JP2898547B2 - 金型一体型射出成形品取出機 - Google Patents
金型一体型射出成形品取出機Info
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- JP2898547B2 JP2898547B2 JP6193837A JP19383794A JP2898547B2 JP 2898547 B2 JP2898547 B2 JP 2898547B2 JP 6193837 A JP6193837 A JP 6193837A JP 19383794 A JP19383794 A JP 19383794A JP 2898547 B2 JP2898547 B2 JP 2898547B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/42—Removing or ejecting moulded articles using means movable from outside the mould between mould parts, e.g. robots
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- Robotics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形品取出機に関
し、更には金型と一体になった射出成形品取出機に関す
るものである。
し、更には金型と一体になった射出成形品取出機に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】射出成形機のプラテンに固定された金型
から合成樹脂の射出成形品（以下、ワークと言う。）を
取り出すとき、射出成形品取出機が使用される。射出成
形品取出機は、種々の型式のものが開発され、実用化さ
れているが、チャックが横走行するものと回動するもの
に大別される。横走行型のものは、一般的に、水平方向
（Ｘ軸方向）に配置されたトラバース台にトラバーサー
が走行可能に取り付けられており、トラバーサーに搭載
されたチャックは、トラバーサーに対してＹＺ軸方向に
移動可能になっている。
から合成樹脂の射出成形品（以下、ワークと言う。）を
取り出すとき、射出成形品取出機が使用される。射出成
形品取出機は、種々の型式のものが開発され、実用化さ
れているが、チャックが横走行するものと回動するもの
に大別される。横走行型のものは、一般的に、水平方向
（Ｘ軸方向）に配置されたトラバース台にトラバーサー
が走行可能に取り付けられており、トラバーサーに搭載
されたチャックは、トラバーサーに対してＹＺ軸方向に
移動可能になっている。
【０００３】従って、チャックはＸＹＺ軸方向に移動可
能であるが、このチャックが降下して型開きした金型間
に（Ｚ軸方向）侵入し、金型面に少し接近して（Ｙ軸方
向）ワークのランナーを把持し、再び金型面から少し離
れて上昇し、横走行（Ｘ軸方向）してワークを解放し、
射出成形機外に排出する。
能であるが、このチャックが降下して型開きした金型間
に（Ｚ軸方向）侵入し、金型面に少し接近して（Ｙ軸方
向）ワークのランナーを把持し、再び金型面から少し離
れて上昇し、横走行（Ｘ軸方向）してワークを解放し、
射出成形機外に排出する。
【０００４】また、回動型のものは、チャックがＹＺ軸
方向に移動可能であるとともに回動軸を中心に回動可能
であり、チャックが降下して型開きした金型間に（Ｚ軸
方向）侵入し、金型面に少し接近して（Ｙ軸方向）ワー
クのランナーを把持し、再び金型面から少し離れて上昇
し、チャックは、例えば４５゜程度回動して首を振る。
そして、斜め方向に降下してワークを解放し、射出成形
機外に排出する。
方向に移動可能であるとともに回動軸を中心に回動可能
であり、チャックが降下して型開きした金型間に（Ｚ軸
方向）侵入し、金型面に少し接近して（Ｙ軸方向）ワー
クのランナーを把持し、再び金型面から少し離れて上昇
し、チャックは、例えば４５゜程度回動して首を振る。
そして、斜め方向に降下してワークを解放し、射出成形
機外に排出する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、横走行型の
射出成形品取出機のトラバース台や回動型の射出成形品
取出機の回動軸を保持する基台は連結台を介して射出成
形機のダイベースに固定されている。つまり、射出成形
品取出機は、頻繁に型交換される金型に対して汎用機に
なっており、金型を交換しても同一の射出成形品取出機
を使用している。従って、金型が異なるとワークの配置
も異なるので、金型交換のたびに、チャックがその金型
のワークのランナーの位置に停止するように射出成形品
取出機を調整する必要がある。このため、この調整に手
間を要し、型交換時間の短縮を阻害する大きな要因にな
っている。
射出成形品取出機のトラバース台や回動型の射出成形品
取出機の回動軸を保持する基台は連結台を介して射出成
形機のダイベースに固定されている。つまり、射出成形
品取出機は、頻繁に型交換される金型に対して汎用機に
なっており、金型を交換しても同一の射出成形品取出機
を使用している。従って、金型が異なるとワークの配置
も異なるので、金型交換のたびに、チャックがその金型
のワークのランナーの位置に停止するように射出成形品
取出機を調整する必要がある。このため、この調整に手
間を要し、型交換時間の短縮を阻害する大きな要因にな
っている。
【０００６】また、射出成形品取出機が連結台を介して
射出成形機のダイベースに固定されているので、つま
り、金型から離れた位置に固定されているので、チャッ
クのＸＹＺ軸方向のストロークが大きくなり、射出成形
品取出機が大型化する。従って、射出成形機の周囲に広
いスペースを要すると共に、コストが高くなる不具合が
ある。
射出成形機のダイベースに固定されているので、つま
り、金型から離れた位置に固定されているので、チャッ
クのＸＹＺ軸方向のストロークが大きくなり、射出成形
品取出機が大型化する。従って、射出成形機の周囲に広
いスペースを要すると共に、コストが高くなる不具合が
ある。
【０００７】そこで本発明は、型交換時にチャック位置
の調整が不要であり、軽量でコンパクトな射出成形品取
出機を提供することを目的とする。
の調整が不要であり、軽量でコンパクトな射出成形品取
出機を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の射出成形品取出機は、横走行型の場合
は、開いた金型間に侵入してワークを把持するチャック
がＸＹＺ軸方向に移動可能であり、このチャックを搭載
したトラバーサーが走行するトラバース台を射出成形機
の金型の側面に直接固定し、金型一体型とする。また、
チャックがＸＹ軸方向に移動可能である場合は、このト
ラバース台を射出成形機の金型の側面に直接固定し、金
型一体型とする。次に、回動型の場合は、開いた金型間
に侵入して合成樹脂の射出成形品を把持するチャックが
ＹＺ軸方向に移動可能であるとともに回動軸を中心に回
動可能であり、この回動軸を保持する基台を射出成形機
の金型に固定し、金型一体型とする。
めに、本発明の射出成形品取出機は、横走行型の場合
は、開いた金型間に侵入してワークを把持するチャック
がＸＹＺ軸方向に移動可能であり、このチャックを搭載
したトラバーサーが走行するトラバース台を射出成形機
の金型の側面に直接固定し、金型一体型とする。また、
チャックがＸＹ軸方向に移動可能である場合は、このト
ラバース台を射出成形機の金型の側面に直接固定し、金
型一体型とする。次に、回動型の場合は、開いた金型間
に侵入して合成樹脂の射出成形品を把持するチャックが
ＹＺ軸方向に移動可能であるとともに回動軸を中心に回
動可能であり、この回動軸を保持する基台を射出成形機
の金型に固定し、金型一体型とする。
【０００９】
【作用】すなわち、トラバース台や回動軸を保持する基
台を射出成形機の金型に固定して金型一体型とするの
で、射出成形品取出機は金型ごとの専用機となり、金型
交換時にチャック位置の調整が不要になる。そして、チ
ャックのストロークが小さくてよいので、軽量でコンパ
クトな射出成形品取出機とすることができる。
台を射出成形機の金型に固定して金型一体型とするの
で、射出成形品取出機は金型ごとの専用機となり、金型
交換時にチャック位置の調整が不要になる。そして、チ
ャックのストロークが小さくてよいので、軽量でコンパ
クトな射出成形品取出機とすることができる。
【００１０】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいて本発明を
具体的に説明する。図１は第１の実施例を示すが、射出
成形機の一対のダイベース７は４本のタイロッド７１に
て接続され、ダイベース７に金型８が取り付けられてい
る。そして、一方のダイベース７が移動することにより
金型８が開閉する。金型８の近傍には、ワークを排出す
るシュート９が配置されている。
具体的に説明する。図１は第１の実施例を示すが、射出
成形機の一対のダイベース７は４本のタイロッド７１に
て接続され、ダイベース７に金型８が取り付けられてい
る。そして、一方のダイベース７が移動することにより
金型８が開閉する。金型８の近傍には、ワークを排出す
るシュート９が配置されている。
【００１１】本実施例の射出成形品取出機は横走行型で
あり、トラバース台１は、金型面と平行方向であるＸ方
向に配置され、連結台１１によって金型８の上面に固定
されている。トラバーサー２は、トラバース台１内に配
置されたＸ軸エアシリンダー（図示略）で駆動されて、
トラバース台２の案内ロッド１３で案内されてＸ方向に
移動する。
あり、トラバース台１は、金型面と平行方向であるＸ方
向に配置され、連結台１１によって金型８の上面に固定
されている。トラバーサー２は、トラバース台１内に配
置されたＸ軸エアシリンダー（図示略）で駆動されて、
トラバース台２の案内ロッド１３で案内されてＸ方向に
移動する。
【００１２】トラバーサー２には、Ｙ軸エアシリンダー
２１が取り付けられるとともに、２本の案内ロッド２２
が挿通されており、Ｙ軸エアシリンダー２１と案内ロッ
ド２２の先端には、第２トラバーサー４が取り付けられ
ている。従って、第２トラバーサー４はＸＹ方向に移動
可能である。
２１が取り付けられるとともに、２本の案内ロッド２２
が挿通されており、Ｙ軸エアシリンダー２１と案内ロッ
ド２２の先端には、第２トラバーサー４が取り付けられ
ている。従って、第２トラバーサー４はＸＹ方向に移動
可能である。
【００１３】次に、第２トラバーサー４には、Ｚ軸エア
シリンダー４１が取り付けられるとともに、２本の案内
ロッド４２が挿通されており、Ｚ軸エアシリンダー４１
と案内ロッド４２の先端には、チャック板３１が取り付
けられている。そして、チャック板３１にはチッャク３
が取り付けられている。従って、チッャク３は、Ｘ軸エ
アシリンダー、Ｙ軸エアシリンダー２１、Ｚ軸エアシリ
ンダー４１が作動することにより、ＸＹＺ方向に移動可
能である。
シリンダー４１が取り付けられるとともに、２本の案内
ロッド４２が挿通されており、Ｚ軸エアシリンダー４１
と案内ロッド４２の先端には、チャック板３１が取り付
けられている。そして、チャック板３１にはチッャク３
が取り付けられている。従って、チッャク３は、Ｘ軸エ
アシリンダー、Ｙ軸エアシリンダー２１、Ｚ軸エアシリ
ンダー４１が作動することにより、ＸＹＺ方向に移動可
能である。
【００１４】しかして、金型８が開くと、Ｚ軸エアシリ
ンダー４１が作動してチャック３は（１）に示すように
下降し、続いて（２）に示すようにチャック３が閉じて
ワークＷのランナーを把持する。そして、Ｙ軸エアシリ
ンダー２１が作動して（３）に示すようにワークＷを金
型面から分離し、Ｚ軸エアシリンダー４１が作動して
（４）に示すよう上昇し、続いてＹ軸エアシリンダー２
１とＸ軸エアシリンダーが動作して（５）に示すように
横走行し、シュート９の上で停止する。そして、（６）
に示すようにチャック３が開くとワークＷはシュート９
上に落下し、シュート９に導かれて所定場所に排出され
るが、続いてＸ軸エアシリンダーが動作して（７）に示
すようにチャック３は原位置に復帰し、１サイクルが終
了する。
ンダー４１が作動してチャック３は（１）に示すように
下降し、続いて（２）に示すようにチャック３が閉じて
ワークＷのランナーを把持する。そして、Ｙ軸エアシリ
ンダー２１が作動して（３）に示すようにワークＷを金
型面から分離し、Ｚ軸エアシリンダー４１が作動して
（４）に示すよう上昇し、続いてＹ軸エアシリンダー２
１とＸ軸エアシリンダーが動作して（５）に示すように
横走行し、シュート９の上で停止する。そして、（６）
に示すようにチャック３が開くとワークＷはシュート９
上に落下し、シュート９に導かれて所定場所に排出され
るが、続いてＸ軸エアシリンダーが動作して（７）に示
すようにチャック３は原位置に復帰し、１サイクルが終
了する。
【００１５】以上の（１）〜（７）のチャック３の動き
は、従来の射出成形品取出機のものとほとんど同じであ
るが、トラバース台１が連結台１１によって金型８の上
面に固定された金型一体型であるので、ＸＹＺ方向のい
ずれのストロークも短くなり、従って、軽量でコンパク
トな構造になっている。そして、本実施例の射出成形品
取出機はその金型専用であるので、金型交換のときに、
チャックの位置合わせのための調整が不要であり、型交
換時間を著しく短縮することができる。
は、従来の射出成形品取出機のものとほとんど同じであ
るが、トラバース台１が連結台１１によって金型８の上
面に固定された金型一体型であるので、ＸＹＺ方向のい
ずれのストロークも短くなり、従って、軽量でコンパク
トな構造になっている。そして、本実施例の射出成形品
取出機はその金型専用であるので、金型交換のときに、
チャックの位置合わせのための調整が不要であり、型交
換時間を著しく短縮することができる。
【００１６】次に、図２に基づいて第２の実施例を説明
する。この実施例では、Ｘ軸方向のトラバース台１が金
型８の側面に直接取り付けられている。トラバース台１
の取付レベルは、後に説明するように、チャック３がワ
ークＷのランナーを把持できる位置に定められる。そし
て、トラバース台１に跨設されたトラバーサー２は、Ｘ
軸エアシリンダー１２に駆動されてＸ軸方向に移動す
る。トラバーサー２には、Ｙ軸エアシリンダー２１が取
り付けられるとともに、２本の案内ロッド２２が挿通さ
れており、Ｙ軸エアシリンダー２１と案内ロッド２２の
先端には、チャック板３１が取り付けられている。そし
て、チャック板３１にはチッャク３が取り付けられてい
る。従って、チッャク３は、Ｘ軸エアシリンダー１２と
Ｙ軸エアシリンダー２１が作動することにより、ＸＹ方
向に移動可能である。
する。この実施例では、Ｘ軸方向のトラバース台１が金
型８の側面に直接取り付けられている。トラバース台１
の取付レベルは、後に説明するように、チャック３がワ
ークＷのランナーを把持できる位置に定められる。そし
て、トラバース台１に跨設されたトラバーサー２は、Ｘ
軸エアシリンダー１２に駆動されてＸ軸方向に移動す
る。トラバーサー２には、Ｙ軸エアシリンダー２１が取
り付けられるとともに、２本の案内ロッド２２が挿通さ
れており、Ｙ軸エアシリンダー２１と案内ロッド２２の
先端には、チャック板３１が取り付けられている。そし
て、チャック板３１にはチッャク３が取り付けられてい
る。従って、チッャク３は、Ｘ軸エアシリンダー１２と
Ｙ軸エアシリンダー２１が作動することにより、ＸＹ方
向に移動可能である。
【００１７】しかして、金型８が開くと、Ｘ軸エアシリ
ンダー１２が作動して（１）に示すようチャック３はＸ
軸方向に横走行し、続いて（２）に示すようにチャック
３が閉じてワークＷのランナーを把持する。そして、Ｙ
軸エアシリンダー２１が作動して（３）に示すようにワ
ークＷを金型面から分離し、続いてＸ軸エアシリンダー
１２が作動して（４）に示すようシュート９の上で停止
する。そして、（５）に示すようにチャック３が開くと
ワークＷはシュート９上に落下し、シュート９に導かれ
て所定場所に排出されるが、続いてＸ軸エアシリンダー
１２が動作して（６）に示すようにチャック３は原位置
に復帰し、１サイクルが終了する。
ンダー１２が作動して（１）に示すようチャック３はＸ
軸方向に横走行し、続いて（２）に示すようにチャック
３が閉じてワークＷのランナーを把持する。そして、Ｙ
軸エアシリンダー２１が作動して（３）に示すようにワ
ークＷを金型面から分離し、続いてＸ軸エアシリンダー
１２が作動して（４）に示すようシュート９の上で停止
する。そして、（５）に示すようにチャック３が開くと
ワークＷはシュート９上に落下し、シュート９に導かれ
て所定場所に排出されるが、続いてＸ軸エアシリンダー
１２が動作して（６）に示すようにチャック３は原位置
に復帰し、１サイクルが終了する。
【００１８】このように、本実施例もトラバース台１が
金型８の側面に直接固定された金型一体型であるので、
ＸＹ方向のいずれのストロークも短くなり、極めて軽量
でコンパクトな構造になっており、かつ、金型交換のと
きに、チャックの位置合わせのための調整が不要であ
り、型交換時間を著しく短縮することができるが、チャ
ック３の移動方向がＸＹの２軸のみであるので、サイク
ルタイムが短くて短時間でワークを取り出すことが可能
であり、射出成形のサイクルアップに大きく寄与でき、
更には、可動部分が少ないので、メインテナンスも容易
である利点を有する。
金型８の側面に直接固定された金型一体型であるので、
ＸＹ方向のいずれのストロークも短くなり、極めて軽量
でコンパクトな構造になっており、かつ、金型交換のと
きに、チャックの位置合わせのための調整が不要であ
り、型交換時間を著しく短縮することができるが、チャ
ック３の移動方向がＸＹの２軸のみであるので、サイク
ルタイムが短くて短時間でワークを取り出すことが可能
であり、射出成形のサイクルアップに大きく寄与でき、
更には、可動部分が少ないので、メインテナンスも容易
である利点を有する。
【００１９】次に、図３は回動型である第３の実施例を
示す。回動軸５１は基台５によって回動可能に保持され
ている。回動軸５１には回動エアシリンダー５２のピス
トンロッドが接続されており、回動エアシリンダー５２
が作動すると回動軸５１は所定角度回動する。そして、
基台５は金型８の上面に固定されている。
示す。回動軸５１は基台５によって回動可能に保持され
ている。回動軸５１には回動エアシリンダー５２のピス
トンロッドが接続されており、回動エアシリンダー５２
が作動すると回動軸５１は所定角度回動する。そして、
基台５は金型８の上面に固定されている。
【００２０】回動軸５１には回動板５３が固定されてい
る。そして、回動板５３には、Ｙ軸エアシリンダー２１
が取り付けられるとともに、２本の案内ロッド２２が挿
通されており、Ｙ軸エアシリンダー２１と案内ロッド２
２の先端には、第２トラバーサー４が取り付けられてい
る。従って、第２トラバーサー４は回動可能であるとと
もに、Ｙ方向に移動可能である。
る。そして、回動板５３には、Ｙ軸エアシリンダー２１
が取り付けられるとともに、２本の案内ロッド２２が挿
通されており、Ｙ軸エアシリンダー２１と案内ロッド２
２の先端には、第２トラバーサー４が取り付けられてい
る。従って、第２トラバーサー４は回動可能であるとと
もに、Ｙ方向に移動可能である。
【００２１】次に、第２トラバーサー４には、Ｚ軸エア
シリンダー４１が取り付けられるとともに、２本の案内
ロッド４２が挿通されており、Ｚ軸エアシリンダー４１
と案内ロッド４２の先端には、チャック板３１が取り付
けられている。そして、チャック板３１にはチッャク３
が取り付けられている。従って、チッャク３は、Ｙ軸エ
アシリンダー２１とＺ軸エアシリンダー４１が作動する
ことにより、ＹＺ方向に移動可能であるとともに、回動
エアシリンダー５２が作動することにより、回動可能に
なっている。
シリンダー４１が取り付けられるとともに、２本の案内
ロッド４２が挿通されており、Ｚ軸エアシリンダー４１
と案内ロッド４２の先端には、チャック板３１が取り付
けられている。そして、チャック板３１にはチッャク３
が取り付けられている。従って、チッャク３は、Ｙ軸エ
アシリンダー２１とＺ軸エアシリンダー４１が作動する
ことにより、ＹＺ方向に移動可能であるとともに、回動
エアシリンダー５２が作動することにより、回動可能に
なっている。
【００２２】しかして、金型８が開くと、Ｚ軸エアシリ
ンダー４１が作動してチャック３は（１）に示すように
下降し、続いて（２）に示すようにチャック３が閉じて
ワークＷのランナーを把持する。そして、Ｙ軸エアシリ
ンダー２１が作動して（３）に示すようにワークＷを金
型面から分離し、Ｚ軸エアシリンダー４１が作動して
（４）に示すよう上昇する。続いて、回動エアシリンダ
ー５２が作動して（５）に示すようにチャック３は４５
゜程度回動し、Ｚ軸エアシリンダー４１が作動してチャ
ック３は（６）に示すように斜めに下降し、シュート９
の上で停止する。そして、（７）に示すようにチャック
３が開くとワークＷはシュート９上に落下し、シュート
９に導かれて所定場所に排出されるが、続いてＺ軸エア
シリンダー４１が作動して（８）に示すすようにチャッ
ク３は斜めに上昇し、次に、回動エアシリンダー５２が
作動して（９）に示すようにチャック３は回動して垂直
方向になり、Ｙ軸エアシリンダー２１が作動して（１
０）に示すよう原位置に復帰し、１サイクルが終了す
る。
ンダー４１が作動してチャック３は（１）に示すように
下降し、続いて（２）に示すようにチャック３が閉じて
ワークＷのランナーを把持する。そして、Ｙ軸エアシリ
ンダー２１が作動して（３）に示すようにワークＷを金
型面から分離し、Ｚ軸エアシリンダー４１が作動して
（４）に示すよう上昇する。続いて、回動エアシリンダ
ー５２が作動して（５）に示すようにチャック３は４５
゜程度回動し、Ｚ軸エアシリンダー４１が作動してチャ
ック３は（６）に示すように斜めに下降し、シュート９
の上で停止する。そして、（７）に示すようにチャック
３が開くとワークＷはシュート９上に落下し、シュート
９に導かれて所定場所に排出されるが、続いてＺ軸エア
シリンダー４１が作動して（８）に示すすようにチャッ
ク３は斜めに上昇し、次に、回動エアシリンダー５２が
作動して（９）に示すようにチャック３は回動して垂直
方向になり、Ｙ軸エアシリンダー２１が作動して（１
０）に示すよう原位置に復帰し、１サイクルが終了す
る。
【００２３】このように、本実施例は回動型であるの
で、トラバース台が横方向に突出することがなく、重心
の変動も少なくて偏荷重がかからず、耐久性に優れてい
るが、本実施例においても、基台５を金型８に取り付け
た金型一体型であるので、いずれのストロークも短くな
り、極めて軽量でコンパクトな構造になっており、か
つ、金型交換のときに、チャックの位置合わせのための
調整が不要であり、型交換時間を著しく短縮することが
できる。
で、トラバース台が横方向に突出することがなく、重心
の変動も少なくて偏荷重がかからず、耐久性に優れてい
るが、本実施例においても、基台５を金型８に取り付け
た金型一体型であるので、いずれのストロークも短くな
り、極めて軽量でコンパクトな構造になっており、か
つ、金型交換のときに、チャックの位置合わせのための
調整が不要であり、型交換時間を著しく短縮することが
できる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の射出成形
品取出機は、トラバース台や基台を金型に取り付ける金
型一体型としたので、型交換時にチャック位置の調整が
不要であり、金型交換時間の短縮に大きく寄与できると
ともに、軽量でコンパクトな射出成形品取出機とするこ
とができる。
品取出機は、トラバース台や基台を金型に取り付ける金
型一体型としたので、型交換時にチャック位置の調整が
不要であり、金型交換時間の短縮に大きく寄与できると
ともに、軽量でコンパクトな射出成形品取出機とするこ
とができる。
【図１】本発明の第１の実施例の説明図である。
【図２】本発明の第２の実施例の説明図である。
【図３】本発明の第３の実施例の説明図である。
１ トラバース台 １１ 連結台 １２ Ｘ軸エアシリンダー ２ トラバーサー ２１ Ｙ軸エアシリンダー ３ チャック ３１ チャック板 ４ 第２トラバーサー ４１ Ｚ軸エアシリンダー ５ 基台 ５１ 回動軸 ５２ 回動エアシリンダー ５３ 回動板 ７ ダイベース ８ 金型 ９ シュート Ｗ ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−220323（ＪＰ，Ａ) 特開 平６−198687（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−239023（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−94319（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−34857（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−28518（ＪＰ，Ｕ) 実願 平63−69164号（実開 平１− 171625号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) 実願 平63−60364号（実開 平１− 163116号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 45/26 - 45/44 B29C 33/44
Claims (3)
- 【請求項１】 開いた金型間に侵入して合成樹脂の射出
成形品を把持するチャックがＸＹＺ軸方向に移動可能で
あり、該チャックを搭載したトラバーサーが走行するト
ラバース台が、連結台を介して射出成形機の金型の上面
に固定されたことを特徴とする金型一体型射出成形品取
出機。 - 【請求項２】 開いた金型間に侵入して合成樹脂の射出
成形品を把持するチャックがＸＹ軸方向に移動可能であ
り、該チャックを搭載したトラバーサーが走行するトラ
バース台が、射出成形機の金型の側面に直接固定された
ことを特徴とする金型一体型射出成形品取出機。 - 【請求項３】 開いた金型間に侵入して合成樹脂の射出
成形品を把持するチャックがＹＺ軸方向に移動可能であ
るとともに回動軸を中心に回動可能であり、該回動軸を
保持する基台が射出成形機の金型に固定されたことを特
徴とする金型一体型射出成形品取出機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193837A JP2898547B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 金型一体型射出成形品取出機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6193837A JP2898547B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 金型一体型射出成形品取出機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0839627A JPH0839627A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2898547B2 true JP2898547B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=16314570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6193837A Expired - Lifetime JP2898547B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 金型一体型射出成形品取出機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2898547B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113232236A (zh) * | 2021-05-13 | 2021-08-10 | 安徽天堂唯高塑业科技有限公司 | 一种具有视觉引导定位功能的注塑机械手 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6193837A patent/JP2898547B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0839627A (ja) | 1996-02-13 |
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