JP2884269B2 - サーボモータの駆動制御装置 - Google Patents

サーボモータの駆動制御装置

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JP2884269B2 JP12118591A JP12118591A JP2884269B2 JP 2884269 B2 JP2884269 B2 JP 2884269B2 JP 12118591 A JP12118591 A JP 12118591A JP 12118591 A JP12118591 A JP 12118591A JP 2884269 B2 JP2884269 B2 JP 2884269B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボモータの駆動制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4,図5に例えばプレス機械のロール
フィーダ等に用いられるサーボモータの駆動制御装置の
一般的構成を示す。図4において、1は装置電源開閉手
段、2は操作回路電源開閉手段である。なお、2Tはト
ランスである。また、10RXはモータ動力電源開閉
器、3RXはサーボドライバ制御電源開閉器であり、こ
れら開閉器10RX,3RXはマグネットスイッチ等か
ら形成されている。
【0003】一方、サーボドライバ30は、モータ動力
電源(R,S,T)と制御電源(R,S)とリセット信
号RSTを含む制御信号CNTを入力とし、かつエンコ
ーダ21からのフィードバック信号(図3ではモータ速
度波形信号)Sを帰還信号としてサーボモータ20を駆
動制御するものであり、内部的異常の場合には異常信号
(b接点5B)をOFFするように形成されている。4
はオーバロードサーマルリレーで、オーバーロードの場
合に補助接点4BをOFFする。
【0004】ここに、操作回路は、図5に示す如く、制
御電源の入切スイッチ3でリレー3R,オンデレータイ
マー3TMをONさせ、図4のサーボドライバ制御電源
開閉器3RXをONする。このオンデレータイマー3T
Mは、制御電源がONされてもサーボドライバ30内の
電源が安定する迄リレー10RをOFFとしてモータ動
力電源開閉器10RXをONさせないために設けられて
いる。因みに、リレー5Rは異常でOFFとなる。何故
ならば、オーバロードサーマルリレー4(4B)および
サーボ異常(5B)は、本来的異常の他にサーボドライ
バ30内制御電源が安定するまで見掛上異常状態となる
からである。
【0005】かくして、オンデレータイマー3TMの補
助接点3TMXがONすると、補助接点6RXと非常停
止ボタン10と投入リレー10Rとを直列接続してなる
投入回路40Aが働き、モータ動力電源開閉器10RX
をONする。
【0006】したがって、モータ動力電源と制御電源と
がともにONとなるので、サーボドライバ30は、図6
に示す如く、制御信号CNTに基づいてサーボモータ2
0を速度波形a,bとなるように駆動制御する。なお、
リセット信号RSTが入力された場合、サーボドライバ
30は、受けたデータをリセットするとともに、図7に
示す停電の場合を除き、モータ20のフリーラン(図7
のd)による危険性を除去するために図6のcに示す急
減速停止動作を実行しモータ停止する。
【0007】また、駆動制御動作中、異常が発生(補助
接点6RXがOFF)した場合および非常ボタン10を
OFFした場合には、投入回路40A(投入リレー10
R)をOFFし、モータ動力電源(10RX)をOFF
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
造では、停電時,サーボドライバ異常時を除き、サーボ
モータ20が定常駆動制御中でも増減速駆動制御中でも
非常停止ボタン10を操作すれば、モータ動力電源開閉
器10RXは、図8に示すように、即刻遮断されるの
で、次のような問題を引起す。
【0009】 モータ動力電源開閉器10RXに過大
電流によるアークが発生し、接点荒れや接点溶着を引起
す。特に、組立試運転調整作業中は、負荷たる機械設備
との関係から、非常停止ボタン10により、頻繁な起動
・停止が行われるので問題は大きい。
【0010】 また、サーボドライバ30自体にも、
接点アークによるサージや異常過電圧が発生し、整流モ
ジュール等の電子部品やパワートランジスタの劣化や焼
損を引起す要因となっている。
【0011】 非常停止の場合には、通常に行うモー
タ20の急減速制御を介しての停止ができないので、モ
ータフリーランによる危険性が高い。
【0012】 さらに、上記〜は、試運転調整作
業中に多く発生し易いので、設備全体の工期遅延と建設
コスト高を招来する虞れが強い。
【0013】ここに、本発明の目的は、接点,電子部品
等の劣化や損傷を防止しつつモータフリーランによる危
険性を一掃できるサーボモータの駆動制御装置を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、モータ動力電
源開閉器を通したモータ動力電源とサーボドライバ制御
電源開閉器を通した制御電源と制御信号とを入力として
サーボモータを駆動制御するサーボモータの駆動制御装
置において、前記サーボドライバ制御電源開閉器の入切
スイッチと非常停止ボタンとオフデレータイマーとを直
列接続してなる遅延回路を設け、この遅延回路から出力
される瞬時動作限時復帰補助接点を前記モータ動力電源
開閉器の投入回路に接続し、該非常停止ボタンが操作さ
れた場合でも該遅延回路の設定時間経過まで前記モータ
動力電源開閉器をON継続させるように構成したことを
特徴とする。
【0015】
【作用】本発明では、非常停止ボタンが操作されると、
遅延回路が働き設定時間を経過するまでモータ動力電源
開閉器を遮断しない。したがって、モータの急減速制御
が可能となり、安全性が確保されかつ接点,電子部品の
劣化や損傷を防止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。本サーボモータの駆動制御装置は、図1,図2
に示す如く、基本的構成が前出図4に示す従来例と同等
とされかつ図1に示す遅延回路30を設け、非常停止ボ
タン10が操作された場合でもサーボモータ20を急減
速制御して停止し、しかる後にモータ動力電源開閉器1
0RXをOFFする構成とされている。なお、モータ動
力電源開閉器10RX,サーボドライバ制御電源開閉器
3RX,サーボモータ20等々、従来例と同一または共
通の部分については同一の符号を付してその説明を簡略
または省略する。
【0017】図1において、遅延回路30は、入切スイ
ッチ3と非常停止ボタン10とオフデレータイマー15
TMとを直列接続してなり、瞬時動作限時復帰補助接点
15TMXを持つ。なお、異常検出リレー5Rは、異常
時にOFFとなる。
【0018】したがって、入切スイッチ3を入操作すれ
ば、リレー3RがONしてサーボドライバ制御電源開閉
器3RXがONとなる。また、異常がなければ(補助接
点5RXがON)、オンデレータイマー3TMの補助接
点3TMXがサーボドライバ30内の制御電源が安定す
る迄の設定時間後に投入回路40の投入リレー10R
(モータ動力電源開閉器10RX)をONしてモータ動
力電源を生かす。よって、サーボドライバ30は、図2
の制御信号CNTに基づき、図3に示すようなモータ速
度波形a,bとなるようにサーボモータ20を立上げつ
つ駆動制御できる。
【0019】ここに、非常停止ボタン10で停止指令さ
れると、遅延回路30のオフデレータイマー15TMは
設定時間経過後にその補助接点15TMXをOFFし、
投入リレー10RをOFFしてモータ動力電源を遮断す
るものとされている。
【0020】これと関連し、この実施例では、図2に示
すように、サーボドライバ30には非常停止ボタン10
の停止指令操作時にONとなる接点10Aが接続され、
この接点10AがONとなった場合には、サーボドライ
バ30自体がこれをラッチするとともにリセット信号R
STが入力された場合と同様にサーボモータ20を急減
速制御(図3のc)するものと形成されている。
【0021】ここにおいて、遅延回路30(オフデレー
タイマー15TM)の設定時間は、図3に示すように、
少なくともモータ20が急減速制御されて停止される迄
の時間Ts以上とされる。すなわち、設定時間は、図3
の(Ts+α)である。
【0022】したがって、この実施例の駆動制御装置で
は、非常停止ボタン10が停止指令操作された場合に
は、何時でも図1の遅延回路30のオフデレータイマー
15TMが働き、投入回路40(投入リレー10R)を
その補助接点15TMXでON継続保持し、設定時間
(Ts+α)経過後にOFFしてモータ動力電源をOF
Fするものとされている。と同時に、サーボドライバ3
0は、サーボモータ20を急減速制御してモータ停止す
る。
【0023】しかして、この実施例によれば、非常停止
ボタン10の停止指令操作で駆動される遅延回路30
(15TM)を設け、その設定時間(Ts+α)経過後
に電源投入回路40(10R)をOFFしてモータ動力
電源(10R)を遮断する構成であるから、組立調整試
運転操作中の頻繁な非常停止ボタン10による停止動作
を行っても大電流遮断によるアークの発生がなく、接点
(10RX)の荒れや溶着,電子部品の損傷を一掃でき
る。
【0024】また、サーボドライバ30は、非常停止ボ
タン10を操作したときに、そのときの制御状態に拘わ
らずサーボモータ20を急減速制御しつつ停止するもの
と形成されているので,サーボモータ20のフリーラン
を抑制して安全性を確保できる。
【0025】さらに、遅延回路30には、異常検出時に
OFFとなる接点5RXが接続されているので,異常発
生時においてもモータのフリーランを防止することが可
能となる。
【0026】なお、以上の実施例では、サーボドライバ
30を、非常停止ボタン10Aが入力された場合に、モ
ータ急減速制御に入るものとされていたが、非常停止ボ
タン10を操作した場合にリセット信号RSTを発生す
るように構成し、そのリセット信号RSTでモータ急減
速制御するようにしても実施できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、遅延回路を設け非常停
止の場合にもモータ動力電源を設定時間だけ継続保持す
る構成とされているので、大電流遮断による各開閉器接
点や整流モジュール等の電子部品の劣化,溶着,焼損等
およびモータフリーランを防止することができ、円滑で
安定した駆動制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部を示す回路図である。
【図2】同じく、全体構成図である。
【図3】同じく、動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。
【図4】従来例を示す全体構成図である。
【図5】従来例の投入回路等を説明するための回路図で
ある。
【図6】従来例の正常時動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図7】従来例の停電時動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図8】従来例の非常停止時動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 装置電源開閉手段 2 操作回路電源開閉手段 3 入切スイッチ 3RX サーボドライバ制御電源開閉器 5R 異常検出リレー 10 非常停止ボタン 10R 投入リレー 10RX モータ動力電源開閉器 15TM オフデレータイマー 30 遅延回路 40 電源投入回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ動力電源開閉器を通したモータ動
    力電源とサーボドライバ制御電源開閉器を通した制御電
    源と制御信号とを入力としてサーボモータを駆動制御す
    るサーボモータの駆動制御装置において、前記サーボド
    ライバ制御電源開閉器の入切スイッチと非常停止ボタン
    とオフデレータイマーとを直列接続してなる遅延回路を
    設け、この遅延回路から出力される瞬時動作限時復帰補
    助接点を前記モータ動力電源開閉器の投入回路に接続
    し、該非常停止ボタンが操作された場合でも該遅延回路
    の設定時間経過まで前記モータ動力電源開閉器をON継
    続させるように構成したことを特徴とするサーボモータ
    の駆動制御装置。
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