JP2886837B2 - ドア枠の縦枠と下枠との連結構造 - Google Patents

ドア枠の縦枠と下枠との連結構造

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JP2886837B2 JP34230296A JP34230296A JP2886837B2 JP 2886837 B2 JP2886837 B2 JP 2886837B2 JP 34230296 A JP34230296 A JP 34230296A JP 34230296 A JP34230296 A JP 34230296A JP 2886837 B2 JP2886837 B2 JP 2886837B2
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雅克 中村
哲也 信田
新作 増山
昭彦 田原
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TATEYAMA ARUMINIUMU KOGYO KK
Panasonic Electric Works Co Ltd
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TATEYAMA ARUMINIUMU KOGYO KK
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドア枠において縦
枠と下枠とを連結する部分の構造に関し、例えば浴室の
出入り口となる部分に取り付けるドア枠に用いる構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のドア枠にあっては、上下枠または
縦枠に断面略C字状のビスホール部(押出成形で長手方
向に亙って形成されてビスのようなねじを締め込むため
の筒状の部分)設けることにより、ビスホール部を設け
てない方の枠材を挟み込むようにビスホール部にねじを
締め付けることで枠材を連結して組み立てていた。
【0003】例えば、図7に示すように下枠1の下面側
に長手方向に亙るように断面略C字状のビスホール部2
を設け、縦枠3の下端の取り付け片4に透孔5を設け、
下枠1の端部に切り欠き6を設け、取り付け片4をビス
ホール部2の端面に当接して透孔5とビスホール部2を
合致させ、透孔5からビスホール部2にビス7を螺合し
て下枠1と縦枠3とを連結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図7に示す従来例
の場合、下枠1の下面からビスホール部2の径の分だけ
(図7のa寸法)突出する部分ができ、ドア枠を介して
隣合う床面間の段差が大きくなるという問題がある。例
えば、浴室の床面8と浴室外の脱衣所等の床面9との間
に設けるドア枠の下枠1はできるだけ段差少なくして通
行しやすくする必要があるが、図7に示すものでは図8
の符号bに示すような大きな段差ができるという問題が
ある。また下枠1と縦枠3とを連結するとき下枠1の端
部に縦枠3に合わせて切り欠き6を設ける加工も必要で
あるという問題がある。
【0005】また下枠1に上記符号aに示す寸法の突出
部分を設けないようにする場合には縦枠側にビスホール
部を設け、下枠の下面側からビスを螺入して下枠と縦枠
とを連結する構造にする必要があるが、一般的なドア枠
では縦枠の長さが上下枠に比べてかなり長くなるために
縦枠にビスホール部を設けることはコストアップになる
という問題がある。また下枠あるいは上枠の構造上、水
平方向にビス止めが必要な場合には縦枠に設けたビスホ
ール部が使えないという問題がある。
【0006】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、下枠の厚さを薄くしながら下枠と縦枠とを強固
に連結できるドア枠の縦枠と下枠との連結構造を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のドア枠の縦枠と下枠との連結構造は、縦枠3の
下端を下枠1の端部の上面に載置し、ブロック材にて形
成した連結部材10を縦枠3の下部の内部に挿入し、下
枠1の下面側から連結部材10にビスのような固着具1
1を打入して下枠1に連結部材10を固定すると共に縦
枠3から連結部材10にビスのような固着具11を打入
して縦枠3を連結部材10に固定し、連結部材10から
縦枠3の外に突出する突出部10aを一体に連出し、突
出部10aを下枠1に固定して成ることを特徴とする。
この場合、下枠1に載せた連結部材10を介して縦枠3
と下枠1とをビスのような固着具11にて連結でき、従
来のように下枠の下面側にビスホール部を設ける必要が
なくても下枠1の厚さを薄くできると共に連結部材10
を介して確実に連結することができる。また連結部材1
0と一体の突出部10aを下枠1に固定することにより
連結部材10を下枠1に強固に固定でき、縦枠3と下枠
1との連結強度を向上できる。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】図3に示すように浴室13と浴室
13外との間には出入り口となる開口14を設けてあ
り、この開口14に沿ってドア枠Aを装着してあり、ド
ア枠Aにドア15を開閉自在に装着してある。浴室13
外の部分は脱衣室や廊下等である。ドア15は本例の場
合、二つ折りドアであるが、通常の回転自在に開閉する
開閉ドアであってもよい。二つ折りのドア15は2枚の
パネル15aをヒンジ等で回転自在に連結してあり、一
方のパネル15aをドア枠Aの一方の縦枠3に回転自在
に連結してあり、浴室13内側に折り畳むことで開口1
4を開放し、展開することで開口14を閉塞するように
してある。ドア枠Aの下枠1は浴室13内の床面8と浴
室13外の床面9との間に設けられるものであるが、床
面8と下枠1の上面との間に余り段差ができないように
厚さの薄いものとしてある。
【0010】上記ドア枠Aの縦枠3と下枠1とを次の構
造で連結している。下枠1は図1のように厚さが厚くな
いもので、少なくとも浴室13側の下面には従来例のよ
うにビスホール部を設けていない。この下枠1の端部に
は上下方向に貫通するように透孔18を穿孔してある。
縦枠3は筒状部3aを上下方向に亙って設けたものであ
り、筒状部3aの下端は開口しており、筒状部3aの下
部に透孔18を穿孔してある。連結部材10はブロック
材であって、上記筒状部3a内に挿入し得る本体部10
bから水平方向に突出部10aを一体に設けて形成され
ている。この連結部材10には下枠1の透孔18に対応
する取り付け孔19を連結部材10の下面側から穿孔し
てあると共に縦枠3の透孔18に対応する取り付け孔1
9を連結部材10の側面から穿孔してある。下枠1の端
部の上面には必要に応じてシール材16を介して連結部
材10が載置され、下枠1の透孔18と連結部材10の
下面側の取り付け孔19とが対応させられ、透孔18か
ら取り付け孔19にビスのような固着具11が螺入され
て下枠1に連結部材10が固定される。縦枠3の下端は
下枠1の端部の上面に載置するように配置されるが、縦
枠3の筒状部3a内に連結部材10の本体部10bが挿
入される。そして縦枠3の透孔18と連結部材10の側
面の取り付け孔19とが対応させられ、透孔18から取
り付け孔19にビスのような固着具11が螺入されて連
結部材10に縦枠3が固定される。このようにして連結
部材10を介して図2(a)のように縦枠3と下枠1と
が連結され、連結部材10を介して縦枠3と下枠1とが
強固に連結される。このとき突出部10aを下枠1に固
着具11で固着したことにより、連結部材を10を一層
確実に下枠1に固定でき、縦枠3と下枠1とを一層強固
に固定できる。また下枠1は従来のようなビスホール部
をなくして連結でき、図2(b)のように下枠1の上面
と床面8との段差はb′となって、図8に示す従来例の
段差bより少なくなる。ドア枠Aの縦枠3には浴室13
の壁パネルの端部が連結される。
【0011】このように段差が少なくなった下枠1は浴
室13側から水が漏れやすいため、下枠1に水止め部材
20が装着される。水止め部材20下枠1の長手方向に
亙る長さのものであり、水止め部材20を下枠1に起倒
自在になるように装着してある。つまり、下枠1には長
手方向に亙るように枢支軸部21を設けてあり、水止め
部材20の縁部に長手方向に亙って設けた枢支部22を
枢支軸部21に回転自在に装着してある。下枠1の長手
方向の両方の縦枠3側の端部には止水部材23を配置し
てあり、止水部材23を下枠1に装着してある。この止
水部材23の上面片23aの下面側には防水のためのシ
ール材24を設けてあり、上記水止め部材20が立ち上
がったとき、シール材24で水止め部材20の端部と止
水部材23との間のシールを行うようになっている。
【0012】また水止め部材20と起倒するように駆動
する駆動装置25は図4に示すように接続部材26にピ
ン27にて回転自在になるように装着してあり、接続部
材26が水止め部材20にリベット28にて固着してあ
る。駆動装置25の上部と接続部材26との間にはピン
27から離れた位置でバネ29を懸架して接続してあ
る。駆動装置25の先端部の上部にはローラよりなる第
1の当接部30を設けてあり、先端部の下部にはローラ
よりなる第2の当接部31を設けてある。上記ドア15
を閉じたとき、ドア15が先に第1の当接部30に当た
ってから次に第2の当接部31に当たるが、第1の当接
部30がドア15に当たるときも、第2の当接部31が
ドア15に当たるときもドア15の面に対して第1の当
接部30や第2の当接部31が略直交するように当たる
ようになっている。
【0013】しかして、ドア15を開いた状態では駆動
装置25の第1の当接部30や第2の当接部31がドア
15に接触していなく、水止め部材20は下枠1の上に
重なるように倒れており、水止め部材20が邪魔になる
ことなくスムーズに通行するこができる。この状態から
ドア15を閉じて行くと、先ず第1の当接部30がドア
15に図5(a)や図6(a)のように当たり、駆動装
置25を介して水止め部材20が立ち上がって行き、次
いで第2の当接部31がドア15に図5(a)や図6
(a)に示すように当たり、駆動装置25を介して立ち
上がって行き、ドア15を完全に閉じた状態で水止め部
材20が完全に立ち上げられる。これにより、水止め部
材20にて浴室13側から浴室13外の方に水が流出す
るのが遮断される。またドア15を開くと、第1の当接
部30や第2の当接部31がドア15から離れ、水止め
部材20が自重で倒れる。
【0014】
【発明の効果】本発明は叙述のように縦枠の下端を下枠
の端部の上面に載置し、ブロック材にて形成した連結部
材を縦枠の下部の内部に挿入し、下枠の下面側から連結
部材にビスのような固着具を打入して下枠に連結部材を
固定すると共に縦枠から連結部材にビスのような固着具
を打入して縦枠を連結部材に固定しているので、下枠に
載せた連結部材を介して縦枠と下枠とをビスのような固
着具にて連結でき、従来のように下枠の下面側にビスホ
ール部を設ける必要がなくても下枠の厚さを薄くできる
と共に連結部材を介して確実に連結することができるも
のであり、また連結部材から縦枠の外に突出する突出部
が一体に連出し、突出部を下枠に固定したので、連結部
材と一体の突出部を下枠に固定することにより連結部材
を下枠に強固に固定でき、縦枠と下枠との連結強度を向
上できるものである。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の要部を示す分解斜
視図である。
【図2】(a)は図1の組み立て状態の斜視図、(b)
は同上の段差を説明する断面図である。
【図3】同上の全体の一部切欠斜視図である。
【図4】同上の駆動装置部分を拡大せる斜視図である。
【図5】同上の水止め部材の動作を説明する断面図であ
り、(a)は第1の当接部がドアに当接した状態で、
(b)は第2の当接部がドアに当接した状態である。
【図6】同上の水止め部材の動作を説明する平面図であ
り、(a)は第1の当接部がドアに当接した状態で、
(b)は第2の当接部がドアに当接した状態である。
【図7】従来例を示す分解斜視図である。
【図8】従来例の問題を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 下枠 3 縦枠 10 連結部材 10a 突出部 11 固着具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増山 新作 富山県高岡市早川550番地 立山アルミ ニウム工業株式会社内 (72)発明者 田原 昭彦 富山県高岡市早川550番地 立山アルミ ニウム工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−150642(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E06B 3/964

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠の下端を下枠の端部の上面に載置
    し、ブロック材にて形成した連結部材を縦枠の下部の内
    部に挿入し、下枠の下面側から連結部材にビスのような
    固着具を打入して下枠に連結部材を固定すると共に縦枠
    から連結部材にビスのような固着具を打入して縦枠を連
    結部材に固定し、連結部材から縦枠の外に突出する突出
    部を一体に連出し、突出部を下枠に固定して成ることを
    特徴とするドア枠の縦枠と下枠との連結構造。
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