JP2898982B2 - カラー画像形成装置、カラー画像処理装置及び方法 - Google Patents

カラー画像形成装置、カラー画像処理装置及び方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、色補正機能を備えたカラー画像形成装置、
カラー画像処理装置及び方法に関するものである。
〔従来の技術〕
カラー画像形成装置は種々知られているがこの中でも
感光体にレーザ光で像露光を行い、それを現像して画像
を得るレーザプリンタを用いたものも良く用いられてい
る。このようなレーザプリンタは印字品位が高く、高速
である等の長所を持っており、例えばカラー複写機等の
出力装置や通常のプリンタとして広く用いられている。
このようなレーザプリンタにおいては、画像信号の大き
さにレーザの発光時間を対応させる変調、いわゆるパル
ス幅変調を行って像を形成させている。
この様にパルス幅変調を行うに際し、基準パルスの周
期を変えることに依り第3図のa,bに示す様な複数の階
調再現性を選択することが出来る。図に示すaの再現性
では全体をシヤープに再現出来るがハイライト部がつぶ
れてしまう。bの再現性ではハイライト部の階調性が良
いが全体としてシヤープな像とすることが難しい。
〔発明の解決しようとする問題点〕
上述の様に階調再現性を切り換えてカラー画像を処理
する装置ではbの再現性を基準に色補正係数を決めると
aの再現性ではハイライト部分がつぶれてしまうので、
この部分の色再現が充分行われず、逆にaの再現性を基
準に色補正係数を決めるとハイライト部分での色再現が
ずれてしまうという問題点があった。
この様な問題点は上述の様にパルス幅変調を行って画
像形成を行う装置に限らず、カラー画像形成を行うにあ
たってカラー画像形成条件を変えられる装置や階調再現
性が変化する装置であれば同様に発生する問題点であっ
た。
本発明はかかる問題点を解消し、色再現性の良好なカ
ラー画像形成装置、カラー画像処理装置及び方法を提供
することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上述の課題を解決するために本出願の第1の発明は、
供給されたカラー画像信号の値を補正することによって
色補正を行う色補正手段、前記色補正手段により補正さ
れたカラー画像信号に応じたカラー画像の形成を行う手
段であってカラー画像形成の際の像形成解像度を変更可
能なカラー画像形成手段、前記画像形成手段により形成
される画像の色再現性が向上するように前記像形成解像
度の変更に応じて前記色補正手段の補正状態を制御する
手段とを有することを特徴とする。
また請求項4の発明は供給されたカラー画像信号の値
を補正することによって色補正を行う色補正手段、所定
の階調再現性を有し、前記色補正手段によって色補正さ
れた信号に応じてカラー画像を処理する処理手段、前記
処理手段により処理されたカラー画像の色再現性が向上
するように当該処理手段の階調再現性に応じて前記色補
正手段の補正状態を制御する手段を有し、前記処理手段
は階調再現性が可変であることを特徴とする。
また請求項7の発明は供給されたカラー画像信号の色
補正を行うに際し、再生されるカラー画像の色再現性が
向上するように、該カラー画像信号が表す画像の属性に
応じて像形成のための中間調処理状態を色補正状態との
組み合わせを制御することを特徴とする。
また請求項8の発明は供給されたカラー画像信号の色
補正を行うに際し、再生されるカラー画像の色再現性が
向上するように、該カラー画像信号が表す画像で文字で
あるか写真であるかに応じて像形成のための中間調処理
状態と色補正状態との組み合わせを制御することを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第4図は、本実施例に用いられるカラー画像読取手段
の装置の概略構成図である。本図において、1は原稿、
2は原稿1を置く原稿台ガラスである。3は照明装置で
あり、4は結像素子アレイである。5は赤外カツトフイ
ルタであり、6は密着型CCDカラーセンサ(以下、CCDと
いう)、7は光学系ユニツトである。
まず、カラー原稿の読取りプロセスを説明する。コピ
ーキー(図示せず)が押下されると照明装置3が原稿1
を照射し、原稿からの反射項が結像素子アレイ4、赤外
カツトフイルタ5を通る。そして、CCD6上に原稿像が結
像され、光学系ユニツト7矢印の方向へ原稿を走査して
いく。CCD6には、第5図に示すように、各画素ごとにレ
ツド(R),グリーン(G),ブルー(B)のフイルタ
が規則正しく取付けられている。
原稿1の走査にともなって、CCD6からの電気信号は第
1図に示す信号処理回路により処理される。
第1図において6B,6G,6Rは第5図に示したCCD6上のB,
G,R各素子からの信号を表わしている。次に、このR,G,B
の信号はA/D変換回路11およびLOG変換回路12に導入さ
れ、デジタル信号形態のY1,M1,C1信号に変換される。
このY1,M1,C1信号は、黒抽出およびUCR(下色除去)
処理を行う回路13に導入され、次式に示すような演算処
理により、Y2,M2,C2,Bk3信号を生成する。
Y2=Y1−k3(Y1,M1,C1min M2=M1−k3(Y1,M1,C1min C2=C1−k3(Y1,M1,C1min Bk3=k1(Y1,M1,C1min+k2 ここで(Y1,M1,C1minは、Y1,M1,C1の信号のうち最小
の信号であり、k1,k2,k3は常数である。
このY2,M2,C2信号は、色補正回路14に導入され、次式
に示される演算処理を行う。
ここでa11〜a33はそれぞれ色補正のマスキング係数で
ある。以上の処理はCPU(中央処理装置)20により制御
され、RAM(ランダムアクセスメモリ)21、ROM(ランダ
ムアクセスメモリ)22には演算プログラム及びデータを
記憶する。
本実施例ではこのマスキングのための色補正回路を線
画用の文字モード用と中間調画像用の写真モード用との
2つを有している。この2つの色補正回路14はスイツチ
ング回路30により選択され、その出力は色変換回路15へ
送られ、インターフエース回路16を介し、プリンタ17へ
送られる。
これらY3,M3,C3,Bk3信号は、カラー感熱転写プリン
タ、カラーインクジエツトプリンタやカラーレーザビー
ムプリンタなどのカラー画像形成手段(プリンタ17)に
よって顕像化される。
第2図は、上記パルス幅変調を行って像形成をする際
に用いられる回路の一例を示したものである。インター
フエース16からのデイジタルカラー画像信号DVinはラツ
チ1でビデオクロツクVCLKでラツチされ同期がとられ
る。この画像信号DVinはD/Aコンバータ102でアナログビ
デオ信号AVに変換される。D/Aコンバータ102の出力は抵
抗103で電圧レベルに変換された後に2つのコンパレー
タ104,113の一方の入力端子に入力される。又、積分回
路を基本構成とする三角波発生回路は、この例では2系
統用意されており、それぞれVCLKに同期し、周期が互い
に異なるPHCLK,TXCLKを2周分するJ/Kフリツプフロツプ
105,113の出力を積分する。ここでTXCLKの周波数は、解
像力が重要となるaの周波数となる。一方PHCLKの周波
数はb周波数(ただしa>b)になる様設定してある。
これらの分周された50%デユーテイのクロツクはバツフ
ア106,114を通して可変抵抗107a,107bとコンデンサ108
a,108bで構成された積分回路で三角波となる。そしてコ
ンデンサ109a,109b、可変抵抗110a,110bでバイアス分を
調整し保護抵抗111a,111bとバツフアアンプ112a,112bを
通して前述のコンパレータ104,115のもう一方の入力端
子に入力され、アナログビデオ信号AVと比較され、2系
統のパルス幅変調信号M,Nとなる。スイツチ118にはこの
2つの信号M,Nが入力されており、CPU20からの制御信号
123により文字原稿の場合はMに、写真原稿の場合はN
にセレクタ回路118で切換えている。
かかる切換えはCPU20の動作に依り行われる。かかるC
PU20の動作について第1−2図を用いて説明する。
まずモード設定スイツチ26の状態を取り込み(#
1)、写真モードが設定されているかあるいは、文字モ
ードが設定されているかを判別する(#3)。ここで写
真モードとは後述する第6図のbに示した中間調の再現
性に相当するモードであり、文字モードとは後述する第
6図のaに示した再現性に相当するモードである。#3
で写真モードが設定されている場合にはスイツチ30をb
側にし(#5)、スイツチ118をナンドゲート117側に切
換える(#7)。#3で文字モードが設定されている場
合にはスイツチ30をa側にし(#9)、スイツチ118を
ナンドゲート116側へ切り換える(#11)。これに依
り、プリンタ17の階調再現性に応じてマスキング係数を
変えることによる色補正を行うことが出来る。
カラー画像読取手段に要求される特性は、同一のカラ
ー原稿を読取ったときの画像出力が同じになることであ
る。
以下そのための色補正手段であるマスキング係数の一
例について説明する。
まず、色度座標の判明している標準カラー原稿を第4
図に示した光学系ユニツト7により読取らせ、第1図に
示す色補正回路14のY3,M3,C3,Bk3信号が前記目標値にな
るように、例えば本実施例においてはマスキング係数を
以下の最小2乗法の手順で決定する。ここでY′,M′,
C′は第1図におけるY1,M1,C1にそれぞれ対応し、Yi
夫々目標値であり、iはマスキング係数を決めるに当
り、使用されるカラー画像上の各ポイントの番号であ
り、本実施例では後述する様に64ケ所が選ばれている。
イエロー,マゼンタ,シアンの評価関数をそれぞれφ
YMとおく。すると、イエローについては、 同様にして、マゼンタ,シアンについても行うと下式の
ようになる。
ここで、上式を[C][A]=[D]として表すと、
A=C-1・Dとなるのでa11〜a33の係数が求まる。な
お、C-1はCの逆行列である。
このようにa11〜a33を求める演算をCPU20により実行
させ、次に求まった新たな係数a11〜a33,a44を色補正回
路14に入力する。
かくして、標準カラー原稿を読み取ったときのY,M,C,
Bk出力を、常に目標値に近づけるよう制御することがで
きる。
ところで、上記マスキング係数a11〜a33を求める際に
用いる標準カラー原稿について述べると以下のようにな
る。
フルカラーの画像形成手段は通常イエロー,マゼン
タ,シアンの3原色トナーを用いて色再現を行う。
カラー画像読取手段からの画像信号は、予め定められ
た階調レベル(例えば256階調)でカラー画像形成手段
に伝えられる。このとき用いるカラー画像形成手段にお
いて、3原色はそれぞれ256階調の再現が可能であり、
単色及び複数色の混色で得られる色の数は256×256×25
6種類となる。理想的にはこれら各色についての再現性
を求めマスキング係数を定めることになるが、これでは
演算が非常に煩雑になる。したがって標準カラー原稿の
色としてはこれらの色の中で、カラー画像を形成する上
で重要なハイライト部の再現及び各単色濃度再現及び色
再現の範囲が最大になるようにして選んだ、基準キヤラ
クタージエネレイタによる標準カラー原稿を用いるのが
良い。
標準カラー原稿の一例として、本実施例ではイエロー
の階調レベルのうち0,32,128,256(ここで0は白であ
り、256はベタ色である)のようにハイライト側の再現
を重視した4つのレベルを用意し、これと同様にマゼン
タ,シアンのレベルも4つのレベルを用意し、各色4レ
ベルづつ、これらを組合せて64(=4×4×4)色を有
するパターンを標準カラー原稿としてマスキング係数を
決めた。
第6図に、パルス幅変調手段の基準信号a、基準信号
bのそれぞれとデジタルカラー画像信号とを比較してパ
ルス幅変調し、像形成を行ったときの色再現性を示す。
第6図では、色再現を表わすために用いられる
(L,a,b)表現においてa座標で表わして
おり、L軸から見下ろした図である。この図では原点
から離れるほど画像濃度及び彩度が上がる傾向にある。
直線で囲んだ領域(A)はカラー画像形成手段の色再現
範囲、○印は基準信号aで出力した中間調の色度座標、
×印は基準信号bで出力した中間調の色度座標である。
第6図からわかるように、基準信号aを用いて画像を
出力した場合には、bを用いた場合よりも、中間調画像
の彩度が低い。ここで図中、原点からの距離が短いほど
彩度(彩やかさ)が低い。つまり、bを用いるとaより
も中間調の彩度再現がよく、彩やかな色再現ができる。
一方aの場合は、第3図と第6図により、色再現範囲が
bよりも高濃度側に重点が置かれることがわかる。これ
は先に述べたように文字などの再現に適している。
従って、色補正手段のマスキング係数を決定する際に
用いる評価色としては、bについてはハイライトを重視
し、aについてはbよりも濃度が高いものを選ぶとよ
い。
bで出力した標準カラー原稿(B)を読取り、基準信
号bを用いて出力した画像について求めたマスキング係
数(b)を用いて画像信号をつくり、基準信号bにより
カラー画像形成手段で再現した色の色度を第7図(1)
に△印で示す。また上記マスキング係数(b)を用い
て、基準信号aで出力した標準カラー原稿(A)を読取
り、基準信号aにより再現した色の色度を第7図(2)
に□印で示す。
第7図(1)における×印と、第7図(2)における
○印はそれぞれ第6図における×印と○印に一致する。
第7図(1),(2)より、画像形成手段で基準信号b
を用いると全色に対してほぼ均等な再現が可能である
が、基準信号aを用いるとハイライト部の色再現がよく
ない。
同様に基準信号aに対するマスキング係数(a)を用
いて基準カラー原稿(B)を基準信号bで再現したもの
を第7図(3)、さらに上記マスキング係数(a)を用
いて、標準カラー原稿(A)を基準信号aで再現したも
のを第7図(4)に示す。第7図(3),(4)によ
り、マスキング係数(a)に対して基準信号bを用いる
とハイライト部の再現がよくない。これは第3図におけ
るaで再現しにくいハイライト部の色である。一方基準
信号aを用いると良好な色再現を得ることができる。
以上述べたように、主に文字原稿の場合上記マスキン
グ係数(a)により変換されたカラー画像信号と基準信
号aとで画像形成を行い、主に写真原稿の場合上記マス
キング係数(b)により変換されたカラー画像信号と基
準信号bとで画像形成を行えば、常に良好な画質が得ら
れる。
以上述べたマスキング係数と基準信号との組合せの選
択は、例えば操作部により文字モードと写真モードを切
換えればよい。または、カラー画像読取手段により原稿
を自動認識して基準信号を切換え、それに伴いマスキン
グ係数の切換えを行えるようにすることもできる。
〔他の実施例〕
本実施例では、パルス幅変調を用いたカラー画像形成
装置について説明したが、他の実施例として、レーザの
発光量を変化させドツト面積変調により階調再現をする
方式のカラー画像形成装置においても線数を切換える場
合や、又、他の実施例として一定のレーザ・スポツトで
特性の画素を形成し、各画素の点灯を選ぶ従来よく知ら
れているデイザパターン法によるカラー画像形成装置に
おいても、デイザパターンを変更する場合には階調再
現、色再現等について前述した従来の問題点と同様の問
題点が発生することは明らかであり、本発明によれば、
各画素形成条件に対応して、マスキング係数をそれぞれ
用意することにより、忠実な画質の再現が可能となる。
以上説明したように本実施例によれば、レーザ駆動信
号の基準信号の数だけ各基準信号に対応するマスキング
係数を用意することにより、常に原稿画像に適した画質
の再現が可能となる。
以上の実施例では、供給されたカラー画像信号の色補
正を行う手段を色補正回路14とし、所定のマスキング係
数を用いて電気的に色補正を行う回路としたが、本発明
はこれに限らず他の手段により色補正を行う様にしても
よい。例えば光学的な色補正マスクを用いることによっ
て色補正を行う手段やカラー画像の読み取りに際し、カ
ラー画像に照射する光の色を調節することにより色補正
を行う様にしてもよい。
また、カラー画像形成条件を変更可能なカラー画像形
成手段及び、所定の階調再現性を有し、該手段により色
補正された信号に応じてカラー画像を処理する手段を前
述した様なパルス幅変調を用いたカラーレーザービーム
プリンターとしたが、前述の様に本発明はこれに限ら
ず、インクジエツトプリンタやカラー感熱転写プリンタ
であってもよく、例えばデイザパターンのマトリクスが
変更出来る等々要はカラー画像形成条件や階調再現性が
変えられればよい。
また、カラー画像形成手段の形成条件あるいはカラー
画像処理手段の階調再現性に応じ色補正手段の補正状態
を制御する手段を本実施例では第1−2図に示すフロー
チヤートを実行するCPU20とした。
<発明の効果> 請求項1の発明によればカラー画像形成手段のカラー
画像形成の像形成解像度の変更に応じて色再現性が向上
するように色補正手段の補正状態が制御されるので、カ
ラー画像形成解像度の違いに起因する色再現の誤差を低
減し、高品質のカラー画像を得ることができる。
請求項4の発明によれば処理手段により処理されたカ
ラー画像の色再現性が向上するように当該処理手段の階
調再現性に応じて前記色補正手段の補正状態を制御して
いるので処理手段の階調再現性に起因する色再現性の低
下を低減し、高品質のカラー画像を得ることができる。
請求項7の発明によれば再生されるカラー画像の色再
現性が向上するように、該カラー画像信号が表す画像の
属性に応じて像形成のための中間調処理状態を色補正状
態との組み合わせを制御されるので画像の属性に適した
中間調処理と色補正がなされて像形成用の信号が得ら
れ、高品質のカラー画像を得るのに好適である。
また請求項8の発明によれば像形成される画像が文字
であるか写真であるかに応じて中間調処理状態と色補正
状態との組み合わせが制御されるので画像が文字か写真
であるかに適した中間調処理と色補正がなされて像形成
用の信号が得られ、高品質の文字或いは写真カラー画像
を得るのに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1−1図は本発明の一実施例のブロツク図、第1−2
図は第1−1図に示したCPU20の動作を示すフローチヤ
ート、第2図はプリンタ17内部の回路を示すブロツク
図、第3図は階調再現特性の差を示す図、第4図はCCD6
を含む画像読取装置の断面図、第5図はCCD6の表面の拡
大図、第6図は標準カラー原稿の色度座標の一部を示す
図、第7図(1)〜(4)は標準カラー原稿の色度と、
像を再生した後の色度座標を示す図、 6R,6G,6B……CCDからのR,G,B信号 11……A/D変換回路 12……LOG変換回路 13……黒抽出およびUCR回路 14……色補正回路 15……色変換回路 16……インタフエース部 17……カラープリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/62 G06T 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給されたカラー画像信号の値を補正する
    ことによって色補正を行う色補正手段、 前記色補正手段により補正されたカラー画像信号に応じ
    たカラー画像の形成を行う手段であって、カラー画像形
    成の際の像形成解像度を変更可能なカラー画像形成手
    段、 前記画像形成手段により形成される画像の色再現性が向
    上するように前記像形成解像度の変更に応じて前記色補
    正手段の補正状態を制御する手段とを有することを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記カラー画像形成手段は前記色補正を行
    う手段により補正されたカラー画像信号をパルス幅変調
    するパルス幅変調手段を含み、前記カラー画像形成の解
    像度は前記変調手段の変調周波数を変更することにより
    変更可能であることを特徴とする請求項1の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】前記色補色手段は所定のマスキング係数を
    用いて色補正を行う手段であることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】供給されたカラー画像信号の値を補正する
    ことによって色補正を行う色補正手段、 所定の階調再現性を有し、前記色補正手段によって色補
    正された信号に応じてカラー画像を処理する処理手段、 前記処理手段により処理されたカラー画像の色再現性が
    向上するように当該処理手段の階調再現性に応じて前記
    色補正手段の補正状態を制御する手段を有し、前記処理
    手段は階調再現性が可変であることを特徴とするカラー
    画像処理装置。
  5. 【請求項5】前記色補正手段は所定のマスキング係数を
    用いて色補正を行う手段であることを特徴とする請求項
    4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】前記処理手段は色補正された信号に応じて
    カラー画像を形成する手段であることを特徴とする請求
    項4乃至5の画像処理装置。
  7. 【請求項7】供給されたカラー画像信号の色補正を行う
    に際し、再生されるカラー画像の色再現性が向上するよ
    うに、該カラー画像信号が表す画像の属性に応じて像形
    成のための中間調処理状態と色補正状態との組み合わせ
    を制御することを特徴とするカラー画像処理方法。
  8. 【請求項8】供給されたカラー画像信号の色補正を行う
    に際し、再生されるカラー画像の色再現性が向上するよ
    うに、該カラー画像信号が表す画像で文字であるか写真
    であるかに応じて像形成のための中間調処理状態と色補
    正状態との組み合わせを制御することを特徴とするカラ
    ー画像処理方法。
  9. 【請求項9】前記中間処理状態は前記カラー画像信号を
    像形成のために2値化する際のディザパターンの状態で
    あることを特徴とする請求項7乃至8の画像処理方法。
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