JP2882421B2 - フッ素樹脂ライニング薬品容器とその製造方法 - Google Patents
フッ素樹脂ライニング薬品容器とその製造方法Info
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐薬品性を有する金属製容器とその製造方
法に関する。
法に関する。
従来、金属製の大型容器を上下の分割型に形成して組
み立てると共に、容器内に厚さ1mm以上の合成樹脂製の
内装袋を挿入して、耐薬品性を有する金属製大型容器を
製造する方法が行われている。
み立てると共に、容器内に厚さ1mm以上の合成樹脂製の
内装袋を挿入して、耐薬品性を有する金属製大型容器を
製造する方法が行われている。
そして、容器の内面に耐薬品性を持たせる手段として
は、前記手段のほかに、容器内面に静電塗装によりライ
ニングを施す手段がある。
は、前記手段のほかに、容器内面に静電塗装によりライ
ニングを施す手段がある。
また、金属製容器の内面に分割された合成樹脂製シー
トを、接着剤で接着し、その各シートの端部を、プラス
チック溶接で接着して、耐薬品性のシートライニング層
を形成する手段がある。
トを、接着剤で接着し、その各シートの端部を、プラス
チック溶接で接着して、耐薬品性のシートライニング層
を形成する手段がある。
そして、薬液等を収容した容器の口筒部に注出筒を連
結するのに、口部筒と注出筒の間にOリングを介挿して
いる。
結するのに、口部筒と注出筒の間にOリングを介挿して
いる。
前記容器内に内装袋を挿入したものは、内装袋の外面
が、金属製容器の内面に完全に密着せず、薬品の浸透性
が高くなる。
が、金属製容器の内面に完全に密着せず、薬品の浸透性
が高くなる。
そして、静電塗装により形成されるライニングは、厚
さが0.5mm以下であって、耐食性に難がある。
さが0.5mm以下であって、耐食性に難がある。
また、シートライニングは、溶接部分に不純物の混入
する虞れがあり、そして、不純物が混入すると、その部
分の耐薬品性が劣化する。さらに、広範囲のプラスチッ
ク溶接を、完全に行うことが困難で、多くの手作業を必
要とし、コスト高となる。
する虞れがあり、そして、不純物が混入すると、その部
分の耐薬品性が劣化する。さらに、広範囲のプラスチッ
ク溶接を、完全に行うことが困難で、多くの手作業を必
要とし、コスト高となる。
そして、Oリングは、締め付け力を一定に保つために
トルクレンチを用いなければならず、面倒であり、しか
も時間もかかる。
トルクレンチを用いなければならず、面倒であり、しか
も時間もかかる。
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、耐薬
品性に優れ、Oリングの締め付けも容易で、コストも安
い耐薬品性を備えた金属製容器とその製造方法とするこ
とを技術的課題とする。
品性に優れ、Oリングの締め付けも容易で、コストも安
い耐薬品性を備えた金属製容器とその製造方法とするこ
とを技術的課題とする。
第1の発明は、金属製の容器本体1の口部2に、口部
筒当接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12を
設けた合成樹脂製の口部筒10を嵌着し、前記容器本体1
の内面に溶着して形成したフッ素樹脂ライニング層3を
設け、また、容器本体1の外面に塗着して形成した樹脂
被膜4を設け、そして、前記口部筒10内に、合成樹脂製
の注出筒20を嵌入し、この注出筒20は、前記口部筒10の
口部筒当接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁
12に対向する、注出筒当接面23とOリング押圧面21、及
び、注出筒側壁面22を設け、この注出筒20の注出筒当接
面23が、前記口部筒当接面13に当接された状態で、Oリ
ング押圧面21が、前記Oリング載置面11に載置したOリ
ング30を押圧すると共に、前記口部筒側壁12と注出筒側
壁22とで、前記Oリング30の両側部を押圧するように形
成してフッ素樹脂ライニング薬品容器とした。
筒当接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12を
設けた合成樹脂製の口部筒10を嵌着し、前記容器本体1
の内面に溶着して形成したフッ素樹脂ライニング層3を
設け、また、容器本体1の外面に塗着して形成した樹脂
被膜4を設け、そして、前記口部筒10内に、合成樹脂製
の注出筒20を嵌入し、この注出筒20は、前記口部筒10の
口部筒当接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁
12に対向する、注出筒当接面23とOリング押圧面21、及
び、注出筒側壁面22を設け、この注出筒20の注出筒当接
面23が、前記口部筒当接面13に当接された状態で、Oリ
ング押圧面21が、前記Oリング載置面11に載置したOリ
ング30を押圧すると共に、前記口部筒側壁12と注出筒側
壁22とで、前記Oリング30の両側部を押圧するように形
成してフッ素樹脂ライニング薬品容器とした。
第2の発明は、金属製の容器本体1の口部2に、口部
筒当接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12を
設けた合成樹脂製の口部筒10を嵌着し、この容器本体1
内に熱溶融性フッ素樹脂を送入して、容器本体1を加熱
下で回転させながら、前記樹脂を溶融した後、容器本体
1を回転させながら前記樹脂を冷却し、容器本体1の内
面にフッ素樹脂ライニング層3を形成し、また、前記容
器本体1を回転させながら、容器本体1の外面に樹脂液
を塗着して、容器本体1の外面に樹脂被膜4を形成し、
そして、前記口部筒10内に、合成樹脂製の注出筒20を嵌
入し、この注出筒20は、前記口部筒10の口部筒当接面13
とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12に対向する、
注出筒当接面23とOリング押圧面21、及び、注出筒側壁
22を設け、この注出筒20の注出筒当接面23が、前記口部
筒当接面13に当接された状態で、Oリング押圧面21が、
前記Oリング載置面11に載置したOリング30を押圧する
と共に、前記口部筒側壁12と注出筒側壁22とで、前記O
リング30の両側部を押圧するように形成するフッ素樹脂
ライニング薬品容器の製造方法とした。
筒当接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12を
設けた合成樹脂製の口部筒10を嵌着し、この容器本体1
内に熱溶融性フッ素樹脂を送入して、容器本体1を加熱
下で回転させながら、前記樹脂を溶融した後、容器本体
1を回転させながら前記樹脂を冷却し、容器本体1の内
面にフッ素樹脂ライニング層3を形成し、また、前記容
器本体1を回転させながら、容器本体1の外面に樹脂液
を塗着して、容器本体1の外面に樹脂被膜4を形成し、
そして、前記口部筒10内に、合成樹脂製の注出筒20を嵌
入し、この注出筒20は、前記口部筒10の口部筒当接面13
とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12に対向する、
注出筒当接面23とOリング押圧面21、及び、注出筒側壁
22を設け、この注出筒20の注出筒当接面23が、前記口部
筒当接面13に当接された状態で、Oリング押圧面21が、
前記Oリング載置面11に載置したOリング30を押圧する
と共に、前記口部筒側壁12と注出筒側壁22とで、前記O
リング30の両側部を押圧するように形成するフッ素樹脂
ライニング薬品容器の製造方法とした。
第3の発明は、第2の発明のフッ素樹脂ライニング薬
品容器の製造方法において、容器本体1内に熱溶融性フ
ッ素樹脂を送入して、容器本体1を加熱下で回転させな
がら、前記樹脂を溶融する代わりに、容器本体1内に溶
融したフッ素樹脂を注入するフッ素樹脂ライニング薬品
容器の製造方法とした。
品容器の製造方法において、容器本体1内に熱溶融性フ
ッ素樹脂を送入して、容器本体1を加熱下で回転させな
がら、前記樹脂を溶融する代わりに、容器本体1内に溶
融したフッ素樹脂を注入するフッ素樹脂ライニング薬品
容器の製造方法とした。
第1の発明は、口部筒10のOリング載置面11に、Oリ
ング30を載置して、口部筒10内に注出筒20を嵌合し、ナ
ット35などの締め具で締め付けると、注出筒20は下降
し、注出筒当接面23が、口部筒10の口部筒当接面13に当
接して停止する。
ング30を載置して、口部筒10内に注出筒20を嵌合し、ナ
ット35などの締め具で締め付けると、注出筒20は下降
し、注出筒当接面23が、口部筒10の口部筒当接面13に当
接して停止する。
そうすると、Oリング30は、Oリング載置面11とOリ
ング押圧面21の間、及び、口部筒側壁12と注出筒壁側22
の間の4箇所で4方より適度な押圧力で押圧される。
ング押圧面21の間、及び、口部筒側壁12と注出筒壁側22
の間の4箇所で4方より適度な押圧力で押圧される。
そして、内溶液が外部に漏出するには、Oリング30と
接するOリング載置面11、及び、口部筒側壁12の2箇所
のいずれかを通るものである。
接するOリング載置面11、及び、口部筒側壁12の2箇所
のいずれかを通るものである。
第2の発明は、金属製の容器本体1内に、熱溶融性樹
脂を送入して、容器本体1を加熱下で回転させながら前
記樹脂を溶融した後、容器本体1を回転させながら冷却
し、容器本体1の内面に厚いフッ素樹脂ライニング層3
を形成する。
脂を送入して、容器本体1を加熱下で回転させながら前
記樹脂を溶融した後、容器本体1を回転させながら冷却
し、容器本体1の内面に厚いフッ素樹脂ライニング層3
を形成する。
また、前記容器本体1を回転させながら、容器本体1
の外面に樹脂液を塗着して、容器本体1の外面に樹脂被
膜4を形成する。
の外面に樹脂液を塗着して、容器本体1の外面に樹脂被
膜4を形成する。
そして、口部筒10のOリング載置面11に、Oリング30
を載置して、口部筒10内に注出筒20を挿入して、注出筒
20を下圧するように押圧すると、注出筒20は、注出筒当
接面23が、口部筒10の口部筒当接面13に当接するまで下
降して停止する。
を載置して、口部筒10内に注出筒20を挿入して、注出筒
20を下圧するように押圧すると、注出筒20は、注出筒当
接面23が、口部筒10の口部筒当接面13に当接するまで下
降して停止する。
そうすると、前記Oリング30は、口部筒10のOリング
載置面11と、注出筒20のOリング押圧面21の間、及び、
口部筒10の口部筒側壁12と、注出筒10の注出筒側壁22の
間で、適度な押圧力で押圧されて、口部筒10と注出筒20
の間を密閉する。
載置面11と、注出筒20のOリング押圧面21の間、及び、
口部筒10の口部筒側壁12と、注出筒10の注出筒側壁22の
間で、適度な押圧力で押圧されて、口部筒10と注出筒20
の間を密閉する。
第3の発明は、第1の発明のフッ素樹脂ライニング薬
品容器の製造方法において、容器本体1内に熱溶融性フ
ッ素樹脂を送入して、容器本体1を加熱下で回転させな
がら、前記樹脂を溶融する代わりに、容器本体1内に溶
融したフッ素樹脂を注入する。
品容器の製造方法において、容器本体1内に熱溶融性フ
ッ素樹脂を送入して、容器本体1を加熱下で回転させな
がら、前記樹脂を溶融する代わりに、容器本体1内に溶
融したフッ素樹脂を注入する。
第1図は、第1の発明ないし第3の発明の実施例のフ
ッ素樹脂ライニング薬品容器とその製造方法の説明用で
図である。
ッ素樹脂ライニング薬品容器とその製造方法の説明用で
図である。
そして、前記第2の発明の製造方法の発明の実施例で
製造される容器が、前記第1の発明の一実施例の容器で
あるので、以下、第1の発明の実施例と第2の発明の実
施例の説明を併せて行うこととする。
製造される容器が、前記第1の発明の一実施例の容器で
あるので、以下、第1の発明の実施例と第2の発明の実
施例の説明を併せて行うこととする。
第1の発明と第2の発明の実施例は、ステンレススチ
ール製で100l収容できる大きさの容器本体1を設け、こ
の容器本体1の口部2に、四フッ化エチレン樹脂(PTF
E)で形成した口部筒10を嵌着する。
ール製で100l収容できる大きさの容器本体1を設け、こ
の容器本体1の口部2に、四フッ化エチレン樹脂(PTF
E)で形成した口部筒10を嵌着する。
そして、前記容器本体1は、鋼鉄製とすることも可能
である。
である。
前記口部筒10は、上面に口部筒当接面13を備え、内側
にOリング載置面11、及び、Oリング載置面11の上方に
口部筒側壁12を設けたものである。
にOリング載置面11、及び、Oリング載置面11の上方に
口部筒側壁12を設けたものである。
そして、容器本体1を、図示してない一対の支持ロー
ラの上に載せて、350℃の温度に加熱しながら回転さ
せ、熱溶融性フッ素樹脂である四フッ化エチレンとパー
フルオロアルコキシエチレンとの共重合体(PFA)を送
入した。
ラの上に載せて、350℃の温度に加熱しながら回転さ
せ、熱溶融性フッ素樹脂である四フッ化エチレンとパー
フルオロアルコキシエチレンとの共重合体(PFA)を送
入した。
そして、前記フッ素樹脂が溶融した後、容器本体1を
回転させながら、前記樹脂を冷却し、容器本体1の内面
に厚さ2mmのライニング層3を形成した。
回転させながら、前記樹脂を冷却し、容器本体1の内面
に厚さ2mmのライニング層3を形成した。
さらに、前記の熱溶融性フッ素樹脂としては、四フッ
化エチレンとエチレンとの共重合体(ETFE)等がある。
化エチレンとエチレンとの共重合体(ETFE)等がある。
そして、前記樹脂(PFA)の加熱温度は320℃〜400℃
が好ましい。
が好ましい。
また、前記容器本体1の内側に図示してない支持体を
送入し、この支持体で、容器本体1を回転させながら、
容器本体1の外面にポリエチレン樹脂液を塗着して厚さ
0.2mmのコーティングを行って、樹脂被膜4を形成し
た。
送入し、この支持体で、容器本体1を回転させながら、
容器本体1の外面にポリエチレン樹脂液を塗着して厚さ
0.2mmのコーティングを行って、樹脂被膜4を形成し
た。
そして、前記コーティングは、厚さ0.1mm以上を必要
とし、コーティング樹脂としては、前記ポリエチレン
(PE)のほかに、ポリプロピレン(PP)、塩化ポリビニ
ル(PVC)等がある。
とし、コーティング樹脂としては、前記ポリエチレン
(PE)のほかに、ポリプロピレン(PP)、塩化ポリビニ
ル(PVC)等がある。
前記口部筒10内には、四フッ化エチレン樹脂(PTFE)
からなる合成樹脂製の注出筒20が嵌入してある。
からなる合成樹脂製の注出筒20が嵌入してある。
この注出筒20は、前記口部筒10の口部筒当接面13とO
リング載置面11、及び、口部筒側壁12に対向する注出筒
当接面23とOリング押圧面21、及び、注出筒側壁22を設
けてある。
リング載置面11、及び、口部筒側壁12に対向する注出筒
当接面23とOリング押圧面21、及び、注出筒側壁22を設
けてある。
そして、注出筒20の注出筒当接面23が、前記口部筒当
接面13に当接された状態で固定できるように、ナット35
が口部筒10に螺着され、ナット35の内向きフランジが注
出筒20のフランジを押圧するように形成されている。
接面13に当接された状態で固定できるように、ナット35
が口部筒10に螺着され、ナット35の内向きフランジが注
出筒20のフランジを押圧するように形成されている。
そして、前記ナット35は、注出筒20と一体に形成する
ことも可能である。
ことも可能である。
さらに、前記のように、注出筒当接面23が、前記口部
筒当接面13に当接した状態で、Oリング押圧面21が、前
記Oリング載置面11に載置したOリング30をを押圧する
と共に、前記口部筒側壁12と注出筒側壁22で、前記Oリ
ング30の両側部を押圧するように形成するフッ素樹脂ラ
イニング薬品容器を製造した。
筒当接面13に当接した状態で、Oリング押圧面21が、前
記Oリング載置面11に載置したOリング30をを押圧する
と共に、前記口部筒側壁12と注出筒側壁22で、前記Oリ
ング30の両側部を押圧するように形成するフッ素樹脂ラ
イニング薬品容器を製造した。
そして、前記実施例によりフッ素樹脂ライニング層3
を厚さ2mmに形成した実施例は、容器本体1内に厚さ2mm
の内装袋を挿入した 比較例と比較して、塩酸を収容した場合に、塩素イオン
のバリア性は約4倍となった。
を厚さ2mmに形成した実施例は、容器本体1内に厚さ2mm
の内装袋を挿入した 比較例と比較して、塩酸を収容した場合に、塩素イオン
のバリア性は約4倍となった。
第3の発明の実施例は、第2の発明の実施例が、容器
本体1内に熱溶融性フッ素樹脂を送入して、容器本体1
を加熱下で回転させながら前記樹脂を溶融した後、容器
本体1を回転させながら前記樹脂を冷却して、容器本体
1内にフッ素樹脂ライニング層3を形成したのに対し、
容器本体1内に溶融したフッ素樹脂を注入して、容器本
体1を回転させながら、前記樹脂を冷却して、容器本体
1内にフッ素樹脂ライニング層3を形成するものであ
る。
本体1内に熱溶融性フッ素樹脂を送入して、容器本体1
を加熱下で回転させながら前記樹脂を溶融した後、容器
本体1を回転させながら前記樹脂を冷却して、容器本体
1内にフッ素樹脂ライニング層3を形成したのに対し、
容器本体1内に溶融したフッ素樹脂を注入して、容器本
体1を回転させながら、前記樹脂を冷却して、容器本体
1内にフッ素樹脂ライニング層3を形成するものであ
る。
本発明のフッ素樹脂ライニング薬品容器は、注出筒20
の注出筒当接面23が、口部筒当接面13に当接された状態
で、Oリング押圧面21が、Oリング載置面11に載置した
Oリング30を押圧すると共に、前記口部筒側壁12と注出
筒側壁22とで、前記Oリング30の両側部を押圧するよう
に形成したものである。
の注出筒当接面23が、口部筒当接面13に当接された状態
で、Oリング押圧面21が、Oリング載置面11に載置した
Oリング30を押圧すると共に、前記口部筒側壁12と注出
筒側壁22とで、前記Oリング30の両側部を押圧するよう
に形成したものである。
したがって、注出筒20は、トルクレンチを必要としな
いで、Oリング30を適度な一定の押圧力で押圧できるも
のとなり、Oリング30を強く締め付けすぎて密封力を低
下させないものを得ることができた。
いで、Oリング30を適度な一定の押圧力で押圧できるも
のとなり、Oリング30を強く締め付けすぎて密封力を低
下させないものを得ることができた。
さらに、Oリング30を、Oリング押圧面21と注出筒側
壁22、及び、Oリング載置面11と口部筒側壁12の4面で
圧接しており、容器本体1の内外は、直列状の形成され
た2箇所で封鎖され、小さな圧接力で大きな液圧を封鎖
できるようになった。
壁22、及び、Oリング載置面11と口部筒側壁12の4面で
圧接しており、容器本体1の内外は、直列状の形成され
た2箇所で封鎖され、小さな圧接力で大きな液圧を封鎖
できるようになった。
また、本発明は、金属製の容器本体1を回転させなが
ら、容器本体1内の溶融したフッ素樹脂を冷却して、容
器本体1の内面に、フッ素樹脂ライニング層3を形成す
るものである。
ら、容器本体1内の溶融したフッ素樹脂を冷却して、容
器本体1の内面に、フッ素樹脂ライニング層3を形成す
るものである。
したがって、フッ素樹脂ライニング層3は、所望の厚
さに形成することができ、また、フッ素樹脂ライニング
層3は、容器本体1の内面に一体的に完全に密着し、浸
透圧逆流があり、バリア性が極めて高いものを得ること
ができる。
さに形成することができ、また、フッ素樹脂ライニング
層3は、容器本体1の内面に一体的に完全に密着し、浸
透圧逆流があり、バリア性が極めて高いものを得ること
ができる。
また、容器本体1を回転させながら、容器本体1の外
面に樹脂液を塗着して樹脂被膜4を形成したので、容器
本体1の外面も耐食性に優れた被膜で覆われた。
面に樹脂液を塗着して樹脂被膜4を形成したので、容器
本体1の外面も耐食性に優れた被膜で覆われた。
第1図は本発明の実施例の説明用の図である。 1…容器本体、2…口部、3…フッ素樹脂ライニング
層、4…樹脂被膜、10…口部筒、11…Oリング載置面、
12…口部筒側壁、13…口部筒当接面、20…注出筒、21…
Oリング押圧面、22…注出筒側壁、23…注出筒当接面、
30…Oリング。
層、4…樹脂被膜、10…口部筒、11…Oリング載置面、
12…口部筒側壁、13…口部筒当接面、20…注出筒、21…
Oリング押圧面、22…注出筒側壁、23…注出筒当接面、
30…Oリング。
Claims (3)
- 【請求項1】金属製の容器本体1の口部2に、口部筒当
接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12を設け
た合成樹脂製の口部筒10を嵌着し、前記容器本体1の内
面に溶着して形成したフッ素樹脂ライニング層3を設
け、また、容器本体1の外面に塗着して形成した樹脂被
膜4を設け、そして、前記口部筒10内に、合成樹脂製の
注出筒20を嵌入し、この注出筒20は、前記口部筒10の口
部筒当接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12
に対向する、注出筒当接面23とOリング押圧面21、及
び、注出筒側壁22を設け、この注出筒20の注出筒当接面
23が、前記口部筒当接面13に当接された状態で、Oリン
グ押圧面21が、前記Oリング載置面11に載置したOリン
グ30を押圧すると共に、前記口部筒側壁12と注出筒側壁
22とで、前記Oリング30の両側部を押圧するように形成
したフッ素樹脂ライニング薬品容器 - 【請求項2】金属製の容器本体1の口部2に、口部筒当
接面13とOリング載置面11、及び、口部筒側壁12を設け
た合成樹脂製の口部筒10を嵌着し、この容器本体1内に
熱溶融性フッ素樹脂を送入して、容器本体1を加熱下で
回転させながら、前記樹脂を溶融した後、容器本体1を
回転させながら前記樹脂を冷却し、容器本体1の内面に
フッ素樹脂ライニング層3を形成し、また、前記容器本
体1を回転させながら、容器本体1の外面に樹脂液を塗
着して、容器本体1の外面に樹脂被膜4を形成し、そし
て、前記口部筒10内に、合成樹脂製の注出筒20を嵌入
し、この注出筒20は、前記口部筒10の口部筒当接面13と
Oリング載置面11、及び、口部筒側壁12に対向する、注
出筒当接面23とOリング押圧面21、及び、注出筒側壁22
を設け、この注出筒20の注出筒当接面23が、前記口部筒
当接面13に当接された状態で、Oリング押圧面21が、前
記Oリング載置面11に載置したOリング30を押圧すると
共に、前記口部筒側壁12と注出筒側壁22とで、前記Oリ
ング30の両側部を押圧するように形成するフッ素樹脂ラ
イニング薬品容器の製造方法。 - 【請求項3】請求項2記載のフッ素樹脂ライニング薬品
容器の製造方法において、容器本体1内に熱溶融性フッ
素樹脂を送入して、容器本体1を加熱下で回転させなが
ら、前記樹脂を溶融する代わりに、容器本体1内に溶融
したフッ素樹脂を注入するフッ素樹脂ライニング薬品容
器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2338899A JP2882421B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | フッ素樹脂ライニング薬品容器とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2338899A JP2882421B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | フッ素樹脂ライニング薬品容器とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04201854A JPH04201854A (ja) | 1992-07-22 |
JP2882421B2 true JP2882421B2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=18322399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2338899A Expired - Lifetime JP2882421B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | フッ素樹脂ライニング薬品容器とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2882421B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253433A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Kurimoto Ltd | 表裏面の塗装方法 |
WO2020241128A1 (ja) | 2019-05-28 | 2020-12-03 | セントラル硝子株式会社 | β-ジケトン保存容器及び充填方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP2338899A patent/JP2882421B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010253433A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Kurimoto Ltd | 表裏面の塗装方法 |
WO2020241128A1 (ja) | 2019-05-28 | 2020-12-03 | セントラル硝子株式会社 | β-ジケトン保存容器及び充填方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04201854A (ja) | 1992-07-22 |
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