JP2880121B2 - 液体を処理する際の汚染を減少するための容器 - Google Patents
液体を処理する際の汚染を減少するための容器Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を処理する際
の汚染を減少するための容器に関する。当該容器は、入
口開口および出口開口を有している。出口開口は特別な
方法で閉じられうる。
の汚染を減少するための容器に関する。当該容器は、入
口開口および出口開口を有している。出口開口は特別な
方法で閉じられうる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】多く
の分野の用途で、液体の処理は、周囲に対して影響しう
る汚染を効果的に避けることについてとくに注意を要す
るので、不利である。これは、とくに有害な液体に使用
するものであるが、成分の分析で使用される液体または
分析中に生じる液体にも使用しうる。分析の試料液を作
るための処理段階は、通常、分析そのものと同じ実験室
または同じ部屋で行われる。たとえば、エーロゾルを使
用すると、しばしば試料の成分で周囲をひどく汚染する
ことになる。これはすぐにほかの試料の成分の分析に干
渉する。誤った結果が、とくに医療および臨床上の診断
の分野で成分を分析するばあいに、患者に対するひどい
結果をもたらしうる。
の分野の用途で、液体の処理は、周囲に対して影響しう
る汚染を効果的に避けることについてとくに注意を要す
るので、不利である。これは、とくに有害な液体に使用
するものであるが、成分の分析で使用される液体または
分析中に生じる液体にも使用しうる。分析の試料液を作
るための処理段階は、通常、分析そのものと同じ実験室
または同じ部屋で行われる。たとえば、エーロゾルを使
用すると、しばしば試料の成分で周囲をひどく汚染する
ことになる。これはすぐにほかの試料の成分の分析に干
渉する。誤った結果が、とくに医療および臨床上の診断
の分野で成分を分析するばあいに、患者に対するひどい
結果をもたらしうる。
【0003】試料中の核酸の測定に基づく分析は、それ
らの比較的高い特異性のために、最近診断用の道具とし
て導入された。核酸の含有量およびとくに決定すべき核
酸の含有量が非常に小さいものである一方で、測定に干
渉するかもしれないのと同様の配列または他の成分を有
する核酸が同じ試料中にも存在するので、これらの試験
はかなりの技術的挑戦である。経験によれば、最近一層
一般的になってきた増幅手段が、試験されるべき特定の
核酸配列の存在によって多数の同一の核酸を生成するこ
とに用いられていることがわかっている。これは、試験
の感度をおおいに改善し、個々の核酸を測定しさえす
る。この試験で可能な高い感度に含まれる危険性は、周
囲からただ1つの1本鎖核酸に伴うほかの試料の汚染に
より偽の溶性結果を生じうることである。したがって、
核酸試験を使用すると、とくに効果的な方法で汚染の発
生、すなわち試料または反応混合物から周囲への核酸の
放出を前に避ける必要がある。
らの比較的高い特異性のために、最近診断用の道具とし
て導入された。核酸の含有量およびとくに決定すべき核
酸の含有量が非常に小さいものである一方で、測定に干
渉するかもしれないのと同様の配列または他の成分を有
する核酸が同じ試料中にも存在するので、これらの試験
はかなりの技術的挑戦である。経験によれば、最近一層
一般的になってきた増幅手段が、試験されるべき特定の
核酸配列の存在によって多数の同一の核酸を生成するこ
とに用いられていることがわかっている。これは、試験
の感度をおおいに改善し、個々の核酸を測定しさえす
る。この試験で可能な高い感度に含まれる危険性は、周
囲からただ1つの1本鎖核酸に伴うほかの試料の汚染に
より偽の溶性結果を生じうることである。したがって、
核酸試験を使用すると、とくに効果的な方法で汚染の発
生、すなわち試料または反応混合物から周囲への核酸の
放出を前に避ける必要がある。
【0004】成分、とくに核酸を分析するための試料を
作る際に、最近、試料液およびその中に含有される分析
されるべき成分は、液体が入口開口を通して容器に導入
され、1または数種の処理段階を行ったのちに出口開口
を通して除去される容器内での処理を受ける所で使用さ
れる。そのような容器は、液体から成分を分離するため
の材料を含有するカラムの形態で商業的に入手可能であ
り、一例としては、キアゲン社(Qiagen)によっ
て製造されたQIAアンプ キット(QIAamp K
it)が挙げられる。これらの容器は別の容器の中に含
有されており、その結果漏れるかもしれない液体がこの
2番目の容器に放出され、大気中には放出されない。し
かし、この種の液体処理は複雑で、さらに対応する2番
目の容器を必要とする。さらに、これらの容器は液体を
2番目の容器に移すために遠心分離において使用され
る。
作る際に、最近、試料液およびその中に含有される分析
されるべき成分は、液体が入口開口を通して容器に導入
され、1または数種の処理段階を行ったのちに出口開口
を通して除去される容器内での処理を受ける所で使用さ
れる。そのような容器は、液体から成分を分離するため
の材料を含有するカラムの形態で商業的に入手可能であ
り、一例としては、キアゲン社(Qiagen)によっ
て製造されたQIAアンプ キット(QIAamp K
it)が挙げられる。これらの容器は別の容器の中に含
有されており、その結果漏れるかもしれない液体がこの
2番目の容器に放出され、大気中には放出されない。し
かし、この種の液体処理は複雑で、さらに対応する2番
目の容器を必要とする。さらに、これらの容器は液体を
2番目の容器に移すために遠心分離において使用され
る。
【0005】ドイツ特許出願公開第4020442号公
報には、血液試料容器の表面を封止る固いシールがニー
ドルを具備した用具の助けで貫通して開くようなシステ
ムについて記載されている。当該ニードルは保護用キャ
ップで被覆してもよい。そのため、容器の開閉に別の道
具が必要である。
報には、血液試料容器の表面を封止る固いシールがニー
ドルを具備した用具の助けで貫通して開くようなシステ
ムについて記載されている。当該ニードルは保護用キャ
ップで被覆してもよい。そのため、容器の開閉に別の道
具が必要である。
【0006】ドイツ特許出願公開第4124577号公
報には、その底面がねじが形成されたキャップで閉めら
れている試薬ボトルについて記載されている。
報には、その底面がねじが形成されたキャップで閉めら
れている試薬ボトルについて記載されている。
【0007】米国特許第3706305号明細書には、
液体が膜を貫通するニードルの助けで移動されうる容器
について記載されている。
液体が膜を貫通するニードルの助けで移動されうる容器
について記載されている。
【0008】米国特許第3601152号明細書には、
エラステックな部分が突起から完全に取り除かれる弁に
ついて記載されている。この突起は側面の開口部を有し
ていない。
エラステックな部分が突起から完全に取り除かれる弁に
ついて記載されている。この突起は側面の開口部を有し
ていない。
【0009】汚染を避けるためのこのような弁の使用
は、いまだ記載されていない。
は、いまだ記載されていない。
【0010】ドイツ特許第4214634号明細書に
は、液体を吸収するピペット補助具について記載されて
おり、この補助具はエラステックな中空体および空気の
出入りのための数種の弁である。
は、液体を吸収するピペット補助具について記載されて
おり、この補助具はエラステックな中空体および空気の
出入りのための数種の弁である。
【0011】ドイツ特許第4204554号明細書に
は、入口開口部が、漏斗に段階的に移行する先端を使用
してプラスチック製の膜を貫通することによって開く液
体用アンプルについて記載されている。
は、入口開口部が、漏斗に段階的に移行する先端を使用
してプラスチック製の膜を貫通することによって開く液
体用アンプルについて記載されている。
【0012】ドイツ特許出願公開第3139702号公
報には、パスタ状試料材料を取り扱う容器について記載
されている。出口開口はスナップトップ(snap t
op)の手段によって閉じられている。
報には、パスタ状試料材料を取り扱う容器について記載
されている。出口開口はスナップトップ(snap t
op)の手段によって閉じられている。
【0013】米国特許第4956298号明細書には、
遠心分離によって空になりうる分離または反応カラムに
ついて記載されている。出口開口は、機械的に取り除か
れるべきスナップトップ(頂部はめ込み)の助けで閉じ
られる。
遠心分離によって空になりうる分離または反応カラムに
ついて記載されている。出口開口は、機械的に取り除か
れるべきスナップトップ(頂部はめ込み)の助けで閉じ
られる。
【0014】米国特許第3799426号明細書には、
その頂部に突起を具備された容器について記載されてい
る。前記突起は、容器が窓板を通して落下するのを避け
る。
その頂部に突起を具備された容器について記載されてい
る。前記突起は、容器が窓板を通して落下するのを避け
る。
【0015】ヨーロッパ特許出願公開第0561003
号には、容器に入る際に、液体が数種の膜を通して通過
するような液体を受ける容器について記載されている。
しかしながら、出口開口部のエラスチックなシールは、
提案されていない。
号には、容器に入る際に、液体が数種の膜を通して通過
するような液体を受ける容器について記載されている。
しかしながら、出口開口部のエラスチックなシールは、
提案されていない。
【0016】ヨーロッパ特許出願公開第0182370
号公報には、採血管(bloodintake tub
e)を有する血液保存用具について記載されている。前
記採血管は管の上に配置されたキャップできつく封止さ
れうる。しかしながら、圧力の違いの助けによる開口部
は提案されていない。
号公報には、採血管(bloodintake tub
e)を有する血液保存用具について記載されている。前
記採血管は管の上に配置されたキャップできつく封止さ
れうる。しかしながら、圧力の違いの助けによる開口部
は提案されていない。
【0017】米国特許第5139742号明細書には、
液体の通過を許す位置に運ばれうる2つの部分からなる
用具について記載されている。この要素での出口開口
は、別の要素の助けでエラスチックには閉じない。液体
通過の開口部は圧力の違いの助けで達成される。
液体の通過を許す位置に運ばれうる2つの部分からなる
用具について記載されている。この要素での出口開口
は、別の要素の助けでエラスチックには閉じない。液体
通過の開口部は圧力の違いの助けで達成される。
【0018】ドイツ特許出願公開第4021355号公
報には、貫通可能な弾力性板の助けで閉じられる血液採
血器具について記載されている。この器具は、中空ニー
ドルの助けで開く。しかし、この器具内に液体を取り込
ませるための容器の蓋を具備する必要がある。これを達
成するために、容器の蓋は別の開口部によって動かされ
る。
報には、貫通可能な弾力性板の助けで閉じられる血液採
血器具について記載されている。この器具は、中空ニー
ドルの助けで開く。しかし、この器具内に液体を取り込
ませるための容器の蓋を具備する必要がある。これを達
成するために、容器の蓋は別の開口部によって動かされ
る。
【0019】ドイツ特許出願公開第2442149号公
報には、出口開口部がつめ物(栓)の助けで閉じてい
る、血液を採取するための容器について記載されてい
る。出口開口を開けるために、つめ物は手で取り除かね
ばならない。
報には、出口開口部がつめ物(栓)の助けで閉じてい
る、血液を採取するための容器について記載されてい
る。出口開口を開けるために、つめ物は手で取り除かね
ばならない。
【0020】ドイツ特許出願公開第2328718号公
報には、出口開口を閉じるためにねじが形成されたキャ
ップが使用される使い捨て可能な注射器について記載さ
れている。
報には、出口開口を閉じるためにねじが形成されたキャ
ップが使用される使い捨て可能な注射器について記載さ
れている。
【0021】ドイツ特許出願公開第1541115号公
報には、入口開口部を閉じるために半球状キャップが使
用される使い捨て可能な注射器について記載されてい
る。
報には、入口開口部を閉じるために半球状キャップが使
用される使い捨て可能な注射器について記載されてい
る。
【0022】米国特許第5003988号明細書には、
液体が円筒形開口部を通って押し出されるバイオロジカ
ル・マテリアルを決定するための装置について記載され
ている。
液体が円筒形開口部を通って押し出されるバイオロジカ
ル・マテリアルを決定するための装置について記載され
ている。
【0023】ドイツ特許出願公開第3639949号明
細書には、試料をこのフィルター材に通過させる濾過材
料の助けで長鎖核酸を分離する方法について記載されて
いる。使用された器具は、圧力を加えることでは開かな
いカートリッジである。
細書には、試料をこのフィルター材に通過させる濾過材
料の助けで長鎖核酸を分離する方法について記載されて
いる。使用された器具は、圧力を加えることでは開かな
いカートリッジである。
【0024】米国特許第5221483号明細書には、
液体が多孔性フィルター材および(または)膜を通って
通過する液体を濾過するための器具について記載されて
いる。入口または出口開口は圧力を加えても開かない。
液体が多孔性フィルター材および(または)膜を通って
通過する液体を濾過するための器具について記載されて
いる。入口または出口開口は圧力を加えても開かない。
【0025】ローンハートら(Leonhardt)
(アミコン バイオソリューションズ(Amicon Biosolut
ions) 、4/1994、2頁〜7頁)には、液体が遠心
分離によってフィルター材を通って移動するものである
液体の超濾過のシステムについて記載されている。
(アミコン バイオソリューションズ(Amicon Biosolut
ions) 、4/1994、2頁〜7頁)には、液体が遠心
分離によってフィルター材を通って移動するものである
液体の超濾過のシステムについて記載されている。
【0026】キアゲン ニューズ 第1/94号、1頁
〜20頁(Quiagen News,No.1/9
4,pp1−20)には、液体が容器類を通って出るこ
とができるシステムについて記載されている。しかし、
これらの容器類の出口開口は可逆的には開閉されえな
い。前記引用文献には、液体が遠心分離によってフィル
ター材を通って通過するものである核酸を洗浄するため
の容器も記載されている。出口開口は、再び、圧力を加
えても開かない。
〜20頁(Quiagen News,No.1/9
4,pp1−20)には、液体が容器類を通って出るこ
とができるシステムについて記載されている。しかし、
これらの容器類の出口開口は可逆的には開閉されえな
い。前記引用文献には、液体が遠心分離によってフィル
ター材を通って通過するものである核酸を洗浄するため
の容器も記載されている。出口開口は、再び、圧力を加
えても開かない。
【0027】後者の容器はキアジェン ニューズ2/9
4、1〜14頁にも記載されている。
4、1〜14頁にも記載されている。
【0028】そのため、液体を処理するための新規な容
器を提供することによって、最近知られている方法を改
善することも本発明の目的である。
器を提供することによって、最近知られている方法を改
善することも本発明の目的である。
【0029】本発明の目的は、液体の処理中の汚染を減
少する容器である。
少する容器である。
【課題を解決するための手段】
本発明の容器は、入口開
口(A10)と出口開口(A11)とを備えた液体の処
理中の汚染を減少するための容器であって、該出口開口
(A11)が出口ピース(14)の側壁に設けられ、か
つ該出口ピース(A14)をこえて引きつけられるエラ
スチックな管(A18)によって自己封止されうるよう
に閉塞され、該エラスチックな管(A18)が出口開口
(A11)に対して垂直にかつ不変的に力をかけ、該エ
ラスチックな管(A18)が出口開口(A11)をこえ
て延び、かつ可逆的に開放されることができ、低圧また
は過度の圧力が付与されることを特徴としている。
口(A10)と出口開口(A11)とを備えた液体の処
理中の汚染を減少するための容器であって、該出口開口
(A11)が出口ピース(14)の側壁に設けられ、か
つ該出口ピース(A14)をこえて引きつけられるエラ
スチックな管(A18)によって自己封止されうるよう
に閉塞され、該エラスチックな管(A18)が出口開口
(A11)に対して垂直にかつ不変的に力をかけ、該エ
ラスチックな管(A18)が出口開口(A11)をこえ
て延び、かつ可逆的に開放されることができ、低圧また
は過度の圧力が付与されることを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の容器は、基本的にいかな
る所望の形状を有しうる。一般に、所望量の液体を受け
るのに充分に大きい内側を有する。これを達成するため
に、容器は内側部材A17および外側部材A19を有し
うる。内側または外側の形状は、基本的に所望により選
択しうる。しかし、液体が受けられる領域で内側部材は
可能な限り円滑であるのが好ましく、液体と接触してい
る領域は、残りの液体が残る凹所または突起をまったく
有しないかまたはほとんど有しない。一方の終端に入口
開口A10を有し、他方の終端に出口開口A11を有す
る中空円筒形容器が、使用および製造の両方に関してと
くに好ましい。
る所望の形状を有しうる。一般に、所望量の液体を受け
るのに充分に大きい内側を有する。これを達成するため
に、容器は内側部材A17および外側部材A19を有し
うる。内側または外側の形状は、基本的に所望により選
択しうる。しかし、液体が受けられる領域で内側部材は
可能な限り円滑であるのが好ましく、液体と接触してい
る領域は、残りの液体が残る凹所または突起をまったく
有しないかまたはほとんど有しない。一方の終端に入口
開口A10を有し、他方の終端に出口開口A11を有す
る中空円筒形容器が、使用および製造の両方に関してと
くに好ましい。
【0031】分析の目的のために使用するのが好ましい
容器は、100mmと5mmのあいだ、好ましくは約5
0mmの長さを有するのが好ましく、内側直径は2mm
と20mmのあいだ、好ましくは約8mmの長さを有す
るのが好ましい。
容器は、100mmと5mmのあいだ、好ましくは約5
0mmの長さを有するのが好ましく、内側直径は2mm
と20mmのあいだ、好ましくは約8mmの長さを有す
るのが好ましい。
【0032】本発明によれば、容器は、出口開口での直
径が実質的に残りの容器の直径より小さくなるように該
出口開口の領域に先細りにされる。
径が実質的に残りの容器の直径より小さくなるように該
出口開口の領域に先細りにされる。
【0033】本発明は、この出口開口が、該出口開口A
11(自動封入)に対してエラスチック(elasti
c)に圧力をかける要素すなわちエラスチックな材料A
12の助けで閉じられることを提案する。この要素自身
は、開口部に対して圧力を付与しうる、たとえばゴムま
たはシリコーンなどのエラスチックな材料から構成され
うる、また開口に対して前記要素に圧力を加えるエラス
チックな材料、たとえばバネまたはほかのゴム材料と繋
がりうる。必要な力は、開口に対して垂直にそして不変
的にかけられるのが好ましい。前記開口を囲む開口およ
び周縁に対してかけれらる接触圧のために、本発明の容
器の蓋は、ほかの容器の蓋から際立っている。ほかの用
具に弁として使用される多くの容器の蓋は、本発明にも
使用しうる。容器の蓋のほかの好ましい特徴は、容器の
内側から向きがそれている側に低い圧力をかけることに
よって開けられることである。これを達成するために、
液体が外側に向って出口開口を通って容器の内側から出
てくるキャップは、エラスチックな材料と出口開口の周
縁のあいだで開く。弁を開け、出口開口を通って容器か
ら液体を移動させるために、より高い圧力が容器の内側
にかかる一方で、より低い圧力が容器の外側にかかるよ
うに、0.4バールと0.6バールとのあいだの異なる
圧力を選択するのが得策であることが証明された。これ
は、(好ましくは)容器の内側に圧力をかけるか、また
は容器の外側を真空にする(とくに、出口開口部の領域
で)ことによって達成される。
11(自動封入)に対してエラスチック(elasti
c)に圧力をかける要素すなわちエラスチックな材料A
12の助けで閉じられることを提案する。この要素自身
は、開口部に対して圧力を付与しうる、たとえばゴムま
たはシリコーンなどのエラスチックな材料から構成され
うる、また開口に対して前記要素に圧力を加えるエラス
チックな材料、たとえばバネまたはほかのゴム材料と繋
がりうる。必要な力は、開口に対して垂直にそして不変
的にかけられるのが好ましい。前記開口を囲む開口およ
び周縁に対してかけれらる接触圧のために、本発明の容
器の蓋は、ほかの容器の蓋から際立っている。ほかの用
具に弁として使用される多くの容器の蓋は、本発明にも
使用しうる。容器の蓋のほかの好ましい特徴は、容器の
内側から向きがそれている側に低い圧力をかけることに
よって開けられることである。これを達成するために、
液体が外側に向って出口開口を通って容器の内側から出
てくるキャップは、エラスチックな材料と出口開口の周
縁のあいだで開く。弁を開け、出口開口を通って容器か
ら液体を移動させるために、より高い圧力が容器の内側
にかかる一方で、より低い圧力が容器の外側にかかるよ
うに、0.4バールと0.6バールとのあいだの異なる
圧力を選択するのが得策であることが証明された。これ
は、(好ましくは)容器の内側に圧力をかけるか、また
は容器の外側を真空にする(とくに、出口開口部の領域
で)ことによって達成される。
【0034】添付図面を参照しつつ本発明の容器の蓋を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0035】図1は、球状弁を示す。螺旋バネA23
は、先細りした出口開口に対して球体A24を不変的に
押しつける。前記球体A24は、たとえば鉄のような金
属、またはプラスチック(たとえばナイロン)でできて
おり、エラスチックな被覆も有しうる。ガラス内の液体
によってかけられた重力の結果として出口開口にかかっ
た力、および可能な処理段階、たとえばガラス内に存在
する液体を通って適切な構造体を挿入するあいだじゅう
出口開口に働く力を超過するようにバネの力が設定され
る。
は、先細りした出口開口に対して球体A24を不変的に
押しつける。前記球体A24は、たとえば鉄のような金
属、またはプラスチック(たとえばナイロン)でできて
おり、エラスチックな被覆も有しうる。ガラス内の液体
によってかけられた重力の結果として出口開口にかかっ
た力、および可能な処理段階、たとえばガラス内に存在
する液体を通って適切な構造体を挿入するあいだじゅう
出口開口に働く力を超過するようにバネの力が設定され
る。
【0036】しかし、これは、低い圧力をかけることに
よって弁を開けるのを困難にしうるので、前記力は実質
的により大きくあるべきではない。
よって弁を開けるのを困難にしうるので、前記力は実質
的により大きくあるべきではない。
【0037】図2はニードル弁を示す。板バネA26ま
たはゴムバンドは、前記出口開口に対して底部から出口
開口をシールするニードルA25に圧力を印加する。出
口開口は、出口ピースA14における通路として形成さ
れる。
たはゴムバンドは、前記出口開口に対して底部から出口
開口をシールするニードルA25に圧力を印加する。出
口開口は、出口ピースA14における通路として形成さ
れる。
【0038】図3は、管状弁の形態の容器の蓋の好まし
い実施例である。薄い壁管が、外側の出口開口A11を
有する出口ピース14をこえて引きつけられる。前記管
は、液体が避けうるものである。周縁と出口開口とのあ
いだに残された空間がないように出口の外側の壁に対し
て強固に圧迫する。可能な材料は、とくにゴムまたはシ
リコン天然ゴムである。管は、出口開口部の周縁に沿っ
て伸長するのが好ましい。これは、液体の微粒化を減少
させる。
い実施例である。薄い壁管が、外側の出口開口A11を
有する出口ピース14をこえて引きつけられる。前記管
は、液体が避けうるものである。周縁と出口開口とのあ
いだに残された空間がないように出口の外側の壁に対し
て強固に圧迫する。可能な材料は、とくにゴムまたはシ
リコン天然ゴムである。管は、出口開口部の周縁に沿っ
て伸長するのが好ましい。これは、液体の微粒化を減少
させる。
【0039】ほかの構成と比較して、この弁は出口開口
を詰まらせる傾向はない。弁は、その機能および効率の
両方において、1〜100mPaの範囲で粘度に関して
大いに中立に働くという点で際立っている。このタイプ
の弁のばあい、時間当たりの流れは、圧力パラメーター
を介して調整および制御されうる。
を詰まらせる傾向はない。弁は、その機能および効率の
両方において、1〜100mPaの範囲で粘度に関して
大いに中立に働くという点で際立っている。このタイプ
の弁のばあい、時間当たりの流れは、圧力パラメーター
を介して調整および制御されうる。
【0040】図4は、反対側の壁に2つの出口開口部の
ための準備がなされた所で管弁を備えた本発明による容
器を示しており、出口開口の縦断面を示している。A1
2は、出口開口A11が被覆されるような出口部分を覆
うエラスチックな管A18である。それ以外の好ましい
特徴は、図示された容器の上部に示されている。容器の
外側部材A19は、容器の直径よりほんの少し大きい孔
を有する支持板で容器を支えるのに役立つ円周状に形成
された突起を有する保持要素A21を有する。入口開口
部A10の領域で、内側型枠がほんの少し伸び、そのた
め内側に配置される蓋Bを受けて、容器を完全に閉じ
る。さらに、円周状に形成された切り欠きを有する位置
決め要素A22は、所望により容器中で望ましい構造体
を支持すると考えられる。
ための準備がなされた所で管弁を備えた本発明による容
器を示しており、出口開口の縦断面を示している。A1
2は、出口開口A11が被覆されるような出口部分を覆
うエラスチックな管A18である。それ以外の好ましい
特徴は、図示された容器の上部に示されている。容器の
外側部材A19は、容器の直径よりほんの少し大きい孔
を有する支持板で容器を支えるのに役立つ円周状に形成
された突起を有する保持要素A21を有する。入口開口
部A10の領域で、内側型枠がほんの少し伸び、そのた
め内側に配置される蓋Bを受けて、容器を完全に閉じ
る。さらに、円周状に形成された切り欠きを有する位置
決め要素A22は、所望により容器中で望ましい構造体
を支持すると考えられる。
【0041】図5は、出口開口を通る区切りのない図4
の容器の蓋を示す。管弁の別の好ましい特徴、主に容器
から向きがそれている出口要素の先細りの外側部材を示
している。これは、一方では出口部分に管をうまく位置
決めし、上部における圧力が増加する結果として弁が開
くときに、容器に向かう2次的な液体の逃げを防止もす
る。さらに、先細りの部分は、微粉化効果を減少させ、
それによって煙霧質の形成をも減少させる。管は(示さ
れたとおり)、出口部分の下部末端を超過する。ほかの
有利な特徴、すなわち、円周状に形成されたバーA20
も明瞭に見られうる。このバーは、外側から弁に低い圧
力をかけるために、ほかの用具とともに容器を繋ぐのに
使用しうる。したがって、用具側で受取り領域の部材と
係合し、O−リングの助けで容器/用具の接点を封止
し、さらに、用具のボアから望ましくない移動に対して
容器を確保する。
の容器の蓋を示す。管弁の別の好ましい特徴、主に容器
から向きがそれている出口要素の先細りの外側部材を示
している。これは、一方では出口部分に管をうまく位置
決めし、上部における圧力が増加する結果として弁が開
くときに、容器に向かう2次的な液体の逃げを防止もす
る。さらに、先細りの部分は、微粉化効果を減少させ、
それによって煙霧質の形成をも減少させる。管は(示さ
れたとおり)、出口部分の下部末端を超過する。ほかの
有利な特徴、すなわち、円周状に形成されたバーA20
も明瞭に見られうる。このバーは、外側から弁に低い圧
力をかけるために、ほかの用具とともに容器を繋ぐのに
使用しうる。したがって、用具側で受取り領域の部材と
係合し、O−リングの助けで容器/用具の接点を封止
し、さらに、用具のボアから望ましくない移動に対して
容器を確保する。
【0042】図6は、図4に関する本発明による容器を
頂部から見た図である。これは、選択可能な容器の上部
末端で外側の接触する要素を付けることの一般的特徴を
示す。これは、取っ手の助けで容器の蓋を自由に出し入
れさせて、取り扱いによって生じる汚染を避ける。
頂部から見た図である。これは、選択可能な容器の上部
末端で外側の接触する要素を付けることの一般的特徴を
示す。これは、取っ手の助けで容器の蓋を自由に出し入
れさせて、取り扱いによって生じる汚染を避ける。
【0043】図7は、実施例2の操作の流れを示す。本
発明による容器は、所望の機能を満足させるのに必要で
ありうる追加の要素および機能的要素をも含みうる。た
とえば容器が液体から粒子状の目的物、たとえば細胞を
取り除くつもりであると、液体は通過させるが細胞は通
過させないフィルター材A15(図7中には示されず)
が、入口および出口開口のあいだに備えられてよい。
発明による容器は、所望の機能を満足させるのに必要で
ありうる追加の要素および機能的要素をも含みうる。た
とえば容器が液体から粒子状の目的物、たとえば細胞を
取り除くつもりであると、液体は通過させるが細胞は通
過させないフィルター材A15(図7中には示されず)
が、入口および出口開口のあいだに備えられてよい。
【0044】成分、たとえば、抗原類、細胞類または核
酸類のような溶解物質を液体から取り除く別の可能性
は、成分が結合しうる吸収材A16(図7中には示され
ずを組み入れることにある。吸収材料は、フィルター材
によるかまたは磁性粒子が使用されるばあいには磁気を
備えることによって容器中に残留しうる。
酸類のような溶解物質を液体から取り除く別の可能性
は、成分が結合しうる吸収材A16(図7中には示され
ずを組み入れることにある。吸収材料は、フィルター材
によるかまたは磁性粒子が使用されるばあいには磁気を
備えることによって容器中に残留しうる。
【0045】容器の外側部材は、底部に向かってわずか
に先細であるのが好ましい。そのため、容器が加熱ブロ
ックの凹所に設けられて、熱伝達を支持するために容器
の外側部材としっかり適合する必要がある加熱または冷
却手順が実行されるばあい、数回の温度サイクルののち
に加熱区画から容器を取り除くことが可能である。
に先細であるのが好ましい。そのため、容器が加熱ブロ
ックの凹所に設けられて、熱伝達を支持するために容器
の外側部材としっかり適合する必要がある加熱または冷
却手順が実行されるばあい、数回の温度サイクルののち
に加熱区画から容器を取り除くことが可能である。
【0046】中空シリンダの領域での壁の厚さは、外側
から容器中の液体へ優れた熱伝達をさせ、さらに可能に
使用された磁界でわずかな干渉のみをさせるように形成
されるのが好ましい。容器の材料は、構成部材が安定
で、4〜100℃のあいだの範囲の温度であるように選
択する。適切な材料は、それらが先に記載した要求を満
足し、さらに射出成形によって製造するのが簡単である
ので、ポリプロピレンのようなプラスチック類である。
から容器中の液体へ優れた熱伝達をさせ、さらに可能に
使用された磁界でわずかな干渉のみをさせるように形成
されるのが好ましい。容器の材料は、構成部材が安定
で、4〜100℃のあいだの範囲の温度であるように選
択する。適切な材料は、それらが先に記載した要求を満
足し、さらに射出成形によって製造するのが簡単である
ので、ポリプロピレンのようなプラスチック類である。
【0047】自己封止出口開口部は、液体の還流が反応
チャンバーに戻るのを防ぐ。したがって、残り物材料で
の試料の汚染は排除される。これは、(たとえば、容器
から後述の構造体を取り除くために)(わずかの)低い
圧力が反応チャンバーにかけれられるばあい、とくに重
要である。
チャンバーに戻るのを防ぐ。したがって、残り物材料で
の試料の汚染は排除される。これは、(たとえば、容器
から後述の構造体を取り除くために)(わずかの)低い
圧力が反応チャンバーにかけれられるばあい、とくに重
要である。
【0048】本発明による容器は液体の処理中の汚染を
減少させるのに驚くべきほどよく適合する。これに達す
るために、蓋を取り外し、液体で充たし、必要であれば
試薬を加え、与えられた時間培養を行い(所望であれば
閉じた蓋とともに)、さらに弁を開けるのに低圧をかけ
ることによって逐次液体を出口開口部から外側に向かっ
て落下させる。液体が使用されて増加するかまたは成分
が容器中に残っているばあいには、液体を捨て、さらに
容器を処理して、そこに結合した成分がえられる。
減少させるのに驚くべきほどよく適合する。これに達す
るために、蓋を取り外し、液体で充たし、必要であれば
試薬を加え、与えられた時間培養を行い(所望であれば
閉じた蓋とともに)、さらに弁を開けるのに低圧をかけ
ることによって逐次液体を出口開口部から外側に向かっ
て落下させる。液体が使用されて増加するかまたは成分
が容器中に残っているばあいには、液体を捨て、さらに
容器を処理して、そこに結合した成分がえられる。
【0049】本発明による容器で、すべての所望の化学
的および生物学的反応を行うことは可能である。
的および生物学的反応を行うことは可能である。
【0050】これは、試料液の成分を分析する方法、ま
たは試料液から成分を単離する方法をとくに包含してい
る。この方法で行いうる反応段階は、固形マトリックス
に成分を固定化(結合)すること、成分から液体を分離
すること、固定化された細胞の溶解のように固定化され
た成分を処理すること、固定化された成分の洗浄段階、
またはたとえば、検出可能な基で標識することによる修
飾である。
たは試料液から成分を単離する方法をとくに包含してい
る。この方法で行いうる反応段階は、固形マトリックス
に成分を固定化(結合)すること、成分から液体を分離
すること、固定化された細胞の溶解のように固定化され
た成分を処理すること、固定化された成分の洗浄段階、
またはたとえば、検出可能な基で標識することによる修
飾である。
【0051】本発明の容器は、核酸の分析において試料
調製のために有利に使用されうる。
調製のために有利に使用されうる。
【0052】そこで、本発明のほかの目的は、 −入口開口A10を介して容器に試料を充填する工程、 −成分を固定化するためにマトリックスを添加する工
程、 −固定化に適する条件下でインキュベートする工程、お
よび、 −出口開口A11を通して液体を取り除く工程、 からなり、前記液体を取り除く工程のあいだに前記出口
開口は、出口開口に対して弾力的に圧力をかける要素で
あるエラスチックな材料によって封じられ、さらに低圧
または過剰の圧力をかけることによって可逆的に開けう
ることを特徴とする試料から成分を単離する方法であ
る。
程、 −固定化に適する条件下でインキュベートする工程、お
よび、 −出口開口A11を通して液体を取り除く工程、 からなり、前記液体を取り除く工程のあいだに前記出口
開口は、出口開口に対して弾力的に圧力をかける要素で
あるエラスチックな材料によって封じられ、さらに低圧
または過剰の圧力をかけることによって可逆的に開けう
ることを特徴とする試料から成分を単離する方法であ
る。
【0053】本発明の方法および容器は、液体の自動化
処理にとくによく適している。
処理にとくによく適している。
【0054】以下に示す実施例は、より詳細に本発明を
説明するものである。
説明するものである。
【0055】実施例1 本発明による容器のこの実施例は、全体の長さ45.3
mm、外側直径8.8mm、および内側直径6.95m
mを示す。管は3つの機能的な領域を有する。
mm、外側直径8.8mm、および内側直径6.95m
mを示す。管は3つの機能的な領域を有する。
【0056】最初の頂部領域である入口は、対応する蓋
の口をシールし、その口を容器のエッジ部、すなわち入
口開口A10に位置決めすることで容器が大気に対して
シールされうるように形成される。入口開口領域の内側
で、構造体を嵌め込ませるために環状の切欠きを有する
位置決め要素A22が内壁に備えられる。入口開口は、
全体の長さ6.1mm、外側直径8.8mm、および内
側直径6.95mmを有している。管の内側にある切欠
きは底部に向かって測定されるときエッジ1から6.1
5mm離れている。円状に形成された周切欠きは、深さ
0.01mmおよび高さ0.5mmを有している。
の口をシールし、その口を容器のエッジ部、すなわち入
口開口A10に位置決めすることで容器が大気に対して
シールされうるように形成される。入口開口領域の内側
で、構造体を嵌め込ませるために環状の切欠きを有する
位置決め要素A22が内壁に備えられる。入口開口は、
全体の長さ6.1mm、外側直径8.8mm、および内
側直径6.95mmを有している。管の内側にある切欠
きは底部に向かって測定されるときエッジ1から6.1
5mm離れている。円状に形成された周切欠きは、深さ
0.01mmおよび高さ0.5mmを有している。
【0057】容器の2番目の領域は、長さ34.4m
m、外側直径7.8mmおよび内側直径6.95mmを
有する中空円筒状管である外側部材A19である。この
領域で、窓板に位置決めするための保持要素A21の準
備がなされる。
m、外側直径7.8mmおよび内側直径6.95mmを
有する中空円筒状管である外側部材A19である。この
領域で、窓板に位置決めするための保持要素A21の準
備がなされる。
【0058】3番目の底部領域である出口開口部は、円
筒形の先細部分、外側直径1mmおよび高さ1mmを有
する円錐台(d1=2.8mm、d2=2.1mm、h
=6.8mm)の形状を示す。その内側で、所望であれ
ば垂直の内側溝(d=1.5mm、h=3.8mm)お
よび2つの水平な出口開口A11(d=1.0mm、h
=1.0mm)を介して容器の外に液体が移行されうる
ように出口が形成される。前記開口は、高度に柔軟なプ
ラスチック管A18(ライヒェルト ヘミーテヒニーク
(Reichelt Chemietechnik) 社製のシラスティク(Sila
stik)(商品名)でできている。内側直径=2.0m
m、壁の厚み=2.4mm)の助けで前記開口は封入さ
れる。確定された低圧または過剰の圧力をかけること
で、出口開口は底部に向かって開き、液はエーロゾルな
しに除かれる。円錐台の形態の出口開口は、高さ2.5
mm、壁厚さ3.5mm、および半径1.65mmを示
す円周状に形成されたバーA20を有している。液体を
吸収するための器具を支持もする用具の対応のブロック
で容器を受けたり放したりするのに適しうるようにこの
外側形状が形成される。
筒形の先細部分、外側直径1mmおよび高さ1mmを有
する円錐台(d1=2.8mm、d2=2.1mm、h
=6.8mm)の形状を示す。その内側で、所望であれ
ば垂直の内側溝(d=1.5mm、h=3.8mm)お
よび2つの水平な出口開口A11(d=1.0mm、h
=1.0mm)を介して容器の外に液体が移行されうる
ように出口が形成される。前記開口は、高度に柔軟なプ
ラスチック管A18(ライヒェルト ヘミーテヒニーク
(Reichelt Chemietechnik) 社製のシラスティク(Sila
stik)(商品名)でできている。内側直径=2.0m
m、壁の厚み=2.4mm)の助けで前記開口は封入さ
れる。確定された低圧または過剰の圧力をかけること
で、出口開口は底部に向かって開き、液はエーロゾルな
しに除かれる。円錐台の形態の出口開口は、高さ2.5
mm、壁厚さ3.5mm、および半径1.65mmを示
す円周状に形成されたバーA20を有している。液体を
吸収するための器具を支持もする用具の対応のブロック
で容器を受けたり放したりするのに適しうるようにこの
外側形状が形成される。
【0059】実施例2 本実施例は、核酸含有試料溶液を製造するためのもの
で、図7に示される作業段階がなされる。第1の段階
で、蓋Bで閉じられる容器(1)が開く(2)。入口開
口A10を通して細胞含有試料液を試料容器Aにピペッ
トで移す。容器を閉じて、核酸をえるために、細胞が結
合した材料と一緒に培養する(4)。これを達成するた
めに、材料は、たとえば抗原表面に抗体を固定化するこ
と、または吸着材料A16によって、細胞の表面を結合
するための特異的な結合特性を示しうる。しかし、液体
が前記材料を通過する際、たとえばこのような液体を容
器から取り出す際に細胞を保持するために濾過特性を有
する材料A15を具備することも可能である。表面で細
胞を固定化するための条件は、たとえばアメリカ合衆
国、テネシー州、ナッシュビルに住所を有するバンデル
ビルト大学の分子生物学部のシドニー フライシャー
(Sidney Fleischer)、ベッカ フライシャー(Becca
Fleischer)によって編集された、「メソッズ イン
エンザイモロジー(Methods in Enzymology)」、第17
1巻、バイオメンブランズ/パート アールトランスポ
ート セオリー(Biomembranes/Part R Transport Theo
ry) ; セルアンド モデル メンブランズ(Cell and Mo
del Membranes)により専門家に知られている。
で、図7に示される作業段階がなされる。第1の段階
で、蓋Bで閉じられる容器(1)が開く(2)。入口開
口A10を通して細胞含有試料液を試料容器Aにピペッ
トで移す。容器を閉じて、核酸をえるために、細胞が結
合した材料と一緒に培養する(4)。これを達成するた
めに、材料は、たとえば抗原表面に抗体を固定化するこ
と、または吸着材料A16によって、細胞の表面を結合
するための特異的な結合特性を示しうる。しかし、液体
が前記材料を通過する際、たとえばこのような液体を容
器から取り出す際に細胞を保持するために濾過特性を有
する材料A15を具備することも可能である。表面で細
胞を固定化するための条件は、たとえばアメリカ合衆
国、テネシー州、ナッシュビルに住所を有するバンデル
ビルト大学の分子生物学部のシドニー フライシャー
(Sidney Fleischer)、ベッカ フライシャー(Becca
Fleischer)によって編集された、「メソッズ イン
エンザイモロジー(Methods in Enzymology)」、第17
1巻、バイオメンブランズ/パート アールトランスポ
ート セオリー(Biomembranes/Part R Transport Theo
ry) ; セルアンド モデル メンブランズ(Cell and Mo
del Membranes)により専門家に知られている。
【0060】ほかの段階において、その核酸がたとえば
単離されるものである細胞がそれらが材料に結合してい
る所で容器に残っているあいだに、試料容器から液体を
取る。もし細胞を結合する材料が粒子状の材料であれ
ば、材料が磁性体であり、そしてその磁場が外側から容
器にかけられるので、細胞は残留しうる。前記磁場は、
液体が取り除かれるときに試料容器に粒子状の材料を残
留するのに充分に強くなければならない。出口開口が試
料容器の下部で残留細胞より下に位置するなら、液体は
わずかに真空をかけることにより落下しうる。
単離されるものである細胞がそれらが材料に結合してい
る所で容器に残っているあいだに、試料容器から液体を
取る。もし細胞を結合する材料が粒子状の材料であれ
ば、材料が磁性体であり、そしてその磁場が外側から容
器にかけられるので、細胞は残留しうる。前記磁場は、
液体が取り除かれるときに試料容器に粒子状の材料を残
留するのに充分に強くなければならない。出口開口が試
料容器の下部で残留細胞より下に位置するなら、液体は
わずかに真空をかけることにより落下しうる。
【0061】ほかの位置的に干渉する試料成分を細胞か
ら取り除くために、1回または数回の洗浄手段を備えて
いることも可能である。これを達成するために、試料容
器に洗浄液を充填する。前記洗浄液は細胞結合材料の表
面に対する細胞の結合には基本的に影響を与えない可能
な汚染物を溶かす。このような洗浄剤は、たとえば核酸
のための細胞分離プロトコールまたは関連する洗浄キッ
トプロトコールなど当業者に知られている。それらは、
どのように細胞が材料に結合するかに基本的に依存す
る。
ら取り除くために、1回または数回の洗浄手段を備えて
いることも可能である。これを達成するために、試料容
器に洗浄液を充填する。前記洗浄液は細胞結合材料の表
面に対する細胞の結合には基本的に影響を与えない可能
な汚染物を溶かす。このような洗浄剤は、たとえば核酸
のための細胞分離プロトコールまたは関連する洗浄キッ
トプロトコールなど当業者に知られている。それらは、
どのように細胞が材料に結合するかに基本的に依存す
る。
【0062】最後の洗浄溶液が試料容器Aから除去され
たのち、精製され濃縮された細胞は、細胞から核酸を遊
離するのに適切な溶解液と接触するようになる。この溶
解液の成分は固定化された細胞のタイプに大きく左右さ
れる。細胞が細菌のばあい、溶解液は細胞壁を消化する
プロテイナーゼKを含有するのが好ましい。選択によ
り、溶解は加熱または冷却することおよび反応混合物を
攪拌することによって補助されることができる。磁性粒
子が細胞結合材料として使用されると、磁石の助けで混
合が完了されうる。さらに、試料容器を振ることによっ
て溶液を混合することも可能である。いったん消化が完
了すると、単離されるべき核酸は溶液に自由に利用しう
る。
たのち、精製され濃縮された細胞は、細胞から核酸を遊
離するのに適切な溶解液と接触するようになる。この溶
解液の成分は固定化された細胞のタイプに大きく左右さ
れる。細胞が細菌のばあい、溶解液は細胞壁を消化する
プロテイナーゼKを含有するのが好ましい。選択によ
り、溶解は加熱または冷却することおよび反応混合物を
攪拌することによって補助されることができる。磁性粒
子が細胞結合材料として使用されると、磁石の助けで混
合が完了されうる。さらに、試料容器を振ることによっ
て溶液を混合することも可能である。いったん消化が完
了すると、単離されるべき核酸は溶液に自由に利用しう
る。
【0063】溶解のあいだでさえ、周囲からの汚染を避
けるために反応容器を蓋で閉じるのが好ましい。溶解の
完了後、対応する機械的用具の助けで蓋を取り除くのが
好ましい。つぎに、その外側部材C12が試料容器の内
側部材A17と合致する構造体Cを、細胞および核酸の
消化生成物の混合物を含有する試料容器内に導入する。
この構造体は、中空で、試料容器について、そして反応
混合液についてフィルター材によって封止されている。
試料容器を閉じるのに適切な閉塞要素B10をも含む蓋
Bの把持要素B11の助けにより構造体Cを導入すると
好ましく完了する。このばあいに、蓋の助けにより構造
体を拾い上げ(II)、後者が閉じているあいだに試料
容器中に導入する。この手段のあいだじゅう、反応混合
物は、フィルター材C11を横切って構造型枠の中空体
C14に入りうる(IV)。フィルター材を備えること
で、大きな粒子が中空体に入り込むのを防ぐことが可能
である。フィルター材が核酸結合特性をすでに示してい
れば、核酸は、反応混合物が通過するあいだ、フィルタ
ー材に結合されたままでありうる。このばあい、フィル
ター材を含有するガラス繊維を選択することが好都合で
ある。
けるために反応容器を蓋で閉じるのが好ましい。溶解の
完了後、対応する機械的用具の助けで蓋を取り除くのが
好ましい。つぎに、その外側部材C12が試料容器の内
側部材A17と合致する構造体Cを、細胞および核酸の
消化生成物の混合物を含有する試料容器内に導入する。
この構造体は、中空で、試料容器について、そして反応
混合液についてフィルター材によって封止されている。
試料容器を閉じるのに適切な閉塞要素B10をも含む蓋
Bの把持要素B11の助けにより構造体Cを導入すると
好ましく完了する。このばあいに、蓋の助けにより構造
体を拾い上げ(II)、後者が閉じているあいだに試料
容器中に導入する。この手段のあいだじゅう、反応混合
物は、フィルター材C11を横切って構造型枠の中空体
C14に入りうる(IV)。フィルター材を備えること
で、大きな粒子が中空体に入り込むのを防ぐことが可能
である。フィルター材が核酸結合特性をすでに示してい
れば、核酸は、反応混合物が通過するあいだ、フィルタ
ー材に結合されたままでありうる。このばあい、フィル
ター材を含有するガラス繊維を選択することが好都合で
ある。
【0064】つぎの段階では、たとえば容器の下部に位
置する出口開口A11を通して試料容器から溶液を引く
ことにより、残る溶解反応混合物をAおよびCからなる
用具から取り除く。それによって、構造体の中空体C1
4を導入した溶液も取り除かれて、フィルター材は多か
れ少なかれもはやいかなる液体をも含有しない。
置する出口開口A11を通して試料容器から溶液を引く
ことにより、残る溶解反応混合物をAおよびCからなる
用具から取り除く。それによって、構造体の中空体C1
4を導入した溶液も取り除かれて、フィルター材は多か
れ少なかれもはやいかなる液体をも含有しない。
【0065】フィルター材に結合した核酸をそこから取
り除いてもよい。核酸吸収物質(たとえば低濃度塩溶
液)の溶液と接触すること(9)で、試料容器中でまた
はそれ(8)から取り除いたのちに完了されることがで
き、さらに処理(分析、修飾、増幅など)される。
り除いてもよい。核酸吸収物質(たとえば低濃度塩溶
液)の溶液と接触すること(9)で、試料容器中でまた
はそれ(8)から取り除いたのちに完了されることがで
き、さらに処理(分析、修飾、増幅など)される。
【図1】球状弁を示す図である。
【図2】ニードル弁を示す図である。
【図3】管状弁の形態の容器の蓋の好ましい実施例であ
る。
る。
【図4】反対側の壁に2つの出口開口のための準備がな
された所で管弁を備えた本発明による容器を示す図であ
る。
された所で管弁を備えた本発明による容器を示す図であ
る。
【図5】出口開口を通る区切りのない図4の容器の蓋を
示す図である。
示す図である。
【図6】図4に関する本発明による容器を頂部から見た
図である。
図である。
【図7】実施例2の操作の流れを示す図である。
A10 入口開口 A11 出口開口 A13 サイドウォール A14 出口ピース A15 フィルター材 A16 吸収材 A18 管 A19 外側部材 A20 バー A21 位置決め要素 B 蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミハエル フリッツ ドイツ連邦共和国、デー−68647 ビー ブリス、グロス−ロールハイマー−シュ トラーセ 19 (72)発明者 ユルゲン シュヴァープ ドイツ連邦共和国、デー−68775 ケッ チ、エンデールシュトラーセ 37 (72)発明者 エダ ガイスラー ドイツ連邦共和国、デー−68199 マン ハイム、フリードリッヒシュトラーセ 141 (72)発明者 ヘルベルト ハルティヒ ドイツ連邦共和国、デー−67122 アル トリップ、フォイエルバッハシュトラー セ 11 (72)発明者 ハインツ マーホ ドイツ連邦共和国、デー−64658 ヒュ ルツ、オルツシュトラーセ 42 (56)参考文献 特開 平6−27111(JP,A) 特開 昭59−67339(JP,A) 特開 平8−281098(JP,A) 実開 昭52−97587(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 1/00 G01N 33/48 G01N 33/50 B01L 3/14 C12Q 1/68 G01N 35/00 - 35/10
Claims (8)
- 【請求項1】 入口開口(A10)と出口開口(A1
1)とを備えた液体の処理中の汚染を減少するための容
器であって、該出口開口(A11)が出口ピース(A1
4)の側壁に設けられ、かつ該出口ピース(A14)を
こえて引きつけられるエラスチックな管(A18)によ
って自己封止されうるように閉塞され、該エラスチック
な管(A18)が出口開口(A11)に対して垂直にか
つ不変的に力をかけ、該エラスチックな管(A18)が
出口開口(A11)をこえて延び、かつ可逆的に開放さ
れることができ、低圧または過度の圧力が付与されるこ
とを特徴とする容器。 - 【請求項2】 前記入口開口と出口開口とのあいだにフ
ィルター材(A15)を有してなる請求項1記載の容
器。 - 【請求項3】 前記入口開口と出口開口とのあいだに吸
収材(A16)を有してなる請求項1または2記載の容
器。 - 【請求項4】 前記入口開口が蓋(B)により閉塞され
てなる請求項1、2または3記載の容器。 - 【請求項5】 前記出口開口に円周状のバー(A20)
が設けられてなる請求項1記載の容器。 - 【請求項6】 保持デバイスに前記容器を取り付けるた
めの要素(A21)が設けられてなる請求項1、2、
3、4または5記載の容器。 - 【請求項7】 追加の機能要素を位置づけるために円周
状の切り欠き(A22)を有してなる請求項1、2、
3、4、5または6記載の容器。 - 【請求項8】 試料を受け取るための入口開口(A1
0)と、出口ピース(A14)の側壁に設けられた出口
開口(A11)とを有する容器内に入口開口(A10)
を経て試料を充填する工程、 成分を固定化するためにマトリックスを加える工程、 固定化に適した条件下でインキュベートする工程、およ
び出口開口(A11)を経て液体を除去する工程からな
る試料から成分を単離する方法であって、前記出口開口(A11)が、出口ピース(A14)をこ
えて引きつけられるエラ スチックな管(A18)によっ
て自己封止されうるように閉塞され、該エラスチックな
管(A18)が出口開口(A11)に対して垂直にかつ
不変的に力をかけ、該エラスチックな管(A18)が出
口開口(A11)をこえて延び、かつ可逆的に開放され
ることができ、低圧または過度の圧力が付与されてなる
ことを特徴とする方法。
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