JP2877926B2 - 乾燥プラスチック粒体の搬送方法及びその装置 - Google Patents

乾燥プラスチック粒体の搬送方法及びその装置

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JP2877926B2
JP2877926B2 JP2241048A JP24104890A JP2877926B2 JP 2877926 B2 JP2877926 B2 JP 2877926B2 JP 2241048 A JP2241048 A JP 2241048A JP 24104890 A JP24104890 A JP 24104890A JP 2877926 B2 JP2877926 B2 JP 2877926B2
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    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B13/00Conditioning or physical treatment of the material to be shaped
    • B29B13/06Conditioning or physical treatment of the material to be shaped by drying
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、乾燥タンク内に搬送されたプラスチック粒
体を逆流の温ガスで加熱及び乾燥するプラスチック粒体
の搬送方法と、この搬送方法を実施する装置とに関す
る。
[従来の技術] 西独特許公開公報第2,742,297号から、乾燥タンクを
通過する粒体を逆流の乾燥空気で乾燥し、乾燥空気は、
乾燥タンクの外で、吸収した湿分を解放するようにした
乾燥タンクが公知である。乾燥タンクに供給された乾燥
空気の分流は、乾燥タンクから放出された乾燥した粒体
を後続の処理地点に搬送するのに使用される。
[発明が解決しようとする課題] この方法はいくつかの欠点を有する。第一に、乾燥回
路に連続的に供給される乾燥空気が除去されるので、対
応した外気を常に乾燥回路に供給しなければならず、外
気の湿分は乾燥回路の吸着剤に追加の負荷を印加する。
搬走に使用される乾燥空気の一部を再び乾燥回路に供給
するとしても、乾燥空気回路を、粒体の乾燥に必要とす
るより高い空気流量に設定しなければならないという不
具合が残る。その結果、乾燥空気の分流が十分に搬送管
に到達するように、例えば、回路を維持するブロアを強
力にしなければならない。これは、装置のコストに関し
てもエネルギのコストに関しても不利である。
デンマーク国フレデリックズントのラボラトリーテク
ニック(Laboratorie−Teknik)社は、乾燥したプラス
チック粒体を乾燥空気の一部で処理機械に搬送する商標
がMDD120の乾燥空気乾燥機を提供している。この搬送並
行流は、装入ホッパー内の粒体量が降下して、迅速に粒
体を搬送しなければならない場合は時々、より多く、
又、粒体が装入ホッパーを介して搬送管内を閉塞する時
はより少なく間欠的に流れる。
西独特許明細書第2,354,745号から、プラスチック粒
体の乾燥を一時的に中断して、その中断中に、乾燥タン
クからの排出空気の乾燥に使用される吸着剤を再生可能
にすることは公知である。これには、可逆ブロアと数個
の逆止め弁が必要である。再生時間は通常、約15分に達
する。
更に、ビュルツブルグのフォーゲル出版から1975年11
月1日に市販された出版物から、乾燥タンクを通過する
プラスチック粒体を、乾燥タンクに逆流で流入する温風
で加熱及び乾燥するいわゆる温風乾燥機が公知である。
このために、外気又は乾燥タンクからの排出空気がブロ
アによって吸込まれて、加熱装置が必要温度に設定され
る。
本発明は、エネルギ及び装置のコストをできる限り低
減して、乾燥すべきプラスチック粒体のみならず、以後
の処理をすべき乾燥タンクからのプラスチック粒体も搬
送すること及び/又は乾燥タンクに粒体を装入すること
を目的としている。
本発明にかかる冒頭に記載の方法において、乾燥タン
ク内のガス流は間欠的に一時的に中断され、その中断中
に、プラスチック粒体が搬送される。徹底的な研究の結
果、例えば5〜10秒間の一時的な中断は、粒体の加熱工
程及び乾燥工程に悪影響を及ぼさず、又、その短い中断
時間は、粒体を部分的にパルス状に搬送するのに充分で
あることが判明した。従って、貯蔵部からの粒体が乾燥
タンクに搬送及び/又は乾燥タンクからの乾燥した粒体
が以後の処理に搬送される。
請求項4と5に夫々記載されているように、本発明
は、温風乾燥においても、乾燥空気乾燥においても特殊
な方法で利用することができる。
乾燥して加熱した粒体に対する搬送媒体(例えば、空
気)の作用時間は極めて短いので、粒体は搬送媒体から
事実上、全く湿分を吸収しない。これにより、通常、乾
燥タンクからの排出空気又は外気を搬送媒体として使用
できる。特に反応性の高い粒体の場合、乾燥したガス
(例えば、空気)を好都合に搬送に使用できる。
装入ホッパー内及び/又は乾燥タンク内の粒体充填状
態で、中断の回数を制御することが好都合である。
本発明にかかる方法は、特別な長所と共に、中断中
に、搬送すべき乾燥した粒体が空所に準備され、空所の
大きさは可変であるように構成される。これにより、プ
ラスチック粒体の搬送量は可変となる。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる方法を実施するのに適した装置は、乾
燥タンクと、ブロアとを備え、乾燥タンクに、粒体送出
口と、粒体送出口に対向する排出空気出口と、送出口の
内方近傍に乾燥空気出口とを設け、又、ブロアの吸込側
は排出空気出口に接続される一方、ブロアの加圧側はヒ
ータを介して乾燥空気出口に接続され、更に、場合によ
っては、乾燥容器がヒータに直列に接続され、且つ、加
圧側は、第1切換弁を介して、ヒータと搬送管に接続さ
れ、又、送出口からの送出管が搬送管に合流する一方、
吸込側は、第2切換弁を介して排出空気出口と接続さ
れ、更に、第2切換弁は遮断自在の入口を備える。これ
により、装置の装備は、2個の追加の比較的単純な弁に
制限される。この装置により、乾燥して準備された粒体
が、ガス、好ましくは空気で極めて容易に搬送される。
更に、この構成において、搬送すべき粒体がある空所は
乾燥タンクからの乾燥空気(温風)で洗浄される。
別に、第1切換弁を、乾燥空気容器とヒータの出力側
に接続して、乾燥した温風で搬送を可能にすることがで
きる。
たとえ搬送空気の一時的なパルスが、乾燥タンクから
搬送管内への粒体の沈下を阻止するとしても、乾燥タン
クの送出口が弁を介して搬送管に接続されている時、こ
の作用は抑制される。更に、これにより、搬送空気の一
部が乾燥タンク内に漏れることが防止される。
搬送空気の帰りは、上記の装置の変形例において、特
に好都合に行われ、空気帰り管を搬送空気が除去された
箇所に接続することにより、湿った外気を補給しなけれ
ばならない搬送ガスが乾燥空気回路から全く除去されな
いことが確実となる。
場合によっては、乾燥して準備された粒体を搬送する
と同時に、乾燥すべき粒体を乾燥タンクに装入するため
に、上記の装置においては、第2切換弁は装入部の空気
出口に好都合に接続され、装入部は、粒体貯蔵容器から
の管を備え、又、第1切換弁は遮断し得る出口を備え
る。装置の搬送管は、送出管との合流点においてポケッ
トを有し、ポケットの体積は可変であることが好都合で
ある。
最後に、1個以上の設定タイマを内蔵した制御装置を
設け、制御装置は、装入ホッパー及び/又は乾燥タンク
に配置した充填状態センサから制御信号を受けると共
に、制御信号路を介して第1及び第2切換弁に接続され
る。
[実施例] 実施例について、図面を参照して説明すると、垂直に
立つ大略円筒形の乾燥タンク10はカバー11を備え、空気
セパレータを有する装入部16がカバー11に固定されてい
る。装入部16の近傍で、カバー11は排出空気出口14及び
閉鎖自在の逃し開口18を有する。下端において、乾燥タ
ンク10は送出口12を備え、送出口12は逆止め弁48に達す
る。
空気管が排出空気出口14から第2切換弁50に延在し、
第2切換弁50の下流側は、管25を介してフィルタ26に接
続されている。空気管27がフィルタ26からブロア30の吸
込側34に延在する。ブロア30の加圧側32は、空気管31を
介して第1切換弁40の上流側と接続されている。第1切
換弁40の第1下流出口は、空気管29を介して乾燥容器24
に接続され、乾燥容器24の出口は別の空気管23を介して
ヒータ22に達する。ヒータ22の出口は、空気管19を介し
て乾燥空気出口13に接続され、乾燥空気出口13は、乾燥
タンク10の内部で粒体送出口12の近傍に設けられてい
る。
これにより、乾燥タンク10の内部から、排出空気出口
14と、第2切換弁50と、フィルタ26と、ブロア30と、第
1切換弁40と、乾燥容器24と、ヒータ22を介して乾燥空
気出口13に至る空気回路が得られ、この空気回路に沿っ
て、ブロア30は空気を循環させることができる。
乾燥した温風による搬送において、第1切換弁40は、
ヒータ22と乾燥タンク10の間の位置40′に配置される。
別の空気管42が、第1切換弁40の別の下流側から搬送
管46に延在し、逆止め弁48から延在する管44は搬送管46
に合流する。搬送管46は、装入開口73を介して空気セパ
レータ76に開口し、空気セパレータ76は、プラスチック
処理機械70の装入ホッパー72内に保持されている。空気
セパレータ76からの空気出口75は、空気帰り管20を介し
て、乾燥タンク10のカバー11内の対応する開口に接続さ
れている。
第1切換弁40は、最後に、外部に向けられた空気出口
47を備える。
充填状態センサ78のフィーラ77が空気セパレータ76に
突入し、充填状態センサ78は、フィーラ77が装入ホッパ
ー72のプラスチック粒体による十分な充填状態を検出し
ない時、出力線79を介して制御信号を制御装置80に伝達
する。
更に、粒体貯蔵容器60が設けられている。粒体貯蔵容
器60から、供給管61が装入部16の開口に延在している。
装入部16は同時に空気セパレータとして働いて、供給管
61を介して吸込まれた空気が、装入部16から管21を介し
て第2切換弁50の上流側接続点に達する。
更に、第2切換弁50は外気入口51を備える。
第1切換弁40と第2切換弁50は、夫々、3個の空気通
路の内の一つに電気的に切換え得る。第1制御信号線45
が制御装置80から第1切換弁40に延在し、第2制御信号
線43が制御装置80から第2切換弁50に延在する。第2切
換弁50は、その第1、第2及び第3位置において、管25
を、夫々、排出空気出口14、管21及び外気入口51に接続
する。第1切換弁40は、その第1、第2及び第3位置に
おいて、加圧側32を空気管31を介して、夫々、空気管2
9、空気管42及び空気出口47に接続する。
操作においては、通常、第一にプラスチック粒体が乾
燥タンク10に装入される。図中では、プラスチック粒体
は番号17で表されている。プラスチック粒体は湿分を含
むため、湿分がプラスチック粒体から乾燥空気を使って
公知の方法で除去される。この乾燥工程の間、第1切換
弁40は、制御装置80によってその第1位置に設定され
て、空気管31と29が連通する一方、空気管42と空気出口
47は遮断され、更に、第2切換弁50は、制御装置80によ
って第2制御信号線43を介してその第1位置に設定され
て、管25と排出空気出口14が連通する一方、管21と外気
入口51は遮断される。運転中のブロア30は、排出空気出
口14を介して、乾燥タンク10の内部から空気を吸込む。
その結果、排出空気は、管25を介してフィルタ26を通過
して、フィルタ26によりろ過されると共に、ブロア30に
よって空気管31及び29を介して乾燥容器24に圧入され
る。乾燥容器24内で、空気の湿分が公知の方法で、露点
が例えば−40℃になるまで下げられる。
乾燥容器24から出た乾燥空気は、空気管23を介してヒ
ータ22に達し、ヒータ22においては、乾燥空気はより高
い温度に設定される。その温度は、明らかに、プラスチ
ック粒体17の融点より下方に位置する。乾燥空気は、空
気管19を介して、乾燥空気出口13に導かれて、乾燥空気
出口13から粒体17に放射され、粒体17は下方から上方に
移動する。
乾燥したプラスチック粒体は、乾燥タンク10の下方の
送出口12内の乾燥空気出口13の下方に集まり、開放され
た逆止め弁48を介して管44を搬送管46との合流点まで流
れ、地点5において、処理機械70へ更に搬送されるよう
に準備される。充填状態センサ78が、装入ホッパー72が
含む乾燥粒体が少な過ぎることを、適当な制御信号で出
力線79を介して制御装置80に伝達すると、制御装置80
は、第1切換弁40を適当な制御信号で第1制御信号線45
を介して第2位置に切換えて、空気管29と空気出口47が
遮断される一方、空気管31と42が連通する。これによ
り、排出空気は、ブロア30の加圧側32から搬送管46に達
すると共に、管44内及び管44、空気管42と搬送管46の合
流点において準備された粒体5が共に移動して搬送管46
を介して空気セパレータ76に、即ち、装入ホッパー72内
に移動する。
第1切換弁40の前記の位置は制御装置80によって約5
〜10秒間保持されるにすぎないので、乾燥した粒体5
は、パルス状にかなりの圧力で搬送管46を介して装入ホ
ッパー72に射出される。搬送中に空気パルスで閉鎖され
た逆止め弁48は、乾燥タンク10内の粒体17に反力がかか
るのを防止する。搬送に使用された空気は、再び、空気
帰り管20を介して回路に戻る。
上述の時間経過後、制御装置80が第1切換弁40を再び
第1切換位置に切換えることにより、空気管31と29が連
通する一方、空気管42と空気出口47は遮断される。これ
により、乾燥工程を開始することができる。約10分間の
経過後、制御装置80に充填状態センサ78が、更に、装入
ホッパー72におけるプラスチック粒体の不足を伝達する
時、このパルス状の一時的な搬送工程が空気管29の遮断
中に繰返される。
乾燥して管44に準備したプラスチック粒体5のこの間
欠的で一時的な搬送は、充填状態センサ78が装入ホッパ
ー72における粒体の十分な充填状態を出力線79を介して
制御装置80に伝達するまで、継続される。搬送及び乾燥
の中断に指定される時間は、制御装置80に内蔵されて上
記の時間に設定された不図示のタイマによって決定され
る。約10分間の最も接近した中断までの乾燥に必要な時
間も、制御装置80に内蔵されて時間設定されたタイマに
よって決定される。
逆止め弁48は、乾燥タンク10からの粒体が乾燥タンク
10の下方にある空所を充填するまで、搬送作業後に数秒
間だけ開かれるように制御される。代りに、搬送空気が
乾燥タンク10内に全く漏れないことを確実にするため
に、搬送作業が続いている時のみ、逆止め弁48を閉鎖す
るように制御することもできる。
乾燥タンク10を粒体貯蔵容器60内の乾燥すべき粒体62
で充填するために、乾燥タンク10への装入と搬送管46を
介しての乾燥粒体の搬送は以下のように組合わされる。
制御装置80が、説明しない方法で、乾燥タンク10に配
置した別の充填状態センサ15によって、新しい粒体62を
乾燥タンク10に供給しなければならないことを伝達さ
れ、且つ、充填状態センサ78が装入ホッパー72における
乾燥粒体の不足を制御装置80に伝達する時、制御装置80
は、上記のように、第1切換弁40を約5〜10秒間第2位
置に切換える。同時に、制御装置80が、第2制御信号線
43上の対応する制御信号により、第2切換弁50を第1切
換弁40と時間的に同期して第2位置に切換える結果、管
21と25が連通する一方、排出空気口14と外気入口51が遮
断される。そこで、ブロア30は、粒体貯蔵容器60から空
気を吸込み、それと共に、粒体貯蔵容器60にある乾燥す
べき粒体を供給管61を介して吸込む。装入部16では、粒
体が空気と分離されることにより、粒体は充填状態セン
サ15を介して乾燥タンク10の内部に流動する。一方、空
気は、管21、第2切換弁50、管25及びフィルタ26を介し
て、ブロア30によって吸込まれると共に、空気管31と42
を介して、管44に準備された乾燥粒体5を搬送管46で装
入ホッパー72に射出する。
約5〜10秒間の上記時間の経過後、制御装置80が第1
切換弁40及び第2切換弁50を第1位置に切換えることに
より、乾燥工程が開始される。更に約10分間の経過後、
装入ホッパー72における乾燥粒体と乾燥タンク10におけ
る乾燥すべき粒体が不足する時、制御装置80は、更に、
上記の時間的に同期した粒体貯蔵容器60から乾燥タンク
10への粒体の搬送と、乾燥粒体の搬送管46を介しての装
入ホッパー72への搬送を誘起する。
乾燥タンク10からの排出空気であれ、粒体貯蔵容器60
からの空気であれ、搬送空気は、装入ホッパー72から空
気帰り管20を介して再び乾燥タンク10の上部に達すると
共に、逃し開口18を介して放出することができる。空気
が粒体貯蔵容器60からブロア30によって吸込まれる時の
み、逃し開口18は開放され、乾燥タンク10からの排出空
気が、搬送管46を介しての乾燥粒体の搬送に使用される
時は、逃し開口18は閉鎖したままである。
乾燥タンク10に新しい粒体62を装入すべき時、粒体5
は搬送されず、制御装置80は、1回以上の中断中に、第
1切換弁40を第3位置に切換えて、空気管29と42を遮断
すると共に、空気出口47と空気管31を接続する一方、第
2切換弁50を第2位置に切換える。排出空気だけで搬送
する時、制御装置80は、第1切換弁40を第2位置に、第
2切換弁50を第3位置に切換えて、管25を外気入口51に
接続する。
フレキシブルパイプから成る搬送管46を、管44との合
流点の下流で下方に湾曲させて、ポケット6を形成する
ことができる。ポケット6には、管44からの乾燥したプ
ラスチック粒体が流入し、装入ホッパー72への搬送のた
めに準備保持される。湾曲がより深く弓形になる程、ポ
ケット6の体積は次第に大きくなるので、搬送管46′は
沈下又は上昇により、プラスチック粒体の量を制御する
ことができる。
第3図は逆止め弁48をすべり弁90に置換した別の実施
例を示す。すべり弁90は、搬送管46内において管44への
移行部で、且つ、管44との合流点に閉鎖自在に保持され
ている。すべり弁90はビーカ状の形状を有し、その本体
は開口82を有する。すべり弁90は、ばね86によって出力
位置に保持される。ばね86は、地点87において空気管42
に止着されている。すべり弁90の出力位置において、管
44の搬送管46への合流点は開放され、これにより、乾燥
タンク10からの乾燥した粒体が管44を介して搬送管46の
ポケット6に流入することができる。
搬送時間中、搬送空気は、すべり弁90をばね86の力に
逆らって管44の開口の前に、搬送管46に設けたストッパ
84に当接するまで押圧する。その時、管44の搬送管46へ
の合流点はすべり弁90によって閉鎖されるので、管44内
の搬送空気は全く漏れない。この時、すべり弁90は点線
で描く位置85を占める。搬送空気は、すべり弁90の本体
内の開口82を通って加圧されると共に、ポケット6に準
備された粒体を搬送管46に沿って装入ホッパー72に射出
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかるプラスチック粒体
の乾燥及び搬送を行う装置の概略図であり、第2図は第
1図の装置の部分拡大詳細図であり、第3図は、本発明
の別の実施例にかかる装置の部分詳細図である。 6……ポケット、10……乾燥タンク、12……送出口、13
……乾燥空気出口、 14……排出空気出口、15、78……充填状態センサ、16…
…装入部、 17……プラスチック粒体、19、23、27、29、31、42……
空気管、 22……ヒータ、24……乾燥容器、26……フィルタ、30…
…ブロア、 40……第1切換弁、46……搬送管、48……逆止め弁、50
……第2切換弁、 60……粒体貯蔵容器、70……プラスチック処理機械、72
……装入ホッパー、 80……制御装置、84……ストッパ、86……ばね、90……
すべり弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−294513(JP,A) 特公 昭47−51634(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 53/00 - 53/66 B29B 13/06 F26B 17/10

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥タンク内に搬送されたプラスチック粒
    体を逆流の温ガスで加熱して乾燥したプラスチック粒体
    の搬送方法において、乾燥タンク(10)内のガス流を間
    欠的に一時的に中断し、その中断中にプラスチック粒体
    を搬送することを特徴とするプラスチック粒体の搬送方
    法。
  2. 【請求項2】ガス流の中断中に、プラスチック粒体を乾
    燥タンク内の貯蔵部から搬送する請求項1記載の搬送方
    法。
  3. 【請求項3】ガス流の中断中に、乾燥したプラスチック
    粒体を乾燥タンクからプラスチック処理機械の装入ホッ
    パーに搬送する請求項1又は2記載の搬送方法。
  4. 【請求項4】乾燥タンクを流出した排出ガスは、少なく
    とも部分的に再び処理(フィルタ、加熱)して再び乾燥
    タンクに供給されると共に、ガス流の中断中に、プラス
    チック粒体の搬送及び/又はプラスチック粒体の乾燥タ
    ンクへの装入に使用される請求項1乃至3のいずれかに
    記載の搬送方法。
  5. 【請求項5】乾燥タンクからの排出ガスを、乾燥タンク
    の外で乾燥及び加熱して乾燥タンクに再び供給し、更
    に、ガス流の中断中に、排出ガスは、乾燥したプラスチ
    ック粒体をプラスチック処理機械(70)の装入ホッパー
    (72)に搬送するのに使用される請求項1乃至4のいず
    れかに記載の搬送方法。
  6. 【請求項6】ガス流の中断の回数を装入ホッパー(72)
    の充填状態で制御する請求項1乃至5のいずれかに記載
    の搬送方法。
  7. 【請求項7】ガス流の中断の回数を乾燥タンク(10)の
    充填状態で制御する請求項1乃至5のいずれかに記載の
    搬送方法。
  8. 【請求項8】ガスとして空気を使用した請求項1乃至7
    のいずれかに記載の搬送方法。
  9. 【請求項9】ガス流の中断中に、搬送すべき乾燥した粒
    体を、大きさが可変である空所(6)に準備した請求項
    1乃至8のいずれかに記載の搬送方法。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9のいずれかに記載の搬送
    方法を実施する装置において、乾燥タンク(10)と、ブ
    ロア(30)とを備え、乾燥タンクに、粒体送出口(12)
    と、粒体送出口(12)に対向する排出空気出口(14)
    と、送出口(12)の内方近傍に温風出口(13)とを設
    け、又、ブロア(30)の加圧側(32)は、ヒータ(22)
    を介して温風出口(13)に接続されると共に、第1切換
    弁(40)を介してヒータ(22)と搬送管(46)に接続さ
    れ、更に、送出口(12)からの送出管(44)が搬送管
    (46)に合流する一方、ブロア(30)の吸込側(34)は
    第2切換弁(50)を介して排出空気出口(14)に接続さ
    れ、且つ、第2切換弁(50)は遮断自在の入口(51)を
    備える装置。
  11. 【請求項11】第1切換弁(40)が遮断自在の出口(4
    7)を備える一方、第2切換弁(50)は乾燥タンク(1
    0)の装入部(16)の空気出口に接続され、更に、装入
    部(16)は貯蔵容器(60)からの送出管(61)を備える
    請求項10記載の装置。
  12. 【請求項12】搬送管(46)がプラスチック処理機械
    (70)の装入ホッパー(72)に通じる請求項10又は11記
    載の装置。
  13. 【請求項13】送出口(12)が弁(48)を介して搬送管
    (46)に接続され、更に、弁(48)は乾燥タンク(10)
    内への搬送空気の漏れを阻止する請求項10乃至12のいず
    れかに記載の装置。
  14. 【請求項14】弁(48)は、乾燥タンク(10)からの乾
    燥した粒体の搬送管(46)への流動を自由にする出力位
    置にばね(86)で保持したすべり弁(90)であり、更
    に、すべり弁(90)は、第2位置において、乾燥タンク
    (10)の粒体送出口(12)を閉鎖する請求項13記載の装
    置。
  15. 【請求項15】装入ホッパー(72)が空気帰り管(20)
    を介して乾燥タンク(10)に接続された請求項10乃至14
    のいずれかに記載の装置。
  16. 【請求項16】タイマを内蔵する制御装置(80)を備
    え、更に、制御装置(80)は、装入ホッパー(72)に設
    けられた充填状態センサ(78)からの制御信号を受ける
    と共に、制御信号路(45、43)を介して、第1切換弁
    (40)及び第2切換弁(50)に接続された請求項10乃至
    15のいずれかに記載の装置。
  17. 【請求項17】別の充填状態センサ(15)が乾燥タンク
    (10)に配置され、又、充填状態センサ(15)は、別の
    制御信号路を介して、乾燥タンクの充填状態を示す信号
    をタイマ内蔵の制御装置(80)に伝達し、更に、制御装
    置(80)は、制御信号路(45、43)を介して、第1切換
    弁(40)及び第2切換弁(50)に接続された請求項10乃
    至16のいずれかに記載の装置。
  18. 【請求項18】排出ガスを乾燥する乾燥容器(24)を第
    1切換弁(40)とヒータ(22)の間に接続した請求項10
    乃至17のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】搬送管(46)が、送出管(44)との合流
    点において、ポケットを備え、更に、ポケットの体積が
    可変である請求項10乃至18のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】ポケットをフレキシブルパイプの湾曲に
    よって形成した請求項19記載の装置。
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