JP2887355B2 - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JP2887355B2
JP2887355B2 JP3313944A JP31394491A JP2887355B2 JP 2887355 B2 JP2887355 B2 JP 2887355B2 JP 3313944 A JP3313944 A JP 3313944A JP 31394491 A JP31394491 A JP 31394491A JP 2887355 B2 JP2887355 B2 JP 2887355B2
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晴光 平野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用の機械設備に使
用される電磁弁に関し、さらに詳細には、電磁弁に使用
されるソレノイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁弁1の構成を図4に断面図で
示す。電磁弁は、上半分のソレノイド部18と下半分の
弁本体10とより構成されている。ソレノイド部18の
中心には、両端部にフランジを有する中空円筒状のコイ
ルボビン2の胴部に導線が巻かれたコイル3がある。コ
イル3の外周を囲んで、強磁性体の長板を折り曲げて形
成されている磁気枠4が固定されている。ソレノイド部
18の外面は樹脂9により全体が一体化するようにモー
ルド固定されている。
【0003】図5にソレノイド部18の構成を説明する
ための断面図を示す。コイル3を取り囲むように磁気枠
4がある。磁気枠4の底板部4aと底板部4bとは、共
にその板端部に半月状の底板孔23が削設されており、
互いの底板孔23が円を形成する位置で互いに隙間をも
って形成されている。
【0004】コイル3のコイルボビン2のボビン孔19
の一方に固定鉄心5が挿入されており、固定鉄心5の小
径部20が天板孔22に嵌合している。固定鉄心5の小
径部20には、止め輪用の溝26が形成されており、固
定鉄心5は磁気枠4に対して止め輪16により仮固定さ
れる。磁気枠4の底板孔23を通って、ボビン孔19の
固定鉄心5の小径部20がある側と反対の側から、ガイ
ドスリーブ6の筒部6bに弾性部材8を取り付けて、ガ
イドスリーブ6の筒部6bが挿入されている。ここで、
ガイドスリーブ6は、図3に示すようにフレア部6aお
よび筒部6bより構成されている。
【0005】従来より、ガイドスリーブ6は、磁性材料
であるSPC(冷間圧延鋼板)やSUY(電磁軟鉄)を
材料として製造されている。ガイドスリーブ6を磁性材
料で形成するのは、コイル3に通電したときにコイルボ
ビン2のボビン孔19内に磁性材料が存在すると、同じ
電流量を流したときに発生する磁束が大きいからであ
る。ガイドスリーブ6にフレア部6aを設けているの
は、フレア部6aと磁気枠4とを接触させて磁気抵抗を
減らし多くの磁束を発生させるためである。
【0006】一方、ガイドスリーブ6を磁性材料で形成
したときに、ガイドスリーブ6自体が磁石化するため、
可動鉄心7の側面がガイドスリーブ6に吸引されてしま
うため、固定鉄心5が可動鉄心7を吸引するのに余分な
力が必要となる。それを防止するため、可動鉄心7の外
周部に非磁性の樹脂膜17を形成し、磁石化したガイド
スリーブ6と可動鉄心7とを直接接触させないようにし
て、可動鉄心7の側面がガイドスリーブ6に吸引される
のを防止している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
磁束が発生した場合、その磁束を妨げる方向に渦電流が
発生するが、磁性材料であるSPC(冷間圧延鋼板)や
SUY(電磁軟鉄)は、電気抵抗が10〜20μΩ・c
mと比較的小さいため、渦電流が発生しやすい。そし
て、渦電流が発生すると、コイル3に通電したことによ
り発生した磁束を減少させる方向に磁束が発生し、固定
鉄心5が可動鉄心7を吸引する力が減少してしまう。そ
のため、可動鉄心5の吸引力を一定に保つのに、余分な
電流を流す必要があり、不必要にエネルギを消費してい
た。
【0008】また、SPC(冷間圧延鋼板)やSUY
(電磁軟鉄)で製作したガイドスリーブ6は、そのまま
では錆が発生して実際の使用ができない。従って、SP
C製のガイドスリーブ6は、深絞り加工後にメッキ処理
をして使用している。一方、ガイドスリーブ6は、可動
鉄心7が嵌合され摺動するため、ガイドスリーブ6の内
径寸法の精度要求は厳しい。しかし、メッキの工程にお
いては、メッキ厚みを厳しく管理することは困難であ
り、メッキ厚みがバラつくため、実際には、ガイドスリ
ーブ6と可動鉄心7との嵌合がゆるくなっている。その
ため、可動鉄心7の摺動がスムーズでなく、ステックス
リップ等を発生し、固定鉄心5に余分な吸引力を発生す
る必要があり、コイル3に余分な電流を流す必要があっ
た。さらに、SPC等の場合、メッキ処理という余分の
工程を必要とし、コストアップとなっていた。
【0009】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、消費電力が小さくて効率のよい
と同時にコストの低い電磁弁を供給することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の電磁弁は、コイルボビンの外周に導線が巻
かれてなるコイルと、コイルの外周を囲んでなる磁気枠
と、コイルボビン孔の一端に嵌合される固定鉄心と、コ
イルボビン孔の他端にガイドスリーブを介して摺動可能
に嵌合され、コイル通電時に固定鉄心に吸引される可動
鉄心とを有し、全体が樹脂でモールドされてなるソレノ
イドと、該可動鉄心の駆動により開閉されて、ポートの
連通を切り換える弁座とを有する電磁弁であって、可動
鉄心の外周に樹脂膜を形成すると共に、ガイドスリーブ
13クロムステンレス鋼板を深絞り加工により製造
され、フルア部を備える。
【0011】
【作用】上記の構成よりなる本発明の電磁弁のコイル
は、通電されると磁性材料からなる磁気枠、固定鉄心、
ガイドスリーブを通して磁束を発生し、固定鉄心が可動
鉄心を吸引する。このとき、ガイドスリーブに渦電流が
発生し、前記磁束を減少させる方向の磁束を発生しよう
とするが、ガイドスリーブが電気抵抗の大きい13クム
ロステンレス鋼板を深絞り加工により製造され、フレア
部を備えているので、渦電流の発生が少なく、前記磁束
があまり減少されることがないため、電磁弁の消費電力
が小さくなる。また、仕上げ切削等の追加工を必要とし
ない。また、ガイドスリーブのメッキ処理が不要なた
め、ガイドスリーブと可動鉄心との嵌合性がよく、可動
鉄心の摺動性がよいため、固定鉄心に余分な吸引力が必
要とされない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例である電
磁弁1について図面を参照しながら説明する。本発明の
一実施例である電磁弁1の形状的構成を図1に断面図で
示す。ここで、従来の電磁弁と同じ構成要素について
は、従来の電磁弁と同じ符号を使用している。電磁弁1
は、上半分のソレノイド部18と下半分の弁本体10と
より構成されている。ソレノイド部18の中心には、両
端部にフランジを有する中空円筒状のコイルボビン2の
胴部に導線が巻かれたコイル3がある。コイル3の外周
を囲んで、強磁性体の長板を折り曲げて形成されている
磁気枠片24,25が固定されている。ソレノイド部1
8の外面は樹脂9により全体が一体化するようにモール
ド固定されている。
【0013】図2にソレノイド部18の構成を説明する
ための断面図を示す。コイル3の外周を囲んで、コの字
の形状をした磁気枠片24,25が天板同士を重ね合わ
せた状態で固定されている。磁気枠片24および磁気枠
片25は、共に長方形状の強磁性金属板を「コ」の字状
に折り曲げて形成されている。天板部24aと天板部2
5aとは、天板部24aが内側になるように重ね合わさ
れている。また、底板部24bと底板部25bとは、共
にその板端部に半月状の底板孔23が削設されており、
互いの底板孔23が円を形成する位置で互いに隙間をも
って保持される。
【0014】固定鉄心5を嵌合させる天板孔22は、天
板部24aと天板部25aの両方に穿設されており、重
ね合わせたときに、互いの天板孔22が一致するように
している。コイル3のコイルボビン2のボビン孔19の
一方に固定鉄心5が挿入されており、固定鉄心5の小径
部20が天板孔22に嵌合している。底板部24b,2
5bにより形成されている底板孔23を通って、ボビン
孔19の固定鉄心5の小径部20がある側と反対の側か
ら、ガイドスリーブ6の筒部6bに弾性部材8を取り付
けて、ガイドスリーブ6の筒部6bが挿入されている。
ここで、ガイドスリーブ6は、図3に示すようにフレア
部6aおよび筒部6bより構成されている。磁気枠片2
4と磁気枠片25とは、かしめにより固定されている。
すなわち、ガイドスリーブ6の内側に図示しないかしめ
受け部材を挿入して、固定鉄心5を磁気枠の天板部24
aの下面に押しつける。この状態で固定鉄心5の小径部
20の先端が天板孔22からかしめ代の分だけ、天板部
25aの上面より上に突き出している。これを押圧する
ことによりかしめを行っている。
【0015】かしめが終了した状態を図2に示す。かし
め部分21は天板孔22の周辺部に広がっている。かし
めにより固定鉄心5と磁気枠片24,25とを固着する
ことにより、天板部24aと天板部25aとが強く密着
されると共に、固定鉄心5と磁気枠片24,25との間
の密着も良くなる。そのため、磁気抵抗が小さくなり、
磁束が流れやすくなって固定鉄心5の磁気吸引力が増大
する。かしめを行ったときに、底板24b,25bの底
板孔23がガイドスリーブ6を両側から挟み込むのであ
るが、磁気枠片24,25の天板部24a,25aと側
板部とのなす角度等を小さくしておくと、磁気枠全体が
ばね性をもってガイドスリーブ6を挟み込むため、磁気
枠片24,25とガイドスリーブ6との接触がより密着
して、磁気抵抗が小さくなる。
【0016】本発明の特徴は、ガイドスリーブ6の材料
として13クロムステンレス鋼を使用している点であ
る。13クロムステンレス鋼は磁性材料であると同時
に、電気抵抗が50.6μΩ・cmと比較的大きいた
め、コイル3に電流を流したときに磁界は発生させる
が、渦電流を発生することが少ない。従って、コイル3
への通電により発生した磁束を減少させる磁束の発生が
少ない。そのため、少ない消費電力で固定鉄心5が可動
鉄心7を効率よく吸引することが可能である。
【0017】
【表1】 表1にガイドスリーブ6の材料としてSPCEを用いた
場合と、13クロムステンレス鋼の一例としてSUS4
10Lを用いた場合に、可動鉄心7を吸引するのに必要
な消費電力の比較データを示す。100V50Hzの場
合でガイドスリーブ6の材料としてSUS410Lを使
用した場合の消費電力は、SPCEを使用した場合の消
費電力より4%減少している。同様に、100V60H
zの場合でガイドスリーブ6の材料としてSUS410
Lを使用した場合の消費電力は、SPCEを使用した場
合の消費電力より6%減少している。
【0018】このように、13クロムステンレス鋼製の
ガイドスリーブ6を使用すれば、従来のSPCE製のガ
イドスリーブ6を使用する場合よりも少ない電力で効率
よく電磁弁を動作させることができる。また、ステンレ
ス材料を使用しているので、SPCEと比較して耐食性
に優れているためメッキの必要がなく、ガイドスリーブ
6の内径の精度も厳しく管理でき、ガイドスリーブ6と
可動鉄心7との摺動も滑らかにすることができる。ま
た、メッキが不要なため、余分な工程やコストを必要と
しない。
【0019】ところで、ガイドスリーブ6の材料とし
て、ステンレス鋼を使用することは、例えば、特公昭5
3−18701号公報において公知である。しかしなが
ら、特公昭53−18701号公報記載の技術において
は、析出硬化系ステンレス鋼であるSUS631を使用
している。SUS631等の析出系のステンレス鋼は、
機械的性質が悪く、ガイドスリーブ6のような深絞り加
工を必要とする部品を製造することは現在の深絞り技術
であっても困難であり、SUS631等でガイドスリー
ブ6を精度よく形成することはできない。
【0020】また、SUS304,SUS316等のオ
ーステナイト系ステンレス鋼は非磁性体であり、機械的
性質や耐食性はよいが、電磁弁のガイドスリーブとして
使用するには不適当である。ガイドスリーブ6が非磁性
体の場合、可動鉄心7の側面を吸引しないという長所は
あるが、磁気抵抗がきわめて大きくなり、磁束の発生が
著しく減少し、可動鉄心7を吸引するためには、多量の
電力を必要とするからである。
【0021】その点、13クロムステンレス鋼は、磁性
体であって、機械的性質がよく、深絞りが可能であり、
フレア付きのガイドスリーブ6を精度よく加工すること
ができる。13クロムステンレス鋼を材料として深絞り
加工により製作したガイドスリーブ6の形状を図6に断
面図で示す。素材である13クロムステンレス鋼の厚み
t1は0.5mmである。深絞り加工によりガイドスリ
ーブ6のチューブ先端の厚みt2は薄くなってしまう
が、あまり薄くなってしまうと亀裂等が発生し、可動鉄
心7との摩擦が大きくなるため実用性に欠けてしまう。
実験したところ、t2の厚みは0.45mm以上であれ
ば実用に耐え得ることがわかった。そして、これにより
ガイドスリーブ6の内径Dとガイドスリーブ6の長さの
比H/Dの値が制約を受ける。
【0022】一方、ガイドスリーブ6の長さは、有効に
磁束を発生させるために一定長さ以上であることが必要
である。従って、t2の厚みを0.45以上に保つため
には、ガイドスリーブ6の内径Dとガイドスリーブ6の
長さの比H/Dの値は、約1であることが実用上望まし
いことがわかった。
【0023】本実施例では、13クロムステンレス鋼と
してSUS410Lについて説明したが、SUS410
等の他の13クロムステンレス鋼を使用しても同様であ
る。
【0024】次に、電磁弁の構成要素である弁本体10
について図1により説明する。弁本体10には、入力ポ
ート12,出力ポート13とが穿設され、また両ポート
を連通させる弁座14が設けられている。可動鉄心7の
弁座14に当接する部分に、弾性体で作られた弁体11
が埋め込まれている。可動鉄心7の下端部は外側にフラ
ンジ部を有しており、そのフランジ部の上面に当接し
て、可動鉄心7を下向きに付勢するための復帰ばね15
がある。復帰ばね15の他端はガイドスリーブ6のフラ
ンジ部の下面に当接している。
【0025】次に、上記構成を有する電磁弁の動作につ
いて説明する。図1は、コイル3に電流が流されていな
い状態を示している。可動鉄心7は、復帰ばね15によ
り下向きに付勢され、弁体11が弁座14に当接してい
る。これにより、入力ポート12と出力ポート13とは
連通していない。一方、コイル3に電流が流されると、
固定鉄心5の上下方向に磁界が発生し、固定鉄心5が可
動鉄心7を吸引する。この吸引力は、復帰ばね15のば
ね力よりも強いので、可動鉄心7は、固定鉄心5に当接
する位置まで移動する。これにより、弁体11が弁座1
4から離れ、入力ポート12と出力ポート13とが連通
する。
【0026】このとき、13クロムステンレス鋼製のガ
イドスリーブ6を使用しているので、従来のSPCE製
のガイドスリーブ6を使用する場合よりも少ない電力で
効率よく電磁弁を動作させることができる。また、ステ
ンレス材料を使用しているので、SPCEと比較して耐
食性に優れているためメッキの必要がなく、ガイドスリ
ーブ6の内径の精度も厳しく管理でき、ガイドスリーブ
6と可動鉄心7との摺動も滑らかにすることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の電磁弁によれば、可動鉄心の外周に樹脂膜を形成
すると共に、ガイドスリーブが、13クロムステンレス
鋼板を深絞り加工により製造され、フレア部を備えて
るので、コイルに通電したときに磁束が多く発生すると
同時に、渦電流の発生は少ないため、少ない電力で効率
よく電磁弁を動作させることができる。また、仕上げ切
削等の追加工やメッキ等の工程が不要のため、電磁弁の
コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電磁弁の構成を示す断
面図である。
【図2】本発明の一実施例である電磁弁のソレノイドの
仮止め状態の構成を示す断面図である。
【図3】ガイドスリーブと可動鉄心の分解斜視図であ
る。
【図4】従来の電磁弁の構成を示す断面図である。
【図5】従来の電磁弁のソレノイドの仮止め状態の構成
を示す断面図である。
【図6】本発明に係るガイドスリーブの形状を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 電磁弁 2 コイルボビン 3 コイル 4 磁気枠 5 固定鉄心 6 ガイドスリーブ 7 可動鉄心 9 樹脂部 10 弁本体 11 弁体 12 入力ポート 13 出力ポート 14 弁座 15 復帰ばね 17 樹脂膜 18 ソレノイド部 24 磁気枠片 25 磁気枠片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルボビンの外周に導線が巻かれてな
    るコイルと、コイルの外周を囲んでなる磁気枠と、コイ
    ルボビン孔の一端に嵌合される固定鉄心と、コイルボビ
    ン孔の他端にガイドスリーブを介して摺動可能に嵌合さ
    れ、コイル通電時に固定鉄心に吸引される可動鉄心とを
    有し、全体が樹脂でモールドされてなるソレノイドと、 該可動鉄心の駆動により開閉されて、ポートの連通を切
    り換える弁座とを有する電磁弁において、 前記可動鉄心の外周に樹脂膜を形成すると共に、 前記ガイドスリーブが13クロムステンレス鋼板を深
    絞り加工により製造され、フレア部を備えることを特徴
    とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する電磁弁において、 前記ガイドスリーブの内径Dと長さHとの比H/Dが、
    約1であることを特徴とする電磁弁。
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