JP3352357B2 - 業務用炊飯装置 - Google Patents
業務用炊飯装置Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗米部と炊飯部と
を有する炊飯装置の複数基を左右に並設している所謂マ
ルチ形業務用炊飯装置に関する。
を有する炊飯装置の複数基を左右に並設している所謂マ
ルチ形業務用炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂マルチ形業務用炊飯装置は、店の規
模や炊飯量に合わせて組み合せが自在であることから所
謂ビッグな店舗(レストラン、寿しチェーン店等)に1
台設置することで大幅な省力化ができるものとして市場
において活躍している。このマルチ形業務用炊飯装置に
おいて現在の工程位置や点検すべき位置を実際の自動炊
飯機で具体的に認識できるようにした操作表示装置を備
えた技術が特許第2509384号公報で公知であり、
この従来の技術は、表示パネルを備え、この表示パネル
に、自動炊飯の工程の流れをランプ表示するプロセスポ
ジション表示部と、エラーやトラブルの位置をランプ表
示するチェックポジション表示部とが設けられた自動炊
飯機の表示装置において、前記表示パネルに、炊飯機の
全体形状を描いた図形表示部が設けられ、図形表示部の
プロセスポジション及びチェックポジションに対応する
位置に、夫々表示ランプが設けられ、前記プロセスポジ
ション表示部のランプ表示及びチェックポジション表示
部のランプ表示に対応して、前記図形表示部の表示ラン
プで、プロセスポジション及びチェックポジションの表
示をなすように構成したものであった。
模や炊飯量に合わせて組み合せが自在であることから所
謂ビッグな店舗(レストラン、寿しチェーン店等)に1
台設置することで大幅な省力化ができるものとして市場
において活躍している。このマルチ形業務用炊飯装置に
おいて現在の工程位置や点検すべき位置を実際の自動炊
飯機で具体的に認識できるようにした操作表示装置を備
えた技術が特許第2509384号公報で公知であり、
この従来の技術は、表示パネルを備え、この表示パネル
に、自動炊飯の工程の流れをランプ表示するプロセスポ
ジション表示部と、エラーやトラブルの位置をランプ表
示するチェックポジション表示部とが設けられた自動炊
飯機の表示装置において、前記表示パネルに、炊飯機の
全体形状を描いた図形表示部が設けられ、図形表示部の
プロセスポジション及びチェックポジションに対応する
位置に、夫々表示ランプが設けられ、前記プロセスポジ
ション表示部のランプ表示及びチェックポジション表示
部のランプ表示に対応して、前記図形表示部の表示ラン
プで、プロセスポジション及びチェックポジションの表
示をなすように構成したものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の表示装
置においては、炊飯装置の複数基を左右に並設したと
き、該炊飯装置ごとに操作表示装置が具備されていたた
め操作に手間がかかるとともにコスト高となっていた。
また、表示パネルに、予約、即時、スタート、取消の操
作部とともに、ランプ表示を有するプロセスポジショ
ン、チェックポジションの文字表示部および図形表示部
等の工程表示部と炊飯量、硬軟、洗い方、モード等の設
定表示部とが画面部の全体に表示されていたために、表
示パネルが大型になるという課題があるとともに、工程
表示部と設定表示部とが同じ画面にあることから、判読
(判断)の傾注度が薄れて表示の正確さは確保されても
判読(判断)の斑(厨房管理者の経験度合、個人差で生
じる)があったことから、これが要因となって誤操作す
るおそれがあった。
置においては、炊飯装置の複数基を左右に並設したと
き、該炊飯装置ごとに操作表示装置が具備されていたた
め操作に手間がかかるとともにコスト高となっていた。
また、表示パネルに、予約、即時、スタート、取消の操
作部とともに、ランプ表示を有するプロセスポジショ
ン、チェックポジションの文字表示部および図形表示部
等の工程表示部と炊飯量、硬軟、洗い方、モード等の設
定表示部とが画面部の全体に表示されていたために、表
示パネルが大型になるという課題があるとともに、工程
表示部と設定表示部とが同じ画面にあることから、判読
(判断)の傾注度が薄れて表示の正確さは確保されても
判読(判断)の斑(厨房管理者の経験度合、個人差で生
じる)があったことから、これが要因となって誤操作す
るおそれがあった。
【0004】そこで本発明は、複数基の炊飯装置をひと
つの操作表示手段で制御することで操作性を向上しつつ
コストダウンを図ったものであり、この際、自動炊飯を
設定する(コースの設定、炊飯量、水加減、洗い方、ザ
ル上げ、むらし、炊上り等)設定表示部と自動炊飯の流
れを表示する(計量、洗米、ザル上げ、水加減、排米、
浸し、炊飯、むらし、炊上り等)工程表示部とを画面部
に個別に表示する(全面切換表示)ことによって、画面
部を含む表示パネルの小型化が可能で表示の判読(判
断)の確実化が可能な操作表示手段を有する所謂マルチ
形業務用炊飯装置を提供することが目的である。
つの操作表示手段で制御することで操作性を向上しつつ
コストダウンを図ったものであり、この際、自動炊飯を
設定する(コースの設定、炊飯量、水加減、洗い方、ザ
ル上げ、むらし、炊上り等)設定表示部と自動炊飯の流
れを表示する(計量、洗米、ザル上げ、水加減、排米、
浸し、炊飯、むらし、炊上り等)工程表示部とを画面部
に個別に表示する(全面切換表示)ことによって、画面
部を含む表示パネルの小型化が可能で表示の判読(判
断)の確実化が可能な操作表示手段を有する所謂マルチ
形業務用炊飯装置を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗米部5と炊
飯部6とを有する一対の炊飯装置A,Bを左右に並設し
ている業務用炊飯装置において、前述の目的を達成する
ために、次の技術的手段を講じている。すなわち、本発
明に係る業務用炊飯装置は、左右の炊飯装置A,Bを制
御するひとつの操作表示手段14を備え、この操作表示
手段14は、画面部12と操作部13とを有する表示パ
ネルで構成され、画面部12には、自動炊飯を設定する
設定表示部33と自動炊飯の流れを表示する工程表示部
34とが全面切換可能として備えられており、前記工程
表示部34は、工程の流れを文字表示する文字表示部3
4Dと、左右に並設した炊飯装置ABを図形化して表示
する図形表示部34Eとが左右に区画されて画面部12
に表示され、図形表示部34Eには、左右2基の炊飯装
置A,Bの図形表示が左右に並べて表示され、左右の炊
飯装置ABの内の、運転中のものA又はBの図形表示
が、文字表示部34Dと隣合うように、且つ運転中でな
いものB又はAの図形表示よりも明るく表示されるよう
に構成されていることを特徴とするものであり、このよ
うな構成を採用したことにより、一対の炊飯装置A,B
をひとつの操作表示手段14によって制御(動作)でき
てその操作性が向上できるとともに、コンパクトな設計
(画面部が2個のところを1個で済む)が可能となった
のである。
飯部6とを有する一対の炊飯装置A,Bを左右に並設し
ている業務用炊飯装置において、前述の目的を達成する
ために、次の技術的手段を講じている。すなわち、本発
明に係る業務用炊飯装置は、左右の炊飯装置A,Bを制
御するひとつの操作表示手段14を備え、この操作表示
手段14は、画面部12と操作部13とを有する表示パ
ネルで構成され、画面部12には、自動炊飯を設定する
設定表示部33と自動炊飯の流れを表示する工程表示部
34とが全面切換可能として備えられており、前記工程
表示部34は、工程の流れを文字表示する文字表示部3
4Dと、左右に並設した炊飯装置ABを図形化して表示
する図形表示部34Eとが左右に区画されて画面部12
に表示され、図形表示部34Eには、左右2基の炊飯装
置A,Bの図形表示が左右に並べて表示され、左右の炊
飯装置ABの内の、運転中のものA又はBの図形表示
が、文字表示部34Dと隣合うように、且つ運転中でな
いものB又はAの図形表示よりも明るく表示されるよう
に構成されていることを特徴とするものであり、このよ
うな構成を採用したことにより、一対の炊飯装置A,B
をひとつの操作表示手段14によって制御(動作)でき
てその操作性が向上できるとともに、コンパクトな設計
(画面部が2個のところを1個で済む)が可能となった
のである。
【0006】また、表示パネル11に占める画面部12
の面積は小さくでき、これによって表示パネル11の面
積も小さくでき結果として炊飯機全体を小型に設計でき
ることとなるし、設定表示部33と工程表示部34とを
個別にひとつの画面部12に表示できることから、表示
の判読(判断)も個別に判読できて判別の煩わしさも少
なくそれだけ傾注度が大となって判別が確実になって誤
操作も少なくなるのである。ここで、自動炊飯を設定す
る設定表示部34とは炊飯量、炊飯量に応じた水加減、
および洗い方(軽く、普通、念入り)を初め、自動炊飯
か炊飯準備か洗米かのモード設定、ザル上げ時間、むら
し時間等の設定であって、この設定表示部33による設
定を行った後にスタートボタン又は予約ボタンを押すこ
とによって画面部12は工程表示部34に全面切換えら
れて設定した通りの計量、洗米等の工程順の文字表示と
ともに炊飯機の全体形状を描いた図形表示部34Eによ
るランプ点滅等の表示によって炊飯工程が順調に流れて
(実施されて)いるかどうかを表示するのである。
の面積は小さくでき、これによって表示パネル11の面
積も小さくでき結果として炊飯機全体を小型に設計でき
ることとなるし、設定表示部33と工程表示部34とを
個別にひとつの画面部12に表示できることから、表示
の判読(判断)も個別に判読できて判別の煩わしさも少
なくそれだけ傾注度が大となって判別が確実になって誤
操作も少なくなるのである。ここで、自動炊飯を設定す
る設定表示部34とは炊飯量、炊飯量に応じた水加減、
および洗い方(軽く、普通、念入り)を初め、自動炊飯
か炊飯準備か洗米かのモード設定、ザル上げ時間、むら
し時間等の設定であって、この設定表示部33による設
定を行った後にスタートボタン又は予約ボタンを押すこ
とによって画面部12は工程表示部34に全面切換えら
れて設定した通りの計量、洗米等の工程順の文字表示と
ともに炊飯機の全体形状を描いた図形表示部34Eによ
るランプ点滅等の表示によって炊飯工程が順調に流れて
(実施されて)いるかどうかを表示するのである。
【0007】また、一対の炊飯装置A,Bを左右切換え
運転しているとき、どちらの炊飯装置A,Bが運転中か
否かを判断でき、この結果として調理タイミングに合わ
せることが可能となったのである。
運転しているとき、どちらの炊飯装置A,Bが運転中か
否かを判断でき、この結果として調理タイミングに合わ
せることが可能となったのである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。本発明に係る所謂マルチ形
(タンデム形)の業務用炊飯機1の全体の構成を正面視
(前面視)で示している図1および側面視で示している
図2において、該炊飯機1は本体(装置)フレーム2を
有し、該フレーム2の下部に車輪、具体的にはキャスタ
3が設けられていて移動自在であり、所定位置に据付け
たときは、車輪をロック可能としている。
の形態について説明する。本発明に係る所謂マルチ形
(タンデム形)の業務用炊飯機1の全体の構成を正面視
(前面視)で示している図1および側面視で示している
図2において、該炊飯機1は本体(装置)フレーム2を
有し、該フレーム2の下部に車輪、具体的にはキャスタ
3が設けられていて移動自在であり、所定位置に据付け
たときは、車輪をロック可能としている。
【0009】本体フレーム2の上部に貯米部4、貯米部
4の下方に洗米部5、洗米部5の下方に炊飯部6が縦方
向に並べて備えられ、左右に複数基が並設されていて、
左右の炊飯装置A,Bは同じ構成であることから、以
下、一方の炊飯装置(左側)Aについて説明し、他方の
炊飯装置(右側)Bについては共通部分は共通符号で示
している。貯米部4は、漏斗形の貯米タンク7を備え、
該タンク7の下部には計量ドラム8が備えられ、該ドラ
ム8はモータ9によって横軸廻りに回転駆動されてその
回転数によって炊飯量を計量可能である。
4の下方に洗米部5、洗米部5の下方に炊飯部6が縦方
向に並べて備えられ、左右に複数基が並設されていて、
左右の炊飯装置A,Bは同じ構成であることから、以
下、一方の炊飯装置(左側)Aについて説明し、他方の
炊飯装置(右側)Bについては共通部分は共通符号で示
している。貯米部4は、漏斗形の貯米タンク7を備え、
該タンク7の下部には計量ドラム8が備えられ、該ドラ
ム8はモータ9によって横軸廻りに回転駆動されてその
回転数によって炊飯量を計量可能である。
【0010】貯米タンク7はその上部に開閉自在な蓋1
0を有し、この蓋10を開いて米が補給可能であり、該
タンクの内部には米の量を検出するセンサーが設けられ
ているとともに、モータ9にはその回転量(数)を検出
する汁量センサーが設けられている。貯米部4は本体フ
レーム2の上部で略箱形に構成されていてその前面(正
面)には開閉自在な表示パネル11が備えられていて、
この表示パネル11の前面に図3〜図4に示す平面ディ
スプレイによる画面部12と操作部13とを有する制御
部(操作表示手段)14が備えられており、この制御部
14についての詳細は後述する。
0を有し、この蓋10を開いて米が補給可能であり、該
タンクの内部には米の量を検出するセンサーが設けられ
ているとともに、モータ9にはその回転量(数)を検出
する汁量センサーが設けられている。貯米部4は本体フ
レーム2の上部で略箱形に構成されていてその前面(正
面)には開閉自在な表示パネル11が備えられていて、
この表示パネル11の前面に図3〜図4に示す平面ディ
スプレイによる画面部12と操作部13とを有する制御
部(操作表示手段)14が備えられており、この制御部
14についての詳細は後述する。
【0011】洗米部5は計量ドラム8から供給された計
量米を受け入れて洗う漏斗形の洗米タンク15を備え、
該タンク15の下部には排米口を有し、該排米口は上下
動することで開閉自在な円錐形で示している排米弁16
を備えている。排米弁16は、洗米タンク15の中心
(軸心)上に配した弁棒17の下部に備えられていて、
該弁棒17をその上部に備えたモータ、カム等からなる
弁駆動体(図示せず)によって上下動することで排米弁
16によって排米口を開閉自在である。
量米を受け入れて洗う漏斗形の洗米タンク15を備え、
該タンク15の下部には排米口を有し、該排米口は上下
動することで開閉自在な円錐形で示している排米弁16
を備えている。排米弁16は、洗米タンク15の中心
(軸心)上に配した弁棒17の下部に備えられていて、
該弁棒17をその上部に備えたモータ、カム等からなる
弁駆動体(図示せず)によって上下動することで排米弁
16によって排米口を開閉自在である。
【0012】弁棒17には中空軸が套嵌されていて、こ
の中空軸に攪拌棒18を備えており、モータ、ベベルギ
ヤ等の攪拌駆動体(図示せず)によって中空軸をその軸
心廻りに回転駆動することで攪拌棒18によって洗米タ
ンク15内で計量米を洗米可能としている。洗米部5に
はタンク15の上部に給水ノズル19を備え、このノズ
ル19は電磁弁20を有する配管系21を介して水道蛇
口等の圧力水源に接続されていて、洗米に必要な水量の
調整、炊飯に必要な水加減等が調整可能である。
の中空軸に攪拌棒18を備えており、モータ、ベベルギ
ヤ等の攪拌駆動体(図示せず)によって中空軸をその軸
心廻りに回転駆動することで攪拌棒18によって洗米タ
ンク15内で計量米を洗米可能としている。洗米部5に
はタンク15の上部に給水ノズル19を備え、このノズ
ル19は電磁弁20を有する配管系21を介して水道蛇
口等の圧力水源に接続されていて、洗米に必要な水量の
調整、炊飯に必要な水加減等が調整可能である。
【0013】更に、洗米タンク15の下部には排水ジャ
ケット22を備え、このジャケット22には開閉自在な
排水弁を内蔵した排水ボックス23を有する排水装置に
接続されていて、洗米後の汚水等は機外に放出可能であ
る。炊飯部6は本体フレーム2の下部において前後に引
出し自在とされた架台24上に載置されていて、ガス、
電気等のコンロ部25と、外釜26およびこの外釜26
に挿脱自在な内釜27を備え、この内釜27に洗米部5
によって洗米されかつザル上げされた米を水加減して受
入れ可能である。
ケット22を備え、このジャケット22には開閉自在な
排水弁を内蔵した排水ボックス23を有する排水装置に
接続されていて、洗米後の汚水等は機外に放出可能であ
る。炊飯部6は本体フレーム2の下部において前後に引
出し自在とされた架台24上に載置されていて、ガス、
電気等のコンロ部25と、外釜26およびこの外釜26
に挿脱自在な内釜27を備え、この内釜27に洗米部5
によって洗米されかつザル上げされた米を水加減して受
入れ可能である。
【0014】内釜27はフタ28によって炊飯中は圧力
下に保持可能であり、この実施例ではフタ28を炊飯機
1に残して炊飯部6を取出し可能としており、このため
フタ28には駆動モータ29によって開閉自在なシャッ
タ装置30を有し、このシャッタ装置30を有するフタ
28は開閉レバー31の上下動でリンク32を介して上
下動可能であり、これらは、従来例と同様であり、コン
ロ部25は手動着火と自動着火が選択可能とされてい
る。図3〜図8を参照すると画面部12と操作部13と
を有する制御部14の詳細が例示してあり、当該制御部
14は図1で示すように装置本体2の上部、具体的には
表示パネル11の前面で左右の炊飯装置A,B間の中央
部にひとつだけ備えられている。
下に保持可能であり、この実施例ではフタ28を炊飯機
1に残して炊飯部6を取出し可能としており、このため
フタ28には駆動モータ29によって開閉自在なシャッ
タ装置30を有し、このシャッタ装置30を有するフタ
28は開閉レバー31の上下動でリンク32を介して上
下動可能であり、これらは、従来例と同様であり、コン
ロ部25は手動着火と自動着火が選択可能とされてい
る。図3〜図8を参照すると画面部12と操作部13と
を有する制御部14の詳細が例示してあり、当該制御部
14は図1で示すように装置本体2の上部、具体的には
表示パネル11の前面で左右の炊飯装置A,B間の中央
部にひとつだけ備えられている。
【0015】制御部(操作表示手段)14の画面部12
には、図3に示した自動炊飯を設定する設定表示部33
と、図4〜図6に示した自動炊飯の流れを表示する工程
表示部34および図7および図8に示した予約表示部3
5と図9および図10に示したメンテナンス表示部35
Aに全面切換可能である。操作部13は予約ボタン(ス
イッチ)36、設定ボタン(スイッチ)37、取消ボタ
ン(スイッチ)38、スタートボタン(スイッチ)39
を画面部12の下方位置で横並べして配置しているとと
もに、選択ボタン(スイッチ)40およびメンテナンス
ボタン(スイッチ)41を画面部12の右側方位置(左
側方位置でも可)に配置し、ここに、操作部13を操作
中に、画面部12がオペレータ(作業者)の腕,手等に
よって目隠しされるのを防止しているのであり、また、
操作部13には、図2で示しているメインスイッチ42
を含むものである。
には、図3に示した自動炊飯を設定する設定表示部33
と、図4〜図6に示した自動炊飯の流れを表示する工程
表示部34および図7および図8に示した予約表示部3
5と図9および図10に示したメンテナンス表示部35
Aに全面切換可能である。操作部13は予約ボタン(ス
イッチ)36、設定ボタン(スイッチ)37、取消ボタ
ン(スイッチ)38、スタートボタン(スイッチ)39
を画面部12の下方位置で横並べして配置しているとと
もに、選択ボタン(スイッチ)40およびメンテナンス
ボタン(スイッチ)41を画面部12の右側方位置(左
側方位置でも可)に配置し、ここに、操作部13を操作
中に、画面部12がオペレータ(作業者)の腕,手等に
よって目隠しされるのを防止しているのであり、また、
操作部13には、図2で示しているメインスイッチ42
を含むものである。
【0016】すなわち、炊飯モード(炊飯コース)を設
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するようになっており、前記設定ボタン(設定ス
イッチ)37の操作で炊飯モード(炊飯コース)を設定
してからでないと予約ボタン(予約スイッチ)36が操
作できない電気的インターロック手段(図示せず)を制
御部14に備えている。
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するようになっており、前記設定ボタン(設定ス
イッチ)37の操作で炊飯モード(炊飯コース)を設定
してからでないと予約ボタン(予約スイッチ)36が操
作できない電気的インターロック手段(図示せず)を制
御部14に備えている。
【0017】画面部12は図では横長長方形であって、
設定表示部33は、その上段左欄に「コースの設定」等
の文字表示部33A,上段右欄に「運転中か否か」の文
字表示部33Bを備え、中段左欄には上から下にかけて
「炊飯量」、「水加減」、「洗い方」、「モード」、
「ザル上」、「むらし」の各文字表示部33Cを備え、
これに対応して中段右欄に「炊飯量(図では 4.5升と
1.8Lのリットル表示」、「水加減量の多少」、洗い方
は「軽く、普通、念入」、モードは「自動1回、自動2
回、準備、洗米」、ザル上げむらしはそれぞれ時間表示
等の文字表示部33Dとされており、下段には次の作業
の指示(メッセージ)表示部(図では、「設定後、スタ
ートまたは予約を押す」を指示している)33Eがそれ
ぞれ区画されており、これら表示部はいずれも平面ディ
スプレイ、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズ
マディスプレイパネル(PDP)等とされている。
設定表示部33は、その上段左欄に「コースの設定」等
の文字表示部33A,上段右欄に「運転中か否か」の文
字表示部33Bを備え、中段左欄には上から下にかけて
「炊飯量」、「水加減」、「洗い方」、「モード」、
「ザル上」、「むらし」の各文字表示部33Cを備え、
これに対応して中段右欄に「炊飯量(図では 4.5升と
1.8Lのリットル表示」、「水加減量の多少」、洗い方
は「軽く、普通、念入」、モードは「自動1回、自動2
回、準備、洗米」、ザル上げむらしはそれぞれ時間表示
等の文字表示部33Dとされており、下段には次の作業
の指示(メッセージ)表示部(図では、「設定後、スタ
ートまたは予約を押す」を指示している)33Eがそれ
ぞれ区画されており、これら表示部はいずれも平面ディ
スプレイ、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、プラズ
マディスプレイパネル(PDP)等とされている。
【0018】選択ボタン40はその中心に選択主ボタン
40A、その上下に上下切換選択ボタン40B,40
C、その左右に、左右増減切換選択ボタン40D,40
Fを有している。すなわち、操作部13における設定ボ
タン37をオンにすると、画面部12は設定表示部33
になり、この設定表示部33において選択ボタン40を
オンにすることによってコースの設定が選択される。炊
飯量を設定するには選択ボタン40のオンによってまず
「炊飯量」が表示されるので、その炊飯量を増減すると
きは左右増減選択ボタン40D,40Eを操作すること
で希望(設定)した炊飯量が表示部33Dの上段に文字
表示され、次に、切換選択ボタン40Cをオンすれば表
示部33Cは「水加減」を表示し、ついで左右増減切換
ボタン40D,40Eを操作することで水加減量が設定
され、以下、同じ要領で「洗い方」、「モード」、「ザ
ル上」「むらし」とボタン40Cを操作して切換えると
ともにボタン40D,40Eをその都度操作することで
炊飯が希望通りに設定され、最後にメッセージが表示部
33Eに文字表示されるのである。
40A、その上下に上下切換選択ボタン40B,40
C、その左右に、左右増減切換選択ボタン40D,40
Fを有している。すなわち、操作部13における設定ボ
タン37をオンにすると、画面部12は設定表示部33
になり、この設定表示部33において選択ボタン40を
オンにすることによってコースの設定が選択される。炊
飯量を設定するには選択ボタン40のオンによってまず
「炊飯量」が表示されるので、その炊飯量を増減すると
きは左右増減選択ボタン40D,40Eを操作すること
で希望(設定)した炊飯量が表示部33Dの上段に文字
表示され、次に、切換選択ボタン40Cをオンすれば表
示部33Cは「水加減」を表示し、ついで左右増減切換
ボタン40D,40Eを操作することで水加減量が設定
され、以下、同じ要領で「洗い方」、「モード」、「ザ
ル上」「むらし」とボタン40Cを操作して切換えると
ともにボタン40D,40Eをその都度操作することで
炊飯が希望通りに設定され、最後にメッセージが表示部
33Eに文字表示されるのである。
【0019】なお、設定を途中で変更するときは、ボタ
ン40Bを操作し、表示部33Cを順次切換えて例えば
「洗い方」を選択し、「軽く」から「念入」にボタン4
0Eに変更して下段へと進むのであり、この表示におい
て文字部分を枠囲いして表示しても反転表示しても良
く、いずれにしても設定コースの各部を個々に表示する
のである。表示部33Eでメッセージが表示されると、
スタートボタン39または予約ボタン36をオンするこ
とによって、画面部12は図2〜図6に示す工程表示部
34又は図7及び図8で示す予約表示部35に全面切換
可能であるとともにメンテナンスボタン41を操作する
とメンテナンス表示部35Aに全面切換可能である。
ン40Bを操作し、表示部33Cを順次切換えて例えば
「洗い方」を選択し、「軽く」から「念入」にボタン4
0Eに変更して下段へと進むのであり、この表示におい
て文字部分を枠囲いして表示しても反転表示しても良
く、いずれにしても設定コースの各部を個々に表示する
のである。表示部33Eでメッセージが表示されると、
スタートボタン39または予約ボタン36をオンするこ
とによって、画面部12は図2〜図6に示す工程表示部
34又は図7及び図8で示す予約表示部35に全面切換
可能であるとともにメンテナンスボタン41を操作する
とメンテナンス表示部35Aに全面切換可能である。
【0020】図4に示した工程表示部34は、自動2回
で4升を設定したものであり、図5に示した工程表示部
34Bは手動着火を設定したものであり、図6に示した
工程表示部34Cは洗米準備を設定したものであり、い
ずれの表示部においても画面上段には設定表示欄34
C、画面中段左欄には工程の流れ表示欄34Dと炊飯機
の全体形状を描いた図形表示部34Eと画面下段にはメ
ッセージ表示部34Fを有し、図形表示部34Eにはそ
れぞれの工程中をランプ表示する表示部34Gを有し、
このランプ表示部34Gは工程の流れを白黒反転で表示
(工程中は黒色で、工程外は白色で表示)し、これに対
応して表示欄34Dの工程文字を白黒反転表示又は枠囲
い表示(文字の周りを囲む表示)し、工程の異常は例え
ば点滅表示等させるのである。
で4升を設定したものであり、図5に示した工程表示部
34Bは手動着火を設定したものであり、図6に示した
工程表示部34Cは洗米準備を設定したものであり、い
ずれの表示部においても画面上段には設定表示欄34
C、画面中段左欄には工程の流れ表示欄34Dと炊飯機
の全体形状を描いた図形表示部34Eと画面下段にはメ
ッセージ表示部34Fを有し、図形表示部34Eにはそ
れぞれの工程中をランプ表示する表示部34Gを有し、
このランプ表示部34Gは工程の流れを白黒反転で表示
(工程中は黒色で、工程外は白色で表示)し、これに対
応して表示欄34Dの工程文字を白黒反転表示又は枠囲
い表示(文字の周りを囲む表示)し、工程の異常は例え
ば点滅表示等させるのである。
【0021】例えば、図4では工程の流れのひとつであ
る「洗米」の文字を枠囲いするとともに洗米相当部を黒
色表示しているのであり、図5では「炊飯」の文字を枠
囲いするとともに炊飯相当部を黒色表示しているのであ
り、図6では「準備完了」の文字を枠囲いするとともに
完了相当部を黒色表示しているのである。すなわち、設
定ボタン37をオンにして設定表示部33を画面部12
に液晶等で現出させ、選択スイッチ40を操作して炊飯
工程を炊飯量等から順次設定し、スタートボタン39を
操作すると図4では図示の通り自動2回で4升の計量か
ら炊上りまでの工程を示した工程表示部34に全面切換
えられ、設定表示部33で手動着火を設定したときは図
5に示す工程表示部34Aが、設定表示部33で洗米準
備を設定したときは図6に示す工程表示部34Bがそれ
ぞれ全面切換で液晶等にて表示されるのである。
る「洗米」の文字を枠囲いするとともに洗米相当部を黒
色表示しているのであり、図5では「炊飯」の文字を枠
囲いするとともに炊飯相当部を黒色表示しているのであ
り、図6では「準備完了」の文字を枠囲いするとともに
完了相当部を黒色表示しているのである。すなわち、設
定ボタン37をオンにして設定表示部33を画面部12
に液晶等で現出させ、選択スイッチ40を操作して炊飯
工程を炊飯量等から順次設定し、スタートボタン39を
操作すると図4では図示の通り自動2回で4升の計量か
ら炊上りまでの工程を示した工程表示部34に全面切換
えられ、設定表示部33で手動着火を設定したときは図
5に示す工程表示部34Aが、設定表示部33で洗米準
備を設定したときは図6に示す工程表示部34Bがそれ
ぞれ全面切換で液晶等にて表示されるのである。
【0022】設定ボタン37を操作してから予約ボタン
36を操作すると、画面部12は図7に示す設定表示部
35と全面切換えられ、この状態で選択ボタン40を操
作することで図7に例示した文字が液晶等で表示され、
図では明日の12時30分に予約したものを例示してい
る。このとき、予約時間に余裕がないときにスタートボ
タン39を操作すると、時分表示部に最短時間を表示す
るとともにメッセージ表示部(図7の下段)に「時間に
余裕がありません」の文字によるメッセージを表示する
とともに音、光による警報を行うのであり、予約時間に
余裕があるとき(予約可能なとき)にスタートボタン3
9を操作すると図8に示す予約設定表示部を図示の如く
文字表示するのであり、このとき、取消ボタン38を操
作すると予約設定画面(図7の画面)に戻り、例えば1
0秒間表示し、この間に選択ボタン40によって再度予
約を設定できるのである。
36を操作すると、画面部12は図7に示す設定表示部
35と全面切換えられ、この状態で選択ボタン40を操
作することで図7に例示した文字が液晶等で表示され、
図では明日の12時30分に予約したものを例示してい
る。このとき、予約時間に余裕がないときにスタートボ
タン39を操作すると、時分表示部に最短時間を表示す
るとともにメッセージ表示部(図7の下段)に「時間に
余裕がありません」の文字によるメッセージを表示する
とともに音、光による警報を行うのであり、予約時間に
余裕があるとき(予約可能なとき)にスタートボタン3
9を操作すると図8に示す予約設定表示部を図示の如く
文字表示するのであり、このとき、取消ボタン38を操
作すると予約設定画面(図7の画面)に戻り、例えば1
0秒間表示し、この間に選択ボタン40によって再度予
約を設定できるのである。
【0023】また、メンテナンスボタン41を操作する
と画面部12は図9に示すメンテナンス表示部35Aに
処理する部分を表示(図では残米処理を文字囲いしてい
る)し、処理終了又は10秒間表示して表示を消すとと
もに図10で示すように現在時刻設定表示部35Aに全
面切換えられ、時刻は選択ボタン40で設定され、スタ
ートボタン39を操作するとその時刻は確定されるので
ある。すなわち、本発明に係る表示装置を有する炊飯機
の運転方法は、まず最初に設定ボタン37を操作してコ
ースの設定を行い、つまり、ボタン37を押して設定表
示部33を画面部12に現出して選択ボタン40によっ
てコースを設定してから予約ボタン36を操作して図7
の表示画面部35を現出して選択ボタン39で予約時間
等を選択して図8に示す画面部35を現出してから、ス
タートボタン39を操作して予約完了するとともに工程
表示部34に全面切換えて運転するのであり、これによ
れば、作業完了(炊上り(自動炊飯)、準備完了(洗米
準備)、洗米完了(洗米)のモード選択で時間に差があ
る)の時間を予約できるし、また、予約前にコースの設
定内容を表示することとなって誤ったコース設定による
予約をすることもないのである。
と画面部12は図9に示すメンテナンス表示部35Aに
処理する部分を表示(図では残米処理を文字囲いしてい
る)し、処理終了又は10秒間表示して表示を消すとと
もに図10で示すように現在時刻設定表示部35Aに全
面切換えられ、時刻は選択ボタン40で設定され、スタ
ートボタン39を操作するとその時刻は確定されるので
ある。すなわち、本発明に係る表示装置を有する炊飯機
の運転方法は、まず最初に設定ボタン37を操作してコ
ースの設定を行い、つまり、ボタン37を押して設定表
示部33を画面部12に現出して選択ボタン40によっ
てコースを設定してから予約ボタン36を操作して図7
の表示画面部35を現出して選択ボタン39で予約時間
等を選択して図8に示す画面部35を現出してから、ス
タートボタン39を操作して予約完了するとともに工程
表示部34に全面切換えて運転するのであり、これによ
れば、作業完了(炊上り(自動炊飯)、準備完了(洗米
準備)、洗米完了(洗米)のモード選択で時間に差があ
る)の時間を予約できるし、また、予約前にコースの設
定内容を表示することとなって誤ったコース設定による
予約をすることもないのである。
【0024】すなわち、炊飯モード(炊飯コース)を設
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するもので設定ボタン(設定スイッチ)37の操
作で炊飯モード(炊飯コース)を設定してからでないと
予約ボタン(予約スイッチ)36が操作できないように
しているのであり、また、予約ボタン36を操作して予
約時刻を設定するとき、現在時刻に炊飯モード(炊飯コ
ース)の作業時間を加算して予約時刻までの時間が短い
時には予約不能のメッセージを行うのである。
定する設定ボタン(設定スイッチ)37と、予約時刻を
設定する予約ボタン(予約スイッチ)36と、炊飯開始
を設定するスタートボタン(スタートスイッチ)39
と、を表示パネルに備え、前記各ボタン(スイッチ)3
6〜39を操作することで制御部14をマイコン処理し
て運転するもので設定ボタン(設定スイッチ)37の操
作で炊飯モード(炊飯コース)を設定してからでないと
予約ボタン(予約スイッチ)36が操作できないように
しているのであり、また、予約ボタン36を操作して予
約時刻を設定するとき、現在時刻に炊飯モード(炊飯コ
ース)の作業時間を加算して予約時刻までの時間が短い
時には予約不能のメッセージを行うのである。
【0025】ここで、メッセージは文字表示でも音、光
での警告でもよい。次に、一方の炊飯装置Aにおいてス
タートから終了までのフロー(工程)を説明すると、ま
ずオペレータがメインスイッチ42を入れると制御部1
4のマイコン装置がスイッチオンされて以下のフローで
制御される。まず本発明では設定ボタン37をオンする
と画面部12には図3に示した表示部33が現出され、
選択スイッチ40の操作でまずコースの設定を行う。予
約をするときは予約ボタン36を押して予約時刻をセッ
トし、予約しないときは、スタートボタン39を押す
(現在時刻セット等はメンテナンススイッチ41等で別
途行う)。
での警告でもよい。次に、一方の炊飯装置Aにおいてス
タートから終了までのフロー(工程)を説明すると、ま
ずオペレータがメインスイッチ42を入れると制御部1
4のマイコン装置がスイッチオンされて以下のフローで
制御される。まず本発明では設定ボタン37をオンする
と画面部12には図3に示した表示部33が現出され、
選択スイッチ40の操作でまずコースの設定を行う。予
約をするときは予約ボタン36を押して予約時刻をセッ
トし、予約しないときは、スタートボタン39を押す
(現在時刻セット等はメンテナンススイッチ41等で別
途行う)。
【0026】スタートボタン39を押すと画面部12は
図4〜図6の工程表示部34,34B,34Cに全面的
に切換えられ、選択スイッチ40で設定したコースが表
示され、予約ボタン36を押しているときは予約工程に
入り、所定の設定時刻になると計量工程に進み、予約ボ
タン36を操作していないときは直ちに計量工程に進
み、設定通りの計量を行う。計量工程では、選定された
炊飯量にしたがって、所定量の米が、貯米タンク7から
計量部8を介して洗米タンク15に排出される。計量部
8に於いては、排出した米の量を記憶し、積算し、メン
テナンススイッチ41による別途の工程で炊飯量表示部
にそのトータル炊飯量(1日または1週間等の所定期間
のトータル量)を表示可能としている。
図4〜図6の工程表示部34,34B,34Cに全面的
に切換えられ、選択スイッチ40で設定したコースが表
示され、予約ボタン36を押しているときは予約工程に
入り、所定の設定時刻になると計量工程に進み、予約ボ
タン36を操作していないときは直ちに計量工程に進
み、設定通りの計量を行う。計量工程では、選定された
炊飯量にしたがって、所定量の米が、貯米タンク7から
計量部8を介して洗米タンク15に排出される。計量部
8に於いては、排出した米の量を記憶し、積算し、メン
テナンススイッチ41による別途の工程で炊飯量表示部
にそのトータル炊飯量(1日または1週間等の所定期間
のトータル量)を表示可能としている。
【0027】計量工程が終わると、洗米、研米、オーバ
ーフロー工程に進む。洗米工程は、シャワー供給管21
から所定量の水を散水しつつ、攪拌手段18により洗米
タンク15内の米をかき混ぜ、洗う工程である。このと
き排水装置23の開閉弁は開かれており排水されてい
る。研米工程は、給水を止めて攪拌手段18を回転させ
る工程である。オーバーフロー工程は、排水装置23の
開閉弁を閉じ、シャワー供給管21から洗米タンク15
に給水しつつ、攪拌手段18で米をかき混ぜ、オーバー
フロー排水管23Aから排水を行い、最後に排水装置2
3の開閉弁を開いて洗米タンク15内の水を全部排水す
る工程である。
ーフロー工程に進む。洗米工程は、シャワー供給管21
から所定量の水を散水しつつ、攪拌手段18により洗米
タンク15内の米をかき混ぜ、洗う工程である。このと
き排水装置23の開閉弁は開かれており排水されてい
る。研米工程は、給水を止めて攪拌手段18を回転させ
る工程である。オーバーフロー工程は、排水装置23の
開閉弁を閉じ、シャワー供給管21から洗米タンク15
に給水しつつ、攪拌手段18で米をかき混ぜ、オーバー
フロー排水管23Aから排水を行い、最後に排水装置2
3の開閉弁を開いて洗米タンク15内の水を全部排水す
る工程である。
【0028】前記洗米工程と研米工程は複数回行われ、
オーバーフロー工程は最後に1回行われる。これらの工
程は、洗い方の選定によって左右され、所定の時間が経
過したかまたは所定の水量が供給されたかで制御され
る。上記工程が終了すると、洗米モードか否かが判断さ
れる。即ち、選択ボタン40によって「洗米」が選択さ
れていない場合は、ざる上げ工程に進む。ざる上げ工程
は、洗米タンク15内に於いて、水を切った状態で米を
所定時間保持する工程である。保持する時間はタイマー
セットボタンによってセットされた時間である。ざる上
げ待機中残り時間が表示部に表示される。
オーバーフロー工程は最後に1回行われる。これらの工
程は、洗い方の選定によって左右され、所定の時間が経
過したかまたは所定の水量が供給されたかで制御され
る。上記工程が終了すると、洗米モードか否かが判断さ
れる。即ち、選択ボタン40によって「洗米」が選択さ
れていない場合は、ざる上げ工程に進む。ざる上げ工程
は、洗米タンク15内に於いて、水を切った状態で米を
所定時間保持する工程である。保持する時間はタイマー
セットボタンによってセットされた時間である。ざる上
げ待機中残り時間が表示部に表示される。
【0029】設定表示部33で選択ボタン40によって
「炊飯準備」を選定している場合、このざる上げ工程で
一旦処理が中段され、図6で示すように空(から)の内
釜と交換して下さいのメッセージを出し、次のシャッタ
ー開工程に進まない。「炊飯自動」モードが選択されて
いる場合は、次のシャッター開工程に自動的に進む。前
記モードが「洗米」の場合、前記ざる上げ工程を飛ばし
て、シャッター開工程に進む。
「炊飯準備」を選定している場合、このざる上げ工程で
一旦処理が中段され、図6で示すように空(から)の内
釜と交換して下さいのメッセージを出し、次のシャッタ
ー開工程に進まない。「炊飯自動」モードが選択されて
いる場合は、次のシャッター開工程に自動的に進む。前
記モードが「洗米」の場合、前記ざる上げ工程を飛ばし
て、シャッター開工程に進む。
【0030】シャッター開工程は、シャッター30を開
いて蓋28の開口部を開放する工程である。シャッター
30が開くと、次の水加減工程に進む。水加減工程は、
選択ボタン40で選定した制御された水の量がシャワー
供給管21から洗米タンク15に給水される工程であ
る。次に、弁開工程に進む。この工程は排米部の排米弁
16を開き、洗米タンク15内の米と水を、炊飯部6の
内釜27に排出する工程である。
いて蓋28の開口部を開放する工程である。シャッター
30が開くと、次の水加減工程に進む。水加減工程は、
選択ボタン40で選定した制御された水の量がシャワー
供給管21から洗米タンク15に給水される工程であ
る。次に、弁開工程に進む。この工程は排米部の排米弁
16を開き、洗米タンク15内の米と水を、炊飯部6の
内釜27に排出する工程である。
【0031】そして次の弁閉工程により、排米弁16が
閉められ、次のシャッター閉工程によってシャッター3
0が蓋28の開口部を密閉する。洗米モードが選択され
ている場合は、以上の工程で終了となる。洗米モードで
ない場合、即ち炊飯自動モードの場合は、洗米完了工程
に進む。この工程は、案内ブザー等を鳴らしてオペレー
タに洗米完了を知らせる工程である。そして、次に浸し
工程に進む。この工程は、所定時間経過後に案内ブザー
等を鳴らしてオペレータに知らせる工程である。
閉められ、次のシャッター閉工程によってシャッター3
0が蓋28の開口部を密閉する。洗米モードが選択され
ている場合は、以上の工程で終了となる。洗米モードで
ない場合、即ち炊飯自動モードの場合は、洗米完了工程
に進む。この工程は、案内ブザー等を鳴らしてオペレー
タに洗米完了を知らせる工程である。そして、次に浸し
工程に進む。この工程は、所定時間経過後に案内ブザー
等を鳴らしてオペレータに知らせる工程である。
【0032】自動炊飯を設定しているときは自動着火の
信号で炊飯開始し、炊飯工程、むらし工程、炊上りとな
り終了し、表示部34には「ご飯を取り出して下さい」
のメッセージを表示する。一方、手動着火を設定してい
るときは、図5の表示部34Aとなっていて手動着火の
メッセージ(図5では「炊飯機に点火して下さい」のメ
ッセージ)を出し、点火すると、その後は、炊飯工程、
蒸らし工程、炊上り工程と進み、全工程を終了する。
信号で炊飯開始し、炊飯工程、むらし工程、炊上りとな
り終了し、表示部34には「ご飯を取り出して下さい」
のメッセージを表示する。一方、手動着火を設定してい
るときは、図5の表示部34Aとなっていて手動着火の
メッセージ(図5では「炊飯機に点火して下さい」のメ
ッセージ)を出し、点火すると、その後は、炊飯工程、
蒸らし工程、炊上り工程と進み、全工程を終了する。
【0033】以上の工程が左側炊飯装置Aであり、右側
炊飯装置Bを運転制御するには、図1で示した左右切換
スイッチ100を操作することで上述と同様の工程が右
側炊飯装置Bでも実行されるのである。すなわち、図1
3で示すように、S−1は初期画面、S−2は設定スイ
ッチ37のオンであり、これによってS−3では左設定
画面が表示され、再度設定スイッチ37をオンするか左
右切換スイッチ100をステップS−4でオンするとS
−5では右設定画面が切換表示され、それぞれ選択S−
6,S−7のステップとなり、ここでスタートボタン3
9をオンすると左右工程画面がステップS−8,S−9
で表示されてステップS−10,S−11によって左右
の工程画面が表示され、スイッチ100の切換が可能と
なり、左右工程の終了ステップS−12,S−13とな
り、初期画面に戻るのであり、ステップS−14では設
定スイッチ37を再度オンするとフィードバックされる
のである。
炊飯装置Bを運転制御するには、図1で示した左右切換
スイッチ100を操作することで上述と同様の工程が右
側炊飯装置Bでも実行されるのである。すなわち、図1
3で示すように、S−1は初期画面、S−2は設定スイ
ッチ37のオンであり、これによってS−3では左設定
画面が表示され、再度設定スイッチ37をオンするか左
右切換スイッチ100をステップS−4でオンするとS
−5では右設定画面が切換表示され、それぞれ選択S−
6,S−7のステップとなり、ここでスタートボタン3
9をオンすると左右工程画面がステップS−8,S−9
で表示されてステップS−10,S−11によって左右
の工程画面が表示され、スイッチ100の切換が可能と
なり、左右工程の終了ステップS−12,S−13とな
り、初期画面に戻るのであり、ステップS−14では設
定スイッチ37を再度オンするとフィードバックされる
のである。
【0034】図11は工程表示部34において図形表示
部34Eについて左右2基の炊飯装置A,Bを文字表示
部34Dの右側に区画しており、図12においては左右
2基の炊飯装置A,Bの図形表示部34Eを文字表示部
34Dの左右に区画しており、いずれも運転中のものに
ついては図で実線で示すように例えば画面を明るくし、
運転中以外のものについては点線で示すように画面を暗
くするようにして運転中か否かを判別可能としているの
である。
部34Eについて左右2基の炊飯装置A,Bを文字表示
部34Dの右側に区画しており、図12においては左右
2基の炊飯装置A,Bの図形表示部34Eを文字表示部
34Dの左右に区画しており、いずれも運転中のものに
ついては図で実線で示すように例えば画面を明るくし、
運転中以外のものについては点線で示すように画面を暗
くするようにして運転中か否かを判別可能としているの
である。
【0035】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、炊飯
装置を複数基設けた場合でもこれを制御する操作表示手
段はひとつであることから、操作性が向上できるし、コ
ストダウンができる。
装置を複数基設けた場合でもこれを制御する操作表示手
段はひとつであることから、操作性が向上できるし、コ
ストダウンができる。
【図1】炊飯機の全体を示す正面図である。
【図2】炊飯機の全体を示す側面図である。
【図3】設定表示部と操作部とを示す前面図である。
【図4】自動炊飯を設定した工程表示部と操作部を示す
前面図である。
前面図である。
【図5】手動着火の工程表示部の前面図である。
【図6】洗米準備の工程表示部の前面図である。
【図7】予約設定表示部の前面図である。
【図8】予約工程表示部の前面図である。
【図9】メンテナンス設定表示部の前面図である。
【図10】メンテナンスを設定した工程の前面図であ
る。
る。
【図11】工程表示部を示し、(1)は左側運転中、
(2)は右側運転中である。
(2)は右側運転中である。
【図12】工程表示部を示し、(1)は左側運転中、
(2)は右側運転中である。
(2)は右側運転中である。
【図13】左右フローの切換を示している。
1 炊飯機 12 画面部 13 操作部 14 操作表示手段 33 設定表示部 34 工程表示部 A 炊飯装置 B 炊飯装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−42033(JP,A) 特開 平8−280534(JP,A) 特開 平6−323730(JP,A) 特開 平8−336460(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/14 - 27/18 A47J 27/00
Claims (3)
- 【請求項1】 洗米部(5)と炊飯部(6)とを有する
一対の炊飯装置(A)(B)を左右に並設し、この左右
の炊飯装置(A)(B)を制御するひとつの操作表示手
段(14)を備え、 この操作表示手段(14)は、画面部(12)と操作部
(13)とを有する表示パネルで構成され、画面部(1
2)には、自動炊飯を設定する設定表示部(33)と自
動炊飯の流れを表示する工程表示部(34)とが全面切
換可能として備えられており、 前記工程表示部(34)は、工程の流れを文字表示する
文字表示部(34D)と、左右に並設した炊飯装置
(A)(B)を図形化して表示する図形表示部(34
E)とが左右に区画されて画面部(12)に表示され、図形表示部(34E)には、左右2基の炊飯装置(A)
(B)の図形表示が左右に並べて表示され、左右の炊飯
装置(A)(B)の内の、運転中のもの(A)又は
(B)の図形表示が、文字表示部(34D)と隣合うよ
うに、且つ運転中でないもの(B)又は(A)の図形表
示よりも明るく表示されるように構成されている ことを
特徴とする業務用炊飯装置。 - 【請求項2】 工程表示部(34)は、左側運転中画面
で前記図形表示部(34E)が右側で文字表示部(34
D)が左側に配置され、右側運転中画面で前記図形表示
部(34E)が左側で文字表示部(34D)が右側に配
置されることを特徴とする請求項1に記載の業務用炊飯
装置。 - 【請求項3】 設定表示部(33)は、左側の炊飯装置
(A)の設定を行う場合の左設定画面と、右側の炊飯装
置(B)の設定を行う場合の右設定画面とが切換表示さ
れるように構成されていることを特徴とする請求項1又
は2に記載の業務用炊飯装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12602097A JP3352357B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 業務用炊飯装置 |
KR10-1998-0009450A KR100455874B1 (ko) | 1997-05-15 | 1998-03-19 | 업무용취반기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12602097A JP3352357B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 業務用炊飯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314022A JPH10314022A (ja) | 1998-12-02 |
JP3352357B2 true JP3352357B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=14924735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12602097A Expired - Fee Related JP3352357B2 (ja) | 1997-05-15 | 1997-05-15 | 業務用炊飯装置 |
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-
1997
- 1997-05-15 JP JP12602097A patent/JP3352357B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH10314022A (ja) | 1998-12-02 |
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