JP2895735B2 - 円筒内面走査装置 - Google Patents

円筒内面走査装置

Info

Publication number
JP2895735B2
JP2895735B2 JP4047894A JP4047894A JP2895735B2 JP 2895735 B2 JP2895735 B2 JP 2895735B2 JP 4047894 A JP4047894 A JP 4047894A JP 4047894 A JP4047894 A JP 4047894A JP 2895735 B2 JP2895735 B2 JP 2895735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch unit
punch
cylindrical inner
photosensitive material
central axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4047894A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07226827A (ja
Inventor
好男 清水
浩司 野本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4047894A priority Critical patent/JP2895735B2/ja
Publication of JPH07226827A publication Critical patent/JPH07226827A/ja
Priority to US08/847,875 priority patent/US5842397A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2895735B2 publication Critical patent/JP2895735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B26HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
    • B26FPERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
    • B26F1/00Perforating; Punching; Cutting-out; Stamping-out; Apparatus therefor
    • B26F1/02Perforating by punching, e.g. with relatively-reciprocating punch and bed
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F9/00Registration or positioning of originals, masks, frames, photographic sheets or textured or patterned surfaces, e.g. automatically
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S83/00Cutting
    • Y10S83/929Particular nature of work or product
    • Y10S83/948Particular nature of work or product having "memory", e.g. photographic or magnetic film
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/04Processes
    • Y10T83/0596Cutting wall of hollow work
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/384By tool inside hollow work
    • Y10T83/391With means to position tool[s] for cutting
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/384By tool inside hollow work
    • Y10T83/392One tool [either internal or external] having compound motion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T83/00Cutting
    • Y10T83/384By tool inside hollow work
    • Y10T83/395One tool having only rectilinear motion[s]
    • Y10T83/398Internal tool is an active cutter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷・製版等の分野
で適用される円筒内面走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円筒内面走査装置は、例えば特開平5−
27190号公報や特開平5−5846号公報に開示さ
れている通り、その内面に感材が装着された円筒内面ド
ラムと、画像信号によって変調された光ビームを発振す
るレーザー発振器と、当該光ビームを円筒内面ドラムの
内部空間へと導く光学系と、当該空間に於いて円筒内面
ドラムの中心軸方向(副走査方向)に移動自在に配設さ
れ、且つ中心軸方向から進入した光ビームを内面方向へ
偏向してその円周方向(主走査方向)へ走査する偏向器
を有する走査ヘッドとを備えた描画装置である。本装置
で使用されている感材としては、例えばフィルムや版材
や感光紙等がある。その内の版材は、露光・現像の処理
を施すと、直接網点画像を形成した印刷版として印刷機
に適用することができる。そして、この版材の代表的な
ものが、オフセット平版印刷用のPS版(presensitize
d plate )である。ここでPS版とは、アルミニウム板
やプラスチックシート等の版素材の表面上に感光液が塗
布されたものである。
【0003】この様な円筒内面走査装置を用いて感材を
露光し、描画を行った後には、次の印刷工程との関係
で、感材の端辺近傍に孔を開ける作業が必要となる。こ
れは、後工程すなわち印刷工程で使用される印刷機に於
いて、ピンシステムによる印刷版位置決め方法が用いら
れているためである。この点の理解を容易にするため、
印刷機の構成を参考として模式的に示したのが、図9の
説明図である。
【0004】図9に示す通り、各版胴57〜60の外面
にはピン55が形成されている。版胴一台当りのピンの
数は、本図では図示上1つだけであるが、実際上は、少
なくとも2つのピンが各版胴57〜60に形成されてい
る。そして、このピン55を基準として、ブラック
(K)、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー
(Y)の4色から成る各印刷色の印刷版51〜54をそ
れぞれ対応する版胴57〜60の外面上に装着する。そ
のためには、各印刷版51〜54に予め当該ピン55に
挿入するための孔が形成されていることが必要である。
このことは、印刷工程に先立って、つまり円筒内面走査
装置内において描画工程と共に穿孔工程をも行っておい
て、穿孔された孔に対して各版同一の相対位置関係で描
画が行われなければならないことを意味している。尚、
図9中、50は印刷用の紙であり、56は紙50の送り
方向を示す。
【0005】そこで、この様な穿孔作業を円筒内面走査
装置内で実現するために、次の様な技術が従来より用い
られている。即ち、円筒内面ドラムの中心軸方向の端面
近傍(端部とも称す)の内面に溝を形成し、この溝に複
数のパンチユニットを嵌合して当該パンチユニットを内
面に取付けている。ここでパンチユニットとは、上下動
可能なパンチを備えてなり、このパンチを用いて感材の
穿孔を行う装置である。そして、円筒内面への感材の取
付けが終了すると、偏向器を回転させて光ビームによる
主走査を行うと共に、走査ヘッドを中心軸方向、即ち副
走査方向に移動して、感材への描画を順次に行う。この
描画工程が終了すると(または描画前に)、前述したパ
ンチユニットを用いて穿孔作業を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
は、次の様な問題点を有している。その一つは、いわゆ
る「ふところ寸法」についての実体を上記従来技術は何
ら考慮していないことに起因するものである。即ち、ふ
ところ寸法の値は、印刷機の種類によって様々に異なっ
ているのが現実である。ここで、ふところ寸法とは、感
材の4つの端辺の内、孔の並びに最も近い1つの端辺か
ら孔の中心までの寸法に該当する。この点を図示したの
が、図10(平面図)である。図中、X方向は円筒内面
ドラムの中心軸方向、即ち副走査方向であり、Y方向は
円筒内面ドラムの円周方向、即ち主走査方向であり、記
号xd がふところ寸法である。又、本図においては、孔
20は長孔として描かれているが、一部または全部の孔
が丸孔形状のものであっても良い。そして、このふとこ
ろ寸法xd を、後工程で実際に使用している印刷機の仕
様に合わせて設定する必要があるわけである。
【0007】ところが従来技術では、上述した通りパン
チユニットがドラム内面内に固定されているため、印刷
機に合わせてふところ寸法xd を変更しようとする場合
には、その変更分だけドラム内面への感材の搬入・装着
位置を中心軸方向Xに精密にずらす必要がある。しかも
従来技術では、感材の搬入工程はオペレータのマニュア
ル作業によって行われているのが現実である。而して、
感材の搬入作業は、円筒内面ドラムの内部空間内に於け
る作業となる。従って、露光しようとする感材が後工程
で装着されるべき印刷機の仕様が変わる毎に、オペレー
タがその都度感材の搬入・装着位置の調整作業を行わな
ければならないのは、オペレータに大変な作業を強いる
ものであって、非効率的である。しかも、その様な精密
な位置調整をマニュアル作業で以て実現すること自体が
極めて困難である。故に、従来技術は、ふところ寸法x
d の変更に実際上対応できないという問題点を有してい
ると言える。
【0008】ここで、ドラム内面内に搬入された感材を
中心軸方向に自動的に移動して、その設定位置を微調整
できる機構を内面空間内に設けることも考えられないこ
とはないが、その様な搬入位置自動調整機構を実際に実
現しようとするならば、勢い大がかりな機構とならざる
を得ない。これは、コスト的に見て非実現的である。し
かも、実際には、走査ヘッド等の機構が当該内面空間内
に配備されているため、その様な調整機構を配備するだ
けの十分なスペースもないのが実情であって、その様な
機構を開発することは得策ではない。従って、本方法
は、問題解決にとって有効な方法とは言えない。
【0009】又、従来技術の応用として、次の様な解決
策も考えられないことはない。即ち、円筒内面ドラムの
内面内に複数の溝を加工しておき、それらの溝の中から
適宜に選んだ溝にパンチユニットを嵌合して固定するこ
とにより、ふところ寸法xdを変更することができる。
この場合には、感材の搬入位置を変えない。しかし、こ
の方法によっても、微調整可能となる様に細かいピッチ
で複数の溝を形成するのは極めて困難であり、各溝間の
ピッチは、どうしても実際に必要とされる調整量より大
きくならざるを得ない。そのため、精密なふところ寸法
d の調整が困難であり、しかもパンチユニットの嵌合
位置を変えるという作業が結局オペレータに課せられる
こととなり、従来技術が抱えている問題点を何ら克服し
得ないことになる。従って、当該応用方法も又、有効な
解決策とはなり得ないと言える。
【0010】第二の問題点は、従来技術によれば、描画
有効エリアが実際上狭くなってしまうケースが生じると
いうことである。これは、パンチユニットが内面内に固
定されていることに起因しており、この点の理解は、次
の図11及び図12を参照することにより容易となる。
【0011】ここに図11は、従来技術の第二の問題点
を顕出させるために図示したものであり、従来のパンチ
ユニット31の配置と走査ヘッド32との関係を模式的
に示す説明図である。図中、パンチユニット31は円筒
内面ドラム1の内面2の中心軸方向の端部に固設されて
おり(溝への嵌合状態を示す図示化は省略している)、
感材19が定位置において内面2に装着されている。
尚、ここでは、話を簡単化するため、上述した第一の問
題点を考慮しないものとしている。又、走査ヘッド32
は、円筒内面ドラム1の中心軸の回りに回転する偏向器
33を具備している。この偏向器33の回転により、光
ビームLBは主走査方向Yに感材19の非装着面(露光
面)上を走査する。
【0012】そして、走査ヘッド32は、図示しない移
動機構によって中心軸方向、即ち副走査方向Xに移動さ
れる。これにより、光ビームLBは副走査方向Xに対し
ても感材19の非装着面上を走査するのであるが、この
とき走査ヘッド32が副走査方向Xに描画し得る範囲、
つまり副走査方向Xの描画有効エリアは、図示の通り、
パンチユニット31の存在によって実質的に制限され
る。より具体的に言うならば、孔20が形成される感材
19の端部の上方にはパンチユニット31が存在するた
め、この位置の上方に走査ヘッド32を移動してきても
当該端部は完全に露光されないことになる。つまり、デ
ッドエリア30の範囲内は、露光不可能となる。従っ
て、副走査方向Xの描画有効エリアは、パンチユニット
31が存在しない範囲、即ち、エリアARに限定され
る。この様に、従来の技術では、描画有効エリアが必然
的に狭くなってしまうのであるが、使用する感材19の
タイプによっては、この点が大きな問題となる場合もあ
る。
【0013】この点を端的に説明するために図示化した
のが、図12の平面図であり、同図(a)はいわゆるビ
ジネスフォーム印刷に適用される場合の感材19を示し
ており、又、同図(b)はいわゆる枚葉印刷に適用され
る場合の感材19を示している。この内、(a)のビジ
ネスフォームの場合には、露光エリア35の露光端35
aのすぐ近傍に孔20を形成しなければならない。例え
ば、孔20の中心と露光端35aとの間隔は7.5mm
程度であり、パンチユニットのパンチの先端の中心とパ
ンチユニットの端面側の端までの間隔は11.5mmで
ある。従って、この場合には、露光エリア35の一部分
が上記デッドエリア30内に含まれることとなり、結
局、従来技術を以てしては露光エリア35全域を描画す
ることが不可能となる。正に、パンチユニット31の存
在が描画時の障害となっているのである。これに対し
て、(b)の場合では事情が異なる。つまり、この場合
には、露光エリア35の露光端35aから十分離れた位
置に孔20を形成するので、露光エリア35は前述のデ
ッドエリア30の外側にあることとなり、描画時にパン
チユニット31が障害となることはない。
【0014】そこで、この問題点を回避するため、描画
時にはパンチユニット31を内面2から取り外してお
き、穿孔時に再びパンチユニット31を溝内に嵌合して
穿孔するという方策が考えられるところではある。しか
し、これでは、前述した指摘がそのまま当てはまること
になる。つまり、描画毎に、即ち、感材1枚毎にパンチ
ユニットの取り付け及び取り外しという作業が必須とな
り、非効率的であるばかりか、その様な作業を円筒内面
ドラム1の内面空間内に於いて行うことも非現実的であ
ると言える。
【0015】なお、上述における感材19がフィルムで
ある場合においても、つまり、円筒内面走査装置でフィ
ルムに露光する場合であっても、後工程での版材への露
光時に位置合わせのためにフィルムに穿孔することが必
要であり、その孔の位置は印刷機におけるピンとの関係
で定まっているため、上述と同様の問題が存在する。
【0016】本発明は、この様な問題意識の下に現実的
な解決技術を提供すべくなされたものである。即ち、第
一の目的は、ふところ寸法を容易に変更できるパンチユ
ニット移動手段を実現することにある。そして、第二の
目的は、常に描画有効エリア内で描画が可能であり、し
かも穿孔作業もふところ寸法に対応して実行できる円筒
内面走査装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の構成で
は、画像信号により変調された光ビームを円筒内面ドラ
ムの内面の円周方向へ走査する走査ヘッドを当該円筒内
面ドラムの中心軸方向へ移動することにより、当該内面
に装着された感材を露光して描画する円筒内面走査装置
において、感材に穿孔するパンチを具備したパンチユニ
ットと、円筒内面ドラムの中心軸方向の端部に配設さ
れ、感材の端辺の内で円周方向に略平行な端辺から後工
程との関係で定まる穿孔位置までの寸法に該当するふと
ころ寸法に応じてパンチユニットを中心軸方向に移動さ
せ、これによりパンチを穿孔位置上に位置させるパンチ
ユニット移動手段とを備えている。
【0018】この発明の第2の構成では、画像信号によ
り変調された光ビームを円筒内面ドラムの内面の円周方
向へ走査する走査ヘッドを当該円筒内面ドラムの中心軸
方向へ描画有効エリア内で移動することにより、当該内
面に装着された感材を露光して描画する円筒内面走査装
置において、感材に穿孔するパンチを具備したパンチユ
ニットと、円筒内面ドラムの中心軸方向の端部に配設さ
れ、描画時にはパンチユニットを描画有効エリアの外側
に移動させる一方、穿孔時には、感材の端辺の内で円周
方向に略平行な端辺から後工程との関係で定まる穿孔位
置までの寸法に該当するふところ寸法に応じてパンチユ
ニットを中心軸方向に移動させ、これによりパンチを穿
孔位置上に位置させるパンチユニット移動手段とを備え
ている。
【0019】この発明の第3の構成では、第1又は第2
の構成内面に於けるパンチユニット移動手段が円筒内面
ドラムの中心軸方向の端面に配設されている。
【0020】なお、この発明において円筒内面ドラムと
は、その内面が円筒形状のドラムを意味し、外面につい
ては必ずしも円筒形状である必要はない。
【0021】
【作用】第1の構成に係る発明では、パンチユニット移
動手段は、ふところ寸法で与えられる穿孔位置上にパン
チが位置するまで、パンチユニットを円筒内面ドラムの
中心軸方向に移動させる。これにより、パンチユニット
は、後工程との関係で定まった穿孔位置に於いて、感材
に対する穿孔を行う。ここで、後工程との関係でふとこ
ろ寸法に変更があった場合には、パンチユニット移動手
段は、再びパンチが当該ふところ寸法で与えられる新た
な穿孔位置上へ位置する様に、パンチユニットを移動さ
せる。その結果、パンチユニットは、後工程との関係で
新たに定まった穿孔位置に於いて、再び感材に対する穿
孔を行う。
【0022】第2の構成に係る発明では、描画時、パン
チユニットはパンチユニット移動手段によって描画有効
エリア外に退避されている。従って、走査ヘッドは、描
画エリア内を中心軸方向に移動して、描画エリア全域を
露光して描画する。これに対して穿孔時では、パンチユ
ニット移動手段は、ふところ寸法で定まる穿孔位置上に
パンチが位置するまで、パンチユニットを中心軸方向に
移動させる。これにより、パンチユニットは、後工程と
の関係で定まった穿孔位置に於いて、感材に対する穿孔
を行う。ここで、後工程との関係でふところ寸法に変更
があったとしても、パンチユニット移動手段は、再びパ
ンチが当該新たなふところ寸法で定まる穿孔位置上に位
置するまで、パンチユニットを新たに移動させ、パンチ
ユニットは当該新たな穿孔位置に於いて、感材に対する
穿孔を行う。
【0023】第3の構成に係る発明では、パンチユニッ
ト移動手段は、円筒内面ドラムの中心軸方向の端面に於
いて、ふところ寸法に基づきパンチユニットを、そのパ
ンチが後工程との関係で定まる穿孔位置上に位置するま
で移動させる。
【0024】
【実施例】図1は、円筒内面走査装置に於ける円筒内面
ドラム1の中心軸方向Xの一方の端面40の正面図であ
り、当該端面40に配設されているパンチユニット移動
装置100及び本装置100内に配設されたパンチユニ
ット8A、8Bをも示している。尚、パンチユニット8
A、8Bは共に同一構成を有しており、以後、パンチユ
ニットと総称するときには、単にパンチユニット8と呼
ぶことにする。
【0025】図2は、上記円筒内面ドラム1とパンチユ
ニット移動装置100とパンチユニット8A、8Bとを
示す斜視図であり、本図中、矢印41で示す方向からこ
れらの装置100、8A、8B等を眺めた正面図が、丁
度、図1に該当する。但し、図2に示したパンチユニッ
ト移動装置100の端面40への配設位置が図1のそれ
とは異なっているが、これは、図示の便宜上によるもの
であって、他意はない。
【0026】以下、図1及び図2に基づき、図3及び図
4の平面図も参照しつつ、パンチユニット移動装置10
0の構成について述べ、併せてパンチユニット8の構成
についても詳述する。ここで、図3及び図4は、パンチ
ユニット8及びパンチユニット移動装置100を図2に
示す矢印方向42から眺めた平面図に該当している。但
し、両図3、4においては、円筒内面ドラム1の内面2
に感材19が装着され、その端部が端面40より突出し
た状態を描いている。特に図3は、後述する様に、パン
チユニット8が原点位置PO にある退避状態を示してお
り、又、図4は、パンチユニット8のパンチ83(図5
参照)が穿孔位置上へ移動中の状態を示している。
【0027】パンチユニット移動装置100は、パンチ
ユニット8を、円筒内面ドラム1の中心軸方向Xにふと
ころ寸法xd に応じて移動させる装置であり、パルスモ
ータ4と移動ユニット5A、5Bとに大別される。
【0028】先ず、パルスモータ4(以後、単にモータ
4と称す)は、パンチユニット8を中心軸方向Xに移動
させるための駆動源となる部分であり、後述するコント
ローラ26(図6参照)によってその駆動が制御され
る。モータ4の端面40への取付けは、次の通りであ
る。即ち、図1に示す様に、ブラケット3の一方の取付
け面3aを端面40にボルト締結し、ブラケット3の他
方の取付け面3bにモータ4を取付ける。そして、モー
タ4の回転軸の先端を、ベルト7A、7Bを掛けるため
のプーリ3cに連結する。
【0029】移動ユニット5A、5Bは、共にモータ4
の駆動力を受けてパンチユニット8を中心軸方向Xに直
接移動させる部分であり、パンチユニット8と連結され
た移動台22A、22Bをその主たる構成要素としてい
る。尚、移動ユニット5Bは、後述する原点センサ12
と羽部14とを備えていない点及びパンチユニット8B
の移動台22Bへの連結位置が逆である点を除いては、
移動ユニット5Aと全く同一の構成を有しているので、
以下、移動ユニット5Aを中心にして移動ユニットの構
成について詳述する。
【0030】移動ユニット5Aは、L字型のブラケット
9A(図1,2)を介して端面40に配設されている。
即ち、L字型のブラケット9Aの一方の側面を端面40
にボルト締結すると共に、移動ユニット5Aの基台ブロ
ック10Aの下面10A1をブラケット9Aの他方の側
面にボルト締結する。基台ブロック10A上に設けられ
た移動ユニット5Aの各要素は、次の通りである。
【0031】即ち、基台ブロック10Aの端辺の突出部
10A2(図1)には取付け板15Aが固設されてお
り、その取付け板15Aの中央の穴に伝動軸が嵌め込ま
れ、その伝動軸の先端にプーリー6Aが連結されてい
る。そして、プーリー6Aとモータ4のプーリ3cとに
ベルト7Aが掛けられている。又、基台ブロック10A
の中央の凸部10A3(図2)にはL字型の取付け板1
6Aが固設されており、取付け板16Aの側面と前述の
取付け板15A間には、2本のガイドレール18A(図
3、図4参照)が共に中心軸方向Xに平行となる様に配
設されている。しかも、プーリ6Aに連結された伝動軸
はボールネジ17A(図3、図4参照)に連結されてい
る。加えて、ボールネジ17Aが中心軸方向Xと平行に
なる様に、その一端が同じく取付け板16Aの中央部に
配設されている。そして、移動台22Aがボールネジ1
7Aに螺合されており、両ガイドレール18Aが共に移
動台22Aに遊嵌されている。従って、モータ4が回転
すると、モータ4の回転力がベルト7A及びプーリ6A
を介してボールネジ17Aに伝達され、移動台22Aは
ガイドレール18Aに沿って、つまり中心軸方向Xに移
動する。
【0032】又、基台ブロック10Aの凹部10A4
(図1)にも、2本のガイドレール11Aが敷設されて
おり、パンチユニット8Aの下部に固設された嵌合部8
A1が、両ガイドレール11Aの切込み部間に、摺動自
在に遊嵌されている。そして、パンチユニット8Aの下
部と前述の移動台22Aの側面とが、連結ブロック13
Aによって連結されている。これにより、モータ4の回
転に応じて移動台22Aが中心軸方向Xに移動すると、
パンチユニット8Aも又、移動台22Aと共に中心軸方
向Xにガイドレール11Aに沿って摺動ないし移動す
る。
【0033】他方、基台ブロック10Aの凸部10A3
(図2)の側面部の内、取付け板15A側の側面部の端
部には原点センサ12が配設されている。この原点セン
サ12は、そのコの字型部12a(図1)を形成する両
突出部分の一方に発光素子(LED等)を備え、他方に
上記発光素子が放出する光を検出する光検出器(フォト
ダイオード等)を備えている。そして、上記光検出器の
出力端子は、図6に示すコントローラ26に接続されて
いる。これに対して、移動台22Aには、図1及び図2
に示す様に、羽部14が取付けられている。従って、羽
部14は、移動台22Aと共に、同じく中心軸方向Xに
移動する。そこで、移動部22Aの移動に伴い羽部14
が原点センサ12のコの字型部を横切ると、前述の発光
素子が発する光を羽部14が遮ることとなり、光検出器
の出力信号、つまり原点センサ12の出力信号に変化が
生じる。この変化をコントローラ26が検出することに
なるのであるが、このときの移動台22A、従ってパン
チユニット8Aの中心軸方向X上の位置を、本願出願人
は原点位置と呼んでいる。故に、原点センサ12は、パ
ンチユニット8Aが原点位置にあるか否かを検出するた
めのセンサである。この原点センサ12は、一方の移動
ユニット5Aに設けておけば十分であるため、本実施例
では前述した通り、他方の移動ユニット5Bには配備さ
れていない。尚、原点位置は、パンチユニット8を中心
軸方向Xに移動させる際の基準位置であると共に、露光
時の退避位置でもある。
【0034】移動ユニット5Bについても同様に、ベル
ト7Bが両プーリ3c、6B間に掛けられている。従っ
て、両移動ユニット5A、5B及び両パンチユニット8
A、8Bは、共にモータ4の回転に同期して、同一の移
動量Δxだけ中心軸方向Xに移動する。
【0035】次に、パンチユニット8の構成・動作につ
いて詳述する。ここに図5は、図1中のS−S’線に関
するパンチユニット8の縦断面図であり、その主要な部
分のみを示している。パンチユニット8は、モータ8
1、カム機構82、パンチ83、ダイス84をその主要
素としている。モータ81は、モータブラケット85を
介してパンチユニット8のブラケット86に取り付けら
れており、又、ブラケット86には、ボルト締めによっ
てパンチ用ブロック87が取付けられている。更にモー
タ81の回転軸は、2つのベアリング88を備えた軸受
け機構89によって軸支されたシャフト811の中心部
に嵌合されている。従って、モータ81の回転軸の中心
軸とシャフト811の中心軸とは一致している。これに
対して、シャフト811の中心軸から偏心した位置に
は、カム機構82の偏心カム82Aの軸が嵌合されてい
る。従って、偏心カム82Aの軸はモータ81の回転軸
に対して偏心した位置関係にある。更に、偏心カム82
Aに対して、図5では図示していない楕円状の長穴を介
して従動節82Bが結合しており、これによってカム機
構82が形成されている。そして、パンチ83が、パン
チ用ブロック87に設けられた貫通孔812を貫通し、
パンチ83の上端は上記従動節82Bに結合されてい
る。又、パンチ用ブロック87の下面側にダイス84が
ボルト締結されており、ダイス穴814が、パンチ83
の先端部813が当該ダイス穴814内に嵌り込む様
に、ダイス84の先端部に形成されている。そして、パ
ンチ用ブロック87とダイス84との間にできた隙間8
15に、感材19の端部が挿入されてダイス84上に載
置されることになる。
【0036】パンチユニット8はこの様な構成を有して
いるので、次の通りに作動する。即ち、モータ81が図
示しないモータドライバによって駆動されると、モータ
81の回転力がシャフト811を介して偏心カム82A
に伝わり、当該偏心カム82Aがシャフト811の中心
軸から偏心した位置において当該中心軸周りに回転す
る。この偏心回転に応じて、従動節82Bが上下方向
(図5中の矢印816で示す方向)に動き出す。こうし
て、モータ81の回転力が偏心カム82Aによって上下
方向への駆動力に変換される。この駆動力を受けてパン
チ83が上方向から下方向へ向けて、つまり、感材19
に対してその非装着面(露光面)側から装着面側へ向け
て移動し、ダイス84上に載置された感材19の端部を
打ち抜くこととなる。これにより、感材19への穿孔が
行われ、パンチカスがダイス穴814を介して下方へ落
下する。パンチ83の先端部815としては、丸穴形状
のものの他に、長穴形状のものも用いられる。
【0037】又、反射型の光センサ817が、両ブラケ
ット85、86上に支持板818を介して固設されてい
る。この光センサ817は、パンチ83の上下動を確認
するためのものである。即ち、その中心が偏心カム82
Aの中心軸上に位置する様に、変形円板819がブラケ
ット86に面してシャフト811の一端に固設されてい
る。従って、変形円板819は偏心カム82Aの回転と
同期して回転する。そして、この変形円板819の回転
を利用して、光センサ817がパンチ83の上下動を検
出する。この検出信号は、パンチ83の穿孔が終了した
か否かを示す信号である。そこで、光センサ817の検
出信号を図6のコントローラ26へ出力し、コントロー
ラ26は、光センサ817の検出信号VPA、VPBを利用
して、感材19の内面2への搬入出の制御を行ってい
る。
【0038】図6は、パンチユニット8及びパンチユニ
ット移動装置100の制御系を示したブロック図であり
(但し、インターフェース回路の図示化は省略してい
る)、本制御系の中核をなすのがコントローラ26であ
る。そして、コントローラ26は、図示はしていない
が、CPU部、記憶部(メモリ部)、カウンタ部等を有
している。その内、CPU部は、記憶部内のデータ信号
の読出し、外部より入力される各種信号の処理及び各種
制御信号の決定・出力処理を行う部分であり、記憶部
は、前述の原点位置P0 を基準とした、パンチユニット
8の中心軸方向Xの移動量Δxとそのためにモータ4を
駆動するのに必要なパルス数nとの関係を示したデータ
信号を保有している。
【0039】入力装置27は、キーボードやマウスやタ
ッチパネルキー等から成る装置であり、オペレータの操
作によって入力信号VINをコントローラ26(具体的に
はそのCPU部)へ出力する。この入力信号VINは、パ
ンチユニット8の移動量Δxないしは、ふところ寸法x
d に関する情報を与える信号である。コントローラ26
は、入力信号VINの他に、原点センサ12の出力信号、
つまり原点位置検出信号VO 、パンチユニット8A、8
Bの反射型の光センサ817の検出信号、つまり穿孔終
了検出信号VPA、VPBを受ける。その反面、コントロー
ラ26は、ドライバ24に対してパルスモータ4を制御
する第1制御信号(パルス信号)VM を、ドライバ2
3、25に対してはそれぞれパンチユニット8A、8B
のモータ81を制御する第2及び第3制御信号VA 、V
B を、それぞれ出力する。各ドライバ23〜25は、そ
れぞれパンチユニット8A、モータ4、パンチユニット
8Bをドライブするのに適したレベルの信号VDA
DM、VDB(ドライブ信号)に、各信号VA 、VM 、V
B を変換する回路である。
【0040】次に、パンチユニット移動装置100の動
作について、図3、図4及び図6に基づき詳述する。
【0041】 先ず、パンチユニット8を描画有効エ
リア外、より厳密に言えば、副走査方向Xに於ける描画
有効エリア34の外側(図7参照)に退避させる。本実
施例では、正に図3に示す状態、即ち、原点位置PO
パンチユニット8を移動させている。ただし、パンチユ
ニット8を必ずしも原点位置PO まで退避させる必要は
なく、実質的に描画有効エリア34外の位置ならばどこ
にあっても良いのであるが、その後のパンチユニット移
動装置100の制御を考慮するならば、当初より原点位
置PO までパンチユニット8を退避させておくほうが好
都合である。
【0042】具体的には、次の通りである。即ち、オペ
レータが入力装置27を用いて開始指令信号VSTをコン
トローラ26に入力すると、コントローラ26は、この
信号VSTを受けて、モータ4を逆回転させるためのレベ
ルを有する第1制御信号VMをドライバ24を介してモ
ータ4へ出力する。ここで、モータ4の逆回転方向と
は、パンチユニット8を−X方向へ移動させる際の、つ
まり原点位置PO へ戻す際の対応する回転方向を意味し
ている。これにより、移動台22A、22B及びパンチ
ユニット8A、8Bは−X方向へ移動し、その後、移動
台22Aに取付けられた羽部14が原点センサ12のコ
の字型部12aへ到達する。このとき、前述した通り、
コントローラ26は原点位置検出信号VO の変化を検出
して、パンチユニット8が原点位置PO に達したことを
確認する。そして、コントローラ26は、第1制御信号
M の出力を停止し、パンチユニット8が原点位置PO
にて停止する。
【0043】 上記退避作業が終了すると、次に感材
19を内面2に搬入し、装着する。この際、パンチユニ
ット8は描画有効エリア34外にあるので、パンチユニ
ット8が障害となることなく、容易に感材19の搬入作
業を行ない得る。この点は、感材19の内面2への搬入
作業そのものの自動化を達成する際にも有利である。
尚、感材19の端部(孔16の穿孔を行うのに必要な部
分)は、図3に示す通り、端面40より突出していて、
その一部が移動ユニット5A、5Bのブラケット9A、
9B上及びモータ4のブラケット3上に位置している。
【0044】 感材19の装着後、描画を開始する。
この状態を模式的に示したのが、図7(a)である。こ
こに図7(a)は、同図(b)と共に、円筒内面ドラム
1をその側面側から眺めた図であり、丁度、図2の矢印
43の方向から眺めた図に該当している。同図(a)に
示す様に、パンチユニット8は原点位置PO に位置して
いるので、走査ヘッド32の中心軸方向(副走査方向)
Xの移動に際して障害とはならない。従って、感材19
のタイプ(ビジネスフォームか、それとも枚葉タイプか
という点)如何に拘らず、常に(主走査、副走査方向の
双方を含めて)描画有効エリア34内で描画することが
可能となる。換言すれば、本実施例においては、従来技
術で生じていたデッドエリア30は生じない。尚、露光
エリア35の範囲は、既に図12で示した通り、感材1
9のタイプによって異なる。そして、(描画有効エリア
34)≧(露光エリア35)の関係にある。又、符号3
3は、中心軸44周りに回転する偏向器を示している。
【0045】 描画工程が終了すると、次に穿孔工程
に入る。そこで、パンチユニット8のパンチ83を所定
の穿孔位置上まで移動させることになる。ここで所定の
穿孔位置とは、後工程の印刷工程で使用される印刷機の
仕様によって定まる「ふところ寸法xd 」の値だけ、感
材19の端辺19a(円周方向Yないし端面40に略平
行な一辺)から内面空間内側へ入った感材19の端部上
の位置である(図3,4参照)。
【0046】先ず、オペレータは、パンチユニット8の
パンチ83を上記穿孔位置上まで移動させるのに必要な
移動量Δxないしは、ふところ寸法xd を、入力信号V
INとして入力装置27によりコントローラ26へ入力す
る。即ち、現時点ではパンチユニット8は原点位置PO
にあるので、必要な移動量Δxは(xF +xd )で与え
られる。ここで記号xF は、原点位置PO にあるパンチ
ユニット8のパンチ83から感材19の端辺19aまで
の距離(図3,図4)に相当しており、感材19は内面
2内の所定の位置を基準にして搬入・装着されるので、
距離xF も一定値である。これに対し、ふところ寸法x
d は、印刷機の仕様が定まれば定まる一定値である。従
って、移動量Δxもまた、印刷機の仕様との関係で定ま
る量である。このことは、入力信号VINとして、移動量
Δxを与えても良いし、又は、ふところ寸法xd のみを
与えるようにしても良いことを意味している。
【0047】次に、コントローラ26(具体的にはその
CPU部)は、上記入力信号VINに応じて、その記憶部
から入力信号VINが与える移動量Δxに対応するカウン
ト数nH を読出した上で、そのカウンタ部を駆動開始さ
せると共に、モータ4の駆動制御を開始する。即ち、コ
ントローラ26は、パルス信号である第1制御信号VM
をドライバ24を介してモータ4へ出力する。勿論、こ
のときの第1制御信号VM のレベルは、モータ4を正転
させるためのレベルにある。これにより、移動台22
A、22B及びパンチユニット8A、8Bは、前述した
通り、同期して原点位置PO から+X方向へと動き出
す。と同時に、コントローラ26のカウンタ部は第1制
御信号VM のパルス数のカウントを開始し、そのカウン
ト数nx をCPU部へ出力する。このカウント数n
x は、現時点でのパンチユニット8の移動量x(図4参
照)に相当している。そのカウント数nx を受けてCP
U部は、当該カウント数nx が前述のカウント数nH
等しいか否かを比較し、nx <nHにある限り、第1制
御信号VM を出力し続ける。そして、この移動途中の状
態(Δx<xH )を示したのが、図4である。
【0048】その後、nx =nH となったことをコント
ローラ26(CPU部)が検出すると、コントローラ2
6(CPU部)は第1制御信号VM の出力を停止する。
その結果、移動台22A、22B及びパンチユニット8
は停止し、丁度、パンチユニット8のパンチ83が穿孔
位置上に位置する。これにより、穿孔を行うための準備
が完了したわけである。この状態を模式的に示したの
が、図7(b)である。
【0049】そこで、コントローラ26は、第2及び第
3制御信号VA 、VB をそれぞれドライバ23、25を
介してパンチユニット8A、8Bのモータ81へ出力
し、その結果、パンチ83が駆動され、感材19上の穿
孔位置に孔20が形成される。孔20の穿孔終了は、前
述した通り、パンチユニット8A、8Bの各センサ81
7によって検出され、穿孔終了検出信号VPA、VPBとし
てコントローラ26へ出力される。
【0050】 穿孔工程が以上により終了すると、次
に再びパンチユニット8を原点位置PO へ戻す工程(退
避工程)を行う。この工程は、前述したと同様であ
る。
【0051】 原点位置PO への退避工程が終了する
と、感材19の搬出を行う。
【0052】 次に新たな感材19の描画を行う場合
には、既にパンチユニット8は原点位置PO に退避され
ているため、上述したの工程は不要である。従って、
上記の工程から開始することとなる。ここで上記の
工程において、ふところ寸法xd に変更がない場合に
は、前述の移動量Δxないしふところ寸法xd をそのま
ま入力信号VINとして入力すれば良い。それに対して、
印刷機の仕様変更に伴いふところ寸法xd に変更があっ
た場合には、それに対応して新たな移動量Δx’ないし
ふところ寸法xd ’を入力信号VINとして入力する。こ
れにより、新たなふところ寸法xd ’により定まる穿孔
位置上にパンチ83が位置するまでパンチユニット8
A、8Bが移動し、その新たな穿孔位置に孔20が形成
される。
【0053】以上の様に、本実施例では、パンチユニッ
ト8を一旦原点位置PO に退避した上で、その位置を基
準として中心軸方向Xに移動させる構成を採用してお
り、しかも、ふところ寸法xd に基づいてパンチユニッ
ト8の当該移動を電気的に制御する構成を採用している
ので、次の様な利点がある。先ず、オペレータは、単に
ふところ寸法xd に基づいて入力信号VINを入力するだ
けで良く、その後は、コントローラ26の制御によっ
て、自動的にしかも正確にパンチユニット8を所望の穿
孔位置まで移動させることができる。これにより、正確
な位置に孔20を開けることができる。しかも、ふとこ
ろ寸法xd の値が印刷工程との関係で変更になったとし
ても、オペレータは単に入力信号VINの値を変えて入力
するだけで対応できる。勿論、これによって、ふところ
寸法xd の変更に拘らず、常に所望の位置に穿孔するこ
とができる。しかも、露光時には、パンチユニット8は
自動的に原点位置PO に退避されているので、パンチユ
ニット8の退避のために特別にオペレータの作業負担を
強いることは無い。そして、感材19のタイプの如何に
拘らず、常に描画有効エリア34内で描画することが可
能である。
【0054】しかも、本実施例では、プーリ6A、6B
とベルト7A、7Bとを用いて両移動ユニット5A、5
Bを連結しているので、2つのパンチユニット8A、8
Bを同時にしかも同期して所望の穿孔位置へ移動させる
ことができる。従って、パンチユニット8A、8Bの移
動工程や退避工程を効率よく行うことができる。
【0055】又、この様な構造を有するパンチユニット
移動装置100を端面40に設けているので、その設置
作業は円筒内面ドラム1外で行うことができ、作業性の
点で好都合である。当然に、従来技術の様に、パンチユ
ニット8を取付けるための溝を円筒内面ドラム1の内面
2内に加工する必要はなく、この点との比較の上でも、
本実施例はコスト面及び作業面で優れている。又、パン
チユニット移動装置100そのものは簡易な構成を有し
ており、その制御もパルス数のカウントで以て行うこと
ができるので、実用性・汎用性に富んだパンチユニット
移動装置100を提供できる。
【0056】上記実施例では、パンチユニット移動装置
100を端面40に設けたが、これに代えて端面40か
ら内面空間内側へ入った所、つまり端部に設けることも
できる。但し、この場合には、図8(平面図)に示す様
に、端部に凹部36を形成し、この凹部36の面37に
パンチユニット移動装置100に相当するものを配設す
る必要がある。
【0057】又、上記実施例では、2つの移動ユニット
5A、5Bを連結して同期制御していたが、各移動ユニ
ット5A、5Bを連結せずに個別に制御する様にしても
良い。この場合、各移動ユニット5A、5B毎にモータ
4を設けることになるが、2つの孔20のふところ寸法
d が異なる場合では、本変形例を用いることの意義が
ある。又、勿論、3つ以上の複数の移動ユニットを連結
して、一つのモータ4によってそれら全てを同期移動さ
せる様にしても良い。
【0058】又、上記実施例では、第1制御信号VM
パルス数をカウントすることにより移動ユニット5A、
5B及びパンチユニット8の移動を制御していたが、こ
れに代えて、移動時間tの計測で以て制御する様にして
も良い。つまり、パンチユニット8の移動速度を一定値
vと考えると、その移動量ΔxはΔx=v・tで与えら
れるので、コントローラ26内にタイマを設け、このタ
イマによってパンチユニット8の移動開始からその後の
経過時間を計測し、予め計測して用意しておいた移動量
Δxと経過時間tとの関係との比較から、パンチユニッ
ト8が移動量Δxだけ原点位置PO から移動したのを検
出する様にしても良い。この様に、パルス数カウントで
制御することも、経過時間tで制御することも等価であ
る。この時間tによる制御の場合には、モータ4として
は必ずしもパルスモータを用いる必要はなく、DCモー
タ等の連続的に回転するものを用いることもできる。
【0059】更に、前述した通り感材19が枚葉タイプ
のものである場合には、孔20は露光エリア35の露光
端から十分離れた位置にあるので、パンチユニット8を
原点位置PO へ退避させることを省略することもでき
る。但し、この場合には、ふところ寸法xd に変更が生
じたときには、その変更量に応じてパンチユニット8の
移動を制御する必要がある。
【0060】
【発明の効果】この発明の第1及び第2の構成は、後工
程との関係でふところ寸法に変更が生じたとしても、そ
の変更に応じてパンチユニットを中心軸方向に移動させ
ることができ、常に後工程との関係で定まる穿孔位置に
於いて孔を形成することができるという効果を奏する。
【0061】加えて、この発明の第2の構成では、描画
の際にパンチユニットが障害とはならないので、常に描
画有効エリア全体を描画することができるという効果を
奏する。
【0062】又、この発明の第3の構成は、パンチユニ
ット移動手段を容易に円筒内面ドラムに配備させること
ができるという効果を奏する。又、円筒内面ドラムの端
面に設けるという構成は、パンチユニット移動手段の構
成を簡単化するのに格別に寄与している。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンチユニットとパンチユニット移動装置との
構成を示した正面図である。
【図2】パンチユニットとパンチユニット移動装置との
構成を示した斜視図である。
【図3】原点位置にあるパンチユニットとパンチユニッ
ト移動装置との構成を示した平面図である。
【図4】移動中のパンチユニットとパンチユニット移動
装置との構成を示した平面図である。
【図5】パンチユニットの構成を示した断面図である。
【図6】パンチユニット移動装置の制御系を示したブロ
ック図である。
【図7】露光時と穿孔時とに於けるパンチユニットの位
置を示した側面図である。
【図8】変形例を示した平面図である。
【図9】印刷機の構成を模式的に示した説明図である。
【図10】ふところ寸法を示した平面図である。
【図11】従来技術の問題点を指摘した説明図である。
【図12】感材の各タイプ毎に露光エリアを示した平面
図である。
【符号の説明】
1 円筒内面ドラム 2 内面 4 パルスモータ(モータ) 5A、5B 移動ユニット 6A、6B プーリ 7A、7B ベルト 8A、8B パンチユニット 12 原点センサ 14 羽部 17A、17B ボールネジ 18A、18B ガイドレール 19 感材 20 孔 22A、22B 移動台 26 コントローラ 27 入力装置 40 端面 X 中心軸方向(副走査方向) Y 円周方向(主走査方向) VM 第1制御信号 100 パンチユニット移動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/06 - 1/08 G03F 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号により変調された光ビームを円
    筒内面ドラムの内面の円周方向へ走査する走査ヘッドを
    当該円筒内面ドラムの中心軸方向へ移動することによ
    り、当該内面に装着された感材を露光して描画する円筒
    内面走査装置であって、 前記感材に穿孔するパンチを具備したパンチユニット
    と、 前記円筒内面ドラムの中心軸方向の端部に配設され、前
    記感材の端辺の内で前記円周方向に略平行な端辺から後
    工程との関係で定まる穿孔位置までの寸法に該当するふ
    ところ寸法に応じて前記パンチユニットを前記中心軸方
    向に移動させ、これにより前記パンチを前記穿孔位置上
    に位置させるパンチユニット移動手段とを、備えたこと
    を特徴とする円筒内面走査装置。
  2. 【請求項2】 画像信号により変調された光ビームを円
    筒内面ドラムの内面の円周方向へ走査する走査ヘッドを
    当該円筒内面ドラムの中心軸方向へ描画有効エリア内で
    移動することにより、当該内面に装着された感材を露光
    して描画する円筒内面走査装置であって、 前記感材に穿孔するパンチを具備したパンチユニット
    と、 前記円筒内面ドラムの中心軸方向の端部に配設され、前
    記描画時には前記パンチユニットを前記描画有効エリア
    の外側に移動させる一方、前記穿孔時には、前記感材の
    端辺の内で前記円周方向に略平行な端辺から後工程との
    関係で定まる穿孔位置までの寸法に該当するふところ寸
    法に応じて前記パンチユニットを前記中心軸方向に移動
    させ、これにより前記パンチを前記穿孔位置上に位置さ
    せるパンチユニット移動手段とを、備えたことを特徴と
    する円筒内面走査装置。
  3. 【請求項3】 前記パンチユニット移動手段が前記円筒
    内面ドラムの中心軸方向の端面に配設されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の円筒内面走査装置。
JP4047894A 1994-02-14 1994-02-14 円筒内面走査装置 Expired - Fee Related JP2895735B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4047894A JP2895735B2 (ja) 1994-02-14 1994-02-14 円筒内面走査装置
US08/847,875 US5842397A (en) 1994-02-14 1997-04-28 Punching apparatus and punching method for cylindrical inner surface scanner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4047894A JP2895735B2 (ja) 1994-02-14 1994-02-14 円筒内面走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07226827A JPH07226827A (ja) 1995-08-22
JP2895735B2 true JP2895735B2 (ja) 1999-05-24

Family

ID=12581732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4047894A Expired - Fee Related JP2895735B2 (ja) 1994-02-14 1994-02-14 円筒内面走査装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5842397A (ja)
JP (1) JP2895735B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3708716B2 (ja) * 1998-08-04 2005-10-19 大日本スクリーン製造株式会社 描画装置
US6470777B2 (en) * 1999-01-29 2002-10-29 Agfa Corporation Low profile side punch for internal drum imagesetter
US6173634B1 (en) * 1999-03-19 2001-01-16 Agfa Corporation Method and apparatus for collecting and removing punch chaff from an imaging system
US6368263B1 (en) * 1999-09-28 2002-04-09 Agfa Corporation Punch configuration system and method
JP3977643B2 (ja) * 2002-01-07 2007-09-19 大日本スクリーン製造株式会社 画像記録装置
JP3910870B2 (ja) 2002-03-26 2007-04-25 大日本スクリーン製造株式会社 画像記録装置
JP4307935B2 (ja) 2003-08-28 2009-08-05 大日本スクリーン製造株式会社 画像記録装置
CN102245314B (zh) 2008-11-11 2014-11-19 佛罗里达大学研究基金会有限公司 图案化表面的方法以及包含该表面的制品

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3689932A (en) * 1970-05-25 1972-09-05 Gerber Scientific Instr Co Scanning device for exposing a photosensitive surface
JPS5586265A (en) * 1978-12-23 1980-06-28 Fuji Photo Film Co Ltd Recorder
US4437371A (en) * 1980-11-26 1984-03-20 Dayco Corporation Method for cutting polymeric belt body
DE3203241A1 (de) * 1982-02-01 1983-08-11 Klöckner-Humboldt-Deutz AG, 5000 Köln Anordnung zur befestigung eines laufringes auf dem mantel eines drehrohres
JPS61133768A (ja) * 1984-12-03 1986-06-21 Dainippon Screen Mfg Co Ltd ドラム型画像走査記録装置
JPH0427250Y2 (ja) * 1985-05-10 1992-06-30
JP3091920B2 (ja) * 1990-09-14 2000-09-25 コニカ株式会社 光ビーム走査装置
JP2599046B2 (ja) * 1991-07-18 1997-04-09 大日本スクリーン製造株式会社 円筒内面走査型画像記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5842397A (en) 1998-12-01
JPH07226827A (ja) 1995-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2895735B2 (ja) 円筒内面走査装置
EP0367185A2 (en) Multiple piercing apparatus and method
JP2928078B2 (ja) 円筒内面走査装置に於ける穿孔装置
US6233038B1 (en) Imaging system with integral punch mechanism
DE19817131A1 (de) Mehrfach-Abtastsystem für eine Abbildungseinrichtung
US5686999A (en) Punch apparatus for improved registration of image receiving material in an image forming device
US7073441B2 (en) Image recording apparatus
JPH0613214B2 (ja) 自動スクリーン捺染機におけるスクリーンの自動位置決め設定方法及び装置
JP2004292069A (ja) プレート位置決め及び処理方法、および、プレート位置決め及び処理装置
JP2006058636A (ja) 画像記録装置
JP4040145B2 (ja) 露光装置
JP2006276805A (ja) 画像記録装置
US7239432B2 (en) Drum surface scanner and method for plate size check
JP4040146B2 (ja) 露光装置
US6470777B2 (en) Low profile side punch for internal drum imagesetter
JP3571466B2 (ja) 原稿フィルムの位置決め方法及び原稿フィルムの位置決め装置
JP4009351B2 (ja) 画像出力装置
JPH04102731U (ja) プリント基板規制装置
JPH08242342A (ja) 円筒内面走査装置におけるパンチカス回収装置
JP2002341553A (ja) 円筒外面走査装置
JPH08290395A (ja) プロッタ装置
JPH0310090B2 (ja)
JP2017154191A (ja) 穿孔システム、その制御方法、シート処理装置及び画像形成装置
JPH06122235A (ja) スキャナー内蔵型プリンター
JPH0742260U (ja) 円筒内面走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees