JP2900191B2 - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2900191B2
JP2900191B2 JP7501267A JP50126794A JP2900191B2 JP 2900191 B2 JP2900191 B2 JP 2900191B2 JP 7501267 A JP7501267 A JP 7501267A JP 50126794 A JP50126794 A JP 50126794A JP 2900191 B2 JP2900191 B2 JP 2900191B2
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elastic
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ベッカー、エリッヒ
ローヴィッツ、ゲルハルト
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BIRUKUHAAN BUIRUKENINGU UNTO HAANE
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BIRUKUHAAN BUIRUKENINGU UNTO HAANE
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/02Rocking chairs
    • A47C3/025Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame
    • A47C3/026Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame with central column, e.g. rocking office chairs; Tilting chairs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/02Reclining or easy chairs
    • A47C1/022Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts
    • A47C1/024Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination
    • A47C1/026Reclining or easy chairs having independently-adjustable supporting parts the parts, being the back-rest, or the back-rest and seat unit, having adjustable and lockable inclination by means of peg-and-notch or pawl-and-ratchet mechanism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/02Rocking chairs
    • A47C3/03Locking members

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は請求の範囲第1項の前提部に記載されている
如き、枢動部と該枢動部を枢動させるために間隙を変化
させるための装置を有する椅子に関する。
斯かる装置には少なくとも1つの止め要素が設けら
れ、斯かる止め要素は枢動部に対して可動であり、作動
要素によって枢動部と係合し又は係合解除することがで
きる。
枢動部を有する椅子に対する基準には、シートは少な
くとも1つの位置にてロックされることができることが
規定されている。斯かる規則を満たすために、止め要素
は、例えば、枢動可能なシート上で長手方向に変位可能
であり斯かるシートをロックするために椅子の受け台の
対応するリセスに挿入されることができるように構成さ
れている。しかしながら、斯かる止め要素は、シートが
ロックされるべき位置に枢動されたとき、斯かるリセス
に単に挿入されることができるだけである。
自動車のシートの背もたれ部と下側部の間の傾斜角を
変化させるためる装置がドイツ連邦共和国特許DE−A−
3333056号にて知られている。この装置は歯を供えたセ
グメントを有する捕捉部を有し、斯かる捕捉部は対応す
る歯を供えたセグメントに係合し又は係合解除すること
ができ、こうして、背もたれ部が下側部に対してロック
され又は枢動することが容易化される。この捕捉部と固
定受け部との間につるまきばねが設けられ、斯かるばね
は、2つの歯を供えたセグメント間の係合接続を解除す
るように作動する。斯かる捕捉部はそれと直接接触して
いる作動カムによって移動され、斯かる作動カムはボー
デン・ケーブルによって調節可能である。作動カムは第
2のつるまきばねによって予め引っ張られており、それ
は係合接続を生成するように捕捉部上に作用する。しか
しながら、斯かる可動部を移動させるために間隙を変化
させる装置は、比較的複雑であり、かなり大きなスペー
スを必要とする。
本発明の目的は、従って、請求の範囲第1項の前提部
に記載されている如き、椅子のための枢動部を枢動させ
るために間隙を変化させるための装置を更に改良するこ
とにあり、斯かる装置は最も簡単で可能な方法によって
構成されている。
本発明の目的は、第2の弾性要素を止め要素と作動要
素の間に配置することによって達成される。
本発明の好ましい例によると、止め要素は円筒状ボル
トとして構成され、第1の弾性要素は斯かるボルトの周
りに同心的に配置され、斯かるボルトの突出端上にて支
持されている。このボルトは、枢動部より遠隔された側
の端部上にて、リセスを有し、斯かるリセスに第2の弾
性要素が配置されている。斯かる装置は一方では比較的
簡単な構造を有し、他方では極めてコンパクトな構成で
ある。
斯かる装置を有する椅子において、本発明による作動
要素の調節が可能であり、斯かる調節は止め要素が斯か
る作動要素によって生成された力によって迅速に移動す
ることができない時であっても可能である。
作動要素の調節によって止め要素と枢動部の間に係合
接続が生成されるべき場合に、及び、枢動部の現在位置
に起因して止め要素の移動が可能でない場合に、その移
動に必要な力は第2の弾性要素内に“一時的に蓄えられ
る。”枢動部に対する止め要素の係合の位置が可能とな
ると直ちに、予め引っ張られた第2の弾性要素によって
止め要素の移動がなされることができる。従って、止め
要素と枢動部の間の係合位置を予め選択することが可能
である 可動な止め要素を枢動部より係合解除するための逆動
作も、作動要素によって予め選択されることができる。
止め要素が枢動部との間の摩擦係合接続に起因し斯かる
移動に迅速に従わない場合でも、この移動に必要な力は
第1の弾性要素内に“一時的に蓄えられる。”予め引っ
張られた第1の弾性要素の力は摩擦力より大きくなり、
止め要素は可動部を解放する。
本発明の1つの例では、この装置には枢動部に対して
可動な更に他の止め要素が設けられ、斯かる止め要素は
対応する第1及び第2の弾性要素を有し、更に他の作動
要素によって枢動部と係合し又は係合解除することがで
きる。その結果、例えば、次のことが可能である。一方
の止め要素によって枢動部は少なくとも1つの位置にロ
ックされ、他方の止め要素によって枢動部を移動させる
ための間隙が部分的にのみ制限されることができる。
この場合、2つの止め要素は好ましくはただ1つの調
節要素によって作動される。
もし、椅子の場合であって斯かる装置に2つの止め要
素が設けられ、それが1つの調節要素によって作動され
ることができるなら、例えば、調節要素の第1の位置に
て枢動範囲全体をクリヤし、第2の位置にて制限された
枢動範囲を単にクリヤし、第3の位置にて椅子をロック
することが可能である。
本発明の更に他の例及び利点は請求の範囲の従属項の
構成にあり、図面及び以下の記述に示された本発明の例
に基づいて詳細に説明されよう。
第1a図は第1の例の部分切断側面図であり、 第1b図は第1の例の部分切断平面図であり、 第2a図〜第2c図はそれぞれ異なる位置にある第2の例
の切断側面図であり、第2d図は第2の例の切断平面図で
あり、 第3図は椅子を示し、 第4図は調節要素の異なる位置を概略示す図であり、 第5図は第3の例の平面図であり、 第6a図〜第8b図はそれぞれ異なる位置にある第3の例
の切断側面図であり、第9図は調節要素と2つの作動要
素の配列を示す断面図である。
第1a図及び第1b図に、枢動部1を移動させるための間
隙を変化させるための装置の第1の例を示す。この装置
は、少なくとも1つの止め要素2を含み、斯かる止め要
素2は枢動部1に対して可動であり、作動要素3によっ
て枢動部に係合し又は係合解除することができる。
止め要素2と固定受け部4の間に第1の弾性要素5が
設けられ、斯かる第1の弾性要素5は止め要素2と枢動
部1の間の係合接続を解除するように作動する。更に、
第2の弾性要素6が止め要素2と作動要素3の間に設け
らている。
本例では、枢動部即ち可動部は軸1a及び歯車1bによっ
て形成されており、斯かる軸1aは詳細には規定されず、
斯かる歯車1bは軸1aに対して相対的に回転しないように
固定されている。止め要素2は平らな鋼セグメントとし
て構成され、可動部1に接続される側の端部に、歯車1b
に係合する対応した歯又はリセスを有する。
止め要素2の反対側の端部には支持部7が設けられ、
斯かる支持部7はその両側にそれを横断するように延在
している。その一方の側にて、支持部7はピン8に接続
され、斯かるピン8は固定受け部4に可動に装着されて
いる。第1弾性要素5は好ましくはつるまきばねとして
形成され、ピン8上に押し込まれ、一方では固定受け部
4上に支持され、他方では止め要素2の支持部7上に支
持されている。支持部7の反対側の側部にはそれに接続
されたブッシュ9が設けられ、斯かるブッシュ9内にピ
ストン10が可動に装着されている。第2の弾性要素6は
一方でブッシュ9の端部上に他方でピストン10のヘッド
上に支持され、ピストン10上に押し付けられている。ブ
ッシュ9、第2の弾性要素6及びピストン10よりなる組
立体は、軸受11内に装着されており、長手方向に変位す
ることができる。作動要素3は例えばレバーとして形成
されており、一端にて軸線3a周りに回転可能に装着され
他端にてピストン10のヘッドに接続されることができ
る。
作動要素3による力がピストン10上に作用しない場
合、第2の弾性要素6は完全に弛緩している。また、第
1の弾性要素5は弛緩しており、止め要素2は、第1a図
及び第1b図に図示しないが、可動部1より係合解除した
位置に配置されている。
止め要素2はその支持部7によってピン8及びブッシ
ュ9と共に、2重矢印12にて示す方向に変位することが
できる。斯かる変位は作動要素3によって達成され、作
動要素3はピストン10のヘッド上に力を付与する。
斯かる力は第2の弾性要素6及びブッシュ9によって
支持部7上に作用し、止め要素2と可動部1の間の係合
接続を生成するように働く。
しかしながら、止め要素2の変位は第1の弾性要素5
に反作用を生成する。
作動要素3を軸線3a周りの可能な限り小さな調節経路
によって止め要素2を係合接続が生成される方向に変位
させるために、第1の弾性要素5の方向量又はばね定数
を第2の弾性要素6の方向量又はばね定数より小さくな
るように選択することが好ましい。それゆえ、止め要素
2と可動部1の間の係合接続が生成されると、第2の弾
性要素6によって生成された止め要素2に作用する力は
第1の弾性要素5による反対方向の力より大きい。
しかしながら、所定の条件下では可動部1の位置に起
因してその瞬間に斯かる係合接続が不可能となる。例え
ば、係合している可動部1の歯と止め要素2の歯が互い
に直接突き当たった場合である。斯かる場合、止め要素
2を更に変位させるのに必要な力は第2の弾性要素内に
圧縮力として一時的に蓄えられる。可動部1がその軸1a
周りに更に回転する間、止め要素2は可動部1上の対応
部内にステップ的に挿入される。
係合接続が維持されることができる間、止め要素2上
に作用する第2の弾性要素6の力は、第1の弾性要素5
の力より大きくなければならない。
斯かる係合接続を解除するために、作動要素3によっ
て第2の弾性要素6上に作用する力は相殺される。こう
して、第2の弾性要素6上に作用する力は減少し、丁度
その時特定の点から、第1の弾性要素5の力が支配的と
なり、その力は係合が解除されるように止め要素2を変
位させる。その瞬間に第1の弾性要素5のばね力が十分
大きくないために可動部1と止め要素2の間に起きる摩
擦力を相殺すことができない時に、作動要素3もまた調
節されることができる。第1の弾性要素5の力が支配的
となると直ちに、係合接続は自動的に解除される。
こうして、作動要素3は何時でも調節されることがで
きるから、止め要素2を可動部1に対して変位させるこ
とができる。止め要素2を直ちに所望の距離だけ変位さ
せることができない時でも、どのような場合であって
も、作動要素3の位置によって斯かる変位を予め選択す
ることができる。即ち、所望の変位は自動的にできるだ
け早く達成される。
本発明による第2の実施例は第2a図〜第2d図に示され
ている。可動要素1は第1及び第2の停止部13a、13bの
間にてフレーム13に装着されており、軸線13c周りに回
転することができる。
止め要素2′は作動要素3′によって可動部1と係合
し又は係合解除することができるように構成され、フレ
ーム13内にて変位することができるように装着されてい
る。係合位置にて、可動部1と止め要素2に設けられた
複数の歯は互いに係合する。
この例にて、止め要素2′は円柱状のボルトとして構
成され、斯かるボルトは可動部1より遠隔された側の端
部2′a上に中央リセス2′bを有する。更に、止め要
素2′は、斯かる端部2′a上に周囲面より突出した縁
部2′cを有する。
第1の弾性要素5′はボルト状の止め要素2′の周囲
に同心的に配置され、その一端はフレーム13によって支
持され他端は止め要素2′の縁部2c′によって支持され
ている。
第1の弾性要素5′と縁部2′cの間にはリング14が
配置され、斯かるリング14は止め要素2′の外周面上に
て可動である。
止め要素2′のリセス2′bは盲孔として構成され、
第2の弾性要素6′を含む。斯かる第2の弾性要素6′
は、一方ではリセス2′bの底部上に支持され、他方で
はリセス2′b内で変位可能な調節部15上に支持されて
いる。斯かる調節部15には調節ピン16が設けられ、斯か
る調節ピン16はリセス2′bの中心軸線に関して横切る
ように延在し、リセス2′bを出て止め要素2′の2つ
の溝を貫通している。
斯かる溝は、図面にて詳細に示されていないが、リセ
ス2′b内にて調節ピン16と共に調節部15を変位させる
ことを促進する。調節ピン16はリング14を通ってその両
側まで案内され、調節部15が変位すると同時にリング14
は止め要素2′の外周面上にて変位する。
第2d図より明らかなように、作動要素3′のレバーア
ーム3′aはそれぞれの場合にて調節ピン16の両側に係
合している。
止め要素2′は、可動部1に対して変位することがで
きるように、フレーム13上の2点13d、13eにて装着され
ている。
止め要素2′を可動部1に係合させるために作動要素
3′は調節される。即ち、2つのレバー3′aによって
リング14が変位し、従って、2つの弾性要素5′、6′
が圧縮されるように、調節部15が変位する。
第2の弾性要素6′は係合接続を生成するような力を
生成するから、第1の弾性要素5′は反対方向に、即
ち、係合接続を解除するように作動する。しかしなが
ら、2つの弾性要素5′、6′は作動要素3′による同
一の作動経路によって圧縮され、それによって、リング
14及び調節部15が変位する。
それゆえ、もし第2の弾性要素6′のばね定数が第1
の弾性要素5′のばね定数より大きいように選択された
なら、特定のばね経路から係合接続を生成するような方
向の力の全成分が生成される。その結果、止め要素3′
は可動部1と係合するよう変位する。
第2a図に示すように、可動部1及び止め要素2′の歯
が互いに係合することなく互いに待機しているために両
者の係合接続が直ちに形成されない場合には、止め要素
2′は第2の弾性要素6′によって再度予め引っ張られ
る。可動部1の対応する移動によって可能となれば、止
め要素2′は第2の弾性要素6′によって可動部1と係
合する位置まで自動的に変位される。
係合接続を解除するために、レバー3′aから調節ピ
ン16に作用する力は除去される。その結果、リング14は
第1の弾性要素5′によって、第2b図に示すように止め
要素2′の縁部2′aまで、変位される。斯かる位置で
は、第2の弾性要素6′は実質的に弛緩している。しか
しながら、第1の弾性要素5′は更に圧縮され、止め要
素2′と可動部1の間の係合接続を解除するように作動
する。止め要素2′は従って、第2c図に示す位置を取る
であろう。
しかしながら、もし同様に係合接続にて大きな摩擦力
が生成されると、その瞬間、斯かる変位は起きない。し
かしながら、可動部1が更に僅かに変位すると、これら
の摩擦力は相殺され、止め要素2′は第2c図に示す位置
に配置されるであろう。
第3図には椅子が示されており、斯かる椅子は基本的
にはペデスタル20とシート22とを有し、斯かるシート22
は軸線21周りに回転可能でありシート面22aと背もたれ
部22bとを有する。
椅子19にはシート22の移動を可能にするための隙間を
変化させる装置が接続されており、それによって例えば
第3図に示す機能が提供される。
第1の機能では、シート22の全枢動範囲αが可能とな
る。第2の機能では、制限された範囲βのみが可能であ
る。最後に第3の機能にて、シート22は、少なくとも1
つの位置、例えば第3図に示す中央位置にロックされる
ことができる。
斯かる目的のため、第1の止め要素23に加えて第3の
止め要素24が設けられている。2つの止め要素23、24は
例えば、シート面22aの下側に配置され、第5図に示す
ように椅子10の軸線21と共働する。
2つの止め要素23、24は同様に1つの調節要素によっ
て作動される2つの作動要素を有する。第3図に示す如
き3つの異なる機能を提供するために調節要素は3つ位
置25a、25b、25cの間で調節される。第4図に斯かる3
つの異なる位置25a、25b、25cが示されており、位置25a
は略全枢動範囲αに対応し、位置25bは制限された範囲
βに対応し、位置25cはロック位置に対応する。
第6a図〜第8b図にて、2つの止め要素23、24が位置25
a、25b、25cにて異なる設定がされていることが示され
ている。斯かる場合、位置25aは第6a図及び第6b図に示
され、位置25bは第7a図及び第7b図に示され、位置25cは
第8a図及び第8b図に示されている。
第3の例による枢動部の移動のための間隙を変化させ
る装置について、先ず第6a図及び第6b図を参照してその
構造及び機能を詳細に説明する。
第6a図に示すように、第1の止め要素23がフレーム26
内に変位可能に装着されている。可動部1は第3図に示
す例では軸線21周りに枢動可能なシート22として形成さ
れているが、第1のアーム27を有し、斯かるアーム27の
上に第1の制限要素28が設けられている。第1の止め要
素23は、可動部1に対して可動であり、第1の作動要素
29によって可動部の第1の制限要素28と係合し又は係合
解除されることができる。
この例では、第1の止め要素23は円筒状のボルトとし
て形成され、斯かるボルトは可動部1より遠隔された端
部23aにリセス23bを有する。第1の弾性要素30としてつ
るまきばねが第1の止め要素23の周りに同心的に配置さ
れ、斯かるつるまきばねは一方では受け部として形成さ
れたフレーム26上に支持され他方では止め要素23の端部
23aとして形成された縁部23c上に支持されている。リセ
ス23bは第1の中央盲孔及びそれよりやや大きい第2の
中央盲孔として形成されている。斯かる場合、第2の盲
孔は第1の盲孔よりやや深く、従って、ステップ23dが
止め要素23の内側に形成されている。斯かるリセス23b
内にピストン31が可動に配置され、斯かるピストンは第
1の盲孔より少し小さい径を有するブッシュとして形成
されている。それゆえ、第2の盲孔の領域にて、第1の
止め要素23とピストン31の間に間隙が形成されている。
斯かる間隙には第2の弾性要素33が配置され、斯かる弾
性要素はつるまきばねとして形成され、一方ではステッ
プ23d上に支持され他方ではピストン31のヘッド31a上に
支持されている。
ピストン31をリセス23b内に適切に案内するために、
リセスには中央案内ピン32が設けられており、斯かる案
内ピンはピストン31を形成するブッシュの内径より僅か
に小さい径を有する。
第1の作動要素29は、例えば、軸40a周りに枢動可能
なレバーとして形成され、ピストン31のヘッド31a上に
係合する。
上述の装置は、好ましくは、ハウジング34内に収容さ
れる。
第1のアーム27は第1及び第2の停止部35、36間にて
可動であり、斯かる停止部はハウジング34又はフレーム
26上に設けられている。第1のアーム27上に配置された
第1の制限要素28は、第1の止め要素23と係合する係合
位置にて可動部の第1のアーム27をロックするように、
構成されている。斯かる係合位置は第8a図に示されてお
り、第6a図及び第7a図は係合解除位置を示す。
この例では、第1の制限要素28は、可動部が1つのロ
ック位置に配置されることだけが許されるように、構成
されている。しかしながら、本発明の範囲では、第1の
制限要素28が第1及び第2の例と同様に構成されること
が可能である。それに対応して第1の止め要素23の構成
では、幾つかのロック位置が可能である。
第6b図、第7b図及び第8b図には第2の止め要素24が示
され、斯かる止め要素24は同様に第1及び第2の弾性要
素30、33を有し、第2の作動要素37によって可能部と係
合し又は係合解除することができる。
可動部1はシート22として構成され、斯かるシート22
は軸線21周りに枢動可能である。可動部の一部は第2の
止め要素24と係合することができるように構成され、こ
こではそれは第2のアーム38として構成されている。
係合位置にて、第2の止め要素24は、第2のアーム38
上に配置された第2の制限要素39と接触する。斯かる第
2の制限要素39は、第2の止め要素24と係合する係合位
置にて第2のアーム38が一方向に移動することができる
ように間隙を単に制限するように、構成されている。
第7b図には係合位置が示されている。第2のアーム38
が移動するための間隙は所定の範囲に制限される、即
ち、第1の停止部35と第7b図に示す如き第2の止め要素
24に対する係合位置の間の枢動範囲だけが可能である。
2つの止め要素23、24のうち一方の止め要素を対応す
る作動要素29、37によってそれぞれ制限要素28、39に対
して係合する係合位置に配置するために、ピストン31上
に同様な力が作用する。それによって第1及び第2の弾
性要素が同様に圧縮する。作動要素29、37を可能な限り
最小調節することによって2つの止め要素を係合位置に
配置するために、第1の弾性要素30の方向量又はばね定
数を第2の弾性要素の方向量又はばね定数より小さく選
ぶことが好ましい。
係合位置にてピストン31に作用する作動要素の圧力が
減少すると直ちに、第2の弾性要素は弛緩する。第1の
弾性要素30に蓄えられた力によって止め要素は可動部と
係合する。
上述の例においても、対応する止め要素が直ちに所望
の移動をしない場合に作動要素を調節することは可能で
ある。
2つの止め要素23、24に対する2つの作動要素29、37
の相互作用について以下に詳細に説明する。
2つの作動要素29、37は共通の1つの調節要素40によ
って作動されることができる。斯かる作動要素40を第9
図に詳細に示す。この調節要素40は、基本的には軸40a
とスイッチ40bとを有し、斯かる軸40aは2つの作動要素
29、37に接続されている。スイッチ40bは第4図に示す
3つの位置25a、25b、25cの間にて調節可能であり、適
当に配置された停止カム40cによってそれぞれの位置が
確定される。以下に説明するように、軸40aの回転によ
って、スイッチは異なる位置に配置され、それが2つの
作動要素29、37に伝達される。
第6a図及び第6b図において、スイッチが第1の位置25
aに配置されている。斯かる位置にて2つの作動要素2
9、37は単に対応するピストン31と整合して配置され、
従って止め要素を係合接続するように変位させることは
ない。互いに同期的に可動な2つのアーム27、38は第1
及び第2の停止部35、36の間で移動することができるよ
うに間隙全体を利用可能にする。従ってシート22は第3
図に示す如き枢動範囲全体αにて移動されることができ
る。
もしスイッチ40bが第2の位置25bに移動されると、第
7b図に示す如き、第2の作動要素37の調節がなされる。
ピストン31に作用する圧力によって第2の止め要素24は
第2の制限要素39と係合接続するように変位される。第
1の作動要素29は対応して構成された自由走行によって
は調節されない。従って、第1の止め要素23もまた変位
されない。
第2の止め要素24が第2の制限要素39と係合接続する
ことによって、第2のアーム38は間隙のための制限され
た移動をなす。それゆえシート22に対して制限された枢
動範囲βのみが可能である。シート22の枢動運動は第1
及び第2のアームに対して同期的に伝達される。第2の
アーム38は、第1のアーム27と共に、上側の停止部35と
第2の止め要素34の間で往復移動することができるだけ
である。
もしスイッチ40bが第3の位置25cに移動されると、第
2の作動要素37の場合、更に調節がなされ、それによっ
て2つの弾性要素に作用するばねの圧力は増加する。し
かしながら、第2のアーム38の移動のための間隙はそれ
によって更に制限されることはない。
しかしながら、斯かるスイッチの位置では、第1の作
動要素29もまた調節され、それによって第1の止め要素
23は、第1の制限要素28と係合接続するように変位す
る。斯かる係合位置にて、第1のアーム27は完全にロッ
クされ、シート22の枢動運動は不可能となる。
当然であるが、スイッチ40bは第1の位置25aから第3
の位置25cへ直ちに移動することができる。作動要素及
び弾性要素を経由して止め要素に作用する力の後に直ぐ
に対応する止め要素23、24が続かない場合でも、係合接
続の生成又は解除は次に機会に自動的になされる。
こうして、斯かる装置を供えた椅子の使用者はいつで
もシートの枢動範囲を変化させることが可能となる。こ
れは椅子を特定の位置にロックする場合に特に都合よ
い。なぜなら、シートは対応する止め要素が作動される
前に先ず所望の位置に配置されなければならないからで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローヴィッツ、ゲルハルト ドイツ連邦共和国、シュタット オルデ ンドルフ 37627、キルヒシュトラーセ 1 (56)参考文献 特開 昭61−192442(JP,A) 実開 昭62−81547(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47C 1/02 - 1/027 B23Q 16/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】枢動要素(シート22)と該枢動要素(1、
    22)の枢動範囲を変化させるための装置とを有する椅子
    において、該装置は、 a)上記枢動要素に対して可動であり、作動要素(3、
    3′、29、37)によって上記枢動要素と係合し又は係合
    解除することができる少なくとも1つの止め要素(2、
    2′、23、24)と、 b)上記止め要素と固定受け部(4、13、26)の間に設
    けられ、上記止め要素と枢動要素の間の係合接続を解除
    するように作動する第1の弾性要素(5、5′、30)
    と、 c)上記止め要素と作動要素の間に配置され、上記止め
    要素と上記枢動要素の間の係合接続を生成するように作
    動する第2の弾性要素(6、6′、33)と、 を含み、 d)上記止め要素(2′、23、24)は上記枢動要素より
    遠隔された側の端部(2′a、23a)にリセス(2′
    b、23b)を有する円筒状のボルトとして形成され、 e)上記第1の弾性要素(5′、30)は上記ボルトの周
    りに同心的に配置され上記ボルトの突出縁部(2′c、
    23c)上に支持され、上記第2の弾性要素(6′、33)
    は上記リセス(2′b、23b)内に配置されていること
    を特徴とする椅子。
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DE4318516.9 1993-06-03
DE4318516A DE4318516C2 (de) 1993-06-03 1993-06-03 Stuhl mit einer Vorrichtung zur Veränderung des Bewegungsspielraumes eines beweglichen Bauteiles
PCT/EP1994/001782 WO1994028769A1 (de) 1993-06-03 1994-06-01 Vorrichtung zur veränderung des bewegungsspielraumes eines beweglichen bauteiles

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JPH07509646A JPH07509646A (ja) 1995-10-26
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WO1994028769A1 (de) 1994-12-22
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AU6998994A (en) 1995-01-03
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