JP2876489B2 - 地下立体駐車場 - Google Patents

地下立体駐車場

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JP2876489B2
JP2876489B2 JP25882090A JP25882090A JP2876489B2 JP 2876489 B2 JP2876489 B2 JP 2876489B2 JP 25882090 A JP25882090 A JP 25882090A JP 25882090 A JP25882090 A JP 25882090A JP 2876489 B2 JP2876489 B2 JP 2876489B2
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和生 大藪
真二 奥村
茂 矢島
浩之 武内
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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は地下立体駐車場に関する。
【従来の技術】
従来、地下立体駐車場としては、例えば特開昭62−22
0668号公報に記載のものが知られている。この地下立体
駐車場は、多数の車載台を装着した縦長の回転搬送装置
を地下の竪穴内に設置し、該竪穴の地表開口部を自動車
の入出庫口としたものである。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような立体駐車場は、収容台数の増加に
伴い竪穴の深さや断面積を大きくせざるを得ないため、
大規模駐車場とするには自ずと限界があり、また特に開
削工法が困難な場所では施工できないとか、地下を有効
利用できない等の問題があった。 さらに、円筒形の空間、例えば地下トンネルの周辺に
従来の駐車場構造を適用しようとすると、あたかも円形
断面に矩形断面を嵌め込むような恰好になるため、空間
の有効利用が図れないという問題があった。 本発明は、このような問題を解決することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
本発明による地下立体駐車場は、地下のトンネル内
に、複数の車載台をトンネル円周方向に回転搬送する回
転搬送装置と、この回転搬送装置へ自動車を搬入・搬出
する入出用庫キャリアのための走行路を設け、またトン
ネルから地上に抜ける入出庫用竪穴には、自動車が走行
できる螺旋状の斜路を設けたことを特徴とする。
【作用】
本発明の地下立体駐車場は、例えばシールドトンネル
を利用し、周辺の環境を破壊することなくかつ地下を有
効利用した収容台数の多い大規模な地下駐車場とするこ
とができる。トンネル内に自動車のための車道がなくと
も、入出庫用キャリアによって地上との間で入出庫でき
る。 トンネルから地上に抜ける竪穴内に、自動車が走行で
きる螺旋状の斜路を設けているので、地上からトンネル
までの間は自動車自体の走行にて速やかに入出庫できる
とともに、その間の設備を簡単にできる。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明す
る。 第1図ないし第3図は本発明の一例を概念図を示す。
本発明による地下立体駐車場は、地下のトンネル1内に
回転搬送装置2を設け、自動車3を入出庫用キャリア、
例えば自走式台車4に搭載して該回転搬送装置2へ搬入
・搬出し、またトンネル1から地上に抜ける入出庫用の
竪穴5を通じ地上の間で入出庫する。この図の回転搬送
装置2では、円形の前後の回転リング6を、トンネル1
の円周方向に回転するように支持架台7に装架し、該回
転リング6を、動力伝達機構8を介しモータ9で回転さ
せるようになっている。 台車4は、軌条に沿って走行するタイプでもまた軌条
によらず自由操行できるタイプのいずれであっても良
い。前後の回転リング6間には、複数のケージ形の車載
台10が回転リング6の円周方向に一定の間隔をおいて架
設され、回転リング6が回転すると車載台10が水平のま
ま台車4の軌条または車道(以下、「走行路」と言う)
11の周りを上下左右に循環する。走行路11上における前
後の回転リング6間の空間は入出庫スペース12となって
おり、ここから自動車3を台車4より車載台10上に転載
し、また車載台10から台車4へ降ろす。 回転搬送装置2をシールドトンネル内に設置する場合
は、シールドトンネル自体が一般の地下構造物よりも深
い所に建設できるため、公園や河川、湖沼などの地下に
環境問題を引き起こすことなく、駐車場が確保できる。
回転搬送装置2は、第4図に示すようにトンネル1の長
手方向に多数並べて設置することもできる。 自動車3を台車4と車載台10との間で積み卸しする方
法としては、車載台10がケージ形である場合、第5図に
示すように台車4の走行路車道11を上下2段とし、上段
の軌条または車道11では車載台10を回転リング6から外
して台車4上まで横移動させ、その車載台10上に台車4
から自動車3を転載した後、車載台10を台車4から回転
リング6まで横移動させて該回転リング6に再び懸架す
ることによって入庫を行い、下段の走行路11では、自動
車3を搭載している車載台10を台車4上まで横移動させ
て自動車3を台車4上に転載することによって出庫を行
えば、入出庫を能率的に行える。なお、入庫を下段、出
庫を上段で行っても構わない。また、第6図に示すよう
に入庫用と出庫用の走行路11を同じ高さに平行に設け、
上記のような作業を同じ高さで行うこともできる。 車載台11が第7図に示すような片持ち式フォーク形で
ある場合には、台車4上に、スライドフォーク12を伸縮
装置13により進退可能にするとともに、ジャッキ(図示
せず)により上下動可能に装着する。スライドフォーク
12上に自動車を載せ、スライドフォーク12を台車4上で
ジャッキにより上昇させた後、第8図に示すように伸縮
装置13を伸長させてスライドフォーク12を車載台10上ま
で移動させてから下降させれば、自動車は車載台10上に
自動的に転載される。この後、伸縮装置13を収縮させて
スライドフォーク12を台車4上に格納する。 地上とトンネル1との間の搬入・搬出は、第9図及び
第10図に示すように地上に抜ける竪穴5内に、螺旋状の
斜路16を設け、この斜路16に自動車3自体を走行させ
る。 なお、上記の説明では円形またはほぼ矩形とした回転
搬送装置2を示したが、楕円形や多角形などであっても
良い。また、車載台10はケージ形に限らず、板状、皿状
など自動車を載置できる形体であれば良い。 上記実施例以外の本発明の応用例として例えば次のよ
うなものが考えられる。 1 電車等の車輌の地下格納庫 2 飛行機の地下格納庫 3 地下鉄または地下道がビルディングの地下階を縫う
場合において、そのビルディング内での車庫または駐車
場 4 高架鉄道または高架道路がビルディングを縫う場合
において、そのビルディング内での車庫または駐車場 5 山岳地を利用した立体駐車場 6 河川や湖沼等の地下を利用した地下駐車場 7 物流施設のコンテナ倉庫やターミナル施設
【発明の効果】
本発明の地下立体駐車場によれば次のような効果があ
る。 地下のトンネル、例えばシールドトンネルを利用
し、周辺の環境を破壊することなくかつ地下を有効利用
した収容台数の多い大規模な地下駐車場とすることがで
きる。 トンネル内に自動車のための車道がなくとも、入出
庫用キャリアによって地上との間で入出庫できる。 トンネルから地上に抜ける竪穴内に、自動車が走行
できる螺旋状の斜路を設けているので、地上からトンネ
ルまでの間は自動車自体の走行にて速やかに入出庫でき
るとともに、その間の設備を簡素にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一例の概念図で、第1図
は側面図、第2図は正面図、第3図は斜視図である。第
4図は回転搬送装置をトンネルの長手方向に多数設置し
た例の側面図、第5図及び第6図は車載台と台車との間
の自動車の積み卸し例をそれぞれ説明する正面図、第7
図及び第8図は台車上に装着されたスライドフォークに
よって積み卸す例の斜視図、第9図及び第10図は竪穴に
設けた螺旋状の斜路の正面図及び平面図である。 1……トンネル、2……回転搬送装置、3……自動車、
4……台車(入出庫用キャリア)、5……竪穴、10……
車載台、11……走行路、16……斜路。
フロントページの続き (72)発明者 武内 浩之 東京都港区北青山2丁目5番8号 株式 会社間組内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 6/12 - 6/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下のトンネル内に、複数の車載台をトン
    ネル円周方向に回転搬送する回転搬送装置と、この回転
    搬送装置へ自動車を搬入・搬出する入出庫用キャリアの
    ための走行路を設け、またトンネルから地上に抜ける入
    出庫用竪穴には、自動車が走行できる螺旋状の斜路を設
    けたことを特徴とする地下立体駐車場。
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CN111348193A (zh) * 2018-12-20 2020-06-30 中国航空工业集团公司西安飞机设计研究所 旋转式物品传送装置
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