JP2011121891A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた洗浄能及びマッサージ効果を有しながら、目に入っても簡単に取り除くことができるスクラブ剤含有皮膚洗浄剤を提供する。
【解決手段】(A)エリスリトール30〜70質量%及び(B)水5〜25質量%を含有し、(A)エリスリトールを粒子として15〜65質量%含有し、エリスリトールと水の質量比(A/B)が1.2〜14である皮膚洗浄剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、スクラブ剤含有皮膚洗浄剤組成物に関する。
皮膚洗浄剤は、本来皮膚上の汚れを除去するために使用されるものであるが、汚れ除去効果に加えて適度なマッサージ効果を得る目的でスクラブ剤配合洗浄剤が用いられている。スクラブ剤配合洗浄剤を用いると、マッサージ効果により肌の色が良好になるという効果もあり、また肌のターンオーバーを促進することにより、肌の健康にも良いとされている。
かかるスクラブ剤としては、食塩、ポリエチレンビーズ、クルミ等の植物種子破砕物、結晶セルロース等が広く用いられている(特許文献1、2)。これらのスクラブ剤は硬度が高いために、皮膚に対する刺激がある、異物感がある、眼に入った場合に取り除きにくい等の問題がある。
これに対して、寒天、ポリアクリル酸塩、パラフィンワックス、キャンデリラワックス、カルナウバロウ等の軟らかいスクラブ剤(特許文献3)や、皮膚に対する刺激を考慮したポリエチレン等を造粒した崩壊性粒子も開発されている(特許文献4)。
特開平3−123732号公報 特開平10−338625号公報 特開2004−189612号公報 特開2003−261436号公報
しかしながら、特許文献3等に記載の軟らかいスクラブ剤では、マッサージ効果が低く、十分な効果が得られず、特許文献4のスクラブ剤では目に入った場合に、目から取り除くことも難しい。
本発明の課題は、優れた洗浄能及びマッサージ効果を有しながら、使用時に目に入っても簡単に取り除くことができるスクラブ剤含有皮膚洗浄剤を提供することにある。
そこで本発明者は、新たなスクラブ剤を見出すべく種々検討した結果、エリスリトールを粒子状態で十分量残存させて洗浄剤組成物とすれば、洗浄時にスクラブ剤としての作用、すなわち汚れ除去効果と適度なマッサージ効果が得られ、かつマッサージ中に溶解するため目に入っても簡単に取り除くことが可能であり、清涼感としっとり感が得られ、従来のスクラブ剤配合の皮膚洗浄剤とは使用感の全く相違する新たな皮膚洗浄剤組成物が得られることを見出した。
本発明は、(A)エリスリトール30〜70質量%及び(B)水5〜25質量%を含有し、(A)エリスリトールを粒子として15〜65質量%含有し、エリスリトールと水の質量比(A/B)が1.2〜14である皮膚洗浄剤組成物を提供するものである。
本発明の皮膚洗浄剤組成物を用いて手で皮膚上に塗布して洗浄操作をすれば、優れた洗浄効果及びマッサージ効果が得られるとともに、マッサージ中にスクラブ剤である粒子状エリスリトールが溶解するため、目から容易に取り除くことができる。さらに、粒子状エリスリトールによる清涼感と良好なしっとり感が得られるという従来の皮膚洗浄剤にはない新たな効果を奏する。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、エリスリトールを含有し、その一部は皮膚洗浄剤組成物中に粒子として存在する。当該粒子状エリスリトールがスクラブ剤として機能する。従来から、エリスリトールを含有する皮膚化粧料や皮膚洗浄剤は知られている(特開平7−41412号、特開平7−89824号、特開平11−209234号、特開2007−39350号)が、これらはいずれも使用時にエリスリトールを水に溶解して使用するか、エリスリトールが水に溶解した状態で配合されているものであり、エリスリトールを粒子状で洗浄剤中に含有させるものではない。
エリスリトール(成分(A))の構造としては、L−エリスリトール、D−エリスリトール、meso−エリスリトールの3種の異性体が存在するが、本発明はこれらいずれの構造のものであってもよい。本発明において使用されるエリスリトールとしては、ブドウ糖を発酵させて製造したものが好ましく、日研化学(株)、三菱化学フーズ(株)、カーギル社製等のものが挙げられる。
本発明におけるエリスリトールとしては、良好なスクラブ効果、より高い清涼感及び肌へのしっとり感付与効果の点から平均粒子径50〜2000μmのものが好ましい。より好ましい平均粒子径は50〜1500μmであり、さらに好ましくは50〜1200μm、特に好ましくは50〜1000μmである。このような平均粒子径50〜2000μmのエリスリトールは、結晶状のエリスリトールを用いるか、又はこれを粉砕して製造することができる。また、粒子径の相違するエリスリトール、例えば結晶エリスリトールと粉砕エリスリトールを混合して用いてもよい。
なお、平均粒子径は以下のように測定される。
篩:JIS標準篩 φ75mm
目開き:上段より、それぞれ500μm、355μm、250μm、180μm、125μm、90μm及び45μmの目開きを有する篩の下に受器を有する。
振盪機:ミクロ型電磁振動機M−2型(筒井理化学器機(株))
方法:試料15gを500μm篩上に載せ、電磁振動機にて5分間分級する。
篩下率(積算量)を正規確立紙にプロットし、50%に対応する値を平均粒子径とする。
なお、篩は粒子の大きさに対応してとりかえ可能であり、JIS標準篩の規格に従い目開きが600μm、710μm、850μm、1000μm、1180μm、1400μm、1700μm、2000μm等の各種の篩を用いることができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物中のエリスリトールの含有量は、エリスリトールを組成物中に粒子として存在させるため、30〜70質量%であり、好ましくは35〜65質量%であり、特に好ましくは35〜60質量%である。また、当該エリスリトールは、スクラブ効果、清涼感、肌のしっとり感、及び水への溶解性の点から25℃において組成物中に粒子として15〜65質量%含まれ、さらに20〜60質量%含まれるのが好ましく、特に20〜55質量%含まれるのが好ましい。また、洗浄時又はマッサージ時に、エリスリトールを皮膚洗浄剤組成物中に粒子として15〜65質量%含有させておくために、エリスリトール粒子を30〜70質量%配合するものであって、さらに35〜65質量%配合するのが好ましく、特に35〜60質量%配合するのが好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物中の水の含有量は、洗浄時又はマッサージ時にエリスリトールを組成物中に粒子状態で存在させておく点、清涼感、マッサージ時の皮膚洗浄剤の伸ばしやすさの点から、5〜25質量%であり、さらに10〜25質量%であるのが好ましく、特に13〜23質量%であるのが好ましい。なお、組成物中の水には、精製水(例えば蒸留水、イオン交換水)などの水以外に、他の配合成分に含まれる水分、例えば保湿剤に含まれている水も含まれる。従って、水の配合量は、他の配合成分に水を含まない場合には上述の水の含有量と同じである。
さらに、エリスリトールを粒子状態で皮膚洗浄剤中に存在させておく点、マッサージ時の皮膚洗浄剤の伸ばしやすさの点から、(A)エリスリトールと(B)水の質量比は(A/B)は1.2〜14であって、さらに1.2〜7.3が好ましく、さらに1.5〜7.0が好ましく、特に1.5〜5.0が好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗浄時又はマッサージの開始時に粒子状のエリスリトールが組成物中に存在し、洗浄又はマッサージの過程で清涼感、肌のしっとり感を得る観点から、皮膚の上で水分とともに用いることが好ましい。例えば、皮膚に水分を与えた後に本発明の皮膚洗浄剤組成物を用い、洗浄又はマッサージする方法や、本発明の皮膚洗浄剤組成物を皮膚に塗布した後に、水分とともに手で洗浄又はマッサージする方法が挙げられる。これらの方法によれば、顔又は手の表面にある水分により組成物中の粒子状のエリスリトールが溶解し、清涼感を得るとともに、溶解したエリスリトールが保湿剤となって肌のしっとり感を得ることができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、粒子状のエリスリトールがスクラブ剤として作用するため、特に洗浄成分を必要としないが、洗浄成分としての界面活性剤を含有させることができる。用いられる界面活性剤としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤を用いることができる。
アニオン界面活性剤としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘニン酸、ウンデシレン酸、オキシステアリン酸、リノール酸、ラノリン脂肪酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、イソトリデカン酸、イソノナン酸、2−エチルヘキサン酸等の炭素数12〜22の高級脂肪酸;前記高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、トリエタノールアミン塩;セチル硫酸塩、ラウリル硫酸塩、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩等の炭素数12〜22の高級アルコール硫酸エステル塩又はポリオキシエチレン炭素数12〜22の高級アルコール硫酸エステル塩;N−アシルグルタミン酸塩;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩を例示することができる。
カチオン界面活性剤としては、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤等を例示することができる。
両性界面活性剤としては、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、塩化アルキルジアミノエチルグリシン、β−ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン等を例示することができる。
ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、セスキオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸エチレングリコール、ショ糖脂肪酸エステル、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド等を例示することができる。
これらの界面活性剤の含有量は、本発明皮膚洗浄剤組成物中に、洗浄効果、泡立ちの点から、0.5〜8質量%であるのが好ましく、さらに1〜5質量%が好ましく、特に1.5〜4質量%であるのが好ましい。
また、本発明の皮膚洗浄剤組成物には、粒子状のエリスリトールの安定性、保形性の点から、粘結剤及び/又は増粘剤を配合するのが好ましい。粘結剤、増粘剤としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、カラギーナン、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ペクチン、トラガントガム、アラビアガム、グアーガム、カラヤガム、ローカストビーンガム、ジェランガム、タマリンドガム、サイリウムシードガム、ポリビニルアルコール、コンドロイチン硫酸ナトリウム、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、デンプン、コラーゲン、ポリビニルピロリドン、カーボポール、アイリスモス、クインスシード、ゼラチン、セラック、ロジン、カゼイン、メチルセルロース、エチルセルロース、エステルガム、ニトロセルロース、結晶セルロース、シリコーン油等が挙げられる。これら粘結剤及び増粘剤は1種又は2種以上を混合して用いることができる。
これら粘結剤及び増粘剤の含有量を調整することによって、皮膚洗浄剤の25℃における粘度(ヘリパス型粘度計、ロータC、2.5rpm、1分間)が、1500〜5000dPa・sとなることが好ましく、さらに2000〜4500dPa・sが好ましく、特に2500〜4000dPa・sとなることが好ましい。
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、さらに酸化防止剤、キレート剤、保湿剤、その他の成分を配合することができる。酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、酢酸dl−トコフェロールが好ましい。保湿剤としては、例えば、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、マルチトール、ヒアルロン酸ナトリウム等を例示することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物には、胎盤抽出物、エラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、カモミラエキス、カンゾウエキス等の動植物抽出エキス;パラベン、フェノキシエタノール、1,2−ペンタンジオール等の防腐・殺菌剤;ビタミンC、ビタミンE等のビタミン類;ラウリン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸、或いはパール剤、着色剤等を配合することができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物はペースト状、クリーム状、ゲル状、液状等の様々な剤型に調製することができ、例えばボディーシャンプー、ハンドソープ、洗顔フォーム、マッサージ洗浄料等に調製することができる。
本発明の皮膚洗浄組成物の製造にあたっては、製造工程の任意の段落で粒子状のエリスリトールを配合する。本発明の皮膚洗浄組成物の製造法は、粒子状のエリスリトール配合以後の工程、即ちエリスリトールを配合する工程及びエリスリトール配合の後の工程は40℃以下とすることが好ましく、さらに、エリスリトール配合以後の工程を室温(25℃)以下とすることが好ましく、特にエリスリトール配合以後の工程に加熱工程が含まれないことが好ましい。具体的には、40℃を超える温度は、例えば60℃で精製水、保湿剤、粘結剤、増粘剤等の各成分を混合し、粘結剤、増粘剤を十分に膨潤させたり、例えば70℃に加熱して乳化させる等の工程の後、組成物が40℃以下、好ましくは室温以下となってから粒子状のエリスリトールを、界面活性剤、香料、その他の薬効成分等と配合し、脱泡混合することが好ましい。
表1に示すマッサージ洗浄料を製造した。実施例、比較例1〜4は、60℃で精製水、保湿剤、粘結剤、増粘剤等の各成分を混合し、粘結剤、増粘剤を十分に膨潤させた後に、室温(25℃)以下の状態とし、実施例及び比較例4は粒状及び粉状のエリスリトール、比較例2、3は粒状及び粉状の食塩を配合し、界面活性剤、香料を配合し、脱泡混合して洗浄料を得た。
表1に示す比較例5は、60℃で精製水、保湿剤、粘結剤、増粘剤等の各成分とともにエリスリトールを混合し、十分に粘結剤、増粘剤を膨潤させた後に、室温(25℃)以下の状態とし、界面活性剤、香料を配合し脱泡混合して洗浄料を得た。
パネラー4名に洗顔してもらい、スクラブ感、肌刺激(痛み)、使用中の冷涼感、使用中の泡立ち、洗い流し前の粒子の残り、タオルドライ後の肌のなめらかさ、タオルドライ後の肌のしっとり感を評価した。
(1)使用方法
顔が濡れている状態で適量(直径2cmの円形)を顔全体にのばし、1〜2分マッサージした後、洗い流す。
(2)評価方法
肌刺激(痛み)及び洗い流し前の粒子の残りについては、有りか無しかで評価した。
スクラブ感、冷涼感、泡立ち、肌のなめらかさ、肌のしっとり感については、◎:非常に良好、○:良好、△:やや良くない、×:悪いの4段階で評価した。
パネラー4名の協議により得た評価の結果を表2に示す。
25℃における粒子の存在
*1:エリスリトールが粒子状で27〜32質量%存在。
*2:エリスリトールが粒子状で27〜32質量%存在。
*3:食塩が粒子状で27質量%存在。
*4:食塩が粒子状で32質量%存在。
*5:エリスリトールが粒子状で0質量%存在。
*6:エリスリトールが粒子状で0質量%存在。
表2から明らかなように、エリスリトールを粒子状態で15〜65質量%含有させた本発明の皮膚洗浄剤組成物は、スクラブ効果と、冷涼感に優れる評価が得られるとともに、洗浄後の皮膚のしっとり感やなめらかさが非常に良好である評価が得られた。さらに、本発明の皮膚洗浄剤組成物は、皮膚に対する刺激がないとの評価が得られ、マッサージ中にエリスリトールが溶解することにより皮膚に対する刺激がなくなるものと考えられる。
また、本発明の皮膚洗浄剤組成物の目に対する刺激を評価するために、実施例2のエリスリトールの粒子と、比較例1及び2の食塩の粒子について生理食塩水への溶解性を評価した。溶解性の評価は、ヒトの目(片方のみ)の涙液が約7μlであることに基づき、これに対して組成物を10mg入れた場合について行った。具体的には、生理食塩水700μl(30℃)に比較例の食塩の粒子、実施例2のエリスリトールの粒子を280mg入れ、薬さじでゆっくり約1分攪拌した。その結果、目視で、エリスリトールの粒子は溶解したことが確認されたが、比較例1の食塩はとけ残りが確認された。以上の溶解性の結果より、エリスリトールの粒子は、万が一目に入ったとしても速やかに溶解し、眼に対する刺激は殆どないことが予想され、また、速やかに目から取り除くことが可能と考えられる。

Claims (4)

  1. (A)エリスリトール30〜70質量%及び(B)水5〜25質量%を含有し、
    (A)エリスリトールを粒子として15〜65質量%含有し、エリスリトールと水の質量比(A/B)が1.2〜14である皮膚洗浄剤組成物。
  2. エリスリトールの平均粒子径が50〜2000μmである請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
  3. (A)エリスリトール粒子を配合以後の工程を40℃以下の温度で行う、
    (A)エリスリトール30〜70質量%及び(B)水5〜25質量%を含有し、(A)エリスリトールを粒子として15〜65質量%含有し、エリスリトールと水の質量比(A/B)が1.2〜14である皮膚洗浄剤組成物の製造方法。
  4. (A)エリスリトール30〜70質量%及び(B)水5〜25質量%を含有し、
    (A)エリスリトールを粒子として15〜65質量%含有し、エリスリトールと水の質 量比(A/B)が1.2〜14である皮膚洗浄剤組成物を、皮膚の上で水分とともに用 いる皮膚洗浄方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013212996A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 唇薄皮除去用組成物
JP2018030784A (ja) * 2016-08-22 2018-03-01 沙奈美 古山 シュガースクラブの使用方法

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