JPH0513542Y2 - - Google Patents

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JPH0513542Y2
JPH0513542Y2 JP1987114369U JP11436987U JPH0513542Y2 JP H0513542 Y2 JPH0513542 Y2 JP H0513542Y2 JP 1987114369 U JP1987114369 U JP 1987114369U JP 11436987 U JP11436987 U JP 11436987U JP H0513542 Y2 JPH0513542 Y2 JP H0513542Y2
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robot
mold
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fluid pressure
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JP1987114369U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は射出成形機に使用されている成形品取
出し用ロボツトに関する。
従来技術 最近射出成形機にも省力化、効率化並びに成形
品保護の点からロボツトが取付けられるようにな
つたがこのロボツトは例えば特開昭51−115233号
のように固定プラテン上または機台側面に設置さ
れた案内上を横方向に走行する形のものが殆どで
ある。
考案が解決しようとする問題点 このためロボツトの案内と射出成形品との距離
が遠くなりロボツトアームが長くなり、また慣性
を少なくするためロボツトアームが細くつくられ
ているため、剛性不足となつてアームのグリツプ
部の位置決め精度が満足できるものでない。この
ものでも真空パツトで成形品を吸着して取出すよ
うな場合では実用上支障をきたしてはいないけれ
ども、金型内に成形品を挿入或いは成形品の把持
取出しするような場合にはとうてい満足できるも
のでなく挿入取出し操作が困難であつた。また特
開昭51−115233号のものは、成形品を金型から引
き抜く動作と機外へ排出する動作をロボツトアー
ムの一動作で行わせるためリンク機構を採用し、
ハンドを曲線移動させているため慣性の影響が大
きく搬出速度を早くすることが困難であつた。
問題点を解決するための手段 可動プラテンを案内する4本の内少なくとも1
本のタイバー上を摺動可能に設けられたロボツト
取付台と、前記可動プラテン上に設けられ該ロボ
ツト取付台を移動させる第1駆動装置と、前記タ
イバーの内の1本の軸心を旋回中心として金型取
付面と平行な面内で旋回可能なロボツトハンド
と、前記ロボツト取付台上に設けられロボツトハ
ンドを成形品取出位置と排出位置に旋回させる第
2駆動装置とを備えてなるものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。先ず公知の射出成形機の概略を説明する。機
台1上に材料ホツパ2からの材料が油圧モータ3
で回転される図示しないスクリユーで送り込まれ
るパンドヒータ付の可塑化ユニツト4が二重油圧
シリンダ装置5で軸方向に前後進退可能に設けら
れている。可塑化ユニツト4と同心に片方の金型
6を取替可能に設けた固定プラテン7が機台1上
に固定され、固定プラテン7の四隅金型6の回り
に水平に4本のタイバー8が固定されその他端が
機台1上を水平微動可能に設けられたブラケツト
9に支持されている。タイバー8上には他方の金
型10を金型6と同心に取替可能に設けた移動プ
ラテン11が摺動可能に装架されている。この移
動プラテン11はブラケツト9との間に設けたト
ツグル機構12で連結され油圧シリンダ13によ
りトツグル機構12を作動させて金型10を開閉
可能となつている。そして可塑化ユニツト4内で
加熱された材料は油圧モータ3によりスクリユー
が回転され固定プラテン7のノズルより金型6,
10内に高圧射出され成形される。成形品を取出
すため移動プラテン11の金型10の反対側には
同心にエジエクタ用流体圧シリンダ15が取付け
られており、そのピストンロツド端にエジエクタ
プレート16が取付けられ平行移動するよう支持
されている。このエジエクタプレート16には成
形品を押し出すエジエクタロツド17が数本設け
られ移動プラテン11を貫通して金型10の成形
品を押し出すようになつている。
固定プラテン7と移動プラテン11の間の上下
2本のタイバー8に掛けて回り止めとされたロボ
ツト取付台18が摺動可能に支持されており、こ
の取付台18に上のタイバー8の軸心を中心とし
てロボツトハンド19が旋回可能に軸承されてい
る。ロボツトハンド19には先端にV形グリツパ
20を互いに対向するように取付け、中央の支点
で枢支された一対のアーム21端をそれぞれリン
ク22で枢結しリンク22の互いの枢結点でエア
シリンダ23のピストンロツド24と連結してグ
リツパが開閉されるように設けられている。この
ロボツトハンド19はその基部の直角腕19aが
ロボツト取付台18に枢支されたエアシリンダ2
5のピストンロツド26に枢結されていて、成形
品取出の軸心上の位置と機台1外の排出位置に旋
回位置決めされる。そしてロボツト取付台18は
エジエクタプレート16に取付けられ移動プラテ
ン11を貫通する連結棒27によつて連結されて
エジエクタの動作時に一緒に移動するようになつ
ている。
作 用 流体圧シリンダ13の作動で移動プラテン11
が閉じられ金型6,10が強い力で密着される。
可塑化ユニツト4等が二重シリンダ5で前進さ
れ、固定プラテン7に嵌装され、油圧モータ3で
スクリユーが回転されて加熱された材料がノズル
より高圧で金型6,10内に射出され成形され
る。成形品の冷却をまつて流体圧シリンダ13が
作動して移動プラテン11が引かれ金型10が開
かれる。この移動プラテン11に設けたエジエク
タプレート16が一体移動するため連結棒27で
結合されたロボツト取付台18が同時に移動され
る。従つて金型10のパーテイング面10aとロ
ボツトハンド19との距離aは一定のまま型開き
される。なお距離aはロボツトハンド19が旋回
したとき干渉なく金型10の成形品が把持できる
位置である。ロボツトハンド19が固定の金型6
より外れた位置からは型開き中または型開き完了
によりグリツパ20を開いた状態にしておいて、
流体圧シリンダ25を作動させ、排出位置にあつ
たグリツパハンド19を成形品と同一軸線上の取
出位置に旋回させる。流体圧シリンダ23を作動
させてグリツパ20を閉じ成形品を把持する。次
いで流体圧シリンダ15を作動させエジエクタプ
レート16、エジエクタロツド17を前進させて
成形品を押出す。エジエクタプレート16と一体
のロボツト取付台18も移動しグリツパ20で把
持した成形品は押出し速度と同じ速度でこじられ
ることなく正しい姿勢で抜き出される。流体圧シ
リンダ25の作動でロボツトハンド19を機外に
旋回させ排出位置にて成形を受台上に放出する。
排出が終われば再び移動プラテン11がロボツト
を伴つて前進し金型10を閉じ成形が行われる。
この実施例はエジエクタプレート16、エジエク
タロツド17とロボツトが一体移動するので、成
形品が抜き出し中傾くことなく、且強制的に引出
すための強い成形品把持力を要せず、抜き勾配の
とれない深物成形品を傷つけることなく正しい姿
勢で確実且安全に抜き出すことができる。また金
型開き中に併行してロボツトを成形品抜き出し位
置に進入させることができ、取出し時間を短縮す
ることができる。さらに距離aが一定であるため
移動プラテンの定位置ストツパが不要となり、ま
た把持成形品を抜き出すためのシリンダが不要と
なりコストダウンが可能となる。
実施例第2 本例は抜出し用流体圧シリンダ31を移動プラ
テン11に取付け、流体圧シリンダ31のピスト
ンロツド32にロボツト取付台18を取付けさら
にボツトハンド19旋回用流体圧シリンダ33を
ロボツト取付台18の上部に設けたものである。
このようにすることによつてパーテイング面10
aと抜出しシリンダ31のピストンを伸ばした位
置との距離bは移動プラテン11の型開中一定に
保つことができる。
作 用 流体圧シリンダ31が作動しピストンロツド3
2を伸長しておき、移動プラテン11が後退され
て型開中ロボツトハンド19が固定プラテン7よ
り外れた位置迄ロボツトが移動されると、流体圧
シリンダ33を作用させてロボツトハンド19を
機内に旋回させ抜出し位置に位置決めする。グリ
ツパ20を開いた状態で流体圧シリンダ31でロ
ボツトハンド19を金型10側に移動し、グリツ
パ20を閉じて成形品を把持する。流体圧シリン
ダ31を作動させてピストンロツド32を伸長し
成形品を抜出しロボツトハンド19を旋回させて
機外に排出する。
実施例第3 本例はタイバー8上に設けたロボツト取付台1
8は摺動並びに旋回可能であつて、端面に同様の
ロボツトハンド19が取付けられている。固定プ
ラテン7上にはタイバー8と並行なI形案内面4
2を有するブラケツト41が固着され、この案内
面42上を隙間なく移動可能にスタンド43が載
架されている。スタンド43は軸受43aを介し
てロボツト取付台18の円周溝と相対回転可能に
軸承されていて、垂直姿勢を保つようにされてい
る。そしてスタンド43の上端に流体圧シリンダ
44をその中央部で垂直面内で旋回可能に枢支す
る。またスタンド43は固定プラテン7上に水平
に固設した流体圧シリンダ45のピストンロツド
46に連結されている。さらに流体圧シリンダ4
4のピストンロツド47はロボツト取付体18の
突腕48と枢結されていてロボツトハンド19が
成形品取出位置と排出位置に旋回される。
作 用 移動プラテン11が後退して金型10を開き終
わると、グリツパ20を開いて排出位置にあつた
ロボツトハンド19が流体圧シリンダ44の作動
で金型軸心上の取出位置に旋回される。流体圧シ
リンダ45の作動でスタンド43が金型10側に
移動し成形品把持位置に位置決めされる。第1図
と同じ流体圧シリンダ15が作動しエジエクタプ
レート16を前進させてエジエクタロツド17に
より成形品を金型10から把持位置に押し出しグ
リツパ20が閉じられ成形品を把持する。流体圧
シリンダ45の作動でスタンド43、ロボツト取
付台18を固定プラテン7側に引きロボツトハン
ド19が把持した成形品を金型10から完全に抜
き出す。流体圧シリンダ44でロボツトハンド1
9が機外の排出位置に旋回され成形品を放出す
る。移動プラテン11が前進されて金型6,10
が閉じられ次の成形に移る。
効 果 以上詳述したように本考案は成形品取出用のロ
ボツトのハンド旋回中心を金型に近いタイバー上
に設けて金型取付面と平行な面内で旋回可能とな
しハンドを単純な旋回運動となしたので、ハンド
の長さを短くできるとともに必要な太さにでき慣
性の増加を押さえて剛性を向上することができ
て、位置決め精度が満足でき、また慣性が小さい
ので搬出速度が向上できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は移動プラテンとロボツトの関係を示す
説明側面図、第2図は第1図のA−A線説明視
図、第3図は同平面説明図、第4図は実施例第2
の側面説明図、第5図は第4図のB−B線説明視
図、第6図はロボツトハンドの図、第7図は実施
例第3の側面図、第8図は第7図のC−C線視
図、第9図は同ロボツトのスタンド駆動部を示す
図、第10図は射出成形機の概略図である。 7……固定プラテン、6,10……金型、8…
…タイバー、11……移動プラテン、15,2
5,31,44,45……流体圧シリンダ、16
……エジエクタプレート、18……ロボツト取付
台、19……ロボツトハンド、20……グリツ
パ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動プラテンを案内する4本の内少なくとも1
    本のタイバー上を摺動可能に設けられたロボツト
    取付台と、前記可動プラテン上に設けられ該ロボ
    ツト取付台を移動させる第1駆動装置と、前記タ
    イバーの内の1本の軸心を旋回中心として金型取
    付面と平行な面内で旋回可能なロボツトハンド
    と、前記ロボツト取付台上に設けられロボツトハ
    ンドを成形品取出位置と排出位置に旋回させる第
    2駆動装置とを備えてなる射出成形機のロボツ
    ト。
JP1987114369U 1987-07-24 1987-07-24 Expired - Lifetime JPH0513542Y2 (ja)

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JP1987114369U JPH0513542Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6417719U JPS6417719U (ja) 1989-01-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5560091B2 (ja) * 2010-05-17 2014-07-23 東芝機械株式会社 成形機のロボット取付装置と、肉盛溶接方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51115233A (en) * 1975-04-03 1976-10-09 Yamatake Honeywell Co Ltd Takeeout apparatus for diecasted products
JPS5894442A (ja) * 1981-12-01 1983-06-04 Star Seiki:Kk 射出成型品自動取出装置

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