JP2883534B2 - 電子学習装置 - Google Patents

電子学習装置

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JP2883534B2
JP2883534B2 JP6109801A JP10980194A JP2883534B2 JP 2883534 B2 JP2883534 B2 JP 2883534B2 JP 6109801 A JP6109801 A JP 6109801A JP 10980194 A JP10980194 A JP 10980194A JP 2883534 B2 JP2883534 B2 JP 2883534B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子学習装置に関し、
詳しくは、英単語、漢字、歴史年表、数学公式、理科公
式等の暗記に好適な電子学習装置に関する。
【0002】
【従来技術従来より、単語等を暗記するため文具とし
例えば単語カードがある
【発明が解決しようとする課題】しかし、 単語カードを
めくることは煩雑であり、前回正答か誤答かがわからな
いので、前回正答であったものまで、もう1度解くこと
になり学習効率が悪かった。現在、英語辞書カードも市
販されているが、何万語も内蔵したカードは試験には役
にたたない。
【0003】更に、問題とこの問題に対する正答を含む
複数の答えを記載した問題カードに対して回答を行い結
果に応じて音声により正誤を判定するもの(特開昭60
−222885号)、難易度に応じて区別されたカード
が提案されている(特開昭61−11729号)。
【0004】しかしながら、1度正答を出したものまで
再度問題を解くことになるので、学習効率が悪かった。
更に、穴埋め問題に対し誤った問題のみを繰り返し学習
する必要があり、解答時間の長くかかった問題をのみを
繰り返して練習する必要がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、安価でかつ学習
効率を飛躍的に向上するのに好適な電子学習装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1の発明は、問題となる文章のうち、1又は複
数の回答箇所を空所とした穴明け問題文を記憶する問題
記憶手段と、前記穴明け問題文の表示を指示する問題表
示指示手段と、前記穴明け問題文の回答箇所の正答を記
憶する正答記憶手段と、前記回答箇所の答えが正答であ
ることを入力する正答入力手段と、前記回答箇所の答え
が誤答であることを入力する誤答入力手段と、を備える
とともに、前記問題表示指示手段の操作によって前記穴
明け問題文の表示がなされ、その所定時間後に正答の表
示を行なう正答表示手段と、該正答表示手段によって正
答の表示がなされた場合に、前記正答入力手段及び誤答
入力手段のいずれが操作されたかを判定する回答操作判
定手段と、該回答操作判定手段によって、前記正答入力
手段の操作がなされたと判断された場合には、前記回答
箇所の答えが正答であると判定し、前記誤答入力手段の
操作がなされたと判断された場合には、前記回答箇所の
答えが誤答であると判定する正誤判定手段と、を備えた
ことを特徴とする電子学習装置を要旨とする。
【0007】請求項2の発明は、前記穴明け問題文の回
答箇所が複数である場合に、前記正誤判定手段による判
定結果に応じて、誤答であると判定された回答箇所を空
所とし且つ正答であると判定された回答箇所に正答を格
納した再出題用穴明け問題文を設定する問題再設 定手段
と、該問題再設定手段によって設定された前記再出題用
穴明け問題文を表示する再出題手段と、を備えたことを
特徴とする前記請求項1記載の電子学習装置を要旨とす
る。
【0008】請求項3の発明は、前記回答箇所のうち未
正答の回答箇所の個数を計数する計数手段と、該計数手
段によって計数された前記未正答の回答箇所の個数が0
になるまで、前記再出題手段による前記再出題用穴明け
問題文の表示を繰り返す完答制御手段と、を備えたこと
を特徴とする前記請求項2記載の電子学習装置を要旨と
する。
【0009】請求項4の発明は、前記正誤判定手段によ
って所定の回答箇所の答えが正答であると判断された場
合には、前記問題記憶手段に記憶された穴明け問題文の
前記所定の回答箇所に正答データを記憶するとともに、
前記正答記憶手段に記憶された前記所定の回答箇所の正
答データを削除することを特徴とする前記請求項1〜3
のいずれか記載の電子学習装置を要旨とする。
【0010】請求項5の発明は、前記穴明け問題文且つ
又は前記正答の表示に伴って、該穴明け問題文且つ/又
は該正答の音声出力を行なうことを特徴とする前記請求
項1〜4のいずれか記載の電子学習装置を要旨とする。
【0011】ここで、穴明け問題文とは、問題として例
えば表示装置に出力される文章の1又は2以上の箇所
(回答箇所)が、空欄や伏せ字等にされて回答者に見え
ない様にしたものであり、回答者はこの回答箇所に対し
て回答を行なうことによって学習を進める。前記電子学
習装置としては、例えば手帳型の携帯用電子学習機を採
用できるが、例えばディスクトップ型のパソコン等であ
ってもいいことは勿論である。また、学習データを記憶
する媒体としては、例えばICカードを採用できるが、
学習 データを記憶できれば、例えばフロッピィディスケ
ットやハードディスクやCD−ROM等の通常使用する
ことができる記憶媒体であってもいいことは勿論であ
る。
【0012】
【作用】請求項1の発明では、問題記憶手段によって、
問題となる文章のうち1又は複数の回答箇所を空所とし
た穴明け問題文を記憶し、正答記憶手段によって、穴明
け問題文の回答箇所の正答を記憶する。そして、問題表
示指示手段の操作によって穴明け問題文の表示がなさ
れ、その所定時間後に正答表示手段によって正答の表示
が行なわれる。次に、回答操作判定手段によって、正答
入力手段及び誤答入力手段のいずれか操作されたかを判
定する。ここで、正答入力手段の操作がなされたと判断
された場合には、正誤判定手段によって、回答箇所の答
えが正答であると判定し、誤答入力手段の操作がなされ
たと判断された場合には、同じく正誤判定手段によっ
て、回答箇所の答えが誤答であると判定する。
【0013】請求項2の発明では、穴明け問題文の回答
箇所が複数である場合に、正誤判定手段による判定結果
に応じ、問題再設定手段によって、誤答であると判定さ
れた回答箇所を空所とし且つ正答であると判定された回
答箇所に正答を格納した再出題用穴明け問題文を設定す
る。そして、この設定された再出題用穴明け問題文を再
出題手段よって表示する。
【0014】請求項3の発明では、計数手段によって、
回答箇所のうち未正答の回答箇所の個数を計数し、この
計数された未正答の回答箇所の個数が0になるまで、完
答制御手段によって、再出題用穴明け問題文の表示を繰
り返す。
【0015】請求項4の発明では、正誤判定手段によっ
て所定の回答箇所の答えが正答であると判断された場合
には、問題記憶手段の穴明け問題文の所定の回答箇所に
正答データを記憶するとともに、正答記憶手段の所定の
回答箇所の正答データを削除する。
【0016】請求項5の発明では、穴明け問題文且つ又
は正答の表示に伴って、穴明け問題文且つ/又は正答の
音声出力を行なう。
【0017】
【実施例】以上説明した本発明の構成作用を一層明らか
にするために、以下本発明の装置の好適な実施例につい
て説明する。本実施例は、単に単語の訳語や算数等の演
算結果を回答させるものではなく、問題文として一連の
有意の文章において本来表示される部分が隠された穴明
け問題文を使用し、その空欄部分に対して回答を行な
う、いわゆる穴埋め問題の適用するものである。
【0018】図1Aは、本発明の第1実施例で、手帳型
電子学習機1を示し、正答キー2と誤答キー4と終了キ
ー8と音声キー10と表示キー12と切キー14と入キ
ー16と選択キー18と正答率キー20とアルファニュ
ーメリックキー21とを備えるキーボード入力部22
と、この入力部22に応答して、後述のICカード2
4,26から交互に問題と解答を読みだし、問題と、こ
れに続いて解答とを表示する表示部28とを有してい
る。ここで、正答キー2とは、使用者が考えた答えが正
答であったことを入力するキーであり、誤答キー4と
は、使用者が考えた答えが誤答であったことを入力する
キーである。また、終了キー8とは、一旦学習を終了す
る(出題を停止する)キーであり、音声キー10とは、
問題や正答を音声にて出力させるキーであり、表示キー
12とは、出力された問題の正答を表示させるキーであ
る。
【0019】図1B,Cは、(穴埋め問題用の)英単語
ICカード24と歴史年表ICカード26で、学習段階
に応じて、所定の問題データと解答データとを含む学習
データを所定数格納しており、ICカード24,26は
電子学習機1の受け入れ部23に挿入できる。
【0020】図2は、電子学習機1の内部構造で、この
装置1は、キーボード入力部22、表示部28、音声出
力部29、周知のCPU30、ROM32、RAM3
4、バックアップRAM35を中心にこれらとバス36
により接続するカウンタ38、電源部40、タイマ4
2、コネクタ44、インタフェース46,プリンタイン
ターフェース48から構成する。プリンタインタフェー
ス48はプリンタに接続可能であり、ROM32は学習
制御プログラムを記憶している。
【0021】この電子学習機1には、ICカード24が
接続される。このICカード24は、周知のCPU5
0、ROM52、RAM54を中心にこれらとバス56
により接続するインタフェース58から構成する。RO
M52は制御プログラムと英単語の問題データと解答デ
ータとを所定数記憶している。
【0022】図3は、ICカード24のROM52に設
定されたワードメモリ170を示している。このP1〜
P300には問題データ(穴明け問題文)が、Q11〜Q300
3には解答データ(正答)が入っており、例えばP1には
次のような問題データK1が入っている。 郵便局へはどういったらいいですか。 Can you [ ] me the [
] to the[ ] Office?
【0023】図4は、K1のデータ構造を示し、データ
K11は“Can you”であり、α1,β1,γ1は最
初の空欄に対応し、α1,β1,γ1はそれぞれ最初の位
置、空欄にはいる文字数、最後の位置を示し、解答デー
タL11の“tell”に対応する。データK12は,“m
e the”であり、データα2,β2,γ2は2番目の
空欄に対応し、解答データL12の“way”に対応す
る。データK13は“tothe”であり、データα3,
β3,γ3は3番目の空欄に対応し、解答データL13の
“Post”が対応し、データK14は“Office
?”である。Q11番地には解答データL11として“te
ll”が、Q12番地には解答データL12として“wa
y”が、Q13番地には解答データL13として“Pos
t”が入っている。 ここでカウンタCの内容は1つの問
題データ中の空欄ヶ所の数を示す。
【0024】図5は、エラーリストメモリ180の内容
を示し、空欄カ所を正答すると、そこに解答データが入
り、空欄カ所が誤答の時は空欄はそのままであり、正答
すればするほどエラーリストメモリ180の内のデータ
数とカウンタCは減少して行く。
【0025】図6は、前記装置本体側のROM32に格
納している学習制御プログラムを示すメインルーチンの
フローチャートである。ここでは、まずステップ1(以
下S1と略す)にて、フラグ、カウンタ等の初期化を行
い、S2では音声キー10がオンしているかどうかを判
断し、YESならS3で音声出力部29をオンし、NO
ならS4でフラグFを1に設定する。そして、S5では
後述する学習処理を行ない、S6で図示せぬプリントキ
ーが押し下げされると、S7で印字処理を行い、メイン
ルーチンを終了する。
【0026】次に、前記S5の学習処理について、図7
のフローチャートに基づいて詳細に説明する。まず、S
12ではメニューの表示と選択を行う。ここで、図示し
ないメニュー画面からの選択によって、例えば中学2年
程度の英文の穴埋め問題が選択されると、その穴埋め問
題を格納したICカード24のROM52のワードメモ
リ170の読みだしが可能となる。
【0027】S14では、ROM52の最後の番地に入
っている識別用のデータを読み出したかどうかを判断す
ることにより、ROM52の内容を1通り読み終えたか
どうかを判断する。ここで、最初の処理でない場合は、
S300に進み、一方、最初の処理でなる場合は、フラ
グGを1とセットして、S300に進む。S300で
は、これから表示する学習データについてのカウンタC
の値をカウンタBに設定する。ここでカウンタBは、1
つの問題文中の空欄カ所の数が解答のある毎に減ってゆ
く様子を示すもので、残りの未解答の空欄カ所の数を示
すも のである。
【0028】S18では、ワードメモリ170から英文
の問題データを読みだし、読みだした例えば下記の様な
空欄を有する英文を、表示部28の問題欄に表示する。 郵便局へはどういったらいいですか。 Can you [ ] me the [
] to the[ ] Office?
【0029】そして、S20で、表示キー12がオンの
場合は、空欄(回答箇所)に該当する正答を表示する。
尚、前記問題の表示や正答の表示の際に、音声フラグF
が0ならば、表示する問題の文章や正答を音声出力す
る。
【0030】次に、S34で正答キー2が押されると、
S310でカウンタCとカウンタBとを1減少し、S3
20で解答データをRAM34の所定領域に転送する。
そして、正答であればもう1度問題を解く必要はないか
ら、S330で表示部28の問題文中の空欄[
]を消去し、そこに解答データを表示する。
【0031】一方、誤答キー4が押されると、S24で
YESとなり、S340で空欄はそのままとし、誤答回
数Jを1増加し、カウンタBを1減少する。そして、前
記S330又はS340の後は、S350でB=0とな
るまでループ処理(S20〜S340)を行う。
【0032】S350でYESとなると、S360でG
=1かどうか判断し、NOならばS380でエラーリス
トメモリ180に問題データと解答データを格納し、S
320でRAM34に格納した解答データ(正答となっ
たもの)を問題データに転送し、その解答データは解答
番地から消去する。YESならばRAM34の解答デー
タをエラーリストメモリ180に転送し、既に問題デー
タは格納されているから、問題データの格納は行わな
い。
【0033】例えば、第1問の3つの空欄の内、1,2
番目の空欄が誤答で3番目の空欄を正答したとすると、
Q11,12番地のデータはそのままで、Q13番地のデータ
L13を問題データK1のデータα3,β3,γ3へ転送し
て空欄を埋め、問題データは次のように修正され“Po
st”が現れる。 郵便局へはどういったらいいですか。 Can you [ ] me the [
] to thePost Office? 尚、解答データの内、L13は消去される。
【0034】続くS390でYES、即ち空欄に対し全
部正答キー2が押されると、S400でエラーリストメ
モリ180からそのデータを消去する。例えば、図5の
P3番地のデータは空領域となっており、これは第3問
の3つの空欄をすべて正答したためである。続くS30
でNOの場合は、1つの問題を終えたと判断し、S32
へ飛び、Iを1増加して、次の問題文に移る。YESな
らS40へ飛ぶ。こうして処理がつぎつぎに行われた結
果の例が図6に示されている。
【0035】一方、途中で打ち切る場合は、S30でY
ESとなり、S40では終了処理を行い、メッセージ
「途中で終わりました」を表示部28に表示する。ここ
では、フラグG=0と終了時の番地をRAM35の図示
せぬ終了メモリに格納しておくので、次回はその途中か
ら始められるので便利である。
【0036】また、1回目を完全に終了してから終わる
場合は、フラグG=1と設定されており、フラグG=1
とエラーリストメモリ180の最初の番地とを終了メモ
リに格納する。これにより、次回からの出題は、前回ま
で誤答であった出題が再出題の対象とされ、これが出題
パターンとして設定される。そして、S40が終了する
と、学習処理ルーチンは終了し、前記図4のメインルー
チンにもどる。
【0037】この様に、本実施例では、通常の文章の
所定箇所を空欄とした穴明け問題を出題できるので、学
習能率が著しく向上するという効果がある。また、穴
明け問題自体、例えば既に作成された本等の内容を入力
してその一部を単に空欄とするだけで作成できるので、
問題作成の手間が非常に少ないという利点がある。
【0038】更に、キー等の操作によって正答を表示
させ、その正答を見て正誤のみを入力するだけでよいの
で、操作の手間が軽減され、学習能率が大きく向上する
という効果がある。特に本実施例では、間違った箇所
のみを空欄とした穴明け問題文を再度出題することがで
きるので、弱点のみをを重点的に学習することができ、
学習能率が大きく向上する。また、この際に、未正答の
回答箇所の個数が0になるまで穴明け問題文の表示を繰
り返すので、弱点がなくなるまで完全な学習を行なうこ
とができる。
【0039】しかも、本実施例では、穴明け問題文や
その正答の表示に伴って、穴明け問題文や正答の音声出
力を行なうことができる。つまり、表示だけでなく音声
によっても学習内容を確認できるので、学習の効果が高
まるという利点がある。また、音声で出力する場合に
は、画面を見なくても学習でき、その点でも学習能率が
アップする。また、本実施例では、エラーリストメモ
リ180において、正答となった部分のデータを消去す
るので、データの記憶や処理に必要な領域を節約できる
という効果がある。尚、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、様々な変形が可能であり、例えば、英文の穴明け問
題の代わりに、他の学科の問題文を暗記用の学習データ
としてもよい。
【0040】また、学習データを試験によくでる頻度順
にROMに格納しておいてもよく、 回路をディスクリー
トな構成にしてもよく、ICカードの方にバックアップ
RAMを設け電池でバックアップしてもよい。更に、全
問正答まで行くとゲームが楽しめるように構成してもよ
く、学習処理の終了時に残りの問題数を表示し目標達成
までどのくらいかを示すように構成してもよい。
【0041】また、問題データの表示後、設定時間経過
後に自動的に解答データを表示部に表示してもよい。こ
れによって、正答を表示させるためのキー操作が不要と
なるので、学習能率が大きく向上する。更に、正答キー
2、誤答キー4、終了キー8、音声キー10、表示キー
12、選択キー18又は正解率キー20をアルファニュ
ーメリックキー21が兼用してもよく、現在普及しつつ
ある電子辞典としても活用できる。
【0042】また、バックアップRAMの内容を書換え
可能とし、使用者が問題と解答を自由に作成、追加、変
更できるようにすることが可能である。更に、前記実施
例では、誤答のもののみを正答になるまで繰り返してい
るが、これに加えて、解答に時間を要したものを選択し
て、正答かつ解答時間が短くなるまで問題を繰り返し実
行してもよい。尚、正答、誤答に拘らず、解答時間が長
かったものを選択して、繰り返して問題を解けるように
設計変更できることは勿論である。また、ICカード2
4、26の学習データの範囲を、使用者が自由に設定で
きる様にしてもよい。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明では、穴明け問題文の表
示がなされた後に所定時間が経過すると、自動的に正答
が表示される。従って、通常の文章の所定箇所を空欄と
した穴明け問題を出題できるので、学習能率が著しく向
上するという効果がある。また、穴明け問題自体、例え
ば既に作成された本等の内容を入力してその一部を単に
空欄とするだけで作成できるので、問題作成の手間が非
常に少ないという利点が ある。特に、本発明では、例え
ばキー操作によって正答を表示させる手間がいらず、学
習能率が大きく向上するという効果が得られる。
【0044】請求項2の発明では、穴明け問題文の回答
箇所が複数である場合には、誤答であると判定された回
答箇所を空所とし且つ正答であると判定された回答箇所
に正答を格納した再出題用穴明け問題文を表示すること
ができる。つまり、間違った箇所のみを空欄とした穴明
け問題文を再度出題することができるので、弱点のみを
を重点的に学習することができ、学習能率が大きく向上
する。
【0045】請求項3の発明では、回答箇所のうち未正
答の回答箇所の個数を計数し、この計数された未正答の
回答箇所の個数が0になるまで再出題用穴明け問題文の
表示を繰り返すので、弱点がなくなるまで完全な学習を
行なうことができる。
【0046】請求項4の発明では、所定の回答箇所の答
えが正答であると判断された場合には、問題記憶手段の
穴明け問題文の所定の回答箇所に正答データを記憶する
とともに、正答記憶手段の所定の回答箇所の正答データ
を削除するので、データの使用領域が節約されるという
利点がある。
【0047】請求項5の発明では、穴明け問題文且つ又
は正答の表示に伴って、穴明け問題文且つ/又は正答の
音声出力を行なうことができる。つまり、単に表示だけ
でなく、音声によって学習内容を確認できるので、明確
に記憶ができ、学習の効果が高まるという利点がある。
また、音声で出力する場合には、画面を見なくても学習
でき、その点でも学習能率のアップが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A,B,Cは本発明の一実施例としての電子
学習機とICカードの正面図である。
【図2】 ICカードの内部構造図である。
【図3】実施例のワードメモリの内容を示す説明図
である。
【図4】 同実施例のデータK1の内容を示す説明図で
ある。
【図5】 同実施例のエラーリストメモリの内容を示す
説明図である。
【図6】 同実施例のメインのフローチャートである。
【図7】 実施例のサブフローチャートである
【符号の説明】
1…電子学習装置 2…正答キー 4…誤答キー 22…キーボード入力部 28…表示部 30…CPU 32,52…ROM170…ワードメモリ 180…エラーリストメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−229276(JP,A) 特開 昭58−100170(JP,A) 特開 昭60−80892(JP,A) 特開 昭60−104989(JP,A) 特開 昭61−252575(JP,A) 特開 昭56−46282(JP,A) 特開 昭48−15624(JP,A) 特開 昭61−5300(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 7/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 問題となる文章のうち、1又は複数の回
    答箇所を空所とした穴明け問題文を記憶する問題記憶手
    段と、 前記穴明け問題文の表示を指示する問題表示指示手段
    と、 前記穴明け問題文の回答箇所の正答を記憶する正答記憶
    手段と、 前記回答箇所の答えが正答であることを入力する正答入
    力手段と、 前記回答箇所の答えが誤答であることを入力する誤答入
    力手段と、 を備えるとともに、 前記問題表示指示手段の操作によって前記穴明け問題文
    の表示がなされ、その所定時間後に正答の表示を行なう
    正答表示手段と、 該正答表示手段によって正答の表示がなされた場合に、
    前記正答入力手段及び誤答入力手段のいずれが操作され
    たかを判定する回答操作判定手段と、 該回答操作判定手段によって、前記正答入力手段の操作
    がなされたと判断された場合には、前記回答箇所の答え
    が正答であると判定し、前記誤答入力手段の操作がなさ
    れたと判断された場合には、前記回答箇所の答えが誤答
    であると判定する正誤判定手段と、 を備えたことを特徴とする電子学習装置。
  2. 【請求項2】 前記穴明け問題文の回答箇所が複数であ
    る場合に、 前記正誤判定手段による判定結果に応じて、誤答である
    と判定された回答箇所を空所とし且つ正答であると判定
    された回答箇所に正答を格納した再出題用穴明け問題文
    を設定する問題再設定手段と、 該問題再設定手段によって設定された前記再出題用穴明
    け問題文を表示する再出題手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項1記載の電子学習
    装置。
  3. 【請求項3】 前記回答箇所のうち未正答の回答箇所の
    個数を計数する計数手段と、 該計数手段によって計数された前記未正答の回答箇所の
    個数が0になるまで、 前記再出題手段による前記再出題
    用穴明け問題文の表示を繰り返す完答制御手段と、 を備えたことを特徴とする前記請求項2記載の電子学習
    装置。
  4. 【請求項4】 前記正誤判定手段によって所定の回答箇
    所の答えが正答であると判断された場合には、前記問題
    記憶手段に記憶された穴明け問題文の前記所定の回答箇
    所に正答データを記憶するとともに、前記正答記憶手段
    に記憶された前記所定の回答箇所の正答データを削除す
    ることを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか記載の
    電子学習装置。
  5. 【請求項5】 前記穴明け問題文且つ又は前記正答の表
    示に伴って、該穴明け問題文且つ/又は該正答の音声出
    力を行なうことを特徴とする前記請求項1〜4のいずれ
    か記載の電子学習装置。
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