JP2894636B2 - 新規な酸無水物,その製造およびその使用 - Google Patents

新規な酸無水物,その製造およびその使用

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JP2894636B2 JP5513822A JP51382293A JP2894636B2 JP 2894636 B2 JP2894636 B2 JP 2894636B2 JP 5513822 A JP5513822 A JP 5513822A JP 51382293 A JP51382293 A JP 51382293A JP 2894636 B2 JP2894636 B2 JP 2894636B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式: の新規な無水物に、その製造に、およびその使用に関す
るものである。
一般式(I)において、 −Arはアリール基を表し、 −R1がベンゾイル基もしくは第3ブトキシカルボニル基
を表し、R2が水素原子を表し、R3がヒドロキシル官能性
基の保護基を表すか、または、 −R1が第3ブトキシカルボニル基を表し、R2およびR3
合一して5員もしくは6員の飽和の異節環を形成する。
より特定的には、Arは任意に置換されていることもあ
るフェニル基、またはα−もしくはβ−ナフチル基を表
し、その置換基にはハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素
またはヨウ素)ならびにアルキル、アリール、アリール
アルキル、アルコキシ、アルキルチオ、アリールオキ
シ、アリールチオ、ヒドロキシル、メルカプト、アシル
アミノ、アロイルアミノ、アルコキシカルボニルアミ
ノ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カル
ボキシル、アルコキシカルボニル、カルバモイル、ジア
ルキルカルバモイル、シアノ、ニトロおよびトリフルオ
ロメチル基から選択したものが可能であり、アルキル基
および他の基のアルキル部分は1ないし4個の炭素原子
を含有し、アリール基はフェニル基、またはα−もしく
はβ−ナフチル基であると理解される。
さらに特定的には、Arは、任意に塩素原子もしくはフ
ッ素原子で、またはアルキル(メチル)基、アルコキシ
(メトキシ)基、ジアルキルアミノ(ジメチルアミノ)
基、アシルアミノ(アセチルアミノ)基もしくはアルコ
キシカルボニルアミノ(第3ブトキシカルボニルアミ
ノ)基で置換されていることもあるフェニル基を表す。
より特定的には、R3がメトキシメチル、1−エトキシ
エチル、ベンジルオキシメチル、(β−トリメチルシリ
ルエトキシ)メチル、テトラヒドロピラニル、2,2,2−
トリクロロエトキシメチルまたは2,2,2−トリクロロエ
トキシカルボニル基から選択したヒドロキシル官能性基
の保護基を表す。
より特定的には、R2とR3とが合一して5員または6員
の飽和の異節環を形成する場合には、この異節環は任意
に2−位においてジェム二置換されていることもあるオ
キサゾリン環を表す。
本発明に従えば、一般式(I)の新規な無水物は脱水
剤、たとえばジシクロヘキシルカルボジイミドのような
イミドを一般式: 式中、 Ar、R1、R2およびR3は上と同様に定義される の酸と反応させて得ることができる。
一般には、使用する酸1モルあたり0.5ないし1モル
の脱水剤を使用する。一般には、この反応はハロゲン化
脂肪族炭化水素、たとえばジクロロメタンまたはクロロ
ホルム、および芳香族炭化水素、たとえばベンゼン、ト
ルエンまたはキシレンから選択した有機溶媒中で実施す
る。
一般には、この反応は0ないし30℃の温度で満足な結
果を与える。
得られる無水物は、通常の技術に従って反応混合物か
ら分離することができるが、製造される無水物を特にエ
ステル化反応におけるその使用に先立って単離すること
なく、その場で使用するのが特に有利であり得る。
一般式(I)の無水物は一般にはエステル化反応でこ
れを誘導した酸より安定であり、より容易に再現し得る
反応に導くことができる。
一般式(I)の新規な無水物は、タキソールもしくは
タキソテールの、または一般式: 式中、 Rは水素原子またはアセチル基を表し、 R1およびArは上と同様に定義される の、特に有利な抗腫瘍性を示すその誘導体の製造に特に
有用である。
一般式(III)の生成物を酸から、およびバッカチンI
IIの誘導体から、または、EP−A−O 336 840およびEP
−A−O 336 841に記載されている条件下で好適に保護
される10−デアセチルバッカチンから製造することは公
知である。
本発明に従えば、以下の択一的な方法により一般式
(III)の生成物を得ることができる. 第1の方法は、そのArが上と同様に定義され、R1がベ
ンゾイル基または第3ブトキシカルボニル基を表し、R2
が水素原子を表し、R3がヒドロキシル官能性基の保護基
を表す一般式(I)の無水物を一般式: 式中、 G1はヒドロキシル官能性基の保護基、たとえば2,2,2
−トリクロロエトキシカルボニル基またはそのそれぞれ
のアルキル部分が1ないし4個の炭素原子を含有するト
リアルキルシリル基を表し、 G2はアセチル基、またはヒドロキシル官能性基の保護
基、たとえば2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルを
表す のバッカチンIIIの、または10−デアセチルバッカチンI
IIの誘導体と反応させて一般式: 式中、 Ar、R1、R2、R3、G1およびG2は上と同様に定義される の生成物を得、続いてG1およびR3、ならびに任意にG2
基を水素原子で置き換えて一般式(III)の生成物を得
ることによるものである。
一般式(IV)のアルコールのエステル化は一般に、活
性化剤、たとえば4−ジメチルアミノピリジンのような
アミノピリジンの存在下に実施するが、このエステル化
は有機溶媒、たとえば、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、エチルベンゼン、イソプロピルベンゼンまたはクロ
ロベンゼン中で、0ないし90℃の温度で実施する。
一般には、一般式(IV)のアルコール1モルあたり0.
6ないし1.6モルの一般式(I)の無水物を使用する。
一般には、一般式(IV)のアルコール1モルあたり0.
1ないし1モルの活性化剤を使用する。
溶媒中の一般式(IV)のアルコールの濃度が1ないし
30%(重量/体積)である媒体中でエステル化を実施す
るのが特に有利である。
保護基G1、R2およびR3の性質に応じて、保護基が少な
くとも1種の2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル基
を表す場合にはその水素原子による置換えを酢酸の、ま
たは無機酸もしくは有機酸、たとえば塩酸もしくは酢酸
の存在下に亜鉛を用いて、1ないし3個の炭素原子を含
有する脂肪族アルコールを溶媒とする溶液中での亜鉛の
存在下に、また、保護基が少なくとも1種のトリアルキ
ルシリル基を表す場合には酸、たとえば塩酸を用いて、
1ないし3個の炭素原子を含有する脂肪族アルコール
中、0℃の領域の温度で実施することができる。
保護基R3がメトキシメチル、1−エトキシエチル、ベ
ンゾイルオキシメチル(β−トリメチルシリルエトキ
シ)メチルまたはテトラヒドロピラニル基を表す場合に
は、酸性媒体中、0ないし30℃の温度で処理してこの保
護基を水素原子で置き換え、上記の条件下での水素原子
による保護基G1およびG2の置き換えに先立って精製し得
る、一般式: の生成物を得ることが可能である。
第2の方法は、式中のArが上と同様に定義され、R1
第3ブトキシカルボニル基を表し、R2とR3とが合一して
5員または6員の飽和の異節環を形成する一般式(I)
の無水物を一般式(IV)の生成物と反応させて式中のAr
が上と同様に定義され、R1が第3ブトキシカルボニル基
を表し、R2とR3とが合一して5員または6員の飽和の異
節環を表す一般式(V)の生成物を得、この生成物を無
機酸または有機酸で、任意にアルコール中で、保護基G1
およびG2に影響を与えない条件下で処理して一般式: 式中、 Arは上と同様に定義され、 G1はヒドロキシル官能性基の保護基、好ましくは2,2,
2−トリクロロエトキシカルボニル基を表し、 G2はアセチル基またはヒドロキシル官能性基の保護
基、たとえば2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル基
を表す の生成物を得、この生成物を、ベンジル基または第3ブ
トキシカルボニル基をアミノ官能性旗に導入することを
可能にする化合物で処理して、式中のAr、G1およびG2
上と同様に定義され、その保護基G1およびG2が上記の条
件下で水素原子により置き換えられる一般式(IV)の生
成物を得ることによるものである。
一般式(IV)の生成物のエステル化は一般に活性化
剤、たとえば4−ジメチルアミノピリジンのようなアミ
ノピリジンの存在下に実施するが、このエステル化は有
機溶媒、たとえばベンゼン、トルエン、キシレン、エチ
ルベンゼン、イソプロピルベンゼンまたはクロロベンゼ
ン中で、0ないし90℃の温度で実施する。
一般には、一般式(IV)のアルコール1モルあたり0.
6ないし1.6モルの一般式(I)の無水物を使用する。
一般には、一般式(IV)のアルコール1モルあたり0.
1ないし1モルの活性化剤を使用する。
一般式(IV)のアルコールの濃度が1ないし30%(重
量/体積)である媒体中でエステル化を実施するのが特
に有利である。
一般式(VII)の生成物は一般に、式中のArが上と同
様に定義され、R1が第3ブトキシカルボニル基を表し、
R2とR3とが合一して5員または6員の飽和の異節環を形
成する一般式(V)の生成物をギ酸で、任意にアルコー
ル、たとえばエタノール中で、または気体状塩酸で、ア
ルコール、たとえばエタノール中で処理することにより
得られる。
ベンゾイル基または第3ブトキシカルボニル基は、塩
化ベンゾイルまたはジ(第3ブチル)ジカーボネートを
一般式(VII)の生成物と反応させて導入するが、この
反応は有機溶媒、たとえば塩化メチレン中で、無機塩
基、たとえば炭酸水素ナトリウムの、または有機塩基、
たとえばトリエチルアミンのような第3級アミンの存在
下に実施する。
本発明記載の方法を使用して得られる一般式(III)
の生成物は、通常の方法に従って精製することができ
る。
以下の実施例は本発明を説明するものである。
実施例1 0.206gのジシクロヘキシカルボジイミドを1cm3の無水
塩化メチレンに溶解させた溶液を、アルゴン雰囲気下、
−10℃で1.72gの(2R,3S)−3−フェニル−(第3ブト
キシカルボニルアミノ)−2−(1−エトキシエトキ
シ)プロピオン酸(4.87ミリモル)を4cm3の無水塩化メ
チレンに溶解させた溶液に添加する。
この反応混合物を40分間撹拌し、温度を20℃の近傍に
上昇させる。
生成するジシクロヘキシル尿素を不活性雰囲気下での
濾過により分離し、濾液を減圧(水銀柱20mm;2.7kPa)
下、30℃で乾燥状態にまで濃縮する。
このようにして1.72gの無水(2R,3S)−3−フェニル
−(第3ブトキシカルボニルアミノ)−2−(1−エト
キシエトキシ)プロピオン酸が得られ、その特性は以下
のとおりである: −融点:43℃ −赤外スペクトル(ヌジョール):3450−3330、1835、1
764および1722cm-1に特性吸収帯 −陽子核磁気共鳴スペクトル(3種の異性体の混合物)
(360MHz,CDCl3/HMDS,ppmで表した化学シフト,T=40
℃): −A異性体:0.93(6H,t)、0.99(6H,d)、1.37(18H,
広幅s)、3.27(4H,多重項)、4.36(2H,q)、4.44(2
H,広幅s)、5.53(2H,広幅s)、7.11(4H,d)、7.20
(2H,t)、7.29(4H,t) −B異性体:0.93(6H,t)、0.99(6H,d)、1.37(18H,
広幅s)、3.27(4H,多重項)、4.37(2H,q)、4.44(2
H,広幅s)、5.53(2H,広幅s)、7.11(4H,d)、7.20
(2H,t)、7.29(4H,t) −C異性体:0.73(6H,t)、1.12(3H,d)、1.13(3H,
d)、1.37(18H,広幅s)、2.61(2H,m)、3.08(2H,
m)、4.58(2H,広幅s)、4.72(1H,q)、4.73(1H,
q)、5.53(2H,広幅s)、7.11(4H,d)、7.11(4H,
d),7.20(2H,t)、7.29(4H,t)。
実施例2 22.16gの(2R,3S)−3−フェニル−(第3ブトキシ
カルボニルアミノ)−2−(1−エトキシエトキシ)プ
ロピオン酸(6.28×10-2モル)と12.43gのジシクロヘキ
シカルボジイミド(6.02×10-2モル)とを85cm3の乾燥
トルエンに入れたものを250cm3の反応器に導入する。こ
の混合物を30分間撹拌する。
生成するシクロヘキシル尿素を濾過したのちに、得ら
れる溶液を、滴定により95%とされた21gの4−アセト
キシ−2α−ベンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−
1,13α−ジヒドロキシ−9−オキソ−7β,10β−ビス
−(2,2,2−トリクロロエトキシカルボニルオキシ)−1
1−タキセン(2.24×10-2モル)と0.61gの4−ジメチル
アミノピリジンとを84cm3の乾燥トルエンに溶解させた
溶液に、75℃で8時間かけて添加する。
添加が終了したのちに、この混合物をさらに2時間撹
拌する。20℃の領域の温度に冷却したのちに、ジシクロ
ヘキシル尿素を濾過により分離する。濾液を乾燥状態に
まで濃縮し、残留物を150cm3のシクロヘキサンにとる。
60℃で完全に溶解させたのちに、この溶液を1ないし5
℃の温度に冷却した350cm3のヘプタンに注ぐ。生成する
沈澱を濾過により分離し、冷ヘプタンで洗浄し、ついで
減圧下で乾燥する。このようにして、38gの僅かに褐色
の生成物が得られ、その高性能液体クロマトグラフィー
(HPLC)による分析は、この生成物が25.5gの、15%の2
S,3Sエピマーを含有する(2R,3S)−3−(第3ブトキ
シカルボニルアミノ)−3−フェニル−2−(1−エト
キシエトキシ)プロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベ
ンゾイルオキシ−5β,20−エポキシ−1−ヒドロキシ
−9−オキソ−7β,10β−ビス−(2,2,2−トリクロロ
エトキシカルボニルオキシ)−11−タキセン−13α−イ
ルを含有することを示す。
得られる生成物を米国特許US 4,924,011に記載されて
いる条件下で処理したものは、(2R,3S)−3−(第3
ブトキシカルボニルアミノ)−3−フェニル−2−ヒド
ロキシプロピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイル
オキシ−5β,20−エポキシ−1,7β,10β−トリヒドロ
キシ−9−オキソ−11−タキセン−13α−イルを与え
る。
実施例3 1.6gの(4S,5R)−3−(第3ブトキシカルボニル)
−2,2−ジメチル−4−フェニルオキサゾリジン−5−
カルボン酸を5cm3の無水塩化メチレンに溶解させた溶液
に0.206gのジシクロヘキシルカルボジイミドを、20℃の
領域の温度、アルゴン雰囲気下で添加する。
この反応混合物を35分間撹拌する。
生成するシクロヘキシル尿素を濾過により分離し、濾
液を減圧(水銀柱20mm;2.7kPa)下、30℃で乾燥状態に
まで濃縮する。
このようにして1.5gの無水(4S,5R)−3−フェニル
−(第3ブトキシカルボニル)−2,2−ジメチル−4−
フェニルオキサゾリジン−5−カルボン酸が得られ、そ
の特性は以下のとおりである: −融点:46℃ −赤外スペクトル(ヌジョール):1836、1764および170
3cm-1に主要な特性吸収帯 −陽子核磁気共鳴スペクトル(360MHz,DMSO/HMDS;ppmで
表した化学シフト):1.15(広幅s,9H)、1.57(s,3
H)、1.64(s,3H)、4.52(d,1H)、5.03(広幅s,1
H)、7.28(m,5H)。
実施例4 実施例2と同様の手順により、ただ、実施例3の条件
下で製造した(4S,5R)−3−(第3ブトキシカルボニ
ル)−2,2−ジメチル−4−アリールオキサゾリジン−
5−カルボン酸の無水物を用い、一般式(VII)の生成
物を中継し、これとジ(第3ブチル)ジカーボネートま
たは塩化ベンゾイルとを反応させて以下の生成物を製造
する: −(2R,3S)−3−(第3ブトキシカルボニルアミノ)
−3−(4−メチルフェニル)−2−ヒドロキシプロピ
オン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1,7β,10β−トリヒドロキシ−9−
オキソ−11−タキセン−13α−イル、その旋光度は▲
[α]20 D▼=−32゜(c=0.1;メタノール)である、 −(2R,3S)−3−(第3ブトキシカルボニルアミノ)
−3−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシプロ
ピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1,7β,10β−トリヒドロキシ−9−
オキソ−11−タキセン−13α−イル、その旋光度は▲
[α]20 D▼=−34゜(c=0.59;メタノール)である、 −(2R,3S)−3−(第3ブトキシカルボニルアミノ)
−3−(2−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシプロ
ピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1,7β,10β−トリヒドロキシ−9−
オキソ−11−タキセン−13α−イル、その旋光度は▲
[α]20 D▼=−42゜(c=0.58;メタノール)である、 −(2R,3S)−3−(第3ブトキシカルボニルアミノ)
−3−(4−クロロフェニル)−2−ヒドロキシプロピ
オン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1,7β,10β−トリヒドロキシ−9−
オキソ−11−タキセン−13α−イル、その旋光度は▲
[α]20 D▼=−27゜(c=0.97;メタノール)である、 −(2R,3S)−3−(第3ブトキシカルボニルアミノ)
−3−(4−メトキシフェニル)−2−ヒドロキシプロ
ピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1,7β,10β−トリヒドロキシ−9−
オキソ−11−タキセン−13α−イル、その旋光度は▲
[α]20 D▼=−32゜(c=0.47;メタノール)である、 −(2R,3S)−3−(第3ブトキシカルボニルアミノ)
−3−(4−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシプロ
ピオン酸4−アセトキシ−2α−ベンゾイルオキシ−5
β,20−エポキシ−1,7β,10β−トリヒドロキシ−9−
オキソ−11−タキセン−13α−イル、その旋光度は▲
[α]20 D▼=−35゜(c=0.49;メタノール)である、
および、 −(2R,3S)−3−ベンゾイルアミノ−2−ヒドロキシ
プロピオン酸4,10β−ジアセトキシ−2α−ベンゾイル
オキシ−5β,20−エポキシ−1,7β−ジヒドロキシ−9
−オキソ−11−タキセン−13α−イル(すなわちタキソ
ール)。
本発明はまた、一般式(I)の無水物を用いる方法に
より得られる場合の、一般式(III)の生成物に関する
ものである。
本発明はまた、一般式(I)の無水物を用いる方法に
より得られる場合の一般式(III)の生成物を含有する
抗腫瘍組成物に関するものでもある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 271/22,269/06 C07D 263/16,305/14 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: 式中、 Arはアリール基を表し、 R1がベンゾイル基もしくは第3ブトキシカルボニル基を
    表し、 R2が水素原子を表し、R3がヒドロキシル官能性基の保護
    基を表すか、または、 R1が第3ブトキシカルボニル基を表し、R2およびR3が合
    一して5員もしくは6員の飽和の異節環を表す の新規な無水物。
  2. 【請求項2】Arが任意に置換されていることもあるフェ
    ニル基、またはα−もしくはβ−ナフチル基を表し、そ
    の置換基がハロゲン原子、ならびにアルキル、アリー
    ル、アリールアルキル、アルコキシ、アルキルチオ、ア
    リールオキシ、アリールチオ、ヒドロキシル、メルカプ
    ト、アシルアミノ、アルコキシカルボニルアミノ、アミ
    ノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、カルボキシ
    ル、アルコキシカルボニル、カルバモイル、ジアルキル
    カルバモイル、シアノ、ニトロおよびトリフルオロメチ
    ル基から選択したものであり、アルキル基および他の基
    のアルキル部分は1ないし4個の炭素原子を含有し、ア
    リール基はフェニル基、またはα−もしくはβ−ナフチ
    ル基であると理解されることを特徴とする請求項1記載
    の新規な無水物。
  3. 【請求項3】Arが任意に塩素原子もしくはフッ素原子
    で、または1ないし4個の炭素を含有するアルキル基、
    1ないし4個の炭素原子を含有するアルコキシ基、その
    それぞれのアルキル部分が1ないし4個の炭素原子を含
    有するジアルキルアミノ基、1ないし4個の炭素原子を
    含有するアシルアミノ基または1ないし4個の炭素原子
    を含有するアルコキシカルボニルアミノ基で置換されて
    いることもあるフェニル基を表すことを特徴とする請求
    項1記載の新規な無水物。
  4. 【請求項4】R2が水素原子を表す場合にはR3がメトキシ
    メチル、1−エトキシエチル、ベンジルオキシメチル、
    (β−トリメチルシリルエトキシ)メチル、テトラヒド
    ロピラニル、2,2,2−トリクロロエトキシメチルまたは
    2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル基を表すことを
    特徴とする、請求範囲1、2または3のいずれかに記載
    されている新規な無水物。
  5. 【請求項5】R2およびR3が合一して任意に2−位におい
    てジェム二置換されていることもあるオキサゾリン環を
    形成することを特徴とする、請求項1、2または3のい
    ずれかに記載されている新規な無水物。
  6. 【請求項6】脱水剤を、一般式: 式中、 Ar、R1、R2およびR3は請求項1、2、3、4または5と
    同様に定義される の酸と反応させることを特徴とする、請求項1、2、
    3、4または5のいずれかに記載されている無水物の製
    造方法。
  7. 【請求項7】上記の脱水剤がジシクロヘキシルカルボジ
    イミドであることを特徴とする請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】上記の反応をハロゲン化脂肪族炭化水素お
    よび芳香族炭化水素から選択した有機溶媒中で実施する
    ことを特徴とする請求項6または7のいずれかに記載さ
    れている方法。
  9. 【請求項9】上記の反応を0ないし30℃の温度で実施す
    ることを特徴とする請求項6、7または8のいずれかに
    記載されている方法。
  10. 【請求項10】Arが請求項1、2または3のいずれかと
    同様に定義され、R1がベンゾイル基または第3ブトキシ
    カルボニル基を表し、R2が水素原子を表し、R3が請求項
    1または4のいずれかにおいて定義されたものと同様の
    ヒドロキシル官能性基の保護基を表す請求項1、2、3
    または4のいずれかに記載されている無水物を、一般
    式: 式中、 G1はヒドロキシル官能性基の保護基を表し、 G2はアセチル基または、ヒドロキシル官能性基の保護基
    を表すのバッカチンIIIの、または10−デアセチルバッ
    カチンIIIの誘導体と反応させて、一般式: 式中、 Ar、R1、R2、R3、G1およびG2は上と同様に定義される の生成物を得、ついで公知の方法を適用して保護基R3
    G1およびG2を水素原子で置き換えることを特徴とする、
    場合によりその場で製造した請求項1、2、3または4
    のいずれかに記載されている無水物の、一般式: 式中、 Rは水素原子またはアセチル基を表し、 R1はベンゾイル基または第3ブトキシカルボニル基を表
    し、 Arは請求項1、2または3のいずれかと同様に定義され
    る の生成物を製造するための使用方法。
  11. 【請求項11】Arが請求項1、2または3のいずれかと
    同様に定義され、R1が第3ブトキシカルボニル基を表
    し、R2とR3とが合一して請求項1および5のいずれかに
    おいて定義されたものと同様の5員または6員の飽和の
    異節環を形成する請求項1、2、3または5のいずれか
    に記載されている無水物を、一般式: 式中、 G1はヒドロキシル官能性基の保護基を表し、 G2はアセチル基または、ヒドロキシル官能性基の保護基
    を表すのバッカチンIIIの、または10−デアセチルバッ
    カチンIIIの誘導体と反応させて、一般式: 式中、 R1は第3ブトキシカルボニル基を表し、 R2とR3とが合一して5員または6員の飽和の異節環を形
    成し、 Arは請求項1、2または3のいずれかと同様に定義さ
    れ、 G1はヒドロキシル官能性基の保護基を表し、 G2はアセチル基、またはヒドロキシル官能性基の保護基
    を表すの生成物を得、この生成物を酸性媒体中、保護基
    G1およびG2に影響を与えない条件下で処理して、一般
    式: 式中、 Ar、G1およびG2は上と同様に定義される の生成物を得、この生成物を、ベンゾイル基または第3
    ブトキシカルボニル基のアミノ官能性基への導入を可能
    にする化合物で処理し、ついで保護基G1およびG2を公知
    の方法に従って水素原子で置き換えることを特徴とす
    る、場合によりその場で製造した請求項1、2、3また
    は5のいずれかに記載されている無水物の、一般式: 式中、 Rは水素原子またはアセチル基を表し、 R1はベンゾイル基または第3ブトキシカルボニル基を表
    し、 Arは請求項1、2または3のいずれかと同様に定義され
    る の生成物を製造するための使用方法。
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