JP2892927B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
空気入りラジアルタイヤInfo
- Publication number
- JP2892927B2 JP2892927B2 JP5343808A JP34380893A JP2892927B2 JP 2892927 B2 JP2892927 B2 JP 2892927B2 JP 5343808 A JP5343808 A JP 5343808A JP 34380893 A JP34380893 A JP 34380893A JP 2892927 B2 JP2892927 B2 JP 2892927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- tire
- ply
- carcass
- cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C9/00—Reinforcements or ply arrangement of pneumatic tyres
- B60C9/18—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers
- B60C9/20—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel
- B60C2009/2048—Structure or arrangement of belts or breakers, crown-reinforcing or cushioning layers built-up from rubberised plies each having all cords arranged substantially parallel characterised by special physical properties of the belt plies
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型トラック用タイヤ
として好適に使用でき、タイヤ強度を減じることなくわ
だち乗こし性能を向上しうる空気入りラジアルタイヤに
関する。
として好適に使用でき、タイヤ強度を減じることなくわ
だち乗こし性能を向上しうる空気入りラジアルタイヤに
関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤサイズに比して大きな荷重負荷能
力が要求される、例えば商業車、小型バス等の小型トラ
ック用タイヤにおいては、乗用車用タイヤに比べて高い
タイヤ剛性、タイヤ強度が必要である。そのために、通
常、ベルト層には、ベルトコードとしてスチールコード
を用いた内外2枚のベルトプライが採用されている。
力が要求される、例えば商業車、小型バス等の小型トラ
ック用タイヤにおいては、乗用車用タイヤに比べて高い
タイヤ剛性、タイヤ強度が必要である。そのために、通
常、ベルト層には、ベルトコードとしてスチールコード
を用いた内外2枚のベルトプライが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のベ
ルト層では、トレッド剛性も大となるため、接地面の変
形量が小さくなり、従って、わだち等の路面上の段差を
横切る際の乗越し性能が著しく低下し、操縦安定性を損
ねることとなる。
ルト層では、トレッド剛性も大となるため、接地面の変
形量が小さくなり、従って、わだち等の路面上の段差を
横切る際の乗越し性能が著しく低下し、操縦安定性を損
ねることとなる。
【0004】なお従来、このわだち乗越し性能を高める
ために、ベルトコードを細径化したり又その配列密度
(コードエンド数)を減じてベルト剛性自体を低下する
手段、及びトレッド面の曲率半径を減じる手段等が一部
採用されている。
ために、ベルトコードを細径化したり又その配列密度
(コードエンド数)を減じてベルト剛性自体を低下する
手段、及びトレッド面の曲率半径を減じる手段等が一部
採用されている。
【0005】しかし前者では、ベルト剛性の低下につれ
てタイヤ強度も低減しタイヤ耐久性を損ねることとな
り、又後者では、接地圧が不均一化し偏摩耗を早期に誘
発するなど摩耗寿命を低下するという弊害を招く問題が
ある。
てタイヤ強度も低減しタイヤ耐久性を損ねることとな
り、又後者では、接地圧が不均一化し偏摩耗を早期に誘
発するなど摩耗寿命を低下するという弊害を招く問題が
ある。
【0006】従って、本発明者はこのような状況に鑑
み、ベルト構造に対して研究を行った。その結果、2枚
のベルトプライのうち、外のベルトプライの剛性が、わ
だち乗越し性能に大きく関与し、又ベルト層全体におけ
るベルトコードの実質的な断面積の総和がタイヤ強度に
影響を及ぼすことを見出し得た。
み、ベルト構造に対して研究を行った。その結果、2枚
のベルトプライのうち、外のベルトプライの剛性が、わ
だち乗越し性能に大きく関与し、又ベルト層全体におけ
るベルトコードの実質的な断面積の総和がタイヤ強度に
影響を及ぼすことを見出し得た。
【0007】すなわち本発明は、プライの単位巾当たり
のフィラメントの総断面積の値を、内、外のベルトプラ
イにおいて夫々違えることを基本として、タイヤ強度を
維持しつつわだち乗越し性能を向上しうる空気入りラジ
アルタイヤの提供を目的としている。
のフィラメントの総断面積の値を、内、外のベルトプラ
イにおいて夫々違えることを基本として、タイヤ強度を
維持しつつわだち乗越し性能を向上しうる空気入りラジ
アルタイヤの提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッド部か
らサイドウォール部をへてビード部のビードコアの廻り
で折り返されかつ有機繊維を用いたカーカスコードを配
列したカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつト
レッド部内方に配されるとともにスチール製のフィラメ
ントを撚り合わせたベルトコードを配列した内外2枚の
ベルトプライからなるベルト層とを具えるとともに、ベ
ルト層は、ベルトコードと直角なベルトプライ断面にお
いて、内のベルトプライの1cm巾当たりのベルトコード
のフィラメントの総断面積Si(単位mm2 )を1.5〜
3.0、しかも外のベルトプライの1cmの巾当たりのベ
ルトコードのフィラメントの総断面積So(単位mm2 )
を1.5〜3.0かつ前記総断面積Siの0.5〜0.
9倍としている。
に、本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッド部か
らサイドウォール部をへてビード部のビードコアの廻り
で折り返されかつ有機繊維を用いたカーカスコードを配
列したカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつト
レッド部内方に配されるとともにスチール製のフィラメ
ントを撚り合わせたベルトコードを配列した内外2枚の
ベルトプライからなるベルト層とを具えるとともに、ベ
ルト層は、ベルトコードと直角なベルトプライ断面にお
いて、内のベルトプライの1cm巾当たりのベルトコード
のフィラメントの総断面積Si(単位mm2 )を1.5〜
3.0、しかも外のベルトプライの1cmの巾当たりのベ
ルトコードのフィラメントの総断面積So(単位mm2 )
を1.5〜3.0かつ前記総断面積Siの0.5〜0.
9倍としている。
【0009】
【作用】内、外のベルトプライのフィラメントの総断面
積Si、Soを夫々1.5〜3.0(mm2 /cm)とし、
しかも外のベルトプライの総断面積Soを内のベルトプ
ライの総断面積Siの0.5〜0.9倍に減じている。
従って、ベルト全体としてのフィラメントの断面積の総
和を、従来タイヤのベルト層と同程度に維持し、必要な
タイヤ強度を保ちながら、外のベルトプライの総断面積
Soを低下させることが可能となる。又前記外のベルト
プライの総断面積So、すなわち外のベルトプライのプ
ライ剛性は、前述のごとくわだち乗越し性に大きく関与
しており、この総断面積Soの低下によって、前記乗越
し性能を他のタイヤ性能を阻害することなく向上しう
る。
積Si、Soを夫々1.5〜3.0(mm2 /cm)とし、
しかも外のベルトプライの総断面積Soを内のベルトプ
ライの総断面積Siの0.5〜0.9倍に減じている。
従って、ベルト全体としてのフィラメントの断面積の総
和を、従来タイヤのベルト層と同程度に維持し、必要な
タイヤ強度を保ちながら、外のベルトプライの総断面積
Soを低下させることが可能となる。又前記外のベルト
プライの総断面積So、すなわち外のベルトプライのプ
ライ剛性は、前述のごとくわだち乗越し性に大きく関与
しており、この総断面積Soの低下によって、前記乗越
し性能を他のタイヤ性能を阻害することなく向上しう
る。
【0010】なお従来タイヤのベルト層においては、内
外のベルトプライとして、夫々同構成のファブリック材
が使用されているため、前記内、外のベルトプライの総
断面積Si、Soは互いに等しく設定されている。
外のベルトプライとして、夫々同構成のファブリック材
が使用されているため、前記内、外のベルトプライの総
断面積Si、Soは互いに等しく設定されている。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1において、空気入りラジアルタイヤ1は、ビー
ドコア2が通る一対のビード部3と、各ビード部3から
タイヤ半径方向外側にのびるサイドウォール部4と、そ
の外端部を継ぐトレッド部5とを有する小型トラック用
のラジアルタイヤとして形成される。又タイヤ1は、タ
イヤ巾TWに対するタイヤ断面高さHの比である偏平率
H/TWを0.85以下とした偏平タイヤであって、前
記トレッド部5の曲率半径Rを、前記タイヤ巾TWの
1.5〜2.0倍、本例では1.8倍程度とし、接地圧
の均一化を計っている。
る。図1において、空気入りラジアルタイヤ1は、ビー
ドコア2が通る一対のビード部3と、各ビード部3から
タイヤ半径方向外側にのびるサイドウォール部4と、そ
の外端部を継ぐトレッド部5とを有する小型トラック用
のラジアルタイヤとして形成される。又タイヤ1は、タ
イヤ巾TWに対するタイヤ断面高さHの比である偏平率
H/TWを0.85以下とした偏平タイヤであって、前
記トレッド部5の曲率半径Rを、前記タイヤ巾TWの
1.5〜2.0倍、本例では1.8倍程度とし、接地圧
の均一化を計っている。
【0012】又タイヤ1は、前記ビード部3、3間に、
トレッド部5からサイドウォール部4をへてビードコア
2の廻りでタイヤの内から外に折返されるカーカス6が
架け渡されるとともに、このカーカス6の半径方向外側
かつトレッド部5内方にはベルト層7が円周方向に巻装
される。
トレッド部5からサイドウォール部4をへてビードコア
2の廻りでタイヤの内から外に折返されるカーカス6が
架け渡されるとともに、このカーカス6の半径方向外側
かつトレッド部5内方にはベルト層7が円周方向に巻装
される。
【0013】前記カーカス6は、例えばナイロン、レー
ヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミドなどの有機繊維
からなるカーカスコードを、タイヤ赤道Cに対して70
〜90度の角度で配列した1枚以上のカーカスプライか
ら形成される。本例では、カーカス6は、内外2枚のカ
ーカスプライ6A、6Bからなり、内のカーカスプライ
6Aの折返し部6A1は、外のカーカスプライ6Bの折
返し部6B1を覆いかつタイヤ最大巾位置Pをタイヤ半
径方向外方にこえて終端している。なお他方の折返し部
6B1はタイヤ最大巾位置P近傍で終端する。
ヨン、ポリエステル、芳香族ポリアミドなどの有機繊維
からなるカーカスコードを、タイヤ赤道Cに対して70
〜90度の角度で配列した1枚以上のカーカスプライか
ら形成される。本例では、カーカス6は、内外2枚のカ
ーカスプライ6A、6Bからなり、内のカーカスプライ
6Aの折返し部6A1は、外のカーカスプライ6Bの折
返し部6B1を覆いかつタイヤ最大巾位置Pをタイヤ半
径方向外方にこえて終端している。なお他方の折返し部
6B1はタイヤ最大巾位置P近傍で終端する。
【0014】又ビード部3には、前記ビードコア2から
タイヤ半径方向外方に向かって先細状にのびるビードエ
ーペックス9が配置され、前記カーカス6のハイターン
アップの折返し構造とともにタイヤ横剛性を高める。
タイヤ半径方向外方に向かって先細状にのびるビードエ
ーペックス9が配置され、前記カーカス6のハイターン
アップの折返し構造とともにタイヤ横剛性を高める。
【0015】前記ベルト層7は、前記カーカス6に隣接
する内のベルトプライ7Aと、その外側に重なる外のベ
ルトプライ7Bとからなる2層構造をなし、内のベルト
プライ7Aのタイヤ軸方向のプライ巾BWは、外のベル
トプライ7Bのプライ巾より略巾広とするとともに、該
プライ巾BWをトレッド巾Wの0.90〜0.98倍程
度としている。なおベルト層7は、そのタイヤ軸方向の
外端部分が前記カーカス6と除々に離間し、この離間部
分に軟質のクッションゴム10を配することによりプラ
イ端でのコードルースを抑制している。
する内のベルトプライ7Aと、その外側に重なる外のベ
ルトプライ7Bとからなる2層構造をなし、内のベルト
プライ7Aのタイヤ軸方向のプライ巾BWは、外のベル
トプライ7Bのプライ巾より略巾広とするとともに、該
プライ巾BWをトレッド巾Wの0.90〜0.98倍程
度としている。なおベルト層7は、そのタイヤ軸方向の
外端部分が前記カーカス6と除々に離間し、この離間部
分に軟質のクッションゴム10を配することによりプラ
イ端でのコードルースを抑制している。
【0016】又内のベルトプライ7Aは、図2に示すよ
うに、ベルトコード11Aをタイヤ赤道Cに対して16
〜24度のコード角度α1で配列してなり、このベルト
コード11として、スチール製のフィラメントfを撚り
合わせたスチールコードが用いられる。
うに、ベルトコード11Aをタイヤ赤道Cに対して16
〜24度のコード角度α1で配列してなり、このベルト
コード11として、スチール製のフィラメントfを撚り
合わせたスチールコードが用いられる。
【0017】又外ベルトプライ7Bも同様に、スチール
製のフィラメントfを撚り合わせてなるベルトコード1
1Bをタイヤ赤道Cに対して16〜26度のコード角度
α2で配列したスチールプライであって、ベルトコード
11Bは、そのコード角度α2をベルトコード11Aの
コード角度α1と略等しくするとともに、該ベルトコー
ド11Aと交差するように向きを違えて配列する。
製のフィラメントfを撚り合わせてなるベルトコード1
1Bをタイヤ赤道Cに対して16〜26度のコード角度
α2で配列したスチールプライであって、ベルトコード
11Bは、そのコード角度α2をベルトコード11Aの
コード角度α1と略等しくするとともに、該ベルトコー
ド11Aと交差するように向きを違えて配列する。
【0018】又内のベルトプライ7Aは、ベルトコード
11Aと直角なプライ断面において、プライの1cmの単
位巾L当たりのフィラメントfの総断面積Si(単位mm
2 )を1.5〜3.0としている。
11Aと直角なプライ断面において、プライの1cmの単
位巾L当たりのフィラメントfの総断面積Si(単位mm
2 )を1.5〜3.0としている。
【0019】又外のベルトプライ7Bは、ベルトコード
11Bと直角なプライ断面において、このプライの1cm
の単位巾L当たりのフィラメントfの総断面積So(単
位mm2 )を1.5〜3.0、しかも前記内のベルトプラ
イ7Aのフィラメントの総断面積Siの0.5〜0.9
倍の範囲としている。
11Bと直角なプライ断面において、このプライの1cm
の単位巾L当たりのフィラメントfの総断面積So(単
位mm2 )を1.5〜3.0、しかも前記内のベルトプラ
イ7Aのフィラメントの総断面積Siの0.5〜0.9
倍の範囲としている。
【0020】このために、本例では、図3に示すよう
に、前記ベルトコード11Aとベルトコード11Bとを
同構成のコードで形成するとともに、これらコードの配
列密度(コードエンド数)を内外のベルトプライ7A、
7Bで違えている。
に、前記ベルトコード11Aとベルトコード11Bとを
同構成のコードで形成するとともに、これらコードの配
列密度(コードエンド数)を内外のベルトプライ7A、
7Bで違えている。
【0021】なお前記総断面積Soを総断面積Siと違
えるために、図4に示すように、各プライのコード配列
密度を同一とする一方、ベルトコード11A、11Bに
用いるフィラメントfの太さ又は撚り本数を違えてコー
ド構成自体を異ならせる手段、並びにこれらコード配列
密度及びコード構造の双方を異ならせる複合の手段が採
用しうる。
えるために、図4に示すように、各プライのコード配列
密度を同一とする一方、ベルトコード11A、11Bに
用いるフィラメントfの太さ又は撚り本数を違えてコー
ド構成自体を異ならせる手段、並びにこれらコード配列
密度及びコード構造の双方を異ならせる複合の手段が採
用しうる。
【0022】前記総面積Soが総断面積Siの0.5倍
より小の時、上、下のベルトプライ7A、7B間で剛性
差が過大となり、プライ間に応力が集中するなどベルト
耐久性を低下する。しかもトレッド面の剛性が過小とな
るため、タイヤの走行抵抗が増加する他コーナリングフ
ォースが減少し操縦安定性を低下する。又0.9倍より
大の時、わだち乗越し性能の向上効果が発揮されない。
より小の時、上、下のベルトプライ7A、7B間で剛性
差が過大となり、プライ間に応力が集中するなどベルト
耐久性を低下する。しかもトレッド面の剛性が過小とな
るため、タイヤの走行抵抗が増加する他コーナリングフ
ォースが減少し操縦安定性を低下する。又0.9倍より
大の時、わだち乗越し性能の向上効果が発揮されない。
【0023】又各総断面積Si、Soが1.5(mm2 /
cm)より小の時、必要なタイヤ強力が得られず、逆に
3.0(mm2 /cm)より大の時、双方のプライ剛性が過
大となり、わだち乗越し性能が低下する。
cm)より小の時、必要なタイヤ強力が得られず、逆に
3.0(mm2 /cm)より大の時、双方のプライ剛性が過
大となり、わだち乗越し性能が低下する。
【0024】(具体例)図1に示す構造をなすタイヤサ
イズが195R14 8PRのタイヤを表1の仕様に基
づき試作するとともに、該試作タイヤのタイヤ強度、わ
だち乗越し性能、操縦安定性能、走行抵抗を夫々比較
し、実施例品1のタイヤを100とした指数で表示して
いる。指数が大なほどすぐれている。
イズが195R14 8PRのタイヤを表1の仕様に基
づき試作するとともに、該試作タイヤのタイヤ強度、わ
だち乗越し性能、操縦安定性能、走行抵抗を夫々比較
し、実施例品1のタイヤを100とした指数で表示して
いる。指数が大なほどすぐれている。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明の空気入りラジアルタイヤは、叙
上のごとく構成しているため、タイヤ強度を減じること
なくわだち乗越し性能を向上している。
上のごとく構成しているため、タイヤ強度を減じること
なくわだち乗越し性能を向上している。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】ベルト層を説明する略斜視図である。
【図3】ベルト層の一例を示す略断面図である。
【図4】ベルト層の他の例を示す略断面図である。
2 ビードコア 3 ビード部 4 サイドウォール部 5 トレッド部 6 カーカス 7 ベルト層 7A 内のベルトプライ 7B 外のベルトプライ 11A、11B ベルトコード f フィラメント
Claims (1)
- 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部をへてビ
ード部のビードコアの廻りで折り返されかつ有機繊維を
用いたカーカスコードを配列したカーカスと、このカー
カスの半径方向外側かつトレッド部内方に配されるとと
もにスチール製のフィラメントを撚り合わせたベルトコ
ードを配列した内外2枚のベルトプライからなるベルト
層とを具えるとともに、ベルト層は、ベルトコードと直
角なベルトプライ断面において、内のベルトプライの1
cm巾当たりのベルトコードのフィラメントの総断面積S
i(単位mm2 )を1.5〜3.0、しかも外のベルトプ
ライの1cmの巾当たりのベルトコードのフィラメントの
総断面積So(単位mm2 )を1.5〜3.0かつ前記総
断面積Siの0.5〜0.9倍とした空気入りラジアル
タイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343808A JP2892927B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 空気入りラジアルタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5343808A JP2892927B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 空気入りラジアルタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07164819A JPH07164819A (ja) | 1995-06-27 |
JP2892927B2 true JP2892927B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=18364398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5343808A Expired - Fee Related JP2892927B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 空気入りラジアルタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2892927B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7267149B2 (en) * | 2003-12-22 | 2007-09-11 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire with improved crown durability |
JP5475346B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2014-04-16 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りラジアルタイヤ |
JP5587739B2 (ja) | 2010-11-08 | 2014-09-10 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
JP6798273B2 (ja) * | 2016-11-21 | 2020-12-09 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5963204A (ja) * | 1982-10-04 | 1984-04-10 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2742310B2 (ja) * | 1989-11-30 | 1998-04-22 | 住友ゴム工業 株式会社 | 乗用車用ラジアルタイヤ |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5343808A patent/JP2892927B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07164819A (ja) | 1995-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5482102A (en) | Pneumatic motorcycle tire for improved cornering and straight running stability | |
JP2842558B2 (ja) | 自動二輪車用ラジアルタイヤ | |
US6058996A (en) | Pneumatic radial tire with full-width band and axially spaced edge bands | |
JP4266053B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
US4854362A (en) | Pneumatic tire | |
US5385193A (en) | Motorcycle radial tire having a spirally wound belt | |
EP1547819A1 (en) | Pneumatic tire for two-wheeled motor vehicle | |
JP3763931B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2000211317A (ja) | 二輪車用空気入りタイヤ | |
JPH054505A (ja) | 空気入りラジアルタイヤのタイヤ対 | |
EP0875402A1 (en) | Pneumatic radial tire | |
US5234043A (en) | Radial tire for motorcycle including bead apex extended between belt and carcass | |
JP2553977B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2892927B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP3683065B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
US5105866A (en) | Radial tire for motor cycles having folded belt layers | |
EP1201463A2 (en) | A pneumatic radial tire | |
JPH07186615A (ja) | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ | |
JPH0596907A (ja) | 空気入りタイヤ | |
EP0549311A1 (en) | Motorcycle radial tyre | |
JPH04254204A (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2733428B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
JP2001018611A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2001199210A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
JP2714340B2 (ja) | 空気入りタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100226 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |