JP2897187B2 - ステツチ接合繊維布の柔軟化及び嵩高化方法 - Google Patents

ステツチ接合繊維布の柔軟化及び嵩高化方法

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    • D04H1/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C7/00Heating or cooling textile fabrics
    • D06C7/02Setting
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C19/00Breaking or softening of fabrics

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の技術的背景 本発明の技術分野 本発明は不織布の剛性を減少させる方法に関する。よ
り詳細には、本発明はステッチ接合した(stitchbonde
d)不織布の剛性を小さくするだけでなく、その比容も
大きく増大させる延伸及び緩和処理に、ステッチ接合不
織布を暴露するような方法に関する。
本発明を要約すれば、ステッチ接合繊維布を延伸し、
次いで延伸から回復させる方法は、繊維布の厚さ及び嵩
を大きく増大させると同時に繊維布の剛性を減少させる
ことである。
既往技術の説明 ステッチ接合した不織布及びその製造方法は、例えば
American Association for Textile Technology、Inc.5
1−54頁(11月、1965)所載のK.W.バーロ(Bahlo)の論
文、“New Fabricks without Weaving"から既知であ
る。こうした繊維布は各種の繊維状基材を例えば本発明
者により米国特許第4,704,321号、4,737,394号及び4,77
3,328号に開示されたように、弾性的又は非弾性糸で多
針(multi−needle)ステッチングすることにより製造
される。ヒート・セット、乾燥又は化学仕上げ等の仕上
げ操作において、繊維布は通常幅出機上で、延伸状態に
保持されている間に加熱及び冷却することができる。し
かし、こうした操作は通常望ましくない繊維布の剛性化
をもたらす。こうした処理を行わない場合でも、1平方
m当たり約200g以下の単位重量を有する既知のステッチ
接合繊維布は,極めて剛性で緻密である。
嵩高で柔軟な繊維布が或種の服飾繊維布、絶縁用繊維
布、白粉用パフ、塵避け布、化粧用ワイパー(wipes)
等には特に要望されている。従って本発明の目的はステ
ッチ接合繊維布の剛性及び密度を減少させる方法を提供
することである。
繊維布を加工することにより不織布の剛性を減少させ
る各種の方法が当業界において示唆された。不織布をペ
グ(peg)ロール又はボタン・ブレーカー(button brek
er)ロールの間を通過させる、又はクレーパー(crepe
r)等に通すことを含むかような方法は、例えばデンプ
シー(Dempsy)により米国特許第3,811,979号及びデン
プシー等の米国特許第3,427,376号に開示されている。
繊維布を延伸する方法も既知である。かような方法
は:(a)異なる速度で作動している二対のニップ・ロ
ールの間を長いスパン(span)で長手方向に延伸するこ
と;(b)幅出機上で長いスパンで横方向に延伸するこ
と;(c)ラチェナワー(Lachenauer)の米国特許第3,
624,874号に開示されたような、各ロールが周辺方向に
伸びていて、軸方向に間隔を置いて並んだ、他のロール
上の対応する溝とランドに契合する溝とランド(land)
を有する、一対のロールの間で横に少量延伸すること;
及び(d)シュワーズ(Schwarz)により米国特許第4,2
23,059号及び4,438,167号に開示されたような、順次、
まず互いに契合する軸方向に溝のあるロールの間を通
り、次いで周辺方向に溝のあるロールの間を通って縦方
向及び横方向に少量延伸すること;を含んでいる。
本発明の総括 本発明はステッチ接合した不織布の剛性を減少させ、
比容を増加させる方法を提供する。本方法はステッチ接
合した繊維布をステッチングの方向に平行に又はそれを
横切る方向に、15ないし50%、好適には15ないし25%だ
け延伸し、次いで繊維布を緩和させることを含んで成
る。延伸及び緩和段階は事実上非加熱条件にある繊維布
を用いて行われる。緩和後、繊維布はかけられた延伸の
少なくとも二分の一、好適には四技術分の三が回復す
る。延伸及び緩和の結果、繊維布の厚さ及び比容は各々
少なくとも1.5倍、及び好適には少なくとも2倍だけ増
加し、及び繊維布の剛性は、曲げ長さ測定によって示さ
れるように、始めの剛性の70%より大きくなく、好適に
は始めの剛性の50%よりも大きくない点まで減少する。
好適な具体化の詳細な説明 本発明によれば、ステッチ接合した繊維布は、所与の
方向に繊維布を15%ないし50%だけ延伸し、次いで繊維
布を緩和させ、その際に繊維布が延伸の少なくとも半
分、好適には少なくとも75%の延伸を回復し、その始め
の平面表面積の15%以内に戻り、及び厚さは少なくとも
100%の増加を示すことを含んで成る方法によって、ス
テッチ接合した繊維布はより剛性が小さくなり、その比
容が増大する。最も好適には、繊維布が延伸から事実上
完全に回復し、その始めの表面積に戻ることである。
本発明の方法によって柔軟化できるステッチ接合した
繊維布は、繊維基質材に的用された慣用の多針ステッチ
技術により製造される。かような繊維質基材はステープ
ルファイバー又は連続フィラメントの、カーディングさ
れたウェブ、十字形にラップ(lap)されたウェブ、非
接合又は軽く接合された不織布シート、軽く液圧的に絡
み合った又は紡糸混紡された(spunlaced)ウェブ等の
形態であることができる。多針ステッチングは非弾性的
糸又は弾性糸で行うことができる。本発明で使用するの
に適当な繊維基質材は、通常1平方m当たり25ないし25
0gの範囲の重量である。ステッチ糸の量がステッチ接合
した繊維布の重量の20%を超えることは殆どなく;2ない
し10%が普通である。ステッチ糸は繊維布の幅に亙って
1cm当たり約2ないし10本の縦の列を形成し、各列が列
の長さ1cm当たり約2ないし10のステッチを含んでい
る。チェーン(chain)又はトリコット(tricot)ステ
ッチが普通使用される。
縦方向(又は本文中では“機械方向”又は“MD"とも
称される)延伸又は横方向(又は本分中では“交差機械
(cross−machine)方向”又は“XD"とも称される)延
伸の選択は、ステッチ接合した繊維布の繊維の方向性又
は配列に依存する。MD延伸は繊維布中の繊維が主として
横方向(XD)に配列している時に使用され、及びXD延伸
は繊維が主として縦方向(MD)に配列している時に使用
される。ステッチ接合した繊維布の繊維状ウェブの繊維
が配列している主な方向を測定するためには、縦方向
(MD)又は横方向(XD)にあるウェブの試料について、
簡単なゼロスパンインストロン(Instron)引っ張り試
験が行われる。次いでMD−対−XD測定引っ張り強度の比
を計算する。MD/XD比が約0.8ないし1.2の範囲にある時
には、繊維はランダムにか又は等方的に配列していると
考えられ、本発明による繊維布のMD又はXD延伸は、ステ
ッチ接合した繊維布の柔軟化(即ち、剛性の減少)及び
嵩高化(即ち、比容の増大)に等しく効果的である。MD
/XD引っ張り強度比が1.2より大きい時には、大部分の繊
維は主として縦方向(MD)に存在し、横方向(XD)の延
伸が好適である。同様に、MD/XD引っ張り比が2.0又はそ
れ以上の時には、繊維布の優れた柔軟化及び嵩高化には
横方向(XD)の延伸が必須である。同様に、MD/XD引っ
張り比が0.8より小さい時には、大部分の繊維は横方向
(XD)に在り、MD延伸が好ましい。MD/XD比が0.7又はそ
れ以下である時には、繊維は主としてXDに在り、繊維布
の優れた柔軟化及び嵩高化にはMD延伸が必須である。
ステッチ接合した繊維布に長いスパンの延伸又は短い
スパンの延伸を用いるかの選択は、主として均一性、及
び繊維基材が形成された方法に依存する。繊維布が充分
に均一であれば長いスパンの延伸を行うことができる。
繊維布が幾分不均一であれば、短いスパンの延伸が使用
される。特定のステッチ接合した繊維布を処理するため
にどの技術がより適しているかを決定するために、本発
明者によって使用された便利な試験法は“手掴み−引っ
張り試験(hand grab−tensile test)”である。この
試験はどちらの方向に延伸が行われるかを決定した後に
行われる。この試験では、繊維布の試料の対向する端
を、各々の手に一方の端を持って、堅く握り、手を用い
て繊維布に張力をかける。手でかけられる張力は所望の
延伸の方向に対応するMD又はXDであるように繊維布を保
つ。繊維布の各端が掴まれている場所の間の間隔を測定
する。
掴まれた繊維布に手で中程度の引っ張りを加える。掴み
点の間の距離を変え、試験を数回繰り返すことによって
繊維及び繊維布が引っ張られて不均一に離れ始める、後
で“Sg"と称する、特徴的な距離が測定できる。引っ張
られて不均一に離れることは、層状の、重ね合わせ構造
に又は繊維状ウェブ内の厚く且つ薄い不均一な区域によ
るということができる。しかし本発明により満足すべき
延伸を確実にするために、便利な“経験則”は、延伸装
置による延伸スパンは通常“手掴み−引っ張り試験”で
測定された距離の二分の一よりも大きくてはならず、好
適にはその距離の四分の一よりも小さいことである。本
発明による延伸の使用のための最少のスパンは少なくと
も1cmであることが好ましい。100cm又はそれ以上の長い
延伸スパンが一般に有用である。1.5ないし30cmのスパ
ンが特に好適である。
上記のように、本発明の方法を実施する際には、ステ
ッチ接合した繊維布を(a)ステッチ接合された基材の
大部分の繊維が存在する方向に垂直な方向に、及び
(b)手掴み−引っ張り試験で測定された“Sg"よりも
かなり短い延伸スパンで延伸することが普通である。
この文節は本発明者がステッチ接合した繊維布が延伸
及び緩和工程によって柔軟化し、嵩高となる理由と考え
られる機構を示しているが、本発明の範囲が提案された
機構により制限されることを意図するものではない。ス
テッチ接合した繊維布の多針ステッチングは繊維布の繊
維状基材を糸の挿入点の間に存在する多数の小さい亜−
領域(sub−region)に分割する。繊維状基材の繊維は
比較的平坦で剛性な平面構造を形成する。繊維は相互に
沿って滑ることはできるが、挿入された糸を横切って移
動することはできない。従って繊維布が延伸された時に
は、糸の間の小さい亜−領域内の繊維の量は実際上一定
のままである。繊維布が延伸される時にステッチ接合さ
れた基材中の繊維の位置は事実上変わり、ウェブ繊維の
間の事実上総ての弱い結合は破壊される。次いで延伸が
終了し、繊維布が緩和された後、ステッチされた糸の網
目の固有の弾性回復性が(a)糸を収縮させ、(b)構
造物を殆どその元の面積に戻るように強制し、及び
(c)緩んだ繊維をステッチングされた糸の列の間の小
さい亜−領域内に集め、変形し及び平面から外に突き出
ることを可能とする。それにより繊維布は極めて厚くな
り、剛性が遥かに小さくなる。延伸工程で行われる延伸
が限定されたものであるために、ステッチ接合した繊維
布はその始めの物理的強度、団結性及び均一性を保存す
る。
本発明は、本発明に従ってステッチ接合した繊維布の
延伸及び緩和を行う各種の手段を例示する図面を参照す
ることにより一層理解が容易になるであろう。次ぎに、
本発明の方法で使用するのに適当な各種の延伸及び緩和
装置を、図面を参照しながら更に詳細に記載する。
一対のニップロールの間を縦方向(MD)に長いスパン
で延伸する状態が第1図に示されている。ロール10から
供給されたステッチ接合した繊維布11は、第一の一対の
エラストマーで被覆されたニップロール12及び13の間を
速度v1で、次いで第二の一対のエラストマーで被覆され
たニップロール14及び15の間を速度v2で順次進行する。
第二の一対のニップロールの速度v2は第一の一対のニッ
プロールの速度v1よりも速く、それが繊維布を延伸させ
る。与えられた延伸パーセントは式: 延伸%=100[(v2/v1)−1] により計算される。延伸スパンは二つのニップの間の距
離である。延伸された繊維布は第二のニップから巻き取
りロール16に進む。巻き採りロール16の周速は、第二の
ニップから巻き採りロールまで通過する際に繊維布が充
分緩和できるように第二のニップ中の繊維布の速度より
も充分遅くしてある。
幅出機中のスパンの長い横方向の延伸は第2図に描か
れている。第2図は幅出機を通る際の繊維布の平面図で
ある。延伸スパンはシートLmの端の間の最大距離であ
る。始めの幅L0の繊維布は幅出機に供給される際にその
端を掴まれる。幅出機のA帯域を通過する間に、シート
は最大幅Lmまで延伸される。幅出機によって与えられる
延伸パーセントは式: 延伸%=100[(Lm/L0)−1] によって計算される。幅出機のB帯域において、繊維布
の副はその始めの幅に近い、最終幅Lfまで緩和されるこ
とができる。
第3、4及び5図はステッチ接合繊維布のスパンの短
い延伸を目的とした装置を示している。
第3図はリブ36及び38及び溝40及び42を有して、夫々
契合する一対の円周方向にリブのあるロール20及び22を
示している。これらのロールはXD方向の短スパン延伸に
適当である。所与のステッチ接合繊維布を延伸するのに
適したランド及び溝の断面形及び寸法は、上記のように
して測定された“手掴み−引っ張り試験"Sgの約四分の
一の延伸を付与する寸法から出発して、数回試行するこ
とにより容易に定めることができる。必要なリブは機械
加工により又は回転する軸上に一連の円板及びスペーサ
を交互に同軸的に取り付けることにより形成することが
できる。
第4図はその表面に軸方向のリブ18を有するロール17
の等角図である。事実上同じ設計の契合する相手のロー
ルと共に使用すると、こうした軸方向にリブのあるロー
ルはステッチ接合繊維布上に縦(MD)の短スパン延伸を
与えることができる。
第5図は本発明によるステッチ接合繊維布11の短スパ
ン延伸に適した、二つの契合するリブ付きロール50及び
51の拡大した略断面図である。契合するリブ付きロール
により加えられる延伸パーセントを計算するためには、
下記式 延伸%=100[(y/H)−1] 上式中 y=一つのロール50上中の溝60の底部と他のロール51中
に位置する次ぎの溝61の底部の間の繊維布の中心線に沿
った距離;及び H=ロール中の連続した溝の間の水平に投影した間隔の
半分 が使用される。
本発明の方法によるステッチ接合繊維布の短スパン延
伸は、第1図に示されたような装置を用いて、第一の一
対のニップロール12及び13を一対のリブ付きロール(例
えば第3図の20及び22)により置き換え、第二の一対の
ニップロール14及び15をリブ付きロールと同じ周速で操
作すれば行うことができる。
下記の実施例において、ステッチ接合され及び柔軟化
された繊維布の或種の特性を報告する。これらは下記の
方法によって測定される。柔軟化の前後の出発ウェブ及
びステッチ接合繊維布の単位重量をASTM D3776−79に従
って1平方メートル当たりのグラムで測定する。ASTMは
米国材料試験協会の略称である。厚さは10gの荷重を持
った直径0.5インチ(1.27cm)の円筒形の脚を有する、
普通のばねゲージでcmで測定する。cm2/gで表した比容
(又は“嵩”)は試料の厚さをその単位重量で除するこ
とにより計算される。試料の剛性はASTM D1388、オプシ
ョンA、カンチレバー(Cantilever)試験に従って測定
される曲げ長さによって報告される。
実施例 1−5 これらの実施例は本発明の方法によるステッチ接合繊
維布の柔軟化に伴う、厚さ及び比容(即ち嵩)の驚くべ
き増大を示している。実施例は長いスパン又は短いスパ
ンに亙ってMD又はXD方向の延伸に暴露される各種のステ
ッチ接合繊維布を用いた方法を例示している。
各ステッチ接合繊維布は事実上非接合の繊維状ウェブ
をマリモ(Malimo)多針ステッチング機にMD方向に供給
することによって製造された。12−ゲージ ニードル・
バー(needle bar)(即ち25mmXD当たり12ニードル)を
備えた機械が1cmMD当たり4.5のチェーン又はトリコット
ステッチを縫い付けて1cmXD当たり4.8列のステッチを作
った。ステッチ接合繊維布が製造された繊維ウェブ及び
ステッチング糸の種類及び柔軟化に使用された特定の装
置の種類の詳細は各実施例に記載されている。第I表は
柔軟化の前のステッチ接合繊維布の種々な特性を総括し
ている。第II表は本発明の方法に従って繊維布が延伸さ
れ、緩和された時に得られた結果を総括している。
実施例 1 ブレーズ(Blades)等の米国特許第3,081,519号、及
び更に詳細にはリー(Lee)の米国特許第4,544,207号、
第4欄63行から第5欄60行に更に詳細に記載され、参照
して参考とされたい、一般的方法によって製造された非
結合性の、軽く圧縮されたポリエチレンフィルムのフラ
ッシュ紡糸(flash−spun)ストランドの48g/m2のシー
トを、44dtexナイロンで被覆された22dtexのスパンデッ
クス弾性糸(デュポン[du pont]社により市販されて
いるライクラ[Lycra] )を用いて多針式チェーン−
ステッチングした。弾性ステッチ糸は10%のみの残留延
伸が糸に残るように高張力下に導入された。こうして製
造されたステッチ接合繊維布は2.3のMD/XD繊維方向性、
約5−15cmのXD“手掴み−延伸スパン(hand−strtch s
pan)”、0.058cmの厚さ、12.3g/cm3の比容及び2.6cmMD
及び4.6cmXDの曲げ長さを有していた。ステッチ接合繊
維布は一対の契合する“円板ロール”(第3及び5図に
示されたリブ付きロールに類似した)の間でXD方向によ
り延伸された。各ロールの円板は各々1インチ(2.5c
m)の直径の同軸シャフトに取り付けられた。各円板は
直径4インチ(10.2cm)及び厚さ3/4インチ(1.9cm)で
あり、及びその外周上に3/8インチ(0.95cm)のラジア
ス(radius)があった。上部及び下部ロールの円板は3/
4インチ(1.9cm)の深さまで契合した。順次契合する円
板の中心平面は1インチ(2.5cm)離れていた。9.1m/分
の速度でステッチ接合繊維布が円板ロールの間を通るこ
とによって繊維布に25%のXD延伸が付与された。繊維布
が円板ロールの間を通過後、繊維布は途中で緩和されて
巻き取られる。上記の処理の結果として、両方向への繊
維布の曲げ長さは2より大きい倍数だけ減少し、比容及
び厚さは各々2.6より大きい倍数だけ増加した。繊維布
のこの柔軟化及び嵩高化は繊維布の引っ張り強度を殆ど
変更することなく達成された。今述べたようなXD小スパ
ン延伸により達成された好都合な柔軟化及び嵩高化と対
照的に、ステッチ接合繊維布が1フィート(30cm)離れ
た一対のニップロール(第1図)の間で長スパンMD延
伸、及び幅出機(第2図)上で長スパンXD延伸に暴露さ
れた時には,引き裂き及び不均一な変形を伴わない、満
足な延伸は達成されなかった。
柔軟化の成功例の詳細については第II表に総括されて
いる。
実施例 2 主として75重量%の1.65dtexの72型オーロン(Orlo
n) アクリル系ステープルファイバー及び25%のダク
ロン(Dacron) “低融点”ポリエステル ステープル
ファイバー(両者共デュポン社から市販されている)か
ら成る51g/m2のカーディングしたウェブを温度150℃、
圧力100psi(689κPa)で軽く熱接着し、次いで実施例
1のようにステッチ接合した。カーディングしたウェブ
は極めて均一であった(約50cmの大きいMD及びXD手掴み
−延伸スパンで示されるように)が、、高いMD/XD繊維
方向性(6.5)を有していた。高いMD繊維方向性のため
に、MD延伸は実際的ではなかった。しかし、試料2aにつ
いては40%の延伸を賦課することによりXD幅出し(tent
ering)によって、及び試料2bについては実施例1で使
用された方式と同じ方法のXD円板ロール柔軟化によっ
て、充分満足すべき柔軟化及び嵩高化が達成された。処
理の結果として、各試料の曲げ長さは少なくとも二倍は
減少し、各試料の厚さ及び比容は2.25倍以上増加した。
実施例 3 主として75重量%の3.3dtex、長さ3.8cmの26型ナイロ
ン ステープルファイバー及び25%の3.3dtex、長さ7.6
cmの262型ダクロン ポリエステル ステープルファイ
バー(両者共デュポン社から市販されている)から成る
153g/m2のカーディングしたウェブを、“ドフ−マスタ
ー(Doff−master)”再延伸(reorienting)ローラー
を装備したJ.D.ホリングスワース−ハーゲス(Hollings
worth−Hergeth)カード機で製造した。ウェブは温度15
0℃及び圧力100psi(689κPa)で軽く熱接着し、次いで
実施例の1のチェーンステッチの代わりにトリコットス
テッチが使用され、ステッチング糸は被覆されたスパン
デックス糸の代わりに154dtexの捲縮嵩高(textured)
ナイロン糸であった以外は、実施例1のように多針ステ
ッチ接合した。ステッチ接合を短スパンXD延伸するため
に実施例1に記載された契合する円板ロール装置が使用
された。ステッチ接合された出発繊維布の特性は第I表
に総括されている;延伸及び緩和処理の結果は第II表に
総括されている。先行の実施例にように、本発明による
処理から結果として得られる、曲げ長さ(即ち剛性)の
大きい減少及び厚さ及び比容の大きい(殆ど3倍にも及
ぶ)増大に注目されたい。
実施例 4 主として75重量%の1.65dtex、長さ3.8cmの26型ナイ
ロン ステープルファイバー及び25%の3.3dtex、長さ
7.6cmの262型ダクロン ポリエステル ステープルファ
イバー(両者共デュポン社から市販されている)から成
る142g/m2の十字形にラップされカーディングしたウェ
ブを、1cm2当たり7.5針(48針/平方インチ)まで軽く
ニードル・パンチ(needle−punch)し、次いで実施例
3のように44dtexのライクラ スパンデックス糸で多針
ステッチングした。ステッチング後の糸はなお200%以
上の残留伸びを有していた。ステッチ接合された基材は
XD方向に大きい方向性があった。従って繊維布はMD方向
に延伸及び緩和することにより柔軟化された;試料4aは
30cm離れた二対のニップロール(第1図参照)の間で長
スパンMD延伸することにより柔軟化され、及び試料4bは
第4図に示された軸方向のリブ付きロールの作用を模倣
する一対の契合する“ひれ付き(finned)ロール”の間
を通すことにより柔軟された。契合する“ひれ付きロー
ル”の各々は、円筒形の表面から軸方向に突き出ている
八つの等間隔の長さ3.8cm(1.5インチ)、厚さ1.9cm(3
/4インチ)のひれを有する、直径7.6cm(3インチ)の
円筒形のロールであった。各ひれの先端は半径0.95cm
(3/8インチ)であった。ひれは深さ約1.9cm(3/4イン
チ)まで契合し、繊維布に約25%のMD延伸を賦課する。
第I表及びII表は夫々ステッチ接合された出発シートの
特性、及び極めて満足すべき柔軟化及び嵩高化の結果を
総括している。
実施例 5 事実上接合されていない、ランダムに配列した、連続
的な2.0dtexのポリエチレンフィラメントの31g/m2の不
織シート(リーメイ[Reemay]社、Old Hickory,テネシ
ー、から入手できる)を、トリコットステッチの代わり
にチェーンステッチを使用した以外は、実施例4のよう
にステッチ接合した。第I表に総括された特性から分か
るように、繊維状基材は非常に等方性であり(MD/XD繊
維方向性値は極めて1.0に近い)、及び基材は非常に均
一である(大きいMD及びXD手掴み−延伸スパン)。この
ステッチ接合された出発繊維布の試料は、二対のニップ
ロールの間でのMD長スパン延伸(試料5a)、契合するひ
れ付きロールを用いるMD短スパン延伸(試料5b)、幅出
機上でのXD長スパン延伸(試料5c)及び契合する円板ロ
ールを用いる短スパン延伸(試料5d)を含む延伸及び緩
和処理により柔軟化され及び嵩高化された。本処理は
(1)試料の剛性を始めの剛性の27ないし59%の範囲の
値まで減少させ、(2)試料の厚さを始めの厚さの約28
0ないし340%まで増加させ、及び(3)試料の比容も始
めの値の約290ないし340%まで増大させた。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
1.25ないし250g/m2の範囲の重量を有し、列の長さ1cm当
たり2ないし10のステッチを含み、布を横切ってステッ
チング糸が1cm当たり2ないし10針のステッチの縦列を
形成しており、ステッチが、ステープルフアイバー又は
連続フイラメントの実質的に接合されていない不織シー
トの基材に形成されている、ステッチ接合された布を柔
軟化及び嵩高化する方法において、 布を直線的に15ないし50%延伸し、次いで布を延伸か
ら解放することを含み、延伸及び解放の間、布は実質的
に非加熱条件下にあり、 これによって、布は賦課された延伸の少なくとも半分
を回復し、表面は15%以上増大せず、布の厚さは少なく
とも100%増加する ことを特徴とするステッチ接合された布を柔軟化及び嵩
高化する方法。
2.繊維布が1cmないし100cmのスパン内に延伸され、賦課
された延伸が20ないし40%の範囲内にある、上記1に記
載の方法。
3.延伸スパンが1.5cmないし30cmである、上記2に記載
の方法。
4.繊維布の繊維の方向性が横方向である時には、延伸ス
テッチ接合された繊維布の縦方向に賦課される、上記
1、2又は3に記載の方法。
5.第二の対のニップロールの回転速度は第一の対のニッ
プロールの回転速度の1.15ないし1.5倍の範囲にあり、
ニップ間隔は10ないし100cm離れている、第一及び第二
の各対をなして回転するチップロールを通すことによっ
て繊維布に縦方向の延伸を賦課する、上記1に記載の方
法。
6.縦方向の延伸が互いに契合する軸方向にリブの付いた
ローラーによって賦課される、上記4に記載の方法。
7.ステッチ接合された繊維布の繊維の方向性が縦方向で
ある時には、延伸がステッチ接合された繊維布の横方向
に賦課される、上記1、2又は3に記載の方法。
8.互いに契合する円周方向にリブの付いたローラーによ
り横方向の延伸が賦課さられる、上記7に記載の方法。
9.一対の同時に作動するローラー上に取り付けられ、同
時に作動するローラーの対応する円板と契合するように
配置されている、間隔を空けて置かれた円板により横方
向の延伸がかけられる、上記7に記載の方法。
10.幅出機により横方向の延伸が賦課される、上記1に
記載の方法。
【図面の簡単な説明】
第1図は一対のニップロールの間でのスパンの長い縦方
向(又は本文中では“MD"とも称される)への延伸を示
している; 第2図はステッチ接合した繊維布が幅出機上でスパンの
長い横方向(又は本文中では“XD"とも称される)への
延伸を受ける時に起こる幅の変化を示している; 第3図はステッチ接合した繊維布を縦方向に短いスパン
で延伸するのに適当な、一対の契合する、周辺方向にリ
ブの付いたロールを示している; 第4図はステッチ接合した繊維布を横方向に短いスパン
で延伸する、同様なリブ付きの契合するロールと共に使
用するのに適当な幅方向にリブの付いたロールを示して
いる; 第5図はステッチ接合した繊維布にかけられる延伸スパ
ン及び延伸パーセントを計算するために必要な、第3図
及び4図の契合するローラーのリブの間の間隔を拡大し
た断面図で示す略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06C 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】25ないし250g/m2の範囲の重量を有し、列
    の長さ1cm当たり2ないし10のステッチを含み、布を横
    切ってステッチング糸が1cm当たり2ないし10針のステ
    ッチの縦列を形成しており、ステッチが、ステープルフ
    アイバー又は連続フイラメントの実質的に接合されてい
    ない不織シートの基材に形成されている、ステッチ接合
    された布を柔軟化及び嵩高化する方法において、 布を直線的に15ないし50%延伸し、次いで布を延伸から
    解放することを含み、延伸及び解放の間、布は実質的に
    非加熱条件下にあり、 これによって、布は賦課された延伸の少なくとも半分を
    回復し、表面は15%以上増大せず、布の厚さは少なくと
    も100%増加する ことを特徴とするステッチ接合された布を柔軟化及び嵩
    高化する方法。
  2. 【請求項2】ステッチが、弾性糸によって形成され、該
    延伸が、互いに契合する軸方向リブ又は互いに契合する
    周囲リブ又は円板を有するローラによって短いスパンで
    実行され、布が、延伸から実質的に完全に解放され、実
    質的に元の平面寸法に戻り、元の厚さの約280〜340%に
    増大する請求項1の方法。
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