2の遮蔽部52が突出形成されている。
【0017】第2の電気接続部14には、第1の端子金具
31a ,31b に各々接続される2つの第2の端子金具61,
62が配設される。一方の端子金具61は、端子収納部47内
に収納される接触片部63が細長く形成され、この接触片
部63の一端に切欠部48に嵌合される引掛片部64が形成さ
れ、接触片部63の他端に保持突部49と係合する保持凹部
65が形成されているとともに固定突部50と係合する固定
孔66が形成され、さらに、接触片部63の他端から接続片
部67が立ち上げ形成されている。他方の端子金具62は、
端子取付部44に接合取付される接触片部68が形成され、
この接触片部68に各固定突部51が挿通する一対の固定孔
69および固定孔69を挿通する固定突部51に係止する係止
爪部70が切り起こし形成され、接触片部68の端部から枠
体41の側面に回り込んで取り付けられる接続片部71が形
成されている。
【0018】そして、一方の端子金具61を第2のカバー
42の端子収納部47に上方から組み込むと、引掛片部64が
切欠部48に引っ掛けられ、保持凹部65が保持突部49に嵌
合するとともに固定孔66が固定突部50に嵌合固定され、
接触片部63が窓孔43の上面に臨む。他方の端子金具62を
第2のカバー42の端子取付部44に下方から組み込むと、
各固定孔69が固定突部51に挿通嵌合され、各係止爪部70
が各固定突部51に係止して位置決め固定される。
【0019】次に、本実施例の作用を説明する。
【0020】第1の機器11の上面に対して第2の機器12
を上方から組み合わせることにより、第1の電気接続部
13と第2の電気接続部14とが電気接続されるとともに、
図示しない係止構造によって両機器11,12が一体的に位
置決め固定される。
【0021】第1の電気接続部13と第2の電気接続部14
との接続は、図2に示すように、第1の電気接続部13に
対して第2の電気接続部14が上方から接近させていく
と、図1に示すように、各第1の端子金具31a ,31b の
接触片部35a ,35b が各第2の端子金具61,62に当接し
て、各接触片部35a ,35b が弾性的に押し下げられ、こ
の接触片部35a ,35b の弾性反発力によって、各第1の
端子金具31a ,31b と各第2の端子金具61,62とが圧接
状態に電気接続される。
【0022】そして、一側の第1の端子金具31a と第2
の端子金具61との接続位置は、第2のカバー42の窓孔43
内で接続され、他側の第1の端子金具31b と第2の端子
金具62とは上下方向の接続位置を異ならせている。
【0023】さらに、第1の電気接続部13と第2の電気
接続部14とを組み合わせることにより、一側の端子金具
31a ,61と他側の端子金具31b ,62との間で、第1の遮
蔽部28と第2の遮蔽部52とが互い違いに組み合う。この
ように、両遮蔽部28,52が互い違いに組み合うことによ
り、一側の端子金具31a ,61と他側の端子金具31b ,62
との間の沿面距離を長くとれる。
【0024】そして、例えば、一側の端子金具31a ,61
と他側の端子金具31b ,62とに、異なる電圧の給電電流
が流されても、一側の端子金具31a ,61と他側の端子金
具31b ,62との接続点間、および、第1の遮蔽部28と第
2の遮蔽部52とが互い違いに組み合って、沿面距離が十
分に確保されているため、確実に絶縁でき、一側の端子
金具31a ,61と他側の端子金具31b ,62との間隔を小さ
く設定しても絶縁を確実に行なえ、両電気接続部13,14
の構造を小形にできる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、第1の電気接続部と第
2の電気接続部とを組み合わせることにより、並列した
複数の端子金具間で、第1の遮蔽部と第2の遮蔽部とが
互い違いに組み合うため、並列した複数の端子金具間の
沿面距離が十分に確保され、並列した複数の端子金具間
の間隔を小さく設定しても絶縁を確実に行なえ、電気接
続部を小形にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気接続装置の一実施例を示す接続状
態の断面図である。
【図2】同上実施例の接続前状態の断面図である。
【図3】同上実施例の第1の機器の一部の分解状態の斜
視図である。
【図4】同上実施例の第1の機器の一部の組立状態の斜
視図である。
【図5】同上実施例の第1の機器の一部の断面図であ
る。
【図6】同上実施例の第2の機器の下面の一部の斜視図
である。
【図7】同上実施例の第2の機器の上面の一部の斜視図
である。
【符号の説明】
11 第1の機器 12 第2の機器 13 第1の電気接続部 14 第2の電気接続部 22 第1のカバー 28 第1の遮蔽部 31a ,31b 第1の端子金具 42 第2のカバー 52 第2の遮蔽部 61,62 第2の端子金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の機器と、この第1の機器に取り付
    けられる第2の機器とを備え、第1の機器および第2の
    機器の取付面に互いに電気接続される第1の電気接続部
    および第2の電気接続部をそれぞれ設けた電気接続装置
    において、 前記第1の電気接続部は、絶縁性を有する第1のカバー
    を有し、この第1のカバーの表面に臨ませて複数の第1
    の端子金具を並列に配設し、 前記第2の電気接続部は、絶縁性を有する第2のカバー
    を有し、この第2のカバーの表面に臨ませて前記複数の
    第1の端子金具と接続される複数の第2の端子金具を並
    列に配設し、 前記第1のカバーの表面から前記複数の第1の端子金具
    間を遮蔽する位置でかつ前記複数の第2の端子金具間を
    遮蔽する位置に第1の遮蔽部を前記第2のカバーに向け
    て突設し、 前記第2のカバーの表面から前記複数の第2の端子金具
    間を遮蔽する位置でかつ前記複数の第1の端子金具間を
    遮蔽する位置に前記第1の遮蔽部とは互い違いに組み合
    う第2の遮蔽部を前記第1のカバーに向けて突設したこ
    とを特徴とする電気接続装置。
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