JP2889634B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2889634B2
JP2889634B2 JP4835290A JP4835290A JP2889634B2 JP 2889634 B2 JP2889634 B2 JP 2889634B2 JP 4835290 A JP4835290 A JP 4835290A JP 4835290 A JP4835290 A JP 4835290A JP 2889634 B2 JP2889634 B2 JP 2889634B2
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toner
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也寸志 高月
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば複写機等の画像形成装置に用いられ
る現像装置に係り、詳しくは、現像剤や該現像剤の濃度
を検出する濃度検出器の異常有無を判断する機能を備え
た現像装置に関するものである。
〔従来技術〕
この種の現像装置では、例えば第4図に示す如く、ハ
ウジング1内に収容された現像剤は、現像マグネット2
の回転に伴って同図中の矢印方向へ流動し、仕切板3に
よって現像スパイラル4へ案内される。
図外のトナーモータが回転すると、ホッパスパイラル
5によってトナーが補給され、上記現像剤と混合され
る。更に、上記現像剤は、撹拌ロータ6によって撹拌さ
れて上記現像マグネット2へ向けて送られる。
そして、上記現像装置においては、トナー濃度の一定
化を図るために、トナーセンサ7(濃度検出器)が用い
られている。
上記トナーセンサ7は、上記ハウジング1内で流動す
る上記現像剤に対向して配備され、流動する上記現像剤
のキャリアとトナーの混合比率を検知し、それに応じて
出力を変化させることによって上記トナーモータが制御
される。
即ち、上記トナーセンサ7の検知部を一定量の現像剤
が通過する際にキャリア量が検知され、電圧に変換され
る。検知されたキャリア量が基準値よりも多い場合、上
記トナーセンサ7が出力する電圧は基準電圧より高くな
り、上記ホッパスパイラル5を回転させてトナーを補給
させる。
逆に、キャリア量が適正又はそれ以下になると、上記
トナーセンサ7の出力電圧は低くなり、トナー補給は停
止される。
尚、現像部の温度が高くなると、上記トナーセンサ7
の出力電圧も高くなる傾向にあるため、ドラムサーミス
タ(不図示)の出力値をもとに主回路基板内で温度補正
が行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記のような従来の現像装置においては、
上記トナーセンサ7からの信号が正常な値を示していな
い場合、例えば現像剤がブロッキング状態にあってスム
ーズに流動していない場合や、上記トナーセンサ7の断
線等による故障が生じた場合、上記ハウジング1内のト
ナー濃度が変化しても制御装置からの出力信号が変化し
なくなり、トナーの飛散やトナー濃度の低下等を発生せ
しめて適当な濃度の画像を得ることができなくなるとい
う問題点があった。
そこで、本発明の目的とするところは、現像剤や濃度
検出器の異常有無を判断する機能を備えた現像装置を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる
手段は、その要旨とするところが、ハウジング内で流動
する現像剤に対向して配備された濃度検出器により該ハ
ウジング内に収容された現像剤の濃度を検出するように
した現像装置において、上記濃度検出器からの検出信号
を連続的に読み取る読取手段と、上記読取手段により連
続的に読み取られた上記検出信号の標準偏差に基づい
て、上記濃度検出器及び/若しくは上記現像剤の異常有
無を判断する判断手段とを具備してなる点に係る現像装
置である。
〔作用〕
本発明に係る現像装置においては、まず、濃度検出器
からの検出信号が連続的に読み取られる。
そして、上記検出信号の標準偏差に基づいて、濃度検
出器や現像剤の異常有無が判断される。
即ち、所定時間内に読み取られた複数の検出信号の値
から例えば標準偏差が算出され、該標準偏差と予め定め
られた基本偏差とが比較される。そして、上記標準偏差
の値が上記基本偏差の値よりも小さくなった場合に、上
記濃度検出器や現像剤に異常が発生したと判断される。
〔実施例〕
以下添付図面を参照して、本発明を具体化した実施例
につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施
例は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術
的範囲を限定する性格のものではない。
ここに、第1図は本発明の一実施例に係る現像装置の
制御系の概略ブロック図、第2図は上記現像装置におい
て濃度検出器や現像剤の異常有無を判断する場合の処理
手順を示すフローチャート、第3図は上記濃度検出器か
らの信号の出力状態を示す波形図である。
また、第4図に示した前記従来の現像装置と共通する
要素には、同一の符号を使用すると共にその詳細な説明
は省略する。
この実施例に係る現像装置は、第1図に示す如く、前
記従来の現像装置と基本的構造をほぼ同様とし、この従
来の現像装置との相違点は、読取手段及び判断手段を具
備してなることである。
上記読取手段及び判断手段は、当該現像装置を制御す
るための動作処理プラグラムにより具現化され、この動
作処理プログラムは、制御装置8内のメモリに予め記憶
されている。
そして、上記読取手段は、前記トナーセンサ7からの
検出信号を連続的に読み取るためのものであって、上記
判断手段は、上記読取手段により連続的に読み取られた
上記検出信号のバラツキ状態に基づいて、上記トナーセ
ンサ7が現像剤の異常有無を判断するものである。
上記トナーセンサ7や現像剤の異常有無を判断する場
合の処理手順について、第2図に基づいて説明する。
尚、同図中、S1,S2,…は各動作ステップを示す。
例えば、250msec毎にトナーセンサ7からの出力信号
が読み取られ、10秒毎に上記の異常有無の判断が行われ
る場合、この判断基準となるデータ数は40である。
この場合、上記トナーセンサ7からの出力信号が読み
取られる(S1)毎に、S2においてカウンタに1が加算さ
れる。上記の読取動作は、上記カウンタの値が40になる
まで継続される(S3)。
そして、上記S1乃至S3により、前記読取手段が構成さ
れている。
上記S3において上記カウンタの値が40になったと判断
された場合、即ち、上記トナーセンサ7からの出力信号
のデータ数が40になったと判断された場合、S4におい
て、複数の上記出力信号値の平均値が算出される。
引き続き、上記平均値から標準偏差が算出され(S
5)、S6において、上記S5において算出された標準偏差
と予め設定された基準偏差とが比較される。上記基本偏
差の値は、所定の安全率を考慮して算出される。
そして、上記S6において、標準偏差の値が基本偏差の
値よりも大きいと判断された場合は、上記トナーセンサ
7は正常に作動し、上記現像剤は、上記ハウジング1内
においてスムーズに流動しているものと判断される。
他方、上記S6において、標準偏差の値が基本偏差の値
よりも小さいと判断された場合には、S7において、上記
現像剤が上記ハウジング1内においてブロッキング状態
を生じたが、上記トナーセンサ7において断線又は故障
が発生したとして、表示パネル9上に「異常」表示がな
される。同時に、当該装置を停止させる指令信号が出力
される。
この場合、上記S4乃至S6により、前記判断手段が構成
されている。
上記のような手順にて異常有無の判断を行い得るの
は、第3図に示すように、正常時におけるトナーセンサ
7からの出力信号の波形はAで示すように耐えず細かく
変動しており、異常時には、Bで示すようにその振幅が
極端に減少するか若しくは0となる現像を巧みに利用し
たことによる。
従って、本実施例に係る現像装置においては、現像剤
のブロッキング状態やトナーセンサ7における異常状態
を迅速に検出することができ、トナー飛散やトナー濃度
の低下に基づく画像濃度不良の状態を回避することがで
きる。
〔発明の効果〕
本発明は、上記したように、ハウジング内で流動する
現像剤に対向して配備された濃度検出器により該ハウジ
ング内に収容された現像剤の濃度を検出するようにした
現像装置において、上記濃度検出器からの検出信号を連
続的に読み取る読取手段と、上記読取手段により連続的
に読み取られた上記検出信号の標準偏差に基づいて、上
記濃度検出器及び/若しくは上記現像剤の異常有無を判
断する判断手段とを具備してなることを特徴とする現像
装置であるから、濃度検出器や現像剤の異常状態を迅速
に、しかも定量的に安定して検出することができ、当該
現像装置を具備した例えば複写機においては、画像濃度
不良が発生するのを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る現像装置の制御系の概
略ブロック図、第2図は上記現像装置において濃度検出
器や現像剤の異常有無を判断する場合の処理手順を示す
フローチャート、第3図は上記濃度検出器からの信号の
出力状態を示す波形図、第4図は本発明の背景技術を説
明するためのものであって現像装置の概略構成図であ
る。 〔符号の説明〕 1……ハウジング 7……トナーセンサ(濃度検出器) 8……制御装置 S1乃至S7……動作ステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング内で流動する現像剤に対向して
    配備された濃度検出器により該ハウジング内に収容され
    た現像剤の濃度を検出するようにした現像装置におい
    て、 上記濃度検出器からの検出信号を連続的に読み取る読取
    手段と、 上記読取手段により連続的に読み取られた上記検出信号
    の標準偏差に基づいて、上記濃度検出及び/若しくは上
    記現像剤の異常有無を判断する判断手段とを具備してな
    ることを特徴とする現像装置。
JP4835290A 1990-02-27 1990-02-27 現像装置 Expired - Lifetime JP2889634B2 (ja)

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JPH03249678A JPH03249678A (ja) 1991-11-07
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JP5423517B2 (ja) * 2010-03-19 2014-02-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置およびトナー濃度センサの接続状態判定方法
JP6288557B2 (ja) * 2014-03-18 2018-03-07 株式会社リコー 現像装置並びにこれを備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジ

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