JP2896019B2 - 内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び振動減衰能をもつ弾性継手及びその利用方法 - Google Patents

内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び振動減衰能をもつ弾性継手及びその利用方法

Info

Publication number
JP2896019B2
JP2896019B2 JP4195427A JP19542792A JP2896019B2 JP 2896019 B2 JP2896019 B2 JP 2896019B2 JP 4195427 A JP4195427 A JP 4195427A JP 19542792 A JP19542792 A JP 19542792A JP 2896019 B2 JP2896019 B2 JP 2896019B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
inner member
elastic joint
elastic
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4195427A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05231455A (ja
Inventor
ゴーテロン ミッシェル
デュシェーヌ ティエリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PUNUMATEIKU KAUCHU MANYUFUAKUTOORU E PURASUCHIIKU KUREEBERU KOROMUBU
Original Assignee
PUNUMATEIKU KAUCHU MANYUFUAKUTOORU E PURASUCHIIKU KUREEBERU KOROMUBU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PUNUMATEIKU KAUCHU MANYUFUAKUTOORU E PURASUCHIIKU KUREEBERU KOROMUBU filed Critical PUNUMATEIKU KAUCHU MANYUFUAKUTOORU E PURASUCHIIKU KUREEBERU KOROMUBU
Publication of JPH05231455A publication Critical patent/JPH05231455A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2896019B2 publication Critical patent/JP2896019B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/387Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means
    • F16F15/08Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means with rubber springs ; with springs made of rubber and metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/40Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
    • B60G2204/41Elastic mounts, e.g. bushings
    • B60G2204/4104Bushings having modified rigidity in particular directions
    • B60G2204/41042Bushings having modified rigidity in particular directions by using internal cam surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Prostheses (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造が簡単な部品によ
り制御された振動減衰剛性を確保しながら、大きな半径
方向荷重及び軸方向応力が及ぼされる軸を中心にして摩
擦のない2つの同軸の剛性要素の相対的な回転を可能に
するこれら2つの剛性要素間のエラストマ結合を利用し
た弾性継手の分野に関する。本発明は特に、搭載されて
いるか又は固定ステーション式の壊れやすい機材の防振
サスペンションのような車両用のサスペンションアーム
の継手に関する。本明細書において、「振動減衰剛性」
とは、単位長さ(たとえば1mm)の変位あたりに要す
る力(たとえばdaN)で表される振動減衰を可能にす
る剛性のことをいう。
【0002】
【従来の技術】例えば車両のシャーシに固定されたキャ
ップ上のサスペンションアームといったアームの回転に
よる連結は、一般にエラストマベースの弾性ブロックの
変形を利用している。工業特に自動車業界における現在
のニーズに比べて性能が不充分になってきたSILEN
TBLOCの英国特許第637.901号及びMETA
LASTIKの仏国特許第957.174号及び仏国特
許1.415.871号といった刊行物に記載されてい
る従来の弾性継手の改良は、まず第1に、一定の摩擦限
界を超えたときの滑りの可能性を導入することによる、
あそびのない角度的往復振動の可能性の改善に関するも
のである。かくして、自在軸受についてのSAGAの仏
国特許FR2.430.538号及びほぼ円筒形のスリ
ーブについてのBOGE及びTRW・EHREN・RE
ICHの欧州特許第0163980号(米国特許第4.
671.694号と同等のもの)は、外部管状リングの
内側に折返された端部の円錐状の変形による弾性部分の
軸方向プレストレスの利用を示している。このプレスト
レスの結果、角度的往復振動の振幅は、継手の機能的滑
動を利用するため一定の閾値を超えなくてはならない。
一方、これら2つの特許は、あそびの可能性なしに、し
かし優れた振動減衰を期待できない結合の高い剛性を常
に伴って大きい軸方向応力を加えることのある継手を提
示している。
【0003】これに対して、METALASTIKの仏
国特許第827.020号は、スリットの閉鎖の後、軸
方向力に対する反力を確保するためストッパとして役立
ち、このため振動減衰及び軸方向応力の同時性は可能で
なくなるような、外部補強材の上から配置されたゴム層
の介入による、優れた振動減衰を伴う軸方向あそびの可
能性を提示している。
【0004】半径方向の振動減衰については、別の方向
に進む改良が、機能的位置にできるだけ近い位置までス
トッパの機能開始により制限された短かいストローク上
の半径方向剛性を低下させることによって、振動減衰を
改良している。HUTCHINSONの欧州特許第O.
162.745号は、壁の機械的接触によりストッパ機
能を確保し、小さなストロークによって確保された振動
減衰帯域を超えたとき大きな半径方向応力を及ぼすこと
ができるようにするために閉じる溝である、弾性材料の
側方自由面内に作られた溝の利用を示している。軸方向
の応力は、特にこのタイプの部品に加わることができ
ず、「円錐状の」方向性つまり同軸要素間の角度的差
は、機能的あそびの値を、一定の角度を超えたときなく
なるまで、制限しつつ変えていく。
【0005】この装置に対する改良は、本発明の出願人
であるCAOUTCHOUC MANUFACTURE
ET PLASTIQUES社の仏国特許第FR2.
650.040号によりもたらされている。この文書で
は、付着された円錐形座金の間に軸方向のプレストレス
を維持しながらの、円筒形収納部内に設けられた大きな
表面積のスロット上での接触によるストロークの漸進的
な制限及び大きな半径方向振動減衰を伴う弾性継手が記
載されている。前述の座金の付着性のため有利なもので
ある高い形状係数は、軸方向に大きな応力の可能性を保
ちながら弾性をもつつまり充分振動減衰性を有し続ける
かなりの量の材料を介入させることを可能にする。
【0006】この配置は、構成要素の軸間のいわゆる
「円錐状の」角度的往復振動の可能性を保持する。しか
しながら、これらの最後2つのかなり異なる利用方法
は、時々ではあるが大きな軸方向応力に適合できる優れ
た軸方向振動減衰を第1の目標としていない。明らか
に、重大な軸方向応力の可能性を保つ軸方向振動減衰の
必要性は、先行技術の既知の装置において、設置者に対
し効果的な振動減衰と適切なストッパによるストローク
の制限を別々に調節することを余儀なくさせるような機
能の分離によってしか満たされることがない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザーにより要求される性能を犠牲にすることなく、ゴム
の加工業界の通常の手段によって製造された単一の弾性
継手の中にこれらの機能を内蔵した単純かつ経済的な補
正措置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上述された本発明の目的を達成するために、固定軸を中
心とするサスペンションアームの摩擦のない回転を確保
するため2つの同軸要素に密に結びつけられたエラスト
マ化合物の弾性結合を利用する、内蔵ストッパにより制
御される軸方向あそび及び振動減衰能をもつ弾性継手に
おいて、前記弾性継手は、2つの端部をもち、該端部の
各々の近くに肩部(4)を有する内部補強ソケット
(2)と、肩部(4)の間に位置する内部補強ソケット
(2)の外面に結合された弾性リング(1)と、2つの
縮管加工された縁部(8)をもち、内部補強ソケット
(2)上に該弾性リング(1)の変形によって軸支され
る外部はめ合いリング(3)と、各々の軸方向に作用す
る肩部(4)を覆い、外部はめ合いリング(3)の縮管
加工された縁部(8)に軸方向に突き当たるエラストマ
化合物でできた層(7)と、を有することを特徴とする
ものである。請求項2記載の発明は、上述された本発明
の目的を達成するために、シャーシに対して固定軸を中
心にして連結された単数又は複数のリンク機構式のアー
ムを用いた車両用サスペンションにおいて、連結点の少
なくとも1つは、請求項1に記載の弾性継手を備えるこ
とを特徴とする車両用サスペンションを提供するもので
ある。請求項3記載の発明は、上述された本発明の目的
を達成するために、車両又は船舶内に搭載された機材上
の防振サスペンション用固定具において、少なくとも1
つの請求項1に記載の弾性継手を備えることを特徴とす
る防振サスペンション用固定具を提供するものである。
請求項4記載の発明は、上述された本発明の目的を達成
するために、第1要素および第2要素を結合し、かつこ
れらの間の振動を減衰させる弾性継手において、該第1
要素および該第2要素のうちの1つの要素に連結される
内部部材であって、第1末端、第2末端、該第1末端か
ら該第2末端へ向かって延在する縦軸ならびに該内部部
材の周囲に設けられた外表面を有する実質的に剛性の内
部部材と、該第1要素および該第2要素のうちの他の1
つの要素に連結される外部部材であって、該内部部材の
少なくとも一部のまわりに配置され、該内部部材の該外
表面から離れて配設された内表面を有する実質的に剛性
の外部部材と、振動を減衰させるために該内部部材と該
外部部材の間に配置され、第1部分手段と第2部分手段
とを有するエラストマ手段と、を備え、該内部部材が第
1突起および第2突起を備え、該第2突起が該第1突起
から離れた位置にあり、ならびに該第1突起および該第
2突起のそれぞれが、半径方向外方へ向かって、該内部
部材から、該内部部材と該外部部材の間の距離の一部を
突出し、該第1部分手段が、該内部部材上に少なくとも
該第1突起と該第2突起の間の領域内に配置され、該内
部部材の外表面および該外部部材の内表面と当接して該
内部部材と該外部部材の間に配置される第1エラストマ
部分を有し、該内部部材の該第1突起および該内部部材
の該第2突起のそれぞれが、該第1部分手段に隣接して
配置された第1側面および該内部部材の末端に配置され
た第2側面を有し、該外部部材が第1末端および第2末
端を有し、該第2末端が該第1末端と反対側に位置して
おり、該外部部材の該第1末端および該第2末端が、該
外部部材の第1突起および第2突起を形成するために、
該内部部材に対して半径方向に内側へ向かって該内部部
材と該外部部材の間の距離の一部分に延長し、該外部部
材の該第1突起が、該内部部材の該第1突起の該第2側
面に実質的に隣接するように配置され、該外部部材の該
第2突起が、該内部部材の該第2突起の該第2側面に実
質的に隣接するように配置され、該第2部分手段が、該
内部部材の該第1突起および該外部部材の該第1突起、
ならびに該内部部材の該第2突起および該外部部材の該
第2突起のそれぞれの間に配置された少なくとも1つの
第2エラストマ部分を有するものである。
【0010】本発明は、図面に付随する説明を読むこと
によって、さらに良く理解できることだろう。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の目的である、厳密には回転
体の弾性継手の軸方向断面図である。この部品は、外部
から内部に向かって、縮管加工された縁部(8)を形成
すべく折返された端部をもつ外部はめ合いリング
(3)、エラストマ化合物製の弾性リング(1)及び、
各々の端部に軸方向に作用する肩部(4)を支持する内
部補強ソケット(2)で構成されている。弾性リング
(1)は、一方では内部補強ソケット(2)に対しその
外表面全てにより、又他方では外部はめ合いリング
(3)の内部面に結合された状態で、エラストマ化合物
で作られている。エラストマ化合物の自由表面と剛性構
成要素のいずれか1つに結合された表面の間の比である
高い形状係数は、先行技術において通常実践されてきた
ものよりも大きい弾性リング(1)の体積にもかかわら
ず大きな半径方向応力を及ぼすことを可能にする。
【0012】弾性リング(1)の変形能及び、非常に低
く選択できるその弾性係数は、優れた振動減衰という長
所を満足させるものである。自動車上のリヤサスペンシ
ョンアームの継手についての一般的な数値例では、応力
の全ての半径方向において、蜂偏心の最初の数ミリメー
トルにわたり1ミリメートルあたり300daNの半径
方向剛性が得られる。
【0013】先行技術による弾性リング(1)の単純な
せん断による軸方向剛性しか利用しない類似の継手は、
例えば1ミリメートルにつき30daN以下の軸方向剛
性を呈することだろう。この場合、メーカーは一般に、
10を超える比率で1つの剛性から他の剛性へ移行する
ためこのとき外部のものであるストッパの漸進性を調節
する必要性を伴って、数百daNに達しうる応力を加え
るべく、外部はめ合いリングに往々にして結合された外
側肩部を利用する。
【0014】これに対して、本発明においては、弾性リ
ング(1)の封じ込めは、剛性で金属製又は熱可塑性又
は熱硬化性の重合体材料でできた内部補強ソケット
(2)上で横方向に又端部近くに対称な形で、軸方向に
作用する肩部(4)が存在するヒとによって増大する。
なおここでそれでもこの肩部の外形寸法は外部はめ合い
リング(3)の幾分かの円錐状往復振動を可能にしてい
る。これは、最も頻繁には金属である材料を腐食から保
護ししかも外部はめ合いリング(3)の内部表面と自ら
の外面の偶発的接触の際に振動を生じる危険性のある限
界的機能状態で防音の役目を果たすようなゴムの薄い層
(6)が被覆された、前述の軸方向に作用する肩部
(4)を取り囲む円周方向あそび(5)によって、可能
にされている。
【0015】軸方向に作用する各々の肩部(4)は、内
部補強ソケット(2)の端部に向かって、最も一般的に
は弾性リングのものと同じ組成のエラストマ化合物でで
きた大きい厚みの層(7)で覆われている。図は、外部
はめ合いリング(3)の縮管加工された縁部(8)と見
かけ上接触状態にある前記大きい厚みの層(7)を表わ
している。本発明の基本的特徴の1つは、摩耗なしに向
かい合った表面の相対的回転往復振動を可能にするた
め、ほぼ自由なこの接触を選択することにある。
【0016】半径方向の往復振動は同様に、永久的又は
一時的で可変的でありかつ百daN単位で測られ従って
相応する半径方向動作はミリメートル単位を超えるよう
な、軸方向に対し垂直な応力を加えることができるはず
である。一方円錐状の往復振動の方は、縮管加工された
縁部(8)と大きい厚みの層(7)の間の不等偏心の
果として生じ、このとき、内部補強ソケット(2)の軸
と外部はめ合いリング(3)の軸はもはや平行ではな
い。
【0017】この円錐振動の動きを可能にするため、も
う1つの円周方向のあそび(9)は、必然的に、縮管加
工された縁部(8)の内径を終端水平部(10)の箇所
この縁部の近くに来た内部補強ソケット(2)から分
離することによって設けられる。2つの平面の間でキャ
ップ状にとられた弾性継手の使用のため、軸方向あそび
(11)は、内部補強ソケット(2)の各端部におい
て、縮管加工された縁部(8)の内径とこれらの平面の
間で自由に残されなくてはならない。
【0018】前記軸方向あそび(11)の方向におい
て、弾性リング(1)の剛性は平衡位置に近く、つまり
応力のない状態となる。弾性リング(1)の軸方向往復
振動剛性が現われ、片端においては見かけ上の支承の
剥離が、又反対側の端部では圧縮が、大きい厚みの2つ
の層(7)上でこれに付随している。本発明の目的であ
る弾性継手の機能的剛性をユーザーのニ一ズに適合させ
るためには、大きい厚みの層(7)に独自の軸方向剛性
を見極めることが必要である。この軸方向剛性の確認
は、大きなストッパ反力が及ぼされる前に、必然的に短
縮されたストローク上で動的測定手段により行なわれ
る。この特徴については、図2、図3、図4の記述によ
り説明されている。
【0019】図2、図3、図4は、1つの利用例につい
て本発明による弾性継手の軸方向剛性を規定しかつこの
タイプの測定によって利用分野の示方書を満たすことの
できる工業的製造のパラメータをかくして決定すること
を可能にするグラフで構成されている。横座標には、ミ
リメートル単位で表わされた変位が示されている、縦座
標では、場合によって300daNを上回りうる、剛性
測定の際に加わった軸方向の力が示されている。以下、
単位変位あたりの軸方向に加わった力を、剛性測定時の
条件に応じて、k,rもしくはKの文字で示す。
【0020】図2は、弾性継手のいずれか一方の端部に
おいて縮管加工された縁部に対する大きい厚みの層の一
方の接触が行なわれる点(A)及び(B)で表わされた
位置を超えてのこの層の圧潰に対する恒常な剛性(k)
を仮定した場合の、弾性継手の剛性を曲線(C)の勾配
が表わしているグラフの概略的構造を示している。セグ
メント(AB)の勾配は、例えば30daN/ミリメー
トルといった、弾性リングの非常に低い自由軸方向剛性
(r)である。点(B)を超えた勾配は、大きい厚みの
層の一つの初期圧潰剛性を示し、この剛性は、次に徐々
に正接値(k)を超えて増大し、弾性継手の軸方向往復
振動を終わらせる接触である点(D)及び(E)により
表わされている金属接触の直前に、高ストッパ値に達す
ることになる。
【0021】曲線(C)の勾配が(10K)といった高
い値に達して、グラフの点(D)で表わされている位置
に達する前にこの衝撃を隠すことが望ましい。いずれに
せよ、曲線(C)の終端部分で表わされている前述の剛
性は、弾性継手の半径方向剛性よりはるかに高くなくて
はならない。図3は、2つのストッパ接触がすでにグラ
フ上に点(0)で表わされている対称的平衡点を中心に
して同時に起こったという仮定の下で、同じ理諭上の構
造を表わしている。この中央帯域での剛性は(2k)つ
まり大きい厚みの層の一方の圧縮剛性を識別する勾配の
2倍であり、このことは弾性継手の片端上への接触の1
つの離脱に至るまで続く。
【0022】グラフ上では、前述の接触を表わす点
(A′)及び(B′)を超えると、勾配は再び(k)つ
まり大きい厚みの層の片方の唯一の圧潰の剛性である
(k)に戻る。実際には、これらの剛性に対して、弾性
リングの非常に低い自由軸方向剛性(r)が加わる。従
って、点(A′)及び(B′)の間では、剛性(2k+
r)は、2つの支承の間の永久プレストレスの存在によ
るものである。
【0023】図4は、動的測定において本発明による弾
性継手部品について観察者が読みとることのできるもの
のグラフである。力−変位のグラフは、静的測定におい
て摩擦又はヒステリシスの値の、又動的測定に際しては
類似の大きさの粘弾性の作用の、離隔された2本の曲線
(C1)及び(C2)の形に2分化されている。これら
の動的大きさの測定はつねに、振幅が縮小した場合に動
的剛化により対称な平衡点(O)付近で、これらの剛性
曲線(C1)及び(C2)上で発見できる最小の勾配
(K)の増大の問題にぶかる。
【0024】ところが、振動減衰の改良は、受動的で効
果的な振動絶縁を得るのに用いられるものである充分な
振幅に対してできるかぎり小さいものである検出可能な
最小勾配(K)を得る技術である。前述の数値例におい
ては、この振幅は、点(0)の前後±0.25ミリメー
トルとして選択されうる。このとき(K)の値は、約3
ミリメートルのストローク(ED)で表わされているス
トッパ間の最大あそびに対して100daN/ミリメー
トルである。
【0025】これに対して、軸方向剛性と同じ方向で測
定される機能である軸方向衝撃を減衰させる能力に関し
て弾性継手が果たす機能は、この第1の振動減衰ニ一ズ
とは相反してやってくる;すなわち、減衰能力は、半振
動の中に吸収され曲線と水平軸の間に含まれる面積によ
り表わされるエネルギーによって規定される。図2の理
論上のグラフを見ると、プロット(0BD)に沿って、
剛性は連続した値として勾配(r)次に(k)次に非常
に増大する(10k)に至るまでの値をもつ。図3に関
して言うと、剛性は値(2k)次に(k)そして次に
(10k)に至るまでの増大する値の連続勾配のプロッ
ト(OB′D)に従う。図4に図示されている実際のプ
ロットでは、部品の実際の作動は、物理的に自由軸方向
剛性(r)をもつ真の遊びに相応する水平部(AB)又
はストローク(A′B′)のプレストレスが存在するか
否か識別することを可能にしてくれていない。これは、
これを超えると見かけの剛性が、点(D)が表わす金属
接触まで新たに増大する前に、一時的に(2k)から、
縮管された縁部により応力を受ける大きい厚みの層のう
ちの唯1つのものの圧潰に相応する正接値(k)まで減
少するからである。
【0026】従って、剛性曲線は2つの点で値(2k)
を再度通過し、平均曲線は、(k)と(2k)の間に
まれる値(K)の中間見かけ剛性を表わす。図2を読み
とると、平均曲線は、(r)と(k)の間に含まれる値
つまり(k)よりもはるかに低い間の中間見かけ剛性
(K)を表わしている。縮管加工された縁部の内部金属
表面と大きい厚みの層のエラストマ表面の接触がわずか
でも点(A)及び(B)(あそびを伴う)又は(A′)
及び(B′)(プレストレスを伴う)で表わされる理論
上の接触において幾分かの漸進性を確保するのであれ
ば、あそび及びプレストレスの現象は同時に発生し、こ
のような理由から、「制御されたあそび」という語が本
発明の特徴として選ばれたのである。
【0027】機能的に軸方向往復振動の振動減衰のため
に用いられている帯域において、図4に従ったグラフの
検出可能な最低勾配(K)により表わされる剛性は、実
際上点(B)においても点(B′)においても剛性
(k)を表わす正接値によって与えられる。この剛性
(k)は、引用されている例において30daN/ミリ
メートルの値をもつ弾性リングの純粋なせん断による自
由軸方向剛性(r)とは全く異なるものであり、この剛
性は定義上、大きい厚みの層のいずれか一方の変形の結
果である;従って、これは実際に値(K)に等しい。
【0028】振動減衰にとって特に効果的な、検出可能
な見かけの剛性(K)は、それぞれ半径方向の剛性の5
分の1と2分の1の2つの値の間になければならない。
この剛性は、上述の数値例において、60〜150da
N/ミリメートル、好ましくは100daN/ミリメー
トルの値に定めることができ、従って、大きな厚みの層
に対して数ミリメートルの厚みを与えることを必要とす
る。
【0029】この厚みの決定のためには、エラストマに
より衝撃中に吸収されうるエネルギーに基づく工業的実
験により、このエネルギーがエラストマ1kgあたりほ
ぼ300ジュールを超えない場合エラストマ化合物の破
壊なく復元しうるエネルギー性能を待つことが可能であ
る。750daNを超えない反力について±1.5ミリ
メートルの剛性接触によるあそびの急激な制限の前の自
由ストロークにより、曲線の一部分(OBD)又は(O
B′D)と横座標の軸の間の面積によって表わされるエ
ネルギーは半サイクルにつき約1.2ジュールとなるに
至る。
【0030】このことから、大きい厚みの層の約4グラ
ムの質量が圧縮に関わるような形で弾性継手を設計する
に至る;上述の例については、25ミリメートルの平均
直径について、ストッパ機能の最適化によって異常な衝
撃の適正な吸収のみならず優れた振動減衰をも確保する
のに厚み約4〜5ミリメートルの大きい厚みの層が必要
である。
【0031】図5は、縮管加工による仕上げの前の未加
工状態で表わされた、このように規定された弾性継手の
軸方向断面図である。この図の記述中で好ましい実施方
法について詳しく説明する。外部円筒形リング(3′)
は、例えば引抜き加工された薄壁シームレス鋼管を一定
長にカットすることによって得られる。内部補強ソケッ
ト(2)の軸方向に作用する肩部(4)の周囲に設けら
れた遊び(5′)は、この外部円筒形リング(3′)の
後の縮管加工の可能性を確保するのに充分な値をとらな
くてはならない。
【0032】円周方向のあそび(5′)により自由に残
された帯域を限定する溝の底面(12)は、この直径縮
管の作用下で、体積圧縮性がほとんどゼロのエラストマ
材料のふくらみを可能にするものでなくてはならない。
実際、先行技術による弾性継手のものに比べてはるかに
厚みが大きいことから弾性リング(1)上で厚みの10
%に達しうる縮管加工は、直径で例えば1.4ミリメー
トルに達する。
【0033】このとき、エラストマ化合物は、弾性リン
グ(1)の部分的断面である環の両面上にふくらむ。こ
の環は、軸方向作用をもつ各々の肩部によって阻止され
ているために弾性リング(1)が呈する断面の1分画に
しかすぎない自由面を有している。縮管加工作業により
このようにふくらんだエラストマ化合物の体積は、両面
について3立方センチメートルを超えうる。このことか
ら、溝の底面(12)は、軸方向に作用する肩部(4)
と外部はめ合いリング(3′)の間の弾性材料のつまみ
の危険性を避けるため、この肩部に対して3〜4ミリメ
ートル引っ込んでいるべきである。
【0034】大きな半径方向応力を受入れながら、その
適度な偏心半径方向剛性のためきわめて効果的である
動減衰を適用することを可能にする、この縮管加工され
た自由表面の存在を弾性リング(1)に提供しているの
は、高い形状係数である。なお、弾性リング(1)だけ
では、大きな軸方向応力を支持することはできず、及ぼ
される一時的な軸方向応力に対する耐性と同様に剛性
(K)の値により有効な振動減衰を確保しているのは、
軸方向に作用する肩部(4)を覆う大きい厚みの層の厚
みと大きな表面積である。
【0035】同時に、弾性リング(1)の厚み自体も、
ごまかしなく内蔵滑動リングの回転性能に達するような
ねじりのない回転性能を可能にする。本発明の特徴であ
る制御されたあそびを伴うストッパ機能を確実に行なう
ために、すでに適切な機械で半径方向に縮管加工されて
いる円筒形の外部リング(3′)の端部は、このとき、
変形を内部へと封じ込める工具の円筒形部分の介入によ
り終端水平部(10)のまわりにもう1つの円周方向の
あそび(9)(図1に見られる)を設けながら縮管加工
された縁部(8)の必要なやや円錐形の形状を仕上げる
適合された工具の中にとり込まれる。大きな厚みの層
(7)と縮管加工された縁部(8)の内表面(8)の間
の表面接触の、軸方向あそび(11)を尊重した調節
は、望ましい剛性(K)を満たすように行なわれる。
【0036】本発明による内蔵ストッパにより制御され
たあそび及び高い振動減衰能をもつ弾性継手の製造方法
は、先行技術によるピン継手のものと大きく異なるもの
ではない。円筒形外部リング(3′)及び内部補強ソケ
ット(2)の向かい合った面には、閉鎖金型内での射出
又はトランスファによる成形の間の弾性リング(1)の
材料との結合のため既知の技術に従って必要な接着剤が
塗布されている。
【0037】従ってこの弾性リング(1)の製造は、エ
ラストマ化合物が同一のものであれ異なるものであれ、
軸方向に作用する肩部(4)上の大きな厚みの層(7)
の製造と同時である。円筒形外部リング(3′)の直径
方向の縮管加工が、次の段階であり、部品の組立てのた
めに後にはめ合いを行なうのに役立つことになる最終的
直径を生み出す。
【0038】端部の整形が第3の段階である。最後の段
階は、一般に使用されるエラストマ化合物と相容れる温
度で化学処理により行なわれる変形された面の腐食保護
である。このとき、内蔵ストッパにより制御されるあそ
び及び高い振動減衰能をもつ弾性継手は、サスペンショ
ンアームを回転軸、例えば、車両のサスペンション内の
リンク機構式アームの連結部分の軸、車両内又は船舶上
に搭載されているか又は例えば工場内で振動源の付近に
置かれた敏感な材料の防振及び耐衝撃用の固定手段の軸
にいつでも装備できる状態となる。
【0039】従って、完成した部品は一対称均衡点
(0)における位置づけを定める−中ぐり内に単純なは
め合いにより取りつけられ、本発明の特徴である剛性の
変動は部品に関わるものであり、そのとき不要となった
外部ストッパの後調節によって左右されるものではな
い。従って、本発明による内蔵ストッパにより制御され
るあそび及び高い振動減衰能をもつ弾性継手を利用する
ことの利点は、以下のようなことである: − 独立ストッパにより機能的あそびを調節することな
く、より優れた振動減衰が得られる; − 摩擦面を統合させる必要なく、厚い弾性リングを使
用することにより、高性能の角度的往復振動及び優れた
半径方向剛性が得られる; − 過度の円錐形剛性なく、穏やかであるものの優れた
振動減衰の下での円錐状変形が得られる; − 部品の幾何形状の外部からの変更なく、軸方向応力
に対する耐性と振動減衰の剛性の間を最適化することに
より製造中の調節がきわめて容易で適合性が高くなる; − 不安定帯域及び外部ストッパがないため、車のサス
ペンションに利用する場合、運転上の快適さ及び接地性
が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転体弾性継手の軸方向断面であ
る。
【図2】概略的構造での軸方向剛性を規定するグラフで
ある。
【図3】概略的構造での軸方向剛性を規定するグラフで
ある。
【図4】動的観察での軸方向剛性を規定するグラフであ
る。
【図5】成形直後で仕上げ前の弾性継手の軸方向断面図
である。
【符号の説明】
1 弾性リング 2 内部補強ソケット 3 外部はめ合いリング 7 大きい厚みの層 8 縮管加工された縁部
フロントページの続き (72)発明者 ティエリー デュシェーヌ フランス国 91370 ヴェリエール レ ビュイソン リュー アリスティード ブリアン 19 (56)参考文献 実開 昭62−16842(JP,U) 実開 昭58−114932(JP,U) 実開 昭63−47908(JP,U) 実開 平1−158833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16F 1/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定軸を中心とするサスペンションアー
    ムの摩擦のない回転を確保するため2つの同軸要素に密
    に結びつけられたエラストマ化合物の弾性結合を利用す
    る、内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び振
    動減衰能をもつ弾性継手において、 前記弾性継手は、 2つの端部をもち、該端部の各々の近くに肩部(4)を
    有する内部補強ソケット(2)と、 肩部(4)の間に位置する内部補強ソケット(2)の外
    面に結合された弾性リング(1)と、 2つの縮管加工された縁部(8)をもち、内部補強ソケ
    ット(2)上に該弾性リング(1)の変形によって軸支
    される外部はめ合いリング(3)と、 各々の軸方向に作用する肩部(4)を覆い、外部はめ合
    いリング(3)の縮管加工された縁部(8)に軸方向に
    突き当たるエラストマ化合物でできた層(7)と、を
    することを特徴とする弾性継手。
  2. 【請求項2】 シャーシに対して固定軸を中心にして連
    結された単数又は複数のリンク機構式のアームを用いた
    車両用サスペンションにおいて、連結点の少なくとも1
    つは、請求項1に記載の弾性継手を備えることを特徴と
    する車両用サスペンション。
  3. 【請求項3】 車両又は船舶内に搭載された機材上の防
    振サスペンション用固定具において、少なくとも1つの
    請求項1に記載の弾性継手を備えることを特徴とする防
    振サスペンション用固定具。
  4. 【請求項4】第1要素および第2要素を結合し、かつこ
    れらの間の振動を減衰させる弾性継手において、 該第1要素および該第2要素のうちの1つの要素に連結
    される内部部材であって、第1末端、第2末端、該第1
    末端から該第2末端へ向かって延在する縦軸ならびに該
    内部部材の周囲に設けられた外表面を有する実質的に剛
    性の内部部材と、 該第1要素および該第2要素のうちの他の1つの要素に
    連結される外部部材であって、該内部部材の少なくとも
    一部のまわりに配置され、該内部部材の該外表面から離
    れて配設された内表面を有する実質的に剛性の外部部材
    と、 振動を減衰させるために該内部部材と該外部部材の間に
    配置され、第1部分手段と第2部分手段とを有するエラ
    ストマ手段と、 を備え、 該内部部材が第1突起および第2突起を備え、該第2突
    起が該第1突起から離れた位置にあり、ならびに該第1
    突起および該第2突起のそれぞれが、半径方向外方へ向
    かって、該内部部材から、該内部部材と該外部部材の間
    の距離の一部を突出し、 該第1部分手段が、該内部部材上に少なくとも該第1突
    起と該第2突起の間の領域内に配置され、該内部部材の
    外表面および該外部部材の内表面と当接して該内部部材
    と該外部部材の間に配置される第1エラストマ部分を有
    し、 該内部部材の該第1突起および該内部部材の該第2突起
    のそれぞれが、該第1部分手段に隣接して配置された第
    1側面および該内部部材の末端に配置された第2側面を
    有し、 該外部部材が第1末端および第2末端を有し、該第2末
    端が該第1末端と反対側に位置しており、 該外部部材の該第1末端および該第2末端が、該外部部
    材の第1突起および第2突起を形成するために、該内部
    部材に対して半径方向に内側へ向かって該内部部材と該
    外部部材の間の距離の一部分に延長し、 該外部部材の該第1突起が、該内部部材の該第1突起の
    該第2側面に実質的に隣接するように配置され、 該外部部材の該第2突起が、該内部部材の該第2突起の
    該第2側面に実質的に隣接するように配置され、 該第2部分手段が、該内部部材の該第1突起および該外
    部部材の該第1突起、ならびに該内部部材の該第2突起
    および該外部部材の該第2突起のそれぞれの間に配置さ
    れた少なくとも1つの第2エラストマ部分を有する弾性
    継手。
JP4195427A 1991-07-22 1992-07-22 内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び振動減衰能をもつ弾性継手及びその利用方法 Expired - Fee Related JP2896019B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9109328A FR2679613A1 (fr) 1991-07-22 1991-07-22 Articulation elastique a pouvoir de filtrage eleve et jeu axial controle par butees incorporees et ses applications.
FR9109328 1991-07-22

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10139053A Division JPH10331891A (ja) 1991-07-22 1998-05-20 内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び高い振動ろ過能をもつ弾性継手及びその利用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05231455A JPH05231455A (ja) 1993-09-07
JP2896019B2 true JP2896019B2 (ja) 1999-05-31

Family

ID=9415461

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4195427A Expired - Fee Related JP2896019B2 (ja) 1991-07-22 1992-07-22 内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び振動減衰能をもつ弾性継手及びその利用方法
JP10139053A Pending JPH10331891A (ja) 1991-07-22 1998-05-20 内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び高い振動ろ過能をもつ弾性継手及びその利用方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10139053A Pending JPH10331891A (ja) 1991-07-22 1998-05-20 内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び高い振動ろ過能をもつ弾性継手及びその利用方法

Country Status (12)

Country Link
US (1) US5288059A (ja)
EP (1) EP0524843B1 (ja)
JP (2) JP2896019B2 (ja)
KR (1) KR0165874B1 (ja)
AT (1) ATE117778T1 (ja)
BR (1) BR9202763A (ja)
CA (1) CA2070703C (ja)
DE (2) DE69201279T2 (ja)
ES (1) ES2038103T3 (ja)
FR (1) FR2679613A1 (ja)
GR (1) GR930300035T1 (ja)
MX (1) MX9204249A (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5465986A (en) * 1993-05-24 1995-11-14 Macrae; Elwyn F. Wheel restraining device for a shopping cart or a portable vehicle
US5544715A (en) * 1993-06-01 1996-08-13 Edward H. Phillips-Techo Corp. Method and apparatus for enhancing stability in servo systems comprising hydro-mechanically driven actuators
FR2717236B1 (fr) * 1994-03-11 1996-05-10 Hutchinson Articulation élastique.
JP3532638B2 (ja) * 1994-11-01 2004-05-31 株式会社日立ユニシアオートモティブ 液圧緩衝器の取付環
JP3675881B2 (ja) * 1995-04-19 2005-07-27 倉敷化工株式会社 ブッシュ組立体
DE19638554B4 (de) * 1995-09-27 2004-12-23 Phoenix Ag Elastisches Lager
FR2749899B1 (fr) * 1996-06-13 1998-09-04 Caoutchouc Manuf Plastique Articulation elastique et son procede de fabrication
DE19640531C2 (de) * 1996-10-01 2000-06-08 Mannesmann Boge Gmbh Hydraulisch dämpfendes Gummilager
US6059276A (en) * 1998-03-12 2000-05-09 Illinois Tool Works Inc. Single compensating stabilizer system
FR2790528B1 (fr) * 1999-03-02 2001-05-25 Tajo Plast Sa Dispositif de ralentissement d'un mouvement de rotation relative entre deux organes
US6430774B1 (en) 1999-07-02 2002-08-13 The Pullman Company Crimped bushing
US6755403B2 (en) 1999-09-29 2004-06-29 The Pullman Company Non-slip sta-bar bushing
ES2233296T3 (es) * 1999-11-30 2005-06-16 General Electric Company Union elastomera para aislamiento de vibraciones.
KR100383976B1 (ko) * 2000-12-21 2003-05-14 현대자동차주식회사 소형자동차의 리어현가장치
FR2836525A1 (fr) * 2002-02-25 2003-08-29 Michelin Soc Tech Procede de fixation d'une piece annulaire d'accouplement en materiau elastomerique entre deux tubes emboites l'un dans l'autre, et ensemble obtenu par le procede
US20030201589A1 (en) * 2002-04-30 2003-10-30 Adema Daniel R. Bushing with anti-walkout feature
US20040084822A1 (en) * 2002-11-05 2004-05-06 Collyer Brent R. Bushing with performance tuning features
US20050046098A1 (en) * 2003-08-26 2005-03-03 Chiao-Yu Jen Multifunctional shock-resisting structure
DE102004045064A1 (de) * 2004-09-15 2006-03-30 Zf Friedrichshafen Ag Elastomerlager
DE102004051566B4 (de) * 2004-10-22 2008-06-12 SGF SüDDEUTSCHE GELENKSCHEIBENFABRIK GMBH & CO. KG Nachgiebige Buchsenanordnung
US7740236B2 (en) * 2006-09-29 2010-06-22 Skf Usa Inc. Cartridge and rod end isolator
US7886628B2 (en) * 2007-01-08 2011-02-15 Burns Sr James M Shift lever vibration isolation assembly
DE102007016226A1 (de) 2007-04-04 2008-10-09 Audi Ag Lager für eine Radaufhängung eines Kraftfahrzeugs
US8342058B2 (en) 2007-06-28 2013-01-01 Hillsdale Automotive, Llc Recessed belt damper
DE102009041549B4 (de) * 2009-09-15 2016-06-23 Trelleborg Automotive Germany Gmbh Elastische Buchse, insbesondere Verbundlenker-Buchse
US8579510B2 (en) * 2010-03-12 2013-11-12 Hendrickson Usa, L.L.C. Rotatable bar pin bushing assembly
KR101730686B1 (ko) 2010-06-30 2017-04-26 다이버서파이드 머신 인크 너클 및 부싱 조립체
JP5662795B2 (ja) * 2010-12-28 2015-02-04 住友理工株式会社 筒形防振装置
FR3042182B1 (fr) * 2015-10-13 2020-09-18 Exotec Solutions Systeme de preparation de commandes
CN106004288A (zh) * 2016-05-16 2016-10-12 浙江方泰汽车配件有限公司 加强型悬挂三角控制臂
DE102017111667B4 (de) 2017-05-29 2021-06-10 Vibracoustic Gmbh Lagerbuchse
DE102020105248B4 (de) * 2020-02-27 2022-08-18 Vibracoustic Se Lageranordnung mit einem Kernelement für ein Fahrzeug
US11719278B2 (en) 2020-12-21 2023-08-08 Contitech Vibration Control Gmbh Preloaded elastomeric bushing
DE102021106099A1 (de) 2021-03-12 2022-09-15 Nbjx Europe Gmbh Buchsenlager
US11831215B2 (en) * 2021-05-06 2023-11-28 Aac Microtech (Changzhou) Co., Ltd. Linear vibration motor
DE102022115057A1 (de) 2022-06-15 2023-12-21 Vibracoustic Se Lagerbuchse, Verfahren zu deren Herstellung und Montageverfahren

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1948476A (en) * 1930-08-13 1934-02-20 Firestone Tire & Rubber Co Rubber shock and vibration insulator
US1983796A (en) * 1932-07-30 1934-12-11 Gen Motors Corp Oscillating pivot joint
DE733768C (de) * 1935-10-26 1943-04-02 Metallgummi G M B H Lager fuer die elastische Aufhaengung eines Flugzeugmotors am Traggeruest
FR827020A (fr) * 1937-06-01 1938-04-14 Metalastik Disposition de manchon en caoutchouc permettant la réception et l'amortissement des forces agissant axialement
FR957174A (ja) * 1944-07-08 1950-02-16
GB637901A (en) * 1948-03-23 1950-05-31 Silentbloc Improvements in or relating to self-aligning joints or bearings
GB653982A (en) * 1948-08-19 1951-05-30 Wright Howard Clayton Improvements in flexible bearings or mountings
FR1415871A (fr) * 1964-10-09 1965-10-29 Metalastik Ltd Procédé de fabrication de joints ou supports élastiques
DE2033845A1 (ja) * 1970-07-01 1972-01-20
IT1096896B (it) * 1978-07-03 1985-08-26 Gomma Antivibranti Applic Sopporto elastico a snodo sferico
US4316643A (en) * 1980-03-25 1982-02-23 The General Tire & Rubber Co. Vehicle suspension bushing
JPS5993533A (ja) * 1982-11-19 1984-05-30 Yanmar Diesel Engine Co Ltd エンジンの防振ゴム
FR2563878B1 (fr) * 1984-05-02 1988-11-04 Hutchinson Articulation elastique a debattement radial limite, notamment pour attache de roue tiree
DE3419967C2 (de) * 1984-05-29 1986-07-10 Boge Gmbh, 5208 Eitorf Elastisches Gelenk, Kupplung oder dergleichen
JPH0525284Y2 (ja) * 1986-03-13 1993-06-25
FR2624576B2 (fr) * 1987-10-12 1993-11-26 Hutchinson Support elastique a rigidites anisotropes
DE3841846A1 (de) * 1988-12-13 1990-06-28 Man Nutzfahrzeuge Ag Verbindung von achse und feder bei nutzfahrzeugen
FR2643314B1 (fr) * 1989-02-20 1991-05-10 Caoutchouc Manuf Plastique Procede de realisation de barres antidevers par collage in situ de paliers elastiques et barres antidevers realises selon ce procede
DE3905686C1 (ja) * 1989-02-24 1990-06-07 Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim, De
JPH0320132A (ja) * 1989-06-14 1991-01-29 Nissan Motor Co Ltd 車両用懸架装置の筒状弾性ブッシュ
FR2650040A1 (fr) * 1989-07-19 1991-01-25 Caoutchouc Manuf Plastique Articulation elastique a grand filtrage radial et limitation progressive de rigidite

Also Published As

Publication number Publication date
KR0165874B1 (ko) 1999-01-15
BR9202763A (pt) 1993-03-23
ES2038103T1 (es) 1993-07-16
MX9204249A (es) 1993-01-01
JPH10331891A (ja) 1998-12-15
CA2070703C (fr) 1999-03-16
ATE117778T1 (de) 1995-02-15
FR2679613A1 (fr) 1993-01-29
JPH05231455A (ja) 1993-09-07
FR2679613B1 (ja) 1995-05-19
CA2070703A1 (fr) 1993-01-23
EP0524843B1 (fr) 1995-01-25
US5288059A (en) 1994-02-22
KR930002703A (ko) 1993-02-23
DE69201279T2 (de) 1995-09-21
EP0524843A1 (fr) 1993-01-27
DE524843T1 (de) 1993-07-08
DE69201279D1 (de) 1995-03-09
GR930300035T1 (en) 1993-06-21
ES2038103T3 (es) 1995-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2896019B2 (ja) 内蔵ストッパにより制御される軸方向あそび及び振動減衰能をもつ弾性継手及びその利用方法
US5439203A (en) Vibration-damping bushing with sliding surface on insert located between inner and outer cylinders
KR100493861B1 (ko) 스티어링장치의 댐퍼기구
US5540420A (en) Method of making a bearing structure and bearing so made
US5340220A (en) Pivoting bearing for mounting pull rods in motor vehicles
US6682060B2 (en) Dynamic damper
JPH06137317A (ja) 旋回支承装置
EP0409202B1 (en) Dynamic damper
JPS6044629A (ja) ゴム金属ブツシユ
US20090202184A1 (en) Bush bearing with reduced installation space
JPH0781579B2 (ja) 自動車用の玉継ぎ手
US6394434B2 (en) Fastening support
JP2003519761A (ja) 振動緩衝器を備えた真空ポンプ
EP1776533A1 (en) A bush
US5547174A (en) Bearing
WO2022209237A1 (ja) 摺動ブッシュ
JP7094199B2 (ja) 防振ブッシュ
GB1586057A (en) Resilient mountings
US5048980A (en) Bearing assembly with thrust resistant housing
JPH08270698A (ja) 防振ブッシュ
GB2037398A (en) Vibration proof bushed mounting
JPH0571480U (ja) 摺動ブッシュ
GB1591750A (en) Centre bearing mounting
JPH03249438A (ja) エンジン支持装置
JPH0648013B2 (ja) ジョイント用ブーツ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990202

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees