JP2898744B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JP2898744B2 JP2898744B2 JP2322269A JP32226990A JP2898744B2 JP 2898744 B2 JP2898744 B2 JP 2898744B2 JP 2322269 A JP2322269 A JP 2322269A JP 32226990 A JP32226990 A JP 32226990A JP 2898744 B2 JP2898744 B2 JP 2898744B2
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Description
【0001】
本発明は複数種類のトナーにより多色画像形成を行な
うカラー画像形成装置に係り、特に像担持体内に1又は
複数の露光手段を配したカラー画像形成装置に関する。
うカラー画像形成装置に係り、特に像担持体内に1又は
複数の露光手段を配したカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来より感光体ドラムその他の像担持体上に順次シア
ン、マゼンダ、イエロー及びブラックの4原色からなる
トナー像を順次担持させ、カラー画像を形成する電子写
真その他のカラー画像形成装置は公知である。 一方近年において透光性支持体上に透光性導電層と光
導電体層を積層してなる感光体ドラムを用い、露光手段
を該ドラムの内周側に、帯電及び現像工程を該ドラムの
外周側に配し、露光と同時若しくはその直後に現像を行
なうようにした画像形成装置も公知である。(特開昭58
−153957号他、以下背面露光装置という)
ン、マゼンダ、イエロー及びブラックの4原色からなる
トナー像を順次担持させ、カラー画像を形成する電子写
真その他のカラー画像形成装置は公知である。 一方近年において透光性支持体上に透光性導電層と光
導電体層を積層してなる感光体ドラムを用い、露光手段
を該ドラムの内周側に、帯電及び現像工程を該ドラムの
外周側に配し、露光と同時若しくはその直後に現像を行
なうようにした画像形成装置も公知である。(特開昭58
−153957号他、以下背面露光装置という)
【0003】 この種の背面露光装置においてもカラー化が検討され
ており、例えば特開平1−102583号においては、前記各
色に対応する数の露光手段をドラムの内周側に、又前記
各色に対応する数の帯電手段と現像手段をドラムの外周
側に配置し、各色毎に帯電−露光−現像を繰返し行ない
ながら多色現像を可能とする技術が提案されている。
ており、例えば特開平1−102583号においては、前記各
色に対応する数の露光手段をドラムの内周側に、又前記
各色に対応する数の帯電手段と現像手段をドラムの外周
側に配置し、各色毎に帯電−露光−現像を繰返し行ない
ながら多色現像を可能とする技術が提案されている。
【0004】
しかしながらかかる技術においては感光体ドラム内に
少なくとも3つ以上の露光系を又ドラム外周側には露光
系と対応する数の帯電手段と露光手段を交互に配置する
必要があり、結果としてその分ドラム外径を大きくしな
ければならず、装置自体を相当大きくせざるを得ない。
少なくとも3つ以上の露光系を又ドラム外周側には露光
系と対応する数の帯電手段と露光手段を交互に配置する
必要があり、結果としてその分ドラム外径を大きくしな
ければならず、装置自体を相当大きくせざるを得ない。
【0005】 かかる欠点を解消する為に現像器のみを周方向に3若
しくは4個配列し、一方露光器と帯電器は夫々一個ずつ
前記現像器群の配設位置のドラム回転方向上流側に配
し、該一対の露光器と帯電器を利用してドラム1回転毎
に帯電−露光を繰返し、対応する色現像を行ないながら
多色現像を可能とする技術(特開平2−198466)も提案
させなければならず、必然的に画素形成速度が遅延化す
るという欠点を有す。
しくは4個配列し、一方露光器と帯電器は夫々一個ずつ
前記現像器群の配設位置のドラム回転方向上流側に配
し、該一対の露光器と帯電器を利用してドラム1回転毎
に帯電−露光を繰返し、対応する色現像を行ないながら
多色現像を可能とする技術(特開平2−198466)も提案
させなければならず、必然的に画素形成速度が遅延化す
るという欠点を有す。
【0006】 本発明はかかる従来技術の欠点に鑑み、トナー像担持
体を大きくすることなく又結果として装置の大型化を招
く事なく更には画像速度の遅延化を招くことなく容易に
カラー画像を形成し得る画像形成装置を提供することを
目的とする。 本発明の他の目的とする所は、装置の小型化と部品点
数の削減を達成しつつ記録材の片面若しくは両面側に任
意の色のトナー像を形成し得る画像形成装置を提供する
ことにある。
体を大きくすることなく又結果として装置の大型化を招
く事なく更には画像速度の遅延化を招くことなく容易に
カラー画像を形成し得る画像形成装置を提供することを
目的とする。 本発明の他の目的とする所は、装置の小型化と部品点
数の削減を達成しつつ記録材の片面若しくは両面側に任
意の色のトナー像を形成し得る画像形成装置を提供する
ことにある。
【0007】
請求項1記載の発明は、正逆回転可能に構成したトナ
ー像担持体内部に複数の露光手段を配するとともに該露
光手段を揺動可能とし、前記トナー像担持体外周面に前
記露光手段の整数倍の複数の現像手段を前記揺動位置に
対応させて配したカラー画像形成装置において、 前記複数の現像手段は、前記複数の露光手段の各々の
揺動域に対応して複数がペアとして配置されるととも
に、前記トナー像担持体の回転方向に対応して、所望の
現像手段を選択可能に構成し、 少なくとも、前記露光手段を前記トナー像担持体の正
回転時及び逆回転時に揺動させて前記現像手段によりト
ナー像を多重化させてカラー画像を形成するように構成
した事を特徴とする。
ー像担持体内部に複数の露光手段を配するとともに該露
光手段を揺動可能とし、前記トナー像担持体外周面に前
記露光手段の整数倍の複数の現像手段を前記揺動位置に
対応させて配したカラー画像形成装置において、 前記複数の現像手段は、前記複数の露光手段の各々の
揺動域に対応して複数がペアとして配置されるととも
に、前記トナー像担持体の回転方向に対応して、所望の
現像手段を選択可能に構成し、 少なくとも、前記露光手段を前記トナー像担持体の正
回転時及び逆回転時に揺動させて前記現像手段によりト
ナー像を多重化させてカラー画像を形成するように構成
した事を特徴とする。
【0008】 すなわち、前記トナー像担持体を正逆回転可能に構成
するとともに、該トナー像担持体の回転方向に対応し
て、所望の現像手段を選択可能に構成しているために、
前記各従来技術の様に各色毎のトナー像の現像のトナー
像担持体の一方向のみの回転動作で行なうのではなく、
正転動作時と逆転動作時に分割して所望数の現像を可能
にする事が出来、これにより露光手段を1/2に削減する
ことが可能となる。 又前記正転動作時と逆転動作時いずれも現像可能であ
る事は、記録材の両面現像も容易に行なうことが出来
る。
するとともに、該トナー像担持体の回転方向に対応し
て、所望の現像手段を選択可能に構成しているために、
前記各従来技術の様に各色毎のトナー像の現像のトナー
像担持体の一方向のみの回転動作で行なうのではなく、
正転動作時と逆転動作時に分割して所望数の現像を可能
にする事が出来、これにより露光手段を1/2に削減する
ことが可能となる。 又前記正転動作時と逆転動作時いずれも現像可能であ
る事は、記録材の両面現像も容易に行なうことが出来
る。
【0009】 又請求項2記載のように、記録材側へトナー像を転写
する転写位置を挟んで、前記トナー像担持体の両側に前
記複数の現像手段のペアを配置し、前記ペアより前記転
写位置に至る場所に前記トナー像担持体外周面上に対応
させて夫々クリーニング手段を配するとともに、前記ト
ナー像担持体の回転方向に対応して、前記クリーニング
手段を前記トナー像担持体に接触/非接触可能に構成す
ることも本発明の有効な手段である。 かかる技術は、正転動作時若しくは逆転動作時のいず
れにおいても画像形成を円滑化する為に提案されたもの
で、記録材側へトナー像を転写する転写位置を挟んで、
前記トナー像担持体の両側に前記複数の現像手段のペア
を配置し、前記ペアより前記転写位置に至る場所に前記
トナー像担持体外周面上に対応させて夫々クリーニング
手段を配するとともに、前記トナー像担持体の回転方向
に対応して、前記クリーニング手段を前記トナー像担持
体に接触/非接触可能に構成しているので、前記トナー
像担持体をいずれの方向に回転させた場合でも転写位置
上流側では何等トナー像を乱すことなく、転写位置の下
流側のみにクリーニング手段を接触させて残留トナーを
除去することが可能となる。
する転写位置を挟んで、前記トナー像担持体の両側に前
記複数の現像手段のペアを配置し、前記ペアより前記転
写位置に至る場所に前記トナー像担持体外周面上に対応
させて夫々クリーニング手段を配するとともに、前記ト
ナー像担持体の回転方向に対応して、前記クリーニング
手段を前記トナー像担持体に接触/非接触可能に構成す
ることも本発明の有効な手段である。 かかる技術は、正転動作時若しくは逆転動作時のいず
れにおいても画像形成を円滑化する為に提案されたもの
で、記録材側へトナー像を転写する転写位置を挟んで、
前記トナー像担持体の両側に前記複数の現像手段のペア
を配置し、前記ペアより前記転写位置に至る場所に前記
トナー像担持体外周面上に対応させて夫々クリーニング
手段を配するとともに、前記トナー像担持体の回転方向
に対応して、前記クリーニング手段を前記トナー像担持
体に接触/非接触可能に構成しているので、前記トナー
像担持体をいずれの方向に回転させた場合でも転写位置
上流側では何等トナー像を乱すことなく、転写位置の下
流側のみにクリーニング手段を接触させて残留トナーを
除去することが可能となる。
【0010】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を例示的に詳し
く説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定す
る趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。 図1は、本発明の実施例に係る画像形成装置の要部構
成を示し、1はドラム状の透光性支持体1a上に透光性導
電層1bと光導電体層1cを積層してなる中空円筒状の感光
体ドラムで、正逆方向に回転可能に構成するとともに、
導電層1bを接地する。
く説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品
の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な
記載がない限りは、この発明の範囲をそれのみに限定す
る趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。 図1は、本発明の実施例に係る画像形成装置の要部構
成を示し、1はドラム状の透光性支持体1a上に透光性導
電層1bと光導電体層1cを積層してなる中空円筒状の感光
体ドラムで、正逆方向に回転可能に構成するとともに、
導電層1bを接地する。
【0011】 そして該感光体ドラム1の外周下面側には転写ローラ
2を同期回転可能に接触配置するとともに、該転写位置
のほぼ接戦方向に沿って記録紙搬送路を形成し、該転写
位置を挟んで記録紙搬送路の両側対称位置に夫々、ヒー
タを内包したレジストローラ3A,3Bを配置する。(尚便
宜的に感光体ドラムの正回転時における移動方向に従っ
て図上右方を上流側、左方を下流側とする) 尚前記ヒータは、ローラ表面温度がトナーが溶融しな
い予備加熱(待機温度)温度とトナー定着温度に二段階
加熱可能に設定されている。
2を同期回転可能に接触配置するとともに、該転写位置
のほぼ接戦方向に沿って記録紙搬送路を形成し、該転写
位置を挟んで記録紙搬送路の両側対称位置に夫々、ヒー
タを内包したレジストローラ3A,3Bを配置する。(尚便
宜的に感光体ドラムの正回転時における移動方向に従っ
て図上右方を上流側、左方を下流側とする) 尚前記ヒータは、ローラ表面温度がトナーが溶融しな
い予備加熱(待機温度)温度とトナー定着温度に二段階
加熱可能に設定されている。
【0012】 そして、右レジストローラ3Aの上流側には給紙カセッ
ト13と給紙ローラ13aが、又左レジストローラ3Bの下流
側の搬送路は、切替レバー4Aの切替操作により順排紙と
反転排紙が可能なように2股に分岐させ、一の分岐路は
上方に向けC状に湾曲させて反転給紙路5Aとなし、他の
分岐路5Bは上下に二層に分れた排紙カセット6を設けて
いる。排紙カセット6は前端に切替レバー4Bを設け、上
層6Aと下層6Bに選択的に記録紙を排出可能に構成すると
ともに、下層側にはその入口端に給紙兼用の排紙ローラ
6Cを正逆回転可能に設ける。
ト13と給紙ローラ13aが、又左レジストローラ3Bの下流
側の搬送路は、切替レバー4Aの切替操作により順排紙と
反転排紙が可能なように2股に分岐させ、一の分岐路は
上方に向けC状に湾曲させて反転給紙路5Aとなし、他の
分岐路5Bは上下に二層に分れた排紙カセット6を設けて
いる。排紙カセット6は前端に切替レバー4Bを設け、上
層6Aと下層6Bに選択的に記録紙を排出可能に構成すると
ともに、下層側にはその入口端に給紙兼用の排紙ローラ
6Cを正逆回転可能に設ける。
【0013】 一方、感光体ドラム1外周面側には転写位置を挟んで
ファーブラシ7A,7Bと各二つの現像カートリッジ8B…が
配置されており、又感光体ドラム1内には、転写位置を
挟んでドラム1軸線を中心に前記夫々対応する右方若し
くは左方の各カートリッジ8B…の現像位置の範囲を揺動
可能な露光ユニット9A,9Bが配設されている。
ファーブラシ7A,7Bと各二つの現像カートリッジ8B…が
配置されており、又感光体ドラム1内には、転写位置を
挟んでドラム1軸線を中心に前記夫々対応する右方若し
くは左方の各カートリッジ8B…の現像位置の範囲を揺動
可能な露光ユニット9A,9Bが配設されている。
【0014】 次に前記各部材の構成について説明するに、 現像カートリッジ8B…は、図上右方には、ブラック、
イエローの各色の導電性トナーを収納したカートリッジ
8B,8Yが、又図上左方にはマゼンダ、及びシアンの各色
の導電性トナーを収納した夫々のカートリッジ8M,8Cを
周方向に所定距離ずつ隔てて配列し、現像スリーブ81
(図2)の回転により前記露光系の露光像を順次現像可
能に構成されている。
イエローの各色の導電性トナーを収納したカートリッジ
8B,8Yが、又図上左方にはマゼンダ、及びシアンの各色
の導電性トナーを収納した夫々のカートリッジ8M,8Cを
周方向に所定距離ずつ隔てて配列し、現像スリーブ81
(図2)の回転により前記露光系の露光像を順次現像可
能に構成されている。
【0015】 ファーブラシ7A,7Bは回転停止時は感光体ドラム1に
接触せず、回転により始めて該ドラム1に摺擦可能に構
成し、即ちより具体的にはドラム1正回転時には図上左
方のファーブラシ7Bが回転し、ドラム1逆回転時には図
上右方のファーブラシ7Aが回転するように構成し、これ
により転写後の残留トナーのみが除去可能に構成し得
る。
接触せず、回転により始めて該ドラム1に摺擦可能に構
成し、即ちより具体的にはドラム1正回転時には図上左
方のファーブラシ7Bが回転し、ドラム1逆回転時には図
上右方のファーブラシ7Aが回転するように構成し、これ
により転写後の残留トナーのみが除去可能に構成し得
る。
【0016】 露光ユニット9A,9Bは画像情報に対応した光出力を生
成するLED列91と集束性レンズ92(商品名:セルフォッ
クレンズ)からなり、これを一体的に現像位置と対応す
る所定角度範囲揺動可能に構成する。
成するLED列91と集束性レンズ92(商品名:セルフォッ
クレンズ)からなり、これを一体的に現像位置と対応す
る所定角度範囲揺動可能に構成する。
【0017】 次にかかる実施例の作用を説明する。 先ず感光体ドラム1を正回転(以下他のローラモ実線
方向に回転する)させながら、左露光ユニット9Bをマゼ
ンダの現像カートリッジ8Mの位置に、又右露光ユニット
9Aをブラックの現像カートリッジ8Bの位置に夫々固定し
た状態で2色の露光/現像を行なう。
方向に回転する)させながら、左露光ユニット9Bをマゼ
ンダの現像カートリッジ8Mの位置に、又右露光ユニット
9Aをブラックの現像カートリッジ8Bの位置に夫々固定し
た状態で2色の露光/現像を行なう。
【0018】 そして該2色のトナー像はドラム1の回転に従って転
写位置に導かれる訳だが、この際右ファーブラシ7Aは回
転を停止しているためにドラム1と接触せず、従って前
記トナー像が乱れることはない。
写位置に導かれる訳だが、この際右ファーブラシ7Aは回
転を停止しているためにドラム1と接触せず、従って前
記トナー像が乱れることはない。
【0019】 一方、記録紙搬送路側では、給紙カセット13より右レ
ジストローラ3A入口端に導かれた記録紙10を前記トナー
像とのタイミングを取りながら転写位置に送られるわけ
であるが、この際前記右レジストローラ3Aはヒータによ
り予熱温度に加熱されている為に、前記記録紙10が除湿
され高抵抗を維持した状態で転写位置に導かれ、これに
より導電性トナーを用いた場合でも円滑な転写が可能と
なる。
ジストローラ3A入口端に導かれた記録紙10を前記トナー
像とのタイミングを取りながら転写位置に送られるわけ
であるが、この際前記右レジストローラ3Aはヒータによ
り予熱温度に加熱されている為に、前記記録紙10が除湿
され高抵抗を維持した状態で転写位置に導かれ、これに
より導電性トナーを用いた場合でも円滑な転写が可能と
なる。
【0020】 そして前記転写後、左ファーブラシ7Bの回転により残
留トナーが除去され次の露光現像に備えるとともに、記
録紙10側では定着温度に加熱されている左レジストロー
ラ3Bを通過することにより定着が行なわれ、例えばモノ
クロ(ブラック)の印刷の場合は前記第1切替レバー4A
を下に下げることにより反転排紙が行なわれ、又第1切
替レバー4Aを上に第2切替レバー4Bを下に下げる事によ
り排紙カセット上面6Aに順排紙することが可能となる。
留トナーが除去され次の露光現像に備えるとともに、記
録紙10側では定着温度に加熱されている左レジストロー
ラ3Bを通過することにより定着が行なわれ、例えばモノ
クロ(ブラック)の印刷の場合は前記第1切替レバー4A
を下に下げることにより反転排紙が行なわれ、又第1切
替レバー4Aを上に第2切替レバー4Bを下に下げる事によ
り排紙カセット上面6Aに順排紙することが可能となる。
【0021】 一方カラーの場合は第1切替レバー4Aと第2切替レバ
ー4Bとを上に上げる事により排紙カセット下側6Bに一旦
2色現像された記録紙10が収納され、次に排紙ローラ6C
を逆回転させて前記記録紙10を左レジストローラ3Bの位
置に戻した後、感光体ドラム1を逆回転(以下他のロー
ラも一点鎖線方向の回転に切換わる)させながら、左露
光ユニット9Bをシアンの現像カートリッジ8Cの位置に、
又右露光ユニット9Aをイエローの現像カートリッジ8Yの
位置に夫々移動固定した状態で残りの2色の露光/現像
を行なう。 そして該残りの2色のトナー像はドラム1の逆回転に
従って転写位置に導かれる訳だが、この際左ファーブラ
シ7Bは回転を停止しているためにドラム1と接触せず、
従って前記トナー像が乱れることはない。
ー4Bとを上に上げる事により排紙カセット下側6Bに一旦
2色現像された記録紙10が収納され、次に排紙ローラ6C
を逆回転させて前記記録紙10を左レジストローラ3Bの位
置に戻した後、感光体ドラム1を逆回転(以下他のロー
ラも一点鎖線方向の回転に切換わる)させながら、左露
光ユニット9Bをシアンの現像カートリッジ8Cの位置に、
又右露光ユニット9Aをイエローの現像カートリッジ8Yの
位置に夫々移動固定した状態で残りの2色の露光/現像
を行なう。 そして該残りの2色のトナー像はドラム1の逆回転に
従って転写位置に導かれる訳だが、この際左ファーブラ
シ7Bは回転を停止しているためにドラム1と接触せず、
従って前記トナー像が乱れることはない。
【0022】 一方、前記左レジストローラ3B入口端に導かれた記録
紙10を前記トナー像とのタイミングを取りながら転写位
置に送られるわけであるが、この際左レジストローラー
3Bは定着温度から予熱温度に切換わっているために最初
に印刷したトナー像に何等影響を及ぼさない。 そして前記残りのトナー像を転写後、右ファーブラシ
7Aの回転により残留トナーが除去され次の露光現像に備
えるとともに、記録紙10側では定着温度に加熱されてい
る右レジストローラ3Aを通過することにより定着が行な
われ、4色のカラー現像された記録紙10が給紙カセット
13側に排紙される。
紙10を前記トナー像とのタイミングを取りながら転写位
置に送られるわけであるが、この際左レジストローラー
3Bは定着温度から予熱温度に切換わっているために最初
に印刷したトナー像に何等影響を及ぼさない。 そして前記残りのトナー像を転写後、右ファーブラシ
7Aの回転により残留トナーが除去され次の露光現像に備
えるとともに、記録紙10側では定着温度に加熱されてい
る右レジストローラ3Aを通過することにより定着が行な
われ、4色のカラー現像された記録紙10が給紙カセット
13側に排紙される。
【0023】 図2は両面印刷を可能とする他の実施例で、左レジス
トローラ3Bの下流側に反転ローラ11とU字状の反転搬送
路12を設け、先ず前記感光体ドラム1を正回転(以下他
のローラも実線方向に回転する)させながら、左露光ユ
ニット9Bと右露光ユニット9Aを所望の現像カートリッジ
8B…の位置に夫々固定した状態で2色若しくは1色の露
光/現像を行なう。
トローラ3Bの下流側に反転ローラ11とU字状の反転搬送
路12を設け、先ず前記感光体ドラム1を正回転(以下他
のローラも実線方向に回転する)させながら、左露光ユ
ニット9Bと右露光ユニット9Aを所望の現像カートリッジ
8B…の位置に夫々固定した状態で2色若しくは1色の露
光/現像を行なう。
【0024】 そして該トナー像を右レジストローラ3Aの通過により
除湿高抵抗化を維持した記録紙10に転写後、左レジスト
ローラ3Bにより定着が行なわれ、その後反転ローラ11に
より反転させて左レジストローラ3Bの位置に戻した後、
感光体ドラム1を逆回転(以下他のローラも一点鎖線方
向の回転に切換わる)させながら、所望の色の露光/現
像を行ない該トナーを記録紙10側に転写後、定着温度に
加熱されている右レジストローラ3Aを通過することによ
り定着が行なわれ、両面印刷された記録紙10が給紙カセ
ット13側に排紙される。
除湿高抵抗化を維持した記録紙10に転写後、左レジスト
ローラ3Bにより定着が行なわれ、その後反転ローラ11に
より反転させて左レジストローラ3Bの位置に戻した後、
感光体ドラム1を逆回転(以下他のローラも一点鎖線方
向の回転に切換わる)させながら、所望の色の露光/現
像を行ない該トナーを記録紙10側に転写後、定着温度に
加熱されている右レジストローラ3Aを通過することによ
り定着が行なわれ、両面印刷された記録紙10が給紙カセ
ット13側に排紙される。
【0025】
以上記載した如く本発明によれば、トナー像担持体を
大きくすることなく又結果として装置の大型化を招く事
なく更には画像速度の遅延化を招くことなく容易にカラ
ー画像を形成し得る。 又本発明によれば、装置の小型化と部品点数の削減を
刷りつつ所望のトナー像の片面若しくは両面印刷を容易
に行なう事が出来る。 等の種々の著効を有す。
大きくすることなく又結果として装置の大型化を招く事
なく更には画像速度の遅延化を招くことなく容易にカラ
ー画像を形成し得る。 又本発明によれば、装置の小型化と部品点数の削減を
刷りつつ所望のトナー像の片面若しくは両面印刷を容易
に行なう事が出来る。 等の種々の著効を有す。
【図1】 図1は本発明の実施例に係るカラー画像形成装置の要部
構成を示す概略図。
構成を示す概略図。
【図2】 図2は本発明の他の実施例に係るカラー画像形成装置の
要部構成を示す概略図。
要部構成を示す概略図。
1……像担持体 2……転写ローラ 7A,7B……ファーブラシ(クリーニング手段) 8B……現像手段 9A、9B……露光ユニット(露光手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−235976(JP,A) 特開 昭63−58463(JP,A) 特開 平1−213673(JP,A) 特開 平2−83559(JP,A) 実開 昭62−2055(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/04 - 15/056
Claims (2)
- 【請求項1】正逆回転可能に構成したトナー像担持体内
部に複数の露光手段を配するとともに該露光手段を揺動
可能とし、前記トナー像担持体外周面に前記露光手段の
整数倍の複数の現像手段を前記揺動位置に対応させて配
したカラー画像形成装置において、 前記複数の現像手段は、前記複数の露光手段の各々の揺
動域に対応して複数がペアとして配置されるとともに、
前記トナー像担持体の回転方向に対応して、所望の現像
手段を選択可能に構成し、 少なくとも、前記露光手段を前記トナー像担持体の正回
転時及び逆回転時に揺動させて前記現像手段によりトナ
ー像を多重化させてカラー画像を形成するように構成し
た事を特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】記録材側へトナー像を転写する転写位置を
挟んで、前記トナー像担持体の両側に前記複数の現像手
段のペアを配置し、前記ペアより前記転写位置に至る場
所に前記トナー像担持体外周面上に対応させて夫々クリ
ーニング手段を配するとともに、前記トナー像担持体の
回転方向に対応して、前記クリーニング手段を前記トナ
ー像担持体に接触/非接触可能に構成した事を特徴とす
る請求項1記載のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2322269A JP2898744B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2322269A JP2898744B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04190371A JPH04190371A (ja) | 1992-07-08 |
JP2898744B2 true JP2898744B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18141762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2322269A Expired - Fee Related JP2898744B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2898744B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2322269A patent/JP2898744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04190371A (ja) | 1992-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |