JPH10146790A - 成形機における製品取出装置 - Google Patents
成形機における製品取出装置Info
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- JPH10146790A JPH10146790A JP30670696A JP30670696A JPH10146790A JP H10146790 A JPH10146790 A JP H10146790A JP 30670696 A JP30670696 A JP 30670696A JP 30670696 A JP30670696 A JP 30670696A JP H10146790 A JPH10146790 A JP H10146790A
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Abstract
き、しかも大きい設置スペースを必要とすることがな
く、特別な据え付けスペースも必要としないこと。 【解決手段】 タイバー7に案内されて固定ダイプレー
ト3に対して移動ダイプレート5が移動可能に設けられ
た成形機における製品取出装置において、旋回ベッド3
1と、旋回ベッド31を基体27より支持し、水平旋回
運動により旋回ベッド31を固定ダイプレート3と移動
ダイプレート5との間に対向する機内側位置Aとこの機
内側位置Aより所定回転角(90度)だけ回転変位した
機外側位置Bとの間に変位させるリンク機構33および
リンク機構33を駆動するモータ35と、旋回ベッド3
3に取り付けられて往復動する流体圧シリンダ装置41
とを設け、流体圧シリンダ装置41のピストンロッドに
製品把持手段39を取り付ける。リンク機構33による
旋回ベッド31の旋回運動と流体圧シリンダ装置41に
よる製品把持手段39の直線運動の組み合わせで製品の
取出し移送を行う。
Description
ンなどの成形機において成形された製品を金型より機外
に取り出す成形機用の製品取出装置に関するものであ
る。
成形された製品を金型より取り出す成形機用の製品取出
装置としては、特開昭62−234911号公報や実開
平6−5755号公報に示されているようなリンク機構
による旋回動作式のものと、直行動作式のものとが知ら
れている。
を使用して製品把持手段を保有した旋回ベッドを水平方
向に旋回させることにより、旋回ベッドを固定ダイプレ
ートと移動ダイプレートとの間に対向する機内側位置と
当該機内側位置より所定回転角だけ回転変位した機外側
位置との間に変位させ、機内側位置において型開き状態
にある固定ダイプレートと移動ダイプレートとの間の金
型より製品把持手段によって製品を取出すように構成さ
れている。
組み合わせだけで、直交座標ロボット方式で、製品把持
手段を機内側の製品取出位置と機外側の製品排出位置と
の間に移動されるように構成されている。
において成形された製品部と湯道部などの非製品部とを
切り離す横型トリミング装置は、ダイカストマシンの型
開閉方向に対して直角方向に配置されるから、横型トリ
ミング装置は、比較的大きい横幅分、ダイカストマシン
より離れた位置に設置されざるを得ず、製品取出装置に
要求される製品の移送距離が長くなる。
は、必要移送距離に応じて製品把持手段を保持している
アーム(リング長)を長くする必要があるが、ただ単に
アームを長くしただけでは、製品把持手段が機内におい
て大きな円状の軌跡を描いて移動するようになり、製品
の取出時に製品がダイカストマシンの金型と干渉した
り、製品を横型トリミング装置内に搬入する際に製品が
トリム型と干渉したりする虞れが増え、ダイカストマシ
ンや横型トリミング装置のサイズによっては旋回動作式
の製品取出装置では対応できないことがある。
は、旋回動作式のものにおけるような問題を生じること
はないが、製品のダイカストマシンよりの搬出、横型ト
リミング装置への搬入が全て直線移動に行われるため、
その直線移動長に応じて装置の後部寸法が長くなり、装
置の設置スペースが大きくなる。またこのことから、必
ず据え付けスペース(基礎)が必要になり、マシン回り
のメンテナンス、清掃が行われ難くなる。
なされたものであり、移送距離が長くなっても製品を金
型などと干渉することなく移送でき、しかも広い設置ス
ペースを必要とすることがなく、特別な据え付けスペー
スも必要としない成形機用の製品取出装置を提供するこ
とを目的としている。
めに、この発明による請求項1による製品取出装置は、
タイバーに案内されて固定ダイプレートに対して移動ダ
イプレートが移動可能に設けられた成形機における製品
取出装置において、旋回ベッドと、前記旋回ベッドを基
体より支持し、水平旋回運動により前記旋回ベッドを前
記固定ダイプレートと前記移動ダイプレートとの間に対
向する機内側位置と当該機内側位置より所定回転角だけ
回転変位した機外側位置との間に変位させるリンク機構
および当該リンク機構を駆動するリンク駆動装置と、前
記旋回ベッドに取り付けられて往復動する流体圧シリン
ダ装置と、前記流体圧シリンダ装置のピストンロッドに
取り付けられ製品を着脱可能に把持する製品把持手段と
を有しているものである。
機構による旋回ベッドの旋回運動と流体圧シリンダ装置
による製品把持手段の直線運動の組み合わせによって製
品の取出し移送が行われる。
に記載の製品取出装置において前記リンク機構が、一端
を前記基体に垂直軸線周りに枢動可能に連結されて他端
を前記旋回ベッドに枢動可能に連結された第1のリンク
部材と、一端を前記基体に垂直軸線周りに枢動可能に連
結されて他端を前記旋回ヘッドの固定アームの先端に枢
動可能に連結された第2のリンク部材とを含み、前記第
2のリンク部材の前記一端周りの回転変位による水平旋
回運動によって前記旋回ベッドを前記機内側位置と前記
機外側位置との間に変位させるように構成され、前記リ
ンク駆動装置は前記第2のリンク部材を前記一端周りに
回転駆動するよう構成されているものである。
機構が第1のリンク部材と第2のリンク部材により構成
され、第2のリンク部材の前記一端周りの回転変位によ
って旋回ヘッドが機内側位置と機外側位置との間を水平
方向に旋回移動する。この旋回運動に要する空間領域
は、単純なアームによる旋回(単純な回動変位)による
場合に比して小さくて済む。
または2に記載の製品取出装置において、前記流体圧シ
リンダ装置は、第1のストロークだけ往復動する第1の
ピストンロッドと第2のストロークだけ往復動する第2
のピストンロッドとを直列配置された2段ストローク式
流体圧シリンダ装置であり、当該2段ストローク式流体
圧シリンダ装置の先端側にある第二のピストンロッドに
前記製品把持手段が取り付けられているものである。
持手段のストローク量が機内側位置と機外側位置とで、
第1のピストンロッドあるいは第2のピストンロッドの
フルストローク移動により、第1のストローク量あるい
は第2のストローク量が得られる。
に記載の製品取出装置において、前記2段ストローク式
流体圧シリンダ装置は、シリンダチューブ部材の後方ス
トロークエンド部材と中間ストッパ部材との間を第1の
ストロークのみ往復動する第1のピストンロッドと、シ
リンダチューブ部材の前記中間ストッパ部材と前方スト
ロークエンド部材との間を前記第1のストロークより大
きい第2のストロークだけ往復動する第2のピストンロ
ッドとを有する2連式の流体圧シリンダ装置であり、前
記第1のピストンロッドのピストンと前記後方ストロー
クエンド部材との間に画定される第1のシリンダ室に圧
力流体が供給されることにより前記第1のピストンロッ
ドと前記第2のピストンロッドとが玉突式に第1のスト
ロークだけ前進し、前記第2のピストンロッドのピスト
ンと前記中間ストッパ部材との間に画定される第2のシ
リンダ室に圧力流体が供給されることにより前記第2の
ピストンロッドが第2のストロークだけ前進するもので
ある。
シリンダ室に圧力流体が供給されることにより第1のス
トローク量が得られ、第2のシリンダ室に圧力流体が供
給されることにより第2のストローク量が得られる。
または2に記載の製品取出装置において、前記流体圧シ
リンダ装置は、第1のシリンダチューブ部材の後方スト
ロークエンド部材と前方ストロークエンド部材との間を
往復動する第1のピストンロッドと、前記第1のピスト
ンロッドを第2のシリンダチューブ部材とし、これの後
方ストロークエンド部と前方ストロークエンド部材との
間を往復動する第2のピストンロッドとを有するテレス
コピック式の流体圧シリンダ装置であり、第二のピスト
ンロッドに前記製品把持手段が取り付けられ、前記第1
のピストンロッドあるいは前記第2のピストンロッドの
フルストローク移動により第1のストローク量が得ら
れ、前記第1のピストンロッドのフルストローク移動と
前記第2のピストンロッドのフルストローク移動との重
畳により第2のストローク量が得られる。
シリンダ装置が第1のピストンロッドと第2のピストン
ロッドとでテレスコピック運動を行い、第1のピストン
ロッドあるいは第2のピストンロッドのフルストローク
移動により第1のストローク量が得られ、第1のピスト
ンロッドのフルストローク移動と第2のピストンロッド
のフルストローク移動との重畳により第2のストローク
量が得られる。
面を用いて詳細に説明する。
品取出装置の一つの実施の形態を示している。これらの
図において、1はダイカストマシンを、11は横型トリ
ミング装置を、21は製品取出装置を各々示している。
3と、移動ダイプレート5と、タイバー7とを有し、移
動ダイプレート5はタイバー7に案内されて固定ダイプ
レート3に対して水平方向(図1にて左右方法)に移動
し、型開閉を行う。図には示されていないが、固定ダイ
プレート3と移動ダイプレート5の各々の対向面部には
金型が固定装着される。
の外面に固定された固定基体23と、固定基体23に設
けられたガイドバー25に案内されて型開閉方向に水平
移動する可動基体27と、固定基体23に取り付けられ
て可動基体27を型開閉方向に水平駆動する流体圧シリ
ンダ装置29と、旋回ベッド31と、旋回ベッド31を
可動基体27より支持し、水平旋回運動により旋回ベッ
ド31を固定ダイプレート3と移動ダイプレート5との
間に対向する機内側位置Aと機内側位置Aより所定回転
角(90度)だけ回転変位した機外側位置Bとの間に変
位させるリンク機構33およびリンク機構33を駆動す
るモータ35と、ガイドバー37により旋回ベッド31
に水平方向に往復動可能に取り付けられ、製品を着脱可
能に把持する製品把持手段39と、旋回ベッド31に取
り付けられて製品把持手段39を水平方向に往復駆動す
る流体圧シリンダ装置41とを有している。
て可動基体27の固定アーム53の先端に垂直軸線周り
に枢動可能に連結されて他端を枢軸55によって旋回ベ
ッド31に枢動可能に連結された第1のリンク部材57
と、一端を枢軸59によって可動基体27に垂直軸線周
りに枢動可能に連結されて他端を旋回ヘッド31の固定
アーム61の先端に枢軸63によって枢動可能に連結さ
れた第2のリンク部材65とを含んでいる。
65が枢軸59の中心軸線周りに回転変位することによ
り、水平旋回運動によって旋回ベッド31を機内側位置
Aと機外側位置Bとの間に90度回転変位させる。
第2のリンク部材65を枢軸59の中心軸線周りに回転
駆動する。
段ストローク式シリンダ装置により構成されている。こ
の2段ストローク式シリンダ装置は、図3によく示され
ているように、後方ストロークエンド部材71と中間ス
トッパ部材73との間に設けられた後部シリンダチュー
ブ部材75と、中間ストッパ部材73と前方ストローク
エンド部材77との間に設けられた前部シリンダチュー
ブ部材79とを同一軸線上に直列に有している。
ストロークエンド部材71と中間ストッパ部材73との
間のフルストローク移動により第1のストロークS1の
み(最大量)往復動する第1のピストン81および第1
のピストンロッド83が設けられている。
ストッパ部材73と前方ストロークエンド部材77との
間のフルストローク移動により第2のストロークS2の
み(最大量)往復動する第2のピストン85および第2
のピストンロッド87が設けられている。
パ部材73を貫通して先端部にて最後退位置にある第2
のピストン85の背面に当接し、第2のピストンロッド
87を玉突式に押すようになっている。
トロークS1より大きく、例えば、S1=300mm、
S2=600mmに設定される。
トン81と後方ストロークエンド部材71との間に画定
される第1のシリンダ室89に圧力空気が供給されるこ
とにより第1のピストンロッド81と第2のピストンロ
ッド87とが玉突式に第1のストロークS1だけ前進
し、第2のピストン85と中間ストッパ部材73との間
に画定される第2のシリンダ室91に圧力空気が供給さ
れることにより第2のピストンロッド87が第2のスト
ロークS2だけ前進する。
ド部材77との間には第3のシリンダ室93が画定され
ており、第3のシリンダ室93に圧力空気が供給される
ことにより、第1のピストンロッド81、第2のピスト
ンロッド87が後退移動する。なお、第1のシリンダ室
89に対する圧力空気供給時には、背圧として第3のシ
リンダ室93に、第1のシリンダ室89に対して供給す
る圧力空気より低圧に調圧された圧力空気が供給される
ことにより、第2のピストンロッド87は第1のピスト
ンロッド81の前進に確実に追随して前進するようにな
る。
動作を説明する。
機外側位置Bにあり、第1のピストンロッド81、第2
のピストンロッド87は最後退位置にある。
ための前進工程を開始する。この前進工程は、モータ3
5によって枢軸59を図1で見て反時計廻り方向へ回転
駆動し、リンク機構33による水平旋回運動により、旋
回ベッド31を機外側位置Bより機内側位置Aへ移動さ
せると同時に流体圧シリンダ装置41の第1のシリンダ
室89に圧力空気を供給し、第1のピストン81および
第1のピストンロッド83のフルストローク移動により
第2のピストンロッド87と共に製品把持手段39を第
1のストロークS1だけ水平前進させる。
イカストマシン1の中心軸線位置に整合し、ダイカスト
マシン1の金型の製品を把持する。この製品把持手段3
9の位置精度は、製品把持手段39に無理な力を与える
ことなく金型より製品を取り出す上で重要であり、これ
は第1のピストン81および第1のピストンロッド83
のフルストローク移動によりサーボ制御を必要とするこ
となく機械的に高精度に保たれる。
と、つぎに後退工程を開始する。この後退工程は、モー
タ35によって枢軸59を図1で見て時計廻り方向へ回
転駆動し、リンク機構33による水平旋回運動により、
旋回ベッド31を機内側位置Aより機外側位置Bへ移動
させると同時に流体圧シリンダ装置41の第3のシリン
ダ室93に圧力空気を供給し、第1のピストン81、第
1のピストンロッド83および第2のピストン85、第
2のピストンロッド87を元の最後退位置に戻す。これ
により(1)の初期状態になる。
対する製品の搬入のための前進工程が開始される。この
前進工程は、流体圧シリンダ装置41の第2のシリンダ
室91に圧力空気を供給し、第2のピストン85および
第2のピストンロッド87のフルストローク移動により
第2のピストンロッド87と共に製品把持手段39を第
2のストロークS2だけ水平前進させる。
型トリミング装置11の中心軸線位置に整合し、製品を
横型トリミング装置11に受け渡す。この位置は第2の
ピストン85および第2のピストンロッド87のフルス
トローク移動により高精度に保たれる。
に後退工程を開始する。この後退工程は、流体圧シリン
ダ装置41の第3のシリンダ室93に圧力空気を供給
し、第2のピストン85、第2のピストンロッド87を
元の最後退位置に戻す。これにより(1)の初期状態に
なり、1サイクルの動作を完了する。
に対する製品把持手段39の入出は、リンク機構33に
よる水平旋回移動と、流体圧シリンダ装置の1段目の直
行ストロークとの併用で行い、しかもそれらの重複動作
により、動作時間を従来のものと同等にし、鋳造サイク
ルを従来と変わることなく、また製品把持手段39の運
動軌跡も大幅に変わることなく、むしろ直行ストローク
分だけ直線的なため、型内での動作が有利になる。
41の2段目の直行ストロークによって製品把持手段3
9が横トリミング装置11のトリム型内に直線状に入出
するから、トリム型に干渉することなく直行式の製品取
出装置と同等の取扱いができる。この場合、精密トリミ
ング、ラフトリミングの何れにも対応できる。
併用であるから、直行式のものより省スペースであり、
装置を固定ダイプレート3の側面に取り付けることがで
き、据え付けスペースを必要としない。これにより、ダ
イカストマシン1の回りの空間が多くでき、メンテナン
スや清掃が行われ易くなる。
流体圧シリンダ装置41は、上述のような2段ストロー
ク式のものに限定されることはなく、流体圧シリンダ装
置41は、中間ストロークで高精度に停止可能なサーボ
制御式のものや、テレスコピック式のものであってもよ
い。
装置を示している。この流体圧シリンダ装置は、第1の
シリンダチューブ部材101の後方ストロークエンド部
材103と前方ストロークエンド部材105との間を往
復動する第1のピストン107および第1のピストンロ
ッド109と、第1のピストンロッド109を第2のシ
リンダチューブとし、これの後方ストロークエンド部1
11と前方ストロークエンド部材113との間を往復動
する第2のピストン115および第2のピストンロッド
117とを有し、第二のピストンロッド117の先端に
製品把持手段39が取り付けられる。
置41では、第二のピストンロッドに前記製品把持手段
が取り付けられ、第1のシリンダチューブ部材101内
の第1のシリンダ室119に圧力空気が供給されること
により、第1のピストンロッド109がフルストローク
移動して第1のストローク量が得られ、この状態で、第
1のピストンロッド109内の第2のシリンダ室121
に圧力空気が供給されることにより、第1のピストンロ
ッド109のフルストローク移動と第2のピストンロッ
ド117のフルストローク移動との重畳で、全体として
第2のストローク量が得られる。
圧シリンダ装置でも、上述の2段ストローク式のものと
同等の動作が得られる。
態について詳細に説明したが、この発明は、これらに限
定されるものではなく、この発明の範囲内にて種々の実
施の形態が可能であることは当業者にとって明らかであ
ろう。
1による製品取出装置によれば、リンク機構による旋回
ベッドの旋回運動と流体圧シリンダ装置による製品把持
手段の直線運動の組み合わせによって製品の取出し移送
が行われるから、移送距離が長くなっても製品を金型な
どと干渉することなく移送でき、しかも広い設置スペー
スを必要とすることがなく、特別な据え付けスペースも
必要としない。
ンク機構が第1のリンク部材と第2のリンク部材により
構成され、第2のリンク部材の前記一端周りの回転変位
によって旋回ヘッドが機内側位置と機外側位置との間を
水平方向に旋回移動する。この旋回運動に要する空間領
域は、単純なアームによる旋回による場合に比して小さ
くて済み、移送距離が長くなっても製品を金型などと干
渉なることなく移送できる。
品把持手段のストローク量が機内側位置と機外側位置と
で、第1のピストンロッドあるいは第2のピストンロッ
ドのフルストローク移動により、第1のストローク量あ
るいは第2のストローク量が得られるから、第1のスト
ローク量と第2のストローク量とが機械的に高精度に得
られる。
1のシリンダ室に圧力流体が供給されることにより第1
のストローク量が得られ、第2のシリンダ室に圧力流体
が供給されることにより第2のストローク量が得られる
から、第1のストローク量と第2のストローク量とが機
械的に高精度に得られる。
体圧シリンダ装置が第1のピストンロッドと第2のピス
トンロッドとでテレスコピック運動を行い、第1のピス
トンロッドあるいは第2のピストンロッドのフルストロ
ーク移動により第1のストローク量が得られ、第1のピ
ストンロッドのフルストローク移動と第2のピストンロ
ッドのフルストローク移動との重畳により第2のストロ
ーク量が得られるから、第1のストローク量と第2のス
トローク量とが機械的に高精度に得られる。
実施の形態を示す要部の平面図である。
れる2段ストローク式の流体圧シリンダ装置の構成を示
す断面図である。
れるテレスコピック式の流体圧シリンダ装置の構成を示
す断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 タイバーに案内されて固定ダイプレート
に対して移動ダイプレートが移動可能に設けられた成形
機における製品取出装置において、 旋回ベッドと、 前記旋回ベッドを基体より支持し、水平旋回運動により
前記旋回ベッドを前記固定ダイプレートと前記移動ダイ
プレートとの間に対向する機内側位置と当該機内側位置
より所定回転角だけ回転変位した機外側位置との間に変
位させるリンク機構および当該リンク機構を駆動するリ
ンク駆動装置と、 前記旋回ベッドに取り付けられて往復動する流体圧シリ
ンダ装置と、 前記流体圧シリンダ装置のピストンロッドに取り付けら
れ、製品を着脱可能に把持する製品把持手段と、 を有していることを特徴とする製品取出装置。 - 【請求項2】 前記リンク機構は、一端を前記基体に垂
直軸線周りに枢動可能に連結されて他端を前記旋回ベッ
ドに枢動可能に連結された第1のリンク部材と、一端を
前記基体に垂直軸線周りに枢動可能に連結されて他端を
前記旋回ヘッドの固定アームの先端に枢動可能に連結さ
れた第2のリンク部材とを含み、前記第2のリンク部材
の前記一端周りの回転変位による水平旋回運動によって
前記旋回ベッドを前記機内側位置と前記機外側位置との
間に変位させるように構成され、前記リンク駆動装置は
前記第2のリンク部材を前記一端周りに回転駆動するよ
う構成されていることを特徴とする請求項1に記載の製
品取出装置。 - 【請求項3】 前記流体圧シリンダ装置は、第1のスト
ロークだけ往復動する第1のピストンロッドと第2のス
トロークだけ往復動する第2のピストンロッドとを直列
配置された2段ストローク式流体圧シリンダ装置であ
り、当該2段ストローク式流体圧シリンダ装置の先端側
にある第二のピストンロッドに前記製品把持手段が取り
付けられていることを特徴とする請求項1または2に記
載の製品取出装置。 - 【請求項4】 前記2段ストローク式流体圧シリンダ装
置は、シリンダチューブ部材の後方ストロークエンド部
材と中間ストッパ部材との間を第1のストロークのみ往
復動する第1のピストンロッドと、シリンダチューブ部
材の前記中間ストッパ部材と前方ストロークエンド部材
との間を前記第1のストロークより大きい第2のストロ
ークだけ往復動する第2のピストンロッドとを有する2
連式の流体圧シリンダ装置であり、 前記第1のピストンロッドのピストンと前記後方ストロ
ークエンド部材との間に画定される第1のシリンダ室に
圧力流体が供給されることにより前記第1のピストンロ
ッドと前記第2のピストンロッドとが玉突式に第1のス
トロークだけ前進し、前記第2のピストンロッドのピス
トンと前記中間ストッパ部材との間に画定される第2の
シリンダ室に圧力流体が供給されることにより前記第2
のピストンロッドが第2のストロークだけ前進すること
を特徴とする請求項3に記載の製品取出装置。 - 【請求項5】 前記流体圧シリンダ装置は、第1のシリ
ンダチューブ部材の後方ストロークエンド部材と前方ス
トロークエンド部材との間を往復動する第1のピストン
ロッドと、前記第1のピストンロッドを第2のシリンダ
チューブ部材とし、これの後方ストロークエンド部と前
方ストロークエンド部材との間を往復動する第2のピス
トンロッドとを有するテレスコピック式の流体圧シリン
ダ装置であり、第二のピストンロッドに前記製品把持手
段が取り付けられ、 前記第1のピストンロッドあるいは前記第2のピストン
ロッドのフルストローク移動により第1のストローク量
が得られ、前記第1のピストンロッドのフルストローク
移動と前記第2のピストンロッドのフルストローク移動
との重畳により第2のストローク量が得られることを特
徴とする請求項1または2に記載の製品取出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30670696A JP3506857B2 (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 成形機における製品取出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30670696A JP3506857B2 (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 成形機における製品取出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10146790A true JPH10146790A (ja) | 1998-06-02 |
JP3506857B2 JP3506857B2 (ja) | 2004-03-15 |
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ID=17960335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30670696A Expired - Fee Related JP3506857B2 (ja) | 1996-11-18 | 1996-11-18 | 成形機における製品取出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3506857B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006212684A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Toshiba Mach Co Ltd | ダイカストマシンの製品搬出装置 |
CN101987489A (zh) * | 2010-08-09 | 2011-03-23 | 无锡吉兴汽车声学部件科技有限公司 | 一种汽车内饰件模具上的取料机构 |
CN102009409A (zh) * | 2009-09-07 | 2011-04-13 | 上海富亿德塑胶有限公司 | 一种双臂机械手装备 |
CN109248999A (zh) * | 2018-10-17 | 2019-01-22 | 东莞市合富莱自动化设备有限公司 | 一种连杆式高速取出机 |
KR102625192B1 (ko) * | 2022-09-29 | 2024-02-16 | 한승철 | 사출물 취출 장치 |
-
1996
- 1996-11-18 JP JP30670696A patent/JP3506857B2/ja not_active Expired - Fee Related
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