JP2898269B1 - 映像検査装置、方法および記録媒体 - Google Patents

映像検査装置、方法および記録媒体

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JP2898269B1
JP2898269B1 JP10049805A JP4980598A JP2898269B1 JP 2898269 B1 JP2898269 B1 JP 2898269B1 JP 10049805 A JP10049805 A JP 10049805A JP 4980598 A JP4980598 A JP 4980598A JP 2898269 B1 JP2898269 B1 JP 2898269B1
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Abstract

【要約】 【課題】 光過敏性発作の可能性のある画像を映像の中
から自動的に検出する。 【解決手段】 映像を構成するフレーム画像について、
空間周波数とコントラストについて画像分析をコントラ
スト検出部3および周波数分析部5において行い、光過
敏性発作の可能性のある画像パターンをコントラストの
強さおよピーク値を有する周波数帯の値から検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ映像等を分
析して特定の形状を有する画像を監視する映像検査装置
に関し、特に画像に縞模様、市松模様、同心円、放射状
パターン、渦巻きパターンなどの周期性を持つパターン
が強いコントラストでかつ、一定面積以上を有する形状
を有する画像を検出するのに好適な映像検査装置、方法
および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縞模様、市松模様、同心円、放射
状パターン、渦巻きパターンなどの形状を有する映像の
中から上記形状の画像(画面)を検出するためには、表
示装置(モニター)に表示された映像を実際に人間が目
視して検出を行うか、波形モニタを人間が目視して検出
を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】強いコントラストを持
つ縞模様、市松模様、同心円、放射状パターン、渦巻き
パターン等、周期性パターンを有する映像が画面に表示
された場合、光過敏性の資質を持つ視聴者がこれを見る
と、発作を起こす可能性があることが知られている。
【0004】人間の目で上述の形状の画像を映像から検
出することは膨大な時間がかかる。さらに上記形状が含
まれる映像を見る人間にも健康上の影響を与えかねな
い。さらには映像を見る人間が異なると、個人差によ
り、判断基準が異なってしまうという問題が発生する。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述の点に鑑み
て、映像の中に含まれる特定形状のパターンが強いコン
トラストで表示される画像を自動的に検出することが可
能な映像検査装置、方法および記録媒体を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、検査対象の映像を入力す
る入力手段と、当該入力された映像の各フレーム画像
を、コントラストおよび空間周波数について画像分析す
る画像分析手段と、当該画像分析の結果に基づき、前記
コントラストの強さおよび前記空間周波数のピーク値の
周波数の範囲がそれぞれが許容範囲にない画像部分全体
と全体画像の比率を計算する画像処理手段と、当該計算
された比率が許容範囲にない場合に、フレーム画像は検
出対象の特定画像であると判断する判断手段とを具えた
ことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の映像
検査装置において、前記判断手段の判断結果を出力する
出力手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載の映像
検査装置において、前記判断手段により検出対象の特定
画像が検出された場合には、前記映像に含まれる前記特
定画像を予め用意した代替の画像と置換する手段をさら
に具えたことを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載の映像
検査装置において、前記判断手段により検出対象の特定
画像が検出された場合には、前記映像に含まれる前記特
定画像を除去する手段をさらに具えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項5の発明は、請求項1に記載の映像
検査装置において、前記検査対象の映像として映像表示
装置の出力映像を入力することを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、請求項1に記載の映像
検査装置において、前記検査対象の映像として、映像再
生装置の出力映像を入力することを特徴とする。
【0012】請求項7の発明は、請求項1に記載の映像
検査装置において、前記検査対象の映像として、ゲーム
機の出力映像を入力することを特徴とする。
【0013】請求項8の発明は、請求項1に記載の映像
検査装置において、前記フレームは複数のブロックに分
割され、前記画像分析手段は各ブロック毎に前記画像分
析を行い、前記画像処理手段は当該得られたブロック毎
の画像分析結果について許容範囲にあるか否かの判定を
行い、許容範囲にないとの判定が得られたブロック面積
の総計とフレーム面積との比率を前記許容範囲にない画
像部分全体と全体画像の比率として計算することを特徴
とする。
【0014】請求項9の発明は、検査対象の映像を入力
し、当該入力された映像の各フレーム画像を、コントラ
ストおよび空間周波数について画像分析し、当該画像分
析の結果に基づき、前記コントラストの強さおよび前記
空間周波数のピーク値の周波数の範囲がそれぞれが許容
範囲にない画像部分全体と全体画像の比率を計算し、当
該計算された比率が許容範囲にない場合に、フレーム画
像は検出対象の特定画像であると判断することを特徴と
する。
【0015】請求項10の発明は、請求項9に記載の映
像検査方法において、前記判断の結果を出力することを
特徴とする。
【0016】請求項11の発明は、請求項9に記載の映
像検査方法において、検出対象の特定画像が検出された
場合には、前記映像に含まれる前記特定画像を予め用意
した代替の画像と置換することを特徴とする。
【0017】請求項12の発明は、請求項9に記載の映
像検査方法において、検出対象の特定画像が検出された
場合には、前記映像に含まれる前記特定画像を除去する
ことを特徴とする。
【0018】請求項13の発明は、請求項9に記載の映
像検査方法において、前記検査対象の映像は、映像表示
装置の出力映像を入力することを特徴とする。
【0019】請求項14の発明は、請求項9に記載の映
像検査方法において、前記検査対象の映像は、映像再生
装置の出力映像を入力することを特徴とする。
【0020】請求項15の発明は、請求項9に記載の映
像検査方法において、前記検査対象の映像は、ゲーム機
の出力映像を入力することを特徴とする。
【0021】請求項16の発明は、請求項9に記載の映
像検査方法において、前記フレームは複数のブロックに
分割され、各ブロック毎に前記画像分析を行い、当該得
られたブロック毎の画像分析結果について許容範囲にあ
るか否かの判定を行い、許容範囲にないとの判定が得ら
れたブロックの総計とフレーム面積との比率を前記許容
範囲にない画像部分全体と全体画像の比率として計算す
ることを特徴とする。
【0022】請求項17の発明は、映像検査装置に搭載
され、コンピュータにより読み取り可能なプログラムを
記録した記録媒体であって、該プログラムは、検査対象
の映像を入力する入力ステップと、当該入力された映像
の各フレーム画像を、コントラストおよび空間周波数に
ついて画像分析する画像分析ステップと、当該画像分析
の結果に基づき、前記コントラストの強さおよび前記空
間周波数のピーク値の周波数の範囲がそれぞれが許容範
囲にない画像部分全体と全体画像の比率を計算する画像
処理ステップと、当該計算された比率が許容範囲にない
場合に、フレーム画像は検出対象の特定画像であると判
断する判断ステップとを具えたことを特徴とする。
【0023】請求項18の発明は、請求項17に記載の
記録媒体において、前記判断手段の判断結果を出力する
出力手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0024】請求項19の発明は、請求項17に記載の
記録媒体において、前記判断ステップにより検出対象の
特定画像が検出された場合には、前記映像に含まれる前
記特定画像を予め用意した代替の画像と置換するステッ
プをさらに具えたことを特徴とする。
【0025】請求項20の発明は、請求項17に記載の
記録媒体において、前記判断ステップにより検出対象の
特定画像が検出された場合には、前記映像に含まれる前
記特定画像を除去するステップをさらに具えたことを特
徴とする。
【0026】請求項21の発明は、請求項17に記載の
記録媒体において、前記検査対象の映像は、映像表示装
置の出力映像を入力することを特徴とする。
【0027】請求項22の発明は、請求項17に記載の
記録媒体において、前記検査対象の映像は、映像再生装
置の出力映像を入力することを特徴とする。
【0028】請求項23の発明は、請求項17に記載の
記録媒体において、前記検査対象の映像は、ゲーム機の
出力映像を入力することを特徴とする。
【0029】請求項24の発明は、請求項17に記載の
記録媒体において、前記フレームは複数のブロックに分
割され、前記画像分析ステップでは各ブロック毎に前記
画像分析を行い、前記画像処理ステップでは当該得られ
たブロック毎の画像分析結果について許容範囲にあるか
否かの判定を行い、許容範囲にないとの判定が得られた
ブロックの総計とフレーム面積との比率を前記許容範囲
にない画像部分全体と全体画像の比率として計算するこ
とを特徴とする。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0031】(第1実施形態)検査対象となる画像の形
状パターンの例を図1の符号(a)〜(d)で示す。
(a)は縦縞パターン、(b)は市松模様である。
(c)は同心円パターン、(d)は流紋パターンであ
る。これらの形状パターンは、空間的に狭い箱囲内で
は、いずれのバターンも映像中で一定方向に繰り返し表
示される。たとえば、FFT(高速フーリエ変換)など
によってその部分の周波数分析を行うと、特定周波数に
おいて鋭いピークを持つこと(第1の条件)を本願発明
者は発見した。また、コントラストが強い画像では交流
成分のエネルギーが大きいこと(第2の条件)が画像の
特徴である点も発見した。このような知見に基づき、本
実施形態ではでは、画像全体を複数の小ブロックに分割
し、各々のブロック内の画像が上記2つの条件を満足す
るかどうかを判定した上で、上記第1および第2の両方
の条件を満たすブロックの占める面積と画面全体の面積
との比(特定画像の占有比率)があらかじめ指定した値
以上のとき、問題となる特殊画像であると判定する。
【0032】このような映像検査方法を使用する映像検
査装置のシステム構成を図2に示す。図2において、1
はアナログ/デジタル変換を行うA/D変換器、2は1
画面分(フレーム)の画像データ(本例では輝度デー
タ)を一時記憶するフレームバッファである。3は画像
データを画像分析してコントラストが許容範囲にあるか
否かを判定するコントラスト検出部である。
【0033】4は周波数分析部であり、コントラスト検
出部3の判定結果が許容範囲外のときにフレームバッフ
ァ2の画像データに基づき分割ブロック毎の周波数分析
を行う。5はピーク探索部であり、ブロック毎の周波数
分析の結果の示すピーク値が、検出すべき画像パターン
の画像特徴をなす予め定めた周波数帯にあるか否かを判
定する。判断部6はピーク探索部5より得られる各ブロ
ック毎の判断結果に基づき鋭いピークを持つブロック
(ピーク探索部5においてピーク値が予め定めた周波数
帯の範囲にありの判定が得られたブロック)の面積(ま
たは個数)を合計し、総面積と画面面積の比(またはピ
ークを有する全個数と画面を構成する全ブロック数の
比)を計算する。この比が許容範囲にない場合に、フレ
ームバッファ2の画像データの示す画像は検出対象の画
像であると判定する。
【0034】結果出力部7は、判断部6の判断結果を出
力する。出力の形態は、単なるランプによる警報出力
や、文字によるメッセージの表示出力、プリンタにより
フレーム番号と判断結果の出力等、各種の形態を採用す
ることができる。
【0035】8はフレームディレイであり、入力の映像
信号を回路1〜6までの画像処理系と同期させるよう遅
延させる。9は代替パターン生成部であり、代替の画像
パターンを発生する。代替パターン発生器としてはRO
Mなどの不揮発性メモリを使用することができる。
【0036】10は切り換え器であり、判断部6におい
て、図1に示す形状パターンのいずれかを検出したとき
には、フレームディレイ8からから出力される映像信号
すなわち、検出対象の画像は外部出力されず、代替パタ
ーン生成部9で発生した画像パターンの画像信号を外部
出力することにより、映像信号の中の図1の形状パター
ン画像を代替の画像パターンと交換する。判断部6から
検出の旨を示す信号が発生されない場合にはフレームデ
ィレイ8から出力される映像信号が外部出力される。
【0037】以上のシステムを画像処理装置やパーソナ
ルコンピュータ等を使用して構成してもよい。この場合
には、コントラスト検出部3、周波数分析部4、ピーク
探索部5、判断部6、フレームディレイ8および切り換
え器10の処理をソフトウェアプログラムで規定してお
き、このソフトウェアプログラムをCPUが実行するこ
とにより、上述の回路の機能を実現する。また、上述の
回路をデジタル回路で構成してもよいこと勿論である。
【0038】以上のシステム構成で実行される特定画像
パターンの検出処理を次に詳しく説明する。
【0039】映像はフレーム単位のアナログ信号たとえ
ば、NTSC信号の形態でコネクタ等の映像入力手段
(不図示)を介して装置に入力される。入力された映像
信号をA/D変換器1によりA/D変換してフレームバ
ッファ2に入力する。本例では(フレーム)画像全体を
横方向にM分割、縦方向にN分割したM×N個の小ブロ
ックに分割するものとする。以下では、ここで分割した
各ブロックごとに処理を進め、すべての処理が終了した
段階で、次のフレームを取り込む。
【0040】コントラスト検出部3では、小ブロック内
の全画素の輝度値の分散σ2
【0041】
【数1】
【0042】によって求める。ここで、Iijは小ブロッ
ク内のi、jの位置にある画素の輝度値を表す。これ
は、ブロック内の画像の交流成分の総エネルギーに相当
する。この値があらかじめ指定したしきい値θ1以上、
すなわち、許容範囲外となる場合、その小ブロックのコ
ントラストが高いとコントラスト検出部3が判定し、分
割のブロックの画像データを次の周波数分析部4に送
る。
【0043】コントラスト検出部3を実現する別の手段
としては、例えばソーべルフィルタ等の微分フイルタを
施して得られるエッジ強度の総和を、エッジを構成する
画素数で割った「平均のエッジの強さ」を求め、しきい
値と比較しても良い。
【0044】周波数分析部4においては、コントラスト
検出部3から送られてきたブロック毎の画像データに対
してフーリエ変換を行って周波数成分に分解した上で、
各空間周波数ごとのエネルギーを求める。
【0045】ブロック毎に画像データを
【0046】
【外1】
【0047】からなる。ただし、μ,νは、横方向、縦
方向の空間周波数を表す。
【0048】
【外2】
【0049】は、
【0050】
【数2】
【0051】と表される。
【0052】ピーク探索部5では、個々のブロックにお
いて空間周波数スペクトラムがあらかじめ指定した周波
数範囲f1〜f2で鋭いピークを持つかどうかを判定す
る。ピークが鋭いかどうかの判定は、以下のいずれかの
条件を満足するかどうかで行う。すなわち 1.ブロック内で直流成分以外の最大値を検出し、その
値がブロック内の全交流エネルギーに対して、あらかじ
め指定した値θ2以上か、 2.検出したブロック内の最大値が上記の条件を満足し
ないが、最大値をとる画素の8つの近傍の画素値の総和
を加えて、あらかじめ定めた値θ3以上 ならば鋭いピークと判定する。
【0053】判断部6においては、鋭いピークを持つブ
ロックの占める総面積を求め、そのブロックの総面積と
(フレーム)画像の全面積との比があらかじめ指定した
値θ3を越える場合、検出すべき繰り返しパターン(図
1の形状パターン)を含む画像であると判断する。
【0054】判断部6の判断結果、すなわち、検出すべ
き形状(画像)パターンの有無をもとに、結果出力部7
では検出の有無の表示を行う。
【0055】検出すべき形状パターンの有無を示すオン
/オフの信号により切り換えスイッチ10の接続先が切
り換えられる。検出すべき画像パターン有りの判定が得
られた場合には、代替パターン生成部9の発生する代替
パターン画像を出力して、検出した図1のパターン画像
と置き換える。なお映像信号(フレーム画像)は、入力
から判断処理までに要する時間分だけフレームディレイ
8により遅延されているので、検出時点で、パターン画
像の置換を行うことができる。
【0056】周波数分析部4においては、例えば画像を
1/2、1/4、1/8等に縮小し、縮小画像について
フーリエ解析を施すと、処理対象の画像データが減少す
るので、フーリエ解析を高速処理することができる。ま
た、周波数分析については、フーリエ変換以外にウェー
ブレット変換、多重解像度フーリエ変換、ハフ変換等の
画像解析手法を用いることもできる。
【0057】上述のしきい値θ1、θ2、θ3、θ4、
f1、f2は固定化してもよいが、不図示の入力部、た
とえば、テンキーから手動で入力すると、パターン検出
のための条件、すなわち、コントラストの強さ等を任意
に可変設定することができる。
【0058】(第2の実施形態)映像検査装置を画像処
理装置により実現する第2実施形態を次に説明する。第
2実施形態のシステム構成を図3に示す。画像処理装置
は周知のパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を使
用することができる。ただし、画像処理装置が実行する
処理手順(ソフトウェアプログラム、図4参照)が従来
と異なる。このソフトウェアプログラムはコンピュータ
が読み取り可能な言語で記載され、フロッピーディス
ク、CDROM等の記録媒体から画像処理装置にインス
トール(搭載)される。
【0059】図3において、CPU100、インターフ
ェース(I/O)101、ハードディスク記憶装置(H
DD)102、フロッピーディスクドライブ(FDD)
103、ビデオRAM104、入力装置106およびシ
ステムメモリ107がバスに接続されている。CPU1
00はシステムメモリ107およびHDD102に格納
されたオペレーティングシステム(OS)にしたがっ
て、装置全体の制御を行う。インターフェース101は
グラフィックボードとも呼ばれ、NTSC形態のビデオ
信号をフレーム単位で順次に入力し、CPU100が処
理可能なデジタル信号に変換する。ビデオ信号発生装置
としてはテレビ受像機、ビデオカメラ、ビデオテープレ
コーダ、テレビゲーム機等を使用することができる。
【0060】HDD102は上記OSの他、本発明に係
る映像検査用のソフトウェアプログラムおよび動画像を
作成編集するためのソフトウェアプログラムを保存記憶
する。
【0061】FDD103はフロッピーディスクを受け
付け、上述の映像検査用のソフトウェアプログラムをC
PU100の制御で読み取る。ビデオRAM104は1
フレーム(画面)分の画像データを記憶する。ビデオR
AM104に対する画像データの書込みはCPU100
により行われ、ディスプレイ105側のコントローラ
(不図示)により画像データが読み出されてディスプレ
イ105の表示画面に表示される。
【0062】入力装置106はマウスおよびキーボード
で構成され、CPU100に対する動作指示、あるいは
ソフトウェアプログラムを実行する場合の各種の情報入
力に使用される。
【0063】システムメモリ107はROMおよびRA
Mで構成され、上記OSの一部を保存記憶するととも
に、OSや上記ソフトウェアプログラムの処理データを
記憶するワーク領域および、CPU100が実行するプ
ログラムの記憶用として使用される。
【0064】このようなシステム構成において実行され
る映像検査処理を図4を参照して説明する。図4に示す
処理手順はCPU100が実行可能なプログラム言語で
HDD102にインストールされた後、入力装置106
からの指示で、システムメモリ107にロードされた
後、CPU100に実行される。説明の便宜上、図4の
記載は、従来から周知の処理内容に分解して記載してあ
るので、とくにプログラム言語で記載しなくても当業者
であれば、このソフトウェアを作成することは可能であ
ろう。
【0065】図4の処理手順の実行の開始が入力装置1
06から指示されると、CPU100はI/O101か
らフレーム画像(1画面分の画像データ)を取り込み、
システムメモリ107に書込む。(ステップS10
0)。
【0066】次にCPU100はシステムメモリ107
に保存されたフレーム画像をたとえば、8つにブロック
分割し、その第1番目のブロックの画像データを取り出
して、数1式によりコントラストの強さを計算する。コ
ントラストの強さが許容範囲にあるか否かの判定を行っ
て(ステップS130)、許容範囲外の判定が得られた
場合には、手順をステップS130からステップS14
0に進め、周波数分析を行う。
【0067】コントラストの強さが許容範囲内の判定が
得られた場合は、手順をステップS130→S170→
S110へと進め、第2場番目のブロックのコントラス
ト計算を行う。
【0068】ステップS140の周波数分析では、第1
番目のブロックの画像データを使用して、周波数分析を
行って、数2式により得られるエネルギーのピーク値が
図1の画像パターンに固有の周波数の範囲(許容範囲)
にあるか否かの判定を行う。
【0069】許容範囲内の判定が得られた場合には手順
をステップS150→S170→S110へと進め、第
2場番目のブロックのコントラスト計算を行う。一方、
許容範囲外の判定が得られた場合は、検査の対象となっ
たフレームは部分的に図1の画像パターンが含まれてい
ると判断され、第1番目のブロックの面積を累積(総
計)計算のためにシステムメモリ107に記憶する(ス
テップS160)。
【0070】手順はステップS170→S110へと移
行し、第2番目のブロックについてのコントラストにつ
いての検査および周波数の検査が行われ、2つの検査で
許容範囲外の判定が得られた場合にブロックの面積が累
積計算される。このようにして全ブロックの映像検査を
終了すると(ステップS170のYES判定)、累積計
算されたブロック面積とフレーム面積の比を計算し、そ
の比の値が許容範囲にあるか否かの判定を行う(ステッ
プS180)。許容範囲外すなわち、検査対象となった
フレームが図1画像パターンであるの判定が得られた場
合には、CPU100はシステムメモリ107に記憶し
てあるフレーム画像(I/O101から入力したフレー
ム画像)を修正する。この修正は、予めHDD102に
用意してある代替の画像パターンと交換する処理、ある
いは図1の画像パターンがあることを示す警告フレーム
との交換処理あるいは上記I/O101から入力のフレ
ーム画像を除去する処理のいずれかである。
【0071】このようにして修正されたフレーム画像は
HDD102に動画像のファイル形態、たとえば、MP
EGの形態で、記憶される。また、検査対象のフレーム
画像が図1の画像パターンではないとの判定(ステップ
S180のYES)が得られた場合には、I/O101
から入力し、システム107に記憶してあるフレーム画
像をHDD102に記憶する。以下、上述の処理を映像
が終了するまで繰り返すことにより(ステップS100
〜S210のループ処理)、複数のフレーム(静止画
像)からなる映像(動画像)の検査を行うことができ
る。
【0072】この形態では、検査済みの映像を保存して
おくので、必要に応じて、フロッピーディスクや光磁気
ディスク(MO)等あるいは不図示の通信インターフェ
ースを介して外部装置に出力することになる。
【0073】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。
【0074】1)図2のフレームディレイ8に代わりフ
レームバッファを使用することもできる。
【0075】2)図2に映像検査装置の対象となる映像
はテレビ映像の他、ビデオテープレコーダの出力映像、
コンピュータにより作成した映像(いわゆる動画像)等
各種の映像を取り扱うことができる。例えば、デジタル
映像を取り扱う場合には、図2のA/D変換器1は不要
となる。
【0076】3)図2の映像検査装置は映像発生装置
(テレビ受像機等の映像表示器、ビデオテープレコーダ
などの映像再生装置、8ミリビデオ(撮像装置)、テレ
ビゲーム機、専用のゲーム機等)と信号線により脱着可
能に接続して映像発生装置の出力画像を入力してもよい
し、映像検査装置を映像発生装置内に組み込み、映像発
生装置内で検査対象の映像を入力してもよい。
【0077】4)上述の実施形態では、図1の画像パタ
ーンを検出すると代替の画像パターンと交換している
が、単に画像パターンを検出して、警告を行うだけでも
よく、結果出力部7を設けずに、代替機能(代替パター
ン生成部9)だけを持たせよい。用途に応じて代替機能
や警告出力機能を付加するとよい。
【0078】10)上述の実施形態では、図1の画像パ
ターンを検出するとその画像を代替の画像パターンと置
換しているが、検出した画像パターンを映像の中から除
去することも図2のシステムでは可能である。この場合
には、代替生成部9はなく、図1の画像パターンが検出
された場合には、切り換えスイッチ10をフレームディ
レイ8と断(オフ)してフレームディレイ8の遅延画像
を外部出力しない。新たなフレーム画像が入力した時点
で切り換えスイッチ10をフレームディレイ8に接続
(オン)する。これにより、図1の画像パターン以外の
フレーム画像のみが切り換えスイッチ10から外部出力
される。
【0079】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、9、
17の発明によれば、検査対象の映像の各フレーム画像
を、コントラストおよび空間周波数について画像分析
し、前記コントラストの強さおよび前記空間周波数のピ
ーク値の周波数の範囲がそれぞれが許容範囲にない画像
部分がフレーム中で大きく示すフレームを検出すること
により、視聴者に影響を与える可能性のある特定形状の
パターン画像を映像の中から自動的に検出することがで
きる。
【0080】請求項2、10、18の発明では、さらに
判断手段の判断結果、すなわち特定の画像パターンの有
無を出力することができるので、その出力結果に基づ
き、あとで、画像編集により特定の画像パターンを修
正、除去することができる。
【0081】請求項3、11、19の発明では、さら
に、判断手段(判断ステップ)により検出対象の特定画
像が検出された場合には、映像に含まれる前記特定画像
を予め要した代替の画像と自動置換されるので、人間
は、体に影響のある画像を見ることはなく、視聴者だけ
ではなく、画像制作者の安全も図られる。
【0082】請求項4、12、20の発明では、さら
に、判断手段(ステップ)により検出対象の特定画像が
検出された場合には、映像に含まれる前記特定画像を除
去することにより視聴者、画像作成者の安全を図ること
ができる。
【0083】請求項5、6、7、13、14、15、2
1、22、23の発明は、映像表示装置の出力映像、映
像再生装置の出力映像、ゲーム機の出力映像をそれぞれ
検査することができる。
【0084】請求項8、16、24の発明は、各ブロッ
ク毎に前記画像分析を行うので、フレーム全体を画像分
析するよりも処理時間を短縮することができる。
【0085】以上、説明したように請求項1〜24の発
明によれば、放送番組で放映する前に事前に映像の中の
光過敏性発作の原因となる画像パターンを検査すること
によって、視聴者の光過敏性発作の発生を阻止すること
ができる。
【0086】さらにこのような危険な画像パターンは人
手を介さずに、自動的に行なわれるので、従来のように
人間の目視チェックによる検査よりも迅速に検査を行う
ことができ、かつ個人差による検査精度のばらつきも発
生しない。さらには人間は検査から解放されるので、制
作費の削減に寄与することができ、かつ、映像を見る多
数の制作者の安全性も図られる。さらには放送映像だけ
でなく、市販のビデオテープ、テレビゲーム等の映像発
生装置に接続あるいは組み込むことによっても、同様に
光過敏性発作の可能性のある画像を検査し、警告を与え
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光過敏性発作を発生する可能性のある画像パタ
ーンを示す説明図である。
【図2】本発明第1実施形態のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明第2実施形態のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図4】本発明第2実施形態の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 フレームバッファ 3 コントラスト検出部 4 周波数分析部 5 ピーク探索部 6 判断部 7 結果出力部 8 フレームディレイ 9 代替パターン生成部 10 切り換えスイッチ 100 CPU 101 インターフェース 102 HDD 103 FDD 104 ビデオRAM 105 ディスプレイ 106 入力装置 107 システムメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリピングデル・サイモン 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会 放送技術研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 17/00 - 17/06 G06T 7/00 H04N 5/21

Claims (24)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象の映像を入力する入力手段と、 当該入力された映像の各フレーム画像を、コントラスト
    および空間周波数について画像分析する画像分析手段
    と、 当該画像分析の結果に基づき、前記コントラストの強さ
    および前記空間周波数のピーク値の周波数の範囲がそれ
    ぞれが許容範囲にない画像部分全体と全体画像の比率を
    計算する画像処理手段と、 当該計算された比率が許容範囲にない場合に、フレーム
    画像は検出対象の特定画像であると判断する判断手段と
    を具えたことを特徴とする映像検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像検査装置におい
    て、前記判断手段の判断結果を出力する出力手段をさら
    に具えたことを特徴とする映像検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の映像検査装置におい
    て、前記判断手段により検出対象の特定画像が検出され
    た場合には、前記映像に含まれる前記特定画像を予め用
    意した代替の画像と置換する手段をさらに具えたことを
    特徴とする映像検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の映像検査装置におい
    て、前記判断手段により検出対象の特定画像が検出され
    た場合には、前記映像に含まれる前記特定画像を除去す
    る手段をさらに具えたことを特徴とする映像検査装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の映像検査装置におい
    て、前記検査対象の映像は、映像表示装置の出力映像を
    入力することを特徴とする映像検査装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の映像検査装置におい
    て、前記検査対象の映像は、映像再生装置の出力映像を
    入力することを特徴とする映像検査装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の映像検査装置におい
    て、前記検査対象の映像は、ゲーム機の出力映像を入力
    することを特徴とする映像検査装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の映像検査装置におい
    て、前記フレームは複数のブロックに分割され、前記画
    像分析手段は各ブロック毎に前記画像分析を行い、前記
    画像処理手段は当該得られたブロック毎の画像分析結果
    について許容範囲にあるか否かの判定を行い、許容範囲
    にないとの判定が得られたブロック面積の総計とフレー
    ム面積との比率を前記許容範囲にない画像部分全体と全
    体画像の比率として計算することを特徴とする映像検査
    装置。
  9. 【請求項9】 検査対象の映像を入力し、 当該入力された映像の各フレーム画像を、コントラスト
    および空間周波数について画像分析し、 当該画像分析の結果に基づき、前記コントラストの強さ
    および前記空間周波数のピーク値の周波数の範囲がそれ
    ぞれが許容範囲にない画像部分全体と全体画像の比率を
    計算し、 当該計算された比率が許容範囲にない場合に、フレーム
    画像は検出対象の特定画像であると判断することを特徴
    とする映像検査方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の映像検査方法におい
    て、前記判断の結果を出力することを特徴とする映像検
    査方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の映像検査方法におい
    て、検出対象の特定画像が検出された場合には、前記映
    像に含まれる前記特定画像を予め用意した代替の画像と
    置換することを特徴とする映像検査方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の映像検査方法におい
    て、検出対象の特定画像が検出された場合には、前記映
    像に含まれる前記特定画像を除去することを特徴とする
    映像検査方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の映像検査方法におい
    て、前記検査対象の映像は、映像表示装置の出力映像を
    入力することを特徴とする映像検査方法。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の映像検査方法におい
    て、前記検査対象の映像は、映像再生装置の出力映像を
    入力することを特徴とする映像検査方法。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の映像検査方法におい
    て、前記検査対象の映像は、ゲーム機の出力映像を入力
    することを特徴とする映像検査方法。
  16. 【請求項16】 請求項9に記載の映像検査方法におい
    て、前記フレームは複数のブロックに分割され、各ブロ
    ック毎に前記画像分析を行い、当該得られたブロック毎
    の画像分析結果について許容範囲にあるか否かの判定を
    行い、許容範囲にないとの判定が得られたブロックの総
    計とフレーム面積との比率を前記許容範囲にない画像部
    分全体と全体画像の比率として計算することを特徴とす
    る映像検査方法。
  17. 【請求項17】 映像検査装置に搭載され、コンピュー
    タにより読み取り可能なプログラムを記録した記録媒体
    であって、該プログラムは、 検査対象の映像を入力する入力ステップと、 当該入力された映像の各フレーム画像を、コントラスト
    および空間周波数について画像分析する画像分析ステッ
    プと、 当該画像分析の結果に基づき、前記コントラストの強さ
    および前記空間周波数のピーク値の周波数の範囲がそれ
    ぞれが許容範囲にない画像部分全体と全体画像の比率を
    計算する画像処理ステップと、 当該計算された比率が許容範囲にない場合に、フレーム
    画像は検出対象の特定画像であると判断する判断ステッ
    プとを具えたことを特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の記録媒体におい
    て、前記判断手段の判断結果を出力する出力手段をさら
    に具えたことを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の記録媒体におい
    て、前記判断ステップにより検出対象の特定画像が検出
    された場合には、前記映像に含まれる前記特定画像を予
    め用意した代替の画像と置換するステップをさらに具え
    たことを特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の記録媒体におい
    て、前記判断ステップにより検出対象の特定画像が検出
    された場合には、前記映像に含まれる前記特定画像を除
    去するステップをさらに具えたことを特徴とする記録媒
    体。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載の記録媒体におい
    て、前記検査対象の映像は、映像表示装置の出力映像を
    入力することを特徴とする記録媒体。
  22. 【請求項22】 請求項17に記載の記録媒体におい
    て、前記検査対象の映像は、映像再生装置の出力映像を
    入力することを特徴とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 請求項17に記載の記録媒体におい
    て、前記検査対象の映像は、ゲーム機の出力映像を入力
    することを特徴とする記録媒体。
  24. 【請求項24】 請求項17に記載の記録媒体におい
    て、前記フレームは複数のブロックに分割され、前記画
    像分析ステップでは各ブロック毎に前記画像分析を行
    い、前記画像処理ステップでは当該得られたブロック毎
    の画像分析結果について許容範囲にあるか否かの判定を
    行い、許容範囲にないとの判定が得られたブロックの総
    計とフレーム面積との比率を前記許容範囲にない画像部
    分全体と全体画像の比率として計算することを特徴とす
    る記録媒体。
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