JP2891747B2 - モード再設定通知制御方式 - Google Patents

モード再設定通知制御方式

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JP2891747B2 JP2131858A JP13185890A JP2891747B2 JP 2891747 B2 JP2891747 B2 JP 2891747B2 JP 2131858 A JP2131858 A JP 2131858A JP 13185890 A JP13185890 A JP 13185890A JP 2891747 B2 JP2891747 B2 JP 2891747B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はHDLC(High Level Data Link Control Proce
dure;ハイレベルデータリンク制御手順)のBA(Balance
d Operation Asynchronous Balanced Mode;平衡型非同
期平衡モード)クラスのリンクプロトコル制御における
モード再設定通知制御方式に関するものである。
〔従来の技術〕
HDLCのBAクラスのリンクプロトコル制御においては、
相手モードを設定するためのコマンドとしてSABM(Set
Asynchronous Balanced Mode)フレームが規定されてい
る。
ところで、このSABMフレームはデータリンクの確立時
に相手モードを設定するために使用されるだけでなく、
回線の障害等が発生した場合にも相手モード再設定のた
めに使用され、リンク確立状態中にこのSABMフレームを
受信した通信ユニット側では、障害処理として、リンク
状態リセット処理を行うと共に、利用者に対して相手モ
ード再設定通知(回線障害通知)を行い、これを受けて
利用者は障害検出処理,リンク切断要求,利用者側のリ
セット,リンクオープン要求等の操作を行っていた。
第7図は従来の通信ユニット2の構成を示したもので
あり、第8図はSABMフレームの受信時の処理を示すフロ
ーチャート、第9図は全体のシーケンスの例を示したも
のである。
先ず、回線1に現れたSABMフレームが通信ユニット2
のフレーム受信手段21によって受信され、プロトコル制
御手段22に渡されると、現時点の状態がリンク確立状態
である否かが判断され(ステップ101)、リンク確立状
態である場合(ステップ101のYES)には所定のリンク状
態リセット処理が行われ(ステップ102)、次いで、利
用者インタフェース手段23を介して利用者3へ相手モー
ド再設定通知がされ(ステップ103)、回線1に対して
はUA(Unnumbered Acknowledgement)フレームがレスポ
ンスとして送信される(ステップ104)。一方、リンク
確立状態でない場合にSABMフレームが受信された場合
(ステップ101のNO)には他の状態制御が行われる(ス
テップ105)。
利用者3への相手モード再設定通知がされた場合は、
第9図において、利用者3側で障害検出処理が行われ、
利用者3によるリンク切断要求に応じてリンク切断処理
が行われ、その完了後に利用者3によるリンクオープン
要求に応じてリンク接続処理が行われ、再びリンク確立
状態となる。なお、リンクオープン要求に先立って利用
者3側のリセットも行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来はリンク確立状態中にSABMフレ
ームを受信すると、無条件にリンク状態リセット処理等
を行うと共に、利用者に対して相手モード再設定通知を
行っていたため、無駄な処理が行われる場合がしばしば
あり、利用者に負担をかけ、迅速かつスムースな処理を
妨げるという欠点があった。
すなわち、例えば、リンク確立直後に相手局とのタイ
ミングのズレ等により障害と判断されることがしばしば
あり、このような場合にSABMフレームが送信されること
になるが、このような場合はリンク確立後にI/Sフレー
ム(I(情報)フレーム,S(監視)フレーム)のやりと
りが全く行われておらず、リンク状態は初期状態のまま
なので、リンク状態リセット処理,リンク切断処理,リ
ンク接続処理等は本来不要であり、UAフレームをレスポ
ンスとして返すのみで以後のデータ送受信が可能だから
である。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その
目的とするところは、不要な相手モード再設定通知を利
用者に対して行わないことにより、利用者の負担を軽減
し、迅速かつスムースな処理を妨げることのないモード
再設定通知制御方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するため、 SABMフレームの受信を監視するSABMフレーム受信監視
手段と、 I/Sフレームの受信を監視し、その履歴をモード再設
定状態制御テーブルに設定するI/Sフレーム受信監視手
段と、 リンク確立状態中にSABMフレームを受信した際に、前
記モード再設定状態制御テーブルを参照し、I/Sフレー
ムを既に受信している場合にのみ相手モード再設定通知
を行うよう指示する相手モード再設定通知判断手段と、 リンク状態リセット時に前記モード再設定状態制御テ
ーブルをリセットするモード再設定状態制御リセット手
段とを備えるようにしている。
〔作用〕
本発明のモード再設定通知制御方式にあっては、SABM
フレーム受信監視手段がSABMフレームの受信を監視し、
I/Sフレーム受信監視手段がI/Sフレームの受信を監視し
てその履歴をモード再設定状態制御テーブルに設定し、
リンク確立状態中にSABMフレームを受信した際に、相手
モード再設定通知判断手段がモード再設定状態制御テー
ブルを参照してI/Sフレームを既に受信している場合に
のみ相手モード再設定通知を行うよう指示し、リンク状
態リセット時にモード再設定状態制御リセット手段がモ
ード再設定状態制御テーブルをリセットする。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明のモード再設定通知制御方式を適用し
た通信ユニットの一実施例を示す構成図である。
第1図において、通信ユニット2は、第7図で説明し
た従来の構成に加え、モード再設定状態制御テーブル24
および相手モード再設定通知判断手段25が設けられると
共に、フレーム受信手段21中にSABMフレーム受信監視手
段211およびI/Sフレーム受信監視手段212が設けられ、
プロトコル制御手段22中にモード再設定状態制御リセッ
ト手段221が設けられている。なお、各部の機能は以下
の動作を通して説明することとする。
先ず、回線1にI/Sフレームが相手局より送出され、
これがフレーム受信手段21によって受信されると、その
旨がI/Sフレーム受信監視手段212によって認識され、第
2図に示すように、現時点がリンク確立状態であるか否
かが判断され(ステップS1)、リンク確立状態である場
合(ステップS1のYES)には、モード再設定状態制御テ
ーブル24に対してI/Sフレームの受信履歴が設定される
(ステップS2)。リンク確立状態でない場合(ステップ
S1のNO)には、他の状態制御が行われる(ステップS
3)。
その後、回線1にSABMフレームが相手局より送出さ
れ、これがフレーム受信手段21によって受信されると、
その旨がSABMフレーム受信監視手段211によって認識さ
れ、第3図に示すように、相手モード再設定通知手段25
において、現時点がリンク確立状態である否かが判断さ
れ(ステップS4)、リンク確立状態でない場合(ステッ
プS4のNO)には、他の状態制御が行われる(ステップS1
0)。
リンク確立状態である場合(ステップS4のYES)に
は、モード再設定状態制御テーブル24が参照される(ス
テップS5)。
そして、参照した結果から、リンク確立後にI/Sフレ
ームの受信があった否かが判断され(ステップS6)、受
信があった場合(ステップS6のYES)には、リンク状態
リセット要求が行われる(ステップS7)。
この要求に応じて、第4図に示すように、プロトコル
制御手段22のモード再設定状態制御リセット手段221に
より所定のリンク状態リセット処理が行われ(ステップ
S11)、次いで、モード再設定状態制御テーブル24のリ
セット処理が行われる(ステップS12)。
次いで、第3図において、リンク状態リセット要求
(ステップS7)の後、利用者インタフェース手段23を介
して利用者3へ相手モード再設定通知が行われ(ステッ
プS8)、その後相手局に対してUAフレームがレスポンス
として送信される(ステップS9)。
一方、リンク確立後にI/Sフレームの受信が全くなか
った場合(ステップS6のNO)には、リンク状態リセット
要求(ステップS7)および利用者3への相手モード再設
定通知(ステップS8)は行われず、UAフレームの送信だ
けが行われる(ステップS9)。
第5図はリンク確立後にI/Sフレームの送受信が行わ
れ、その後にSABMフレームが受信された場合のシーケン
スを示しており、この場合は第9図に示した従来例の場
合と同様に相手モード再設定通知が行われ、利用者3に
よる障害検出処理,リンク切断要求,リセット,リンク
オープン要求等が行われる。
一方、第6図はリンク確立後にI/Sフレームの送受信
が行われない状態でSABMフレームが受信された場合のシ
ーケンスを示しており、この場合は利用者3にはモード
再設定通知が行われず、よって、利用者3は障害検出処
理,リンク切断要求,リセット,リンクオープン要求等
を行うことなく処理を続行することがきる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のモード再設定通知制御
方式にあっては、リンク確立状態中にSABMフレームを受
信した場合、リンク確立後に一度もI/Sフレームのやり
とりをしていない場合にはUAフレームをレスポンスとし
て返すのみで利用者に対して相手モード再設定通知を行
わないので、リンク確立直後の相手局とのタイミングの
ズレ等により起因して送信されたSABMフレームによって
はリンク状態リセット処理等が行われることがなくな
り、利用者による障害検出処理,リンク切断要求,リセ
ット,リンク再接続要求等が不要となり、負担が軽減さ
れると共に迅速かつスムースな処理を妨げることがなく
なるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモード再設定通知制御方式を適用した
通信ユニットの一実施例を示す構成図、 第2図は第1図におけるI/Sフレーム受信監視手段の処
理を示すフローチャート、 第3図は第1図におけるSABMフレーム受信監視手段およ
び相手モード再設定通知判断手段の処理を示すフローチ
ャート、 第4図は第1図におけるモード再設定状態制御リセット
手段の処理を示すフローチャート、 第5図および第6図はシーケンスの説明図、 第7図は従来例を示す構成図、 第8図はその処理を示すフローチャートならびに、 第9図はシーケンスの説明図である。 図において、 1……回線 2……通信ユニット 21……フレーム受信手段 211……SABMフレーム受信監視手段 212……I/Sフレーム受信監視手段 22……プロトコル制御手段 221……モード再設定状態制御リセット手段 23……利用者インタフェース手段 24……モード再設定状態制御テーブル 25……相手モード再設定通知判断手段 3……利用者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−137750(JP,A) 特開 昭62−107557(JP,A) 特開 平1−140839(JP,A) 特開 昭62−117439(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 29/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】SABMフレームの受信を監視するSABMフレー
    ム受信監視手段と、 I/Sフレームの受信を監視し、その履歴をモード再設定
    状態制御テーブルに設定するI/Sフレーム受信監視手段
    と、 リンク確立状態中にSABMフレームを受信した際に、前記
    モード再設定状態制御テーブルを参照し、I/Sフレーム
    を既に受信している場合にのみ相手モード再設定通知を
    行うよう指示する相手モード再設定通知判断手段と、 リンク状態リセット時に前記モード再設定状態制御テー
    ブルをリセットするモード再設定状態制御リセット手段
    とを備えたことを特徴とするモード再設定通知制御方
    式。
  2. 【請求項2】リンク確立状態中にSABMフレームを受信し
    た際であって相手モード再設定通知を行わない場合に
    は、UAフレームをレスポンスとして送信するだけで他の
    処理を行わないことを特徴とする請求項1記載のモード
    再設定通知制御方式。
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