JP2889477B2 - 高速重荷重用ラジアルタイヤ - Google Patents

高速重荷重用ラジアルタイヤ

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JP2889477B2
JP2889477B2 JP5321189A JP32118993A JP2889477B2 JP 2889477 B2 JP2889477 B2 JP 2889477B2 JP 5321189 A JP5321189 A JP 5321189A JP 32118993 A JP32118993 A JP 32118993A JP 2889477 B2 JP2889477 B2 JP 2889477B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレッド部の発熱によ
る、トレッド部のゴム欠けなどトレッド部の破損を防止
し、タイヤの高速、高荷重性能を高めうる高速重荷重用
ラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高荷重、高速条件で使用されるタ
イヤ、例えば航空機用タイヤにおいても構造耐久性能、
走行性能、軽量化等の向上のためにラジアル構造のもの
が採用されてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】他方、近年航空機用タ
イヤにおいては、着陸、離陸時において複数のタイヤ群
にパンクが生じたときに、損傷のない残りタイヤに正規
荷重の略2倍の荷重が作用することがあっても、安全に
離着陸が可能な性能を持ったタイヤであることが要件と
されてきている。
【0004】このため航空機用タイヤには、従来のもの
に比してより一層高速、高荷重に耐うることが強く要望
されることとなった。
【0005】しかしこの様な航空機用タイヤで前述の如
く高速高荷重条件下で使用されるとトレッド部に大きな
応力が生じることによって、トレッド部の発熱が大きく
なり、トレッドゴムの発泡を生じこれを起点として、ト
レッドゴムの飛散をさせるなどの損傷を招来する。
【0006】又高速高荷重条件下での性能を上げるた
め、トレッドの発熱を下げ、ゴムの発泡性を良くしよう
とすると耐摩耗性、耐ティア性の低下をまねく。
【0007】発明者らは前記要請を充足すべく鋭意研究
の結果、 1)トレッド部においては、ベルト層が途切れるタイヤ
軸方向両側部では、前記ベルト層、バンド層の拘束力が
ないため、離着陸時など高速、高荷重が作用することに
よって、ゴムの発熱によりトレッド部の内部温度が高ま
り、ゴム発泡、トレッドゴムの欠けが生じやすいこと。
【0008】2)従ってトレッド部の前記ベルト層が途
切れるバットレス部分には、トレッドゴムとはその組成
が異なる低発熱性、耐発泡性を有する特異なゴムを用い
て形成することが好ましいこと。又このゴム層は、トレ
ッド摩耗に影響されない位置に配設すること。
【0009】3)ゴムの低発熱性、耐発泡性を高めるに
は、ソリューションSBR(スチレンブタジエンゴム)
を含むゴム組成が好ましく、又性能を十分に発揮させる
ためにはその組成配分、及び配合剤の規制が必要である
こと。を見出し本発明を完成させたのである。
【0010】本発明は、トレッド部の両側部に規制され
た範囲に、非油展のソリューションSBRを含むゴム組
成を有するウイングゴム層を設けることを基本として、
高速、高荷重のもとで使用されるタイヤであっても、ト
レッド部の発熱、発泡に起因する引裂け、ゴム欠けの発
生を防止し、トレッド部の高速、高荷重性能及び安全性
を向上でき、航空機用ラジアルタイヤとして好適に採用
しうる高速重荷重用ラジアルタイヤの提供を目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド部か
らサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周り
を折返すカーカスの半径方向外側かつトレッド部の内方
に、ベルト層を有するトレッド構造体を設けた高速重荷
重用タイヤであって、タイヤ子午断面において、トレッ
ド部で周方向にのびる主溝の溝底を通りトレッド部表面
に平行な溝底ラインがサイドウォール部表面と交わる第
1の点をタイヤ軸方向に通る上方線と、ベルト層のタイ
ヤ軸方向外端縁を通る半径線がカーカスの外表面と交わ
る第2の点をタイヤ軸方向に通る下方線とに挟まれかつ
前記トレッド構造体のタイヤ軸方向外側を含む領域にサ
イドウォールゴム、トレッドゴムと異なるウイングゴム
を配設するとともに、前記ウイングゴム層は、スチレン
とブタジエンとからなりしかもスチレンを10重量%以
上かつ17重量%以下を含むとともに残りのブタジエン
部分におけるビニール分が占める割合をブタジエン部分
全体に対して25重量%以上かつ70重量%以下とした
非油展のソリューションSBRを、ゴムポリマ100重
量部にの中に20重量部以上かつ60重量部以下の比で
配合したことを特徴とする高速重荷重用ラジアルタイヤ
である。
【0012】
【作用】前記構成に係る上方線、下方線、及びトレッド
構造体のタイヤ軸方向外側を含みかつサイドウォール部
表面を形成する領域に、ウィングゴムを配している。ト
レッド部はベルト層で代表されるトレッド構造体によっ
て補強されているがこのトレッド構造体が途切れるその
タイヤ軸方向外側部分では、そのトレッド構造体による
拘束力がなくなるため、トレッド部の中央部分に比して
ゴムの移動が容易であるため、その内部温度が上昇する
こととなる。その結果、ゴムに発泡、ゴム欠けなどの損
傷が生じがちになる。特に異状ともいえる大荷重が作用
した場合には、前記温度上昇が著しい。このためウィン
グゴムはサイドウォールゴム、トレッドゴムとは異なる
ゴムによって形成しているのである。
【0013】又、ウィングゴムは、非油展のソリューシ
ョンSBRを、ゴム組成100重量部の中に20重量部
以上、かつ60重量部以下の比で配合している。20重
量部未満では前記した高速、高荷重の使用条件のもとで
は、発熱が大きく、発泡性に劣る。又60重量部をこ
えると、引裂きが生じやすく耐ゴム欠け性(耐ティアー
性)に劣る。なお非油展のソリューションSBRとした
のは、油展の油分によりゴムの発熱が高くなるため非油
展としたのである。
【0014】非油展のソリューションSBRにおいて、
SBRを形成する原料であるスチレンとビニールとの含
有比率を変化させることによっても耐発泡性、耐ゴム欠
け性を異にする。表1に示すようにSBRの配合、比率
及びSBRの中に含まれるスチレン及びビニールの含有
率を種々違えてゴム試料を製作し、それぞれの性能を調
査した。
【0015】耐発熱性は、損失弾性率(E″)を測定す
ることにより判定でき、その測定性が小さいほど耐発熱
性が良好である。又耐発泡性は、試料の加温度毎に生
じる空へきの有無によりゴムに発泡が始まる最低温度を
判定することができ、この発泡温度が高いほど耐発泡性
が良好である。さらにJIS K6301に規定する引
裂試験により、耐ゴム欠け性を把握することが出来る。
【0016】このような調査を行った結果、表1に示す
試料3、5、11のものが耐発熱性、耐発泡性及び耐ゴ
ム欠け性がバランスよく良好であり、これら試料3、
5、11に基づくゴム組成のものを用いてウィングゴム
を製作すれば、米国規格TSO−C62Cに基づき、し
かも規定の荷重の200%の荷重を加えた場合であって
も、損傷が生じることなく、耐久性を保持しうることが
表2に示すように確認された。なお表2から試料4、1
2も後記で測定する損失弾性率(E″)指数が95以
下、ゴム発泡温度指数が110以上、耐テイア性指数が
90以下であり、良好であるのがわかる。
【0017】このような実験結果に基づき、前記領域に
非油展のソリューションSBRからなり、しかもその配
合比及び組成を規定したゴム組成からなり、トレッドゴ
ム、サイドウォールゴムとは異なるウィングゴムを配設
することにより、高度の高速、高荷重性能を得ることが
出来たのである。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例を高速重荷重用ラジア
ルタイヤが航空機用タイヤである場合を例にとり、図面
に基づき説明する。
【0019】正規リムJに取付きかつ正規内圧を充填し
た正規内圧状態を示す図1において、高速重荷重用ラジ
アルタイヤ1は、トレッド部2と、その両端からタイヤ
半径方向内方にのびるサイドウォール部3と、各サイド
ウォール部3の内方端に位置するビード部4とを具え
る。又各ビード部4は、リング状のビードコア5によっ
て補強される一方、ビードコア5、5間にはカーカス6
が架け渡される。
【0020】又、トレッド部2の内方かつ該カーカス6
の半径方向外方にはベルト層7が巻装され、かつカーカ
ス6とベルト層7との間には、カットブレーカ層8が配
される。
【0021】本例では、これらのカーカス6、ベルト層
10、及びカットブレーカ層8によってトレッド構造体
9が形成される。
【0022】前記カーカス6は、本実施例では、トレッ
ド部2から両側にのびサイドウォール部3をへてビード
部4に至る本体部6a及びこの本体部6aに連なり前記
ビード部4のビードコア5の廻りでタイヤの内側から外
側に巻上げる折返し部6bを設けた複数枚、例えば4枚
の巻上げプライからなる内層6Aと、この内層の外側に
配されるとともに前記トレッド部2からサイドウォール
部3をへてビード部4の前記ビードコア5の半径方向内
方までのびる、本実施例では前記内層6Aの前記折返し
部6bのタイヤ軸方向外側をのびる1枚又は複数枚、本
例では2枚の巻下げプライからなる外層6Bとを具え
る。内層6Aの巻上げプライ及び外層6B巻下げプライ
は、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポリア
ミド等の有機繊維からなるカーカスコードをタイヤ赤道
Cに対して75〜90度、本例では85度の角度で配列
ラジアル構成とし、各プライは、カーカスコードがプラ
イ間相互で交差するごとく向きを違えて配される。
【0023】なおビードコア5のタイヤ半径方向外方に
は、先細状にのびる硬質のビードエーペックス21を設
け、内層6Aの巻上げプライとその折返し部6bおよび
外層6Bの巻下げプライ7Aとの間に働く剪断力を緩和
させている。
【0024】前記ベルト層7は、カーカス6側からトレ
ッド面側に向かって順次積重ねられる複数枚本例では8
枚のベルトプライ…からなり、又各ベルトプライは、タ
イヤ軸方向のプライ巾をその外側で隣り合うベルトプラ
イのプライ巾よりも大に設定している。又各ベルトプラ
イ…は、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、芳香族ポ
リアミド、カーボン等の有機又は無機繊維を用いたベル
トコードをタイヤ赤道Cに対して、本例ではタイヤ赤道
Cに対して5〜45°の角度で傾けて配列している。
【0025】カットブレーカ層8は、ナイロン、レーヨ
ン、ポリエステル、芳香族ポリアミド、カーボン等有機
又は無機繊維を用いたブレーカコードをタイヤ赤道Cに
対して25度以下、本例では19度に傾けて配列した1
枚又は複数枚、本例では2枚のブレーカプライによって
形成される。各ブレーカプライは、そのブレーカコード
がプライ間で相互に交差するよう向きを違えて配してい
る。
【0026】又高速重荷重用タイヤ1は、トレッド部2
の前記トレッド構造体9の半径方向外側にトレッド部表
面2aを形成し、かつ周方向にのびる単数又は複数本の
主溝10を条設したトレッドゴム16が、前記サイドウ
ォール部3には、カーカス6の外表面13の外側かつサ
イドウォール部表面3aとの間にサイドウォールゴム1
7が、さらにトレッドゴム16とこのサイドウォールゴ
ム17との間には、サイドウォール部3のバットレス部
分3Aを形成するウィングゴム19がそれぞれ配され
る。
【0027】ウィングゴム19は少なくとも次に述べる
上方線12と下方線13とに挟まれかつトレッド構造体
9のタイヤ軸方向外側を含む領域Sに介在しなければな
らない。上方線12は、前記主溝10の溝底10aを通
りトレッド部表面2aに平行な溝底ライン11がサイド
ウォール部表面3aと交わる第1の点Pをタイヤ軸方向
に通る線分によって形成される。
【0028】又、下方線13は、ベルト層7のタイヤ軸
方向外端縁Eを通る半径線Yがカーカス6の外表面14
と交わる第2の点Qをタイヤ軸方向に通る線分によって
形成される。
【0029】このような領域Sは、ウィングゴム19が
介在する最小限の範囲を規制するものであり、ウィング
ゴム19の上限位置は前記溝底ライン11を限度とす
る。これは、トレッド部2のショルダー部分であって
も、旋回時などにおいて接地することがあり、耐摩耗性
を要件とするトレッドゴム16によってトレッド部表面
2aを全域に亘って覆う必要があるからである。
【0030】又ウィングゴム19の下限は、図1に示す
如く、サイドウォール表面3a上のビードベースlから
の高さがタイヤ断面高さHの0.7倍の点Rを通りカー
カスの外表面14に接する接線Zを下限とする。前記接
線Zをこえてウィングゴム19を半径方向内方に伸延さ
せると、タイヤの縦たわみが大となる領域に前記ウィン
グゴム19が及び該ウィングゴム19とサイドウォール
ゴム17との境界でクラックが発生しやすくなる。
【0031】又、ウィングゴム19は、スチレンとブタ
ジエンを溶液重合により製造された非油展のソリューシ
ョンSBRを、100重量部のゴムポリマの中に20重
量部以上かつ60重量部以下の比でNR(天然ゴム)と
配合して形成される。
【0032】この非油展ソリューションSBRは、スチ
レンとブタジエンからなり、前記スチレンを10重量%
以上かつ17重量%以下を含むとともに、残りのブタジ
エン部分におけるビニル分が占める割合をブタジエン部
分全体に対して25重量%以上かつ70重量%以下とし
ている。
【0033】このようなゴム組成は、後述するように複
数の資料を試作しかつその試料を用いてタイヤを製作す
るとともに、高速、高荷重テストを行うことによってウ
ィングゴムのゴム組成を規制したのである。
【0034】
【具体例】
(A)テスト1 ウィングに用いるゴムについてSBRの配合比と、SB
Rに含まれるスチレン、ビニールの含有率を変化させて
試料を製作するとともに、それぞれの試料について性能
のテストを行った。各試料の組成及びテスト結果を表1
に示す。
【0035】
【表1】
【0036】なおテスト項目及びテスト条件は次の通
り。 1)損失弾性率(E″) 岩本製作所製粘弾性スペクトロメータを用いて、温度7
0℃、初期歪10%、動歪±1%、10 にて測定し試
作1を100とする指数で表示した。数値が大きい方が
発熱が大であることを示す。
【0037】2)ゴム発泡温度 各試料から略2cm立方のゴム片採取し、加熱オーブンを
用いて約20分間放置したのち、ナイフでそのゴム片の
中心部を切り出し、その中央部に発泡による空壁の有無
により発泡温度を測定するとともに試料1を100とす
る指数で表示した。数値が高いほど発泡温度が高く良好
であることを示す。
【0038】3)耐ゴム欠け性 JIS K6301の第9項に示す引裂試験に準據して
テストを行い試料1を100とする指数で表示した。数
値が大きいほど良好であることを示す。
【0039】テストの結果、試料3、5、11のものが
各テスト項目ともバランスよく良好であり、ウィングゴ
ムとして採用しうることを確かめ得た。
【0040】B)テスト2 タイヤサイズが46×17 R20である航空機用ラジ
アルタイヤについて表1に示す試料3、5、11のゴム
を用いた本願構成のウィングゴムを有するタイヤ(実施
例1〜3)と、試料1、6、8のゴムをウィングゴムと
して用いたタイヤ(比較例1〜3)について、高速高荷
重テストを行った。高速高荷重テストには、米国規格T
SO−C62Cに基づく離陸テストを行った。なお作用
負荷重荷として、各試供タイヤに、100%基準荷重の
2倍の荷重を負荷した。テスト結果を表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】テストの結果、実施例のものは、比較例の
ものに比べて、何れもゴムの発泡、ゴム欠けが発生する
ことなく良好であることが確認出来た。
【0043】
【発明の効果】叙上の如く本発明の高速重荷重用ラジア
ルタイヤは、前記構成を具えることにより、トレッド部
の高速、高荷重性能及び安全性を高め航空機用タイヤと
して好適に採用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すタイヤ左半分断面図で
ある。
【図2】その要部を拡大して示す部分断面図である。
【符号の説明】
2 トレッド部 2a トレッド部表面 3 サイドウォール部 3a サイドウォール部表面 4 ビード部 5 ビードコア 6 カーカス 7 ベルト層 9 トレッド構造体 10 主溝 10a 溝底 11 溝底ライン 12 上方線 13 下方線 14 カーカスの外表面 16 トレッドゴム 17 サイドウォールゴム 19 ウィングゴム C タイヤ赤道 E ベルト層の外端縁 P 第1の点 Q 第2の点 S 領域 Y 半径線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 9/06 C08L 9/06 (56)参考文献 特開 平3−42303(JP,A) 特開 昭61−293212(JP,A) 特開 昭57−179212(JP,A) 特開 昭60−173026(JP,A) 特開 昭60−219241(JP,A) 特開 平2−160846(JP,A) 特開 昭59−199734(JP,A) 特開 平1−230647(JP,A) 特開 昭56−128203(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 1/00 B60C 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレッド部からサイドウォール部を通りビ
    ード部のビードコアの周りを折返すカーカスの半径方向
    外側かつトレッド部の内方に、ベルト層を有するトレッ
    ド構造体を設けた高速重荷重用タイヤであって、 タイヤ子午断面において、トレッド部で周方向にのびる
    主溝の溝底を通りトレッド部表面に平行な溝底ラインが
    サイドウォール部表面と交わる第1の点をタイヤ軸方向
    に通る上方線と、ベルト層のタイヤ軸方向外端縁を通る
    半径線がカーカスの外表面と交わる第2の点をタイヤ軸
    方向に通る下方線とに挟まれかつ前記トレッド構造体の
    タイヤ軸方向外側を含む領域にサイドウォールゴム、ト
    レッドゴムと異なるウイングゴムを配設するとともに、 前記ウイングゴム層は、スチレンとブタジエンとからな
    りしかもスチレンを10重量%以上かつ17重量%以下
    を含むとともに残りのブタジエン部分におけるビニール
    分が占める割合をブタジエン部分全体に対して25重量
    %以上かつ70重量%以下とした非油展のソリューショ
    ンSBRを、ゴムポリマ100重量部にの中に20重量
    部以上かつ60重量部以下の比で配合したことを特徴と
    する高速重荷重用ラジアルタイヤ。
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