JP2883037B2 - 卵容器 - Google Patents
卵容器Info
- Publication number
- JP2883037B2 JP2883037B2 JP8110565A JP11056596A JP2883037B2 JP 2883037 B2 JP2883037 B2 JP 2883037B2 JP 8110565 A JP8110565 A JP 8110565A JP 11056596 A JP11056596 A JP 11056596A JP 2883037 B2 JP2883037 B2 JP 2883037B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive tape
- egg container
- egg
- body portion
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、卵を入れる凹部
を形成した身部分および蓋部分を屈曲自在に連結するヒ
ンジ部を介して一体に連結してなる合成樹脂シートで作
った卵容器に関し、特に、封緘部を粘着性テープで封緘
して低温度で保存した状態でも、開封を容易ならしめる
ように構成したものである。
を形成した身部分および蓋部分を屈曲自在に連結するヒ
ンジ部を介して一体に連結してなる合成樹脂シートで作
った卵容器に関し、特に、封緘部を粘着性テープで封緘
して低温度で保存した状態でも、開封を容易ならしめる
ように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来の卵容器10は、図3の斜視図に示す
ように、身部分1と、蓋部分2と、これら2つの部分
1、2を屈曲自在に連結するヒンジ部3とからなり、合
成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成
型したものであり、身部分1および蓋部分2には、隔壁
11、21によって仕切られた複数の卵を入れる凹部12、22
と周縁部5、6とを備えている。
ように、身部分1と、蓋部分2と、これら2つの部分
1、2を屈曲自在に連結するヒンジ部3とからなり、合
成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一体に成
型したものであり、身部分1および蓋部分2には、隔壁
11、21によって仕切られた複数の卵を入れる凹部12、22
と周縁部5、6とを備えている。
【0003】このような従来の卵容器においては、卵容
器10の身部分1の凹部12に卵を入れたのち、身部分1の
上に蓋部分2を折り重ね、重ね合わされた周縁部5、6
にV字形に折り曲げた粘着性テープを押し付けて接着
し、粘着性テープの一部を端部からはみ出させておき、
このはみ出した粘着性テープを指先で摘まんで横方向に
引っ張ることにより、周縁部5、6から粘着性テープを
剥離して容易に開封し得る封緘方法が、実開昭60−1
42761号公報などにより従来より提案されている。
器10の身部分1の凹部12に卵を入れたのち、身部分1の
上に蓋部分2を折り重ね、重ね合わされた周縁部5、6
にV字形に折り曲げた粘着性テープを押し付けて接着
し、粘着性テープの一部を端部からはみ出させておき、
このはみ出した粘着性テープを指先で摘まんで横方向に
引っ張ることにより、周縁部5、6から粘着性テープを
剥離して容易に開封し得る封緘方法が、実開昭60−1
42761号公報などにより従来より提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような粘着性テー
プで封緘した卵容器を冷蔵庫に入れて低温度で保存する
と、粘着性テープが硬化して引っ張っても剥離できずに
切れることがあった。
プで封緘した卵容器を冷蔵庫に入れて低温度で保存する
と、粘着性テープが硬化して引っ張っても剥離できずに
切れることがあった。
【0005】そこで、この発明の卵容器は、低温度で保
存しても開封を容易ならしめるために考えられたもので
ある。
存しても開封を容易ならしめるために考えられたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の卵容器は、卵
を収める凹部を形成した身部分1および蓋部分2と、こ
れら身部分1および蓋部分2を屈曲自在に連結するヒン
ジ部3を備え、ヒンジ部3と対向する身部分1および蓋
部分2の閉じた周縁部5、6の外側面に跨がってを粘着
性テープを貼り付けて封緘する卵容器10において、粘着
性テープを貼り付ける周縁部5、6の表面に凹凸の粗面
51、61を形成し、この粗面における粘着性テープが貼り
付いている面積の全面積に対する割合を80〜50%と
たものである。
を収める凹部を形成した身部分1および蓋部分2と、こ
れら身部分1および蓋部分2を屈曲自在に連結するヒン
ジ部3を備え、ヒンジ部3と対向する身部分1および蓋
部分2の閉じた周縁部5、6の外側面に跨がってを粘着
性テープを貼り付けて封緘する卵容器10において、粘着
性テープを貼り付ける周縁部5、6の表面に凹凸の粗面
51、61を形成し、この粗面における粘着性テープが貼り
付いている面積の全面積に対する割合を80〜50%と
たものである。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の卵容器は、図1の平面
図に示すように、身部分1と、蓋部分2と、これら2つ
の部分1、2を屈曲自在に連結するヒンジ部3とからな
り、合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一
体に成型したものであって、身部分1および蓋部分2に
は、隔壁11、21によって仕切られた複数の鶏卵を入れる
凹部12、22と周縁部5、6とを備えている。
図に示すように、身部分1と、蓋部分2と、これら2つ
の部分1、2を屈曲自在に連結するヒンジ部3とからな
り、合成樹脂シートを真空成型またはブロー成型して一
体に成型したものであって、身部分1および蓋部分2に
は、隔壁11、21によって仕切られた複数の鶏卵を入れる
凹部12、22と周縁部5、6とを備えている。
【0008】そして、粘着性テープを貼り付ける周縁部
5、6の表面には、凹凸を有する粗面51、61を形成す
る。この粗面51、61の形状は、凹凸の分布が均一であれ
ば、ランダムな凹凸、格子状の凹凸、亀甲状の凹凸など
の任意の形状でよく、特に限定されるものではないが、
粘着性テープの貼付率(貼り付いている面積/全面積)
が80〜50%であることが望ましい。この貼付率を著
しく小さくすると、開封は容易であるが、室温で保存し
たとき、自然に開封するおそれがある。
5、6の表面には、凹凸を有する粗面51、61を形成す
る。この粗面51、61の形状は、凹凸の分布が均一であれ
ば、ランダムな凹凸、格子状の凹凸、亀甲状の凹凸など
の任意の形状でよく、特に限定されるものではないが、
粘着性テープの貼付率(貼り付いている面積/全面積)
が80〜50%であることが望ましい。この貼付率を著
しく小さくすると、開封は容易であるが、室温で保存し
たとき、自然に開封するおそれがある。
【0009】このように構成され卵容器の各凹部12に卵
を入れたのち、図2の斜視図に示すように、身部分1の
上に蓋部分2を折り重ね、重ね合わされた両周縁部5、
6の外側面に跨がってにV字形に折り曲げた粘着性テー
プを押し付けて接着する。
を入れたのち、図2の斜視図に示すように、身部分1の
上に蓋部分2を折り重ね、重ね合わされた両周縁部5、
6の外側面に跨がってにV字形に折り曲げた粘着性テー
プを押し付けて接着する。
【0010】両周縁部5、6の表面には、凹凸の粗面5
1、61が形成されているので、粘着性テープの全面が貼
り付くことなく、80〜50%の貼付率で貼り付けるこ
とができる。
1、61が形成されているので、粘着性テープの全面が貼
り付くことなく、80〜50%の貼付率で貼り付けるこ
とができる。
【0011】
【発明の効果】以上の発明の実施の形態に基づく説明か
ら明らかなように、この発明の卵容器によると、卵容器
を低温度で保存して粘着性テープが硬化しても、粘着性
テープを横方向に引っ張ることにより容易に開封するこ
とができる。
ら明らかなように、この発明の卵容器によると、卵容器
を低温度で保存して粘着性テープが硬化しても、粘着性
テープを横方向に引っ張ることにより容易に開封するこ
とができる。
【図1】この発明の卵容器の実施の形態を示す平面図、
【図2】この発明の卵容器を閉じた状態を示す斜視図、
【図3】従来の卵容器の一例を示す斜視図である。
1 身部分 2 蓋部分 3 ヒンジ部 5、6 周縁部 10 卵容器 11、21 隔壁 12、22 凹部 51、61 粗面
Claims (1)
- 【請求項1】 卵を収める凹部を形成した身部分および
蓋部分と、これら身部分および蓋部分を屈曲自在に連結
するヒンジ部を備え、ヒンジ部と対向する身部分および
蓋部分の閉じた周縁部の外側面に跨がって粘着性テープ
を貼り付けて封緘する卵容器において、粘着性テープを
貼り付ける周縁部の表面に凹凸の粗面を形成し、該粗面
における粘着性テープが貼り付いている面積の全面積に
対する割合を80〜50%としたことを特徴とする卵容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110565A JP2883037B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 卵容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110565A JP2883037B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 卵容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09272578A JPH09272578A (ja) | 1997-10-21 |
JP2883037B2 true JP2883037B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=14539062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110565A Expired - Fee Related JP2883037B2 (ja) | 1996-04-08 | 1996-04-08 | 卵容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2883037B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6169572A (ja) * | 1985-08-30 | 1986-04-10 | 吉田 勝美 | 包装用容器 |
JP2569270B2 (ja) * | 1994-02-14 | 1997-01-08 | 勝美 吉田 | 蓋体付きの合成樹脂製容器 |
-
1996
- 1996-04-08 JP JP8110565A patent/JP2883037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09272578A (ja) | 1997-10-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4000816A (en) | Moisture impervious packaging systems | |
JPH10510786A (ja) | 繰り返して密封することが可能な容器 | |
CA2553501A1 (en) | Resealable tray container | |
JP2883037B2 (ja) | 卵容器 | |
JP2000079075A (ja) | ウエットシート収納箱およびその製造方法 | |
JPS621089Y2 (ja) | ||
US20060138136A1 (en) | Container cover for container with edge protrusion | |
JP2517731Y2 (ja) | ウエットティシュ用容器 | |
JPH0126623Y2 (ja) | ||
JPS6128777Y2 (ja) | ||
JPH0424838Y2 (ja) | ||
JP2820449B2 (ja) | 密封用蓋 | |
JP2009537406A (ja) | 袋再密封システム | |
JP2807050B2 (ja) | 密封用蓋 | |
JPS5917792Y2 (ja) | ラツプフイルム用箱 | |
JPH10101126A (ja) | 食品収納ケース | |
JP2584431B2 (ja) | 包装体 | |
JPS6213965Y2 (ja) | ||
JPS6128778Y2 (ja) | ||
KR200219184Y1 (ko) | 개폐가용이한구조를갖는계란용기 | |
JP2593374Y2 (ja) | 包装用容器 | |
JPH0531081Y2 (ja) | ||
JP3125985B2 (ja) | 卵容器 | |
JP2527618Y2 (ja) | パッケ―ジクリップ | |
JPS5828972Y2 (ja) | 容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080205 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160205 Year of fee payment: 17 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160205 Year of fee payment: 17 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |