JP2006212684A - ダイカストマシンの製品搬出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の製品着脱装置を先端に設けたリンク機構の製品搬出装置に更に金型開閉方向に対し直線的に伸縮移動するアーム伸縮装置を製品着脱装置と先端部の間に取付けたダイカストマシンの製品搬出を提供すること。
【解決手段】 ダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を備えた先端部を固定および移動ダイプレートに取付けた両金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構のダイカストマシンの製品搬出装置において、先端部と製品着脱装置の間に伸縮自在のアームを取付けたことを特徴とするダイカストマシンの製品搬出装置とした。
【選択図】 図1
【解決手段】 ダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を備えた先端部を固定および移動ダイプレートに取付けた両金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構のダイカストマシンの製品搬出装置において、先端部と製品着脱装置の間に伸縮自在のアームを取付けたことを特徴とするダイカストマシンの製品搬出装置とした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ダイカストマシンの製品搬出装置に関する。
従来からダイカストマシンの製品搬出装置は種々知られており、そのいずれもダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したものである。
例えば図5に示すような製品搬出装置1はアーム2の先端Aに製品を着脱可能に把持する製品把持装置3を取付け、他端Bはリンク4に回転自在にピン結合されるとともに、リンク5に同じく回転自在にピン結合されており、さらにリンク5の他端Cは固定されたアクチュエイターの駆動軸6に回転自在に結合されたリンク7に回転自在にピン結合され、さらにまた前記リンク4の他端Dは回動自在にピン結合されたリンク機構に成っている。
例えば図5に示すような製品搬出装置1はアーム2の先端Aに製品を着脱可能に把持する製品把持装置3を取付け、他端Bはリンク4に回転自在にピン結合されるとともに、リンク5に同じく回転自在にピン結合されており、さらにリンク5の他端Cは固定されたアクチュエイターの駆動軸6に回転自在に結合されたリンク7に回転自在にピン結合され、さらにまた前記リンク4の他端Dは回動自在にピン結合されたリンク機構に成っている。
従ってこのリンク機構からなる製品搬出装置1の製品搬出に際してはアーム2および各リンク4、5、7の結合点A、B、C、Dの描く軌跡は図6に示すようになり、製品を把持した結合点Aは鎖線で示すダイプレート8、9および金型10、11をかわすまでは略直線Lを描くような構成となっている。
特開平10‐146790号公報
特開平9‐17422号公報
しかしながら前述の製品搬出装置1は小型機の場合は製品も小さく、金型12、13やダイプレート14、15に接触しないでダイカストマシンの外に搬出されるが、大型機の場合は製品も大きくなり、製品の厚み等を考慮すると結合点A、B、C、Dの描く軌跡は図7に示すようになり、製品の厚み等の描く軌跡はFのようになりダイカストマシン内で金型等に触れずに直線的に移動させることが不可能となってしまう。
発明者は前述の大型機の場合、製品把持装置3をダイカストマシン内で直線的に金型等に触れずに移動させることが不可能となってしまうという欠点を解消するべく種々考慮した結果、リンク機構から成るこの製品搬出装置1のアーム2の先端Aにさらに直線的に移動する手段を取付け、ダイカストマシン内で製品把持装置3を直線的に移動する距離を長くして金型やダイプレートをかわして製品を搬出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるようにすれば良いという結論に達し、本発明に到った。
本発明の目的は製品着脱装置を備えた先端部を金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向に金型等をかわす位置まで後退させ、ダイカストマシン内から製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構を用いたダイカストマシンの製品搬出装置の製品着脱装置と先端部の間にさらに直線的に伸縮移動する手段を設け、製品を搬出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるダイカストマシンの製品搬出を提供することに有る。
前述の目的を達成するため本発明は、ダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を備えた先端部を固定および移動ダイプレートに取付けた両金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構のダイカストマシンの製品搬出装置において、先端部と製品着脱装置の間に伸縮自在のアームを取付けたことを特徴とするダイカストマシンの製品搬出装置とした。
アームの伸縮は、エアーシリンダにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
またアームの伸縮は、モータにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
さらにアームの伸縮は、サーボモータにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
さらにまた、アームの伸縮は、リニアモータにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
この発明によれば、従来のダイカストマシンにおける製品搬出装置の先端を、製品把持状態のまま両金型の開閉方向に対し直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動させることが可能となった。
本発明の1実施形態例を、図1ないし図3により、リニアモータにより伸縮を行う場合を例に採り説明する。説明にあたりリンク機構の製品搬出装置1と製品着脱装置3は、従来例と変わりが無いので、その説明を省き、新たに付けたアーム伸縮装置のみ説明をする。図1において20は、アーム伸縮装置であり、リンク機構を用いた製品搬出装置1の先端のアーム2に取付けてある。図2および図2のE−E断面を示した図3において、固定部材であるケーシング21に対して可動部材22に固着されたアーム23は、ケーシング21に設けたコイル24と可動部材22に設けた磁石25から成るリニアモータ26により、軸23の先端に有る製品着脱装置3をガイド27に沿ってストロークS1の距離をリニアモータの移動する軸方向に直線移動するようになされている。
次に図4により、本発明のエアーシリンダによるアームの伸縮を行う場合の他の実施形態例を説明する。30は、図1のリニアモータに変わりエアーシリンダを用いたアーム伸縮装置であり、リンク機構の製品搬出装置1先端のアーム2に取付けてある。図4において、先端に製品着脱装置3を取付けた可動アーム31は、エアーシリンダ32により、固定アーム33の先端に取付けたリニアガイド34に設けたガイド35に沿って、エアーシリンダ32の駆動する軸方向に移動する。したがって、可動アーム31は、エアーシリンダ32のストロークS2だけ伸縮可能となっている。
前述のように、これらの実施形態によれば、従来のリンク機構による製品搬出装置1の先端に更に両金型間に直角方向から直線的に伸縮移動するアーム伸縮装置を設けたので、製品を把持したまま開き状態の金型の間を金型開閉方向に対し直角方向に長い距離を後退させることが可能となった。
ここで前述の説明はアームの伸縮をリニアモータおよびエアーシリンダにより行う例を説明したが、勿論これらの実施形態に限られるものでなく、モータまたはサーボモータによるラックとピニオンを使用したアームの伸縮も可能である。
上述のように、この発明のアーム伸縮装置を使用することにより、製品把持状態のまま両金型の開閉方向に対し直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動させることが可能となった。
1 製品搬出装置
2 アーム
3 製品把持装置
4、5、7 リンク
6 駆動軸
8、9 ダイプレート
10、11 金型
20、30 アーム伸縮装置
21 ケーシング
22 可動部材
23 軸
24 コイル
25 磁石
26 リニアモータ
27 ガイド
31 可動アーム
32 エアーシリンダ
33 固定アーム
34 リニアガイド
35 ガイド
2 アーム
3 製品把持装置
4、5、7 リンク
6 駆動軸
8、9 ダイプレート
10、11 金型
20、30 アーム伸縮装置
21 ケーシング
22 可動部材
23 軸
24 コイル
25 磁石
26 リニアモータ
27 ガイド
31 可動アーム
32 エアーシリンダ
33 固定アーム
34 リニアガイド
35 ガイド
Claims (5)
- ダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を備えた先端部を固定および移動ダイプレートに取付けた両金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構のダイカストマシンの製品搬出装置において、先端部と製品着脱装置の間に伸縮自在のアームを取付けたことを特徴とするダイカストマシンの製品搬出装置。
- アームの伸縮はエアーシリンダにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。
- アームの伸縮はモータにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。
- アームの伸縮はサーボモータにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。
- アームの伸縮はリニアモータにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005029908A JP2006212684A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | ダイカストマシンの製品搬出装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005029908A JP2006212684A (ja) | 2005-02-07 | 2005-02-07 | ダイカストマシンの製品搬出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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CN109622913A (zh) * | 2017-10-08 | 2019-04-16 | 江苏新佳晨精密机械科技有限公司 | 一种智能全立式冷压室压铸机 |
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-
2005
- 2005-02-07 JP JP2005029908A patent/JP2006212684A/ja active Pending
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