JP2885162B2 - キャッシュメモリ - Google Patents

キャッシュメモリ

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JP2885162B2
JP2885162B2 JP8005898A JP589896A JP2885162B2 JP 2885162 B2 JP2885162 B2 JP 2885162B2 JP 8005898 A JP8005898 A JP 8005898A JP 589896 A JP589896 A JP 589896A JP 2885162 B2 JP2885162 B2 JP 2885162B2
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    • G11C7/02Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store with means for avoiding parasitic signals

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャッシュメモリに
関し、特にDRAM構成のキャッシュメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のDRAM構成のキャッシ
ュメモリは、キャッシュメモリの高集積化のために用い
られている。たとえば、図4は、「アソシエイション・
フォー・コンピューティング・マシーナリィ(Associat
ion for Computing Machinery)」発行の「1988年
9月、コンピュータ・アーキテクチャ・ニュース、第1
6巻、45〜50頁(Computer Architecture News Vo
l.16,No.4,Sept.1988)」に掲載された「オンチップ・
インストラクション・キャッシュ用DRAM(Dynamic
RAM for On-chip Instruction Caches)」(Jordi Cort
adella and TeodorJove著)に示されているキャッシュ
メモリのブロック図である。図4(a)が全体を示すブ
ロック図であり、図4(b)が部分詳細を示すブロック
図である。
【0003】図4を参照すると、このキャッシュメモリ
は、行アドレスをデコードしてワード線を選択する行デ
コーダ401と、DRAMセルのリフレッシュ時間の半
分以下の周期でキャリー信号を出力するカウンタ回路4
02と、そのカウンタ出力のキャリー信号を遅延させ、
信号U1を出力するディレイ回路403と、信号U1を
遅延させ信号U2を出力するディレイ回路404と、ワ
ード線と信号U1と信号U2を入力し、データ有効信号
を出力するGuard Circuit 405と、ワード線を入力し
ビット線に接続されるDRAMセルアレイ406と、列
アドレスをデコードしてビット線を選択する列デコーダ
407と、ビット線を読み出すと同時に選択されたDR
AMセルアレイを再書き込みするセンスアンプ408と
から構成される。
【0004】Guard Circuit 405は、各ワード線ごと
に図4(b)に示すRow guard circuit から構成され
る。このRow guard circuit は、信号U2をリセット入
力とし、当該ワード線がリードとして選択されることを
表す信号RSをセット入力とし、QB出力を信号RBと
するラッチ回路410と、信号RBと信号U1とを入力
とし信号RVをQ出力とするAND回路411と、信号
RVをリセット入力とし、当該ワード線がライトとして
選択されたことを表す信号WSをセット入力とし、信号
Vを出力とするラッチ回路412と、信号Vを入力と
し、信号RSを制御信号とし、データ有効信号に出力を
接続するトライステートバッファ413とから構成され
る。
【0005】DRAMをキャッシュメモリとして用いる
場合、問題となるのがリフレッシュである。リフレッシ
ュ周期ごとにDRAMセルへのデータのアクセスを止め
なくてはならず、その為にキャッシュを使用するマイク
ロプロセッサの制御も複雑になってしまう。本従来例で
はその周期的なリフレッシュを行わずに、ワード線で選
択されたデータが有効かどうかをGuard Circuit 405
と、その入力となる信号を生成するカウンタ回路40
2、ディレイ回路403,404とを設けることによっ
て判断する構成となっている。
【0006】次に、図4およびその動作の1例を示すタ
イミングチャートである図5を参照して、この従来のキ
ャッシュメモリの動作を説明する。図4のカウンタ回路
402およびディレイ回路403,404は、図5に示
されるように通常のDRAMセルに必要なリフレッシュ
周期の半分以下の周期Tで信号U1,信号U2を生成す
る。そこで、図5のようなタイミングでライト信号W
S,リード信号RSが変化したとして説明する。
【0007】まず、マイクロプロセッサが命令を主メモ
リから読み出したとき、初期状態ではこのキャッシュメ
モリに命令キャッシュリフィルのためのデータのライト
が行われる。この場合、マイクロプロセッサによって選
択されたキャッシュアドレスが行アドレスと列アドレス
に分割され、それぞれ行デコーダ401、列デコーダ4
07によってワード線、ビット線が選択される。選択さ
れたワード線に接続されるDRAMセルのうち、選択さ
れたビット線に接続されるものはセンスアンプ408を
通してデータバス上のデータが書き込まれ、選択されな
かったビット線に接続されるものはセンスアンプ408
により読み出された内容が再書き込みされる。選択され
たワード線のRow guard circuit では、ライト信号WS
が“1”になり(図示タイミング501)、ラッチ回路
412は“1”にセットされる(502)。
【0008】次に、マイクロプロセッサが命令を主メモ
リから読み出しするとき、このキャッシュメモリはすで
にアクティブであるから、データがリードされる。読み
出されるキャッシュアドレスがライト時と同じ場合、そ
れぞれ行デコーダ401、列デコーダ407によって同
じワード線、ビット線が選択される。選択されたワード
線に接続されるDRAMセルのうち、選択されたビット
線に接続されるものはセンスアンプ408を通してデー
タがデータバスへ出力されると同時に再書き込みされ、
選択されなかったビット線に接続されるものはセンスア
ンプ408により読み出された内容の再書き込みが行わ
れる。
【0009】一方、選択されたワード線のRow guard ci
rcuit では、リード信号RSが“1”になり(50
3)、トライステートバッファ413をオンさせ、ラッ
チ回路412のQ出力“1”がデータ有効信号に出力さ
れる(504)。また、信号RSによりラッチ回路41
0がセットされる(505)。マイクロプロセッサはデ
ータ有効信号が“1”であることを確認して取りだした
データを使用する。マイクロプロセッサはこの取り出し
たデータからタグデータを使って、キャッシュメモリの
ヒット/ミスヒットの判定をはじめる。
【0010】次に、信号U1が“1”に変化しても(5
06)、信号RBが“0”に保持されているため信号R
Vも“0”であり、ラッチ回路412の値は変化しない
(507)。
【0011】次に、信号U2が“1”に変化すると(5
08)、ラッチ回路410はリセットされる(50
9)。さらに時間T経過後、信号U1が“1”に変化す
ると(510)、信号RBは“1”に保持されているた
め信号RVは“1”になり、ラッチ回路412はリセッ
トされる(511)。次の信号U2の変化(512)で
は各信号に変化はない。このあとまた、マイクロプロセ
ッサが同じキャッシュアドレスから命令を読み出そうと
すると、同様な動作でデータが読み出されるが、信号R
S“1”によって(513)オンされたトライステート
バッファ413の出力は“0”が出力され、データ有効
信号も“0”となる(514)。マイクロプロセッサは
データ有効信号が“0”であることを確認して、取り出
したデータを無効とみなし、主メモリから再度データを
読み出してキャッシュメモリに書き込む動作を行う(5
15)。
【0012】このようにマイクロプロセッサがキャッシ
ュメモリからデータをリードする場合、データ有効信号
の値によってキャッシュメモリから出力されたデータが
有効かどうかを決定する仕組みになっている。
【0013】データ有効信号は、ラッチ回路412の値
を反映するが、信号U1によってラッチ回路412はキ
ャッシュメモリがライトされたあと少なくともDRAM
における必要なリフレッシュ周期の半分以下の時間T以
内でリセットされるため、ラッチ回路412が“1”の
間は選択されたワード線に接続されるDRAMセルの保
持する電位は十分なレベルにある。
【0014】また、キャッシュメモリがライトされたあ
と信号U1が“1”になる前にキャッシュメモリがリー
ドされた場合、ラッチ回路410が“1”にセットされ
ることによって信号U1によるラッチ回路412のリセ
ットが行われない。したがってラッチ回路412は
“1”を保持し続ける。この場合はキャッシュメモリを
リードすることによってデータが選択されたワード線に
接続されるDRAMセルに再書き込みされるため、この
時点からDRAMセルが保持抜けしない時間ラッチ回路
412が“1”であることが保証される。
【0015】リードやライトが起きなかった場合、この
ラッチ回路412が“1”である期間は長くても2T時
間であり、これは通常のDRAMのリフレッシュ周期以
下であるから、データ有効信号により、選択されたワー
ド線上のデータの有効性が正しく表せる。
【0016】このようにして読み出されたデータが有効
かどうかをGuard Circuit 405とカウンタ回路40
2、ディレイ回路40304を使って保証することによ
って、DRAMを定期的なリフレッシュなしにキャッシ
ュメモリとして使用することが可能である。また、同文
献の頁49〜頁50に示されるように、今日のDRAM
のリフレッシュ周期とマイクロプロセッサの動作周波数
を考慮すれば、長い時間アクセスされないで無効になっ
てしまうキャッシュメモリのデータはマイクロプロセッ
サの性能にほとんど影響を与えないことがわかってい
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この従来のキャッシュ
メモリにおいて、選択されたワード線上のデータの有効
性を表すために、上述のGuard circuit やカウンタ回
路、ディレイ回路を付加しなければならなかった。
【0018】また、キャッシュメモリがライトされるタ
イミングによっては有効性を表す時間が非常に短くなっ
てしまい、DRAMセルの持つデータ保持時間を十分生
かしきれないため、主メモリからのデータの再読み込み
時間が増え性能の低下を起こす場合があるという問題点
があった。
【0019】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、DRAM構成のキャッシュメモリにおいて、ハー
ドウェア構成を簡単化し、且つ、性能を向上することに
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、各
ワード線により選択されるDRAMセルからなり各ビッ
ト線に行データを入出力するDRAMセルアレイと、前
記行データを検出するセンスアンプと、前記行データの
有効性を示すデータ有効信号を出力する信号出力手段
と、を有するキャッシュメモリにおいて、前記信号出力
手段が、前記各ワード線により選択されるDRAMセル
からなり付加ビット線に信号を入出力する付加DRAM
セル列と、DRAMセル保持信号の検出レベルを前記セ
ンスアンプより高く設定し前記付加ビット線に出力され
る信号を検出する付加センスアンプと、この付加センス
アンプを介して前記付加DRAMセル列の信号アクセス
を制御し前記行データのライト時に前記DRAMセル保
持信号を書き込み前記行データのリード時に前記データ
有効信号を読み出す制御回路と、を備えている。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0022】図1は、本発明のキャッシュメモリの1実
施形態を示すブロック図である。図1を参照すると、本
実施形態のキャッシュメモリは、行アドレスをデコード
してワード線を選択する行デコーダ101と、各ワード
線により選択されるDRAMセルからなり各ビット線に
行データを入出力するDRAMセルアレイ102と、ア
ドレスをデコードしてビット線を選択する列デコーダ1
03と、ビット線を読み出したり書き込んだりすると同
時に選択されたDRAMセルを再書き込みするセンスア
ンプ104と、各ワード線により選択されるDRAMセ
ルからなり付加ビット線に信号を入出力する付加DRA
Mセル列である行データ有効判定列105と、“1”レ
ベルの検出レベルをセンスアンプ104より高く設定し
付加ビット線に出力される信号を検出する付加センスア
ンプである行データ有効判定列用センスアンプ106
と、この行データ有効判定列用センスアンプ106を介
して行データ有効判定列105の信号アクセスを制御し
前記行データのライト時にDRAMセル保持信号“1”
を書き込み行データのリード時にデータ有効信号を読み
出す制御回路であるデータ有効信号制御回路107と、
を備えている。
【0023】次に、図1およびその動作の1例を示すタ
イミングチャートである図3を参照して、本実施形態の
キャッシュメモリの動作を説明する。
【0024】このDRAM構成のキャッシュメモリは周
期的なリフレッシュをしないので、DRAMセルが保持
しているデータが有効かどうかを保証することが必要で
ある。
【0025】まず、最初に、マイクロプロセッサが主メ
モリからデータを読み出す場合、初期状態ではこのキャ
ッシュメモリにデータのライトが行われる。このとき、
マイクロプロセッサによって選択されたキャッシュアド
レスが行アドレスと列アドレスに分割され、それぞれ行
デコーダ101と列デコーダ103によって、ワード線
とビット線が選択される。選択されたワード線に接続さ
れるDRAMセルは接続された各ビット線,付加ビット
線を通じてセンスアンプ104,106にそれぞれ接続
される。
【0026】ライトの場合、選択されたワード線に接続
されるDRAMセルのうち、選択されたビット線に接続
されるDRAMセルはセンスアンプ104を介してデー
タバス上のデータが書き込まれ、選択されなかったビッ
ト線に接続されるDRAMセルはセンスアンプ104に
よりDRAMセルの持っていた情報が再書き込みされ
る。このとき、データ有効判定列105の付加ビット線
にはデータ有効信号制御回路107より“1”が行デー
タ有効判定列用センスアンプ106を介して出力され、
ワード線とこの列の付加ビット線によって唯一選択され
るDRAMセルに“1”が書き込まれる。
【0027】これを図2において説明すると、選択され
たワード線にライトが行われる場合、信号WSがアクテ
ィブとなる(図示タイミング201)。するとデータ有
効信号制御回路107は、行データ有効判定用センスア
ンプ106を介して、ワード線により選択された行デー
タ有効判定列のDRAMセルに“1”を書き込む(20
2)。
【0028】次に、マイクロプロセッサが主メモリから
データを読み出そうとしたとき、このキャッシュメモリ
は既にアクティブであるから、データのリードが行われ
る。このときも前記ライト時と同様にしてワード線の選
択が行われ、ワード線により選択されたDRAMセル
は、接続されたビット線,付加ビット線を通じてセンス
アンプ104,106にそれぞれ接続される。
【0029】リードの場合、選択されたワード線に接続
されるDRAMセルのうち、選択されたビット線に接続
されるDRAMセルの行データは、センスアンプ104
を介してデータバスへ読み出されると同時にセンスアン
プ104によりそのDRAMセルへ再書き込みも行わ
れ、選択されなかったビット線に接続されるDRAMセ
ルの行データも、センスアンプ104によりそのDRA
Mセルへ再書き込みされる。データ有効判定列105の
付加ビット線には選択されたワード線に接続されるDR
AMセルからの電位が行データ有効判定列用センスアン
プ106へ伝えられ、データ部と同様にデータの再書き
込みとデータ有効信号への読み出しが行われる。
【0030】これを図2において説明すると、選択され
たワード線にリードが行われる場合、信号RSがアクテ
ィブとなる(203)。選択されたワード線上のDRA
Mセルが保持する電位は若干落ちているかもしれない
が、行データ有効判定センスアンプ106によって
“1”レベルが検出されると、データ有効信号に“1”
を読み出し(204)、さらに、“1”がこのDRAM
セルに再書き込みされる(205)。この行データ有効
判定列105上のDRAMセルはライト時のみ“1”が
書き込まれ、データ有効判定列用センスアンプ106は
データ部のセンスアンプ104よりも“1”レベルを検
出するレベルを高く設定したものであるから、データ有
効信号が“1”と検出される場合は、データ部のDRA
Mセルが保持している値は有効である、と保証できる。
【0031】図3は、このDRAMセル書込み電位の保
持時間特性を説明する説明図である。一般に、DRAM
セルは、静電容量によって値を保持しているため、定期
的なリフレッシュを行わないと時間が経つにつれて電荷
が抜けてしまい、“1”が書き込まれていても“1”を
表す電位よりも電位が落ちてしまうとデータとして役に
立たなくなる。図3を参照すると、DRAMセルに
“1”が書き込まれた直後から電位が落ちていく様子が
示されている。電位v2はデータ部のセンスアンプ10
4が“1”を検出する最低レベルであり、この電位にな
るまでの時間t2がDRAMセルの保持する値が有効な
期間である。電位v1は行データ有効判定用センスアン
プ106が“1”を検出する最低レベルであり、この電
位になるまでの時間t1は前記時間t2よりも短い。
【0032】同じワード線に接続されるDRAMセルは
すべて同時に書き込みが行われるので、行データ有効判
定用センスアンプ106が“1”を検出、つまりデータ
有効信号が“1”の期間は、その選択されたワード線上
のDRAMセルが保持している値は有効であることが保
証される。
【0033】マイクロプロセッサは、データ有効信号が
“1”のとき、データバスへ読み出されたデータを有効
とみなし、タグデータを使ってキャッシュメモリのヒッ
ト/ミスヒットの判定を始める。
【0034】上述のように、行データ有効判定列105
上のDRAMセルの電位が若干落ちたとしても、行デー
タ有効判定センスアンプ106によって“1”が検出さ
れれば、データ有効信号は“1”になり、また、値の再
書き込みによって行データ有効判定列105上のDRA
Mセルの電位は復活する。このアクセスされる度に再書
き込みを行うDRAMの特性の利用と、行データ有効判
定センスアンプ106の“1”を検出するレベルの調整
により、DRAMセルの持つデータ保持時間を最大限に
利用して選択されたワード線上のデータの有効性を表す
ことができる。
【0035】このようにして、従来のDRAMセルアレ
イにデータ有効判定用の1列を追加し、さらに従来ある
センスアンプを調整して“1”レベルを検出するレベル
を高く設定するだけで、定期的なリフレッシュ動作を必
要としないDRAM型のキャッシュメモリとして使用す
ることが可能になる。
【0036】また、実施形態2として、上述のデータ有
効信号をキャッシュメモリのバリッドビットと兼用する
ことができる。これは、キャッシュメモリの設計に精通
した技術者であれば容易に理解できるであろう。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明るキャッシ
ュメモリは、DRAMセルアレイの行データ有効判定の
ための付加DRAMセル列と、DRAMセルアレイの行
データを検出するセンスアンプよりも“1”レベルを検
出するレベルを高く設定した付加センスアンプと、デー
タ書き込み時に“1”を付加DRAMセル列に書き込む
回路とを使って、選択されたワード線に接続されるDR
AMセルアレイの行データが有効か無効かを保証するこ
とにより、“従来の技術”の項で説明したDRAM構成
のキャッシュメモリと同様の効果をもち、且つ、より簡
単なハードウェアで構成できる。
【0038】また、DRAMセルの放電時間によりデー
タの有効/無効を表すので、DRAMセルの持つデータ
保持時間を最大限に生かすことができ、従来例のように
タイミングによって性能低下を起こす可能性が無いなど
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャッシュメモリの実施形態1のブロ
ック図を表す。
【図2】図1のキャッシュメモリの動作例を示すタイミ
ングチャートである。
【図3】DRAMセル書込み電位の保持時間特性を説明
する説明図である。
【図4】従来のDRAM型キャッシュメモリを示すブロ
ック図である。
【図5】図4のキャッシュメモリの動作例を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
101,401 行デコーダ 102,406 DRAMセルアレイ 103,407 列デコーダ 104,408 センスアンプ 105 行データ有効判定列 106 行データ有効判定列用センスアンプ 107 データ有効信号制御回路 402 カウンタ回路 40304 ディレイ回路 405 Guard Circuit 41012 ラッチ回路 411 AND回路 413 トライステートバッファ v1 行データ有効判定列用センスアンプ106の
“1”検出レベル v2 センスアンプ104の“1”検出レベル t1 行データ有効判定列用センスアンプ106の
“1”検出時間 t2 センスアンプ104の“1”検出時間 WS ライト信号 RS リード信号 Carry カウンタ回路のキャリー信号 U1 ディレイ回路403の出力信号 U2 ディレイ回路404の出力信号 V ラッチ回路412のQ出力信号 RB ラッチ回路410のQB出力信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ワード線により選択されるDRAMセ
    ルからなり各ビット線に行データを入出力するDRAM
    セルアレイと、前記行データを検出するセンスアンプ
    と、前記行データの有効性を示すデータ有効信号を出力
    する信号出力手段と、を有するキャッシュメモリにおい
    て、前記信号出力手段が、前記各ワード線により選択さ
    れるDRAMセルからなり付加ビット線に信号を入出力
    する付加DRAMセル列と、DRAMセル保持信号の検
    出レベルを前記センスアンプより高く設定し前記付加ビ
    ット線に出力される信号を検出する付加センスアンプ
    と、この付加センスアンプを介して前記付加DRAMセ
    ル列の信号アクセスを制御し前記行データのライト時に
    前記DRAMセル保持信号を書き込み前記行データのリ
    ード時に前記データ有効信号を読み出す制御回路と、を
    備えることを特徴とするキャッシュメモリ。
JP8005898A 1996-01-17 1996-01-17 キャッシュメモリ Expired - Lifetime JP2885162B2 (ja)

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