JP2890027B2 - スキンケア用組成物 - Google Patents

スキンケア用組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石鹸を主成分とす
る固形状のソープ、液体状のボディスクラブ、及び半液
体状のモイストマスク等のスキンケア用組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
から種々なスキンケア用組成物が提案されており、その
中にはアロエ抽出成分、シソ抽出成分のような天然植物
成分を含有させることにより、肌に対する保湿作用又は
抗炎症作用を発揮することを意図したものもある。しか
しながら、天然材料の中でも、サンゴをスキンケア用組
成物の成分として用いることは従来考えられていなかっ
た。
【0003】本発明者は、サンゴ粉末が人間の肌に対し
て有利な作用を営むことを発見し、本発明に至ったもの
である。
【0004】そこで、本発明は、サンゴ粉末を含むスキ
ンケア用組成物を提供して、アトピー症等の治療の補助
を行うことをその技術的課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、0.5〜30重量%のサンゴ粉末と、
0.1〜50重量%の界面活性剤と、15〜90重量%
の水と、0.1〜30重量%のアルギン酸ナトリウム
と、1〜20重量%のグリコール類と、を少なくとも含
むスキンケア用組成物を提供する。
【0006】本発明において、サンゴ粉末がなぜ人間の
肌に対して良い効果(例えば、アトピー抑制効果)を発
揮するかの理由については明確に解明できてはいない
が、一応次のような可能性が考えられる。
【0007】すなわち、サンゴ粉末の主成分は、炭酸カ
ルシウムであり、付随的に鉄分やマグネシウムを含んで
いる。従って、本発明に係るスキンケア用組成物の使用
に際しては、弱酸性の傾向にある肌を中性にコンディシ
ョニングして保護することによって、アトピー抑制効果
等の好ましい作用を発揮するのである。また、不足にな
りがちなミネラル分を補給できることも、敏感の肌の保
護に部分的に寄与すると考えられる。
【0008】また、サンゴ粉末は多孔質であり、肌に付
着した汚れ成分を吸着するとともに、微粉化されたサン
ゴ粉末が汚れ除去に必要なスクラブ作用(肌を傷めない
範囲の)を発揮して、洗浄効果を高めるという付随的効
果もある。
【0009】
【発明の実施の形態】上述したように、本発明は、0.
5〜30重量%のサンゴ粉末と、0.1〜50重量%の
界面活性剤と、15〜90重量%の水と、0.1〜30
重量%のアルギン酸ナトリウムと、1〜20重量%のグ
リコール類と、を少なくとも含むスキンケア用組成物を
提供するものである。
【0010】本発明において用いられるサンゴ粉末は、
市場にて一般に入手可能なものであり、例えば「HC
C」の商品名にて株式会社ハラダサービスから購入でき
る。なお、生きたサンゴは保護の対象となっているが、
ここでいうサンゴ粉末は、サンゴの死骸を微粉化処理し
たものであり、環境保護上も問題となるものではない。
むしろ、サンゴの死骸を放置することは、生きたサンゴ
の繁殖・生育を妨げることが分かっており、その意味で
は、サンゴの死骸の有効利用は、環境保護上も推奨され
るべきことである。
【0011】本発明において用いられる界面活性剤とし
ては、石鹸(アニオン界面活性剤に属する)、石鹸以外
のアニオン界面活性剤、両性界面活性剤及び非イオン性
界面活性剤がある。
【0012】石鹸の具体例としては、ミスチン酸ナトリ
ウム、パルミチン酸ナトリウム、スアリン酸ナトリウ
ム、オレイン酸ナトリウム、リノール酸ナトリウムなど
があり、これらを混合して用いてもよい。但し、肌への
刺激を少なくするため、ラウリン酸ナトリウムは用いな
い方が好ましい。
【0013】石鹸以外のアニオン界面活性剤の具体例と
しては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルナフ
タレンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレ
フィンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α
−スルフォン化脂肪酸塩、ナトリウムN−メチル−N−
オレオイルタウリン、石油スルフォン酸塩、アルキル硫
酸塩、硫酸化油脂(ヒマシ油、オリーブ油など)、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニツエーテル硫酸塩、ポリオキシエ
チレンスチレン化フェニルエーテル硫酸塩、アルキル燐
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩、ナ
フタリンスルフォン酸塩ホルマリン縮合物などを挙げる
ことができる。
【0014】非イオン界面活性剤の具体例としては、ア
ルキルグルコシド、ポリオキシエチレンエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンポリスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシポロピレングリコール、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、多価ア
ルコール脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレン多価
アルコール脂肪酸部分エステル、ポリオキチエチレン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン化ヒマシ油、脂肪酸ジエタノールアミド、
ポリオキシエチレンアルキルアミン、トリエタノールア
ミン脂肪酸部分エステル、トリアルキルアミンオキサイ
ドなどがある。
【0015】両性界面活性剤の具体例としては、ヤシ脂
肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピ
ルベタイン、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カ
ルボキシメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアル
キルアミノアルキレンアンモニウムベタイン、N,N,
N−トリアルキル−N−スルホアルキレンアンモニウム
ベタイン、N,N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオ
キシエチレン硫酸)アンモニウムベタイン、2−アルキ
ル−1−ヒドロキシエチル−1−カルボキシメチルイミ
ダゾリニウムベタインなどがある。
【0016】本発明でスキンケア用組成物で使用する水
としては、精製水(イオン交換水又は蒸留水)或いは常
水のいずれでもよい。
【0017】本発明でスキンケア用組成物で使用するア
ルギン酸ナトリウムは、海草の抽出液又は粉末として添
加することができ、主として保湿作用を発揮する。
【0018】本発明でスキンケア用組成物で使用するグ
リコール類の具体例としては、グリセリン、ジグリセリ
ン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ソル
ビット、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレング
リコール、ポリエチレングリコール(分子量200〜
2,000)、ポリプロピレングリコール(分子量20
0〜2,000)、イソブチレングリコール(3−メチ
ル−1,3−ブタンジオール)などがある。
【0019】本発明の第1の実施形態は、スキンケア用
組成物たる固形状ソープであり、当該ソープは、5〜3
0重量%(好ましくは10〜15重量%)のサンゴ粉末
と、10〜40重量%(好ましくは18〜23重量%)
の石鹸と、0.5〜5重量%(好ましくは0.8〜2重
量%)の石鹸分以外の界面活性剤と、15〜40重量%
(好ましくは18〜22重量%)の水と、5〜30重量
%(好ましくは10〜15重量%)のアルギン酸ナトリ
ウムと、1〜15重量%(好ましくは2〜5重量%)の
グリコール類と、12〜20重量%(好ましくは5〜8
重量%)の糖類と、2〜10重量%(好ましくは5〜8
重量%)の塩と、0.01〜0.5重量%(好ましくは
0.05〜0.2重量%)のキレート化剤と、5〜30
重量%(好ましくは10〜15重量%)の揮発性アルコ
ール類と、を含んでいる。
【0020】本発明の第1の実施形態について述べた成
分のうち、サンゴ粉末、石鹸、界面活性剤(石鹸以
外)、水、アルギン酸ナトリウム、グリコール類につい
ては既に述べたものと同様である。
【0021】本発明の第1の実施形態における糖類とし
ては、ブドー糖、果糖又はショ糖を単独或いは組み合わ
せて使用できる。
【0022】本発明の第1の実施形態における塩として
は、一般に市販されている塩(塩化ナトリウム)を使用
できるが、例えば「ひふみ」の商品名で株式会社協和化
工から入手可能な塩を用いると特に有利であることが分
かっている。
【0023】本発明の第1の実施形態に用いられるキレ
ート化剤としては、エチレンジアミ四酢酸ナトリウム、
トリポリリン酸ナトリウム、クエン酸、酒石酸、ヒドロ
キシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン
酸ナトリウムなどがある。
【0024】本発明の第1の実施形態における揮発性ア
ルコール類としては、エチルアルコール、プロピルアル
コール又はイソプロピルアルコールを単独或いは組み合
わせて用いることができる。
【0025】本発明の第1の実施形態において、例えば
シソ抽出エキス、アロエエキス、カラモミエキス、イチ
ョウエキスなどのような添加物質をさらに含めてもよ
い。
【0026】本発明の第1の実施形態によれば、既に述
べた作用効果(アトピー抑制や保湿作用)に加え、次の
ような付加的効果も得られる。すなわち、先ず第一に、
石鹸分の溶出速度が遅くなり、固形状ソープの減りが従
来のものより顕著に低下するため、使用可能期間がそれ
だけ長くなる。第二に、液相混合物を自然乾燥して固形
状ソープとする製造工程において、固形化するまでに要
する自然乾燥の期間(約10日間)が従来のもの(約4
0〜50日間)と比べて顕著に減少するため、製造効率
が格段に高まる。
【0027】本発明の第2の実施形態は、スキンケア用
組成物たるボディスクラブ用ローションであり、当該ロ
ーションは、0.5〜6重量%(好ましくは1.5〜3
重量%)のサンゴ粉末と、0.5〜20重量%(好まし
くは1〜4重量%)の非イオン性界面活性剤と、0.5
〜30重量%(好ましくは1.5〜5重量%)の両性界
面活性剤と、40〜90重量%(好ましくは70〜80
重量%)の水と、0.2〜4重量%(好ましくは1〜2
重量%)のアルギン酸ナトリウムと、5〜20重量%
(好ましくは10〜13重量%)のグリコール類と、
0.1〜2重量%(好ましくは0.3〜1重量%)の塩
と、0.01〜1.5重量%(好ましくは0.3〜1重
量%)のキレート化剤と、0.1〜2重量%(好ましく
は0.5〜1重量%)のピロリドンカルボン酸ナトリウ
ムと、0.05〜1(好ましくは重量%0.1〜0.4
重量%)のクエン酸と、1〜10重量%(1.5〜3重
量%)のスクラブ剤と、残部としてその他の無害の添加
物質と、を含んでいるものである。
【0028】本発明の第2の実施形態について述べた成
分のうち、サンゴ粉末、石鹸、界面活性剤(石鹸以
外)、水、アルギン酸ナトリウム、グリコール類、塩、
キレート化剤については既に述べたものと同様である。
但し、クエン酸はキレート化剤でもあるため、第2の実
施形態ではキレート化剤としてはクエン酸以外のものを
用いる。
【0029】本発明の第2の実施形態に用いられるスク
ラブ剤としては、アプリコットの果実種子殻粉末、クル
ミの果実種子殻粉末、ピーチの果実種子殻粉末、小麦の
種子外皮粉末、コーンの穂茎粉末などがある。
【0030】本発明の第2の実施形態に用いられるその
他の無害の添加物質としては、前述したシソ抽出エキ
ス、アロエエキス、カラモミエキス、イチョウエキスな
どの他に、香料、防腐剤(例えば、パラ安息香酸メチ
ル、パラ安息香酸エチル)、動植物由来物質(例えば、
プラセンター、水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸ナトリ
ウム)、顔料や色素(例えば、酸化チタン、酸化アルミ
ニウム、黒酸化鉄、タール系色素)などがある。
【0031】本発明の第3の実施形態は、スキンケア用
組成物たるモイストマスクであり、このモイストマスク
は、1〜10重量%(好ましくは4〜6重量%)のサン
ゴ粉末と、0.1〜3重量%(好ましくは0.8〜1.
5重量%)の非イオン性界面活性剤と、49〜80重量
%(好ましくは56〜63重量%)の水と、0.1〜5
重量%(好ましくは0.5〜1.5重量%)のアルギン
酸ナトリウムと、1〜5重量%(好ましくは2〜4重量
%)のグリコール類と、0.1〜2重量%(好ましくは
0.6〜1重量%)のポリアクリル酸アミドと、1〜1
0重量%(好ましくは2〜4重量%)の油性成分と、
0.1〜1重量%(好ましくは0.3〜0.5重量%)
の炭粉末と、20〜30重量%(好ましくは24〜28
重量%)の増量剤粉末と、残部としてその他の無害の添
加物質と、を含む、請求項1に記載のスキンケア用組成
物たるモイストマスク。
【0032】本発明の第3の実施形態について述べた成
分のうち、サンゴ粉末、石鹸、界面活性剤(石鹸以
外)、水、アルギン酸ナトリウム、グリコール類につい
ては既に述べたものと同様である。また、その他の添加
物質については、上記第2の実施形態について述べたも
のの他にベントナイトがある。
【0033】本発明の第3の実施形態に用いられる油性
成分としては、ヒマシ油、オリーブ油、マカデミアナッ
ツ油、ホホバ油、ツバキ油、アーモンド油などの植物油
類、ミンク油、タートル油、白鳥油、スクワランなどの
動物油類、流動パラフィン、セレシン、パラフィン、ワ
セリン、マイクロクリスタリンワックスなどの炭化水素
類、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステア
リン酸、オレイン酸、イソステアリン酸などの脂肪酸
類、ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアル
コール、オレイルアルコール、オクチルドデカノールな
どの高級アルコール類、並びに乳酸ラウリル、乳酸ミリ
スチル、カプリル酸セチルなどのエステル類などがあ
る。
【0034】また、本発明の第3の実施形態における増
量剤粉末としては、ケイ酸マグネシウム粉末やアズキ粉
末などを用いることができる。
【0035】以下、本発明の実施例を説明する。
【0036】
【実施例1】下記の表1に示す組成を有する固形状ソー
プを製造した。
【0037】
【表1】
【0038】実施例1において、サンゴ粉末としては、
前記「HCC」を用い、石鹸としては、ミリスチン酸ナ
トリウム、パルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸ナト
リウム、オレイン酸ナトリウム及びリノール酸ナトリウ
ムの混合物を用いた。また、石鹸以外の界面活性剤とし
ては、ヤシ脂肪酸アミドプロピルベタイン(商品名「ア
ンフォラックLB−2」)とアルキルグルコシド(商品
名「プランタレン2000」)とを1:1の割合で混合
したものを用い、グリコール類としては、グリセリンと
ソルビットとを2:1の割合で混合したものを用いた。
さらに、糖類としては、ショ糖を用い、塩としては、前
記「ひふみ」を用いた。さらにまた、キレート化剤とし
ては、ヒドロキシエタンジホスホン酸を用いた。揮発性
アルコールとしては、エチルアルコールを用いた。
【0039】実施例1で得られた固形状ソープを、14
名のアトピー患者にモニター使用させたところ、14名
中の9名が痒みの緩和効果を認め、4名が皮膚の外観上
の改善を認めた。
【0040】
【実施例2】下記の表2に示す組成を有するボディスク
ラブ用ローションを製造した。
【0041】
【表2】
【0042】実施例2において、サンゴ粉末としては、
前記「HCC」を用い、非イオン性界面活性剤として
は、アルキルグルコシド(商品名「プランタレン200
0」)を用い、両性界面活性剤としては、ラウリン酸ア
ミドプロピルベタインを用いた。また、グリコール類の
内訳は、グリセリンが6.3重量%でジプロピレングリ
コールが6.0重量%であった。さらに、塩としては、
前記「ひふみ」を用い、キレート化剤としては、ヒドロ
キシエタンジホスホン酸ナトリウムを用い、スクラブ剤
としては、アプリコットの果実種子殻粉末を用いた。さ
らにまた、その他の添加物質の内訳は、0.05重量%
の香料と、0.1重量%のシソエキスと、0.001重
量%の感光素401と、0.1重量%のアロエエキス
と、0.1重量%のカラモミエキスと、0.2重量%の
パラオキシ安息香酸メチルと、であった。
【0043】
【実施例3】下記の表3に示す組成を有するモイストマ
スクを製造した。
【0044】
【表3】
【0045】実施例3において、サンゴ粉末としては、
前記「HCC」を用い、非イオン性界面活性剤として
は、ポリオキシエチレンラウリルエーテルを用いた。ま
た、グリコール類としては、グリセリンを単独で用い、
油性成分としては、マカデミアナッツ油とスクワランと
を1:1の割合で混合したものを用いた。さらに、炭粉
末としては、商品名「備長炭」を用い、増量剤粉末とし
ては、ケイ酸マグネシウム粉末(タルク)を用いた。さ
らにまた、その他の添加物質の内訳は、0.5重量%の
ベントナイトと、0.02重量%の香料と、0.1重量
%のシソエキスと、0.001重量%の感光素401
と、0.1重量%のアロエエキスと、0.1重量%のカ
ラモミエキスと、0.2重量%のパラオキシ安息香酸メ
チルと、であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/50 A61K 7/50 C11D 3/10 C11D 3/10 3/20 3/20 (56)参考文献 特開 平5−933(JP,A) 特開 平9−136827(JP,A) 特開 平7−330576(JP,A) 特開 平7−291822(JP,A) 特開 平6−321769(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.5〜30重量%のサンゴ粉末と、
    0.1〜50重量%の界面活性剤と、15〜90重量%
    の水と、0.1〜30重量%のアルギン酸ナトリウム
    と、1〜20重量%のグリコール類と、を少なくとも含
    むスキンケア用組成物。
  2. 【請求項2】 5〜30重量%のサンゴ粉末と、10〜
    40重量%の石鹸と、0.5〜5重量%の石鹸分以外の
    界面活性剤と、15〜40重量%の水と、5〜30重量
    %のアルギン酸ナトリウムと、1〜15重量%のグリコ
    ール類と、12〜20重量%の糖類と、2〜10重量%
    の塩と、0.01〜0.5重量%のキレート化剤と、5
    〜30重量%の揮発性アルコール類と、を含む、請求項
    1に記載のスキンケア用組成物たる固形状ソープ。
  3. 【請求項3】 10〜15重量%のサンゴ粉末と、18
    〜23重量%の石鹸と、0.8〜2重量%の石鹸分以外
    の界面活性剤と、18〜22重量%の水と、10〜15
    重量%のアルギン酸ナトリウムと、2〜5重量%のグリ
    コール類と、5〜8重量%の糖類と、5〜8重量%の塩
    と、0.05〜0.2重量%のキレート化剤と、10〜
    15重量%の揮発性アルコール類と、を含む、請求項2
    に記載のスキンケア用組成物たる固形状ソープ。
  4. 【請求項4】 0.5〜6重量%のサンゴ粉末と、0.
    5〜20重量%の非イオン性界面活性剤と、0.5〜3
    0重量%の両性界面活性剤と、40〜90重量%の水
    と、0.2〜4重量%のアルギン酸ナトリウムと、5〜
    20重量%のグリコール類と、0.1〜2重量%の塩
    と、0.01〜1.5重量%のキレート化剤と、0.1
    〜2重量%のピロリドンカルボン酸ナトリウムと、0.
    05〜1重量%のクエン酸と、1〜10重量%のスクラ
    ブ剤と、残部としてその他の無害の添加物質と、を含
    む、請求項1に記載のスキンケア用組成物たるボディス
    クラブ用ローション。
  5. 【請求項5】 1.5〜3重量%のサンゴ粉末と、1〜
    4重量%の非イオン性界面活性剤と、1.5〜5重量%
    のアニオン性界面活性剤と、70〜80重量%の水と、
    1〜2重量%のアルギン酸ナトリウムと、10〜13重
    量%のグリコール類と、0.3〜1重量%の塩と、0.
    3〜1重量%のキレート化剤と、0.5〜1重量%のピ
    ロリドンカルボン酸ナトリウムと、0.1〜0.4重量
    %のクエン酸と、1.5〜3重量%のスクラブ剤と、残
    部としてその他の無害の添加物質と、を含む、請求項4
    に記載のスキンケア用組成物たるボディスクラブ用ロー
    ション。
  6. 【請求項6】 1〜10重量%のサンゴ粉末と、0.1
    〜3重量%の非イオン性界面活性剤と、49〜80重量
    %の水と、0.1〜5重量%のアルギン酸ナトリウム
    と、1〜5重量%のグリコール類と、0.1〜2重量%
    のポリアクリル酸アミドと、1〜10重量%の油性成分
    と、0.1〜1重量%の炭粉末と、20〜30重量%の
    増量剤粉末と、残部としてその他の無害の添加物質と、
    を含む、請求項1に記載のスキンケア用組成物たるモイ
    ストマスク。
  7. 【請求項7】 4〜6重量%のサンゴ粉末と、0.8〜
    1.5重量%の非イオン性界面活性剤と、56〜63重
    量%の水と、0.5〜1.5重量%のアルギン酸ナトリ
    ウムと、2〜4重量%のグリコール類と、0.6〜1重
    量%のポリアクリル酸アミドと、2〜4重量%の油性成
    分と、0.3〜0.5重量%の炭粉末と、24〜28重
    量%の増量剤粉末と、残部としてその他の無害の添加物
    質と、を含む、請求項1に記載のスキンケア用組成物た
    るモイストマスク。
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