JP2885953B2 - 車両座席 - Google Patents

車両座席

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JP2885953B2
JP2885953B2 JP3071794A JP7179491A JP2885953B2 JP 2885953 B2 JP2885953 B2 JP 2885953B2 JP 3071794 A JP3071794 A JP 3071794A JP 7179491 A JP7179491 A JP 7179491A JP 2885953 B2 JP2885953 B2 JP 2885953B2
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    • B60R22/18—Anchoring devices
    • B60R22/26—Anchoring devices secured to the seat

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、造り付けの安全ベルト
を備えた車両座席に係わり、換言すれば、安全ベルトを
装備し且つそれ自体がこのベルトの総計３個の固定点を
有し、これら諸点の一つが背もたれの頂部に配設される
ようにした車両座席に関するものである。
【０００２】本発明は、この種座席の中でも特に、ある
種のクーペやコンバーティブルの後部座席を出入容易に
するためこれら車両の前部座席に必要とされる如く、そ
の背もたれが傾斜を調整でき、望ましくはそれを下部横
方向水平軸線の回りで前方へ更に傾け得るようにした座
席に関する。
【０００３】
【従来の技術】車両の車体構造部ではなく背もたれの高
い点Ｐへの安全ベルト固定部の位置付けは、この車体構
造部に適切な高い点がない場合（クーペやコンバーティ
ブルの場合）に必要とされる。
【０００４】更にまた、何れの場合にも、このような位
置付けは、ベルトの調整と、座席の前進もしくは後退位
置やその背もたれの傾斜との間の無関係という重要な利
点を備えている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、それにより、
前記点Ｐに加えられた力に対するこの背もたれの機械的
抵抗という問題が生ずる。
【０００６】特に車両の急減速中は、点Ｐへ水平方向に
前方へ加わる力Ｆは極めて強く、考慮対象の座席につい
て目下提案されている調製自在且つ恐らくは傾斜自在の
ヒンジ機構は、このような力に耐える程に強力ではな
い。
【０００７】本発明の目的は特に、考慮対象の種類の座
席およびそのヒンジ機構について上記の力に耐えるに充
分な程に頑丈な構造を提案することにより、この支障を
克服することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このため、本発明による
当該種類の車両座席は更に、座席のベースに連係された
下部横方向水平軸線Ａの周りに旋回すべく取り付けられ
た背もたれを含み、それらは基本的に、ベルトの上方固
定点Ｐを備える側方の極めて耐たわみ性のビームと、ビ
ームの基底部に固定され且つこのビームの横傾斜を防止
することに充分耐える下部横部片と、ビームおよび横部
片へそれらと共にフレームを構成するように固定された
Ｌ字形部片とがこの背もたれの骨組に含まれることと、
耐座屈性支柱が設けられ、その両端部がそれぞれ、座席
のベースの前部に連係された横方向水平軸線Ｂの回り
と、ビームの一部を形成し且つベルトの上方固定点Ｐか
らこの軸線Ａを隔てる距離の 1／6 未満の軸線Ａからの
距離に配設された横方向水平軸線Ｃの回りとで旋回すべ
く取り付けられ、また軸線Ａの回りでの軸線Ｃの位置を
調整するため支柱上に装置が作用することとを特徴とし
ている。
【０００９】有利な実施例においては、次の諸方策の一
つおよび／またはその他が更に用いられる。 ・ビームが中空角柱状の箱型である。 ・台形の形状をなしその長い底辺がビームに溶接された
金属薄板が横部片に基本的に含まれる。 ・軸線Ｃの位置を調整する装置が、ベースに対する軸線
Ｂの長手方向位置を変更するように配設される。 ・前項による調整装置が、制御部材に対してある角度で
連結され且つ座席のベースに取り付けられたねじ付きロ
ッドを、支柱の下方端部に固着したナット内でねじ回す
ことにより作動する。 ・前項による座席において、背もたれを傾ける目的でね
じ付きロッドと支柱との間の相互連結を一時抑制するた
め、背もたれに取り付けられたハンドルにより制御可能
な装置が設けられる。 ・軸線Ｃの位置を調整する装置が、両軸線Ｂ，Ｃ間の距
離を変更するように配設される。 ・前項による座席において、支柱が伸縮自在の構造を有
し、一方が他方の中へ滑動自在に取り付けられてこの支
柱を形成する二つの構成要素が相互に正常に連動され、
上記の連動を一時抑制するため、背もたれに取り付けら
れたハンドルにより制御可能な装置が設けられる。
【００１０】これらの主要な諸装置のほか、本発明に
は、なるべくなら同時に用いることが望ましい他の若干
の諸装置が含まれるが、それについては以下に更に明確
に論議する。
【００１１】以下に本発明の若干の好適な実施例を、言
うまでもなく少しも限定的でない方法で、添付図面に関
連させて説明する。
【００１２】
【実施例】一般に、考慮対象の車両は各々の場合に、 ・車両のシャシまたは床に固定された二つの長手方向水
平スライダ２上へ滑動すべく取り付けられたベース１を
含み、必要に応じこれらのスライダに沿ってベースの位
置を調整し且つその調整された位置の各々にそれをロッ
クする装置（図示せず）が設けられ、 ・ベース上に取り付けられた着座部分３と、 ・ベースに連係された下部横方向水平軸線Ａの回りに旋
回すべく取り付けられた背もたれ４と、 ・安全ベルト５とを含む。
【００１３】この安全ベルト５は「造り付け」であり、
換言すれば、この座席に配設されたその三つの固定点、
即ちベースの両側に配設された二つの下方点Ｓ，Ｔと背
もたれの頂部に配設された上方点Ｐとにより、座席へ完
全に取り付けられる。
【００１４】事実上点Ｐは、正確に言えば、実際問題と
して固定部にではなく、巻取り機構のリールに至る通路
６内への入口へ直接に対応する。
【００１５】下方固定点Ｓ，Ｔのベース１上への位置付
けは、スライダ２に関連する垂直引裂き力に対するこの
ベースの良好な抵抗性を意味する。
【００１６】この問題は、本発明の部分を形成しない適
宜の装置により解決される。本発明は基本的に、上方固
定点Ｐを背もたれ４の頂部へ位置付けすることによって
得られる結果に関連を有する。
【００１７】事実、急減速中、上記位置付けのためにこ
の点Ｐは、ベルトで座席へ締め付けられた使用者の体重
により、前方へ向けられた極めて強い力Ｆを受ける。
【００１８】この力Ｆは１ｔに達し且つ更にそれを超え
る可能性がある。
【００１９】背もたれやそのヒンジ機構について通常提
案される構造は、このような力に耐える程に強力ではな
い。
【００２０】ここに提案された極めて頑丈な構造は、こ
のような力に適合できる。
【００２１】この構造は、一方では背もたれのフレーム
の構造そのものに、また他方ではその傾斜を調整する機
構に関連を有する。
【００２２】背もたれ４の骨組の範囲では、それに、 ・高いたわみ強さを有する側方ビーム７と、 ・高い座屈強さを有し且つビーム７の基底部に固定され
た下部横部片８（図１）と、 ・ビームおよび横部片へそれらと共に前記フレームを完
成するように固定された剛性のＬ字形部片９とが含ま
れ、この部片９の基底部が、ビーム７の如く、軸線Ａの
回りで旋回するように取り付けられている。
【００２３】ビーム７は、長方形断面を備え且つその厚
さが下方へ向かってわずかに増大する中空角柱状の箱の
様態に、都合よく形成される。
【００２４】横部片８は、台形の全体的形状を有しその
長い底辺がビーム７の基底部に溶接された少くとも１枚
の金属薄板により、都合よく形成される。
【００２５】かくして一連の構成要素７、８、９により
形成されたフレームは、長手方向の平面内に包有されず
に上記平面に対しわずかに傾斜した、上記に定義された
力Ｆの点Ｐへの付加により恐らく生成されるたわみ力に
対し且つ横方向の破砕に対し、大きな剛さと、特に、高
い抵抗性とを備えている。
【００２６】更に、 ・背もたれ４をその事前調整された傾斜位置の各々に保
持するために、高い座屈強さを有し且つベース１の前部
に連係された横方向水平軸線Ｂの回りと、背もたれ４に
固着した横方向水平軸線Ｃの回りとで旋回すべく二つの
平行な支柱１０が、 ・また背もたれ４の、その下方軸線Ａの角度の調整と傾
斜とをその下方軸線Ａの回りで可能にさせるために、軸
線Ｂ，Ｃ間の距離またはベースに対する軸線Ｂの相対位
置を望み通りに調整する装置が設けられている。
【００２７】軸線Ｃは、着座部分３（図２参照）のクッ
ションの厚さを考慮して、支柱１０の存在が座席の使用
者による前記クッションへの横方向の近接容易性を少し
も阻害しないよう、わずかに低く配置しなければならな
い。
【００２８】このため、軸線Ａ，Ｃ間の距離は、軸線Ａ
を点Ｐから隔てる距離のほんの小部分であるべきであ
る。
【００２９】この小部分は 1／6 未満、詳述すれば約 1
／7 であり、距離ＡＣは例えば、約７０cmの距離ＡＰに
対して約１０cmである。
【００３０】レバー・アームＡＣ，ＡＰ間の比に等し
い、この小部分の極めて小さい値は、力Ｆの点Ｐへの付
加に耐えるため支柱１０により軸線方向に吸収されるべ
き力の比例的な増大を結果として生ずる。
【００３１】従って、前記の比Ｒが７に等しければ、支
柱１０に吸収されるべき力は７Ｆに等しい。
【００３２】それ故、且つまた値Ｆが本来極めて高いの
で、この種の構造をほとんど予想できないことも考えら
れる。
【００３３】しかし本出願人は、驚くべきことに、一方
では背もたれの骨組の極めて大きな剛さの故に、また他
方では支柱やそれらのヒンジによる損傷なしに耐え得る
極めて高い軸線方向応力の故に、この種の構造が満足を
与えることを発見した。
【００３４】これらの支柱は、管状部品により、または
同一方向に開き且つ一方が他方へはめこまれるＵ字形部
品の対により、都合よく形成される。
【００３５】それらはビーム側の、このビームを接合し
て被覆するカバー内で都合よく終わる。
【００３６】図３および図４の線図はそれぞれ、背もた
れの傾斜およびその前方への揺動または傾倒の調整を示
す。
【００３７】第一事例においては支柱１０が一定の長さ
を保ち、点Ｂ，Ｃ間の距離は変化しないままであるが、
矢印Ｕに沿って水平方向に変更されているのは、ベース
１に対する点Ｂの位置である。
【００３８】このような動きにより、全体的に持ち上げ
られた位置ｂから大きく傾けられた位置ｃまで、全ての
中間位置ａを通過しながら、背もたれの傾斜をその軸線
Ａの回りで調整することができる。
【００３９】第二事例においては点Ｂが動かないままで
あるが、支柱１０の長さは変更される。
【００４０】このため、一方を他方の中へ伸縮自在に取
り付けた二つの管状構成要素によってこの支柱１０が都
合よく形成され、図１の１１に略図で示されたロック機
構が、これら二つの構成要素を随意に一緒に連動させ、
またはそれらを開放することを可能にさせている。
【００４１】それらが開放されると、一方が他方の中へ
更に矢印Ｖの方向に進入し、それが二つの点Ｂ，Ｃ間の
距離を短縮させ、背もたれ４の、その事前調整された位
置ａから傾倒された位置ｄまでの傾倒を結果として生ず
る。
【００４２】この解決策によれば、前方への傾倒後、支
柱１０の新たな伸張により背もたれ４が再び後方へ傾倒
した場合、背もたれの事前調整された傾斜が自動的に回
復されることに留意すべきである。
【００４３】ロック機構１１は、背もたれ上に設けられ
た制御ハンドル１２により、伸びないケーブル１３を経
由し、それ自体周知の方法で制御できる。
【００４４】機構１１は、任意の望ましい方法で形成で
きる。
【００４５】例えばそれが、二つの伸縮自在の構成要素
の一方に取り付けられ且つ他方の伸縮自在の構成要素に
連結された中央のねじ付きロッドの回りで弾力的且つ恒
久的に動かされるねじ付きジョーを含むこともできる。
【００４６】その場合、これらのジョーをロッドから取
り去り、次いで二つの構成要素を開放するには、ケーブ
ル１３の解放がそれらを再び一緒にロックするので、ケ
ーブル上へ引張力を加えれば充分である。
【００４７】このような場合、背もたれの傾斜の調整
は、ねじ付きロッドを単に回転させることにより達成さ
れる。
【００４８】ベース１の長手方向の細長いスリット１５
内での軸線Ｂの位置を調整する制御ハンドル１４が示さ
れている図１には、この解決策が示されていない。
【００４９】前記図１においては、二つの同一且つ平行
な支柱１０が、それぞれビーム７およびＬ字形部片９の
下方部分上に、旋回すべく取り付けられていることを知
ることができる。
【００５０】示されてはいないが、その場合調整装置
は、単一の制御部材を備えた二つの支柱にわたり分割さ
れる。
【００５１】図５および図６には、傾斜調整および傾倒
制御機構の変形態様が更に詳細に示されている。
【００５２】この変形態様においては、各支柱１０が単
一ブロックで形成され、底部で、軸線Ｂを備えたピボッ
ト１７が貫通する対の長手方向の細長い開口１６に終わ
る。
【００５３】このピボット１７は、それ自体に、座席の
長手方向に、延在し且つ、電動機または手動制御ノブも
しくはハンドルのような角度制御装置１９に連結された
相補的なねじ付きロッド１８により占有されるねじ孔が
形成されている。
【００５４】支柱１０の横方向水平軸線Ｄの回りに取り
付けられた旋回ボルト２０は、その、図５に示す位置へ
ばねで絶えず片寄せられ、そこでそれが開口１６の一方
の端部にピボット１７を保持し、かくして軸線Ｂを支柱
１０と連動させる。
【００５５】これら諸条件の下では、ベース１に対して
漸進的に軸線Ｂを移動させ、従って背もたれ４を調整す
るためには、ロッド１８を回転させれば充分である。
【００５６】この背もたれの傾倒を制御するためには、
ボルト２０に連結されたケーブル１３を、ピボット１７
からこのボルトを取り外すように引けば充分である。
【００５７】次いでピボット１７に対する支柱１０の動
きが自由にされ、それにより、図６でわかるように、対
の開口１６の後端部へピボット１７が当接する前方の最
も端の位置へこの支柱の下端部が移動できるが、この位
置は背もたれ４の、それが完全に前方へ傾倒された時の
状態に相当する。
【００５８】選定された何れの、またいかなる実施例に
従っても、造り付けの安全ベルトを備えた車両が得ら
れ、その構造は前記により充分に明らかである。
【００５９】この座席には、特に頑丈さと、背もたれの
傾斜に対してのみならずその前方への傾倒に対しても適
応する可能性との双方に関する、これまでに周知された
それらに対する数多くの利点がある。
【００６０】更にまた、提案された構造は、この背もた
れと、着座位置を持ち上げる機構を支えるベースとの間
に支柱が直接に挿入されているので、背もたれを調整す
るためのそれと全く無関係な、着座位置を持ち上げる機
構を提供することを可能にさせている。
【００６１】言うまでもなく明らかであり、また先行し
ているものから既に更に多くを受け継いでいるので、本
発明は、その応用の態様のそれや、更に特別に考究され
た諸実施例に少しも限定されるものではなく、逆に、そ
れらの全ての変更態様がそれに包含されている。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に従って構成された造り付け安全ベルト
を備える車両座席骨組を示す 3／4 正面斜視図。
【図２】本発明に従って構成された造り付け安全ベルト
を備える車両座席骨組を座席の着座部分およびクッショ
ンと共に示す側面図。
【図３】背もたれによって占められる種々の位置と、３
種類の傾斜調整位置についてそれに結合された支柱とを
示す線図。
【図４】背もたれによって占められる種々の位置と、２
種類の端部傾倒位置についてそれに結合された支柱とを
示す線図。
【図５】背もたれの傾斜を調整する機構の適切な実施例
を更に詳細に示す図。
【図６】背もたれを傾倒のために解放する機構の適切な
実施例を更に詳細に示す図。
【符号の説明】
１ ベース ４ 背もたれ ５ 安全ベルト ７ 側方ビーム ８ 下部横部片 ９ Ｌ字形部片 １０ 支柱 １２ ハンドル １７ ナット １８ ねじ付きロッド １９ 制御部材 Ａ 下部横方向水平軸線 Ｂ 横方向水平軸線 Ｃ 横方向水平軸線 Ｐ 上方固定点

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 車両座席にして、ベース（１）と、前記
    座席の前記ベースに連係された下部横方向水平軸線
    （Ａ）の周りに旋回すべく取り付けられた背もたれ
    （４）と、安全ベルト（５）ならびにこのベルトを固定
    する諸点にてその一つ（Ｐ）が前記背もたれの頂部へ配
    設されるようにした諸点とを含む車両座席において、極
    めて耐たわみ性であり且つ前記ベルトの前記上方固定点
    （Ｐ）を備える側方ビーム（７）と、前記ビームの基底
    部に固定され且つこのビームの横傾斜を防止することに
    充分耐える下部横部片（８）と、前記ビームおよび前記
    横部片へそれらと共にフレームを形成するように固定さ
    れたＬ字形部片（９）とが前記背もたれの骨組に含まれ
    ることと、耐座屈性支柱（１０）が更に設けられ、その
    両端部がそれぞれ、前記ベース（１）の前部に連係され
    た横方向水平軸線（Ｂ）の回りと、前記ビーム（７）の
    一部を形成し且つ前記安全ベルト（５）の前記上方固定
    点（Ｐ）からこの軸線（Ａ）を隔てる距離の 1／6 未満
    の軸線（Ａ）からの距離に配設された横方向水平軸線
    （Ｃ）の回りとで旋回すべく取り付けられ、また軸線
    （Ａ）の回りでの軸線（Ｃ）の位置を調整するため前記
    支柱（１０）上に装置が作用することとを特徴とする車
    両座席。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載された車両座席におい
    て、前記ビーム（７）が中空角柱状の箱型であることを
    特徴とする車両座席。
  3. 【請求項３】 請求項１に記載された車両座席におい
    て、台形の形状をなしその長い底辺がビーム（７）に溶
    接された金属薄板が前記横部片（８）に基本的に含まれ
    ることを特徴とする車両座席。
  4. 【請求項４】 請求項１に記載された車両座席におい
    て、軸線（Ｃ）の位置を調整する前記装置が、前記ベー
    ス（１）に対する前記軸線（Ｂ）の長手方向位置を変更
    するように配設されることを特徴とする車両座席。
  5. 【請求項５】 請求項４に記載された車両座席におい
    て、前記調整装置が、制御部材（１９）に対してある角
    度で連結され且つ前記座席の前記ベース（１）に取り付
    けられたねじ付きロッド（１８）を、前記支柱（１０）
    の下方端部に固着したナット（１７）内でねじ回すこと
    により作動することを特徴とする車両座席。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載された車両座席におい
    て、前記背もたれ（４）を傾ける目的で前記ねじ付きロ
    ッド（１８）と前記支柱（１０）との間の相互連結を一
    時抑制するため、前記背もたれに取り付けられたハンド
    ル（１２）により制御可能な装置が設けられることを特
    徴とする車両座席。
  7. 【請求項７】 請求項１に記載された車両座席におい
    て、軸線（Ｃ）の位置を調整する前記装置が、前記両軸
    線（Ｂ）、（Ｃ）間の距離を変更するように配設される
    ことを特徴とする車両座席。
  8. 【請求項８】 請求項７に記載された車両座席におい
    て、前記支柱（１０）が伸縮自在の構造を有すること
    と、一方が他方の中へ滑動自在に取り付けられてこの支
    柱を形成する二つの構成要素が相互に正常に連動される
    ことと、上記の連動を一時抑制するため、前記背もたれ
    に取り付けられたハンドル（１２）により制御可能な装
    置が設けられることとを特徴とする車両座席。
JP3071794A 1990-04-04 1991-04-04 車両座席 Expired - Lifetime JP2885953B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9004326 1990-04-04
FR9004326A FR2660606B1 (fr) 1990-04-04 1990-04-04 Perfectionnements aux sieges de vehicules a ceinture embarquee.

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Publication Number Publication Date
JPH05286385A JPH05286385A (ja) 1993-11-02
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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3071794A Expired - Lifetime JP2885953B2 (ja) 1990-04-04 1991-04-04 車両座席

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US (1) US5246271A (ja)
EP (1) EP0451035B1 (ja)
JP (1) JP2885953B2 (ja)
KR (1) KR100204358B1 (ja)
AT (1) ATE96745T1 (ja)
BR (1) BR9101333A (ja)
CA (1) CA2039653A1 (ja)
CZ (1) CZ280058B6 (ja)
DE (1) DE69100578T2 (ja)
ES (1) ES2047994T3 (ja)
FR (1) FR2660606B1 (ja)
IE (1) IE64686B1 (ja)
NO (1) NO911191L (ja)
PT (1) PT97246A (ja)

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