JP3149723B2 - 絵柄印刷位置検出装置 - Google Patents

絵柄印刷位置検出装置

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JP3149723B2
JP3149723B2 JP06929795A JP6929795A JP3149723B2 JP 3149723 B2 JP3149723 B2 JP 3149723B2 JP 06929795 A JP06929795 A JP 06929795A JP 6929795 A JP6929795 A JP 6929795A JP 3149723 B2 JP3149723 B2 JP 3149723B2
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隆 小湊
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絵柄の印刷位置を検出す
るために絵柄とともに印刷物に印刷されているマークを
読取る絵柄印刷位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、印刷物には、種々の位置決め
を行なうために、トンボと呼ばれる十字形の位置決めマ
ークが絵柄の余白部に少なくとも2つ印刷されている。
トンボの読取り法としては、CCDカメラ等のイメージ
センサを用いて画像を読み込んでから、画像処理により
トンボを認識する手法がある。しかし、この手法ではC
CDカメラの位置は固定されているので、トンボの印刷
位置はこのCCDカメラの固定位置に対応した位置にし
なければならないとともに、印刷用紙のサイズが異なる
と対処できない欠点がある。また、2つのトンボを読み
取るためには2台のCCDカメラを必要とするので、設
備費が高い、装置が大がかりになるという欠点もある。
さらに、画像処理によりトンボを認識するので、所定の
形状以外のトンボは認識できないという欠点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の絵柄
印刷位置検出装置はごく限られた条件のトンボマークし
か読取ることができないという欠点があった。本発明は
上述した事情に対処すべくなされたもので、その目的は
簡単で安価な構成でどのような条件の下でも確実にトン
ボマークを読取ることができる絵柄印刷位置検出装置を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による絵柄印刷位
置検出装置は、絵柄の印刷位置を示すために絵柄ととも
に印刷物に印刷されており、所定点で直交、あるいは延
長線が直交する少なくとも2つの線分を含む少なくとも
2つのマークの所定点(交点)を読取る絵柄印刷位置検
出装置において、印刷物上の所定の範囲を単一のスポッ
ト光で2次元的に走査することによりマークを構成する
線分を検出する手段を具備することを特徴とするもので
ある。
【0005】
【作用】本発明による絵柄印刷位置検出装置によれば、
1つのスポット光で印刷物上のトンボマークが印刷され
ている箇所付近を走査することにより、簡単で安価な構
成で、しかも任意の形状のトンボをトンボの印刷位置が
多少ずれても確実に読取ることができる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による絵柄印刷
位置検出装置の第1実施例を説明する。図1は第1実施
例の全体構成を示す概略図である。下端が手前側となる
ように鉛直面に対して多少傾けられ、印刷物10を載置
するための原稿台12が設けられている。原稿台12の
下端、左右端には印刷物10を位置決めするための、当
て部材14、16が設けられている。図示していない
が、印刷物10はエアー吸着により原稿台12に吸い寄
せられ、固定される。
【0007】原稿台12上にはX方向、Y方向に自在に
移動可能なX−Yアーム18が設けられ、アーム18に
は印刷物10上のトンボを検出する反射式のスポットセ
ンサ22、トンボ検出開始ポイント指定等のための入力
ボタン26が取り付けられる。原稿台12の端部には種
々のデータ、コマンドを入力するための操作パネル28
が設けられる。
【0008】一般的に、トンボは十字形のマークからな
り、十字の交点がトンボの位置を表わすが、図2(a)
〜(e)に示すように種々の形状がある。このように、
トンボは所定点で直交、あるいは延長線が直交する少な
くとも2つの線分からなる。図2の小さい丸印がトンボ
の交点を示す。
【0009】次に、本実施例の動作を図4に示したフロ
ーチャートを参照して説明する。本発明では、X−Yア
ーム18に取り付けられた1つのスポットセンサ22で
トンボ上を走査して、トンボを構成する2つの線分を検
出することによりトンボを読取る。
【0010】先ず、操作者はX−Yアーム18を手動操
作して図3に示すように印刷物上に印刷されている2つ
のトンボのうち片方のトンボMaにセンサ22を合わせ
る。ここでは、図2(a)に示す形状のトンボが印刷さ
れているとする。操作者はトンボMaの交点にセンサ2
2のスポット光が照射されるように位置合せする。この
状態で入力ボタン26を押すことによりトンボの交点の
座標が入力される。この座標は原稿台12上の所定点を
原点とするX−Yアーム18の座標系の座標である。こ
の後、同様にしてトンボMbの交点を座標入力する(図
4のステップ#2)。なお、図2(b)のようにトンボ
の交点がない場合は線分の延長線の交点を座標入力す
る。
【0011】次に、交点を原点とした座標系においてス
ポット光の走査開始点を第何象限にするかを操作パネル
28から入力する(ステップ#4)。図3は、第3象限
を入力する場合を示す。
【0012】ステップ#6で、走査開始点Pa,Pbが
トンボの交点からどれだけ離れているかを示すオフセッ
ト値Δを同じく操作パネル28から入力する。これによ
り走査開始点Pa、Pbの座標が求められる。
【0013】これらの入力が終了したら、実際のトンボ
の読取りが開始する。読取り開始が指示されると、ステ
ップ#8でX−Yアーム18はトンボMaの走査開始点
Paに移動する。ステップ#10で象限によって決まる
所定の方向に、オフセット値によって決まる所定の距離
だけスポットセンサ22がX、Y移動し、印刷物のトン
ボ上を走査する。所定の方向とは走査開始点から見てど
の方向に交点があるかを示すものであり、第3象限の場
合はX、Yともに正の方向、第1象限の場合はX、Yと
もに負の方向、第2象限の場合はXが正、Yが負、第4
象限の場合はXが負、Yが正である。また、所定の距離
とはオフセット値よりわずかに大きい値(Δ+α)であ
る。このような範囲をスポットセンサ22が走査するこ
とにより、トンボMaを構成する2つの線分を必ず検出
することができ、線分の交点を計算することによりトン
ボMaの交点を求めることができる。
【0014】同様に、ステップ#12でX−Yアーム1
8はトンボMbの走査開始点Pbに移動する。ステップ
#14で象限によって決まる所定の方向に、オフセット
値によって決まる所定の距離だけスポットセンサ22が
X、Y移動し、印刷物のトンボ上を走査し、トンボMb
の交点を求める。
【0015】2つのトンボの交点が求められると、それ
らを結ぶ線分の傾きから原稿台12に対する印刷物10
の傾きがわかる。これから原稿台12固有の座標系に対
する印刷物の座標系のずれ、あるいは傾きがわかる。こ
れに応じて、原稿台12固有の座標を修正することによ
り、原稿台12に対して印刷物10がずれて、あるいは
傾いて載置された場合でも常に印刷物の絵柄位置を正し
く認識することができる。しかも、トンボの読取り精度
はスポットセンサ22のスポット光の径に応じているの
で、精度を容易に高くすることができる。
【0016】なお、トンボの形状が図2(c)に示す場
合には、外側の円を検出しないように、走査開始点を外
側の円の内側に指定することが必要であり、図2
(b)、(d)の場合には、走査開始点は第1象限に指
定することが必要であり、図2(e)に示す場合には、
他の交点を検出しないように走査開始点とオフセット値
を指定する必要がある。
【0017】以上説明したように、本実施例によれば、
安価、小型の検出機構によりトンボを検出できる。しか
も、この方法では印刷物中のどこにトンボがあっても容
易にトンボを入力することができ、またトンボの印刷位
置が印刷物毎に多少ずれていても確実に検出できる利点
もある。また、1つのスポットセンサで印刷物上を走査
し、トンボの直交する線分を検出することによりトンボ
の交点を求めるので、簡単な構成で、しかもトンボの形
状、トンボの印刷箇所にかかわらず、常に正しくトンボ
を読取ることができる。
【0018】本発明は上述した実施例に限定されず、種
々変形して実施可能である。例えば、上述の説明では、
トンボの交点、象限、オフセット値を入力し、交点とオ
フセット値とから走査開始点を計算し、オフセット値プ
ラスαの範囲を走査したが、走査範囲は一定とし、この
走査範囲を考慮して走査開始点と象限のみを入力してト
ンボを検出する形としても良い。すなわち、トンボの交
点が必ず走査範囲内に入るように走査開始点、及び象限
を指示入力すれば、交点、オフセット値は入力する必要
がない。さらに、走査方向(走査開始点の象限)も一定
とし、走査範囲と走査方向とを考慮して走査開始点のみ
を入力してトンボを検出する形としても良い。すなわ
ち、トンボの交点が必ず走査範囲内に入るように走査開
始点を指示入力すれば、交点、オフセット値、象限もす
る必要がない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
刷物上の印刷位置、形状を問わず、簡単な構成でトンボ
を高精度に読取ることができる安価な構成の小型の絵柄
印刷位置検出装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による絵柄印刷位置検出装置の第1実施
例の構成を示すブロック図。
【図2】印刷物上に印刷される各種のトンボの形状を示
す図。
【図3】単一のスポットセンサにより2つのトンボを検
出する原理を示す概略図。
【図4】トンボ読取りの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
10…印刷物、12…原稿台、14,16…当て部材、
18…X−Yアーム、22…スポットセンサ、26…入
力ボタン、28…操作パネル。
フロントページの続き (72)発明者 小湊 隆 神奈川県愛甲郡愛川町中津4021番地 厚 木エンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−89560(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 33/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絵柄の印刷位置を示すために絵柄とともに
    印刷物に印刷されている少なくとも2つのマークを読取
    る絵柄印刷位置検出装置において、 前記マークの各々は所定点で直交、あるいは延長線が直
    交する少なくとも2つの線分を含み、 印刷物上の各マークの所定点を含む範囲を単一のスポッ
    ト光で2次元的に走査することにより前記線分、あるい
    はその延長線が直交する前記所定点の座標を検出する検
    出手段を具備し、 該検出手段は、測定機の直交座標系における 前記各マークの所定点の座
    標をオペレーターにより入力する手段と、 前記オペレーターにより入力された各マークの所定点を
    原点とし各マークの線分および各マークの線分の延長線
    を座標軸とする直交座標系であって、測定機の座標系と
    は異なる座標系、における走査開始点の象限を入力する
    手段と、 前記オペレーターにより入力された所定点から前記走査
    開始点までの距離を表わすオフセット値を入力する手段
    と、 前記オペレーターにより入力された所定点の座標と前記
    オフセット値とに基づいて走査開始点の座標を求め、該
    走査開始点から前記象限に応じた2方向にオフセット値
    プラス所定距離だけスポット光で2次元走査する手段と
    を具備することを特徴とする、絵柄印刷位置検出装置。
  2. 【請求項2】絵柄の印刷位置を示すために絵柄とともに
    印刷物に印刷されている少なくとも2つのマークを読取
    る絵柄印刷位置検出装置において、 前記マークの各々は所定点で直交、あるいは延長線が直
    交する少なくとも2つの線分を含み、 印刷物上の各マークの所定点を含む範囲を単一のスポッ
    ト光で2次元的に走査することにより前記線分、あるい
    はその延長線が直交する前記所定点の座標を検出する検
    出手段を具備し、 該検出手段は、測定機の直交座標系における 前記各マークの所定点付近
    の走査開始点の座標を入力する手段と、 前記所定点を原点とする直交座標系とし各マークの線分
    および各マークの線分の延長線を座標軸とする直交座標
    であって、測定機の座標系とは異なる座標系における
    走査開始点の象限を入力する手段と、 前記走査開始点から前記象限に応じた2方向に所定距離
    だけスポット光で2次元走査する手段とを具備すること
    を特徴とする、絵柄印刷位置検出装置。
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