JP2882871B2 - 自動炊飯装置 - Google Patents

自動炊飯装置

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、米の計量、洗米、炊飯を自動的に行うよう
にした自動炊飯装置に関する。
(従来の技術) 一般に自動炊飯装置として、米を貯える貯米部と、該
貯米部の米を所定量排出する計量部と、該計量部から排
出された米を洗う洗米部と、該洗米部から排出される米
を炊飯する炊飯部とを備えており、炊飯量、米の洗い方
の程度、炊き加減等を設定する設定スイッチを正面に備
えた操作盤を設けて、設定スイッチによって設定された
条件に従って米の計量、洗米、炊飯を自動的に行うよう
にしたものがある。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来のものにあっては、操作盤の設定スイッチが
不慮に押される惧れがあり、そのため、設定スイッチを
集中して配置すると共に、該設定スイッチを覆うカバー
を操作盤に設け、該カバーの上部を横軸廻り回動自在に
枢支してカバーを開閉自在とすることが考えられてい
る。しかし、この場合、設定スイッチを操作する際、一
方の手でカバーを横軸廻りに上方に回動し、他方の手で
設定スイッチの操作を行うことになり、片手がふさがっ
ている場合等に、操作ができないという問題がある。
そこで本発明は、操作盤の設定スイッチを覆うカバー
が、設定スイッチの上方側で横軸廻り回動自在に枢支さ
れたものであって、該カバーを片手で操作できるように
企図することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段
は、貯米部、計量部、洗米部及び炊飯部を備え、米の計
量、洗米、炊飯を自動的に行うように構成すると共に、
炊飯量、米の洗い方の程度及び炊き加減等を設定する設
定スイッチを正面に備えた操作盤を設けた自動炊飯装置
において、 前記設定スイッチを集中して配置すると共に、操作盤
に、設定スイッチの上方側で上部が横軸廻り回動自在に
支持されて該設定スイッチの正面側を開閉自在に覆うカ
バーを設け、且つ、該カバーが開位置において上方に向
けて背面側に傾斜した状態で操作盤側に接当するように
構成されている点にある。
(作 用) 操作盤60の設定スイッチは不慮に押されないようにカ
バー80で覆われており、該カバー80は設定スイッチの上
方側で横軸廻りに回動自在に枢支されて開閉自在とさ
れ、設定スイッチを操作するには、カバー80を閉位置か
ら横軸廻りに回動し閉位置にするという行為が必要であ
ることから設定スイッチの誤操作を防止でき、且つ開位
置においてカバー80は上方に向けて背面側に傾斜した状
態で操作盤に接当して開位置に保持されるようになって
おり、カバー80の開閉操作及び設定スイッチの押し操作
を片手で操作可能である。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第3〜4図において、自動炊飯装置は、本体フレーム
1を有し、該フレーム1の下部にキャスター2が設けら
れ、該自動炊飯装置は移動自在である。
前記フレーム1内に、米を貯える貯米部3と、該貯米
部3の米を所定量排出する計量部4と、該計量部4から
排出された米を洗う洗米部5と、該洗米部5の米を排出
する排米部6と、該排米部6から排出された米を炊飯す
る炊飯部7と、前記各部の動作を制御する制御部8とが
形成されている。
第5〜6図にも示す如く、前記貯米部3は、漏斗型の
貯米庫9を有し、この貯米庫9には、貯米庫内の米の量
を検出する貯米センサ10が設けられている。貯米庫9の
内部には、異物混入防止用の篩部材11が着脱自在に設け
られている。貯米庫9の上部には、貯米量を増加させる
ための補助タンク12が、着脱自在に取付可能とされてい
る。
前記計量部4は、貯米庫9の下部に一体的に設けられ
ている。この計量部4は、一回転で所定量の米を排出す
る切り出し手段13と、該切り出し手段13を回転駆動する
計量モータと14と、切り出し手段13の回転量を検出する
計量カウントセンサ15とを有する。
前記貯米部3及び計量部4は、前記フレーム1から上
方に取り外し自在である。
前記洗米部5は、前記計量部4の下方に配置され、前
記切り出し手段13から排出される米を収納する洗米タン
ク16を有する。洗米タンク16の正面には、透明な掃除用
窓16aが開閉自在に設けられている。洗米タンク16内に
は、内部の米をかき混ぜるための撹拌手段17が回転自在
に設けられている。この撹拌手段17は洗米モータ18によ
り回転駆動される。この洗米モータ18の回転を検出する
洗米回転センサ19が設けられている。
前記洗米部5には、前記洗米タンク16に水を供給する
水供給装置20が設けられている。この水供給装置20は、
水道配管に接続される主管21と、該主管21から分岐して
前記洗米タンク16の上部から散水するためのシャワー供
給管22と、前記洗米タンク16の下部から給水するための
オーバーフロー供給管23とを有する。前記主管21には、
主管21内を流れる水の量を検出する流量センサ24が設け
られている。前記シャワー供給管22には、該管22を開閉
するためのシャワーソレノイド弁25が設けられ、前記オ
ーバーフロー供給管23には、該管23を開閉するためのオ
ーバーフローソレノイド弁26が設けられている。
また、洗米部5には、前記洗米タンク16内の水を排水
するための排水装置27が設けられている。この排水装置
27は、前記洗米タンク16の下部からタンク16内の水を排
水すべく、該タンク16の下部に接続された下部排水管28
と、前記洗米タンク16の上部からタンク16内の水を排水
すべく、該タンクの上部に接続されたオーバーフロー排
水管29とを有する。前記下部排水管28には開閉弁30が設
けられ、該開閉弁30は、常時は開いており、ソレノイド
モータからなる排水モータ31に依って、閉駆動される。
この開閉弁30には、該弁30の開閉を確認するための確認
センサ32が設けられている。また前記洗米タンク16に
は、該タンク内の水位を検出するための水位リミットセ
ンサ33が設けられている。
前記排米部6は、第7図に示す如く、前記洗米タンク
16の下部に設けられた開口部を開閉自在に閉じる排米弁
34と、該弁34を開閉するための開閉装置35とを有する。
この開閉装置35は、前記撹拌手段17の中心部を貫通して
設けられたロッド36と、該ロッド36の上端部に係合して
揺動するリンク37と、該リンク37を揺動させるための排
米モータ38とを有し、前記ロッド36の下端に前記排米弁
34が取付けられている。この開閉装置35には、排米弁34
が閉じていることを検出する排米ホームセンサ39と、排
米弁34が開いていることを検出する排米下センサ40が設
けられている。
前記炊飯部7は、前記排米弁34の下方に配置された炊
飯器蓋装置41と、該蓋装置41が嵌合する炊飯器本体装置
42とから成る。
前記炊飯器蓋装置41は、第3〜4図に示す如く、本体
フレーム1に揺動自在に設けられた開閉操作レバー43
と、該開閉操作レバー43にリンク44を介して結合された
上下動自在な蓋45を有する。この蓋45の中央部には、第
8図に示す如く、開口部46を有し、該開口部46を開閉自
在とするシャッタ47が、該蓋45の上面側に摺動自在に設
けられている。このシャッタ47は、シャッタモータ48に
依って駆動されるピニオン49と、該ピニオン49に噛み合
うラック50に依って開閉駆動される。前記蓋45には、前
記シャッタ47の開閉を検出するためのシャッタ開センサ
51と、シャッタ閉センサ52が設けられている。
前記炊飯器本体装置42は、第5図及び第6図にも示す
ように、本体フレーム1に対して引出し自在の載置台53
と、該載置台53に載置された外釜54と、該外釜54内に挿
脱自在に挿入された内釜55とを有する。前記外釜54に
は、ガスバーナ点火用の点火レバー56と、ガスに点火し
たことを検知する炊飯レバーセンサ57と、内釜55が挿入
されていることを確認する内釜確認センサ58が設けられ
ている。本体フレーム1側には、載置台53が炊飯位置に
セットされていることを検知するレールセットセンサ59
が設けられている。
前記制御部8は、第3〜4図に示す如く、本体フレー
ム1の上部の正面に設けられて縦向き配置された操作盤
60と、該操作盤60の背面側に設けた収納ボックス84の内
部に収納されているマイコン装置や強電制御装置等から
構成されている。
第1図に示すように、収納ボックス84はフレーム1内
に没入状とされて取着され、操作盤60は収納ボックス84
の正面側に固定されている。この操作盤60の正面中央部
分は背面側に凹設されており、該凹部85の底部85aは上
方に向けて背面側に傾斜状に形成され、該底部85aに各
種スイッチ類及びランプ類等が設けられている。また、
操作盤60は凹部85の底部85a正面に重合される表示パネ
ル86を備えている。
第2図に前記表示パネル86の詳細が示されている。表
示パネル86の上部には「予約」、「即時」、「スター
ト」、「取消」の各スイッチ61,62,63,64が横一列に配
置されている。そのスイッチ列の横隣に時刻兼流量兼炊
飯量表示部65が設けられている。
前記スイッチ列の下方には、各工程を表示するプロセ
スポジション表示部66が設けられている。この表示部66
は、処理中の工程を緑色のランプの点灯または点滅で表
示するように構成されている。更にこの表示部66の隣り
には、「水加減スタート」スイッチ67が配置されてい
る。このスイッチ67の上方に、ざる上げ待機の時間表示
部68が設けられ、該スイッチ67の下方には、蒸らし時間
表示部69が設けられている。
前記時刻兼流量兼炊飯量表示部65の下方には、チェッ
クポジション表示部70が設けられている。この表示部70
は、各工程におけるエラーやトラブルを赤色のランプの
点灯または点滅で表示するものである。
前記プロセスポジション表示部66とチェックポジショ
ン表示部70との間に、図形表示部71が設けられている。
この図形表示部71には、本炊飯装置の全体形状が略図で
描かれており、前記プロセスポジション及びチェックポ
ジションに対応した位置に、ランプが配置され、該ラン
プは、プロセスポジション表示部66が作動しているとき
は、それに対応した位置のランプが緑色点灯しまたは点
滅し、チェックポジション表示部70が作動しているとき
は、それに対応した位置のランプが赤色点灯または点滅
するよう構成されている。
表示パネル86の下部には、「炊飯量」設定スイッチ7
2、炊き加減を調整するための「かたさ」設定スイッチ7
3、米の洗い方の程度を選択するための「洗い方」設定
スイッチ74、及び計量から炊き上げまでの全工程を行う
「炊飯自動」と、洗米まで行ってざる上げ待機させてお
く「炊飯準備」と、点火前の工程まで行う「洗米」の各
工程を選択する「モード」設定スイッチ75が横一列に配
置されている。
更に、前記設定スイッチ列の下方には、ざる上げ時間
を設定するための「ざる上げタイマーセット」スイッチ
76a、むらし時間を設定するための「むらしタイマーセ
ット」スイッチ76b、洗米タンク16に一定量の水を供給
した後に排水することでタンク16内の残米を処理する
「タンク残米処理」スイッチ77a、スイッチが押されて
いる間洗米タンク16内にシャワー給水する「給水」スイ
ッチ77b、現在時刻又は予約時刻を設定するための「時
刻設定」スイッチ78、トータル炊飯量を表示させるため
の「トータル炊飯量表示」スイッチ79a、該トータル炊
飯量を消去するための「トータル炊飯量クリア」スイッ
チ79bが横一列に配置されている。
前記「炊飯量」、「かたさ」、「洗い方」、「モー
ド」の各設定スイッチ72,73,74,75、及び「ざる上げ、
むらしタイマーセット」、「タンク残米処理」、「給
水」、「時刻設定」、「トータル炊飯量表示、クリア」
の各スイッチ76a,76b,77a,77b,78,79a,79bは、不慮に押
されないように透明な一枚の板状のカバー80で覆われて
いる。このカバー80は上端部の左右両側が、前記各種の
設定スイッチ等の上方側の枢支部87に横軸廻り回動自在
に枢支されて上下揺動自在とされることで、開閉自在と
されている。また、カバー80の下端部中央には指を引掛
けるための切欠部88が形成されている。そして、カバー
80は上方側に回動されて第1図仮想線で示す開位置とさ
れた際には、表示パネル86が傾斜状であることから、上
方に向けて背面側に傾斜状とされて、開位置に保持でき
るようになっている。また、カバー80を開位置から閉位
置に戻すにはカバー80の自由端を少し手前に引けばよ
い。前記構成により、カバー80の開閉操作及び「炊飯
量」設定スイッチ72から「トータル炊飯量スクア」スイ
ッチ79bまでのスイッチ操作を片手で操作することがで
きる。
尚、前記炊飯部7は、外界に露出しているが、計量部
4や洗米モータ18、排水モータ31、排米モータ38、各種
センサ等の機器類は、本体フレーム1上部の密閉部分に
収納されている。従って、炊飯部7で発生する蒸気が、
密封部分に侵入する惧れは少ないが、万一侵入した場合
に蒸気を排出するため、及び、各種機器の冷却のため、
密閉部底板81に排気用ファン82が設けられている(第4
図参照)。83はメインスイッチである。
次に、前記構成の自動炊飯装置の動作を第9図(1)
(2)(3)のフローチャートに従い説明する。
まずオペレータがメインスイッチ83を入れると、制御
部8のマイコン装置は、「テスト」か否かを判断する。
この「テスト」は、操作盤60の複数のボタンを同時に押
すことにより選択される。「テスト」の場合、テスト処
理ステップに進み、各種のテストが行われる。
「テスト」でない場合は、「イニシャル処理」、「メ
ンテ処理」ステップに進む。「イニシャル処理」のステ
ップは、各機器を初期状態にセットするものであり、使
用初期に使用されるステップである。「メンテ処理」
は、「タンク残米処理」又は「給水」スイッチ77a,77b
を押したときに作動するステップである。通常の使用で
は、以上のステップは素通りである。
次にオペレータは、「予約」スイッチ61または「即
時」スイッチ62の何れかを押す。「予約」は、所定時刻
に作動させる場合に使用し、「即時」は、現時点から作
動させる場合に使用する。
何れかのスイッチが押されると、「水量確認」ステッ
プに進む。
この水量確認ステップでは、シャワーソレノイド弁25
が開き、洗米タンク16に水が供給され、該タンク16内の
残米処理が行われ、かつ、流量センサ24で流量が測定さ
れ、所定の流量があるか否かが確認されると共に、その
流量が記憶される。
次にオペレータは、メニュー選択を行う。このメニュ
ー選択は、「炊飯量」、「かたさ」、「洗い方」、「モ
ード」の各設定スイッチ72〜75を押すことにより行わ
れ、又「ざる上げ、むらしタイマーセット」スイッチ76
a,76bを操作することでこれらの時間設定が行われる。
予め或いは前回設定したメニューを採用する場合はメニ
ュー選択を行わない。
次にオペレータは、時刻セットを行う。この時刻セッ
トは、「時刻」設定スイッチ78を用いて、現在時刻を正
しく表示させたり、予約時刻を設定したりする。現在設
定されているものをそのまま利用する場合はセットする
必要はない。
次にオペレータは、「スタート」スイッチ63を押す。
「予約」スイッチ61が押されているときは、予約工程に
入り、所定の設定時刻になると計量工程に進む。
「予約」スイッチ61が操作されていないとき、即ち、
「即時」スイッチ62が押されているときは、「スター
ト」スイッチ63を押すことにより、計量工程に進む。
計量工程では、設定された炊飯量にしたがって、所定
量の米が、貯米庫9から計量部4を介して洗米タンク16
に排出される。計量部4に於いては、排出した米の量を
記憶し、積算し、炊飯量表示部65にそのトータル炊飯量
(1日または1週間等の所定期間のトータル量)を表示
可能としている。
計量工程が終わると、洗米、研米、オーバーフロー工
程に進む。
洗米工程は、シャワー供給管22から所定量の水を散水
しつつ、撹拌手段17により洗米タンク16内の米をかき混
ぜ、洗う工程である。このとき開閉弁30は開かれており
排水されている。
研米工程は、給水を止めて撹拌手段17を回転させる工
程である。
オーバーフロー工程は、開閉弁30を閉じ、シャワー供
給管22及びオーバーフロー供給管23から洗米タンク16に
給水しつつ、撹拌手段17で米をかき混ぜ、オーバーフロ
ー排水管29から排水を行い、最後に開閉弁30を開いて洗
米タンク16内の水を全部排水する工程である。
前記洗米工程と研米工程は複数回行われ、オーバフロ
ー工程は最後に1回行われる。これらの工程は、「洗い
方」設定スイッチ74の設定によって左右され、所定の時
間が経過したかまたは所定の水量が供給されたかで制御
される。
上記工程が終了すると、洗米モードか否かが判断され
る。即ち、「モード」スイッチ75によって「洗米」が設
定されていない場合は、ざる上げ工程に進む。
ざる上げ工程は、洗米タンク16内に於いて、水を切っ
た状態で米を所定時間保持する工程である。保持する時
間は、タイマーセットボタン76によってセットされた時
間である。ざる上げ待機中残り時間が表示部68に表示さ
れる。
「モード」設定スイッチ75で「炊飯準備」を設定して
いる場合、このざる上げ工程で一旦処理が中断され、オ
ペレータが水加減スタートスイッチ67を押さない限り、
次のシャッタ開工程に進まない。
「炊飯自動」モードが選択されている場合は、次のシ
ャッター開工程に自動的に進む。
前記モードが「洗米」の場合、前記ざる上げ工程を飛
ばして、シャッター開工程に進む。
シャッター開工程は、シャッター47を開いて蓋45の開
口部46を開放する工程である。
シャッター47が開くと、次の水加減工程に進む。
水加減工程は、「かたさ」設定スイッチ73の設定によ
って制御された水の量がシャワー供給管22から洗米タン
ク16に給水される工程である。このとき開閉弁30は閉じ
られている。
次に、弁開工程に進む。この工程は排米部6の排米弁
34を開き、洗米タンク16内の米と水を、炊飯部7の内釜
55に排出する工程である。
そして次の弁閉工程により、排米弁34が閉められ、次
のシャッター閉工程によってシャッター47が蓋45の開口
部46を密閉する。
洗米モードが設定されている場合は、以上の工程で終
了となる。
洗米モードでない場合、即ち炊飯自動モードの場合
は、洗米完了工程に進む。この工程は、案内ブザー等を
鳴らしてオペレータに洗米完了を知らせる工程である。
そして、次に浸し工程に進む。この工程は、所定時間経
過後に案内ブザー等を鳴らしてオペレータに知らせる工
程である。
次に炊飯レバー入力待ち工程に入り、点火レバー56の
点火を待つ。オペレータが点火レバー56を操作してガス
に点火すると、その後は、炊飯工程、蒸らし工程、炊き
上がり工程と進み、全工程を終了する。
第10図は他の実施例を示し、操作盤の表示パネル86は
直立状とされており、カバー80は、仮想線で示すよう
に、開位置とされたときに上方に向けて背面側に傾斜状
となるように、表示パネル86から間隔をおいて枢支部87
で回動自在に枢支されているものである。
(発明の効果) 本発明によれば、操作盤の設定スイッチは集中して配
置されると共に、該設定スイッチは、その上方側で一側
が横軸廻り回動自在に枢支されたカバーにより覆われて
いて、設定スイッチを操作するにはカバーを回動させる
という行為が必要であることから設定スイッチの誤操作
を防止できるものであって、しかも、カバーを閉位置か
ら上方に回動して開位置としたとき、該カバーは上方に
向けて背面側に傾斜した状態で操作盤側に接当して開位
置に保持されることから、カバーの開閉操作及び設定ス
イッチの押し操作を片手で操作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第9図は本発明の一実施例を示し、第1図は
第3図I−I線矢視断面図、第2図は表示パネルの正面
図、第3図は自動炊飯装置の正面図、第4図は同側面
図、第5図及び第6図は自動炊飯装置の構成説明図、第
7図は排米部の構成説明図、第8図はシャッタの構成説
明図、第9図(1)(2)(3)は自動炊飯装置の動作
を示すフローチャート、第10図は他の実施例を示す概略
図である。 3……貯米部、4……計量部、5……洗米部、7……炊
飯部、60……操作盤、72……炊飯量設定スイッチ、73…
…かたさ設定スイッチ、74……洗い方設定スイッチ、75
……モード設定スイッチ、80……カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 実章 大阪府東大阪市水走90番地 大和精工株 式会社内 (72)発明者 福島 定生 大阪府東大阪市水走90番地 大和精工株 式会社内 (56)参考文献 特開 平2−241412(JP,A) 特開 昭60−153821(JP,A) 実開 昭57−23290(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯米部、計量部、洗米部及び炊飯部を備
    え、米の計量、洗米、炊飯を自動的に行うように構成す
    ると共に、炊飯量、米の洗い方の程度及び炊き加減等を
    設定する設定スイッチを正面に備えた操作盤を設けた自
    動炊飯装置において、 前記設定スイッチを集中して配置すると共に、操作盤
    に、設定スイッチの上方側で上部が横軸廻り回動自在に
    支持されて該設定スイッチの正面側を開閉自在に覆うカ
    バーを設け、且つ、該カバーが開位置において上方に向
    けて背面側に傾斜した状態で操作盤側に接当するように
    構成されていることを特徴とする自動炊飯装置。
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