JP2004189612A - スクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

スクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2004189612A
JP2004189612A JP2002355675A JP2002355675A JP2004189612A JP 2004189612 A JP2004189612 A JP 2004189612A JP 2002355675 A JP2002355675 A JP 2002355675A JP 2002355675 A JP2002355675 A JP 2002355675A JP 2004189612 A JP2004189612 A JP 2004189612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
skin
scrubbing agent
agent
scrubbing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002355675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3859150B2 (ja
Inventor
Noriko Fujii
範子 藤井
Ikunao Fujita
郁尚 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mandom Corp
Original Assignee
Mandom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mandom Corp filed Critical Mandom Corp
Priority to JP2002355675A priority Critical patent/JP3859150B2/ja
Publication of JP2004189612A publication Critical patent/JP2004189612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3859150B2 publication Critical patent/JP3859150B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】使用時に不快な皮膚刺激感や異物感などを与えることが無く使用感に優れるとともに、スクラブ効果にも優れるスクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物に関する。
【解決手段】カルナウバロウからなることを特徴とするスクラブ剤とする。該スクラブ剤の好ましい平均粒子径は50〜1000μmとされる。
また該スクラブ剤を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物とする。該スクラブ剤の好ましい含有量は0.1〜20重量%とされる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物に関する。より詳しくは、使用時に不快な皮膚刺激感や異物感などを与えることが無く使用感に優れるとともに、スクラブ効果にも優れるスクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚上の汚れを除去する効果や適度に皮膚を刺激するマッサージ効果を高める目的で、スクラブ剤が配合された皮膚洗浄剤組成物が提供されている。スクラブ剤としては、ポリエチレンビーズ、クルミ殻粒、結晶性セルロース等の硬スクラブ剤が汎用されている。
硬スクラブ剤は、皮膚上の汚れを除去する効果や皮膚のマッサージ効果に優れるものの、使用時に不快な皮膚刺激を感じたり、異物感を感じたりする場合があった。
硬スクラブ剤配合の皮膚洗浄剤組成物を洗顔料として用いた場合、洗顔時にスクラブ剤が目に入ると眼球を傷つける危険性があるなどの問題があった。
【0003】
一方、硬スクラブ剤に比べて柔らかい材質のスクラブ剤である軟スクラブ剤も用いられている。
軟スクラブ剤としては、寒天、ポリアクリル酸塩、アルギン酸塩等が用いられている。
軟スクラブ剤の一形態として、パラフィンワックス、キャンデリラワックス及びカルナウバロウの複数の油性基剤を混合し、酵素を内包させたワックスカプセルを使用する技術も提案されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
このワックスカプセルは、カルナウバロウ自体を軟スクラブ剤として用いるものではなく、複数の油性基剤を用いて酵素を内包したワックスカプセルである。加えてこのワックスカプセルは、複数の油性基剤を混合して酵素を内包させるために、調製に時間とコストがかかるといった問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−73344号公報
【特許文献2】
特開平9−249529号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は使用時に不快な皮膚刺激感や異物感などを与えることが無く使用感に優れるとともに、スクラブ効果にも優れるスクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、カルナウバロウからなることを特徴とするスクラブ剤に関する。
請求項2に係る発明は、カルナウバロウの平均粒子径が50〜1000μmであることを特徴とする請求項1に記載のスクラブ剤に関する。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載のスクラブ剤を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物に関する。
請求項4に係る発明は、スクラブ剤の含有量が0.1〜20重量%であることを特徴とする請求項3に記載の皮膚洗浄剤組成物に関する。
請求項5に係る発明は、グリセリン脂肪酸エステルを含有することを特徴とする請求項3又は4に記載の皮膚洗浄剤組成物に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に係るスクラブ剤はカルナウバロウからなる。カルナウバロウは、カルナウバヤシ(Copernicia cerifera Mart.(Palmae))の葉又は葉柄から産する植物ロウである。カルナウバロウの融点は80〜86℃であり、植物ロウとしては最高温度である。カルナウバロウは天然に産するロウの中で最も固いロウである。
同じ植物油脂であるキャンデリラロウ等と比べて融点が高く、耐温性にもすぐれ、また硬度が高いために製造時の攪拌による崩壊も少ない。
【0008】
カルナウバロウをスクラブ剤とするには、カルナウバロウを公知の造粒方法によって造粒又はカルナウバロウを公知の方法によって微粉砕、或いはふるいなどにより分級すればよい。
用いられるカルナウバロウの形態は特に限定されず、例えば、粒状又は球状等を例示することができる。
カルナウバロウの粒子径は特に限定されないが、平均粒子径が50〜1000μmのものを用いることが好ましい。この理由は、平均粒子径が50μm未満の場合、スクラブ感が低く、スクラブ剤入り皮膚洗浄剤としての基本機能に欠けるために、また1000μmを超えると皮膚と接触したときの違和感が高くなり、使用感が悪化するために、いずれの場合も好ましくない。
さらに、より違和感が少なく高いスクラブ効果が得られることから、カルナウバロウの平均粒子径は150〜400μmであることがより好ましい。
【0009】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物は、上述したカルナウバロウからなるスクラブ剤を含有する。
スクラブ剤の含有量はスクラブ感が得られれば特に限定されないが、組成物中、0.1〜20重量%とすることが好ましく、0.5〜10重量%とすることがより好ましい。この理由は、含有量が0.1重量%未満の場合、スクラブ感が低く、スクラブ入り洗浄剤としての基本機能に欠けるために、また20重量%を超えて含有すると組成物自体が硬くなり、製剤の状態に悪影響を与えるために、いずれの場合も好ましくない。
【0010】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物には、所望により、グリセリン脂肪酸エステルを含有することができる。グリセリン脂肪酸エステルは、化粧料原料として使用できるものであれば特に限定されず、例えばモノステアリン酸グリセリン、ミリスチン酸グリセリン、ジオレイン酸グリセリン、モノオリーブ油脂肪酸グリセリン、イソステアリン酸グリセリン、イソオクタン酸グリセリン等を例示することができ、これらのうち、モノステアリン酸グリセリルを用いることが好ましい。
【0011】
グリセリン脂肪酸エステルは、一種を単独で配合してもよく、二種以上を混合して配合しても構わない。
グリセリン脂肪酸エステルの含有量は特に限定されないが、組成物中、0.01〜10重量%、より好ましくは0.5〜5重量%とされる。グリセリン脂肪酸エステルの含有量が0.01重量%未満の場合、カルナウバロウの分散効果が得られないために、10重量%を超えて含有すると、製剤の安定性に悪影響を及ぼすために、いずれの場合も好ましくない。
【0012】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物は、本発明の効果が損なわれない範囲内において、以下に述べるような各成分を適宜任意に配合することができる。
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物では界面活性剤を配合することができる。用いられる界面活性剤は、化粧料原料として使用されるものであれば特に限定されない。例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤を例示することができる。
アニオン界面活性剤としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、オキシステアリン酸、リノール酸、ラノリン脂肪酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、イソトリデカン酸、イソノナン酸、2−エチルヘキサン酸等の炭素数12〜22の高級脂肪酸;前記高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩;セチル硫酸塩、ラウリル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩等の高級アルコール硫酸エステル塩;N−アシルグルタミン酸塩;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩を例示することができる。
【0013】
カチオン界面活性剤としては、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤等を例示することができる。
両性界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、塩化アルキルジアミノエチルグリシン、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等を例示することができる。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、セスキオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸エチレングリコール、ショ糖脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等を例示することができる。
【0014】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物には酸化防止剤及び/又はキレート剤を配合することができる。
酸化防止剤は、化粧料原料として使用することができるものであれば特に限定されず、例えば、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、没食子酸プロピル、没食子酸オクチル、α−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、δ−トコフェロール、天然ビタミンE、エリソルビン酸、オルトトリルビグアナイド、チオジプロピオン酸ジラウリル、パラヒドロキシアニソール、フィチン酸等を例示することができる。特に本発明では、ジブチルヒドロキシトルエンを使用することが好ましい。
【0015】
キレート剤は、化粧料原料として使用することができるものであれば特に限定されず、例えば、エテド酸、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、シクロヘキサンジアミン五酢酸、グリシン、セリン、アラニン、リジン、シスチン、チロシン、メチオニン、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸、エリソルビン酸、コハク酸、フマル酸、ピルビン酸、サリチル酸、ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、ピロリン酸塩、トリポリリン酸、ポリリン酸及びオルトリン酸並びにこれらの塩等を例示することができ、エテド酸又はエテド酸塩を使用することが好ましい。
【0016】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物には増粘剤を配合することができる。増粘剤を配合することにより、皮膚洗浄剤組成物に適度な粘度を付与することができる。
増粘剤としては、化粧料原料として配合できるものであれば特に限定されることなく使用することができ、例えば、アラビアガム、トラガントガム、グアガム、ローカストビーンガム、カラヤガム、アイリスモス、クインスシード、ゼラチン、セラック、ロジン、カゼイン等の天然高分子化合物;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、エステルガム、ニトロセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セルロース等の半合成高分子化合物;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルメチルセルロース、ポリアミド樹脂、シリコーン油等の合成高分子化合物を例示することができる。
【0017】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物には、皮膚に水分を与え皮膚乾燥を防止するとともに、皮膚に対する使用性を向上する目的で保湿剤を配合することができる。配合される保湿剤は化粧料原料として用いられるものであれば特に限定されず、例えば、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、マルチトール、ヒアルロン酸ナトリウム等を例示することができる。
【0018】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内において、上記した成分の他に、胎盤抽出物、エラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、カモミラエキス、カンゾウエキス等の動植物抽出エキス;パラベン、フェノキシエタノール、1,2−ペンタンジオール等の防腐・殺菌剤;ビタミンC、ビタミンE等のビタミン類;ラウリン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸、或いはパール剤、着色剤、精製水等を例示することができる。
【0019】
本発明に係る皮膚洗浄剤組成物はペースト状、クリーム状、ゲル状、液状等の様々な剤型に調製することができ、例えばボディーシャンプー、ハンドソープ、洗顔フォーム、洗顔クリーム、化粧石鹸、クレンジングクリーム、マッサージクリーム、クレンジングローション等に調製することができる。
【0020】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。尚、配合量は重量%である。
【0021】
(スクラブ剤の調製)
カルナウバロウを635〜26メッシュのふるいを用いて種々の粒子径に分級した。分級したカルナウバロウの平均粒子径を粒度分布計(レーザ回折・散乱式粒度分布測定装置LA−920、堀場製作所製)を用いて測定し、平均粒子径10μm、200μm、400μm、800μm、1.2mmの各カルナウバロウを調製した。
【0022】
(各試料の調製)
上記調製したスクラブ剤を使用して、表1〜4に示す組成に従い、実施例1〜19及び比較例1〜10の各試料を定法により調製した。
尚、ポリエチレン末としては、平均粒子径が200μmの東色ピグメント社製の商品名ポリエチレンビーズを使用した。アンズ核粒としては、平均粒子径が200μmの一丸ファルコス社製の商品名APグリッドを使用した。クルミ殻としては、平均粒子径が200μmの一丸ファルコス社製の商品名WNグリッドを使用した。
【0023】
(試料の評価)
実施例1〜8及び比較例1〜5の各試料を、洗顔料としての態様で各10名の専門パネラーに使用させ、使用感(皮膚刺激感、異物感)及びスクラブ感(スクラブ効果)について、下記評価基準に従い評価した。結果を表1及び表2に記す。
実施例9〜19及び比較例6〜10の各試料を、ボディーシャンプーとしての態様で各10名の専門パネラーに使用させ、使用感(皮膚刺激感・異物感)及びスクラブ感(スクラブ効果)について、下記評価基準に従い評価した。結果を表3及び表4に記す。
【0024】
<評価基準;皮膚刺激感・異物感>
○:ほとんどない
△:すこし感じる
×:感じる(痛い)
【0025】
<評価基準;スクラブ効果>
◎:十分ある
○:ある
△:あまりない
×:ない
【0026】
【表1】
Figure 2004189612
【0027】
【表2】
Figure 2004189612
【0028】
【表3】
Figure 2004189612
【0029】
【表4】
Figure 2004189612
【0030】
表1〜表4に示される結果の通り、本発明に係る皮膚洗浄剤組成物は、不快な皮膚刺激感や異物感を感じさせることなく使用感に優れるとともに、適度なスクラブ効果を得ることができる。
一方、キャンデリラロウをスクラブ剤として使用した比較例の試料については、皮膚刺激感や異物感を感じさせないが、スクラブ効果を得ることができず、キャンデリラロウはスクラブ剤として適していなかった。
また従来から硬スクラブ剤として用いられているポリエチレン末、アンズ核粒、クルミ殻を配合した比較例の試料については、優れたスクラブ効果が得られるものの、不快な皮膚刺激感や異物感を与える結果となった。
【0031】
以下、本発明に係る皮膚洗浄剤組成物の処方例を示す。尚、配合量は、重量%である。
(処方例1:洗顔料)
ラウリン酸 5.0
ミリスチン酸 7.2
パルミチン酸 4.5
ステアリン酸 10.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 10.0
プロピレングリコール 8.0
グリセリン 23.0
ポリエチレングリコール1500 5.0
リン酸二水素ナトリウム 0.8
ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
エデト酸二ナトリウム 0.1
カルナウバロウ(平均粒子径200μm) 2.0
水酸化カリウム 7.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.3
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.5
精製水 残 量
合計 100.0
【0032】
(処方例2:洗顔料)
ラウリン酸 7.28
ミリスチン酸 8.36
パルミチン酸 4.95
ステアリン酸 10.56
グリセリン 9.71
プロピレングリコール 3.0
ポリエチレングリコール1500 11.65
モノステアリン酸グリセリン 0.78
メチルタウリンナトリウム 1.46
ジステアリン酸PEG 1.55
リン酸二水素ナトリウム 0.8
水酸化カリウム 7.0
ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
エデト酸二ナトリウム 0.1
カルナウバロウ(平均粒子径200μm) 3.0
パラオキシ安息香酸メチル 0.3
パラオキシ安息香酸プロピル 0.1
精製水 残 量
合計 100.0
【0033】
(処方例3:ボディーシャンプー)
ラウリン酸 5.0
ミリスチン酸 9.0
パルミチン酸 2.0
プロピレングリコール 8.0
水酸化カリウム 3.65
亜硫酸ソーダ 0.03
カルナウバロウ(平均粒子径200μm) 4.0
ジブチルヒドロキシトルエン 0.5
エデト酸四ナトリウム 0.1
ジステアリン酸エチレングリコール 5.0
精製水 残 量
合計 100.0
【0034】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明に係るスクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物は、不快な皮膚刺激感や異物感を与えることがなく使用感に優れるとともに、スクラブ効果に優れている。従って、皮膚を傷めることなく皮膚上の汚れを効果的に取り除くことができる。また肌にやさしいので、洗顔料として或いは敏感肌用の皮膚洗浄剤や乳幼児用の皮膚洗浄剤としても好適に使用することができる。

Claims (5)

  1. カルナウバロウからなることを特徴とするスクラブ剤。
  2. カルナウバロウの平均粒子径が50〜1000μmであることを特徴とする請求項1に記載のスクラブ剤。
  3. 請求項1又は2に記載のスクラブ剤を含有することを特徴とする皮膚洗浄剤組成物。
  4. スクラブ剤の含有量が0.1〜20重量%であることを特徴とする請求項3に記載の皮膚洗浄剤組成物。
  5. グリセリン脂肪酸エステルを含有することを特徴とする請求項3又は4に記載の皮膚洗浄剤組成物。
JP2002355675A 2002-12-06 2002-12-06 スクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP3859150B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002355675A JP3859150B2 (ja) 2002-12-06 2002-12-06 スクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002355675A JP3859150B2 (ja) 2002-12-06 2002-12-06 スクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004189612A true JP2004189612A (ja) 2004-07-08
JP3859150B2 JP3859150B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=32756303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002355675A Expired - Fee Related JP3859150B2 (ja) 2002-12-06 2002-12-06 スクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3859150B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1634565A1 (de) * 2004-08-20 2006-03-15 Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien Peelingkörper für kosmetische Mittel
EP1967173A1 (de) * 2007-03-06 2008-09-10 Peter Greven Hautschutz GmbH & Co. KG Hautreinigungsmittel mit Partikel enthaltend hydriertes Rizinusöl
WO2009063158A2 (en) * 2007-11-14 2009-05-22 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Personal care article
WO2019013238A1 (ja) * 2017-07-13 2019-01-17 理研ビタミン株式会社 化粧料用スクラブ剤
WO2023127882A1 (ja) 2021-12-28 2023-07-06 コスメディ製薬株式会社 スキンケア用皮膚適用組成物

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1634565A1 (de) * 2004-08-20 2006-03-15 Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien Peelingkörper für kosmetische Mittel
EP1967173A1 (de) * 2007-03-06 2008-09-10 Peter Greven Hautschutz GmbH & Co. KG Hautreinigungsmittel mit Partikel enthaltend hydriertes Rizinusöl
WO2008107453A3 (de) * 2007-03-06 2009-01-22 Peter Greven Hautschutz Gmbh & Hautreinigungsmittel mit partikel enthaltend hydriertes rinizusöl
JP2010520258A (ja) * 2007-03-06 2010-06-10 ペーター グレーフェン ハウトシュッツ ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー 皮膚洗浄剤
US8563492B2 (en) 2007-03-06 2013-10-22 Peter Greven Hautschutz Gmbh & Co. Skin cleansing agent with particles containing hydrogenated castor oil
WO2009063158A2 (en) * 2007-11-14 2009-05-22 Reckitt Benckiser (Uk) Limited Personal care article
WO2009063158A3 (en) * 2007-11-14 2010-07-15 Reckitt & Colman (Overseas) Limited Personal care article
WO2019013238A1 (ja) * 2017-07-13 2019-01-17 理研ビタミン株式会社 化粧料用スクラブ剤
WO2023127882A1 (ja) 2021-12-28 2023-07-06 コスメディ製薬株式会社 スキンケア用皮膚適用組成物
KR20230175287A (ko) 2021-12-28 2023-12-29 코스메드 파마소티컬 씨오 쩜 엘티디 스킨케어용 피부 적용 조성물

Also Published As

Publication number Publication date
JP3859150B2 (ja) 2006-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1279062A (zh) 起泡性油凝胶组合物
EP0937453A2 (en) Cosmetic and tissue cleansing and moisturizing composition
JPH02223508A (ja) 眼の化粧落し組成物
KR101508168B1 (ko) 각전 재생 억제제, 각전 재생 억제 방법, 및 각전 재생 억제 키트
US20020012697A1 (en) Cosmetic and tissue cleansing and moisturizing composition
TW526265B (en) Cleansing agents
JP3780257B2 (ja) 油及び脂肪を抑制する皮膚用組成物
JP4837484B2 (ja) 液状油性ボディオイル組成物
JP3859150B2 (ja) スクラブ剤及び該スクラブ剤を含有する皮膚洗浄剤組成物
JP2004155716A (ja) クリーム状皮膚洗浄料
JP3908653B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP3954972B2 (ja) 洗浄用の化粧料用組成物
JP5238304B2 (ja) 歯磨剤
CN113693965A (zh) 用于改善皱纹的皮肤外用剂
JPH01294797A (ja) 洗浄剤組成物
JP2002121131A (ja) 安定なパール感を有する洗浄料
JP2003267828A (ja) 粉末固形状化粧料
JP2003183126A (ja) シート状クレンジング化粧料
JPH01180809A (ja) 海綿入り化粧料
JPH0656648A (ja) 洗浄剤組成物
JP6197234B2 (ja) ビタミンb1含有ニンニクエキス配合石けん
JPH09208441A (ja) スキンケア用組成物
JPH11193212A (ja) 皮膚pH緩衝能維持強化用皮膚外用剤
JP2011121891A (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP5916993B2 (ja) アミノ酸溶出抑制剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3859150

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150929

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees