JP2889066B2 - 搬送台駆動装置 - Google Patents
搬送台駆動装置Info
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Description
れ、例えば複写動作の際に、原稿が載置される搬送台を
往復移動させる搬送台駆動装置に関するものである。
る複写機では、光学系により原稿台上の原稿を走査する
際に、原稿台が、先ず、待機位置からリターン方向の走
査開始位置まで移動し、次に、走査終了位置までフィー
ド方向へ移動して原稿走査を行った後、走査終了位置か
らリターン方向の元の待機位置に移動するようになって
いる。
のように移動させる原稿台駆動装置151は、原稿台1
52の下方に設けられ、図25のような構造となってお
り、原稿台152を走査開始位置からフィード(F)方
向へ移動させる際には、フィード用ソレノイド153が
ONになり、これによってラッチ154がフィード用ス
プリングクラッチ155のクラッチブレーキ156と係
合し、フィード用スプリングクラッチ155が結合状態
となる。
駆動力が出力ギヤ158に伝達され、さらに原稿台駆動
ギヤ159に伝達されて、この原稿台駆動ギヤ159と
噛み合うラックを備えた原稿台152が、フィード方向
へ移動する。
すると、図24に示す検知スイッチ160によってこの
状態が検知され、フィード用ソレノイド153がOF
F、リターン用ソレノイド161がONとなる。これに
より、ラッチ162がリターン用スプリングクラッチ1
62のクラッチブレーキ163と係合し、リターン用ス
プリングクラッチ162が結合状態となる。
駆動力が、ギヤ164、入力ギヤ165、出力ギヤ16
6および出力ギヤ158を介して、原稿台駆動ギヤ15
9に伝達され、原稿台152がリターン(R)方向の待
機位置へ移動する。
構造では、原稿台を往復移動させるのに、フィード用ス
プリングクラッチ155、リターン用スプリングクラッ
チ162、フィード用ソレノイド153およびリターン
用ソレノイド161等の装置が必要であり、一般に小型
で低価格機種が多い原稿台移動型の複写機においては、
上記のような各装置が占めるコストの比率が高くなり、
装置のコストアップを招来するという問題点を有してい
る。
搬送台駆動装置は、以上の課題を解決するために、被印
刷物が載置され往復移動する搬送台に、その往復移動方
向に沿って取り付けられた内歯歯車が、2個の第1およ
び第2ラックをそれらの歯面を互いに平行にほぼ対向さ
せて有し、かつ、上記第1ラックの両端部から、それぞ
れ対向する第2ラックの端部方向に向かって同ピッチで
延びる略半円状の内歯部をそれぞれ備え、駆動力が伝達
される太陽歯車が、上記内歯歯車内に搬送台移動方向に
沿って移動可能に設けられ、上記太陽歯車および内歯歯
車と歯合する遊星歯車が配設され、上記太陽歯車および
遊星歯車の回転軸を回転自在に支持する連結板が上記遊
星歯車と太陽歯車および内歯歯車との歯合を維持するよ
うに設けられ、上記遊星歯車が同軸上に一体的に回転す
るように設けられたピッチ円径の異なる2段歯車からな
り、前記第1および第2ラックが、上記2段歯車とそれ
ぞれ歯合し得るように上記2段歯車の軸方向に変位して
設けられていることを特徴としている。
は、以上の課題を解決するために、請求項1記載の搬送
台駆動装置において、所定方向に回転移動して前記第1
および第2ラック間を移動する遊星歯車が、内歯部もし
くは第2ラックとの歯合が解除され、次に歯合する上記
内歯歯車の各歯の形状が、歯合開始時の歯合を円滑にで
きるように内歯歯車における他の歯の形状と異なること
を特徴としている。
は、以上の課題を解決するために、請求項1または2記
載の搬送台駆動装置において、上記2段歯車における大
歯車が、小歯車より加工精度を低く形成されていること
を特徴としている。
は、以上の課題を解決するために、請求項1、2または
3記載の搬送台駆動装置において、上記連結板が、その
一端部を上記内歯歯車の外周を摺動するように設けられ
ていることを特徴としている。
は、以上の課題を解決するために、請求項4記載の搬送
台駆動装置において、上記2段歯車が、その小歯車を前
記連結板側となるように配設されていることを特徴とし
ている。
は、以上の課題を解決するために、請求項1、2、3、
4または5記載の搬送台駆動装置において、上記2段歯
車の各歯車における歯数を合わせていることを特徴とし
ている。
は、以上の課題を解決するために、請求項1、2、3ま
たは6記載の搬送台駆動装置において、上記内歯歯車お
よび連結板を覆うカバーが設けられ、上記カバーに向か
って延びるローラが、そのローラ軸を前記回転軸とほぼ
平行となるように上記連結板に立設され、上記ローラと
当接するガイド部が、前記遊星歯車と太陽歯車および内
歯歯車との歯合を維持できるように上記カバーに設けら
れていることを特徴としている。
は、以上の課題を解決するために、請求項7記載の搬送
台駆動装置において、上記ローラが、前記遊星歯車およ
び太陽歯車の各回転軸を含む仮想平面から変位して設け
られていることを特徴としている。
は、以上の課題を解決するために、請求項7または8記
載の搬送台駆動装置において、上記ガイド部におけるロ
ーラとの当接面が、前記内歯歯車の歯先を含む仮想平面
の内側となるように設けられていることを特徴としてい
る。
は、以上の課題を解決するために、請求項7、8または
9記載の搬送台駆動装置において、前記内歯歯車が、そ
のピッチ線を含む仮想平面がほぼ重力方向となるように
設けられ、前記遊星歯車が落下方向に移動する際に、上
記ガイド部の当接面が、上記遊星歯車に対する重力に抗
するように形成されていることを特徴としている。
は、以上の課題を解決するために、請求項10記載の搬
送台駆動装置において、前記遊星歯車が落下方向に移動
する際に、上記ガイド部の当接面が、上記遊星歯車の移
動を遅延させるように外方に膨らんで形成されているこ
とを特徴としている。
2段歯車である遊星歯車の大歯車が第1ラックと噛み合
っているときに、駆動力が太陽歯車の回転軸に入力され
て太陽歯車が回転すると、上記太陽歯車および遊星歯車
の回転軸を回転自在に支持する連結板が、上記遊星歯車
と太陽歯車および内歯歯車との歯合を維持するように設
けられていることから、遊星歯車が太陽歯車との歯合を
維持しながら逆の方向へ回転する。このことにより、内
歯歯車が遊星歯車の回転方向へ直線移動し、これに伴
い、内歯歯車と連結されている搬送台が所定の方向へ直
線移動する。
星歯車は、内歯歯車の半円状の内歯部と噛み合い、太陽
歯車の回転軸を中心として、太陽歯車の周りを、ほぼ 1
80°回転する。
の歯合が解除されるが、前記第1および第2ラックが、
上記2段歯車とそれぞれ歯合し得るように上記2段歯車
の軸方向に変位して設けられていることから、上記のよ
うに歯合が解除された際には内歯歯車が前記のように移
動していて、その慣性により、遊星歯車の小歯車と第2
ラックとを歯合させることができる。これにより、太陽
歯車がさらに駆動されると、内歯歯車と共に搬送台が先
程とは反対の方向へ移動する。
構を用いることで、搬送台をフィード方向と、そのフィ
ード方向と逆方向であるリターン方向とに直線往復移動
させることができ、かつ、従来のような多くの歯車、ラ
ッチおよびソレノイド等を省けるから、従来より部品点
数を少なくでき、低コストとすることが可能である。
段歯車とすることで、搬送台における往方向と復方向の
移動速度を変えることができ、例えば、複写機における
原稿読み取り時であるフィード時の搬送台移動速度に対
して、複写機における待機位置、あるいは読み取り開始
位置への移動速度を速めることができる。よって、連続
して複写する際の総複写時間を減少させることが可能と
なる。
方向に回転移動して前記第1および第2ラック間を移動
する遊星歯車が、内歯部もしくは第2ラックとの歯合が
解除され、次に歯合する上記内歯歯車の各歯の形状が、
歯合開始時の歯合を円滑にできるように内歯歯車におけ
る他の歯の形状と異なるので、内歯部と第2ラックとの
間での遊星歯車の移動が円滑にでき、歯合時の音の発生
が低減され、さらに、歯合時の歯合不良による遊星歯車
および内歯歯車の歯の損傷を減少させることが可能であ
る。
ば、原稿が載置されて往復移動する搬送台を移動させる
タイプの複写機に上記構成を適用した場合、大歯車と第
1ラックおよび内歯部との歯合時を、搬送台が待機位
置、もしくは読み取り開始位置への移動に用い、小歯車
と第2ラックとの歯合時を、搬送台が読み取り開始位置
から読み取り完了位置までの移動に用いると、上記2段
歯車における大歯車が、小歯車より加工精度を低く形成
されても、搬送台の待機位置あるいは読み取り開始位置
への移動に際しては、特に搬送速度の精度は不要なこと
から、搬送台の移動による原稿の読み取り精度に影響を
与えることなく、2段歯車の形成コストを低減すること
が可能となる。
連結板が、その一端部を上記内歯歯車の外周を摺動する
ように設けられているから、上記連結板が内歯歯車に対
して移動しても、2段歯車と太陽歯車との位置関係が維
持できる。したがって、上記2段歯車と太陽歯車および
内歯歯車との歯合を安定化できる。
2段歯車が、その小歯車を前記連結板側となるように配
設されているので、2段歯車の大歯車が連結板側となる
ように設けられた場合と比べて、小歯車の径が小さいこ
とにより、内歯歯車の外周を摺動する連結板の一端部の
摺動する内歯歯車の外周面を、連結板の回転軸により近
い、つまりより内側とすることができる。よって、上記
構成は、連結板の一端部の摺動位置を、上記の場合のよ
うに内歯歯車の外周面を摺動する連結板の一端部と比べ
て、内側を通すことができ薄型化できて小型化できる。
歯車における大歯車および小歯車の歯数が異なる場合、
内歯部と第2ラックとの位置関係が、2段歯車がスムー
スに移行できるように設定されていても、2段歯車が内
歯部から第2ラックへ、あるいは第2ラックから内歯部
への移行時に、例え2段歯車が空転して各歯車の位置が
変化すると、2段歯車の移行がスムースにできず、移行
時に異音や歯の損傷などの支障を生じることがあった
が、上記構成は、上記2段歯車の各歯車における歯数を
合わせていることにより、上記各歯車の各歯との間の相
対位置が変化せず、常に同一なため、前記のような移行
時においても、2段歯車の空転前と同様に、2段歯車が
内歯部から第2ラックへ、あるいは第2ラックから内歯
部へ支障なく移行できる。
ラと、そのローラと当接するガイド部とにより、前記遊
星歯車と太陽歯車および内歯歯車との歯合を維持できる
ようになっているから、上記連結板が内歯歯車に対して
移動しても、2段歯車と太陽歯車との位置関係が維持で
きる。したがって、上記2段歯車と太陽歯車および内歯
歯車との歯合を安定化できる。
ーラが、前記遊星歯車および太陽歯車の各回転軸を含む
仮想平面から変位して設けられているから、前記遊星歯
車と太陽歯車および内歯歯車との歯合をさらに容易に維
持できるようになっており、上記連結板が内歯歯車に対
して移動しても、2段歯車と太陽歯車との位置関係が維
持できる。したがって、上記2段歯車と太陽歯車および
内歯歯車との歯合をさらに安定化できる。
イド部におけるローラとの当接面が、前記内歯歯車の歯
先を含む仮想平面の内側となるように設けられているか
ら、例えば内歯歯車の外周面を連結板の一端部を摺動さ
せる場合と比べて、薄型化を図ることができて小型化で
きる。
れば、前記内歯歯車が、そのピッチ線を含む仮想平面が
ほぼ重力方向となるように設けられ、前記遊星歯車が落
下方向に移動する際に、上記ガイド部の当接面が、上記
遊星歯車に対する重力に抗するように形成されているか
ら、上記遊星歯車の自重が加わることによる上記遊星歯
車の回動量の不必要な増加を抑制できる。これにより、
太陽歯車による駆動に応じて上記遊歯車を移動させるこ
とができるから、上記遊星歯車の回動移動を安定化でき
る。
いし図17に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本実施例1の搬送台駆動装置は複写機等に設置される物
であって、例えば図2に示すように、略直方体形状箱型
の複写機本体1の上部に、移動可能に取り付けられてい
る略長方形板状の原稿載置台(搬送台)2が設置されて
いる。その原稿載置台2の中央部は、ガラス板等の透明
部材を有しており、その原稿載置台2における透明部材
上に置かれた原稿25は、照射ランプ15によって照射
され、その反射光は、ロッド・レンズ・アレイ24を介
して回転自在に配置された感光体13に露光される。
向し近接して配置された帯電器14により均一に帯電さ
れた状態で、原稿25からの反射光が露光されることに
より、感光体13上に静電潜像が形成されるようになっ
ている。
れるトナーにより現像されて感光体13上に原稿25に
対応するトナー像が形成される。続いて、手差し給紙部
21からのレジスト・ローラ16を介して感光体13に
用紙が供給され、上記トナー像が感光体13と対向し近
接して配置された転写器12により用紙に転写され、そ
の用紙が定着装置19へと搬送されるようになってい
る。
2上に付着したトナーは、転写器12へトナーと逆極性
の電圧を印加することにより感光体13上に移動され
る。転写器12より移動されたトナーは、感光体13上
に残留したトナーと共にクリーニング装置17により除
去され、トナー収納部18へ回収される。さらに、転写
後の感光体13の表面は照射ランプ15の直接光により
均一に除電されて、待機状態となる。一方、定着装置1
9に用紙が搬送されると、この用紙上のトナー像が定着
装置19で加熱、加圧されることにより用紙に定着さ
れ、その後、その用紙は搬出される。
写機における原稿載置台2の駆動手段としての駆動力伝
達部3は、原稿載置台2の往復移動方向における複写機
本体1の一方の側部に、原稿載置台2端辺部から垂下す
るように設置されていて、駆動力伝達部3には、図1に
示すように、2本の第1および第2ラック5・6が相互
に歯を内向きに平行に設けられ、一方の第1ラック5の
両端部から同一ピッチでそれぞれ延びる半円状の内歯部
7・7が、他方の第2ラック6の対向する各端部方向に
向かってそれぞれ形成されている。
5・6と、各内歯部7・7とによってエンドレスラック
(内歯歯車)8が形成され、このようなエンドレスラッ
ク8は断面無端略長円状の支持体4の内面側に取り付け
られ、この支持体4は一対の平行板4a・4aとそれら
平行板4a・4aの両端を連絡する半円状の湾曲板4b
・4bとからなっており、滑らかな外周面を有してい
る。したがって、上記エンドレスラック8は、そのピッ
チ線を含む仮想平面がほぼ重力方向と平行となるように
設けられている。
行で等距離となるように長穴形状のガイド孔3aが取付
板3bに穿設され、そのガイド孔3aに駆動用出力ギヤ
(太陽歯車)9の回転軸9aが挿入されており、さら
に、図4に示すように、同一の回転軸10c上で一体的
に回転するピッチ円径の異なる2段歯車(遊星歯車)1
0が設けられている。
すように、大および小歯車10a・10bを備えてお
り、この2段歯車10の大歯車10aは第1ラック5お
よび各内歯部7・7と歯合するようにピッチが設定され
る一方、2段歯車10における小歯車10bは第2ラッ
ク6と歯合するようにピッチが設定されている。なお、
上記の各2段歯車10およびエンドレスラック8の歯車
精度は同一に形成され、例えばJIS4級の精度で形成
され、また、各歯車はインボリュート歯形にて成形され
ている。
イド孔3aの穿設位置は、第1ラック5のピッチ点から
駆動用出力ギヤ9のピッチ円半径と小歯車10bのピッ
チ円径とをプラスした距離となり、かつ、第2ラック6
のピッチ点から駆動用出力ギヤ9のピッチ円半径と小歯
車10bのピッチ半径と大歯車10aのピッチ半径とを
プラスした距離となる。
自在に支持する連結板11が、その一端部を取付板3b
方向にほぼ直角に折り曲げた折曲部11aを支持体4の
外周と摺動させることにより、2段歯車10と駆動用出
力ギヤ9およびエンドレスラック8との歯合を確保して
いる。よって、折曲部11aには、支持体4の外周面と
スムースに摺動できるように摩擦係数の小さなフッ素樹
脂等の合成樹脂製の立設部が略ドーム状に形成されてい
る。なお、上記のような立設部に代えてボールベアリン
グ等のころがり接触部を設けてもよい。
の回転軸9aが挿入されていることで、固定されて回転
する駆動用出力ギヤ9に対して、エンドレスラック8が
往復移動、すなわち前記原稿載置台2が往復移動できる
ようになっている。また、上記の回転軸9aには、図示
しない駆動伝達機構を介してメインモータの動力が伝達
されるようになっている。
ことなく、メインモータのON/OFFのみによって原
稿載置台2の動作を制御するために、1回の複写動作に
おいて、原稿載置台2が待機位置に戻るまでの間に、原
稿画像が複写された転写用用紙が、定着装置19を通過
して複写機本体1から排出されるようにしている。
ける動作について説明すると、例えば図5に示すよう
に、2段歯車10の小歯車10bが第1ラック5と噛み
合っているときに、駆動力が駆動用出力ギヤ9の回転軸
9aに入力されると、駆動用出力ギヤ9が回転する。
段歯車10の回転軸10cを回転自在に支持する連結板
11が、その一端部である折曲部11aを上記支持体4
の外周を摺動するように設けられていることから、2段
歯車10が駆動用出力ギヤ9とは逆の方向へ回転し、エ
ンドレスラック8が2段歯車10の回転方向へ直線移動
する。これに伴い、エンドレスラック8と連結されてい
る原稿載置台2が所定の方向へ直線移動する。
されると、2段歯車10の小歯車10bは、エンドレス
ラック8における第1ラック5から内歯部7と歯合し、
駆動用出力ギヤ9の回転軸9aを中心として、駆動用出
力ギヤ9の周りを、ほぼ 180°回転し、このとき、エン
ドレスラック8内における駆動用出力ギヤ9と2段歯車
10との位置関係が上下逆転するため、エンドレスラッ
ク8は、前記の所定の方向への直線移動とは逆方向に直
線移動し始め、原稿載置台2が逆方向に移動する。
達した後は、小歯車10bと上記内歯部7との歯合が解
除されるが、2段歯車10における大歯車10aが前記
第2ラック6と歯合するように、上記2段歯車10の回
転軸10c方向に変位、つまり、ずらして、あるいは回
転軸10c方向に幅広に設けられ、かつ、前記のように
歯合が解除された際にはエンドレスラック8が移動して
いて、その慣性により、2段歯車10の大歯車10aと
第2ラック6とを歯合させることができる。これによ
り、駆動用出力ギヤ9がさらに駆動されると、エンドレ
スラック8と共に原稿載置台2が先程とは反対の方向へ
移動する。
遊星歯車として用いることで、原稿載置台2を往復移動
させることが可能となることから、原稿載置台2を往復
移動させるために従来のような多くの歯車、ラッチおよ
びソレノイド等を省くことができて、従来より部品点数
を少なくでき、低コストとすることが可能である。
ドレスラック8とが歯合して原稿載置台2が移動する方
向を、例えば複写機での露光して読み取るフィード方向
とし、一方、大歯車10aとエンドレスラック8とが歯
合して原稿載置台2が移動する方向を、複写機の原稿載
置台2を待機位置から複写開始位置、あるいは複写完了
位置から複写開始位置まで移動させるリターン方向とす
ると、フィード方向の原稿載置台2の移動速度に対して
リターン方向の原稿載置台2の移動速度を速くできる。
保するため、複写機内の用紙の搬送速度や転写速度など
の制限により、フィード方向の原稿載置台2の移動速度
に上限があるが、リターン方向に対しては上記のような
制限がなく、リターン方向の原稿載置台2の移動速度を
フィード方向の移動速度に対して速めても、複写品質に
対する影響は無く、よって、原稿載置台2を複写開始位
置に迅速に移動できて総複写時間を減少させることがで
き、また、連続して複写する際には、複写完了位置から
複写開始位置に原稿載置台2を迅速に移動させることが
できて総複写時間がさらに低減される。
させ、かつ、その往方向と復方向の移動速度を変えるた
めに、クラッチ等を用いて駆動用出力ギヤの回転速度を
切り換えていたが、上記構成は、そのようなクラッチ等
の切り換え手段を省くことができ、さらに、コストダウ
ンを図ることが可能となる。
10およびエンドレスラック8の歯車精度をJIS4級
というように高精度にそれぞれ形成した。ところで、原
稿載置台2のフィード方向の移動では、その移動速度が
不安定になると複写品質に悪影響を及ぼすことから、そ
のような悪影響を回避するために、第2ラック6および
小歯車10bを歯車精度は高精度とする必要があるが、
リターン方向において使用される第1ラック5、内歯部
7・7および大歯車10aは、上記の歯車精度と同様に
高精度に形成する必要がなく、それら第1ラック5、内
歯部7・7および大歯車10aの形成加工精度を、例え
ばJIS6級で形成してもよい。
成した場合と比べて、その形成加工コストを大幅に低減
でき、特にエンドレスラック8のように大型の成形品に
おいて、成形する際の金型などの加工精度を高く設定す
る必要がなく、その加工成形コストの削減に有効であ
る。
ク5をエンドレスラック8の上部に、第2ラック6をエ
ンドレスラック8の下部に設け、2段歯車10の大歯車
10aを第2ラック6と歯合するように設けた例を挙げ
たが、第1ラック5と第2ラック6の上下は、特に限定
されるものではなく、例えば図7および図8に示すよう
に、第1ラック5を下部に、第2ラック6を上部に設
け、大歯車10aを第1ラック5と歯合するように設
け、第2ラック6の両端部を、2段歯車10の移行がス
ムースにできるように内歯部7・7の形状に沿うように
若干湾曲させた構成としても良い。
内歯部7・7においても歯合するため、リターン方向で
の原稿載置台2の移動時間をより迅速化できて、複写に
要する総時間、あるいは連続した複写に要する総時間を
さらに低減できる。
る大歯車10aおよび小歯車10bのモジュールについ
て特に限定していないが、図9に示すように、2段歯車
10における大歯車10aおよび小歯車10bのモジュ
ールを変えてもよい。すなわち、小歯車10bのモジュ
ールに対して、大歯車10aのモジュールを大きくなる
ように設定する。この場合、そのようにモジュールを変
更した各大歯車10a、小歯車10bに対応するよう
に、図7に示す第1ラック5、第2ラック6および内歯
部7・7のモジュールをそれぞれ合わせるように設定す
る。
向とにおける原稿載置台2の移動速度の差を大きく設定
でき、よって、リターン方向の原稿載置台2の移動速度
をより速めることができる。
ンボリュート歯形であるので、その歯先の形状に角を有
しており、例えば図10に示すように、第2ラック6か
ら内歯部7に2段歯車10が移行する際に、2段歯車1
0の歯先が内歯部7の歯先とあたり、うまく歯合できず
歯先同士が当接した場合、異音を発生し、また、このよ
うにうまく歯合できない場合に、さらに大きな応力がか
かると、当接するエンドレスラック8、2段歯車10の
歯先や、2段歯車10の回転軸10cを損傷することが
あった。
図11(a)および図7におけるC円の拡大図である図
11(b)に示すように、内歯部7と第2ラック6とに
おける隣合う歯7aと歯6aとの形状を、他の歯7bお
よび歯6bと異なる、例えば歯7aと歯6aとの歯先の
角を丸めてそれぞれ成形している。このような成形は、
トライアンドエラーで成形してもよいし、また、CAD
(Computer-Aided-Design )の画面上で、2段歯車10
を、第2ラック6と内歯部7との間で移行させるシュミ
レーションを行い、2段歯車10の各歯車10a・10
bと第2ラック6および内歯部7・7とが当って、歯合
の不良部分を除去することにより歯形を設定し成形して
もよい。
2段歯車10が第2ラック6から内歯部7に移行する
際、2段歯車10の歯先が、内歯部7における歯7aの
歯先とあたっても、その角が丸くなっているため、角が
引っ掛かり歯先が当接した際のころがり接触不良等の歯
合不良箇所の発生が防止され、よって、歯先同士の擦れ
合いによる異音の発生が回避され移行時の静音化を図る
ことでき、また、2段歯車10や内歯部7の歯、または
2段歯車10の回転軸10cなどの損傷などを防止でき
る。
に、大歯車10aを連結板11側に設けた場合を例とし
てを挙げたが、2段歯車10における大歯車10aおよ
び小歯車10bの配置は、上記の例に限定されることは
なく、図13に示すように、小歯車10bを連結板11
側として構成してもよい。これにより、小歯車10bの
径が大歯車10aの径より小さいことから、大歯車10
aを連結板11側に設けた場合のより、小歯車10bと
歯合する第2ラック6を支持する支持体4側の外周面4
cと駆動用出力ギヤ9の回転軸9aとの距離を短くでき
る。
では、大歯車10aが取付板3b側に変位、つまりずら
して設置されていることから、駆動用出力ギヤ9および
小歯車10bの径方向に対向する位置に第1ラック5は
設置されていない。よって、第1ラック5を支持してい
る支持体4部分においても、その端辺から延びて、前記
と同様な第1ラック5より回転軸9aに近い、つまり内
側を通る外周面4cを形成することができる。また、各
内歯部7・7においても第1ラック5と同様である。
設けた場合、2段歯車10を所定位置を移動できるよう
に支持するために連結板11が、その一端部である折曲
部11aを支持体4の外周面に摺動させていたことか
ら、折曲部11aの摺動スペースとして、図5に示すよ
うに、支持体4の外周面から所定の距離αの距離で、支
持体4の外周面を囲むスペースを確保する必要があっ
た。
図14に示すように、折曲部11aの摺動位置を、上記
の場合より回転軸9aに近い、つまり内側とすることが
できて、上記のようなスペースを低減、もしくは省くこ
とができ、結果として、駆動力伝達部3の厚さを薄く形
成することが可能となり、よって、このような構成を用
いる複写機等を小型化できる。
車10における大歯車10aおよび小歯車10bの歯数
について特に限定していないが、図15に示すように、
各大歯車10aおよび小歯車10bの歯数を合わせて構
成することも可能である。上記構成では、一例として大
歯車10aおよび小歯車10bの歯数を14とし、小歯
車10bのモジュールを0.65、大歯車10aのモジュー
ルを 1.105とした。
aに対応する第1ラック5のモジュールを 1.105とし、
小歯車10bに対応する第2ラック6および内歯部7・
7のモジュールを0.65とした。なお、大歯車10aおよ
び小歯車10bの各歯の相対位置は、特に限定されない
が、図15に示すように、大歯車10aおよび小歯車1
0bの各歯先を揃えてもよいし、また、図9に示すよう
に、小歯車10bの歯先を大歯車10aの歯底に向かう
ように設けてもよい。
bの歯数を合わせず構成した場合、例えば2段歯車10
の第2ラック6から内歯部7への移行時では、第2ラッ
ク6および内歯部7の各設定位置を、それらの間でスム
ースに移行できるように設けているが、2段歯車10の
移行時に2段歯車10が空転すると、大歯車10aおよ
び小歯車10b間の各歯の相対位置が変化して上記の設
定位置に対応できなくなり、2段歯車10のスムースな
移行が阻害されて異音の発生や歯等の損傷などの支障を
生じていた。
0が、例え第2ラック6から内歯部7への移行時におい
て空転し、2段歯車10の各歯の第2ラック6および内
歯部7に対して、最初に当接する歯が変わっても、図1
7に示すように、大歯車10aおよび小歯車10b間に
おける各歯の相対位置が変化せず同一なため、スムース
な移行ができるように設定された内歯部7・7と第2ラ
ック6との位置関係が常に維持できるので、例えば、2
段歯車10の移行時における前記の支障が防止される。
したがって、2段歯車10の移行時における異常な音
や、歯合の不良による歯や回転軸などの損傷などを防止
できる。
を複写機に適用した例を挙げたが、その適用は上記に限
定されることはなく、物を載置して往復移動させるもの
に適用可能である。
実施例2として図18ないし図23に基づいて説明す
る。なお、上記実施例1と同様機能を有する部材につい
ては、同一の部材番号を付与して、その説明を省いた。
る連結板11に代えて、図18ないし図20に示すよう
に、略三角形板状に形成された連結板11’が用いられ
ていて、その連結板11’には、2段歯車10’と、駆
動用出力ギヤ9’および各第1および第2ラック5’・
6’との歯合を維持できるようにローラ31が回転自在
に設けられている。
ギヤ9’および各第1および第2ラック5’・6’は、
前記実施例1における各2段歯車10と、駆動用出力ギ
ヤ9および各第1および第2ラック5・6と機能的には
同一であるが、歯数やピッチが異なるものである。
体から形成され、図19にも示すように、そのローラ軸
が、2段歯車10’および駆動用出力ギヤ9’の各回転
軸10c・9aを含む仮想平面に対し変位し、かつ、例
えば第1ラック5’の通常の移動方向(図中矢印)側に
取り付けられている。
を上記回転軸10cとほぼ平行となるように取り付けら
れ、2段歯車10’や駆動用出力ギヤ9’に対して連結
板11’を挟んで背向するように上記連結板11’に立
設されている。
第1および第2ラック5’・6’、各内歯部7’・7’
並びに連結板11’を覆うように板状のカバー32が着
脱自在に設けられていて、取り付けられたカバー32の
連結板11’側の面に、前記ローラ31と当接する帯状
のガイド部32aが設けられている。なお、上記の各内
歯部7’・7’も、前記実施例1における各内歯部7・
7と機能的には同一であるが、歯数やピッチが異なるも
のである。
2ラック5’・6’とそれぞれ平行な2枚のガイド板3
2e・32eと、上記各ガイド板32e・32eの両端
部をそれぞれ連結する断面略部分円状の連結ガイド板3
2f・32fとからなるクローズドループ形状であっ
て、その外周面に上記ローラ31を転動させることによ
り、上記連結板11’の無用な回転を規制して、駆動用
出力ギヤ9’および各第1および第2ラック5’・6’
との歯合を維持できるようになっている。
cに対して支持体4の進行方向側に変位して設けられて
いるから、上記ガイド部32aの各連結ガイド板32f
・32fは、2段歯車10が第1または第2ラック5’
・6’から各内歯部7’に移行する際では、上記の歯合
を維持できるように、各ガイド板32e・32eの延長
面から外方に膨らんだ形状、すなわち、駆動用出力ギヤ
9’の回転軸9aを中心とし、その回転軸9aとローラ
31のローラ軸との距離を半径とする部分円形状を備え
ている。
示すように、第1および第2ラック5’・6’並びに各
内歯部7’・7’の歯先を含む仮想平面より内側に形成
されていて、連結板11’の回転を円滑にできると共
に、支持体4の外周面における前記連結板11の摺動を
省くことができるから、薄型化できて全体を小型化でき
るものとなっている。
7’・7’と歯合して移動している間、支持体4の移動
はほぼ停止し、その時の駆動用出力ギヤ9’の回転軸9
aは支持体4に対してほぼ静止していることになる。こ
れにより、前記2段歯車10’は、上記回転軸9aであ
る図21に示す中心軸32bを中心として回転するよう
になっている。
21に示すように、2段歯車10’が第1ラック5’か
ら内歯部7’に移行する際に、上記2段歯車10’の中
心軸32bを中心とする回動を制御する、例えば所定量
遅らせるように制御する制御部32dが形成されてい
る。
は、中心軸32bとローラ31のローラ軸との距離を半
径とする仮想ガイド面32cに対して、2段歯車10’
が自重により落下する方向に重力がかかる範囲におい
て、上記重力に抗するように上記2段歯車10の回動移
動を遅延させる、つまり、上記仮想ガイド面32cより
外方に膨らんだ形状となっている。
イド部32aの外周面に対して円滑に転動させるため
に、若干のクリアランス、つまり遊びを設けている。そ
こで、連結ガイド板32fに対して前記のような制御部
32dを設けず、前記の仮想ガイド面32cとした場
合、上記のクリアランスによって、2段歯車10’が第
1ラック5’から内歯部7’に移動すると、上記2段歯
車10’が自重によって、駆動用出力ギヤ9の回転駆動
による移動よりも大きく不必要に移動することがある。
歯部7から第2ラック6’に移行する際、予め設定され
た位置に対して上記2段歯車10’が異なる、つまり進
んだ位置となるために、上記2段歯車10’は、上記第
2ラック6’との歯合が不良となることがある。したが
って、上記2段歯車10’が上記内歯部7から第2ラッ
ク6’に移行する際、異常な音が発生したり、極端な時
には歯が掛けたりするという不都合を生じることがあ
る。
連結ガイド板32fに対して前記のような制御部32d
を設けたから、上記2段歯車10’の自重による予期し
ない不必要な回動の進行を回避することができて、ロー
ラ31をガイド部32aの外周面に対して円滑に転動さ
せることができると共に、前記の不都合を防止すること
が可能となる。
転軸10cに対して第1ラック5’の進行方向前方側に
設けた例を挙げたが、上記ローラ31に代えて、図22
に示すように、上記回転軸10cに対して第1ラック
5’の進行方向後方側にローラ33を設けてもよい。
に代えて、外方に膨らむ位置が異なる連結ガイド板34
fを設け、その上、前記制御部32dに代えて、図23
に示すように、制御部34dを形成すればよい。このよ
うなローラ33およびガイド部34aによって、上記と
同様の効果を備えることが可能となる。
は、以上のように、被印刷物が載置され往復移動する搬
送台に、その往復移動方向に沿って取り付けられた内歯
歯車が、2個の第1および第2ラックをそれらの歯面を
互いに平行にほぼ対向させて有し、かつ、上記第1ラッ
クの両端部から、それぞれ対向する第2ラックの端部方
向に向かって同ピッチで延びる略半円状の内歯部をそれ
ぞれ備え、駆動力が伝達される太陽歯車が、上記内歯歯
車内に搬送台移動方向に沿って移動可能に設けられ、上
記太陽歯車および内歯歯車と歯合する遊星歯車が配設さ
れ、上記太陽歯車および遊星歯車の回転軸を回転自在に
支持する連結板が、その一端部を上記内歯歯車の外周を
摺動するように設けられ、上記遊星歯車が同軸上に一体
的に回転するように設けられたピッチ円径の異なる2段
歯車からなり、前記第1および第2ラックが、上記2段
歯車とそれぞれ歯合し得るように上記2段歯車の軸方向
に変位して設けられている構成である。
いることで、搬送台をフィード方向とリターン方向とに
直線移動させることができ、かつ、従来のような多くの
歯車、ラッチおよびソレノイド等を省いて、従来より部
品点数を少なくでき、低コストとすることができるとい
う効果を奏する。
で、搬送台における往方向と復方向の移動速度を変える
ことができ、例えば、複写機における原稿読み取り時で
あるフィード時の搬送台移動速度に対して、複写機にお
ける待機位置、あるいは読み取り開始位置への移動速度
を速めることができる。よって、複写に必要な総複写時
間を低減でき、また、連続して複写する際の総複写時間
を減少させることが可能となるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1記載の搬送台駆動装置にお
いて、所定方向に回転移動して前記第1および第2ラッ
ク間を移動する遊星歯車が、内歯部もしくは第2ラック
との歯合が解除され、次に歯合する上記内歯歯車の各歯
の形状が、歯合開始時の歯合を円滑にできるように内歯
歯車における他の歯の形状と異なる構成である。
明の効果に加えて、内歯部と第2ラックとの間での遊星
歯車の移動が円滑にでき、歯合時の音の発生が低減され
て、静音化を図ることができ、さらに、歯合時の歯合不
良による遊星歯車および内歯歯車の歯の損傷を減少させ
ることが可能となるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1または2記載の搬送台駆動
装置において、上記2段歯車における大歯車が、小歯車
より加工精度を低く形成されている構成である。
明の効果に加えて、搬送台の移動による読み取り精度に
影響を与えることなく、2段歯車の形成コストを低減す
ることが可能となるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1、2または3記載の搬送台
駆動装置において、上記連結板が、その一端部を上記内
歯歯車の外周を摺動するように設けられている構成であ
る。
明の効果に加えて、二段歯車と太陽歯車および内歯歯車
との歯合を安定に維持できて、搬送台の往復移動を安定
化できるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項4記載の搬送台駆動装置にお
いて、上記2段歯車が、その小歯車を前記連結板側とな
るように配設されている構成である。
明の効果に加えて、連結板の一端部の摺動位置を、上記
の場合のように内歯歯車の外周面を摺動する連結板の一
端部と比べて、内側を通すことができ、薄型化できて小
型化できるという効果を奏する。
は、以上のように、請求項1、2、3、4または5記載
の搬送台駆動装置において、上記2段歯車の各歯車にお
ける歯数を合わせている構成である。
明の効果に加えて、上記2段歯車の各歯車における歯数
を合わせていることにより、上記各歯車の各歯との間の
相対位置が変化せず、常に同一なため、前記のような移
行時においても、2段歯車の空転前と同様に、2段歯車
が内歯部から第2ラックへ、あるいは第2ラックから内
歯部へ支障なく移行できる。よって、2段歯車の移行時
における異音の発生や歯の損傷が低減されるという効果
を奏する。
は、請求項1、2、3または6記載の搬送台駆動装置に
おいて、上記内歯歯車および連結板を覆うカバーが設け
られ、上記カバーに向かって延びるローラが、そのロー
ラ軸を前記回転軸とほぼ平行となるように上記連結板に
立設され、上記ローラと当接するガイド部が、前記遊星
歯車と太陽歯車および内歯歯車との歯合を維持できるよ
うに上記カバーに設けられている構成である。
明の効果に加えて、ローラと、そのローラと当接するガ
イド部とにより、前記遊星歯車と太陽歯車および内歯歯
車との歯合を維持できるようになっているから、上記連
結板が内歯歯車に対して移動しても、2段歯車と太陽歯
車との位置関係が維持できる。
太陽歯車および内歯歯車との歯合をさらに安定化できる
ことにより、前記の搬送台の往復移動を安定化できると
共に、第1または第2ラックと内歯部との間での遊星歯
車の移行の際の歯合不良を回避できて、異常な音の発生
を防止して静粛化できるという効果を奏する。
ーラが、前記遊星歯車および太陽歯車の各回転軸を含む
仮想平面から変位して設けられているから、前記遊星歯
車と太陽歯車および内歯歯車との歯合をさらに容易に維
持できるようになっており、上記連結板が内歯歯車に対
して移動しても、2段歯車と太陽歯車との位置関係が維
持できる。したがって、上記2段歯車と太陽歯車および
内歯歯車との歯合をさらに安定化できる。
太陽歯車および内歯歯車との歯合をさらに安定化できる
ことにより、前記の搬送台の往復移動を安定化できると
共に、第1または第2ラックと内歯部との間での遊星歯
車の移行の際の歯合不良を回避できて、異常な音の発生
を防止して静粛化できるという効果を奏する。
イド部におけるローラとの当接面が、前記内歯歯車の歯
先を含む仮想平面の内側となるように設けられているか
ら、例えば内歯歯車の外周面を連結板の一端部を摺動さ
せる場合と比べて、薄型化を図ることができて小型化で
きるという効果を奏する。
れば、前記内歯歯車が、そのピッチ線を含む仮想平面を
ほぼ重力方向となるように設けられ、前記遊星歯車が落
下方向に移動する際に、上記ガイド部の当接面が、上記
遊星歯車に対する重力に抗するように形成されているか
ら、上記遊星歯車の自重による不必要な回動量を抑制で
きて、太陽歯車による駆動に応じて上記遊歯車を移動さ
せることができる。
定化できるので、上記2段歯車と太陽歯車および内歯歯
車との歯合をさらに安定化でき、前記の搬送台の往復移
動をさらに安定化できると共に、第1または第2ラック
と内歯部との間での遊星歯車の移行の際の歯合不良を回
避できて、異常な音の発生を防止してさらに静粛化で
き、かつ、上記のような歯合不良に起因する上記各歯車
の損傷を防止できるという効果を奏する。
視図である。
構成図である。
斜視図である。
面図である。
って、(a)は概略正面図、(b)は概略断面図であ
る。
であって、(a)は概略正面図、(b)は概略断面図で
ある。
の一変形例を示す要部正面図である。
視断面図である。
て、(a)は要部正面図、(b)は概略側面図である。
時に最初に当接する上記エンドレスラックにおける歯先
を丸めない場合に生じる歯合不良の比較例をそれぞれ示
す説明図である。
て、(a)は図7のB円拡大図、(b)は図7のC円拡
大図である。
クにおける2段歯車の移行時の歯合の様子を示す説明図
である。
動例を示す説明図であって、(a)は要部概略正面図、
(b)は概略断面図である。
って、(a)は要部概略正面図、(b)は概略断面図で
ある。
であって、(a)は正面図、(b)断面図である。
要部斜視図である。
ンドレスラックにおける移行時の説明図である。
要部斜視図である。
ーラを示す概略正面図である。
る。
正面図である。
の要部斜視図である。
正面図である。
要部正面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】被印刷物が載置され往復移動する搬送台
に、その往復移動方向に沿って取り付けられた内歯歯車
が、2個の第1および第2ラックをそれらの歯面を互い
に平行にほぼ対向させて有し、かつ、上記第1ラックの
両端部から、それぞれ対向する第2ラックの端部方向に
向かって同ピッチで延びる略半円状の内歯部をそれぞれ
備え、 駆動力が伝達される太陽歯車が、上記内歯歯車内に搬送
台移動方向に沿って移動可能に設けられ、 上記太陽歯車および内歯歯車と歯合する遊星歯車が配設
され、 上記太陽歯車および遊星歯車の回転軸を回転自在に支持
する連結板が、上記遊星歯車と太陽歯車および内歯歯車
との歯合を維持するように設けられ、 上記遊星歯車は同軸上に一体的に回転するように設けら
れたピッチ円径の異なる2段歯車からなり、 前記第1および第2ラックは、上記2段歯車とそれぞれ
歯合し得るように上記2段歯車の軸方向に変位して設け
られていることを特徴とする搬送台駆動装置。 - 【請求項2】所定方向に回転移動して前記第1および第
2ラック間を移動する遊星歯車が、内歯部もしくは第2
ラックとの歯合が解除され、次に歯合する上記内歯歯車
の各歯の形状が、歯合開始時の歯合を円滑にできるよう
に内歯歯車における他の歯の形状と異なることを特徴と
する請求項1記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項3】上記2段歯車における大歯車が、小歯車よ
り加工精度を低く形成されていることを特徴とする請求
項1または2記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項4】上記連結板が、その一端部を上記内歯歯車
の外周を摺動するように設けられていることを特徴とす
る請求項1、2または3記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項5】上記2段歯車が、その小歯車を前記連結板
側となるように配設されていることを特徴とする請求項
4記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項6】上記2段歯車の各歯車における歯数を合わ
せていることを特徴とする請求項1、2、3、4または
5記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項7】上記内歯歯車および連結板を覆うカバーが
設けられ、 上記カバーに向かって延びるローラが、そのローラ軸を
前記回転軸とほぼ平行となるように上記連結板に立設さ
れ、 上記ローラと当接するガイド部が、前記遊星歯車と太陽
歯車および内歯歯車との歯合を維持できるように上記カ
バーに設けられていることを特徴とする請求項1、2、
3または6記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項8】上記ローラが、前記遊星歯車および太陽歯
車の各回転軸を含む仮想平面から変位して設けられてい
ることを特徴とする請求項7記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項9】上記ガイド部におけるローラとの当接面
が、前記内歯歯車の歯先を含む仮想平面の内側となるよ
うに設けられていることを特徴とする請求項7または8
記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項10】前記内歯歯車が、そのピッチ線を含む仮
想平面がほぼ重力方向となるように設けられ、 前記遊星歯車が落下方向に移動する際に、上記ガイド部
の当接面が、上記遊星歯車に対する重力に抗するように
形成されていることを特徴とする請求項7、8または9
記載の搬送台駆動装置。 - 【請求項11】前記遊星歯車が落下方向に移動する際
に、上記ガイド部の当接面が、上記遊星歯車の移動を遅
延させるように外方に膨らんで形成されていることを特
徴とする請求項10記載の搬送台駆動装置。
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