JP2889373B2 - データ転送要求処理装置におけるチェインコマンド動作チェック方式 - Google Patents

データ転送要求処理装置におけるチェインコマンド動作チェック方式

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JP2889373B2 JP2340997A JP34099790A JP2889373B2 JP 2889373 B2 JP2889373 B2 JP 2889373B2 JP 2340997 A JP2340997 A JP 2340997A JP 34099790 A JP34099790 A JP 34099790A JP 2889373 B2 JP2889373 B2 JP 2889373B2
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【発明の詳細な説明】 [目次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第4〜8図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用(第1図) 実施例(第2,3図) 発明の効果 [概要] データ転送要求処理装置におけるチェインコマンド動
作をチェックするための方式に関し、 データチャネル装置及びデータ入出力装置の動作を通
信データがない場合にも迅速にチェックすることを目的
とし、 中央制御装置,送信データバッファを有する記憶装
置,中央制御装置からの起動命令によりチェインコマン
ド動作を開始するデータチャネル装置,チェインコマン
ドで動作するデータ入出力装置をそなえ、記憶装置に、
チェインコマンドの動作をチェックする動作チェックエ
リアを設け、チェインコマンド内に動作チェックエリア
をリセットするリセットコマンドを入れるとともに、中
央制御装置からの信号によって所要時間ごとに動作チェ
ックエリアをセットすることにより、所定時間経過前
に、動作チェックエリアがリセットされる場合は、正常
動作とし、所定時間経過後においても、動作チェックエ
リアがリセットされない場合は、障害発生とするように
構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、データ転送要求処理装置におけるチェイン
コマンド動作をチェックするための方式に関する。
すなわち、共通線信号装置のようにランダムに多発す
るデータ転送要求を処理する装置についての装置制御で
は、中央処理装置(CC)およびデータチャネル装置(DC
H)の転送能力の点からチェインコマンド方式が採用さ
れている。
そして、このチェインコマンド方式では、チェインコ
マンドで自律的に動作しているデータ入出力装置(IO装
置)が正常に動作してるかどうかが、中央処理装置(C
C)ではわからないため、その動作をチェックする必要
がある。
[従来の技術] さて、第4図は従来のデータチャネル装置(DCH)の
入出力動作を示すブロック図であるが、この第4図にお
いて、102は記憶装置(MM)で、この記憶装置102は、デ
ータチャネル装置(DCH)103の起動動作を行なわせるた
めのデータ102a,102b,102cを記憶した制御部102Aと、デ
ータチャネル装置(DCH)103が転送動作(103B参照)を
行なうための送信データバッファをそなえたデータ転送
領域102Bとをそなえて構成されている。
101は中央処理装置(CC)で、この中央処理装置101で
は、データチャネル装置(DCH)103にスタートIO命令
(SIO命令)(101A参照)により起動信号を出力するよ
うになっている。なお、このSIO命令の内容は、チャネ
ル番号(CHA)とIO番号(IOA)と起動信号等からなり、
この命令により、データチャネル装置103は、記憶装置
(MM)102の指定番地からコマンド・アドレス・ワード
(CAW)102aをロードするようになっている。
また、中央制御装置101では、データ入出力装置104の
起動結果を受けてデータチャネル装置103から発された
コンディションコード(CDC)の検査(101B参照)を行
なう。
さらに、中央制御装置101では、データチャネル装置1
03から、データ転送が終了したこと(103C参照)を割込
み(101C参照)により通知されるようになっている。な
お、このとき、データチャネル装置103が有する割込情
報がバスコマンドに設定される。
103はデータチャネル装置で、このデータチャネル装
置103は、記憶装置102からのデータCAW[このCAWは、デ
ータチャネル装置103に対応して固定的に記憶装置102に
割り付けられており、CCW(チャネルコマンドワード)1
02bの格納場所を示す]を、中央制御装置101からの起動
信号に伴い受け取り、データチャネル装置103のレジス
タへロードすることにより、起動動作(103A参照)を行
なうようになっている。
そして、CCW102bを記憶装置102から読み出し、リード
動作,ライト動作がCCW102bに従って自律的に行なわれ
る(転送動作103B参照)。
104はデータ入出力装置で、このデータ入出力装置104
は、データチャネル装置103の起動動作103Aに伴い起動
されることにより(104A参照)、共通線への入出力動作
(104B参照)を行うものである。
そして、このデータ入出力装置104では、データチャ
ネル装置103の終了信号に伴い転送動作を終了され(104
C参照)、入出力動作を終了するようになっている(104
D参照)。
ところで、データチャネル装置103の制御を行なう各
データ102a,102b,102cの構成およびこれらの格納状態は
それぞれ第5図(a)〜(b)および第6図に示すよう
になっている。
ここで、第5図(a)はCAW(コマンドアドレス語)1
02aの構成を示しており、このCAW102aは、記憶装置102
のシステムエリア内に格納され、0〜23ビットにCCW102
bの格納番地CMAが、24〜29ビットには全て0が、30,31
ビットにKEYがそれぞれ書き込まれる。
第5図(b)はCCW(チャネルコマンド語)102bの構
成を示しており、このCCW102bは2ワードで構成され、C
CW0の0〜11ビットにWC(データ転送量)が、19〜23ビ
ットにFLAG(フラッグ:これにチェインコマンド表示CC
を含む)が、24〜31ビットにCMC(コマンドコード:リ
ード、ライト動作の指定)が、CCW1の0〜23ビットにDA
(データ転送先アドレス)がそれぞれ書き込まれる。
第5図(c),(d)はCSW(コマンドステイタス
語)102cの構成を示しており、このCSW102cは、データ
転送のシーケンスがどこまで進んだかを示す情報で、シ
ステムエリアに格納されており、データ入出力装置104
やデータチャネル装置103に故障が発生した場合や、デ
ータ転送が終了した場合に、中央制御装置101へ通知さ
れるものである。
また、CSW102cはCSWAとCSWBとの2種類で構成されて
おり、第5図(c)はCSWAを示すもので、このCSWAは、
0〜7ビットにCST(チャネルステータスでデータチャ
ネル装置103の状態)が、8〜15ビットにDST[デバイス
ステータスで入出力の状態:これには状態装飾MOD(こ
のMODは1のとき記憶装置102上の次の番地のCCWを飛び
越す機能を持つ)]が、20〜31ビットにWC(データ転送
量)がそれぞれ書き込まれる。
第5図(d)はCSWBを示すもので、一方のワードにCS
WAと同様にCST,DST,WCが書き込まれるとともに、他方の
ワードにおいて、20〜27ビットにIOA(入出力アドレ
ス)が、30〜31ビットにKEYがそれぞれ書き込まれる。
第6図は、データチャネル装置(DCH)103のシステム
エリアを示すもので、例えば番地14(H)からデータチ
ャネル0番(DCH0)がCAW,CSWA,CSWB0,CSWB1の組で書き
込まれ、次いで番地18(H)からデータチャネル1番
(DCH1)が同様の組で、以下同様にしてデータチャネル
2〜6番(DCH2〜6)が同様の組で書き込まれた後、番
地30(H)からデータチャネル7番(DCH7)が同様の組
で書き込まれる。
上述のような構成により、データチャネル装置103は
次のような起動,転送,終結,報告動作を行なう。
(1)起動動作103A 中央処理装置101が入出力命令(SIO命令)101Aを実行
すると、データチャネル装置103へ起動信号が送信され
る。
起動信号を受信すると、データチャネル装置103はそ
の内部の制御メモリからCHW(チャネルワード:IO装置対
応に割当てられ、各IOの転送状況を示す)を読み出し、
指定したデータ入出力装置104の空き/塞りをチェック
する。
その結果、空きであれば、CCW102bを読み出すため、C
AW102aを記憶装置102の制御部102Aから取り出し、デー
タチャネル装置103のレジスタへロードする。これによ
り、データチャネル装置とデータ入出力装置を指定する
と、CAW102aに示されるCCW102bに従って自律的にデータ
転送が行なわれる。
CAW102aとCCW102bとを読み出し、指定されたデータ入
出力装置104を起動する。
データ入出力装置104の起動結果を中央制御装置101へ
コンディションコードCDCにより返送する。良好であれ
ば、「00」を返送することになる。
(2)転送動作103B 中央処理装置101はデータチャネル装置103からのコン
ディションコードCDCを受けると、データ入出力装置104
と記憶装置102におけるデータ転送領域102Bとの間のデ
ータ転送制御をデータチャネル装置103にまかせ、デー
タチャネル装置103からデータ転送終了報告103Cを受け
るまで他のプログラムを実行する。
(3)終結・報告動作103C CCW(チャネルコマンド語)により指定されたデータ
の転送が終了すると、データチャネル装置103は入出力
装置104に終了指示を出す。
入出力装置104が入出力動作をすると、データチャネ
ル装置103へ機器終了報告を送出する。
データチャネル装置103で機器終了報告を受信する
と、チャネルの動作状況を表すCSW102c(チャネルステ
イタス語)の書き替えを行なう。なお、CSW102cはCAW10
2aと同様にアドレスが固定的に割り付けられている。
中央処理装置101に対し、データ転送が終了したこと
を割込みによって通知する。このとき、各データチャネ
ル装置103が有する割込情報(IS番号)がバスコマンド
に設定される。また、データチャネル装置103内にある
割込み禁止FF(擬似IS)もセットされる。
ところで、このようなデータチャネル装置103の動作
を行なわせる手段として、チェインコマンド方式が提供
されている。
次に、このチェインコマンド方式の概要を第7,8図を
用いて説明する。
まず、中央処理装置101からのSIO命令でデータチャネ
ル装置103を起動するが、そのときのCCWは第8図のよう
になっている。すなわち、番地の上から順に、ライトパ
ターン(WPT)コマンド,TICコマンド,ライト(WRT)コ
マンド,リードパターン(RPT)コマンド,TICコマンド
となっている。ここで、CCWの実体は記憶装置102にあ
り、データチャネル装置103で第8図の状態のCCWをCAW
を経由させながら順次取り出して実行することが行なわ
れる。さらに、チェインコマンドの場合は、CCWのCC
(チェインコマンド表示)が「1」になっている。
また、データチャネル装置103の動作は次のとおりで
ある。
(1)CCWを記憶装置102より取り出し、起動,転送,終
結動作を行なう。
(2)終結動作で、CCWのCC(チェインコマンド表示)
が「1」のときは、チェインコマンドと判断して、記憶
装置102上の次の番地のCCWを取り出し、上記の(1)を
行なう。
(3)上記(2)の終結動作で、CC=1で且つCSWB[第
5図(d)参照]のDSTのMOD=1のときは、記憶措置10
2上の次の番地のCCWを飛び越す機能があるので、これを
利用してWPTコマンドで、EFC(このEFCは、送信データ
バッファ102dに設定されており、データ転送要求がある
と、中央処理装置101によって1にされるものである)
を検査し、EFC=1のときはMOD=1にして、WRTコマン
ドを実行するようにしている。
このようにCCWで示されるコマンドを自律的にデータ
チャネル装置103で実行する様子を示すと、第7図のデ
ータチャネル装置103内に書かれたフロー(S101〜S105
参照)のようになるが、このような一連の処理をチェイ
ンコマンド処理(103S参照)という。
したがって、中央処理装置101からSIO命令でデータチ
ャネル装置103を起動したあと、このデータチャネル装
置103においては、送信データがない場合は、第7図の
のルート、送信データがあるときは、第7図ののル
ートで、データ入出力装置104との自律動作に入るので
ある。
なお、中央処理装置101では、データ転送要求がある
と、送信データバッファ102dのEFCを1にして、送信デ
ータを設定するので、送信データがあるときは、第7図
ののルートをとって、データが転送されるのである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前述のチェインコマンド方式では、データ
入出力装置104が正常に動作しているかどうか(チェイ
ンコマンドで自律的に動作しているかどうか)が中央処
理装置101ではわからないため、次の手法でその動作を
チェックしている。
すなわち、データ転送要求が発せられて、送信バッフ
ァ102dのEFCを1に設定した後、所要の時間内にEFCが0
にリセットされるかどうかを監視し、EFCが0にならな
い時は動作していないと判断する。
しかしながら、この方法では、送信データがない場
合、EFCを1に設定することができないため、0にリセ
ットされることの確認が不可能であり、動作チェックを
行なえないという不具合がある。
これにより、データ入出力装置104の障害検出が遅
れ、転送装置全体の信頼性を確保できないという問題点
がある。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、
データチャネル装置及びデータ入出力装置の動作を通信
データがない場合にも迅速にチェックできるようにし
た、データ転送要求処理装置におけるチェインコマンド
動作チェック方式を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理ブロック図である。
この第1図において、1は中央制御装置(CC)で、こ
の中央制御装置1は、記憶装置(MM)2,データチャネル
装置(DCH)3を制御するものある。
2は記憶装置で、この記憶装置2は、送信データバッ
ファ2aと動作チェックエリア2bとをそなえている。
ここで、送信データバッファ2aは送信データを一時的
に蓄積しておくメモリで、動作チェックエリア2aはデー
タチャネル装置3内のチェインコマンド3Sの動作をチェ
ックするためのメモリエリアである。
3はデータチャネル装置で、このデータチャネル装置
3は、中央制御装置1からの起動命令によりチェインコ
マンド3S動作を開始するものであるが、このチェインコ
マンド3S内には、動作チェックエリア2bをリセットする
リセットコマンドが入れられている。なお、チェインコ
マンド3Sの実体であるCCW(チャネルコマンド語)は記
憶装置2にある。
4はデータ入出力装置で、このデータ入出力装置4
は、データチャネル装置3のチェインコマンド3Sにより
入出力動作を行なう。
[作用] 上述の本発明のデータ転送要求処理装置におけるチェ
インコマンド動作チェック方式では、動作チェックエリ
ア2bが主制御装置1により所要時間ごとにセットされる
が、データチャネル装置3が正常に動作している場合
は、リセットコマンドにより伝送データの有無にかかわ
らず所定時間内にリセットされ、正常動作が確認され
る。
一方、正常に動作していない場合は、動作チェックエ
リア2bがリセットされず所定時間経過後には正常に動作
していないことが検出され、障害が発生したとされる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、
また第3図は本実施例の要部構成を説明するための図で
あるが、これらの第2,第3図において、1は中央制御装
置(CC)、2は記憶装置(MM)、2aは送信データバッフ
ァ、3はデータチャネル装置(DCH)、3Sはチェインコ
マンド、4はデータ入出力装置(IO)であり、これら
は、それぞれ従来例において説明された中央制御装置10
1,記憶装置102,送信バッファ102d,データチャネル装置1
03,チェインコマンド103S,データ入出力装置104のそれ
ぞれとほぼ同様に構成され、同様の動作にてデータの転
送を行なうものである。
なお、5は音声等のデータを交換する交換機、6は転
送される制御データのための共通線である。
また、チェインコマンド3S内のS1〜S8はそれぞれ処理
ステップを示しており、この内のステップS1〜S5は従来
例として前述したチェインコマンド103S内のステップS1
01〜S105のそれぞれとほぼ同様の動作を行なうものであ
る。
ところで、本実施例で新たに設けられたものとして次
のようなものがある。
まず、記憶装置2に動作チェックエリア2bが設けられ
たことである。ここで、この動作チェックエリア2bは、
0〜1ビットのOPC(オペレーションコード)を格納す
るようになっている。
次に、中央処理装置1内に周期プログラム1Sを設けた
ことである。ここで、この周期プログラム1Sは、例えば
1秒ごとに繰り返し実行され、ステップS12で、記憶装
置2の動作チェックエリア2bにOPCを1と設定するよう
な動作を行なう。
また、チェインコマンド3Sにおいて、ステップS6は、
転送データが有る場合のルート(ステップS1でデータ有
り以下のルート)においてオペレーションコード(OP
C)をクリアする機能をそなえている。
ステップS7は、転送データが無い場合のルート(ステ
ップS1でデータ有り以下のルート)において、オペレー
ションコード(OPC)をクリアする機能をそなえてい
る。
ステップS8は、データ無しの場合のルートにおいて、
処理をステップS1に戻すジャンプ処理を意味している。
上述の構成により、データチャネル装置3は中央制御
装置1により起動されて従来とほぼ同様の諸動作が行な
われる。
加えて、中央制御装置1では周期プログラム1Sが起動
され所要の時間間隔、例えば1秒ごとに繰り返される。
すなわち、同プログラム1SにおけるステップS11で
は、記憶装置2における動作チェックエリア2bのオペレ
ーションコード(OPC)が0であるかどうかが判断さ
れ、0である場合には、オペレーションコード(OPC)
が1に設定されるとともに(ステップS12)、エラーカ
ウント(ERRCNT)が0クリアされている(ステップS1
3)。
一方、チェインコマンド3Sも所要の周期で繰り返され
ているが、このチェインコマンド3Sが正常に動作してい
ると、転送データがないルートでは、ステップS7におい
てオペレーションコード(OPC)が0にリセットクリア
され、転送データが有るルートでは、ステップS6により
オペレーションコード(OPC)が0にリセットクリアさ
れる。
ところで、チェインコマンド3Sが正常に動作していな
い場合は、ステップS6,S7が実行されず、記憶装置2の
動作チェックエリア2bがリセットされないため、中央制
御装置1の周期プログラム1SにおけるステップS11で
は、OPC≠0と判断されて、ステップS14が実行される。
ステップS14において、ERRCNTが所要の数Nより大き
いかどうかが判断される。
また、ステップS14がはじめて実行されたときは、ERR
CNTは0にクリアリセットされているため、ERRCNT<N
であり、これによりステップS16が実行されて、ERRCNT
に1が加えられる。
すなわち、ステップS16を通るたびにERRCNTは1ずつ
増え続け、所要の値Nを超えるようになると、チェイン
コマンド3Sあるいはデータ入出力装置4等に障害が発生
しているものとして、ステップS15において、障害処理
が実行される。
このようにしてデータチャネル装置の動作を通信デー
タがない場合にも迅速にチェックできるので、転送装置
全体の信頼性が大幅に向上する。
なお、CCWは、第3図の記憶装置2内に書かれている
ように、順にWPTコマンド,TICコマンド,WRTコマンド,RP
Tコマンド,RPTコマンド,TICコマンド,RPTコマンド,TIC
コマンドとなっていて、その実体は記憶装置2にあり、
実行時には、CCWをCAW経由で取り出すことが行なわれ
る。従って、第3図のデータチャネル装置3内のフロー
は、CCWで示されるコマンドを自律的にデータチャネル
装置3で実行している時の様子を示すものである。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明のデータ転送要求処理装
置におけるチェインコマンド動作チェック方式によれ
ば、記憶装置における動作チェックエリアに対し、中央
制御装置によるセットおよびデータチャネル装置のチェ
インコマンドにおけるリセットが繰り返して常時行なわ
れるため、データチャネル装置における伝送データがな
い場合であっても、チェインコマンドの動作を確認する
ことができ、これによりチェインコマンドに障害が発生
した場合には、迅速に検出処理することができ、その結
果、転送装置全体の信頼性向上におおいに寄与しうると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第3図は本発明の一実施例の要部構成を示す図、 第4図は従来のデータチャネル装置の入出力動作を説明
するためのブロック図、 第5図(a)〜(d)はデータチャネル装置の制御デー
タ構成を示す模式図、 第6図はデータチャネル装置の制御データ格納状態を示
す模式図、 第7,8図はそれぞれチェインコマンド方式の概要を説明
する図である。 図において、 1は中央制御装置、1Sは周期プログラム、2は記憶装
置、2aは送信データバッファ、2bは動作チェックエリ
ア、3はデータチャネル装置、3Sはチェインコマンド、
4はデータ入出力装置、5は交換機、6は共通線、101
は中央制御装置、102は記憶装置、102dは送信データバ
ッファ、103はデータチャネル装置、103Sはチェインコ
マンド、104はデータ入出力装置である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 俊治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 菊地 太志 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 安田 幸 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 13/00 - 13/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ転送要求を処理する装置において、 中央制御装置(1)と、 送信データバッファ(2a)を有する記憶装置(2)と、 該中央制御装置(1)からの起動命令によりチェインコ
    マンド(3S)動作を開始するデータチャネル装置(3)
    と、 該データチャネル装置(3)でのチェインコマンド(3
    S)で動作するデータ入出力装置(4)とをそなえ、 該記憶装置(2)に、チェインコマンド(3S)の動作を
    チェックするための動作チェックエリア(2b)を設け、 該チェインコマンド(3S)内に該動作チェックエリア
    (2b)をリセットするリセットコマンドを入れるととも
    に、該中央制御装置(1)からの信号によって所要時間
    ごとに該動作チェックエリア(2b)をセットすることに
    より、 所定時間経過前に、該動作チェックエリア(2b)がリセ
    ットされる場合は、正常動作とし、該所定時間経過後に
    おいても、該動作チェックエリア(2b)がリセットされ
    ない場合は、障害発生とすることを 特徴とする、データ転送要求処理装置におけるチェイン
    コマンド動作チェック方式。
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