JPH0320132A - 車両用懸架装置の筒状弾性ブッシュ - Google Patents

車両用懸架装置の筒状弾性ブッシュ

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Publication number
JPH0320132A
JPH0320132A JP15195689A JP15195689A JPH0320132A JP H0320132 A JPH0320132 A JP H0320132A JP 15195689 A JP15195689 A JP 15195689A JP 15195689 A JP15195689 A JP 15195689A JP H0320132 A JPH0320132 A JP H0320132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
elastic body
cylinder
inner cylinder
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP15195689A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Yoshimoto
義明 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP15195689A priority Critical patent/JPH0320132A/ja
Publication of JPH0320132A publication Critical patent/JPH0320132A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2401/00Indexing codes relating to the type of sensors based on the principle of their operation
    • B60G2401/12Strain gauge

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は車両用懸架装置に用いられる筒状弾性ブッシュ
に関する。
従来の技術 一般に、自動車等の車両用懸架装置では構成部材の連結
部分に弾性体を用いて、車輪からの路面振動が車体側に
入力されるのを低減するようになっている。
例えば、F−F車用のフロントアクスルとして、・昭和
57年8月発行のNISSANサービス周報第464号
第110頁に開示されるように、トランスパースリンク
を車体側に連結するに筒状弾性ブッシュとして構成され
るトランスバースリンクブッシュが用いられている。
即ち、上記トランスバースリンクブッシュハ筒状の弾性
体を備えて構成され、上記トランスバースリンクのリア
側では該トランスバースリンクから車両後方に突出され
るロッドに、該筒状弾性体の内径部が嵌着されると共に
、該筒状弾性体の外周ffiは車体側部材としてのトラ
ンスバースリンクガセットに装着されるようになってい
る。
また、上記トランスバースリンクのフロント側では、上
記トランスバースリンクガセットから車両前方に突出さ
れるロッドに、弾性体の内径部が嵌着されると共に、該
弾性体の外周部が該トランスバースリンクに装着される
ようになっている。
ところで、トランスバースリンクブッシュとして用いら
れる筒状弾性ブッシュは、例えば、実開昭58−127
38号公報に開示されるようなものがあり、支持軸と外
筒との間に装填される弾性体の筒状部の端部に、該筒状
部から一体に形成される鍔部が設けられ、該鍔部が上記
支持軸と上記外筒との間で軸方向に係止されることによ
り、アクスルと車体取付用ブラケットとの間の軸方向移
動を阻止し、かつ、上記筒状部で路面振動を主に吸収す
るようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、かかる従来の筒状弾性ブッシュにあって
は、弾性体の鍔部には著しく大きな軸方向の荷重が作用
するため、該鍔部の耐久性に問題があり、経時的に亀裂
が発生されたりして破損される。
特に、上記公開公報に開示されるように上記鍔部内に硬
質部材を埋設した場合は、該硬質部材の角部から亀裂が
入り易くなってしまうという課題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、上記弾性
体の鍔部の耐久性を簡単な手段をもって著しく向上させ
るようにした筒状弾性ブッシュを提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明は、端部に外側フラ
ンジ部が形成される内筒と、該内筒外周を囲繞し、上記
外側フランジ部の内方でこれに対峙される内側フランジ
部が形成される外筒と、これら内筒、外筒の一般筒状部
間に装填される筒状部および上記外側フランジ部と内側
フランジ部間に装填される鍔部が一体に形成され、内筒
および外筒に接着される弾性体とを備え、上記内筒が車
輪支持部材又は車体側部材の一方に形成された軸部に軸
方向の移動が阻止されて嵌着され、かつ、上記外筒が車
輪支持部材又は車体側部材の他方に取り付けられる車両
用懸架装置において、上記外側フランジ部と上記内側フ
ランジ部との間の上記鍔部に予圧力を付加することによ
り構成する。
また、上記内筒の一般筒状部と外側フランジ部との間の
角部に、面取り状の傾斜部を形成することが望ましい。
作用 以上の構成により本発明の筒状弾性ブッシュにあっては
、上記弾性体の鍔部に予圧力が付加されることにより、
該鍔部に荷重の作用および解除が繰り返し発生されたと
しても、該鍔部には常時内部応力が発生された状態であ
るため出裂発生が大幅に低下され、耐久性を著しく向上
させることができる。
また、上記内筒の一般筒状部と外側フランジ部との間の
角部に、面取り状の傾斜部が形成されることにより、軸
方向と軸直角方向の合力に対する弾性体の支持性を増大
して変位を小さく抑えることができ、延いては当該部分
の弾性体の耐久性を向上させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
即ち、第1図は本発明の一実施例を示す筒状弾性ブッシ
ュとしてのトランスバースリンクブッシュlOの断面を
示し、12は車輪支持部材としての図外のトランスバー
スリンクのリア側から一体に突出されるコンブレッショ
ンロッドで、該コンブレッシコンロッドl2の先端部に
上記トランスバースリンクブッシ−L10が取り付けら
れるようになっている。
上記トランスバースリンクブッシ.10は、上記コンブ
レッションロッド12外周に嵌合される内筒l4と、該
内筒14の外周を適宜間隔をもって囲繞する外筒l6と
、これら内筒l4と外筒l6との間に加硫接着されるゴ
ム製の弾性体18とによって構成される。
上記内筒l4の両端部には外径方向に起立される外側フ
ランジ部14a,14bが形成され、かつ、上記外筒l
6の両端には同様に外径方向に起立される内側フランジ
部16a,16bが形成され、該内側フランジ部16a
,16bは上記外側フランジ部14a.14bの内側で
これに対峙して配置される。
一方、上記弾性体18は上記内筒l4と上記外筒16の
それぞれの一般筒状部14cおよび16C間に装填され
る筒状部18aと、上記外側フランジ部14a.14b
と上記内側フランジ部16a,16bとの間に装填され
る鍔部18b,18cとが構成される。
ソシて、上記内筒14は上記コンブレッシコンロッドl
2に嵌合された際、該コンブレッシゴンロッド12に形
成された鍔部12aと、該コンブレッションロッド12
の先端部に螺合されるナット20に係止されたワッシャ
22とによって軸方向移動が阻止される。
尚、本実施例にあっては上記内筒14は中央部分におい
て中心軸方向に2分割されたものが組み付けられるよう
になっている。
また、上記外r:R16の外周には第2図に示すような
ブラケット24が嵌着され、該外筒l6は該ブラケット
24を介して車体側部材としての図外のトランスバース
リンクガセットに装着される。
上記ブラケット24は上下方向に2分割される筒状を成
しており、分割された接合面にそれぞれ形成されたフラ
ンジ24a,24b間にボルト26を挿通して、該ボル
ト26が上記トランスパースリンクガセットに螺着され
るようになっている。
ところで、上記コンブレッションロッド12は車両前後
方向を指向して配置される関係上、上記トランスパース
リンクブッシュ10の中心軸も車両前後方向に配置され
、図外の車輪に作用する横力および上下力に対しては上
記弾性体l8の筒状部18aが径方向に変形されること
により、振動吸収が行われ、かつ、車輪に作用する前後
力に対しては主に上記鍔部18b,18Gの圧縮により
支持される。
ここで、本実施例にあっては上記トランスバースリンク
ブッシュ10が形成される際、上記外側フランジ部14
a,14bを第1図中2点鎖線に示すようにそれぞれ外
方に拡開しておく一方、上記弾性体18は該外側フラン
ジ部14a.14bの拡開状態に沿った形状に予め形成
しておき、そして、該弾性体18を加硫接着後に該外側
フランジ部14a.14bを図中実線に示すように起立
させるようになっている。
従って、このように外側フランジ部14a,14bが拡
開状態から起立されることにより、鍔部18b.18C
には予圧力(ブリコンブレッシコン)が付加され、常時
膨張方向の内部応力が発生されるようになっている。
以上の構成により本実施例のトランスバースリンクブッ
シュ10にあっては、鍔ml8b,18Cに予圧力が付
加されることにより、当該鍔部18b,18cには常時
膨張方向の内部応力が作用されるため、当該部分に作用
する荷重、例えば車両前後方向の圧縮荷重とか車両左右
.上下方向の剪断荷重に対して、圧縮歪率および剪断歪
率を大福に低下させることができるため、該鍔部l8b
.18cの耐久性を著しく増大させることができる。
第3図は他の実施例を示し、上記実施例と同一構成部分
に同一符号を付して重複する説明を省略して述べる。
即ち、この実施例にあっては内筒14の一般筒状部14
cと外側フランジ部14a.14bとの間の角部Cに、
面取り状の傾斜部30を形成してあり、かつ、該面取り
状の傾斜部30は周方向に複数形成されている。
従って、この実施例にあっては上記面取り状の傾斜部3
0が形成されたことにより、車両前後方向の荷重F,と
車両左右方向の荷重F,との合力Fが作用した場合、該
合力Fは該傾斜部3oに略垂直方向の荷重として作用す
るが、上記角部Cに位置する弾性体l8の支持剛性が向
上し、この部分においてストツパ機能が高められて変位
が小さく抑えられるため、該弾性体I8の耐久性を更に
向上することができる。
尚、この実施例にあっては、弾性体18および外筒l6
も内筒l4と同様に中央部から中心軸方向に2分割され
て、上記第2図に示したブラケット24に車両左右方向
から組み付けられるようになっている。
また、上記弾性体l8の筒状部18aの中央部には、径
方向の振動に対するばね定数を低下させるための間隙部
32が形成されている。
ところで、上記各実施例にあっては上記ブラケット24
が、これとは別体に設けられた外筒l6の外周に嵌着さ
れる場合を開示したが、これに限ることなく該外筒16
を廃止して上記ブラケット240体を外筒として用いる
こともできる。
また、上記各実施例のトランスバースリンクブッシュ1
0は内筒l4が車体支持部材であるトランスパースリン
ク側に嵌合され、かつ、外IFal6が車体側部材であ
るトランスバースリンクガセットに取り付けられるよう
にしたものを開示したが、これに限ることなく該トラン
スバースリンクのフロント側に配置される場合のように
、外r:fJ16をトランスバースリンク側に、かつ、
内rfJ14をトランスバースリンクガセット側に取り
付けるようにしたトランスバースリンクブブシ.10に
あっても、本発明を適用することができることはいうま
でもない。
発明の効果 以上説明したように本発明の車両懸架装置の筒状弾性ブ
ッシュにあっては、請求項lでは内筒に形成された外側
フランジ部と、外筒に形威された内側フランジ部との間
に装填される弾性体の鍔部に予圧力が付加されたので、
該鍔部には常時膨張方向の内部応力が発生されることに
なり、当該部分の圧縮および剪断の歪率を大幅に低下さ
せることができるため、弾性体の耐久性を著しく向上さ
せることができる。
また、弾性体は内筒および外筒に接着され、これら内筒
,外筒は車輪支持部材および車体側部材間に嵌着される
から、弾性体とこれに接触する部材との間ですべりが発
生しないため、スティックスリップによる異音の発生も
防止することができる。
また、請求項2では内筒の一般筒状部と外側フランジ部
との間の角部に、而取り状の傾斜部が形成されることに
より、軸方向と軸直角方向の合カに対する弾性体の支持
性を増大して変位を小さく抑えることができ、延いては
当該部分の弾性体の耐久性を向上させることができると
いう各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は本発
明の筒状弾性ブッシュの外筒側を支持するブラケットの
斜視図、第3図は本発明の他の実施例を示す断面図であ
る。 10・・・トランスバースリンクブッシ.,12・・・
コンプレッシコンロッド(軸部)、14・・・内筒、1
4a.14b・・・外側フランジ部、般筒状部、16・
・・外筒、16a,1フランジ部、l6c・・・一般筒
状部、体、1 8 a ・・・筒状部、18b,181
4c・・・一 6b・・・内側 l8・・・弾性 C・・・鍔部。 外3名 1 6e),1 5C・・・−j5I5 郡第2図 % 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)端部に外側フランジ部が形成される内筒と、該内
    筒外周を囲繞し、上記外側フランジ部の内方でこれに対
    峙される内側フランジ部が形成される外筒と、 これら内筒、外筒の一般筒状部間に装填される筒状部お
    よび上記外側フランジ部と内側フランジ部間に装填され
    る鍔部が一体に形成され、内筒および外筒に接着される
    弾性体とを備え、 上記内筒が車輪支持部材又は車体側部材の一方に形成さ
    れた軸部に軸方向の移動が阻止されて嵌着され、かつ、
    上記外筒が車輪支持部材又は車体側部材の他方に取り付
    けられる車両用懸架装置において、 上記外側フランジ部と上記内側フランジ部との間の上記
    鍔部に予圧力を付加したことを特徴とする車両用懸架装
    置の筒状弾性ブッシュ。
  2. (2)上記内筒の一般筒状部と外側フランジ部との間の
    角部に、面取り状の傾斜部を形成したことを特徴とする
    請求項1に記載の車両用懸架装置の筒状弾性ブッシュ。
JP15195689A 1989-06-14 1989-06-14 車両用懸架装置の筒状弾性ブッシュ Pending JPH0320132A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5288059A (en) * 1991-07-22 1994-02-22 Caoutchouc Manufacture Et Plastiques Elastic joint having high filtering capacity and an axial gap controlled by incorporated stops, and its applications
US6517062B2 (en) * 1999-03-08 2003-02-11 Tokai Rubber Industries, Ltd. Vibration isolator
US20120326368A1 (en) * 2011-06-21 2012-12-27 Honda Motor Co., Ltd. Vibration damping bushing and manufacturing method thereof

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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