JP2880557B2 - X―yプロッタ - Google Patents

X―yプロッタ

Info

Publication number
JP2880557B2
JP2880557B2 JP11693590A JP11693590A JP2880557B2 JP 2880557 B2 JP2880557 B2 JP 2880557B2 JP 11693590 A JP11693590 A JP 11693590A JP 11693590 A JP11693590 A JP 11693590A JP 2880557 B2 JP2880557 B2 JP 2880557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinates
recording paper
recording
coordinate
internal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11693590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0414498A (ja
Inventor
亨 川田
博巳 伊藤
浩 吉田
恭央 久保出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GURAFUTETSUKU KK
Original Assignee
GURAFUTETSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GURAFUTETSUKU KK filed Critical GURAFUTETSUKU KK
Priority to JP11693590A priority Critical patent/JP2880557B2/ja
Publication of JPH0414498A publication Critical patent/JPH0414498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2880557B2 publication Critical patent/JP2880557B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は裏書きを行う場合のX−Yプロッタに関す
るものである。
[従来の技術] 裏書とは、図面の一部を記録紙の表側に書き、同一図
面に残りの部分をその記録紙の裏側に書くことを言い、
表側に書いた図面と裏側に書いた図面との相互の関係位
置が正確に作図されなければならない。
表書と裏書を行う場合、まず、記録紙の表面を装置の
所定位置に取り付けて記録ペンを用いて表面図形を記録
する。次いで、記録紙を裏返して再度装置に取り付けた
後、記録ペンを用いて裏面図形を記録する。この場合、
表面図形と裏面図形の座標軸は正確に合致させなくては
ならない。
一般に、この種のX−Yプロッタでは、装置自体にあ
らかじめ設定されている内部原点に基づくX−Y直交座
標(これを内部座標という。)を有している。この内部
座標は、普通の状態で記録紙が装置の盤面に支持された
ときに該記録紙の紙面の適当な位置が原点となり、該記
録紙の一つの端辺にほぼ平行となる軸をX軸(またはY
軸)とするよう設定される。したがって、普通に記録を
行う場合において記録紙を支持したときには、この内部
座標に基づいて作図することで足りる。
しかしながら、表書に加えて裏書を行う場合、表書の
座標と裏書の座標とは反転する関係になること及び記録
紙を裏返して再セットする際など記録紙の取付位置が微
妙に異なってしまうなどの理由から上記の内部座標を直
接使用できず座標変換等特別な処理が必要となる。
第4図は従来のX−Yプロッタにおける裏書を行う場
合の座標変換を説明するための図で、記録紙をX−Yプ
ロッタの盤面に載置する場合、盤面の下方でX軸にほぼ
平行に載置される記録紙の辺を、仮に第1の辺と称する
ことにする。
第4図(a)に示すように、表書の場合には第1の辺
上の2端点P、Qの座標位置(以下、単に座標位置とい
うときは内部座標に関する座標位置を意味する)を測定
する。そして、端点Pを記録紙上の原点、直線PQをX軸
として、記録紙上にX−Y直交座標(以下、記録紙座標
という)を想定する。この想定した記録紙座標に基づき
表書の作図を行う。
裏書を行う場合は記録紙を裏返した後、表書のときと
同じく端点Pを記録紙座標の原点とし、直線PQをX軸と
して記録紙座標に関して与えられる座標位置データに従
って作図をすれば、表書の図面位置と正確に位置一致す
る裏書の図面を得ることができる。
すなわち、第4図(b)に示す状態で、内部座標に関
するP,Q2点の座標位置を測定して記憶しておけば、記録
紙座標で表された点の位置を内部座標に変換して作図を
行うことができる。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来のX−Yプロッタでは以上のよう
に、手作業で端点P,Qの内部座標上の位置を測定して裏
書を行っており、この作業が容易でないという問題があ
る。
すなわち、ペンキャリッジ上の所定の照準点の位置を
手作業で移動して正確に端点P(またはQ)上に合致さ
せた上で、その点における座標位置をX−Yプロッタの
X軸駆動装置およびY軸駆動装置で読み取らねばならな
いという問題点があった。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもの
で、裏書を行う場合の座標変換用データを自動的に測定
できるX−Yプロッタを提供することを目的としてい
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係わるX−Yプロッタは、ペンキャリッジ
にイメージセンサを付加し、座標変換用データ採集動作
をペンキャリッジに実行させるプログラム中において、
センサによる記録紙の辺上の点の座標位置を自動的に測
定させる動作を組入れることとした。
[作用] 第3図に示すように、記録紙辺上の4点A,B,C,Dの座
標位置を測定すれば、直線BA,直線DCの交点Pを記録紙
座標の原点とし、直線ABを記録紙座標のX軸として決定
することができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明する。第
1図はこの発明の一実施例を示す斜視図で、X−Yプロ
ッタの一部を構成するYバー(3)の一部と、このYバ
ー(3)に架載されるペンキャリッジ(1)を示す。図
において(2)は記録紙、(21)は記録紙の辺、(4)
はセンサ取り付け具、(5)はセンサである。
Yバー(3)はX−YプロッタのX軸駆動装置(図示
せず)によりX軸方向に駆動され、そのX方向位置にX
軸駆動装置のデータとして示され、ペンキャリッジ
(1)はYバー(3)上をY軸駆動装置(図示せず)に
より駆動され、そのY方向位置にY軸駆動装置のデータ
として示される。したがって、ペンキャリッジ(1)に
固定されているセンサ(5)は、X−Yプロッタの盤面
上の任意の位置に移動可能であり、その位置はX軸駆動
装置およびY軸駆動装置のデータとして示される。
第2図はセンサ(5)の動作を説明するための図で、
その視野の中心点の位置座標はX−YプロッタのX軸駆
動装置およびY軸駆動装置のデータとして示され、第2
図(a)においてはXa,Ya、第2図(b)においてはXc,
Ycである。
センサ(5)は視野内に2次元的に配列された光電変
換素子を持っていてもよいが、少なくとも第2図の点線
(51),(52)で示すように、センサ(5)の視野の中
心点位置からX軸方向およびY軸方向に配列された光電
変換素子列を備えている必要がある。
第3図(c),(d)は座標変換のためのデータ採集
にあたり、センサ(5)の移動軌跡を矢印で示す説明図
で、表書の場合も裏書の場合にも、A,B,C,Dの点がそれ
ぞれセンサ(5)の視野に入る位置において、座標位置
測定を行う。
第2図(a)はセンサ(5)がA点を視野に入れた状
態を示し、第1の辺(53)が視野内に現れる。そして点
線(52)方向に配列した変換素子による測定の結果、第
1の辺(53)上の一点は視野の中心点からY軸方向にΔ
Yaだけ離れており、したがって、第1の辺(53)上の1
点の座標位置はXa,Ya+ΔYaで表されることを知る。こ
の点は第3図(c)に示すA点からは外れている場合が
ある。しかし、第1の辺(53)が直線であると仮定すれ
ば、第1の辺(53)上にある点の座標位置を測定できれ
ば足りる。
また第2図(b)はセンサ(5)がC点を視野に入れ
た状態を示し、第2の辺(54){直線CDの辺を仮に第2
の辺と称することにする}上の1点の座標位置を点線
(51)の方向に配列された光電変換素子で測定し、Xc−
ΔXc,Ycと決定することができる。
第1の辺(53)上の2点と第2の辺(54)上の2点
は、どの点を取っても、第1の辺(53)と第2の辺(5
4)との交点としての記録紙座標の原点Pの内部座標に
関する座標位置、および第1の辺の傾斜による記録紙座
標のX軸の内部座標に関する傾斜を算出することができ
るので、これらの数値を記憶して記録紙座標に関して与
えられた座標位置を内部座標に関する座標位置に変換す
ることができる。
具体的には本発明のX−Yプロッタは、記録紙の基準
点となる頂点を含む第1の辺上の2点の座標位置を位置
センサにより読みとってメモリに記憶する第1の記憶手
段と、頂点を含む第1の辺と交わる第2の辺上の2辺の
座標位置を位置センサにより読み取ってメモリに記憶す
る第2の記憶手段と、内部座標と記録紙座標との間での
座標変換手段とを有し、頂点を原点とし、第1の辺をX
軸とした記録紙座標にしたがって記録が行われるよう、
メモリに記憶した上記4点の内部座標の座標位置に基づ
き座標変換を行うよう構成している。
また表書の場合と裏書の場合とでは、記録紙座標の原
点が記録紙上の同一点であり、記録紙座標のX軸とY軸
とが記録紙上同一方向にあれば、両面からの作図の関係
位置が正確に保たれる。
従って記録紙を裏返して盤面上に載置固定し、元の頂
点、第1の辺、第2の辺をそれぞれ裏返した状態におけ
る頂点、第1の辺、第2の辺とし、上述の第1記憶手
段、第2記憶手段および座標変換手段を同様に実行させ
ることで、裏書についても表書と合致する座標のもので
行うことができる。
上記実施例では第1の辺を記録紙座標のX軸とした
が、第2の辺を記録紙座標のY軸としてもよい。但し、
第1の辺と第2の辺との直交度は保証されないから、Y
軸を決定すれば、これに直角な線をX軸にする必要があ
る。
なお以上の説明は、裏書を行う場合の座標変換用デー
タの自動測定に応用する例について説明しているが、こ
の発明はフラットベッド型プロッタにおいて、単純に記
録紙位置,記録紙寸法を検出する目的にも応用できるこ
とは申すまでもない。
[発明の効果] この発明は以上説明したように、裏書を行う場合の座
標変換に必要なデータを自動的に測定することができる
ので、操作を著しく簡単化することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図のセンサの動作を説明するための図、第3図はこの
発明における測定方法を説明するための図、第4図は裏
書を行う場合の座標変換を説明するための図。 1……ペンキャリッジ、2……記録紙、5……センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保出 恭央 東京都品川区西品川3―19―6 グラフ テック株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B43L 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ設定されたX−Y直交座標(内
    部座標という。)にしたがって移動可能に構成されたキ
    ャリッジに保持された記録ペンと、所定位置に支持され
    る方形の記録紙とを有し、この記録紙上に想定したX−
    Y直交座標(記録紙座標という。)の任意のX−Y座標
    位置に上記記録ペンで記録することができるよう構成
    し、上記記録紙の表面に表面図形を記録した後該記録紙
    を裏返して支持し該裏面に上記表面図形と一致した記録
    紙座標に基づき裏面図形を記録するX−Yプロッタにお
    いて、 上記ペンキャリッジに固定され、ペンキャリッジの移動
    により上記方形の記録紙の縁(辺)の一点の内部座標に
    おけるX−Y座標位置を自動的に読み取る位置センサ
    と、 上記方形の記録紙の一つの辺(第1の辺という。)上の
    2点の内部座標におけるX−Y座標位置を上記位置セン
    サにより読み取ってメモリに記憶する第1の記憶手段
    と、 上記第1の辺と交わる第2の辺上の2点の内部座標にお
    けるX−Y座標位置を上記位置センサにより読み取って
    メモリに記憶する第2の記憶手段とを設け、さらに、 上記方形の記録紙の表面側を表にして支持した際に上記
    第1の記憶手段と上記第2の記憶手段を動作させ上記第
    1の辺と上記第2の辺からそれぞれ2個の内部座標にお
    けるX−Y座標位置を取得するとともにこれらの各座標
    位置に基づき上記第1の辺と上記第2の辺との交点を原
    点、上記第1の辺をX軸とした記録紙座標を想定しこの
    記録紙座標にしたがって表面図形を記録する表面図形記
    録手段、 上記方形の記録紙の裏面側を表にして支持した際に上記
    第1の記憶手段と上記第2の記憶手段を動作させ上記第
    1の辺と上記第2の辺からそれぞれ2個の内部座標にお
    けるX−Y座標位置を取得するとともにこれらの各座標
    位置に基づき上記第1の辺と上記第2の辺との交点を原
    点、上記第1の辺をX軸とした記録紙座標を想定しこの
    記録紙座標にしたがって裏面図形を記録する裏面図形記
    録手段、 とを備えたことを特徴とするX−Yプロッタ。
JP11693590A 1990-05-08 1990-05-08 X―yプロッタ Expired - Lifetime JP2880557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11693590A JP2880557B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 X―yプロッタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11693590A JP2880557B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 X―yプロッタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0414498A JPH0414498A (ja) 1992-01-20
JP2880557B2 true JP2880557B2 (ja) 1999-04-12

Family

ID=14699348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11693590A Expired - Lifetime JP2880557B2 (ja) 1990-05-08 1990-05-08 X―yプロッタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2880557B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0414498A (ja) 1992-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6357939B1 (en) Method of and apparatus for handheld printing of images on a media
JPS63238761A (ja) ラスタ入力走査装置の校正装置及び方法
JP2680298B2 (ja) 無人搬送車搭載ロボツトの位置補正方法
JPS647379B2 (ja)
JP2880557B2 (ja) X―yプロッタ
JPS5880967A (ja) 画像処理方法
JP3812906B2 (ja) ホワイトボードイレーサー
JPS626252B2 (ja)
US4794462A (en) Method and system for patching an original at a desired angular orientation on a scanner input drum or an original patching sheet and extracting original trimming data
JPH05697B2 (ja)
JPH0433189B2 (ja)
JPH0355960Y2 (ja)
JPS6172371A (ja) 情報読取装置
JPH0137683B2 (ja)
JP3149723B2 (ja) 絵柄印刷位置検出装置
JPH0355962Y2 (ja)
JPS62250452A (ja) 印刷製版用トリミング装置
JPH0355961Y2 (ja)
JPS60227260A (ja) セツトアツプ方法
JP3033078U (ja) ポイント読み取り装置
JP2526613Y2 (ja) 載置型毛筆プロッタ
JPH04142152A (ja) スキャナ用原稿貼付シートの作成装置
JPH071636Y2 (ja) 画像複製における原画複製領域指定装置
JPS6338006U (ja)
JPH065869B2 (ja) 原画処理装置