JP2881112B2 - 断熱屋根パネル及びその接続構造 - Google Patents
断熱屋根パネル及びその接続構造Info
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Description
断熱屋根パネル及びその接続構造に関する。
な形状の屋根パネルが提案されており、その一例として
表面が凹凸状に形成された屋根パネル1′、或いは表面
がフラットに形成された屋根パネル1″等が知られてい
る。先ず、表面が凹凸状に形成された屋根パネル1′と
しては、例えば図7に示すように、発泡材2′の表面に
幅方向に間隔をあけて複数のリブ50を突設させると共
に、発泡材2′の表裏面に沿って金属外皮3′,4′を
夫々被覆したものが知られている。そして、この屋根パ
ネル1′を施工するにあたっては、図7(b)に示すよ
うに、屋根パネル1′の幅方向の両端部に位置するリブ
50を接合部とし、この接合部間にパッキン16′を介
挿し、接合部の一方のリブ50を固定金具80を介して
屋根下地材に固定すると共に、接合部の両方のリブ5
0,50の上面に亘って断面山形状の防水キャップ81
を装着することにより、接合部からの雨水の浸入を防ぐ
ようにしていた。
ネル1″は、例えば図8に示すように、断熱材90の表
面を覆う面板部91から構成され、複数の断熱材90を
隙間をあけて屋根下地材92の上に並べ、この断熱材9
0の上面を屋根パネル1″で覆うと共に、隙間内に凹溝
93aを有する吊子93を配置し、吊子93の両端部を
固定具94にて屋根下地材92に固定し、屋根下地材9
2のルーフィング95上に吊子93の凹溝93aを包囲
する内樋96を固定し、この内樋96の上方を目地カバ
ー97で覆うようにしていた。
リブ50付き屋根パネル1′は、リブ50の間が排水溝
として機能するため、屋根パネル1′の接合部における
両リブ50の頂部に雨水が流れ難い構造となっている
が、表面が凹凸状であるために風の影響が屋根パネル
1′の各部によって異なり、殊にリブ50の頂部では風
の影響が強くなり、強い雨風のときには、屋根パネル
1′の接合部におけるリブ50の頂部に風や雨水が強く
当たり、リブ50の裾部から防水キャップ81の裏面側
に至る矢印方向Cに沿って雨水が吹き込み、この場合、
雨水がパッキン16′を浸透して雨漏りが生じるという
問題がある。このため、従来では、屋根パネル1′の施
工時において風の方向を考慮したり、或いは防水キャッ
プ81とリブ50との隙間を無くす方法を考慮したりす
る必要があった。
ネル1″では、屋根全面に同一条件で風や雨水が流れ、
しかも屋根パネル1″の接合部には目地カバー97や内
樋96が設置されているため、図7の屋根パネル1″の
ような雨漏りが生じる心配はない。ところが、図8に示
す屋根パネル1″の取付け施工に際しては、屋根下地材
92の上に断熱材90を取付け施工し、さらに断熱材9
0の上に屋根パネル1″を葺くので、施工に手間を要す
るという問題がある。しかも、屋根パネルはたとえ長尺
品であっても幅方向での接合は必要であり、図8に示す
屋根パネル1″にあっては、吊子93や、屋根パネル
1″と別体の目地カバー97、内樋96を用いるため、
部品点数が増加して施工性が一層低下するという問題が
ある。
たもので、その目的とするところは、部品点数を増加さ
せることなく、建物内部への雨水の浸入を確実に防止で
き、水密性の確保と施工性の向上とを図ることができる
ようにした断熱屋根パネル及びその接続構造を提供する
にあり、他の目的とするところは、嵌合凹部と嵌合凸部
との嵌合部を上からの荷重に対して強い構造とすること
ができる断熱屋根パネル及びその接続構造を提供するに
ある。
に、本発明に係る断熱屋根パネルは、二枚の金属外皮
3,4間に断熱材2が充填されたパネル本体5の両端部
に嵌合凸部6と嵌合凹部7とが夫々形成され、嵌合凹部
7の上部に、隣合う屋根パネル1の嵌合凸部6の上面6
aを覆うカバー部10が突設され、嵌合凹部7の下部
に、隣合う屋根パネル1の嵌合凸部6の下面側に位置し
て嵌合凹部7と嵌合凸部6との隙間12に通じる樋部1
1が設けられ、樋部11の外側方Bに嵌合凸部6が載置
される外側載置部13が設けられると共にこの外側載置
部13の高さをその外側方Bに設けられた釘打ち部14
よりも高くし、樋部11の内側方Aに嵌合凸部6の先端
部が載置される内側載置部13Aが設けられて成ること
に特徴を有している。
構造は、二枚の金属外皮3,4間に断熱材2が充填され
たパネル本体5の両端部に嵌合凸部6と嵌合凹部7とを
夫々形成し、嵌合凹部7の上部に、隣合う屋根パネル1
の嵌合凸部6の上面6aを覆うカバー部10を突設し、
嵌合凹部7の下部に、隣合う屋根パネル1の嵌合凸部6
の下面側に位置して嵌合凹部7と嵌合凸部6との隙間1
2に通じる樋部11を設け、樋部11の外側方Bに嵌合
凸部6が載置される外側載置部13と、外側載置部13
の外側方に位置する釘打ち部14と、樋部11の内側方
に位置して嵌合凸部6の先端部が載置される内側載置部
13Aとを設けて屋根パネル1を構成し、隣合う一方の
屋根パネル1の嵌合凹部7に他方の屋根パネル1の嵌合
凸部6を嵌め込むと共に、一方の屋根パネル1のカバー
部10で他方の屋根パネル1の嵌合凸部6の上面6aを
覆い、この嵌合凸部6の下面6b側に樋部11を位置さ
せて、嵌合凸部6を樋部11の外側方に位置すると共に
釘打ち部14よりも高くなった外側載置部13に載置
し、嵌合凸部6の先端部を内側載置部13Aに載置し、
且つ嵌合凹部7と嵌合凸部6との隙間にパッキン16a
を介挿させて成ることに特徴を有している。
7の上部に、隣合う断熱屋根パネル1の嵌合凸部6の上
面6aを覆うカバー部10を突設すると共に、嵌合凹部
7と嵌合凸部6との隙間12にパッキン16aを介挿さ
せたから、カバー部10及びパッキン16aにより嵌合
凹部7と嵌合凸部6との嵌合部からの雨水の浸入を防止
でき、しかも、嵌合凹部7の下部に上記隙間12に通じ
る樋部11を設けたことにより、パッキン16aから漏
出する雨水を樋部11で受け止めて外部に排水できるよ
うになり、建物内部への雨水の浸入を確実に防止でき
る。また、上記樋部11の外側方Bに嵌合凸部6が載置
される外側載置部13を設けると共に 外側載置部13の
外側方Bに外側載置部13よりも低くなった釘打ち部1
4を設け、樋部11の内側方Aに嵌合凸部6の先端部が
載置される内側載置部13Aを設けたから、外側載置部
13と内側載置部13Aとにより嵌合凸部6を下方から
支持でき、嵌合凸部6と嵌合凹部7との嵌合部を上から
の風圧力や積雪荷重等の外力に対して強い構造とするこ
とができる。
する。本実施例に用いられる断熱屋根パネル1は、図1
に示すように、断熱材2の表裏面に上下二枚の金属外皮
3,4を被覆して成るパネル本体5の両端部に嵌合凸部
6と嵌合凹部7とが形成されたものであって、その表面
全体が若干の勾配を有する略平坦面に形成されると共
に、表面の中央には1個(又は複数個)の補強リブ8が
比較的低い高さで突設されている。この断熱屋根パネル
1の働き幅は例えば450mm乃至1000mm、厚み
は例えば50mm程度に設定されている。尚、断熱材2
としては、例えば中間部分を一定の厚みに予め形が整え
られたロックウール等の無機繊維材で構成し、両端部分
2bを押出成形などで保形された珪酸カルシウム等の無
機硬質材で構成したものが用いられる。
は、図1に示すように、隣合う断熱屋根パネル1の嵌合
凸部6の上面6aを覆うためのカバー部10が形成され
ている。このカバー部10は、パネル本体5の側方に向
けてパネル本体5の表面と略面一に突出しており、その
突出幅は例えば18mm、厚みは8mm程度に設定され
ている。一方、嵌合凸部6は例えば15mmの幅と8m
m程度の厚みを有し、嵌合凸部6の上面6aとカバー部
10との間に1mm程度の隙間が確保されるようになっ
ている。また、上記嵌合凹部7の下部には、嵌合凸部6
の下面6b側に配置される断面U字状の樋部11が形成
されている。この樋部11は例えば20mmの幅と、例
えば10mm程度の深さを有している。この樋部11の
内側方Aは嵌合凸部6と嵌合凹部7の隙間12に連通し
ており、この隙間12にパッキン16aが介挿されてい
る。また樋部11の外側方Bには、嵌合凸部6が載置さ
れる載置部13(以下、「外側載置部13」という。)
が例えば5mmの幅で形成されており、さらに外側載置
部13は釘打ち部14より高くなっており、この釘打ち
部14を上下に貫通する釘15によって釘打ち部14が
屋根下地材に固定されるようになっている。ここで、図
1に示すように、嵌合凹部7における樋部11の内側方
Aに嵌合凸部6の先端部が載置される内側載置部13A
が形成されている。尚、図1中、16bは樋部11の下
方の隙間12bに介挿されるパッキン、17はパッキン
16bの抜け止め部である。
あたっては、屋根下地材の上に複数の断熱屋根パネル1
を並べて配置し、断熱屋根パネル1の嵌合凹部7の釘打
ち部14に上方から釘15を打入して、釘打ち部14を
屋根下地材に固定する。その後、この断熱屋根パネル1
の嵌合凹部7に他方の断熱屋根パネル1の嵌合凸部6を
嵌め込むと共に、屋根パネル1のカバー部10で他方の
屋根パネル1の嵌合凸部6の上面6aを覆い、この嵌合
凸部6の下面6b側に樋部11を位置させて、嵌合凸部
6を樋部11の外側方に位置する外側載置部13と内側
載置部13Aとに載置し、且つ嵌合凹部7と嵌合凸部6
との隙間12にパッキン16aを介挿させた状態で、他
方の断熱屋根パネル1の嵌合凹部の釘打ち部(断熱屋根
パネル1の釘打ち部14と同一構成)を釘で屋根下地材
に固定することにより、断熱屋根パネル1,1,……の
嵌合部の水密性を確保することができる。
上部に、隣合う断熱屋根パネル1の嵌合凸部6の上面6
aを覆うカバー部10を突設し、このカバー部10をパ
ネル本体5の表面と略面一に形成したから、カバー部1
0における風の影響は断熱屋根パネル1の表面全体と同
じとなり、強い風や雨水が嵌合凸部6と嵌合凹部7との
嵌合部に集中するのが防がれる。また、カバー部10と
パッキン16aとにより嵌合凹部7と嵌合凸部6との隙
間12からの雨水の浸入を防止できると共に、隙間12
内のパッキン16aから雨水が万一漏出した場合であっ
ても、その雨水は最終的には樋部11で受け止められて
外部に排水される。しかも、樋部11の下方の隙間12
bにはパッキン16bが介挿されているので、樋部11
内の雨水が該隙間12bから断熱屋根パネル1の裏面側
に漏出する心配もなく、結果として、建物内部への雨水
の浸入を確実に防止できるようになる。そのうえ、上記
樋部11の外側方Bに嵌合凸部6が載置される外側載置
部13、内側方Aに嵌合凸部6の先端が載置される内側
載置部13Aを配置したことにより、外側載置部13と
内側載置部13Aとにより嵌合凸部6を下方から支持で
き、嵌合凸部6と嵌合凹部7との嵌合部を上からの風圧
力や積雪荷重等に対して強い構造とすることができる。
また、嵌合凹部7にカバー部10と樋部11と外側載置
部13と内側載置部13Aとを一体形成したことによっ
て、部品点数を増加させることなく雨漏りを防止でき、
且つ、断熱屋根パネル1を接合するだけでカバー部10
と樋部11と載置部13とを同時に施工できるので、水
密性に優れた断熱屋根パネル1を容易に施工できるとい
う利点がある。
うに、嵌合凸部6と嵌合凹部7との嵌合部の表面側に中
空状の目地用パッキン16cを介挿するようにしてもよ
い。尚、図3及び図5は釘打ち部14をパッキン16b
の下方に設けた構造を示している。他の構成は図1の実
施例と同様である。ここで、図2及び図3は、嵌合凸部
6の立上り面6cに凹所20を形成し、この凹所20内
に挿入される目地用パッキン16cを嵌合凸部6の先端
で押圧して該目地部12aをシールする構造を示し、図
4及び図5は嵌合凸部6の先端面に凹所20aを形成
し、この凹所20a内に挿入される目地用パッキン16
cを嵌合凸部6の立上り面6cで押圧して該目地部12
aをシールする構造を示し、いずれの場合も、目地用パ
ッキン16cで目地部12aからの雨水の浸入を確実に
防止でき、嵌合部での水密性をより高めることができる
ものである。尚、目地用パッキン16cは中空状に限ら
れるものではない。
に、金属外皮3,4の端部に折り曲げ片40を折り曲げ
形成すると共に、断熱材2を例えばウレタンフォーム、
イソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム等の樹
脂発泡材で構成し、この樹脂発泡材の端部2bに折り曲
げ片40を埋入させるようにしてもよい。この実施例で
は、金属外皮3,4の折り曲げ片40,40間の隙間1
3によって上下の外皮間における熱伝導を阻止でき、且
つ、折り曲げ片40によって金属外皮3,4の端部が断
熱材2の端部2bに夫々係止されるので、断熱材2から
の金属外皮3,4の剥離防止を図ることができるという
利点がある。
る断熱屋根パネルは、二枚の金属外皮間に断熱材が充填
されたパネル本体の両端部に嵌合凸部と嵌合凹部とが夫
々形成され、嵌合凹部の上部に、隣合う屋根パネルの嵌
合凸部の上面を覆うカバー部が突設され、嵌合凹部の下
部に、隣合う屋根パネルの嵌合凸部の下面側に位置して
嵌合凹部と嵌合凸部との隙間に通じる樋部が設けられ、
樋部の外側方に嵌合凸部が載置される外側載置部が設け
られると共にこの外側載置部の高さをその外側方に設け
られた釘打ち部よりも高くし、樋部の内側方に嵌合凸部
の先端部が載置される内側載置部が設けられているか
ら、カバー部により嵌合凹部と嵌合凸部との隙間からの
雨水の浸入を防止でき、樋部により該隙間からの雨水を
受け止めて外部に排水できると共に、外側載置部と内側
載置部とにより嵌合凸部を下方から支持できるので、嵌
合凹部と嵌合凸部との嵌合部を上からの風圧力や積雪荷
重等の外圧に対して強い構造とすることができる。しか
も、嵌合凹部にカバー部と樋部と外側載置部と内側載置
部とを形成することによって、部品点数の増加を防いで
取付け施工性に優れたものとすることができる。
パネルの接続構造は、二枚の金属外皮間に断熱材が充填
されたパネル本体の両端部に嵌合凸部と嵌合凹部とを夫
々形成し、嵌合凹部の上部に、隣合う屋根パネルの嵌合
凸部の上面を覆うカバー部を突設し、嵌合凹部の下部
に、嵌合凹部と嵌合凸部との隙間に通じる樋部と、嵌合
凸部が載置される外側載置部と、外側載置部の外側方に
位置する釘打ち部と、樋部の内側方に位置して嵌合凸部
の先端部が載置される内側載置部とを設けて屋根パネル
を構成し、隣合う一方の屋根パネルの嵌合凹部に他方の
屋根パネルの嵌合凸部を嵌め込むと共に、一方の屋根パ
ネルのカバー部で他方の屋根パネルの嵌合 凸部の上面を
覆い、この嵌合凸部の下面側に樋部を位置させて、嵌合
凸部を樋部の外側方に位置すると共に釘打ち部よりも高
くなった外側載置部に載置し、嵌合凸部の先端部を内側
載置部に載置し、且つ嵌合凹部と嵌合凸部との隙間にパ
ッキンを介挿させたから、カバー部とパッキンとによっ
て嵌合凹部と嵌合凸部との嵌合部からの雨水の浸入を防
止でき、パッキンから雨水が万一漏出した場合であって
も、その雨水は最終的には樋部で受け止められて外部に
排水されるので、建物内部への雨水の浸入を確実に防止
できる。また、樋部の外側方に嵌合凸部が載置される外
側載置部を形成し、樋部の内側方に嵌合凸部の先端部が
載置される内側載置部を形成したから、外側載置部と内
側載置部とにより嵌合凸部を下方から支持でき、嵌合部
を上からの風圧力や積雪荷重等に対して強い構造にする
ことができる。さらに、カバー部と樋部と外側載置部と
内側載置部とを嵌合凹部に形成すると共に、外側載置部
の高さをその外側方に設けられた釘打ち部よりも高くし
たことによって、部品点数を増加させることなく雨漏り
防止を図ることができ、且つ屋根パネルを接合するだけ
でカバー部と樋部と外側載置部と内側載置部とを同時に
施工でき、そのうえ、パネル本体内に断熱材が充填され
ているので、従来の如く断熱材を別途取付け施工する必
要もなく、断熱性を容易に確保でき、結果として断熱屋
根パネルの水密性の向上に加えて、断熱屋根パネルの取
付け施工性の向上を図ることができる。
(c)はパッキンの圧縮状態を説明する拡大断面図であ
る。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 二枚の金属外皮間に断熱材が充填された
パネル本体の両端部に嵌合凸部と嵌合凹部とが夫々形成
され、嵌合凹部の上部に、隣合う屋根パネルの嵌合凸部
の上面を覆うカバー部が突設され、嵌合凹部の下部に、
隣合う屋根パネルの嵌合凸部の下面側に位置して嵌合凹
部と嵌合凸部との隙間に通じる樋部が設けられ、樋部の
外側方に嵌合凸部が載置される外側載置部が設けられる
と共にこの外側載置部の高さをその外側方に設けられた
釘打ち部よりも高くし、樋部の内側方に嵌合凸部の先端
部が載置される内側載置部が設けられて成ることを特徴
とする断熱屋根パネル。 - 【請求項2】 複数の断熱屋根パネルを屋根下地材上で
接続して成る断熱屋根パネルの接続構造であって、二枚
の金属外皮間に断熱材が充填されたパネル本体の両端部
に嵌合凸部と嵌合凹部とを夫々形成し、嵌合凹部の上部
に、隣合う屋根パネルの嵌合凸部の上面を覆うカバー部
を突設し、嵌合凹部の下部に、嵌合凹部と嵌合凸部との
隙間に通じる樋部と、樋部の外側方に位置して嵌合凸部
が載置される外側載置部と、外側載置部の外側方に位置
する釘打ち部と、樋部の内側方に位置して嵌合凸部の先
端部が載置される内側載置部とを設けて屋根パネルを構
成し、隣合う一方の屋根パネルの嵌合凹部に他方の屋根
パネルの嵌合凸部を嵌め込むと共に、一方の屋根パネル
のカバー部で他方の屋根パネルの嵌合凸部の上面を覆
い、この嵌合凸部の下面側に樋部を位置させて、嵌合凸
部を樋部の外側方に位置すると共に釘打ち部よりも高く
なった外側載置部に載置し、嵌合凸部の先端部を内側載
置部に載置し、且つ嵌合凹部と嵌合凸部との隙間にパッ
キンを介挿させて成ることを特徴とする断熱屋根パネル
の接続構造。
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