JP2876735B2 - プリンタの用紙案内機構 - Google Patents

プリンタの用紙案内機構

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JP2876735B2
JP2876735B2 JP2188251A JP18825190A JP2876735B2 JP 2876735 B2 JP2876735 B2 JP 2876735B2 JP 2188251 A JP2188251 A JP 2188251A JP 18825190 A JP18825190 A JP 18825190A JP 2876735 B2 JP2876735 B2 JP 2876735B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリンタの用紙案内機構に関する。
〔従来の技術〕
従来のインパクトタイプのプリンタ装置として、例え
ば第8図および第9図に示すようなものがある。同図に
おいて、符号101はプラテンであり、このプラテン101に
はキャリッジ102に固設された印字ヘッド103が対向して
配設されている。また、プラテン101はシャシー104に取
り付けられた両側板105a、105bに回転自在に支持されて
おり、このプラテン101の上方には挿入口106aを有する
固定カバー106および開閉可能なトップカバー107が配設
される。用紙108が挿入口106aから給送されると、この
用紙108はプラテン101に巻き込まれ、固定カバー106と
トップカバー107とで形成された排出口109から排出され
る。
また、プラテン101の下方にはスプリング110の付勢力
を受けて用紙108をプラテン101に押えるための押えロー
ラ111が配設される。この押えローラ111は挿入口106aか
ら送給された用紙108をプラテン101に密着させるための
ものである。また、両側板105a,105bには腕112a,112bが
揺動自在に取り付けられ、この腕112a,112bにはシャフ
ト113を介して覆いローラ114a,114bが設けられている。
また腕112a,112bにはスプリング115が取り付けられ、こ
のスプリング115の引張り力によって覆いローラ114a,11
4bをプラテン101に押圧させている。
ここで、挿入口106aから供給された用紙108は、押え
ローラ111によってプラテン101に密着させられるので、
プラテン101の回転によって排出口109へと搬送される
が、第10図に示すように覆いローラ114a,114bが配設さ
れていなければ、用紙108はプラテン101から浮き上って
しまうことになる。そうすると、用紙108が印字ヘッド1
03に干渉したり、また印字品質や印字改行精度が低下し
たりする虞が生じる。しかし、覆いローラ114a,114bを
配設することによって前記不具合を解消している。
ところで、用紙108をプラテン101にセットするには、
まずトップカバー107を上方に開け、次に押えローラ114
a,114bをスプリング115の引張り力に抗して引っ張りプ
ラテン101から離隔させる。次に、用紙108を挿入口106a
から挿入してプラテン101と押えローラ111との間に差し
込み、プラテン101を回してこの用紙108をプラテン101
に巻回する。次に、覆いローラ114a,114bをプラテン101
に押圧させ、用紙108をプラテン101に密着させて保持し
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のプリンタの用紙案内
機構にあっては、用紙108をプラテン101にセットして印
字可能状態とするには、トップカバー107を開け、覆い
ローラ114a,114bをプラテン101から離隔状態に保持した
まま、用紙108をプラテン101に巻き付けなければなら
ず、手間がかかるという問題点があった。また、腕112
a,112b、シャフト113、覆いローラ114a,114b、スプリン
グ115等が必要であり、全体として部品点数が多くな
り、かつコスト高となり、さらには組立工数も多くなる
という問題点があった。
ところで、プリンタの用紙案内機構として、第11図お
よび第12図に示すようなものもある(実開昭58−76751
号公報参照)。この用紙案内機構は、プラテン121に巻
回された用紙122を押圧するために、押えバネ123をカバ
ー124に取り付けたものである。押えバネ123によってプ
ラテン121によって搬送される用紙122が浮き上るのを防
止するとともに、プラテン121に密着させている。しか
し、押えバネ123がプラテン121の回転の順方向(矢印方
向)に対して逆方向に向けて取り付けられているので、
押えバネ123のプラテン121を押圧する箇所は排出口109
から離隔された箇所にある。このため、連続した用紙12
1をプラテン121の突起121aに係合させて搬送する場合な
らよいが、連続せずに一枚一枚切断された用紙をプラテ
ン121に密着させて搬送する場合には、この用紙121は押
えバネ123によってプラテン121に押圧されない箇所まで
搬送されると、プラテン121は空回りして用紙それ以上
が搬送されなくなるという問題点がある。
本発明は、用紙をプラテンにセットする際に、トップ
カバーを開けたり、覆いローラを離隔状態に保持すると
いった手間を省略し、また部品点数を少なくし、さらに
印字された用紙を完全に排出できるプリンタの用紙案内
機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明にあって
は、用紙の挿入口および排出口を有するカバーと、この
カバーの挿入口から、送給された用紙を保持し、印字さ
れた用紙を前記排出口へ搬送して排出するプラテンと、
前記カバーに取り付けられ前記用紙をプラテンに押圧す
る押え板バネとを備え、この押え板バネによる前記プラ
テンへの押圧箇所を前記排出口の近傍とした構成とする
ものである。また上記構成において、印字された用紙が
プラテンから搬送されて前記排出口から排出するために
略円弧状の案内面を有するリブを前記カバーに設けた構
成としてもよい。
〔作用〕
用紙をプラテンにセットし、印字可能状態とするに
は、挿入口から用紙を挿入し、手送りツマミによってプ
ラテンを回す。すなわち、単に用紙を挿入口に差し込
み、手送りツマミを回すだけでよく、従来のようにトッ
プカバーを開けたり、覆いローラをプラテンから離隔状
態に保持するという手間を省略することができる。ま
た、用紙は押え板バネによって排出口近傍においてプラ
テンに押圧されているので、用紙の後端が排出口から排
出されるまでプラテンに押圧されていることになり、プ
ラテンは空回りすることなく用紙を完全に排出すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。第1図ない
し第4図は本発明に係るプリンタの用紙案内機構の第1
実施例を示す図である。
まず構成を説明する。第1図において、符号1は用紙
2を保持するプラテンであり、このプラテン1はシャシ
ー3に両側板(図示せず)を介して回転自在に支持され
ている。プラテン1の水平方向の中心線上には印字ヘッ
ド4が対向して配設され、この印字ヘッド4は案内ロッ
ド5に摺動自在に取り付けられたキャリッジ6に固設さ
れている。プラテン1の上方には、固定カバー7と、こ
の固定カバー7より第1図中上方に配設され開閉自在な
トップカバー8とが配設され、固定カバー7には用紙2
を挿入するための挿入口7aが形成され、固定カバー7と
トップカバー8と間には用紙2を排出するための排出口
9が形成されている。
また、プラテン1の鉛直方向の中心線下方には、スプ
リング10の付勢力を受けて用紙2をこのプラテン1に密
着させるための押えローラ11が配設されている。トップ
カバー8のプラテン1に対向する側には、プラテン1の
外周面と同じ円弧状の案内面12aを有する略板状のリブ1
2が、プラテン1の軸線に対して直角に複数個設けられ
ている。このリブ12は第2図に示すようにトップカバー
8に等間隔(例えば、1インチ)をもたせて設けられて
おり、このためリブ12はスケールとしても用いられる。
また、トップカバー8は透明な合成樹脂(例えば、AB
S、アクリル、ポリカーボネイト、AS等)からなってお
り、このトップカバー8の上からプラテン1に保持され
る用紙2の文字を見ることができる。すなわち、プラテ
ン1に保持される用紙2をプラテン1の所定位置に合わ
せるのに、トップカバー8、押え板バネ13の上からリブ
12を見ながら用紙2の位置合わせを行う。なお、トップ
カバー8に目盛を形成すれば、用紙2の位置合わせはよ
り正確に行うことができる。
トップカバー8には透明な合成樹脂製であって板状の
押え板バネ13がプラテン1の回転の順方向(矢印方向)
に向けて取り付けられており、この押え板バネ13の先端
13aはプラテン1の中心を通る中心線L1よりも挿入口7a
側へθ度の位置の箇所でプラテン1を押圧している。こ
のため、プラテン1に巻回された用紙2は押え板バネ13
の先端13aによってプラテン1に押圧されて密着させら
れる。なお、押え板バネ13の先端13aにはフッ素コーテ
ィングを施し、用紙2との間に一層の滑性を持たせても
よい。また、押え板バネ13はプラテン1の軸線方向に連
続する一枚の板状としたが、複数の板状小片を前記軸線
方向に間隔をあけてトップカバー8に取り付けた構成と
してもよい。
次に作用を説明する。
用紙2をプラテン1にセットし、印字可能状態とする
には、挿入口7aから用紙2を挿入し、この用紙2をプラ
テン1と押圧ローラ11との間に差し込み手送りツマミ
(図示せず)によってプラテン1を順方向に回す。すな
わち、単に用紙2を挿入口7aに差し込み、手送りツマミ
を回すだけでよく、従来のようにトップカバーを開けた
り、覆いローラをプラテンから離隔状態に保持するとい
う手間は省略することができる。
ここで、用紙2は印字ヘッド4に応じたプラテン1の
所定位置に、位置させなければならないので、トップカ
バー8に設けられたリブ12を見ながら所定位置に位置し
ているかどうかを確認する。用紙2がプラテン1の所定
位置に位置していることが確認されると、この用紙2は
印字ヘッド4によって印字されながらプラテン1の回転
によって排出口9へと搬送する。このとき、用紙2は押
えローラ11によってプラテン1へ押圧されて密着させら
れているので、排出口9へ確実に搬送され、またリブ12
の案内面12aによっても排出口9へ案内される。
用紙2の先端が排出口9の近傍まで搬送されると、押
え板バネ13によってプラテン1に密着させられる。引続
きプラテンの回転により用紙2の大部分が排出口9から
送出されるようになると、第3図に示すように用紙2の
後端Aは押えローラ11から外れ、プラテン1に密着させ
られなくなるが、このときには押え板バネ13によってプ
ラテン1へ密着させられている。
第4図に示すように用紙2は押え板バネ13によって排
出口9近傍においてプラテン1に押圧されているので、
用紙2の後端Aが排出口9から排出されるまでプラテン
1に押圧されていることになり、プラテン1は空回りす
ることなく用紙2を完全に排出することができる。
次に、本発明に係るプリンタの用紙案内機構の第2実
施例を第5図ないし第7図に示す。第1実施例と同一部
分には同一符号を付して説明は省略する。この実施例
は、固定カバー7の表面とトップカバー8の表面とを同
一面上に位置させたものである。また、押え板バネ13は
リブ12を介してトップカバー8に取り付けられている。
このため、押え板バネ13がプラテン1を押圧する箇所
は、排出口9の近傍とはいえ、第1実施例に比べて排出
口9からやや離れている。その結果、第6図および第7
図に示すように用紙2がプラテン1によって排出口9へ
搬送されるが、用紙2の後端が押え板バネ13によって押
圧されなくなると、場合によっては排出口9から排出さ
れなくなる虞が生じる。このような不具合が生じる可能
性が想定されるが、それよりも固定カバー7とトップカ
バー8の表面を同一面にして、プリンタの美観を優先さ
せたものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、カバー用紙をプラテンに押圧す
る押え板バネを取り付けたので、用紙をプラテンにセッ
トと印字可能状態とするには、単に用紙を挿入口に差し
込み、手送りツマミを回すだけでよく、従来のようにト
ップカバーを開けたり、覆いローラをプラテンから離隔
状態に保持するという手間は省略することができる。ま
た、従来における腕、シャフト、覆いローラ、スプリン
グ等の部品が省略でき、全体として部品点数が少くな
り、かつコストの低減が図られ、さらに組立工数も少く
することができる。また、押え板バネのプラテンへの押
圧箇所を排出口の近傍としたので、用紙の後単が排出口
から排出されるまで押圧されていることになり、プラテ
ンは空回りすることなく印字された用紙を完全に排出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係るプリンタの用紙案内
機構の第1実施例を示す図であり、第1図はこの用紙案
内機構の断面図、第2図はトップカバーの平面図、第3
図および第4図はこの用紙案内機構の作動を示す図、第
5図ないし第7図は第2実施例を示す図であり、第5図
はこの用紙案内機構の断面図、第6図および第7図はこ
の用紙案内機構の作動を示す図、第8図ないし第10図は
従来のプリンタの用紙案内機構を示す図であり、第8図
はこの用紙案内機構の断面図、第9図はプラテンの正面
図、第10図は覆いローラを省略したときの用紙案内機構
の断面図、第11図および第12図は他の従来のプリンタの
用紙案内機構を示す図であり、第11図はこの全体斜視
図、第12図はプラテンの断面図である。 1……プラテン、2……用紙、7,8……カバー、7a……
挿入口、9……排出口、12……リブ、12a……案内面、1
3……押え板バネ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−56891(JP,A) 特開 昭54−136918(JP,A) 特開 昭64−31666(JP,A) 実開 昭61−62045(JP,U) 実開 昭61−204750(JP,U) 実開 平1−83562(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 13/00 B41J 29/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙の挿入口および排出口を有するカバー
    と、このカバーの挿入口から、送給された用紙を保持
    し、印字された用紙を前記排出口へ搬送して排出するプ
    ラテンと、前記カバーに取り付けられた前記用紙をプラ
    テンに押圧する押え板バネとを備え、この押え板バネに
    よる前記プラテンへの押圧箇所を前記排出口の近傍とし
    たことを特徴とするプリンタの用紙案内機構。
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