JP2006212684A - ダイカストマシンの製品搬出装置 - Google Patents

ダイカストマシンの製品搬出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006212684A
JP2006212684A JP2005029908A JP2005029908A JP2006212684A JP 2006212684 A JP2006212684 A JP 2006212684A JP 2005029908 A JP2005029908 A JP 2005029908A JP 2005029908 A JP2005029908 A JP 2005029908A JP 2006212684 A JP2006212684 A JP 2006212684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
casting machine
arm
die
die casting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005029908A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoshige Kurokawa
尚重 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2005029908A priority Critical patent/JP2006212684A/ja
Publication of JP2006212684A publication Critical patent/JP2006212684A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 従来の製品着脱装置を先端に設けたリンク機構の製品搬出装置に更に金型開閉方向に対し直線的に伸縮移動するアーム伸縮装置を製品着脱装置と先端部の間に取付けたダイカストマシンの製品搬出を提供すること。
【解決手段】 ダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を備えた先端部を固定および移動ダイプレートに取付けた両金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構のダイカストマシンの製品搬出装置において、先端部と製品着脱装置の間に伸縮自在のアームを取付けたことを特徴とするダイカストマシンの製品搬出装置とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダイカストマシンの製品搬出装置に関する。
従来からダイカストマシンの製品搬出装置は種々知られており、そのいずれもダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したものである。
例えば図5に示すような製品搬出装置1はアーム2の先端Aに製品を着脱可能に把持する製品把持装置3を取付け、他端Bはリンク4に回転自在にピン結合されるとともに、リンク5に同じく回転自在にピン結合されており、さらにリンク5の他端Cは固定されたアクチュエイターの駆動軸6に回転自在に結合されたリンク7に回転自在にピン結合され、さらにまた前記リンク4の他端Dは回動自在にピン結合されたリンク機構に成っている。
従ってこのリンク機構からなる製品搬出装置1の製品搬出に際してはアーム2および各リンク4、5、7の結合点A、B、C、Dの描く軌跡は図6に示すようになり、製品を把持した結合点Aは鎖線で示すダイプレート8、9および金型10、11をかわすまでは略直線Lを描くような構成となっている。
特開平10‐146790号公報 特開平9‐17422号公報
しかしながら前述の製品搬出装置1は小型機の場合は製品も小さく、金型12、13やダイプレート14、15に接触しないでダイカストマシンの外に搬出されるが、大型機の場合は製品も大きくなり、製品の厚み等を考慮すると結合点A、B、C、Dの描く軌跡は図7に示すようになり、製品の厚み等の描く軌跡はFのようになりダイカストマシン内で金型等に触れずに直線的に移動させることが不可能となってしまう。
発明者は前述の大型機の場合、製品把持装置3をダイカストマシン内で直線的に金型等に触れずに移動させることが不可能となってしまうという欠点を解消するべく種々考慮した結果、リンク機構から成るこの製品搬出装置1のアーム2の先端Aにさらに直線的に移動する手段を取付け、ダイカストマシン内で製品把持装置3を直線的に移動する距離を長くして金型やダイプレートをかわして製品を搬出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるようにすれば良いという結論に達し、本発明に到った。
本発明の目的は製品着脱装置を備えた先端部を金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向に金型等をかわす位置まで後退させ、ダイカストマシン内から製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構を用いたダイカストマシンの製品搬出装置の製品着脱装置と先端部の間にさらに直線的に伸縮移動する手段を設け、製品を搬出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるダイカストマシンの製品搬出を提供することに有る。
前述の目的を達成するため本発明は、ダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を備えた先端部を固定および移動ダイプレートに取付けた両金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構のダイカストマシンの製品搬出装置において、先端部と製品着脱装置の間に伸縮自在のアームを取付けたことを特徴とするダイカストマシンの製品搬出装置とした。
アームの伸縮は、エアーシリンダにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
またアームの伸縮は、モータにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
さらにアームの伸縮は、サーボモータにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
さらにまた、アームの伸縮は、リニアモータにより行えば、より最適なダイカストマシンの製品搬出装置となる。
この発明によれば、従来のダイカストマシンにおける製品搬出装置の先端を、製品把持状態のまま両金型の開閉方向に対し直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動させることが可能となった。
本発明の1実施形態例を、図1ないし図3により、リニアモータにより伸縮を行う場合を例に採り説明する。説明にあたりリンク機構の製品搬出装置1と製品着脱装置3は、従来例と変わりが無いので、その説明を省き、新たに付けたアーム伸縮装置のみ説明をする。図1において20は、アーム伸縮装置であり、リンク機構を用いた製品搬出装置1の先端のアーム2に取付けてある。図2および図2のE−E断面を示した図3において、固定部材であるケーシング21に対して可動部材22に固着されたアーム23は、ケーシング21に設けたコイル24と可動部材22に設けた磁石25から成るリニアモータ26により、軸23の先端に有る製品着脱装置3をガイド27に沿ってストロークS1の距離をリニアモータの移動する軸方向に直線移動するようになされている。
次に図4により、本発明のエアーシリンダによるアームの伸縮を行う場合の他の実施形態例を説明する。30は、図1のリニアモータに変わりエアーシリンダを用いたアーム伸縮装置であり、リンク機構の製品搬出装置1先端のアーム2に取付けてある。図4において、先端に製品着脱装置3を取付けた可動アーム31は、エアーシリンダ32により、固定アーム33の先端に取付けたリニアガイド34に設けたガイド35に沿って、エアーシリンダ32の駆動する軸方向に移動する。したがって、可動アーム31は、エアーシリンダ32のストロークS2だけ伸縮可能となっている。
前述のように、これらの実施形態によれば、従来のリンク機構による製品搬出装置1の先端に更に両金型間に直角方向から直線的に伸縮移動するアーム伸縮装置を設けたので、製品を把持したまま開き状態の金型の間を金型開閉方向に対し直角方向に長い距離を後退させることが可能となった。
ここで前述の説明はアームの伸縮をリニアモータおよびエアーシリンダにより行う例を説明したが、勿論これらの実施形態に限られるものでなく、モータまたはサーボモータによるラックとピニオンを使用したアームの伸縮も可能である。
上述のように、この発明のアーム伸縮装置を使用することにより、製品把持状態のまま両金型の開閉方向に対し直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動させることが可能となった。
この発明による実施形態例を説明するための、リニアモータによるアーム伸縮装置が適用される場合の概要を示す説明用の図面である。 この発明によるアーム伸縮装置が適用される概要を示す説明面図で、リニアモータの詳細を示す図1の拡大したZ矢視図のである。 この発明によるアーム伸縮装置が適用される概要を示す説明面図で、図2の断面E‐E図である。 この発明の他の実施形態を示すエアーシリンダによるアーム伸縮装置説明面図である。 従来の製品搬出装置の概要を示す説明図である。 従来の製品搬出装置における各リンクの結合点A、B、C、Dの描く軌跡の図である。 従来の製品搬出装置の大型化した場合の各リンクの結合点A、B、C、Dの描く軌跡の図である。
符号の説明
1 製品搬出装置
2 アーム
3 製品把持装置
4、5、7 リンク
6 駆動軸
8、9 ダイプレート
10、11 金型
20、30 アーム伸縮装置
21 ケーシング
22 可動部材
23 軸
24 コイル
25 磁石
26 リニアモータ
27 ガイド
31 可動アーム
32 エアーシリンダ
33 固定アーム
34 リニアガイド
35 ガイド

Claims (5)

  1. ダイカストマシンの製品搬出に際し、製品を着脱可能に把持する製品着脱装置を備えた先端部を固定および移動ダイプレートに取付けた両金型の開閉方向に対し略直角方向から両金型間に挿入して製品を把持し、次いで製品を把持したまま両金型の開閉方向に対し略直角方向にダイプレート、金型等をかわす位置まで後退移動して製品を取出した後、旋回移動して製品排出位置まで移動させるように成したリンク機構のダイカストマシンの製品搬出装置において、先端部と製品着脱装置の間に伸縮自在のアームを取付けたことを特徴とするダイカストマシンの製品搬出装置。
  2. アームの伸縮はエアーシリンダにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。
  3. アームの伸縮はモータにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。
  4. アームの伸縮はサーボモータにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。
  5. アームの伸縮はリニアモータにより行うことを特徴とする請求項1記載のダイカストマシンの製品搬出装置。


JP2005029908A 2005-02-07 2005-02-07 ダイカストマシンの製品搬出装置 Pending JP2006212684A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005029908A JP2006212684A (ja) 2005-02-07 2005-02-07 ダイカストマシンの製品搬出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005029908A JP2006212684A (ja) 2005-02-07 2005-02-07 ダイカストマシンの製品搬出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006212684A true JP2006212684A (ja) 2006-08-17

Family

ID=36976318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005029908A Pending JP2006212684A (ja) 2005-02-07 2005-02-07 ダイカストマシンの製品搬出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006212684A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101797632A (zh) * 2010-03-12 2010-08-11 彭柏林 自动取件机
CN102228977A (zh) * 2011-06-10 2011-11-02 广东伊之密精密机械股份有限公司 取件机的升降机构
CN102814948A (zh) * 2012-09-07 2012-12-12 高精科技(苏州)有限公司 成型取出治具
CN109016366A (zh) * 2018-06-28 2018-12-18 芜湖优诺信息科技有限公司 一种注塑模具工装
CN109622913A (zh) * 2017-10-08 2019-04-16 江苏新佳晨精密机械科技有限公司 一种智能全立式冷压室压铸机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148410U (ja) * 1987-03-20 1988-09-29
JPH10113958A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Sumitomo Heavy Ind Ltd 射出成形機の製品取出し装置
JPH10146790A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Toshiba Mach Co Ltd 成形機における製品取出装置
JP2001071359A (ja) * 1999-09-03 2001-03-21 Star Seiki Co Ltd 成型品取出機の可動フレーム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148410U (ja) * 1987-03-20 1988-09-29
JPH10113958A (ja) * 1996-10-11 1998-05-06 Sumitomo Heavy Ind Ltd 射出成形機の製品取出し装置
JPH10146790A (ja) * 1996-11-18 1998-06-02 Toshiba Mach Co Ltd 成形機における製品取出装置
JP2001071359A (ja) * 1999-09-03 2001-03-21 Star Seiki Co Ltd 成型品取出機の可動フレーム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101797632A (zh) * 2010-03-12 2010-08-11 彭柏林 自动取件机
CN101797632B (zh) * 2010-03-12 2012-12-19 彭柏林 自动取件机
CN102228977A (zh) * 2011-06-10 2011-11-02 广东伊之密精密机械股份有限公司 取件机的升降机构
CN102228977B (zh) * 2011-06-10 2013-05-22 广东伊之密精密机械股份有限公司 取件机的升降机构
CN102814948A (zh) * 2012-09-07 2012-12-12 高精科技(苏州)有限公司 成型取出治具
CN102814948B (zh) * 2012-09-07 2015-09-30 高精科技(苏州)有限公司 成型取出治具
CN109622913A (zh) * 2017-10-08 2019-04-16 江苏新佳晨精密机械科技有限公司 一种智能全立式冷压室压铸机
CN109016366A (zh) * 2018-06-28 2018-12-18 芜湖优诺信息科技有限公司 一种注塑模具工装

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006212684A (ja) ダイカストマシンの製品搬出装置
ITRM20050049A1 (it) Macchina curvatrice con stampo di formatura a ritorno comandato.
JP2011152635A (ja) ロボット工具
JP2009543707A (ja) 中央支持体を有するグリッパー
JP2009202332A (ja) 産業用ロボットのハンド装置
JP2006297514A (ja) ロボットハンド
ITRM20080180A1 (it) Morsa provvista di dispositivo a ganascia mobile con distinte fasi di accostamento e serraggio in una matrice di macchina curvatubi
CN109909484B (zh) 一种铸造砂箱自动定位合箱装置
KR20180006688A (ko) 로봇 자동화 반전 그리퍼 장치
JP2010158739A (ja) ロボットハンド装置およびそのようなロボットハンド装置のアーム調節方法
CN207290733U (zh) 一种下料机构
JP2007144530A (ja) ロボットハンド
JP2009184051A (ja) ピンクランプ装置とロボットアーム
JP5958963B2 (ja) 把持機構
JP2005153123A (ja) グリッパ装置とそのグリッパ装置を用いたワーク搬送装置
JP2002067088A (ja) 湾曲管部を有する樹脂成形品用の金型
US20180207718A1 (en) Assembly system, assembling method, and assembly unit
KR20180134499A (ko) 프레스단조 하역로봇의 스크랩과 성형품 이중그립방법
JP2694249B2 (ja) 射出成形機
CN105057946B (zh) 一种薄壁筒体焊接胎具
JP2007203421A (ja) 位置決めクランプ装置
JP4868857B2 (ja) ダイカスト機
JP4946460B2 (ja) 中空樹脂成形方法及び中空樹脂成形装置
CN112707165B (zh) 一种成型弹片抓取用的抓取机构
JP5653200B2 (ja) 弾性材料製の成形品の取出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080115

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20100716

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20100817

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110125

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02