JP2889040B2 - 原稿台搬送装置 - Google Patents

原稿台搬送装置

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JP2889040B2
JP2889040B2 JP4364892A JP4364892A JP2889040B2 JP 2889040 B2 JP2889040 B2 JP 2889040B2 JP 4364892 A JP4364892 A JP 4364892A JP 4364892 A JP4364892 A JP 4364892A JP 2889040 B2 JP2889040 B2 JP 2889040B2
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直幸 亀井
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写動作の際に、複写
機の原稿台が往復移動する原稿台搬送装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような原稿台搬送装置
では、例えば図9に示すように、光学系により原稿台7
1上の原稿を走査して、転写紙に複写する際、原稿台7
1が、先ず、図9(a)に示す初期位置から図9(c)
に示す走査開始位置までリターン(R)方向と呼ぶ方向
に移動し、次に、その走査開始位置から図9(b)に示
す走査終了位置までフィード(F)方向と呼ぶ方向に移
動して原稿走査を行った後、走査終了位置からリターン
方向の図9(a)に示す元の初期位置に移動するように
なっている。
【0003】そこで、原稿走査と転写紙の給紙のタイミ
ングを合わせるために、例えば米国特許第 4222659号に
開示されている原稿台位置検出手段が知られており、こ
のような原稿台位置検出手段は、複写機本体72の上を
往復移動する原稿台71の下面に突起部であるカム73
・74・75をそれぞれ設け、一方、各カム73・74
・75にそれぞれ当接して開閉されるスイッチMS73・
MS74・MS75を複写機本体72に設置している。
【0004】上記のようにカム73・74・75、およ
び各カム73・74・75によりそれぞれ当接して開閉
されるスイッチMS73・MS74・MS75を設けて、原稿
台71の初期位置、走査開始位置および走査終了位置を
検出し、各スイッチMS73・MS74・MS75からの検出
信号をトリガとして転写紙の給紙タイミングをはかって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、スイッチを複数設ける必要があることから、
コストの増大を招き、また、スイッチ等の制御機器数が
多いことにより、制御精度の低下を招来するという問題
を生じている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿台搬送装置
は、以上の課題を解決するために、第1ラックおよび第
2ラックを互いに平行にほぼ対向させて有し、かつ、上
記第1ラックの両端部から、第2ラックの端部方向に向
かって同ピッチで延びる略半円状の内歯部をそれぞれ備
える内歯歯車が、被印刷物が載置され往復移動する原稿
台に、その往復移動方向に上記第1および第2ラックを
沿うように設けられ、駆動力が伝達される固定回転軸を
有する太陽歯車が設けられている一方、上記太陽歯車お
よび前記内歯歯車と歯合する遊星歯車が配設され、上記
遊星歯車の回転軸および上記固定回転軸を回転自在に支
持する連結板が上記遊星歯車と内歯歯車および太陽歯車
との歯合を維持するように設けられていると共に、上記
連結板の変位を検出する検出手段が設けられていること
を特徴としている。
【0007】
【作用】上記の構成によれば、例えば、遊星歯車が第1
ラックと歯合している場合、上記遊星歯車の回転軸およ
び固定回転軸を回転自在に支持する連結板が、上記遊星
歯車と内歯歯車および太陽歯車との歯合を維持するよう
に設けられていることから、遊星歯車は太陽歯車および
第1ラックとの歯合が維持されるので、駆動力が太陽歯
車の回転軸に入力されると、遊星歯車が太陽歯車とは逆
の方向へ回転し、また、太陽歯車が固定回転軸により固
定されていることにより、内歯歯車が遊星歯車の回転方
向へ直線移動する。これに伴い、内歯歯車の第1および
第2ラックが取り付けられている原稿台が直線移動す
る。
【0008】その後、さらに、太陽歯車が駆動される
と、遊星歯車は、内歯歯車の半円状の内歯部と噛み合う
と、太陽歯車の固定回転軸を中心として、太陽歯車の周
りを、ほぼ 180°回転し、次いで、第2ラックと歯合す
ることにより、内歯歯車内における太陽歯車と遊星歯車
との位置関係が逆転するため、内歯歯車は逆方向に直線
移動する。このように、太陽歯車の回転に応じて遊星歯
車が、例えば第1ラック、内歯部、第2ラック、内歯
部、続いて第1ラックというように順次歯合することに
より、原稿台を往復直線移動させることが可能となる。
【0009】このとき、内歯歯車の内歯部における太陽
歯車と遊星歯車との位置関係の逆転に伴って、遊星歯車
の回転軸および固定回転軸を支持する連結板も、固定回
転軸を中心として回転することから、その連結板の回転
変位を検出手段により検出でき、よって、原稿台の移動
方向および移動方向変換点を検出できる。
【0010】このように、上記構成では、遊星歯車機構
を用いることで、原稿台を往復直線移動させることがで
き、かつ、上記の構成を複写機に適用した場合、一つの
検出手段により、原稿の走査開始位置および走査終了位
置を検出できる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図8に
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例の原
稿台搬送装置が配設される複写機について、まず説明す
ると、図2に示すように、複写機本体1の上面に、原稿
25を載置する原稿台2が、原稿を走査するための走査
開始位置(図中、原稿台2のフィード方向であるF方向
端辺がP2 )から走査終了位置(図中、原稿台2のF方
向端辺がP3 )へのフィード(F)方向、または走査終
了位置から初期位置(図中、原稿台2のF方向端辺がP
1 )への、あるいは走査終了位置から初期位置を通って
走査開始位置へのリターン(R)方向に移動可能に設け
られており、この原稿台2の原稿載置部分は、ガラス板
等の透明部材から形成されている。
【0012】上記複写機本体1の上部には、照射ランプ
15およびロッド・レンズ・アレイ24等からなる光学
系20が設けられており、この光学系20の下方には、
ドラム状の感光体13が配設されている。この感光体1
3は、回転自在に設けられており、上記照射ランプ15
から原稿25に向かって照射された光の反射光で露光さ
れると共に、照射ランプ15からの直接光で残留静電気
が除電されるようになっている。
【0013】上記感光体13の回りには、感光体13を
帯電させる主帯電器14が感光体13に接触して配設さ
れていると共に、回転可能に設けられた撹拌ローラ28
とトナー搬送ローラ26・27、およびトナー担持体2
9等を内設し、光学系20の露光動作によって感光体1
3に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像
装置30、この現像動作によって形成されたトナー像を
転写紙上に転写させる転写ローラ12、および感光体1
3の表面の残留トナーを回収すると共にトナー収納部1
8に収容するクリーニング装置17等が配設されてい
る。
【0014】感光体13に対する転写紙の供給方向に
は、搬送部32が設けられ、さらにその供給方向には、
給紙部33が設けられている。この給紙部33は、転写
紙を収容する手差しトレー34、この手差しトレー34
から転写紙を一枚ずつ取り出す給紙ローラ35、給紙ロ
ーラ35の回転を制御する図示されない給紙ソレノイド
等から構成されており、図示しないコピースイッチから
の信号に基づいて上記給紙ソレノイドが所定時間作動す
ることにより、転写紙を搬送方向に位置する搬送部32
へと給紙するようになっている。なお、図示しないが、
給紙カセットを装着して自動給紙できるように構成する
ことも可能である。
【0015】一方、搬送部32は、転写紙を検知してい
る時にOFFとなる入紙センサ36、転写紙を一旦停止
させるレジストローラ16、レジストローラ16の回転
を制御する図示されないレジストローラソレノイド等か
ら構成されており、給紙部33から供給された転写紙
を、所定のタイミングで転写ローラ12と感光体13と
の間に搬送するようになっている。
【0016】また、感光体13からの転写紙の搬送方向
には、ジャム発生時にジャム紙の位置を検出するための
ジャムセンサ38・39、およびトナー像を転写紙上に
定着させるための定着装置19等が設けられ、さらに、
定着装置19の搬送方向には、転写紙が定着装置19を
通過し、図示されない排紙部に達したことを検出する排
紙センサ37が設けられている。なお、排紙センサ37
は検出時にOFF信号を出力する。
【0017】複写動作の際には、原稿25が載置されて
いる原稿台2が、フィード(F)方向側の端部が、複写
機本体1のF方向側端部とほぼ一致する位置、すなわち
初期位置P1 から、先ず、リターン方向(R)の走査開
始位置P2 に移動し、その後、フィード方向の走査終了
位置P3 に移動した後、元の位置P1 に移動するように
なっている。原稿台2が走査開始位置P2 から走査終了
位置P3 へ移動する間に、光学系20による原稿台2上
の原稿に対する光による走査が行われ、照射ランプ15
によって原稿25が照射され、その反射光がロッド・レ
ンズ・アレイ24を介して感光体13に入射する。
【0018】これにより、主帯電器14にて所定電位に
均一に帯電されている感光体13が露光され、その表面
に原稿画像に対応した静電潜像が形成される。この静電
潜像は、現像装置30にて現像されトナー像となる。感
光体13に形成されたトナー像は、転写ローラ12に、
トナーと逆極性の電圧を印加することにより転写紙を帯
電させて、転写紙上に転写される。
【0019】その後、定着装置19の方向へ搬送され、
定着装置19によって転写紙にトナー像が熱定着された
後、複写機装置本体1の外部に排出される。なお、上記
の原稿走査は、原稿台2の位置検出手段である後述する
テーブルセンサーにより、原稿台2が走査開始位置P2
を通過したことを検出してから開始されるようになって
いる。
【0020】また、本複写機では、クラッチを使用する
ことなく、メインモータのON/OFFのみによって原
稿台2の動作を制御するために、1回の複写動作におい
て、原稿台2が初期位置に戻るまでの間に、原稿画像が
複写された転写紙が、定着装置19を通過して複写機本
体1から排出されるようにしている。
【0021】上記のような複写動作の際の原稿台2の移
動は、図1に示すように、駆動用出力歯車(太陽歯車)
9、2段歯車(遊星歯車)10、およびエンドレスラッ
ク(内歯歯車)8を備えた原稿台駆動装置3によりなさ
れ、その原稿台駆動装置3は、原稿台2の往復移動方向
における複写機本体1の一方の側部に、原稿台2端辺部
から垂下するように配置されている。
【0022】原稿台駆動装置3には、図3に示すよう
に、2本の第1ラック6およびその第1ラック6のピッ
チ間隔より小さいピッチ間隔を備える第2ラック5が相
互に歯を内向きに平行に設けられ、一方の第1ラック6
の両端部から同一ピッチでそれぞれ延びる半円状の内歯
部7・7が、他方の第2ラック5の対向する各端部方向
に向かってそれぞれ形成されている。
【0023】これら第1および第2ラック5・6と、各
内歯部7・7とによってエンドレスラック8が形成さ
れ、このようなエンドレスラック8は、第1および第2
ラック5・6が原稿台2の往復移動方向であるR−F方
向に沿うように原稿台2と連結されている支持体4と一
体的に構成されている。
【0024】エンドレスラック8の内方には、原稿台2
が初期位置のとき、第1および第2ラック5・6の中間
部位における相対する位置に駆動用出力歯車9が回転自
在に設けられており、この駆動用出力歯車9と、第1ラ
ック5または第2ラック6との間には、2段歯車10が
それぞれ歯合するように設けられ、その2段歯車10
は、後述するように、同一の回転軸10a上で一体的に
回転するピッチ円径の異なる歯車を備えている。
【0025】上記駆動用出力歯車9の回転軸である固定
回転軸9aが図示しない本体1から延びるように設けら
れていて、2段歯車10の回転軸10aおよび固定回転
軸9aを回転自在に保持する一対のブラケット(連結
板)11・11が駆動用出力歯車9および2段歯車10
を挟むように取り付けられている。また、上記の固定回
転軸9aには、図示されない駆動伝達機構を介してメイ
ンモータの動力が伝達されるようになっている。
【0026】前述した2段歯車10は、大歯車10bお
よび小歯車10cを備えており、この2段歯車10の小
歯車10cは第2ラック5と歯合するようにピッチが設
定される一方、2段歯車10における大歯車10bは第
1ラック6および各内歯部7・7と歯合するようにピッ
チが設定されている。
【0027】これにより、大歯車10bと第1ラック6
とが歯合する際のエンドレスラック8の移動速度は、小
歯車10cと第2ラック5とが歯合して移動する場合よ
りも速くなり、原稿台2の移動速度を、例えば複写機に
おけるフィード方向とリターン方向とで変更できるよう
になっている。
【0028】また、図示しないが、支持板4側のブラケ
ット11の固定回転軸9a上には、略直方体形状のガイ
ドブッシュが、その長軸をR−F方向、つまり各ラック
5・6と平行、かつ、固定回転軸9aの軸上に上記の長
軸の中央と一致するように立設されている。一方、支持
板4には、上記ガイドブッシュの長手方向両側面と摺接
する長穴形状のガイド溝4aが穿設されている。なお、
ガイドブッシュの長手方向両端部は、さらに角を丸めて
略半円柱状としてもよい。
【0029】したがって、上記のガイドブッシュがガイ
ド溝4aに嵌入されることにより、ブラケット11の回
転が抑止されるので、2段歯車10と各ラック5・6と
が歯合している場合、駆動用出力歯車9とエンドレスラ
ック8との間に二段歯車10を挟んでそれぞれ歯合した
状態を維持しており、2段歯車10と駆動用出力歯車9
およびエンドレスラック8との歯合が確保されるように
なっている。
【0030】さらに、ガイド溝4aの両端部には、各内
歯部7・7と同心で、突設部の長手方向両端と摺接し得
る円筒状内面を有する回転用ガイド溝(図示せず)が支
持板4にそれぞれ連設されていて、よって、2段歯車1
0が各内歯部7・7とそれぞれ歯合している際には、2
段歯車10が固定回転軸9aを中心として回転して遊星
運動できるようになっている。
【0031】次に、上記の原稿台駆動装置3の動作につ
いて説明すると、2段歯車10の小歯車10cが第1ラ
ック6と噛み合っているときに、駆動力が駆動用出力歯
車9の回転軸9aに入力されて駆動用出力歯車9が、例
えば反時計方向、つまり矢印A方向に回転する。
【0032】このとき、上記駆動用出力歯車9および2
段歯車10の回転軸10aを回転自在に支持するブラケ
ット11が、そのガイドブッシュにより回動が抑止され
ていることから、2段歯車10が駆動用出力歯車9およ
び第1ラック6との歯合を維持して、逆の時計方向であ
るB方向へ回転し、よって、エンドレスラック8が2段
歯車10の回転によって直線移動する。これに伴い、エ
ンドレスラック8と連結されている原稿台2がフィード
方向(F)へ直線移動する。
【0033】その後、さらに、駆動用出力歯車9が駆動
されると、2段歯車10の小歯車10cは、エンドレス
ラック8における第1ラック6との歯合が解除された
後、直ちに2段歯車10の大歯車10bはリターン側の
内歯部7と歯合し、駆動用出力歯車9の固定回転軸9a
を中心として、駆動用出力歯車9の周りを、ほぼ 180°
回転して、大歯車10bがリターン側の内歯部7の端部
に達し、エンドレスラック8内における駆動用出力歯車
9と2段歯車10との位置関係が上下逆転する。
【0034】続いて、大歯車10bはリターン側の内歯
部7の端部に達した後、前記第2ラック5と歯合するよ
うになる。これにより、駆動用出力歯車9がさらに駆動
されると、エンドレスラック8と共に原稿台2が先程と
は反対の方向であるリターン(R)方向へ移動する。
【0035】このようにして上記実施例の構成では、遊
星歯車機構を用いることで、移動方向や移動速度の変換
のためにギヤやクラッチ等の複雑な伝達装置を使用しな
くとも、簡素化された構成で複写機等の原稿台2の往復
直線移動が可能となり、また、2段歯車10を用いるこ
とで複写機におけるフィード方向とリターン方向での移
動速度をスムースに変更することが可能となる。
【0036】次に、原稿台2の位置を検出する位置検出
装置について説明すると、本実施例においては、図1お
よび図4に示すように、ブラケット11における固定回
転軸9a上に、固定回転軸9aを中心とする半円板状の
遮光板21がブラケット11と一体的に回転するように
取り付けられており、さらに、その遮光板21の回転に
より、2段歯車10が、第1ラック6、あるいは第2ラ
ック5の何れのラックと歯合しているかを光学的に検出
する前述したテーブルセンサー22が設けられている。
【0037】このようなテーブルセンサー22は、内部
に発光ダイオード等の発光素子22aと、その発光素子
22aの光軸上にフォトトランジスタ等の受光素子22
bが設置されており、上記の遮光板21がテーブルセン
サー22に進入して前記光軸を遮断可能となるようにテ
ーブルセンサー22が配設されている。
【0038】次に、このようなテーブルセンサー22に
よる、原稿を載置するテーブルとしての原稿台2を位置
検出について説明する。まず、例えば図1に示すよう
に、2段歯車10が第2ラック5と歯合している時に、
図4に示すように光軸が遮断されるようにテーブルセン
サー22を配置すると、2段歯車10が第2ラックと歯
合していることが検出できる。
【0039】一方、2段歯車10が第1ラック6と歯合
している場合、図示しないが、ブラケット11が支持す
る2段歯車10の回転軸10aが、ブラケット11の回
転に伴って第1ラック6側となるので、遮光板21は第
2ラック5側となり、図4に示す遮光板21によるテー
ブルセンサー22内の光軸を遮断しなくなり、2段歯車
10が第1ラック6と歯合していることが検出される。
【0040】そこで、原稿台2の初期位置から複写プロ
セスを通して元の初期位置に戻る際の2段歯車10の動
作について説明すると、原稿台2が初期位置では2段歯
車10の大歯車10bが第1ラック6のほぼ中央部で歯
合しており、このとき、遮光板21はテーブルセンサー
22を遮光しない位置にあるため、テーブルセンサー2
2からの信号はON信号となっている。
【0041】次に、駆動用出力歯車9が前述のように駆
動されると、エンドレスラック8はR方向に移動して、
2段歯車10との歯合点が図3に示すα1 点に達し、さ
らに、駆動用出力歯車9が駆動されると、2段歯車10
がF方向側の内歯部7と歯合し図3に示すO点を通過す
る。
【0042】このとき、図7に示すように、遮光板21
がテーブルセンサー22内に進入してテーブルセンサー
22の光軸を遮断するので、図8に示すテーブルセンサ
ー22からの出力に示すように、テーブルセンサー22
からの信号がONからOFFとなる。
【0043】続いて、駆動用出力歯車9がさらに駆動さ
れると、2段歯車10が第2ラック5と歯合し、図3に
示すα2 点を通過し、エンドレスラック8がF方向に移
動する。その後、2段歯車10はα3 点を通過し、R方
向側の内歯部7と歯合し、Q点を通過する際に、図7と
は逆に遮光板21が動作して、テーブルセンサー22か
らの信号が図8にしめすようにOFFからONとなる。
続いて、2段歯車10が第1ラック6と歯合して、α4
点を通過し、第1ラック6のほぼ中央部にある初期位置
に戻り、複写における1サイクルが終了する。
【0044】このように原稿台2のフィード方向とリタ
ーン方向とで、ブラケット11が固定回転軸9aを中心
として回転して変位することから、テーブルセンサー2
2は、ブラケット11の変位を検出して原稿台2の走査
開始位置P2 および走査終了位置P3 、並びに原稿台2
の移動方向を検出できることとなる。なお、上記検出手
段では、光学的な方法を用いた例を挙げたが、接点によ
る一方向からの電気的な断接を用いた構成とすることも
可能である。
【0045】次に、このような上記実施例の複写機の構
成における動作について、図5に示すタイミングチャー
トおよび図6に示すフローチャートに基づいて説明する
と、まず、本体1に電源が投入されてパワーONの状態
となる(ステップ1、以下、ステップをSと略す)。続
いて、本体1におけるイニシャル動作、すなわち各所定
部位での電圧やトナー残量等のエラーチェック動作等を
行い(S2)、特に不備が検出されないと、定着装置1
9におけるヒートローラーのウォームアップをスタート
する(S3)。
【0046】その次、ヒートローラーが設定温度に上昇
すれば、Ready 状態となりコピー可能となり、レディー
ランプをONとし点灯する(S4)。その後、ユーザー
によりコピーSWがONされると(S5)、レディーラ
ンプをOFFし、原稿台2をP2 位置に駆動し、コピー
ランプをONする(S6)。
【0047】続いて、給紙ソレノイドをONし(S
7)、転写紙を給紙部33に引き込んで給紙ローラ35
によりレジストローラ16方向に搬送し、レジストロー
ラ16の手前に設けられている入紙センサー36により
上記の転写紙が検出されて入紙センサー36からOFF
信号が出力されると(S8)、給紙ソレノイドをOFF
し、静電プロセスに必要な高圧ユニットの高圧出力をO
Nさせる(S9)。
【0048】その後、原稿台2が移動して、テーブルセ
ンサー22からの検出信号が、原稿台2のリターン方向
移動状態を示すONから、フィード方向移動状態を示す
OFFの状態になったのをトリガにタイマーがスタート
する(S11)。続いて、タイマーがカウントアップさ
れ設定されている値TS に達すると(S12)、レジス
トローラソレノイドをONさせ(S13)、転写紙を感
光体13方向に搬送する。
【0049】その後、転写紙は転写プロセスによりトナ
ー像が形成され、定着装置19にて加熱定着されて本体
1の外に排出される。その次に、連続複写としてのマル
チコピーか否かを判断(S14)し、マルチコピーが設
定されている場合、S6に移りS14に到るコピープロ
セスを設定枚数に応じて繰り返す。一方、連続複写が設
定されていない、あるいは設定枚数のコピーが終了した
場合、S5と戻り、各センサー、モーター、ソレノイド
等は待機状態となる。
【0050】このようなコピープロセスでは、原稿台2
を駆動する原稿台駆動装置3における2段歯車10はエ
ンドレスラック8の内歯を一周し、原稿台2が初期位置
に戻り、コピープロセスが完了し、次のコピーの指示を
待機する。
【0051】このように上記実施例の構成は、走査開始
位置P2 と走査終了位置P3 の検出を遮光板21および
テーブルセンサー22からなる一つの検出手段を用いて
できるので、従来のように走査開始位置P2 と走査終了
位置P3 とにそれぞれカムとスイッチを設ける必要がな
く、検出手段数を低減でき、その検出手段の取り付けも
容易なものとなって、コストダウンが可能となり、その
上、スイッチ等の制御機器数も減少できるので、故障な
ども低減できて制御精度の向上を図ることが可能であ
る。
【0052】また、従来では、往復運動における位置を
検出するためカムとスイッチの組み合わせによる検出手
段を用いていたため、スイッチにシーソー構造を用いる
ことが多く、スイッチ構造も複雑化して故障等を生じ易
かった。
【0053】しかしながら、上記実施例の構成では、光
学的な検出手段を用いているので、接点がなく故障を低
減できる。なお、上記のような光学的な検出手段を用い
る他に、電気的な検出手段を用いることも可能であり、
そのような場合、従来のようなシーソー構造といった複
雑な機構を用いる必要がなく、スイッチの機構を簡素化
できて、故障も減少させることが可能となる。
【0054】なお、上記実施例の構成では、遮光板21
を半円状に形成した例を挙げたが、転写紙の給紙タイミ
ングとなる信号に応じて、遮光板21を扇形に成形し、
その扇形の中心角、および、その遮光板21の取り付け
角度を調整すれば、エンドレスラック8における各内歯
部7・7の任意の位置で検出信号を出力することができ
ることから、それぞれ検出手段を設置する必要がなく、
複写機等の制御機構を簡素化できて、さらなるコストダ
ウン、小型化などを図ることができる。
【0055】また、上記実施例の構成では、小歯車10
cとエンドレスラック8とが歯合して原稿台2が移動す
る方向を、例えば複写機での露光して読み取るフィード
方向とし、一方、大歯車10bとエンドレスラック8と
が歯合して原稿台2が移動する方向を、複写機の原稿台
2を初期位置P1 から走査開始位置P2 、あるいは走査
終了位置P3 から走査開始位置P2 まで移動させるリタ
ーン方向とすると、フィード方向の原稿台2の移動速度
に対してリターン方向の原稿台2の移動速度を速くでき
る。
【0056】ところで、複写機では、その複写品質を確
保するため、複写機内の用紙の搬送速度や転写速度など
に制限を有しており、フィード方向の原稿台2の移動速
度に上限があるが、リターン方向に対しては上記のよう
な制限がない。よって、上記構成では、リターン方向の
原稿台2の移動速度をフィード方向の移動速度に対して
速めても、複写品質に対する影響は無く、したがって、
原稿台2を走査開始位置P2 に迅速に移動できて総複写
時間を減少させることができ、また、連続して複写する
際には、走査終了位置P3 から走査開始位置P2 に原稿
台2を迅速に移動させることができて総複写時間がさら
に低減される。
【0057】この結果、従来は、原稿台を往復移動さ
せ、かつ、その往方向と復方向の移動速度を変えるため
に、クラッチ等を用いて駆動用出力歯車の回転速度を切
り換えていたが、上記構成は、そのようなクラッチ等の
切り換え手段を省くことができ、さらに、コストダウン
を図ることが可能となる。
【0058】ところで、原稿台2のフィード方向の移動
では、その移動速度が不安定になると複写品質に悪影響
を及ぼすことから、そのような悪影響を回避するため
に、第2ラック5および小歯車10cの歯車精度は高精
度、例えばJIS4級程度とする必要があるが、リター
ン方向において使用される第1ラック6、内歯部7・7
および大歯車10bは、上記の歯車精度と同様に高精度
に形成する必要がなく、それら第1ラック6、内歯部7
・7および大歯車10bの形成加工精度を、例えばJI
S6級で形成してもよい。
【0059】これにより、全ての歯車を高精度で加工形
成した場合と比べて、その形成加工コストを大幅に低減
でき、特にエンドレスラック8のように大型の成形品に
おいて、成形する際の金型などの加工精度を高く設定す
る必要がなく、その加工成形コストの削減に有効であ
る。
【0060】なお、上記実施例の構成では、第1ラック
6をエンドレスラック8の下部に、第2ラック5をエン
ドレスラック8の上部に設け、2段歯車10の大歯車1
0bを第1ラック6と歯合するように設けた例を挙げた
が、第1ラック6と第2ラック5の上下は、特に限定さ
れるものではない。また、第2ラック5の両端部を、2
段歯車10の移行がスムースにできるように内歯部7・
7の形状に沿うように若干湾曲させた構成としても良
い。
【0061】さらに、上記構成では2段歯車10におけ
る大歯車10bおよび小歯車10cのモジュールについ
て特に限定していないが、2段歯車10における大歯車
10bおよび小歯車10cのモジュールを変えてもよ
い。すなわち、小歯車10cのモジュールに対して、大
歯車10bのモジュールを大きくなるように設定する。
【0062】この場合、そのようにモジュールを変更し
た各大歯車10b、小歯車10cに対応するように、第
1ラック6、第2ラック5および内歯部7・7のモジュ
ールをそれぞれ合わせるように設定する。
【0063】これにより、フィード方向と、リターン方
向とにおける原稿台2の移動速度の差をさらに大きく設
定でき、よって、リターン方向の原稿台2の移動速度を
より速めることができる。
【0064】また、上記の構成では、各歯車の形状がイ
ンボリュート歯形であるので、その歯先の形状に角を有
しており、例えば、第2ラック5から内歯部7に2段歯
車10が移行する際に、2段歯車10の歯先が内歯部7
の歯先とあたり、うまく歯合できず歯先同士が当接した
場合、異音を発生し、また、このようにうまく歯合でき
ない場合に、さらに大きな応力がかかると、当接するエ
ンドレスラック8、2段歯車10の歯先や、2段歯車1
0の回転軸10aを損傷することがあった。
【0065】そこで、内歯部7と第2ラック5とにおけ
る隣合う位置にある各歯の形状を、他の各歯と異なる、
例えば歯先の角を丸めてそれぞれ成形してもよい。この
ような成形は、トライアンドエラーで成形してもよい
し、また、CAD(Computer-Aided-Design )の画面上
で、2段歯車10を、第2ラック5と内歯部7との間で
移行させるシュミレーションを行い、2段歯車10の各
歯車10b・10cと第2ラック5および内歯部7・7
とが当る、歯合の不良部分を除去することにより歯形を
設定し成形してもよい。
【0066】これにより、2段歯車10が第2ラック5
から内歯部7に移行する際、2段歯車10の歯先が、内
歯部7における歯先とあたっても、その角が丸くなって
いるため、角が引っ掛かり歯先が当接した際のころがり
接触不良等の歯合不良箇所の発生が防止され、よって、
歯先同士の擦れ合いによる異音の発生が回避され移行時
の静音化を図ることでき、また、2段歯車10や内歯部
7の歯、または2段歯車10の回転軸10aなどの損傷
などを防止できる。
【0067】また、上記の構成では、図3に示すよう
に、大歯車10bを本体1側に設けた場合を例としてを
挙げたが、2段歯車10における大歯車10bおよび小
歯車10cの配置は、上記の例に限定されることはな
く、小歯車10cを本体1側として構成してもよい。
【0068】また、上記実施例の構成では、2段歯車1
0が第1ラック6、もしくは第2ラック5と歯合してい
るとき、ブラケット11の不必要な回転を抑止するため
にガイドブッシュおよびガイド溝4aを設けた例を挙げ
たが、ブラケット11の回転を抑止する構造としては、
特に上記に限定されることはなく、例えば、ブラケット
11の端部をエンドレスラック8の外周面方向に延ば
し、その先端部を上記外周面上にほぼ直角に折り曲げた
折曲部を形成し、その折曲部の内側に対してエンドレス
ラック8の外周面を摺動させるように構成してもよい。
このとき、エンドレスラック8の外周面は、各ラック5
・6では固定回転軸9aから等距離に配され、一方、各
内歯部7・7では、固定回転軸9aを中心とする半円柱
状外面を備えて、上記各各ラック5・6の外周面と滑ら
かに連結されるように形成される。
【0069】これにより、ブラケット11を、2段歯車
10がエンドレスラック8と歯合できるように保持で
き、上記実施例と同様にエンドレスラック8をR−F方
向に往復移動させることができ、よって、原稿台2を往
復移動させることができる。
【0070】さらに、上記実施例の構成では、2段歯車
10における大歯車10bおよび小歯車10cの歯数に
ついて特に限定していないが、各大歯車10bおよび小
歯車10cの歯数を合わせて構成することも可能であ
る。上記構成では、一例として大歯車10bおよび小歯
車10cの歯数を14とし、小歯車10cのモジュール
を0.65、大歯車10bのモジュールを 1.105とした。
【0071】よって、大歯車10bに対応する第1ラッ
ク6および内歯部7・7のモジュールを 1.105とし、小
歯車10cに対応する第2ラック5のモジュールを0.65
とした。なお、大歯車10bおよび小歯車10cの各歯
の相対位置は、特に限定されないが、大歯車10bおよ
び小歯車10cの各歯先を揃えてもよいし、また、小歯
車10cの歯先を大歯車10bの歯底に向かうように設
けてもよい。
【0072】ところで、大歯車10bおよび小歯車10
cの歯数を合わせず構成した場合、例えば2段歯車10
の第2ラック5から内歯部7への移行時では、第2ラッ
ク5および内歯部7の各設定位置を、それらの間でスム
ースに移行できるように設けているが、2段歯車10の
移行時に2段歯車10が空転すると、大歯車10bおよ
び小歯車10c間の各歯の相対位置が変化して上記の設
定位置に対応できなくなり、2段歯車10のスムースな
移行が阻害されて異音の発生や歯等の損傷などの支障を
生じることがある。
【0073】しかしながら、上記構成では、2段歯車1
0が、例え第2ラック5から内歯部7への移行時におい
て空転し、2段歯車10の各歯の第2ラック5および内
歯部7に対して、最初に当接する歯が変わっても、大歯
車10bおよび小歯車10c間における各歯の相対位置
が変化せず同一なため、スムースな移行ができるように
設定された内歯部7・7と第2ラック5との位置関係に
常に対応でき、2段歯車10の移行時における前記の支
障が防止される。したがって、2段歯車10の移行時に
おける異常な音や、歯合の不良による歯や回転軸などの
損傷などを防止できる。
【0074】なお、上記実施例の構成では、搬送台駆動
装置を複写機に適用した例を挙げたが、その適用は上記
に限定されることはなく、物を載置して往復移動させる
ものに適用可能である。
【0075】
【発明の効果】本発明の原稿台搬送装置は、以上のよう
に、第1ラックおよび第2ラックを互いに平行にほぼ対
向させて有し、かつ、上記第1ラックの両端部から、第
2ラックの端部方向に向かって同ピッチで延びる略半円
状の内歯部をそれぞれ備える内歯歯車が、被印刷物が載
置され往復移動する原稿台に、その往復移動方向に上記
第1および第2ラックを沿うように設けられ、駆動力が
伝達される固定回転軸を有する太陽歯車が設けられる一
方、上記太陽歯車および前記内歯歯車と歯合する遊星歯
車が配設され、上記遊星歯車の回転軸および上記固定回
転軸を回転自在に支持する連結板が上記遊星歯車と内歯
歯車および太陽歯車との歯合を維持するように設けられ
ると共に、上記連結板の変位を検出する検出手段が設け
られている構成である。
【0076】それゆえ、上記構成は、遊星歯車機構を用
いることで、原稿台を往復直線移動させることができる
ので、上記構成を原稿台移動型複写機に適用でき、か
つ、上記の原稿台移動型複写機における原稿の走査開始
位置および走査終了位置を上記検出手段により検出でき
ることから、従来より、検出手段を低減できて、コスト
ダウンを図ることができ、また、スイッチ等の制御機器
数を減少させることができることから、制御機器の故障
頻度などを低減できて制御精度の向上を図ることが可能
となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿台搬送装置の要部構成図である。
【図2】上記の原稿台搬送装置を適用した複写機の概略
構成図である。
【図3】上記の原稿台搬送装置における概略斜視図であ
る。
【図4】上記の原稿台搬送装置の要部断面図である。
【図5】上記の複写機の動作を示すタイミングチャート
である。
【図6】上記の複写機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記の原稿台搬送装置の遮光板のテーブルセン
サーに対する動きを説明する要部概略構成図である。
【図8】上記の原稿台搬送装置の複写プロセスにおける
テーブルセンサーからの出力信号の変化を示す説明図で
ある。
【図9】従来の複写機における原稿台動作の説明図であ
る。
【符号の説明】
2 原稿台 5 第2ラック 6 第1ラック 7 内歯部 8 エンドレスラック(内歯歯車) 9 駆動用出力歯車(太陽歯車) 9a 固定回転軸 10 2段歯車(遊星歯車) 10a 回転軸 11 ブラケット(連結板) 21 遮光板(検出手段) 22 テーブルセンサー(検出手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/04 - 15/04 120 G03B 27/50 F16H 19/04 - 19/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ラックおよび第2ラックを互いに平行
    にほぼ対向させて有し、かつ、上記第1ラックの両端部
    から、第2ラックの端部方向に向かって同ピッチで延び
    る略半円状の内歯部をそれぞれ備える内歯歯車が、被印
    刷物が載置され往復移動する原稿台に、その往復移動方
    向に上記第1および第2ラックを沿うように設けられ、
    駆動力が伝達される固定回転軸を有する太陽歯車が設け
    られる一方、上記太陽歯車および前記内歯歯車と歯合す
    る遊星歯車が配設され、上記遊星歯車の回転軸および上
    記固定回転軸を回転自在に支持する連結板が上記遊星歯
    車と内歯歯車および太陽歯車との歯合を維持するように
    設けられると共に、上記連結板の変位を検出する検出手
    段が設けられていることを特徴とする原稿台搬送装置。
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