JP2879326B2 - デジタル・シンクロ模擬装置 - Google Patents

デジタル・シンクロ模擬装置

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JP2879326B2 JP21548496A JP21548496A JP2879326B2 JP 2879326 B2 JP2879326 B2 JP 2879326B2 JP 21548496 A JP21548496 A JP 21548496A JP 21548496 A JP21548496 A JP 21548496A JP 2879326 B2 JP2879326 B2 JP 2879326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンクロシステム
の発信器又は受信器の機能を模擬することができるデジ
タル・シンクロ模擬装置に関するものである。この装置
は、シンクロ発信器又は受信器の精度や特性、機能のチ
ェックに使用したり、場合によっては既存の発信器、受
信器の代替としても使用ことができるものである。
【0002】
【従来の技術】各々が固定子と回転子を有する発信器及
び受信器の組み合わせからなり、三相の固定子巻線端子
1 、S2 、S3 を互いに接続し、発信器の回転子巻線
1 、R2 を単相電源に接続して構成されたシンクロシ
ステムは、例えば図1に示す制御シンクロにおいて、発
信器と受信器、すなわち制御変圧器との間に角度差があ
ると、その角度の大きさ及び方向に応じた大きさ及び位
相の交流電圧が受信器の回転子巻線に発生し、これをサ
ーボ系の偏差信号とすることができる。また、図示しな
いが、トルクシンクロにおいては、受信器側の回転子巻
線をも単相電源に接続し、発信器と受信器の回転子間に
角度差ができると、固定子電流が流れて受信器の回転子
にトルクを生じてその角度差をなくすように動作し、こ
の結果、回転角が伝送されるものである。
【0003】このようなシンクロ・システムにおいて、
従来は、発信角度を設定するに当たっては、一般に減速
器を介して発信器回転子を手動で回転操作するが、この
際、回転子軸に取り付けた粗目盛と減速器の軸に連結さ
れた細目盛との組み合わせによる角度目盛りを用いるた
め、読み取りに慣れが必要であり、誤読を生ずる危険が
多いものであった。また、手動によるダイヤル操作を行
って発信角度を設定するため、その設定自体に時間と慣
れが必要であった。
【0004】特に、従来の手動式発信器でメータ(シン
クロシステム)の精度を検査する場合、回転子を0°か
ら30°ステップで指定される12個の角度位置ごと
に、それぞれ順方向及び逆方向に回転させてセットした
ときの精度を見る必要があり、各々の場合について、手
動で一定の方向から所定の角度へオーバーシュートする
ことなく、ダイヤルを設定することは容易ではない。ま
た、スムーズ性の検査においては、一定速度(通常1度
/秒)でダイヤルを回転させる必要があるため、ダイヤ
ルにモータ等を連結して回転駆動していたが、モータ駆
動により角速度を低速にしようとしても、ギヤ機構を要
するため容易でなかった。
【0005】なお、受信器側における角度の読み取り
は、その回転子軸に連結された指針によって指示される
ダイヤル上の目盛を読むものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シンクロシ
ステムにおける前述したような角度設定誤差や応答性の
問題等が生じないようにしたシンクロ発信器又は受信器
として動作し得るデジタル型のシンクロ装置を提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、各々固定子と回転子を有する発信器及び
受信器の組み合わせからなるシンクロシステムの少なく
とも一部、又は校正手段となるように、少なくとも模擬
シンクロ発信器として機能することができるデジタル・
シンクロ模擬装置であって、 a)外部シンクロ受信器に固定子シンクロ信号を出力す
るための三相出力端子、及び回転子シンクロ信号として
の単相交流を受入れ且つ必要に応じて外部シンクロ受信
器に伝達するための単相基準端子と、 b)模擬シンクロ発信器のシンクロ角度を設定するため
の角度設定スイッチと、 c)前記角度設定スイッチによる設定角度をデジタル信
号として出力するためのデジタル角度設定部と、 d)模擬シンクロ発信器のシンクロ角度を直ちに前記設
定角度にもたらすステップモードとするか、又は一定の
角速度において角度変化を生ずるスムーズモードとする
かを選択するためのモードスイッチと、 e)前記スムーズモードにおいて、前記シンクロ角度が
前記設定角度に達したときその角度変化を停止するか、
又は前記一定の角速度での角度変化を続行させるかを選
択するための停止選択スイッチと、 f)前記角度変化の方向を順方向とするか逆方向とする
かを選択し、かつ角度変化を任意の時点で停止させる機
能を備えた動作スイッチと、 g)前記一定の角速度による前記角度変化中の瞬時角
度、及び停止角度をデジタル演算するためのデジタル角
度演算部と、 h)少なくとも模擬シンクロ発信器のシンクロ角度をデ
ジタル表示するための角度表示部、及び i)前記デジタル角度設定部及びデジタル角度演算部か
ら出力されたデジタル角度信号を、前記単相交流を基準
とした固定子シンクロ信号に変換するためのデジタル/
シンクロコンバータ、を備えたデジタル・シンクロ模擬
装置を構成したものである。
【0008】上記の構成によれば、発信されたシンクロ
角度(すなわち、模擬回転子角度)はデジタル表示され
るため、読み取り誤差が生ずるおそれはない。また、発
信シンクロ角度は所定のステップ、例えば1度ステップ
において、瞬時に誤りなく設定を行うことができる。さ
らに、模擬回転子の回転、すなわち角度変化を一定のデ
ジタル角速度において生ずることができるため、速度の
変動を生ずることなく、シンクロシステムのスムーズテ
ストを正確かつ効果的に実施することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図2及び図3を参照して本
発明の好ましい実施形態について説明する。
【0010】図2は本発明に従って構成された、模擬シ
ンクロ発信器及び模擬シンクロ受信器として機能するデ
ジタル・シンクロ模擬装置の正面パネルを示すものであ
り、下部左端より電源スイッチ1、モードスイッチ2、
動作スイッチ3、速度選択スイッチ4、角度設定スイッ
チ5、停止選択スイッチ6が順次右端近くまで配列さ
れ、その停止選択スイッチ6の直上に表示選択スイッチ
7、さらにその左側にシンクロ角度表示部8が配置さ
れ、上部左端には、電源スイッチ1に対応して電源表示
ランプ9が配置されている。パネルの右端部には受信用
端子部10及び発信用端子部11がそれぞれ垂直に配列
されている。
【0011】次に、各スイッチ等の動作について説明す
ると、表示選択スイッチ7はシンクロ角度表示部8に、
模擬シンクロ受信器部が受信した外部入力としてのシン
クロ角度を表示させるか、あるいは模擬シンクロ発信器
部が発信したシンクロ角度を表示させるかを選択するも
のであり、受信シンクロ角度を表示するとは、受信用端
子部において入力されるシンクロ信号が表わす角度を表
示することであり、発信シンクロ角度を表示するとは発
信用端子部から出力されるシンクロ信号が表わす角度を
表示することである。モードスイッチ2はこのように発
信器として利用される装置をスムーズモードにするか、
ステップモードにするか選択するものであり、スムーズ
モードにおいては、シンクロの出力角度を所定の速度で
連続してスムーズに変化させることができ、ステップモ
ードにおいては、シンクロの出力角度を設定角度まで直
接変化させるものである。動作スイッチ3はシンクロの
出力角度を増加(順方向回転)させるUP側位置とシン
クロの出力角度変化を停止させる中立状態のSTOP位
置と、シンクロの出力角度を減少(逆方向回転)させる
DWN側位置を有するものである。速度選択スイッチ4
は同じくスムーズモードにおいて、シンクロの出力角度
の変化速度を選択及び設定する回転つまみ型スイッチで
あり、つまみの上部周辺に対応するパネル面に記入され
た角速度又は回転速度を指針4aにより選択することが
できる。角度設定スイッチ5は3桁のサムスイッチであ
り、各桁の窓の上下にあるサムボタンにより対応する桁
の数値を単位数ごとに上げ下げするものである。
【0012】停止選択スイッチ6は同じくスムーズモー
ドにおいてのみ有効なスイッチであり、EQ−STOP
設定とFREE設定のいずれかを設定し、EQ−STO
P設定の場合には、角度設定スイッチ5による入力角度
に達したとき、シンクロ角度の変化を停止し、FREE
設定においては、角度設定スイッチ5による角度設定の
有無にかかわらず、シンクロ角度を連続的に変化させる
ものである。したがって、角度設定スイッチ5により一
定の模擬回転子角が設定されている場合、スムーズモー
ドにおいて変化中のシンクロ角度は前記EQ−STOP
設定時にその設定角度に達したとき停止し、ステップモ
ード時においては、この設定角度によるシンクロ角度を
直ちに出力する。シンクロ角度表示部8はこの実施例の
場合、本装置が受信器模擬動作を利用(受信角度表示)
する場合において外部シンクロ発信器の回転子角度を
0.05度ステップにおいて表示し、発信器模擬動作を
利用(発信角度表示)する場合において1度ステップで
設定表示することができる。但し、デジタル回路要素の
精度に応じて発信/受信いずれの角度においても0.0
1度ステップ程度までの小ピッチで設定又は表示を行う
ことが可能である。
【0013】図3は図2のパネル装備を含む実施例のデ
ジタル・シンクロ模擬装置のブロック構成を示す図であ
る。図3において、電源スイッチ1をオンにすると、電
源12が作動して表示ランプ9が点灯し、同時に装置各
部が作動可能状態になる。まず、表示選択スイッチ7を
受信側(図2)に投ずると、シンクロ入力部10の三相
端子S1 、S2 、S3 (図2)に接続された三相入力信
号が単相入力端子R1、R2 に接続された基準単相交流
信号(例えば26V、400Hz)との関連において表
現するシンクロ角度をシンクロ/デジタルコンバータ1
3により16ビットのデジタル信号に変換し、これをデ
ータセレクタ14を介して角度表示部8に伝達し、表示
させるものである。
【0014】次に、表示選択スイッチ7を発信器側に投
ずると、角度表示部8はデジタル・シンクロ発信器部の
発信シンクロ角度を表示するようになる。この状態にお
いて、角度設定スイッチ5(図2)を指押し動作により
適当な角度に設定すると、この角度設定スイッチ5を含
むデジタル角度設定部15はその設定角度を、例えばB
CD3桁の角度信号としてBCD/二進コンバータ16
に伝送する。BCD/二進コンバータ16はこれを16
ビットの二進データからなるステップ信号として第2の
データセレクタ17に伝達するものである。
【0015】ここで、モードスイッチ2をステップモー
ド側に投じた場合、データセレクタ17はこのステップ
モード選択信号を受けて前述した設定角度デジタル信号
をデジタル/シンクロコンバータ18に伝達し、このコ
ンバータ18は受け入れた16ビットの角度信号をアナ
ログ角度に対応する三相信号に変換し、これをシンクロ
出力部11の三相端子S1 、S2 、S3 (図2)に供給
するものである。当然ながら、この三相端子S1
2 、S3 出力信号は単相基準端子R1 、R2 に入力接
続された、例えば26V、400Hzの基準信号との関
連においてシンクロ角度を表現するものであり、これら
の端子に接続されたシンクロ受信器の駆動もしくは校正
に役立てることができる。この場合、16ビットのデジ
タル角度信号は第1のデータセレクタ14を介して角度
表示部8にも供給され、表示されることは明らかであ
る。
【0016】次に、モードスイッチをスムーズモード側
に投じた場合、装置動作による模擬シンクロ角度は所定
の速度において順方向又は逆方向に変化することにな
る。(順方向又は逆方向とは模擬回転子の回転方向が時
計方向又は反時計方向であると仮定することに対応す
る。)すなわち、スムーズモードの動作条件は停止選択
スイッチ6をEQ−STOP側に投じるか、FREE側
に投じるかによって停止条件が分かれ、次に、動作スイ
ッチ3により角度変化方向及び停止の指示を行い、その
角度変化の速度は速度選択スイッチ4により選択される
ものである。
【0017】まず、停止スイッチ6がEQ−STOP側
に投入されており、動作スイッチ3が順方向を選択して
おれば、アップダウンカウンタ19が速度選択スイッチ
4により選択された速度において模擬回転子角度を時間
経過に従ってカウントアップし、選択された角速度にお
いて変化するデジタル角度信号を出力する。したがっ
て、アップダウンカウンタ19本体と、そのカウントタ
イミングを選択速度に応じて決定する関連機構(図示せ
ず)により、デジタル角度演算部が構成される。このデ
ジタル角度変化はデータセレクタ17を介してコンパレ
ータ20に供給され、同じくデータセレクタ17を介し
てこのコンパレータ20に供給されるコンバータ16か
らの設定角度信号と比較される。コンパレータ20はア
ップダウンカウンタ19からのデジタル角度信号の値が
設定角度に等しくなったとき、一致信号を発生し、これ
を停止信号制御回路21に伝達する。停止信号制御回路
21は停止スイッチ6がEQ−STOP側のときのみ動
作可能であり、したがって、ここで停止信号を発生し、
アップダウンカウンタ19のカウントを停止させる。こ
の間の角度変化及び最終停止角度(設定角度)は角度表
示部8に表示されるとともに、デジタル/シンクロコン
バータ18を介してシンクロ出力部11に出力されるこ
とは明らかである。
【0018】停止スイッチ6がFREE側に投入されて
おれば、角度設定部15による角度設定は装置動作と無
関係になり、アップダウンカウンタ19は動作スイッチ
3に指示された角度変化の方向において、速度スイッチ
4により選択された速度でシンクロ角度を変化させる。
シンクロ角度の変化は前述のEQ−STOPの場合と同
様、角度表示部8において連続的に表示され、かつシン
クロ出力部11に出力されるが、動作スイッチを中立状
態のSTOP(図2)にセットしたときはその変化を停
止する。すなわち、アップダウンカウンタ19はカウン
ト終了となり、この終了状態、すなわち停止角度が同様
に表示され、及び出力されるものである。
【0019】
【発明の効果】本発明の装置は、以上の通りに動作する
ため、これを受信器として利用するときは、例えば使用
中のシンクロシステムの発信器(及び間接的には受信器
も)の精度及び設定誤差等をチェックしたり、あるいは
メータとしての受信器そのものと代替使用することが可
能である。また、シンクロ発信器として利用するとき
は、シンクロシステムの受信器を種々のモードにおいて
校正し、もしくはシンクロ発信器として代替使用するこ
とができる。いずれの場合においても、読み取りおよび
設定はデジタル方式であるため、ダイヤル目盛の読み取
り誤差等が生ずるおそれはなく、角度設定も容易であ
り、特に、スムーズモードにおける角度変化の安定化に
大きく寄与し、システムの十全なチェック及び安定動作
に資するものである。
【0020】なお、汎用型として構成される本発明の装
置は、電流容量をそれほど大きくは見込まないため、シ
ンクロシステムの発信器として用いるときはトルクシン
クロとしてよりは制御シンクロとしてサーボ機能の検出
部に用いるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なシンクロシステムの回路図である。
【図2】本発明のデジタル・シンクロ模擬装置の実施例
におけるパネル装備を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例におけるブロック構成例を示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01D 18/00 - 21/02 G01D 5/00 - 5/62 G08C 13/00 - 25/04 H02K 24/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々固定子と回転子を有する発信器及び
    受信器の組み合わせからなるシンクロシステムの少なく
    とも一部、又は校正手段となるように、少なくとも模擬
    シンクロ発信器として機能することができるデジタル・
    シンクロ模擬装置であって、 a)外部シンクロ受信器に固定子シンクロ信号を出力す
    るための三相出力端子、及び基準シンクロ信号としての
    単相交流を受入れ且つ必要に応じて外部シンクロ受信器
    に伝達するための単相基準端子と、 b)模擬シンクロ発信器のシンクロ角度を設定するため
    の角度設定スイッチと、 c)前記角度設定スイッチによる設定角度をデジタル信
    号として出力するためのデジタル角度設定部と、 d)模擬シンクロ発信器のシンクロ角度を直ちに前記設
    定角度にもたらすステップモードとするか、又は一定の
    角速度において角度変化を生ずるスムーズモードとする
    かを選択するためのモードスイッチと、 e)前記スムーズモードにおいて、前記シンクロ角度が
    前記設定角度に達したときその角度変化を停止するか、
    又は前記一定の角速度での角度変化を続行させるかを選
    択するための停止選択スイッチと、 f)前記角度変化の方向を順方向とするか逆方向とする
    かを選択し、かつその角度変化を任意の時点で停止させ
    る機能を備えた動作スイッチと、 g)前記一定の角速度による前記角度変化中の瞬時角
    度、及び停止角度をデジタル演算するためのデジタル角
    度演算部と、 h)少なくとも模擬シンクロ発信器のシンクロ角度をデ
    ジタル表示するための角度表示部、及び i)前記デジタル角度設定部及びデジタル角度演算部か
    ら出力されたデジタル角度信号を、前記単相交流を基準
    とした固定子シンクロ信号に変換するためのデジタル/
    シンクロコンバータ、を備えたことを特徴とするデジタ
    ル・シンクロ模擬装置。
  2. 【請求項2】 前記デジタル・シンクロ模擬装置がさら
    に、模擬シンクロ受信器としても機能するものであっ
    て、 a)前記角度表示部が模擬シンクロ発信器の発信シンク
    ロ角度を表示するか、模擬シンクロ受信器の受信シンク
    ロ角度を表示するかを選択するための表示選択スイッチ
    と、 b)外部シンクロ発信器からその固定子シンクロ信号を
    受け入れるための三相入力端子、及び回転子シンクロ信
    号としての単相交流を受入れるための単相入力端子と、 c)前記受け入れた固定子シンクロ信号と回転子シンク
    ロ信号をデジタル変換し、両者の関係から外部シンクロ
    発信器のシンクロ角度を演算するシンクロ/デジタルコ
    ンバータ、及び d)前記表示選択スイッチが前記発信角度の表示を選択
    したときは前記模擬シンクロ発信器のシンクロ角度を、
    また前記受信シンクロ角度の表示を選択したときは外部
    シンクロ発信器のシンクロ角度を、それぞれ前記角度表
    示部に選択的に表示させるためのデータセレクタ、を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載のデジタル・シン
    クロ模擬装置。
  3. 【請求項3】 前記デジタル・シンクロ模擬装置がさら
    に、前記スムーズモードにおける一定の角速度を選択す
    るための速度選択スイッチを備えたことを特徴とする請
    求項1又は2に記載のデジタル・シンクロ模擬装置。
  4. 【請求項4】 前記デジタル・シンクロ模擬装置がさら
    に、前記ステップモードにおいては前記デジタル角度設
    定部のデジタル信号出力からなる設定角度を受け入れ、
    また前記スムーズモードにおいては前記デジタル角度演
    算部の演算出力からなる瞬時角度及び停止角度を受け入
    れて、前記デジタル/シンクロコンバータに伝達するた
    めのデータセレクタを備えたことを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項に記載のデジタル・シンクロ模擬装
    置。
  5. 【請求項5】 前記デジタル角度演算部が、前記選択
    された角速度に時間を掛けて角度変化及び瞬時角度を演
    算するアップ/ダウンカウンタを含み、前記シンクロ
    角度が前記設定角度に達したときその模擬角度変化を停
    止するために前記瞬時角度と前記設定角度とをデジタル
    比較し、両角度が一致したときに一致信号を出すコンパ
    レータと、前記一致信号、及び前記機能選択スイッチ
    からの角度変化停止指示を受けて前記アップ/ダウンカ
    ウンタに停止信号を出す停止信号発生回路に関連接続さ
    れたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
    載のデジタル・シンクロ模擬装置。
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