JP2887934B2 - ライン速度制御装置 - Google Patents

ライン速度制御装置

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JP2887934B2
JP2887934B2 JP3078346A JP7834691A JP2887934B2 JP 2887934 B2 JP2887934 B2 JP 2887934B2 JP 3078346 A JP3078346 A JP 3078346A JP 7834691 A JP7834691 A JP 7834691A JP 2887934 B2 JP2887934 B2 JP 2887934B2
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正男 田中
義伸 長尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼板,製紙ライン等
で用いられる巻取機のライン速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2はこの種の従来例を示すブロック図
で、1,1Aはパルスジェネレータ(PG)、2,2A
はF/V(周波数/電圧)変換器、3,3Aは回転方向
検出器、4,4A,5,5Aはスイッチ、6,6Aは反
転アンプ、7は高信号優先検出器、8はインバータユニ
ット、9はモータ、10は変速機、11は巻取機、12
は搬送材料である。すなわち、パルスジェネレータ1,
1Aは例えば2相信号を出力するタイプのものが使用さ
れ、これによりF/V変換器2,2Aにて速度に応じた
電圧信号が得られるとともに、回転方向検出器3,3A
にて回転方向の検出が行なわれる。したがって、時計方
向の回転を(+),反時計方向の回転を(−)とすれ
ば、時計方向の回転時には回転方向検出器3,3Aの出
力によってスイッチ4,4Aが閉成され、F/V変換器
2,2Aの出力がそのまま高信号優先検出器7に与えら
れる。これに対し、反時計方向の回転時には回転方向検
出器3,3Aの出力によってスイッチ5,5Aが閉成さ
れ、F/V変換器2,2Aからの出力に反転アンプ6,
6Aによる(−)極性が付与されて高信号優先検出器7
に与えられることになる。
【0003】高信号優先検出器7はスイッチ4または5
を介して与えられるライン速度信号と、スイッチ4Aま
たは5Aを介して与えられるモータ速度信号とを絶対値
レベルで比較し、高い方の信号を選択して出力する。こ
のとき、F/V変換器2の出力の方がF/V変換器2A
の出力よりも常に大きくなるようにしておき、通常はラ
イン速度信号側が選択されるようにしている。また、ラ
イン速度信号だけでなくモータ速度信号も導入するよう
にしているのは、何らかの理由で材料12が欠如すると
モータが暴走するので、これを防止するためである。高
信号優先検出器7の出力はライン速度実際値または検出
値としてインバータユニット8に与えられ、ここで別途
入力されるライン速度指令値と比較してその偏差に応じ
た出力を得、これにもとづきモータ9の制御が行なわれ
る。モータ9は変速機10を介して巻取機11に結合さ
れているので、モータ9の制御により材料12の巻取り
が行なわれることになる。なお、上記高信号優先検出器
7はダイオードやオペアンプ等から構成されるが、詳細
が必要ならば、特開昭62−105870号公報を参照
されたい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、ライン速度を高信号優先検出器に入力するに当
たり、モータの回転方向に合った極性で入力しないとモ
ータが暴走するおそれがあり、このためパルスジェネレ
ータおよびF/V変換器から高信号優先検出器に到る配
線に特に注意する必要がある。また、ライン速度および
電動機速度の双方について回転方向極性を検出する必要
があり、したがって回路構成が複雑で高価になるという
問題がある。したがって、この発明の課題は簡単な構成
でモータの暴走を防止することが可能なライン速度制御
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、この発明では、巻取機にて巻き取られる材料の
ライン速度とこの巻取機に結合される電動機の回転速度
とを検出し、通常はライン速度検出値により、また前記
材料が欠如したときは前記電動機の速度検出値にもとづ
き電動機速度を制御するライン速度制御装置において、
ライン速度検出値と電動機速度検出値とを比較してその
いずれか絶対値の大きい方を選択して出力する選択出力
手段と、その出力に対し前記電動機を介して検出される
回転方向極性を付与する極性付与手段とを設け、この極
性付速度信号をライン速度検出値として用いることを特
徴としている。
【0006】
【作用】ライン速度については速度に応じた信号のみ検
出し、極性はモータの回転方向に応じて決定することに
より、回路構成を簡単化し極性不一致の不都合が生じな
いようにする。
【0007】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示すブロック図
で、高信号優先検出器7にはF/V変換器2,2Aから
の出力を直接導入し、スイッチ4,5の選択をモータ9
側に設けた回転方向検出器3Aにより行なうようにした
点が特徴である。すなわち、高信号優先検出器7はライ
ン速度信号とモータ速度信号のうちの高い方を選択し、
その出力に対しスイッチ4,5と反転アンプ6により極
性を付与する一方、スイッチ4,5の選択はモータ9に
取りつけられたパルスジェネレータ1Aからの出力を回
転方向検出器3Aに導入し、ここで回転方向を検出して
行なうようにしている。なお、スイッチ4,5を介して
得られる信号はライン速度実際値または検出値として用
いられ、インバータユニット8を介してモータ9の制御
が行なわれる点は図2と同様である。こうすることによ
り、ライン速度に対しては回転方向の検出が不要とな
り、回路構成が簡単化されるとともに配線についての煩
雑さを回避することが可能となる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、F/V変換器からの
出力を高信号優先検出器に導入していずれか絶対値の大
きい方を選択し、その出力に対してモータに取りつけら
れた回転方向検出器からの出力に応じて極性を付すよう
にしたので、ライン速度については回転方向の検出が不
要となり、その結果、ライン速度検出用パルスジェネレ
ータの配線時に極性に対する配慮が不要となり、パルス
ジェネレータも1相パルス式のものが使用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パルスジェネレータ 2 F/V変換器 3 回転方向検出器 4 スイッチ 5 スイッチ 6 反転アンプ 7 高信号優先検出器 8 インバータユニット 9 モータ 1A パルスジェネレータ 2A F/V変換器 3A 回転方向検出器 4A スイッチ 5A スイッチ 6A 反転アンプ 10 変速機 11 巻取機 12 材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02P 5/00 H02P 7/00 B65H 26/00 - 26/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取機にて巻き取られる材料のライン速
    度とこの巻取機に結合される電動機の回転速度とを検出
    し、通常はライン速度検出値により、また前記材料が欠
    如したときは前記電動機の速度検出値にもとづき電動機
    速度を制御するライン速度制御装置において、ライン速
    度検出値と電動機速度検出値とを比較してそのいずれか
    絶対値の大きい方を選択して出力する選択出力手段と、
    その出力に対し前記電動機を介して検出される回転方向
    極性を付与する極性付与手段と、を設け、この極性付速
    度信号をライン速度検出値として用いることを特徴とす
    るライン速度制御装置。
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