JP2894117B2 - 画像信号処理方法及びその装置 - Google Patents
画像信号処理方法及びその装置Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
-
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- H04N1/58—Edge or detail enhancement; Noise or error suppression, e.g. colour misregistration correction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー画像複写装置
等において、人間の視覚心理現象に基づき見た目に好ま
しい画像を再現することができる画像信号処理方法及び
その装置に関する。
等において、人間の視覚心理現象に基づき見た目に好ま
しい画像を再現することができる画像信号処理方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像複写装置等の出力画像を考え
る上で重要な特性としては、色再現性、階調再現性、鮮
鋭性そして粒状性などが挙げられ、これまでに原稿を忠
実に再現するための画像処理の技術が数多く提案されて
いる。ところで、カラー出力画像を情報の伝達手段とす
ると画像の最終受信系は人間の視覚系となる。そのた
め、上述の画像処理は視覚心理現象に基づく視覚系の知
覚特性を考慮した画質設計を行う事が望ましいといえ
る。このことは、例えば色補正処理を色知覚均等空間で
あるL*a*b*空間で行うことにより忠実な色設計する
ことにより、めりはりの効いた画像が得られる等の報告
からも裏付けられる。その一例として、均等色空間にお
いて画像処理を施すものには特開平3−234178号
公報等が挙げられる。
る上で重要な特性としては、色再現性、階調再現性、鮮
鋭性そして粒状性などが挙げられ、これまでに原稿を忠
実に再現するための画像処理の技術が数多く提案されて
いる。ところで、カラー出力画像を情報の伝達手段とす
ると画像の最終受信系は人間の視覚系となる。そのた
め、上述の画像処理は視覚心理現象に基づく視覚系の知
覚特性を考慮した画質設計を行う事が望ましいといえ
る。このことは、例えば色補正処理を色知覚均等空間で
あるL*a*b*空間で行うことにより忠実な色設計する
ことにより、めりはりの効いた画像が得られる等の報告
からも裏付けられる。その一例として、均等色空間にお
いて画像処理を施すものには特開平3−234178号
公報等が挙げられる。
【0003】しかしながら、画像の粒状性を決定する画
像ノイズの処理に関しては、一般的には鮮鋭性強調処理
用のフィルタの高周波数帯域をカットすることにより、
鮮鋭性と粒状性を両立させようとするに留まっているの
が現状である。一方、画像ノイズと階調性の関係を視覚
特性から導いた例として、本庄らによってノイズが存在
することにより階調段差、所謂疑似輪郭を遮蔽する効果
があることが報告されている(S.Honjo & S.Taguchi; P
aper Summaries of the 5th Intern. Congr. on Advanc
es in Non-Impact Printing Technologies (SPSE), pp.
196(1989 Nov.San Diego, Calif.))。この基本概念
は、中間調生成におけるディザ法等の形で既に広く応用
されている。
像ノイズの処理に関しては、一般的には鮮鋭性強調処理
用のフィルタの高周波数帯域をカットすることにより、
鮮鋭性と粒状性を両立させようとするに留まっているの
が現状である。一方、画像ノイズと階調性の関係を視覚
特性から導いた例として、本庄らによってノイズが存在
することにより階調段差、所謂疑似輪郭を遮蔽する効果
があることが報告されている(S.Honjo & S.Taguchi; P
aper Summaries of the 5th Intern. Congr. on Advanc
es in Non-Impact Printing Technologies (SPSE), pp.
196(1989 Nov.San Diego, Calif.))。この基本概念
は、中間調生成におけるディザ法等の形で既に広く応用
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいて画像ノイズの処理に関しては、視覚心理現象に基
づく画像信号処理方法は殆ど提案されていない。それば
かりか、他の画質特性を劣化させることなく画像ノイズ
のみを低減する決定的な手法も提案されていない。これ
に関して、ジェネレーション画像等既に原稿上に画像ノ
イズが存在する画像を処理する場合を例に上げて考えて
みる。今、画像の鮮鋭性を良くするために前述の鮮鋭性
強調処理をアンシャープネスマスクと画像とのコンボリ
ューションを取る方法で行った場合、画像の鮮鋭性は強
調されるが、同時に画像ノイズも増幅させ、粒状性を悪
化させてしまうことになる。逆に、画像ノイズを低減さ
せようとした場合には鮮鋭性を損ねてしまい、所謂「ね
むい」画像になってしまう欠点が生じてしまう結果にな
る。このことは固像ノイズばかりでなく、ムラや階調段
差(疑似輪郭)等を持っている原稿に対しても同様の結
果を得るものである。
おいて画像ノイズの処理に関しては、視覚心理現象に基
づく画像信号処理方法は殆ど提案されていない。それば
かりか、他の画質特性を劣化させることなく画像ノイズ
のみを低減する決定的な手法も提案されていない。これ
に関して、ジェネレーション画像等既に原稿上に画像ノ
イズが存在する画像を処理する場合を例に上げて考えて
みる。今、画像の鮮鋭性を良くするために前述の鮮鋭性
強調処理をアンシャープネスマスクと画像とのコンボリ
ューションを取る方法で行った場合、画像の鮮鋭性は強
調されるが、同時に画像ノイズも増幅させ、粒状性を悪
化させてしまうことになる。逆に、画像ノイズを低減さ
せようとした場合には鮮鋭性を損ねてしまい、所謂「ね
むい」画像になってしまう欠点が生じてしまう結果にな
る。このことは固像ノイズばかりでなく、ムラや階調段
差(疑似輪郭)等を持っている原稿に対しても同様の結
果を得るものである。
【0005】この発明は、以上の技術的課題を解決する
ために為されたものであって、視覚系のノイズ知覚特性
を考慮することにより、鮮鋭性(カラー画像の場合には
色調、鮮鋭性)を損なうことなく、原稿自身に存在する
画像ノイズや階調段差等を見た目に低減させることので
きる画像信号処理方法及びその装置を提供するものであ
る。
ために為されたものであって、視覚系のノイズ知覚特性
を考慮することにより、鮮鋭性(カラー画像の場合には
色調、鮮鋭性)を損なうことなく、原稿自身に存在する
画像ノイズや階調段差等を見た目に低減させることので
きる画像信号処理方法及びその装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明に係
る画像信号処理方法は、図1(a)に示すように、画像
入力装置1にて入力された画像信号Gを画像出力装置2
に適合した画像信号Gに変換処理するに際し、前記画像
入力装置1にて入力された画像信号Gに対し、視覚的に
知覚し難い空間周波数特性のノイズNを画像信号Gレベ
ルに応じて予め重畳させた後、当該ノイズNが重畳され
た画像信号Gを画像出力装置2へ送出するようにしたも
のである。
る画像信号処理方法は、図1(a)に示すように、画像
入力装置1にて入力された画像信号Gを画像出力装置2
に適合した画像信号Gに変換処理するに際し、前記画像
入力装置1にて入力された画像信号Gに対し、視覚的に
知覚し難い空間周波数特性のノイズNを画像信号Gレベ
ルに応じて予め重畳させた後、当該ノイズNが重畳され
た画像信号Gを画像出力装置2へ送出するようにしたも
のである。
【0007】このような方法発明を具現化する装置発明
は、図1(b)に示すように、画像入力装置1にて入力
された画像信号Gを画像出力装置2に適合する画像信号
Gに変換処理する画像信号処理装置において、視覚的に
知覚し難い空間周波数特性で且つ画像信号レベルに対応
した量のノイズNを生成するノイズ生成手段3と、この
ノイズ生成手段3にて生成されたノイズNを画像信号に
重畳するノイズ重畳手段4とを具備したことを特徴とす
るものである。
は、図1(b)に示すように、画像入力装置1にて入力
された画像信号Gを画像出力装置2に適合する画像信号
Gに変換処理する画像信号処理装置において、視覚的に
知覚し難い空間周波数特性で且つ画像信号レベルに対応
した量のノイズNを生成するノイズ生成手段3と、この
ノイズ生成手段3にて生成されたノイズNを画像信号に
重畳するノイズ重畳手段4とを具備したことを特徴とす
るものである。
【0008】この装置発明において、カラー画像信号を
扱う場合には、図1(b)に示すように、ノイズ生成手
段3にて生成されたノイズNを視覚的に知覚し難い色空
間領域でカラー画像信号Gに重畳するノイズ重畳手段5
を用いることが好ましい。
扱う場合には、図1(b)に示すように、ノイズ生成手
段3にて生成されたノイズNを視覚的に知覚し難い色空
間領域でカラー画像信号Gに重畳するノイズ重畳手段5
を用いることが好ましい。
【0009】また、前記ノイズ生成手段3としては、視
覚的に知覚し難い空間周波数特性のノイズNを生成し得
るものであれば適宜設計変更して差し支えないが、より
細かな制御を行うという観点から、画像信号のレベルを
も考慮してノイズを生成することが必要である。この場
合において、ノイズ量の制御を容易にするという観点か
らすれば、ノイズ生成手段3として、図1(b)に点線
で示すように、視覚的に知覚し難い空間周波数特性のノ
イズデータが予め記憶されている基準ノイズ記憶手段3
aと、前記画像信号に対応するノイズの増幅値が予め記
憶されているノイズ増幅記憶手段3bと、前記基準ノイ
ズ記憶手段3aに記憶されているノイズデータと前記ノ
イズ増幅記憶手段3bに記憶されている前記画像信号に
対応するノイズ増幅値とを基に重畳すべきノイズ量を算
出するノイズ量算出手段3cとを備えたものを用いるの
が好ましい。
覚的に知覚し難い空間周波数特性のノイズNを生成し得
るものであれば適宜設計変更して差し支えないが、より
細かな制御を行うという観点から、画像信号のレベルを
も考慮してノイズを生成することが必要である。この場
合において、ノイズ量の制御を容易にするという観点か
らすれば、ノイズ生成手段3として、図1(b)に点線
で示すように、視覚的に知覚し難い空間周波数特性のノ
イズデータが予め記憶されている基準ノイズ記憶手段3
aと、前記画像信号に対応するノイズの増幅値が予め記
憶されているノイズ増幅記憶手段3bと、前記基準ノイ
ズ記憶手段3aに記憶されているノイズデータと前記ノ
イズ増幅記憶手段3bに記憶されている前記画像信号に
対応するノイズ増幅値とを基に重畳すべきノイズ量を算
出するノイズ量算出手段3cとを備えたものを用いるの
が好ましい。
【0010】更に、画像出力装置2が万線スクリーン方
式の中間調生成手段を具備するタイプにおいて、重畳さ
れたノイズNとスクリーンとの間の干渉を有効に防止す
るという観点からすれば、ノイズ生成手段3としては、
ノイズNの空間周波数特性を画像出力装置2の中間調生
成手段により生成されるスクリーンの基本周波数以下に
するように設計することが好ましい。
式の中間調生成手段を具備するタイプにおいて、重畳さ
れたノイズNとスクリーンとの間の干渉を有効に防止す
るという観点からすれば、ノイズ生成手段3としては、
ノイズNの空間周波数特性を画像出力装置2の中間調生
成手段により生成されるスクリーンの基本周波数以下に
するように設計することが好ましい。
【0011】更にまた、ノイズ生成手段3において、視
覚的に知覚し難い空間周波数特性のノイズデータの作成
方法に関しても適宜選定して差し支えないが、より視覚
的に視覚し難いノイズデータを作成するには、正規分布
型ランダムノイズデータを基に、人間のノイズ知覚特性
の逆特性となるような空間周波数特性のノイズNを生成
するようにするのが好ましい。
覚的に知覚し難い空間周波数特性のノイズデータの作成
方法に関しても適宜選定して差し支えないが、より視覚
的に視覚し難いノイズデータを作成するには、正規分布
型ランダムノイズデータを基に、人間のノイズ知覚特性
の逆特性となるような空間周波数特性のノイズNを生成
するようにするのが好ましい。
【0012】また、カラー画像信号を扱う場合におい
て、カラー画像信号は各色成分毎にノイズに対する知覚
特性が異なるため、例えば、ノイズに対する知覚特性の
高い色成分に対しては僅かなノイズを重畳すると共に、
ノイズに対する知覚特性の低い色成分に多くのノイズを
重畳するようにしたり、あるいは、ノイズに対する知覚
特性の低い色成分のみにノイズを重畳するというよう
に、ノイズの重畳に関して細かく制御でき、より視覚的
に好ましい画像が得られるように設計することが好まし
い。このような態様の設計をする場合には、例えば図1
(b)に示すように、カラー画像信号が色空間の色成分
毎に分離される色成分分離手段6を設け、前記色成分分
離手段6により分離された色成分信号に対して各々独立
にノイズNが重畳されるノイズ重畳手段5を設けるよう
にすればよい。
て、カラー画像信号は各色成分毎にノイズに対する知覚
特性が異なるため、例えば、ノイズに対する知覚特性の
高い色成分に対しては僅かなノイズを重畳すると共に、
ノイズに対する知覚特性の低い色成分に多くのノイズを
重畳するようにしたり、あるいは、ノイズに対する知覚
特性の低い色成分のみにノイズを重畳するというよう
に、ノイズの重畳に関して細かく制御でき、より視覚的
に好ましい画像が得られるように設計することが好まし
い。このような態様の設計をする場合には、例えば図1
(b)に示すように、カラー画像信号が色空間の色成分
毎に分離される色成分分離手段6を設け、前記色成分分
離手段6により分離された色成分信号に対して各々独立
にノイズNが重畳されるノイズ重畳手段5を設けるよう
にすればよい。
【0013】更に、各色成分毎に独立にノイズ量を設定
するような場合には、図1(b)に示すように、ノイズ
生成手段3として、視覚的に知覚し難い空間周波数特性
のノイズデータが予め記憶されている基準ノイズ記憶手
段3aと、前記色成分分離手段6により分離された色成
分信号の各々に対応するノイズの増幅値が記憶された色
成分ノイズ増幅記憶手段3dと、前記基準ノイズ記憶手
段3aにより記憶されたノイズデータと前記色成分ノイ
ズ増幅記憶手段3dに記憶されているノイズ増幅値とを
基に各色成分信号に重畳すべきノイズ量を算出する色成
分ノイズ量算出手段3eとを具備させるすればよい。
尚、前記色成分ノイズ増幅記憶手段3d、色成分ノイズ
量算出手段3eは各色成分毎に個々的に設けてもよい
し、一つのもので構成するようにしてもよい。
するような場合には、図1(b)に示すように、ノイズ
生成手段3として、視覚的に知覚し難い空間周波数特性
のノイズデータが予め記憶されている基準ノイズ記憶手
段3aと、前記色成分分離手段6により分離された色成
分信号の各々に対応するノイズの増幅値が記憶された色
成分ノイズ増幅記憶手段3dと、前記基準ノイズ記憶手
段3aにより記憶されたノイズデータと前記色成分ノイ
ズ増幅記憶手段3dに記憶されているノイズ増幅値とを
基に各色成分信号に重畳すべきノイズ量を算出する色成
分ノイズ量算出手段3eとを具備させるすればよい。
尚、前記色成分ノイズ増幅記憶手段3d、色成分ノイズ
量算出手段3eは各色成分毎に個々的に設けてもよい
し、一つのもので構成するようにしてもよい。
【0014】
【作用】上述したような技術的手段の作用を図1(b)
に基づいて説明する。同図において、ノイズ生成手段3
は、視覚的に知覚し難い空間周波数特性で且つ画像信号
Gレベルに対応した量のノイズNを生成する。そして、
ノイズ重畳手段4,5は生成されたノイズNを画像信号
に重畳する。特に、カラー画像信号を扱うノイズ重畳手
段5は、生成されたノイズNを視覚的に知覚し難い色空
間領域でカラー画像信号Gに重畳する。この結果、重畳
されたノイズNは、視覚的には知覚し得ないが、入力画
像そのものが持っている画像ノイズや階調段差(疑似輪
郭)等の視覚的影響を相殺するように働く。
に基づいて説明する。同図において、ノイズ生成手段3
は、視覚的に知覚し難い空間周波数特性で且つ画像信号
Gレベルに対応した量のノイズNを生成する。そして、
ノイズ重畳手段4,5は生成されたノイズNを画像信号
に重畳する。特に、カラー画像信号を扱うノイズ重畳手
段5は、生成されたノイズNを視覚的に知覚し難い色空
間領域でカラー画像信号Gに重畳する。この結果、重畳
されたノイズNは、視覚的には知覚し得ないが、入力画
像そのものが持っている画像ノイズや階調段差(疑似輪
郭)等の視覚的影響を相殺するように働く。
【0015】また、ノイズ生成手段3を基準ノイズ記憶
手段3a、ノイズ増幅記憶手段3b及びノイズ量算出手
段3cにて構成する場合には、先ず、画像入力装置1に
より入力された画像信号の一部がノイズ量算出手段3c
に送られる。次に、その画像信号の値に対応したノイズ
増幅値がノイズ増幅記憶手段3bより呼び出される。一
方、それと同時に基準ノイズ記憶手段3aにより予め記
憶されたノイズデータも、同様にノイズ量算出手段3c
に送られる。ここで、ノイズ量算出手段3cは、送られ
てきたノイズ増幅値とノイズデータを基にノイズ量を算
出する。
手段3a、ノイズ増幅記憶手段3b及びノイズ量算出手
段3cにて構成する場合には、先ず、画像入力装置1に
より入力された画像信号の一部がノイズ量算出手段3c
に送られる。次に、その画像信号の値に対応したノイズ
増幅値がノイズ増幅記憶手段3bより呼び出される。一
方、それと同時に基準ノイズ記憶手段3aにより予め記
憶されたノイズデータも、同様にノイズ量算出手段3c
に送られる。ここで、ノイズ量算出手段3cは、送られ
てきたノイズ増幅値とノイズデータを基にノイズ量を算
出する。
【0016】更に、カラー画像信号Gを扱う態様とし
て、色成分分離手段6及び各色成分毎にノイズが重畳さ
れるノイズ重畳手段5を設け、しかも、ノイズ生成手段
3を基準ノイズ記憶手段3a、色成分ノイズ増幅記憶手
段3d及び色成分ノイズ量算出手段3eにて構成した場
合には、以下のような作用を奏する。すなわち、カラー
画像信号Gは、色空間の色成分、例えば均等色空間のL
*a*b*の明度情報信号と色度情報信号に分離され、色
成分ノイズ量算出手段3e及びノイズ重畳手段7に送付
される。次に、明度情報信号と色度情報信号に対応した
ノイズ増幅値が色成分ノイズ増幅記憶手段3cより呼び
出される。一方、それと同時に基準ノイズ記憶手段3a
により予め記憶されたノイズデータも、同様に色成分ノ
イズ量算出手段3eに送られる。ここで、色成分ノイズ
量算出手段3eは、送られてきたノイズ増幅値とノイズ
データを基に明度情報信号及び色度情報信号に対応する
ノイズ量を算出し、ノイズ重畳手段5に明度情報信号及
び色度情報信号に対応するノイズを送る。この後、ノイ
ズ重畳手段5では、明度情報信号と色度情報信号とに対
して双方共、または、どちらか一方にノイズを個々的に
重畳する。
て、色成分分離手段6及び各色成分毎にノイズが重畳さ
れるノイズ重畳手段5を設け、しかも、ノイズ生成手段
3を基準ノイズ記憶手段3a、色成分ノイズ増幅記憶手
段3d及び色成分ノイズ量算出手段3eにて構成した場
合には、以下のような作用を奏する。すなわち、カラー
画像信号Gは、色空間の色成分、例えば均等色空間のL
*a*b*の明度情報信号と色度情報信号に分離され、色
成分ノイズ量算出手段3e及びノイズ重畳手段7に送付
される。次に、明度情報信号と色度情報信号に対応した
ノイズ増幅値が色成分ノイズ増幅記憶手段3cより呼び
出される。一方、それと同時に基準ノイズ記憶手段3a
により予め記憶されたノイズデータも、同様に色成分ノ
イズ量算出手段3eに送られる。ここで、色成分ノイズ
量算出手段3eは、送られてきたノイズ増幅値とノイズ
データを基に明度情報信号及び色度情報信号に対応する
ノイズ量を算出し、ノイズ重畳手段5に明度情報信号及
び色度情報信号に対応するノイズを送る。この後、ノイ
ズ重畳手段5では、明度情報信号と色度情報信号とに対
して双方共、または、どちらか一方にノイズを個々的に
重畳する。
【0017】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの
発明を詳細に説明する。図2は、この発明が適用された
カラー画像複写装置の一実施例の概略構成を示す。同図
において、カラー画像複写装置は、画像入力装置11
と、入力された画像信号の階調を変換する階調変換回路
12と、変換された画像信号をさらに明度情報信号L*
と色度情報信号a*,b*に分離する明度/色度分離色変
換回路13と、鮮鋭度を補正する鮮鋭性補正回路4と、
基準のノイズデータを記憶する基準ノイズ記憶メモリ1
5と、明度情報信号L*と色度情報信号a*,b*に対応
するノイズ増幅量を記憶したノイズ増幅テーブル16
と、前記ノイズデータと前記画像信号に対応したノイズ
増幅量とによりノイズ量を算出するノイズ量算出回路1
7と、ノイズ量算出回路17より算出されたノイズ量を
画像信号に重畳するノイズ重畳回路18と、画像信号を
減法混色情報に変換する減法混色変換回路19と、墨情
報を生成するUCR回路20と、中間調を生成する中間
調生成回路21と、画像を出力する画像出力装置22と
を具備し、予め記憶されたノイズデータを画像信号のレ
ベルに応じ、その画像信号自身に重畳するようにしたも
のである。
発明を詳細に説明する。図2は、この発明が適用された
カラー画像複写装置の一実施例の概略構成を示す。同図
において、カラー画像複写装置は、画像入力装置11
と、入力された画像信号の階調を変換する階調変換回路
12と、変換された画像信号をさらに明度情報信号L*
と色度情報信号a*,b*に分離する明度/色度分離色変
換回路13と、鮮鋭度を補正する鮮鋭性補正回路4と、
基準のノイズデータを記憶する基準ノイズ記憶メモリ1
5と、明度情報信号L*と色度情報信号a*,b*に対応
するノイズ増幅量を記憶したノイズ増幅テーブル16
と、前記ノイズデータと前記画像信号に対応したノイズ
増幅量とによりノイズ量を算出するノイズ量算出回路1
7と、ノイズ量算出回路17より算出されたノイズ量を
画像信号に重畳するノイズ重畳回路18と、画像信号を
減法混色情報に変換する減法混色変換回路19と、墨情
報を生成するUCR回路20と、中間調を生成する中間
調生成回路21と、画像を出力する画像出力装置22と
を具備し、予め記憶されたノイズデータを画像信号のレ
ベルに応じ、その画像信号自身に重畳するようにしたも
のである。
【0018】この実施例において、画像入力装置11は
カラー画像を入力する装置であって、具体的にはカラー
テレビカメラやカラーイメージスキャナー等カラー原稿
を光学的に読み取り画像信号に変換するカラー画像入力
装置等である。尚、この画像入力装置1から出力される
画像信号は、各画素各々8ビットのR,G,B成分から
成っている。また、階調変換回路12は、前記画像信号
R,G,B成分を等価明度に変換するテーブルである。
カラー画像を入力する装置であって、具体的にはカラー
テレビカメラやカラーイメージスキャナー等カラー原稿
を光学的に読み取り画像信号に変換するカラー画像入力
装置等である。尚、この画像入力装置1から出力される
画像信号は、各画素各々8ビットのR,G,B成分から
成っている。また、階調変換回路12は、前記画像信号
R,G,B成分を等価明度に変換するテーブルである。
【0019】更に、明度/色度分離色変換回路13は、
等価明度に変換されたR,G,B成分を明度情報信号と
色度情報信号とに変換するもので、ここでは3×10の
マトリックス演算により均等色空間であるCIEL*a*
b*成分に変換している。
等価明度に変換されたR,G,B成分を明度情報信号と
色度情報信号とに変換するもので、ここでは3×10の
マトリックス演算により均等色空間であるCIEL*a*
b*成分に変換している。
【0020】更にまた、鮮鋭性補正回路14は、アンシ
ャープネスマスクと画像とのコンボリューションを取る
方法が一般的であることは前述のとおりであるが、本実
施例では前記画像信号における明度情報信号に鮮鋭性強
調処理を、また、色度情報信号に鮮鋭性低減処理を各々
異なった特性のフィルタを用いて行っている。尚、図3
及び図4にこの実施例で用いられる鮮鋭性強調処理用フ
ィルタ及び鮮鋭性低減処理用フィルタの空間周波数特性
(図中、MTFはModulation Transfer Functionの略)
の一例を示す。この結果、L*成分は鮮鋭性が強調さ
れ、a*,b*成分は鮮鋭性が低減されることになる。
ャープネスマスクと画像とのコンボリューションを取る
方法が一般的であることは前述のとおりであるが、本実
施例では前記画像信号における明度情報信号に鮮鋭性強
調処理を、また、色度情報信号に鮮鋭性低減処理を各々
異なった特性のフィルタを用いて行っている。尚、図3
及び図4にこの実施例で用いられる鮮鋭性強調処理用フ
ィルタ及び鮮鋭性低減処理用フィルタの空間周波数特性
(図中、MTFはModulation Transfer Functionの略)
の一例を示す。この結果、L*成分は鮮鋭性が強調さ
れ、a*,b*成分は鮮鋭性が低減されることになる。
【0021】また、基準ノイズ記憶メモリ15はノイズ
データを記憶するメモリから成る。この実施例において
用いられるノイズデータは以下のように作成されてい
る。すなわち、図5において、ノイズデータは正規分布
型ランダムノイズ生成回路31において以下の数1に示
すBox & M▲u▼llerのアルゴリズムにより生
成される。
データを記憶するメモリから成る。この実施例において
用いられるノイズデータは以下のように作成されてい
る。すなわち、図5において、ノイズデータは正規分布
型ランダムノイズ生成回路31において以下の数1に示
すBox & M▲u▼llerのアルゴリズムにより生
成される。
【0022】
【数1】
【0023】そして、このノイズデータは、2次元フー
リエ変換回路32により、2次元フーリエ変換され、更
に、MTF補正回路33により空間周波数特性の補正が
される。図7に本実施例で用いた空間周波数特性の一例
を示す。
リエ変換回路32により、2次元フーリエ変換され、更
に、MTF補正回路33により空間周波数特性の補正が
される。図7に本実施例で用いた空間周波数特性の一例
を示す。
【0024】このとき、MTF補正回路33により、図
6に示すように、正規分布型ランダムノイズに対し、人
間のノイズ知覚特性(図6中実線で示す)の逆特性とな
るような空間周波数特性(図6中点線で示す)が付与さ
れるようになっている。また、ノイズデータの空間周波
数帯域は、図6に示すように、前記中間調生成回路21
の万線スクリーン基本周波数以下に調整されている。
6に示すように、正規分布型ランダムノイズに対し、人
間のノイズ知覚特性(図6中実線で示す)の逆特性とな
るような空間周波数特性(図6中点線で示す)が付与さ
れるようになっている。また、ノイズデータの空間周波
数帯域は、図6に示すように、前記中間調生成回路21
の万線スクリーン基本周波数以下に調整されている。
【0025】次に、2次元逆フーリエ変換回路34によ
り実空間に戻され、最後にノイズデータはノイズデータ
規格化回路35により標準偏差σ=1に規格化される。
そして、この規格化されたノイズデータが上記基準ノイ
ズ記憶メモリ15に予め記憶される。
り実空間に戻され、最後にノイズデータはノイズデータ
規格化回路35により標準偏差σ=1に規格化される。
そして、この規格化されたノイズデータが上記基準ノイ
ズ記憶メモリ15に予め記憶される。
【0026】また、ノイズ増幅テーブル16は、特に図
8に示すように、明度情報信号(本実施例ではL*)に
対するノイズ増幅値を記憶した対明度ノイズ増幅テーブ
ル161と、色度情報信号(本実施例ではa*b*)に対
するノイズ増幅値を記憶した対色度ノイズ増幅テーブル
162,163とで構成されている。ここで、対明度ノ
イズ増幅テーブル161及び対色度ノイズ増幅テーブル
162,163の特性を図9〜図11に示す。尚、図1
0,11において、a*情報信号及びb*情報信号が0付
近においてはノイズ量を0にしているが、この領域は、
視覚的に知覚され易く、a*情報信号及びb*情報信号が
0付近においてノイズを与えると色合に変化が生じ易い
ことを考慮したものである。
8に示すように、明度情報信号(本実施例ではL*)に
対するノイズ増幅値を記憶した対明度ノイズ増幅テーブ
ル161と、色度情報信号(本実施例ではa*b*)に対
するノイズ増幅値を記憶した対色度ノイズ増幅テーブル
162,163とで構成されている。ここで、対明度ノ
イズ増幅テーブル161及び対色度ノイズ増幅テーブル
162,163の特性を図9〜図11に示す。尚、図1
0,11において、a*情報信号及びb*情報信号が0付
近においてはノイズ量を0にしているが、この領域は、
視覚的に知覚され易く、a*情報信号及びb*情報信号が
0付近においてノイズを与えると色合に変化が生じ易い
ことを考慮したものである。
【0027】そしてまた、ノイズ量算出回路17は、同
じく図8に示すように、明度情報信号に対するノイズ量
を算出する明度ノイズ量算出回路171と、色度情報信
号に対するノイズ量を算出する色度ノイズ量算出回路1
72とからなる。
じく図8に示すように、明度情報信号に対するノイズ量
を算出する明度ノイズ量算出回路171と、色度情報信
号に対するノイズ量を算出する色度ノイズ量算出回路1
72とからなる。
【0028】ここでは、先ず、ノイズ量算出回路17に
入力された夫々の画像信号に対応したノイズ増幅値が呼
び出され、基本ノイズ記憶メモリ15より入力されたノ
イズデータとの間で以下の数2に示す演算がなされる。
入力された夫々の画像信号に対応したノイズ増幅値が呼
び出され、基本ノイズ記憶メモリ15より入力されたノ
イズデータとの間で以下の数2に示す演算がなされる。
【0029】
【数2】
【0030】数2において、L(x,y),a(x,y),b
(x,y)はそれぞれ(x,y)番目に相当する画像信号
を、またLUTL,LUTa,LUTb はそれぞれ対L*
対a*,対b*ノイズ増幅テーブルを、NOISE(x,y)
は(x,y)番目に相当するノイズデータを、NOIS
EL(x,y)は(x,y)番目の明度データL(x,y)に対す
るノイズ量を、NOISEa(x,y),NOISEb(x,y)は
それぞれ(x,y)番目の色度データa(x,y),b(x,y)
に対するノイズ量を、NOISEC(x,y)は(x,y)番
目の色度データa(x,y),b(x,y)に対するノイズ量から
算出した彩度軸に対するノイズ量を、NOISE’
a(x,y),NOISE’b(x,y)はそれぞれ(x,y)番目
の色度a*,b*データに彩度軸方向のみノイズを重畳さ
せた場合のノイズ量を、またsign(NOISE
(x,y))はノイズデータの正負をそれぞれ表す。
(x,y)はそれぞれ(x,y)番目に相当する画像信号
を、またLUTL,LUTa,LUTb はそれぞれ対L*
対a*,対b*ノイズ増幅テーブルを、NOISE(x,y)
は(x,y)番目に相当するノイズデータを、NOIS
EL(x,y)は(x,y)番目の明度データL(x,y)に対す
るノイズ量を、NOISEa(x,y),NOISEb(x,y)は
それぞれ(x,y)番目の色度データa(x,y),b(x,y)
に対するノイズ量を、NOISEC(x,y)は(x,y)番
目の色度データa(x,y),b(x,y)に対するノイズ量から
算出した彩度軸に対するノイズ量を、NOISE’
a(x,y),NOISE’b(x,y)はそれぞれ(x,y)番目
の色度a*,b*データに彩度軸方向のみノイズを重畳さ
せた場合のノイズ量を、またsign(NOISE
(x,y))はノイズデータの正負をそれぞれ表す。
【0031】この結果、入力された夫々の画像信号に対
するノイズ量が算出され、ノイズ重畳回路18に送られ
る。
するノイズ量が算出され、ノイズ重畳回路18に送られ
る。
【0032】次に、ノイズ重畳回路18では、図12に
示すように、画像信号にノイズ量算出回路17から送ら
れたノイズが重畳される。ここで、ノイズの重畳は、以
下の数3に従う。
示すように、画像信号にノイズ量算出回路17から送ら
れたノイズが重畳される。ここで、ノイズの重畳は、以
下の数3に従う。
【0033】
【数3】
【0034】最後に、ノイズが重畳された画像信号は、
減法混色変換回路19、UCR回路20、中間調生成回
路21を経て画像出力装置22に送られ、この画像出力
装置22から画像が出力される。
減法混色変換回路19、UCR回路20、中間調生成回
路21を経て画像出力装置22に送られ、この画像出力
装置22から画像が出力される。
【0035】この実施例の性能を評価する上で、前述の
実施例に基づき実際にノイズを重畳したサンプルを作成
し、官能テストにより粒状感の評価を行った。ここで
は、一般的なポートレート画像の175線印刷物を原稿
とし、同じく一般的なカラーゼログラフィシステムを用
いて出力を行った。
実施例に基づき実際にノイズを重畳したサンプルを作成
し、官能テストにより粒状感の評価を行った。ここで
は、一般的なポートレート画像の175線印刷物を原稿
とし、同じく一般的なカラーゼログラフィシステムを用
いて出力を行った。
【0035】官能評価は以下の要領で被験者20名に対
して行った。 ◎官能テスト ノイズの重畳したカラーコピーサンプルを下記10段階
のカテゴリに分類する。分類する際の基準は、基準画像
(ノイズを重畳していない画像サンプル)に対する粒状
感の善し悪しを目安に判断する。また、基準画像はカテ
ゴリNo.7とし、最悪画像(L*に一様ノイズをσ=
20重畳した画像サンプル)のものをNo.1とし、そ
の間を略均等間隔になるように各カテゴリを設定する。 ◎10段階カテゴリ No.1 基準サンプルより大幅にノイズが気にな
る。 No.2 No.3 No.4 基準サンプルよりノイズが気になる。 No.5 No.6 No.7 基準サンプルと同等である。 No.8 No.9 No.10 基準サンプルよりノイズが気にならない。
して行った。 ◎官能テスト ノイズの重畳したカラーコピーサンプルを下記10段階
のカテゴリに分類する。分類する際の基準は、基準画像
(ノイズを重畳していない画像サンプル)に対する粒状
感の善し悪しを目安に判断する。また、基準画像はカテ
ゴリNo.7とし、最悪画像(L*に一様ノイズをσ=
20重畳した画像サンプル)のものをNo.1とし、そ
の間を略均等間隔になるように各カテゴリを設定する。 ◎10段階カテゴリ No.1 基準サンプルより大幅にノイズが気にな
る。 No.2 No.3 No.4 基準サンプルよりノイズが気になる。 No.5 No.6 No.7 基準サンプルと同等である。 No.8 No.9 No.10 基準サンプルよりノイズが気にならない。
【0036】その結果、本実施例による画像サンプルの
評価結果は、被験者20名の平均値で8.2ポイントを
得た。
評価結果は、被験者20名の平均値で8.2ポイントを
得た。
【0037】また、前記実施例では明度軸(L*)と彩
度軸(C*:a*,b*の合成)とに独立してノイズを重
畳した画像信号処理方法を説明したが、それ以外にもL
*,あるいは、a*,b*よりC*軸において全く独立に、
あるいは、相互的にノイズを重畳することも可能であ
る。ここで、L*軸にのみ独立にノイズを重畳した場合
の画像サンプルにおけるノイズ量と官能テスト結果の関
係を図13に、また、a*,b*よりC*軸にのみ独立に
ノイズを重畳した場合の画像サンプルにおけるノイズ量
と官能テスト結果の関係を図14に示す。この結果、L
*軸、C*軸に独立にノイズを重畳することによっても、
実施例と同様程度の結果が得られることが確認された。
度軸(C*:a*,b*の合成)とに独立してノイズを重
畳した画像信号処理方法を説明したが、それ以外にもL
*,あるいは、a*,b*よりC*軸において全く独立に、
あるいは、相互的にノイズを重畳することも可能であ
る。ここで、L*軸にのみ独立にノイズを重畳した場合
の画像サンプルにおけるノイズ量と官能テスト結果の関
係を図13に、また、a*,b*よりC*軸にのみ独立に
ノイズを重畳した場合の画像サンプルにおけるノイズ量
と官能テスト結果の関係を図14に示す。この結果、L
*軸、C*軸に独立にノイズを重畳することによっても、
実施例と同様程度の結果が得られることが確認された。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1乃至
3いずれかに記載の発明によれば、人間のノイズに対す
る知覚特性に基づき、視覚的に知覚し難い空間周波数特
性のノイズを画像信号レベルに応じて画像信号に予め重
畳することにより、画像の鮮鋭性を損なうことなく、原
稿自身が持っている画像ノイズや階調段差(疑似輪郭)
等を相殺することができ、より視覚的に好ましい画像を
得ることができる。特に、請求項3記載の発明によれ
ば、カラー画像信号を扱う場合を対象とし、視覚的に知
覚し難い空間周波数特性のノイズを視覚的に知覚し難い
色空間領域で画像信号レベルに応じて画像信号に予め重
畳するようにしたので、画像の鮮鋭性、色調を損なうこ
となく、原稿自身が持っている画像ノイズや階調段差
(疑似輪郭)等を相殺することができ、より視覚的に好
ましいカラー画像を得ることができる。
3いずれかに記載の発明によれば、人間のノイズに対す
る知覚特性に基づき、視覚的に知覚し難い空間周波数特
性のノイズを画像信号レベルに応じて画像信号に予め重
畳することにより、画像の鮮鋭性を損なうことなく、原
稿自身が持っている画像ノイズや階調段差(疑似輪郭)
等を相殺することができ、より視覚的に好ましい画像を
得ることができる。特に、請求項3記載の発明によれ
ば、カラー画像信号を扱う場合を対象とし、視覚的に知
覚し難い空間周波数特性のノイズを視覚的に知覚し難い
色空間領域で画像信号レベルに応じて画像信号に予め重
畳するようにしたので、画像の鮮鋭性、色調を損なうこ
となく、原稿自身が持っている画像ノイズや階調段差
(疑似輪郭)等を相殺することができ、より視覚的に好
ましいカラー画像を得ることができる。
【0039】また、請求項4記載の発明によれば、画像
信号に重畳すべきノイズ量を画像信号のレベルに応じて
容易に制御することができるので、原稿自身が持ってい
る画像ノイズや階調段差(疑似輪郭)等を確実に相殺で
き、その分、視覚的に好ましい画像を容易に得ることが
できる。更に、請求項5記載の発明によれば、ノイズの
空間周波数特性が画像出力装置の中間調生成手段により
生成されるスクリーンの基本周波数以下になるように
し、高周波数帯域をカットしたノイズデータを用いるよ
うにしたので、重畳されたノイズとスクリーンとの間の
干渉を有効に防止しながら、ノイズ自身が知覚される事
態をなくし、視覚的に好ましい画像を確実に得ることが
できる。更にまた、請求項6記載の発明によれば、正規
分布型ランダムノイズに対し、人間のノイズ知覚特性の
逆特性となるような空間周波数特性を持たせ、重畳すべ
きノイズが視覚的に知覚され難いようにしたので、視覚
的に知覚され難いノイズデータを容易に得ることがで
き、その分、視覚的に好ましい画像を容易に得ることが
できる。
信号に重畳すべきノイズ量を画像信号のレベルに応じて
容易に制御することができるので、原稿自身が持ってい
る画像ノイズや階調段差(疑似輪郭)等を確実に相殺で
き、その分、視覚的に好ましい画像を容易に得ることが
できる。更に、請求項5記載の発明によれば、ノイズの
空間周波数特性が画像出力装置の中間調生成手段により
生成されるスクリーンの基本周波数以下になるように
し、高周波数帯域をカットしたノイズデータを用いるよ
うにしたので、重畳されたノイズとスクリーンとの間の
干渉を有効に防止しながら、ノイズ自身が知覚される事
態をなくし、視覚的に好ましい画像を確実に得ることが
できる。更にまた、請求項6記載の発明によれば、正規
分布型ランダムノイズに対し、人間のノイズ知覚特性の
逆特性となるような空間周波数特性を持たせ、重畳すべ
きノイズが視覚的に知覚され難いようにしたので、視覚
的に知覚され難いノイズデータを容易に得ることがで
き、その分、視覚的に好ましい画像を容易に得ることが
できる。
【0040】また、請求項7記載の発明によれば、カラ
ー画像信号の色成分毎にノイズを個別に重畳し得るよう
にしたので、各色成分毎にノイズの重畳量を適宜調整す
ることが可能になり、その分、色調、鮮鋭性を損なわず
に、原稿自身が持っている画像ノイズや階調段差(疑似
輪郭)等をより正確に相殺することができ、より視覚的
に好ましいカラー画像を得ることができる。特に、請求
項8記載の発明によれば、カラー画像信号の色成分毎に
個別にノイズ量を設定できるようにしたので、色空間に
おいてより細かいノイズの制御を行うことができ、その
分、より視覚的に好ましい画像を得ることが可能にな
り、例えば階調性が大幅に劣化した画像等に対しても視
覚的に好ましい画像に復元することができる。
ー画像信号の色成分毎にノイズを個別に重畳し得るよう
にしたので、各色成分毎にノイズの重畳量を適宜調整す
ることが可能になり、その分、色調、鮮鋭性を損なわず
に、原稿自身が持っている画像ノイズや階調段差(疑似
輪郭)等をより正確に相殺することができ、より視覚的
に好ましいカラー画像を得ることができる。特に、請求
項8記載の発明によれば、カラー画像信号の色成分毎に
個別にノイズ量を設定できるようにしたので、色空間に
おいてより細かいノイズの制御を行うことができ、その
分、より視覚的に好ましい画像を得ることが可能にな
り、例えば階調性が大幅に劣化した画像等に対しても視
覚的に好ましい画像に復元することができる。
【図1】 (a)はこの発明に係る画像信号処理方法の
概要を示し、(b)はこの発明に係る画像信号処理装置
の概要を示す説明図である。
概要を示し、(b)はこの発明に係る画像信号処理装置
の概要を示す説明図である。
【図2】 この発明が適用されたカラー画像複写装置の
一実施例を示すブロック図である。
一実施例を示すブロック図である。
【図3】 実施例で用いられる鮮鋭性強調処理フィルタ
の特性を示す説明図である。
の特性を示す説明図である。
【図4】 実施例で用いられる鮮鋭性低減処理用フィル
タの特性を示す説明図である。
タの特性を示す説明図である。
【図5】 実施例におけるノイズデータの作成例を示す
説明図である。
説明図である。
【図6】 実施例で用いられる重畳すべきノイズの空間
周波数帯域を示す説明図である。
周波数帯域を示す説明図である。
【図7】 実施例で用いられるノイズの空間周波数特性
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】 実施例で用いられるノイズ増幅テーブル及び
ノイズ量算定回路の詳細を示す説明図である。
ノイズ量算定回路の詳細を示す説明図である。
【図9】 明度情報信号L*に対するノイズ増幅テーブ
ルの特性の一例を示す概念図である。
ルの特性の一例を示す概念図である。
【図10】 色度情報信号a*に対するノイズ増幅テー
ブルの特性の一例を示す概念図である。
ブルの特性の一例を示す概念図である。
【図11】 色度情報信号b*に対するノイズ増幅テー
ブルの特性の一例を示す概念図である。
ブルの特性の一例を示す概念図である。
【図12】 実施例に係るノイズ重畳回路の動作例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図13】 明度情報信号L*のみにノイズを重畳させ
た際の画質評価例を示す説明図である。
た際の画質評価例を示す説明図である。
【図14】 彩度情報信号(a*,b*より作成した
C*)にのみノイズを重畳させた際の画質評価例を示す
説明図である。
C*)にのみノイズを重畳させた際の画質評価例を示す
説明図である。
1…画像入力装置,2…画像出力装置,3…ノイズ生成
手段,3a…基準ノイズ記憶手段,3b…ノイズ増幅記
憶手段,3c…ノイズ量算出手段,3d…色成分ノイズ
増幅記憶手段,3e…色成分ノイズ量算出手段,4,5
…ノイズ重畳手段,6…色成分分離手段,G…(カラ
ー)画像信号,N…ノイズ
手段,3a…基準ノイズ記憶手段,3b…ノイズ増幅記
憶手段,3c…ノイズ量算出手段,3d…色成分ノイズ
増幅記憶手段,3e…色成分ノイズ量算出手段,4,5
…ノイズ重畳手段,6…色成分分離手段,G…(カラ
ー)画像信号,N…ノイズ
Claims (8)
- 【請求項1】 画像入力装置(1)にて入力された画像
信号(G)を画像出力装置(2)に適合した画像信号
(G)に変換処理するに際し、前記画像入力装置(1)
にて入力された画像信号(G)に対し、視覚的に知覚し
難い空間周波数特性のノイズ(N)を画像信号(G)レ
ベルに応じて予め重畳させた後、当該ノイズ(N)が重
畳された画像信号(G)を画像出力装置(2)へ送出す
るようにした画像信号処理方法。 - 【請求項2】 画像入力装置(1)にて入力された画像
信号(G)を画像出力装置(2)に適合する画像信号
(G)に変換処理する画像信号処理装置において、視覚
的に知覚し難い空間周波数特性で且つ画像信号レベルに
対応した量のノイズ(N)を生成するノイズ生成手段
(3)と、このノイズ生成手段(3)にて生成されたノ
イズ(N)を画像信号に重畳するノイズ重畳手段(4)
とを具備したことを特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項3】 画像入力装置(1)にて入力されたカラ
ー画像信号(G)を画像出力装置(2)に適合するカラ
ー画像信号(G)に変換処理する画像信号処理装置にお
いて、視覚的に知覚し難い空間周波数特性で且つ画像信
号レベルに対応した量のノイズ(N)を生成するノイズ
生成手段(3)と、このノイズ生成手段(3)にて生成
されたノイズ(N)を視覚的に知覚し難い色空間領域で
カラー画像信号(G)に重畳するノイズ重畳手段(5)
とを具備したことを特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項4】 請求項2又は3記載のものにおいて、ノ
イズ生成手段(3)は、視覚的に知覚し難い空間周波数
特性のノイズデータが予め記憶されている基準ノイズ記
憶手段(3a)と、前記画像信号に対応するノイズの増
幅値が予め記憶されているノイズ増幅記憶手段(3b)
と、前記基準ノイズ記憶手段(3a)に記憶されている
ノイズデータと前記ノイズ増幅記憶手段(3b)に記憶
されている前記画像信号に対応するノイズ増幅値とを基
に重畳すべきノイズ量を算出するノイズ量算出手段(3
c)とを備えていることを特徴とする画像信号処理装
置。 - 【請求項5】 請求項2又は3記載のもののうち、画像
出力装置(2)が万線スクリーン方式の中間調生成手段
を具備するタイプにおいて、 ノイズ生成手段(3)は、ノイズ(N)の空間周波数特
性を画像出力装置(2)の中間調生成手段により生成さ
れるスクリーンの基本周波数以下にすることを特徴とす
る両像信号処理装置。 - 【請求項6】 請求項2又は3記載のものにおいて、ノ
イズ生成手段(3)は、正規分布型ランダムノイズデー
タを基に、人間のノイズ知覚特性の逆特性となるような
空間周波数特性のノイズ(N)を生成するものであるこ
とを特徴とする画像信号処理装置。 - 【請求項7】 請求項3記載のものにおいて、カラー画
像信号が色空間の色成分毎に分離される色成分分離手段
(6)を有し、ノイズ重畳手段(5)は前記色成分分離
手段(6)により分離された色成分信号に対して各々独
立にノイズ(N)を重畳するものであることを特徴とす
る画像信号処理装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のものにおいて、ノイズ生
成手段(3)は、視覚的に知覚し難い空間周波数特性の
ノイズデータが予め記憶されている基準ノイズ記憶手段
(3a)と、前記色成分分離手段(6)により分離され
た色成分信号の各々に対応するノイズの増幅値が記憶さ
れた色成分ノイズ増幅記憶手段(3d)と、前記基準ノ
イズ記憶手段(3a)により記憶されたノイズデータと
前記色成分ノイズ増幅記憶手段(3d)に記憶されてい
るノイズ増幅値とを基に各色成分信号に重畳すべきノイ
ズ量を算出する色成分ノイズ量算出手段(3e)とを具
備することを特徴とする画像信号処理装置。
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