JP2897360B2 - 苗植機における苗の案内装置 - Google Patents

苗植機における苗の案内装置

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JP2897360B2 JP18663690A JP18663690A JP2897360B2 JP 2897360 B2 JP2897360 B2 JP 2897360B2 JP 18663690 A JP18663690 A JP 18663690A JP 18663690 A JP18663690 A JP 18663690A JP 2897360 B2 JP2897360 B2 JP 2897360B2
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玉井  利男
塩崎  孝秀
清家  理伯
神谷  寿
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、苗植機における苗の案内装置に関するも
ので、苗受板を調節して植付杆による苗の取り量を調節
しても、苗の植付姿勢が変らないようにしたものであ
る。
(従来の技術) 実開昭58−135221号公報に見られるように、苗植機
は、苗受板(同上公報では枠体16)を上下に調節してそ
の苗取口に対する植付杆の突入量の変化で苗の取り量を
調節している。
また、特開昭61−209518号公報に見られるように、苗
受板に苗ガイドを下向に取付け、植付杆が泥土に挿し込
む苗の葉が横に開かないように誘導する装置が普及して
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ここに、後者において、苗の取り量を変えるために苗
受板を上下に移動させると、植付杆と苗ガイドの位置関
係が変化して好ましくない状態が生じる。これを改善す
る手段として、前者の第3図に苗ガイドと独立して苗受
板のみを移動させる手段が開示されているが、これによ
ると、苗受板と苗ガイドの間が開いていて苗の誘導が充
分でない。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記の問題点を解決するため、斜設され
ていてマット状の苗を載せて左右に移動する苗載台1
と、苗載台1の下端で底面8aが苗載台1の底面1aに連っ
て端面8bが苗の下端を受け止める断面L型の苗受板8
と、苗受板8の端面8bから底面8aにわたって設けられて
いる苗取口9を先端が上から下に向って旋回する植付杆
18と、苗取口9から下に伸びて植付杆18の先端の左右を
被う苗ガイド20を備え、苗受板8は苗載台1の底面1aに
沿う方向で上下に移動するように設けられ、苗ガイド20
は、苗受板8とは独立して機体に固定され、左右一対の
側板20aとこれに連続する前板20bで上部がコ字形に形成
され、その前板20bから塞ぎ板20cが上に伸びて苗取口9
の前板20bから上の部分を塞ぐように設けられているこ
とを特徴とする苗植機における苗の案内装置とした。
(作用と効果) この発明は、上記のように構成されるので、通常、30
cm×60cm程度の苗箱に床土を入れてその中で育てられて
根がからんだマット状の苗を、苗載台1上に載せて用い
る。すなわち、上記の苗は、下端が苗受板8の端面8bで
受け止められ、苗載台1とともに左右に移動する。ここ
に、植付杆18の先端が苗取口9内を上から下に向って旋
回するので、苗取口9の上にある苗がこの植付杆18で欠
ぎ取られる。そして、この欠ぎ取られた一株分の苗は、
苗ガイド20の左右の側板20aで横への広がりや横倒れが
阻止されながら植付杆18で泥面に運ばれて挿し込まれ
る。
そして、必要により、苗受板8を苗載台1の底面1aに
沿う方向で上下に調節する。すると、苗受板8の端面8b
で受け止められている苗の下端が上下に変化するから、
植付杆18が苗に突入する深さが変化し、もって苗の取り
量が調節される。
そして、苗受板8が上記のように移動しても、苗ガイ
ド20は移動しないから、苗ガイド20と植付杆18との位置
関係は変化しない。また、苗取口9の前板20bから上の
部分は、常に塞ぎ板20cで塞がれているから、苗取口9
の奥から土こぼれがなく、苗の分離も正確に行うことが
出来る。
なお、実開昭58−135221号の考案では、苗の取り量の
調節にあたり、苗載台を上下には移動しないように設け
て苗受板(枠体16)のみを移動させなければならない
が、この発明によると、通常行われているように、その
苗の取り量の調節に当り、苗受板8と苗載台1とを同時
に上下させる構成も採用できて構成の自由度が拡大する
特徴がある。
(実施例) つぎに、この発明の実施例を説明する。
第1図および第2図のように、苗載台1が前倒れに斜
設され、30cm×60cmのマット状の苗が縦長に載せられる
ように出来ている。この苗載台1は、下端の裏面のコ字
形杆2が横長の角レール3に係合し、エンジンの回転で
左右に往復する移動棒4でアーム5を介してこの角レー
ル3上を左右に移動するように出来ている。又、この苗
載台1の底面1aは、一部がベルト6で構成され、苗載台
1が左右の端に来ると、その駆動ローラ7が時計方向に
回って苗載台1上の苗を下に送り出すように出来てい
る。
苗受板8が断面L形に形成され、その底面8aが苗載台
1の底面1aに連り、端面8bがこれから立上って苗の下端
を受け止めるように出来ている。この底面8aの上端は、
前記の角レール3に固定され、端面8bと底面8aにわたっ
て苗取口9が設けられている。
受金10が角レール3の下にボルトで固定され、苗載台
1の底面1aの方向に移動するように機枠11に支えられて
いる。この受金10は、下に開いたU字状の溝10aを備
え、アーム12の先のピン13が係合し、このアーム12がレ
バー14の操作で軸15の回りに回動すると、受金10が上下
に摺動し、苗受板8と苗載台1を上下に移動させるよう
に出来ている。
伝動ケース16が苗受板8の下を通って後に伸び、その
後端で左右に回転ケース17が取付けられている。一対の
植付杆18がそれぞれの回転ケース17の両端に取付けら
れ、エンジンの動力でこのケース17が回転すると回転ケ
ース17内に組み込まれた遊星式の歯車群で横から見て同
じような姿勢で旋回するように出来ている。そして、こ
の植付杆18の先端は、前記の苗取口9を上から下に向っ
て通って泥面に達し、苗取口9を通過する際、マット状
の苗を一株分取り出すように出来ている。
第4図のように、横杆19が苗受板8の下で機体の一部
である伝動ケース16に固定されている。苗ガイド20は、
植付杆18の先端部の軌跡に沿う一対の側板20aと、その
上端が両側に連結される前板20bで当部がコ字形断面に
形成され、苗受板8の苗取口9の下において横杆19に固
定される。第2図のように、塞ぎ板20cが前板20bの上端
から苗載台1の底面1aの方向に伸び、苗受板8の苗取口
9の上部の下に位置している。なお、図では、側板20a
の内側にゴムが薄く張付けられるとともに、塞ぎ板20c
の上に硬い金具21が固定され、これが苗取口9に若干入
り込んでいる。また、この金具21はその上面が底面8aの
上面に揃うように設けると、より効果的である。
このように構成すると、苗受板8の上下の移動で、植
付杆18の先が苗取口9に入り込む深さが変るので、植付
杆18による苗の取り量が調節される。このとき、苗ガイ
ド20は、苗受板8から切り離して固定されているので、
苗受板8が上記のように移動しても、苗ガイド20は、植
付杆18に対して同じ位置が保たれ、植付杆18が苗取口9
から取出した苗の葉部を効果的に誘導する。また、塞ぎ
板20cの端と植付杆18の先端との間隔が変化しないの
で、苗の分離が良好なうえ、苗取口9の上端の口が塞が
れていて、これから土が落下することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を施した苗植機の一部の切断側面図、
第2図はその一部の拡大した側面図、第3図はその一部
の平面図、第4図はその一部の斜視図である。 なお、図中の符号は、つぎの通り。 1……苗載台、1a……底面 8……苗受板、8a……底面 8b……端面、9……苗取口 18……植付杆、20……苗ガイド 20a……側板、20b……前板 20c……塞ぎ板
フロントページの続き (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社技術部内 審査官 吉田 英一 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A01C 11/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】斜設されていてマット状の苗を載せて左右
    に移動する苗載台1と、苗載台1の下端で底面8aが苗載
    台1の底面1aに連って端面8bが苗の下端を受け止める断
    面L型の苗受板8と、苗受板8の端面8bから底面8aにわ
    たって設けられている苗取口9を先端が上から下に向っ
    て旋回する植付杆18と、苗取口9から下に伸びて植付杆
    18の先端の左右を被う苗ガイド20を備え、苗受板8は苗
    載台1の底面1aに沿う方向で上下に移動するように設け
    られ、苗ガイド20は、苗受板8とは独立して機体に固定
    され、左右一対の側板20aとこれに連続する前板20bで上
    部がコ字形に形成され、その前板20bから塞ぎ板20cが上
    に伸びて苗取口9の前板20bから上の部分を塞ぐように
    設けられていることを特徴とする苗植機における苗の案
    内装置。
JP18663690A 1990-07-13 1990-07-13 苗植機における苗の案内装置 Expired - Lifetime JP2897360B2 (ja)

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