JP6288557B2 - 現像装置並びにこれを備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
まず、プリンタ500の全体について説明する。図2は、本実施形態のプリンタ500全体の概略構成図である。
静電潜像が形成された感光体1(Y,C,M,K)の表面は、詳細は後述する現像装置5(Y,C,M,K)によって現像され、感光体1(Y,C,M,K)の表面にY,C,M,Kトナー像がそれぞれ形成される。
また、第二給紙ローラ32aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動せしめられると、第二給紙カセット32内の一番上の転写紙Pが、給紙路33に向けて排出される。給紙路33内には、複数の搬送ローラ対34が配設されており、給紙路33に送り込まれた転写紙Pは、これら搬送ローラ対34のローラ間に挟み込まれながら、給紙路33内を図中下側から上側に向けて搬送される。
以下、画像形成ユニット6についてより詳しく説明する。
画像形成ユニット6は、図3に示すように、ドラム状の感光体1、感光体クリーニング装置2、不図示の除電装置、帯電装置4及び現像装置5等を備えている。この画像形成ユニット6は、プロセスカートリッジとしてプリンタ500本体に一体的に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
また、図1に示すように、現像装置5の第二搬送経路54の手前側端部近傍の底部には透磁率センサ57が固定されており、透磁率センサ57の検知結果に基づいて第二搬送経路54内を搬送途中の現像剤Gのトナー濃度が検出される。
現像ローラ51は、内部に固設されてローラ周面に複数の磁極を形成するマグネットローラ51bと、マグネットローラ51bの周囲を回転する現像スリーブ51aと、で構成される。そして、複数の磁極が形成されたマグネットローラ51bの周囲を現像スリーブ51aが回転することで、その回転にともない現像剤Gが現像ローラ51上(現像スリーブ51a上)を移動することになる。
本実施形態の現像装置5では、制御部300と、透磁率センサ57と、光透過型センサ201とにより、トナー濃度検出機構400を構成する。
図5に示すように、横軸にトナー濃度(%)を取り、縦軸に透磁率出力電圧値Vt(V)を取ると、あるトナー濃度の範囲ではトナー濃度と透磁率出力電圧値Vtとが直線近似する。また、図5から分かるように、トナー濃度が高いほど、透磁率出力電圧値Vtが小さくなる特性を示す。この特性を利用して、透磁率センサ57の出力値である透磁率出力電圧値Vtが、濃度目標値Vrefより大きい場合に、その現像装置5に対応したトナー補給駆動モータ131を駆動してトナー補給動作を行う。
様々な紙種、紙厚に対応するために、複数のプロセス線速を持つ画像形成装置が知られている。プリンタ500において複数のプロセス線速で画像形成を行う場合、そのプロセス線速が異なるとき、現像装置5内の現像剤Gのトナー濃度が同一であっても透磁率センサ57の出力値である透磁率出力電圧値Vtは異なった値として出力される。具体的には、プロセス線速が速いほど、現像装置5内の搬送スクリュ(55,56)の回転速度が速くなることで、現像剤Gの嵩密度が低下し、現像剤G中の空気の隙間が多くなる。このため、トナー濃度が同一であってもプロセス線速が速いほど、透磁率出力電圧値Vtの値は小さくなり、トナー濃度が高いような検出結果となる。
具体的には、現像装置5に搭載された透磁率センサ57には、例えば図7に示すように、透磁率センサ57に対する入力電圧である制御電圧Vtcntが大きくなるほど透磁率出力電圧値Vtが大きくなるという特性がある。しかし、その直線の傾きは、個々の透磁率センサ57とこれを備える現像装置5とによって微妙に異なっている。新品の状態の現像装置5においては、その内部に初期剤が封入されている。制御部300は、感光体1等を所定のプロセス線速で駆動しながら、初期剤を被検対象にしている透磁率センサ57からの出力電圧値(透磁率出力電圧値Vt)を所定の値で安定させるように、透磁率センサ57に対する制御電圧Vtcntを調整する。
各色のプロセスカートリッジである画像形成ユニット6には、それぞれ図示しない情報記録手段を設けている。そして、制御部300は、透磁率センサ57の初期校正を終えると、初期校正によって設定された制御電圧Vtcntの値を、画像形成ユニット6の情報記憶手段に記憶させる。
透磁率センサ57の出力値は、実用的トナー濃度範囲内では、検出領域内に存在するトナーの量の増加に応じて単調減少するので、この出力値に基づいて現像剤G中のトナー濃度を検知することができる。
キャリアスペントなどの影響により、帯電量が減少すれば、電気的に同極性のキャリア同士の反発力が減るために、現像剤Gの嵩密度が増加する。嵩密度が増加すると、現像剤Gの透磁率は高くなり、透磁率検知方式によるトナー濃度検知センサである透磁率センサ57の出力値は高くなる。すなわち、嵩密度が増加すると、透磁率センサ57においてはトナー濃度が低いとする出力値(透磁率出力電圧値Vt)となる。
現像装置5のVt−Tc特性が変わった場合、狙いのトナー濃度まで調整できない場合がある。例えば、高温環境下や長時間放置後では現像能力が高いため、トナー濃度を下げて現像能力を落としたい場合が考えられる。トナー濃度を下げる制御としては、ベタ画像を感光体1上に形成して中間転写ベルト41に転写し、その後、転写紙Pに転写することなくベルトクリーニング装置42でクリーニングするという制御を挙げることが出来る。また、トナー濃度を下げる制御としては、ベタ画像を感光体1上に形成した後に、中間転写ベルト41に転写することなく感光体クリーニング装置2でクリーニングするという制御でもよい。
図1に示すように現像装置5は、第二搬送経路54内を浮遊するトナーの量を検出する浮遊トナー検出手段である光透過型センサ201を備える。光透過型センサ201は、透過型発光レーザセンサであり、発光部201aと受光部201bとを備える。また、第二搬送経路54の上方には、内部空間が第二搬送経路54と連通し、現像装置5を駆動することで現像剤G内から舞い上がったトナーが進入する光透過部材202を備える。そして、光透過型センサ201の発光部201aと受光部201bとは、光透過部材202を挟むように配置されている。
また、光透過部材202は、第二搬送スクリュ56によって搬送される現像剤Gの嵩密度が減少した状態(現像剤Gの嵩が増加した状態)における現像剤Gの最上部よりも上方が検出位置となるように配置する。これにより、第二搬送経路54内を搬送される現像剤Gが光透過型センサ201の検出範囲に到達することを抑制しつつ、現像剤Gから浮遊したトナーの量を検出することが出来る。
なお、図9は、現像装置5を所定のプロセス線速で駆動したときの検出値である。現像装置5を停止した状態では、現像装置5内の搬送スクリュ(55,56)も停止しているため、トナーの浮遊はほとんど生じない。
しかし、本発明者らが使用した現像剤では、初期剤と呼ばれるほとんど劣化していない状態の現像剤では、浮遊トナー量が少なかった。
このため、駆動量が大きい条件ほど、トナー濃度が高い状態での浮遊トナー量が増加して光透過量が小さくなるため、トナー濃度が高い状態の光透過量と低い状態の光透過量との差が大きくなると考えられる。
上述したように、現像装置5では、初期剤に対して透磁率センサ57の初期校正を実施しているため、現像剤Gの使用開始後しばらくの間は、透磁率センサ57のみを用いたトナー濃度の検出であっても信頼性の高いトナー濃度の検出を行うことができる。
トナー濃度の制御を行うときには、ここで検出したトナー濃度と、予め設定された目標とするトナー濃度とを比較し、検出したトナー濃度の方が大きい場合は、トナー濃度を下げる制御を実行する。また、検出したトナー濃度の方が小さい場合は、現像装置5内にトナーを補給する制御を実行する。
一方、浮遊トナー量は、現像剤Gの嵩密度の変動の影響を受けない。また、図10に示すように駆動量が大きくなるにつれて、トナー濃度が高い状態とトナー濃度が低い状態との光透過量の差が大きくなるため、光透過量に基づいたトナー濃度の検出の検出精度は、駆動量が大きくなるほど向上すると考えられる。
一方、「B」に示す嵩密度が増加した現像剤Gの場合、実際のトナー濃度が9.5[%]のときのVt出力値は約1.5[V]となる。このとき、初期剤に対して初期校正を実施した透磁率センサ57では、「A」のグラフに基づいてトナー濃度を検出するため、Vt出力値に基づいて検出されるトナー濃度は約7.8[%]となる。このとき、実際のトナー濃度が所定の範囲よりも高いにも関わらず、トナー濃度が所定の範囲に収まっているという判断がなされ、トナー濃度を下げる制御が実行されない。その結果、上述したようなトナー濃度が高過ぎることに起因する不具合が発生してしまう。
これに対して、本実施形態の現像装置5では、検出したトナー濃度と実際のトナー濃度とのずれが大きくなることを抑制でき、現像剤Gの嵩密度が増加しても良好にトナー濃度を検出することができる。
良好に検出されたトナー濃度に基づいて現像装置5中の現像剤Gのトナー濃度を制御することで、現像剤Gのトナー濃度を適切な値に維持することができ、異常画像の少ない現像装置5及びこれを備えた画像形成装置を提供することが可能となる。
図11に示す制御処理のフローでは、ステップ11(S11)からステップ16(S16)まである。なお、図11では、便宜上、一つの透磁率センサ57及び光透過型センサ201のトナー濃度の検出に関しての制御処理のフローを示しているが、実際には、各色(Y,C,M,K)用のそれぞれについて、トナー濃度を検出する。
一方、「ΔTC=|TC1−TC2|>0.5[%]」となった場合には、「算出トナー濃度差ΔTC」が所定の範囲内になく、ステップ13における判定が「No」となる。この場合は、制御処理は、ステップ15へと進み、透磁率出力電圧値Vtは、「透磁率出力電圧値Vt=透磁率補正電圧値Vt’’」として更新される(ステップ16)。本制御処理では、「透磁率補正電圧値Vt’’」は、「(TC1+TC2)/2=TC’’」で算出される「TC’’」の値が図5中の横軸の値となるときのVt出力値(縦軸の値)である。これにより、光透過型センサ201の検出結果と透磁率センサ57の検出結果との組み合わせから算出されるトナー濃度を制御におけるトナー濃度として使用することができる。
プリンタ500が、プロセス線速を複数持つ場合、図6のように透磁率センサ57の出力値は、線速が遅くなるほど大きくなる傾向がある。また、図8を用いて説明した嵩密度が高くなる条件(図8中のBのグラフ)において、低線速で印刷した場合、透磁率出力電圧値Vtが高過ぎて検知できないことがある。このような不具合を解消するために透磁率センサ57の初期設定値である制御電圧Vtcntを経時で補正する制御処理について説明する。
この制御処理のフローチャートは、ステップ21からステップ23までである。ステップ21で、低線速時の透磁率出力電圧値Vtを検知する。次に、ステップ22で、透磁率出力電圧値Vtが正常検知範囲内にあるかどうかに基づいて制御電圧Vtcntの値の補正が必要か否かを判定する。
図13に示すように、光透過型センサ201の検知部を形成する光透過部材202に、板状の清掃部材205、駆動ギア203、清掃部材205の回転軸である清掃回転軸204が備え付けられている。
図14は、清掃部材205の回転時の光透過量の測定値の一例を示すグラフである。図14に示すように、回転する清掃部材205で光が遮蔽される時間は、光透過量の測定値は「0」となる。そこで、光透過量を0.1[秒]ずつ記録装置に一時記録し、5.0[秒間]での光透過量のピーク値をそのときの透過量とする。図14に示す例では、5.0[秒間]での光透過量のピーク値は「10」なので、光透過量の検出結果は「10」となる。
スペントによる帯電低下は、特に、高画像面積率ランモードの方が発生しやすく、高画像面積率ランモードの方が現像装置5内を浮遊(飛散)するトナーの量は多い。また、高画像面積率ランモードの場合、トナーの補給量や補給回数が多いため、現像装置5内の現像剤Gと補給されたトナーとが十分に混ざらないままトナーが現像装置5内を浮遊(飛散)してしまうことがある。したがって、高画像面積率ランモードと低画像面積率ランモードを比べると、図15に示すように高画像面積率ランモードの方が、現像装置5内を浮遊(飛散)するトナーの量は多くなり、光透過量が低下する。「画像面積率」は画像情報に基づいて制御部300によって算出できる。
一般的に知られている通り、使用環境が高温高湿の場合には、湿度によりトナーの帯電量が、低湿時に比べて低くなる。そのため、二成分現像剤の場合には、トナーが十分な帯電量が無いために、キャリアでの拘束力が弱まり、キャリアからトナーが剥離しやすくなる。したがって、高温高湿と低温低湿とで比べると、高温高湿環境下の方が、現像装置5内を浮遊(飛散)するトナーの量は多くなり、光透過量が低下する。
表1は、走行距離、画像面積率、使用環境に応じたトナー濃度換算テーブルである。
現像剤の透磁率変化を利用したトナー濃度センサを用いる構成では、現像剤の嵩密度が変化すると、現像装置内の現像剤のトナー濃度が同じであっても、センサ出力値が異なることがある。このトナー濃度センサのセンサ出力値は、センサ近傍を移動する現像剤中のキャリアの体積比(透磁率)によって決定される。現像剤の嵩密度が高くなった状態では、現像剤を構成するトナーやキャリアの各粒子の間の隙間が狭くなり、現像剤中のキャリアの体積比が大きくなって、トナー濃度が同じであってもセンサ出力値としてはトナー濃度が低い状態を検出する。このように検出したトナー濃度と実際のトナー濃度とにずれが生じる場合がある。
上述したように、所定期間内の現像剤のトナー消費量が少ない場合は、現像剤の嵩密度が上昇するため、現像剤中の隙間が狭くなり、同じトナー濃度でもセンサ出力値としてはトナー濃度が低い状態として検出される。これに対して、特許文献1の構成のようにトナー濃度センサの検出結果を補正することで、所定期間内の現像剤のトナー消費量が少ないことに起因して、検出したトナー濃度と実際のトナー濃度とにずれが生じることを抑制できる。
これに対して、本実施形態の現像装置5では、浮遊したトナーの量という実際の現像剤の状態を検出して、透磁率に基づいた検出結果の補正するか否か、及び、補正するときの補正量を算出するものである。実際の現像剤の状態を検出して検出結果を補正するため、より精度よく補正できると考えられる。
トナー濃度を所定の範囲に制御する構成としては、現像剤の使用初期はトナー使用量に基づいてトナー濃度を所定の範囲内に制御し、ある程度使用した後は、浮遊トナー量の検出結果に基づいてトナー濃度を検出し、トナー濃度を所定の範囲内に制御しても良い。
そこで、現像剤の使用開始当初は、画像情報に基づいて算出したトナー消費量分のトナーを補給することで現像剤のトナー濃度を一定の範囲に保ち、所定期間経過後は、浮遊トナー量に基づいてトナー濃度を検出し、トナー補給を制御するように構成しても良い。
(態様A)
トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を内部に収容した現像ケース59等のケーシングと、二成分現像剤を表面に担持して表面移動し、感光体1等の潜像担持体に対向する現像領域まで該二成分現像剤を搬送する現像ローラ51等の現像剤担持体と、ケーシング内の二成分現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出機構400等のトナー濃度検出手段とを備える現像装置5等の現像装置において、ケーシング内の二成分現像剤の上方を浮遊するトナーの量を検出する光透過型センサ201等の浮遊トナー量検出手段を有し、トナー濃度検出手段は、二成分現像剤のトナー濃度の検出に浮遊トナー量検出手段の検出結果を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、浮遊トナー量検出手段によって二成分現像剤の上方を浮遊するトナーの量(以下、「浮遊トナー量」という)を検出することが出来る。また、本発明者らが鋭意検討を重ねたところ、二成分現像剤のトナー濃度が高いほど浮遊トナー量は増加し、トナー濃度が低いほど浮遊トナー量は減少するというように、浮遊トナー量は二成分現像剤のトナー濃度と相関関係があることを見出した。このようにトナー濃度と相関関係がある浮遊トナー量を検出し、その検出結果を用いて二成分現像剤のトナー濃度を検出する。浮遊トナー量は、現像剤中のキャリアの体積比とは異なり、現像剤の嵩密度の変動しても検出結果が変動しないため、現像剤の嵩密度が変動しても良好にトナー濃度を検出することが可能となる。
態様Aにおいて、二成分現像剤のキャリアの体積比によって変動する物性値を検出する透磁率センサ57等のキャリア体積比検出手段を備え、トナー濃度検出手段は、キャリア体積比検出手段の検出結果と光透過型センサ201等の浮遊トナー量検出手段の検出結果とを用いて二成分現像剤のトナー濃度を検出する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、二つの物性値に基づいてトナー濃度を検出することにより、検出したトナー濃度と実際のトナー濃度とのずれが大きくなることを抑制できる。
態様Bにおいて、キャリア体積比検出手段は、物性値として、二成分現像剤が通過する検知領域における透磁率を検出する透磁率センサ57等の透磁率検出手段である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、二成分現像剤のキャリアの体積比の変動を検出する構成を実現出来る。
態様A乃至Cの何れかの態様において、光透過型センサ201等の浮遊トナー量検出手段は、現像ケース59等のケーシング内の検出領域における光の透過量を検出する構成であり、検出領域を形成し、該光が透過する光透過部材202の壁面を清掃する清掃部材205等の検出用壁面清掃手段を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、壁面に付着したトナーを清掃することで経時でも光透過量を測定することができ、安定的にトナー濃度の検出を行うことができる。
態様A乃至Dの何れかの態様において、装置の駆動量を検出する現像ローラ回転数カウンター等の装置駆動量検出手段を備え、装置駆動量検出手段の検出結果に基づいて光透過型センサ201等の浮遊トナー量検出手段の検出結果を補正する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、駆動量が増加してトナーが浮遊し易い状態に変化しても正確にトナー濃度を検出することができる。
態様A乃至Eの何れかの態様において、作像する画像の画像面積率を検出する制御部300等の画像面積率検出手段を備え、画像面積率検出手段の検出結果に基づいて光透過型センサ201等の浮遊トナー量検出手段の検出結果を補正する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、画像面積率の変化によってトナーの浮遊し易さが変化しても正確にトナー濃度を検出することができる。
態様A乃至Fの何れかの態様において、装置の使用環境条件を検出する不図示の温度センサ等の環境条件検出手段を備え、環境条件検出手段の検出結果に基づいて光透過型センサ201等の浮遊トナー量検出手段の検出結果を補正する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、使用環境の変化によってトナーの浮遊し易さが変化しても正確にトナー濃度を検出することができる。
潜像を担持する感光体1等の潜像担持体と、潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備えるプリンタ500等の画像形成装置における少なくとも潜像担持体と現像手段とを一つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にした画像形成ユニット6等のプロセスカートリッジにおいて、現像手段として、態様A乃至Gの何れかの態様に係る現像装置5等の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤の嵩密度が変動しても良好にトナー濃度を検出することが可能となる画像形成装置における消耗部品を一度に交換することができる。
少なくとも感光体1等の潜像担持体と、潜像担持体表面を帯電させるための帯電装置4等の帯電手段と、潜像担持体上に静電潜像を形成するための光書込ユニット20等の潜像形成手段と、静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有するプリンタ500等の画像形成装置において、現像手段として、態様A乃至Gの何れかの態様に係る現像装置5等の現像装置を用いる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤の嵩密度が変動しても良好にトナー濃度を検出することが可能となり、良好に検出したトナー濃度に基づいてトナー補給量を制御することで異常画像の少ない画像形成を行うことができる。
2 感光体クリーニング装置
4 帯電装置
5 現像装置
6 画像形成ユニット
20 光書込ユニット
21 ポリゴンミラー
31 第一給紙カセット
31a 第一給紙ローラ
32 第二給紙カセット
32a 第二給紙ローラ
33 給紙路
34 搬送ローラ対
35 レジストローラ対
40 転写ユニット
41 中間転写ベルト
42 ベルトクリーニング装置
43 第一ブラケット
44 第二ブラケット
45 一次転写ローラ
46 二次転写バックアップローラ
47 ベルト駆動ローラ
48 補助ローラ
49 テンションローラ
50 二次転写ローラ
51 現像ローラ
51b マグネットローラ
51a 現像スリーブ
52 ドクターブレード
53 第一搬送経路
54 第二搬送経路
55 第一搬送スクリュ
56 第二搬送スクリュ
57 透磁率センサ
58 仕切部材
59 現像ケース
59a 現像用開口
60 定着装置
61 加圧ローラ
62 定着ベルトユニット
63 加熱ローラ
63a 発熱源
64 定着ベルト
65 定着テンションローラ
66 定着駆動ローラ
67 排紙ローラ対
68 スタック部
100 トナーカートリッジ
131 トナー補給駆動モータ
143 トナー補給路
144 トナー補給口
201 光透過型センサ
201b 受光部
201a 発光部
202 光透過部材
203 駆動ギア
204 清掃回転軸
205 清掃部材
300 制御部
304 ユニット
400 トナー濃度検出機構
500 プリンタ
A 画像面積率算出値
A0 画像面積率
D 算出走行距離
D0 所定算出距離
G 現像剤
H 検出温度
H0 所定温度
L レーザー光
P 転写紙
TC1 第一トナー濃度
TC2 第二トナー濃度
Vref 濃度目標値
Vt’ 透磁率出力値
Vt 透磁率出力電圧値
Vt’’ 透磁率補正電圧値
Vtcnt 制御電圧
Vtref 濃度目標値
ΔTC 算出トナー濃度差
Claims (8)
- トナーと磁性キャリアとを含む二成分現像剤を内部に収容したケーシングと、
前記二成分現像剤を表面に担持して表面移動し、潜像担持体に対向する現像領域まで前記二成分現像剤を搬送する現像剤担持体と、
前記ケーシング内の前記二成分現像剤のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段とを備える現像装置において、
前記ケーシング内の前記二成分現像剤の上方を浮遊するトナーの量を検出する浮遊トナー量検出手段と、
前記二成分現像剤のキャリアの体積比によって変動する物性値を検出するキャリア体積比検出手段と、
装置の駆動量を検出する装置駆動量検出手段と、を有し、
前記トナー濃度検出手段は、前記駆動量が所定の駆動量となるまでは、前記キャリア体積比検出手段の検出結果のみを用いて前記二成分現像剤のトナー濃度の検出を行い、
前記駆動量が前記所定の駆動量となった後は、前記キャリア体積比検出手段の検出結果と、前記浮遊トナー量検出手段の検出結果と、を用いて前記二成分現像剤のトナー濃度を検出することを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、
前記キャリア体積比検出手段は、前記物性値として、前記二成分現像剤が通過する検知領域における透磁率を検出する透磁率検出手段であることを特徴とする現像装置。 - 請求項1または2の現像装置において、
前記浮遊トナー量検出手段は、前記ケーシング内の検出領域における光の透過量を検出する構成であり、前記検出領域を形成し、前記光が透過する壁面を清掃する検出用壁面清掃手段を備えることを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の現像装置において、
前記装置駆動量検出手段の検出結果に基づいて前記浮遊トナー量検出手段の検出結果を補正することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の現像装置において、
作像する画像の画像面積率を検出する画像面積率検出手段を備え、
前記画像面積率検出手段の検出結果に基づいて前記浮遊トナー量検出手段の検出結果を補正することを特徴とする現像装置。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の現像装置において、
装置の使用環境条件を検出する環境条件検出手段を備え、
前記環境条件検出手段の検出結果に基づいて前記浮遊トナー量検出手段の検出結果を補正することを特徴とする現像装置。 - 潜像を担持する潜像担持体と、
前記潜像担持体上の潜像を現像する現像手段とを備える画像形成装置における少なくとも前記潜像担持体と前記現像手段とを一つのユニットとして共通の保持体に保持させて画像形成装置本体に対して着脱可能にしたプロセスカートリッジにおいて、
前記現像手段として、請求項1乃至6の何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 少なくとも潜像担持体と、
前記潜像担持体表面を帯電させるための帯電手段と、
前記潜像担持体上に静電潜像を形成するための潜像形成手段と、
前記静電潜像を現像してトナー像化するための現像手段とを有する画像形成装置において、
前記現像手段として、請求項1乃至6の何れかに記載の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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---|---|---|---|
JP2014054402A JP6288557B2 (ja) | 2014-03-18 | 2014-03-18 | 現像装置並びにこれを備えた画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
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