JP2876105B2 - 衣服用ハンガーとその製作方法 - Google Patents

衣服用ハンガーとその製作方法

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JP2876105B2 JP32046794A JP32046794A JP2876105B2 JP 2876105 B2 JP2876105 B2 JP 2876105B2 JP 32046794 A JP32046794 A JP 32046794A JP 32046794 A JP32046794 A JP 32046794A JP 2876105 B2 JP2876105 B2 JP 2876105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として専門店におい
てクリーニングした衣服を吊り下げる場合に使用する衣
服用ハンガーとその製作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の衣服用ハンガーとして
は、(イ)一本の金属線又は樹脂被覆金属線を屈曲し
て、衣服肩支持部とフックを形成したもの、(ロ)合成
樹脂からなるハンガー主体に金属製又は樹脂製フックを
設けたもの、(ハ)厚紙を衣服の肩ラインに沿う斜片縁
を有する台形に打ち抜いたハンガー主体の中央上縁部
を、フックと一体に形成された挟着体で挟着固定したも
の等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記(イ)(ロ)の衣
服用ハンガーは、家庭における物干し用ハンガーとして
或は臨時的に通常のハンガーの代用として一部は使用で
きる。しかし、(イ)の衣服用ハンガーは、衣服支持部
分が細いことから、これに掛けた衣服に形崩れが生じ、
特に薄生地の衣服(カッターシャツ、ブラウス等)り肩
部分に支持ラインが折目状に形成され、着用体裁を悪く
するものであり、また、(イ)(ロ)の衣服用ハンガー
は、燃えないゴミであることから、製作から流通、保管
過程において生じる不良ハンガー、クリーニングに出す
度に増える不要ハンガーの廃棄処理に問題があり、公害
を招く一因となっている。
【0004】また(ハ)の衣服用ハンガーは、ハンガー
主体が紙であることから、家庭における物干し用ハンガ
ーとして或は臨時的に通常のハンガーの代用としての使
用は困難であるが、安価に製作できるメリットはある。
しかし、フック部分が不燃材料であることから、廃棄処
理の際に不燃部分と燃焼部分とを分離する手間を要する
ものであり、分離された不燃部分は、前記(イ)(ロ)
と同様、廃棄処理に問題があり、やはり公害の発生の一
因となるものである。
【0005】本発明は、古紙を溶解して液状にし、金型
を用いて成形する、所謂パルプモールド手段の開発に着
眼して、衣服用ハンガーの全部材が紙製でありながら、
形崩れや折目状の支持ラインを形成することなく衣服が
支持できる耐久強度を具備し、また、不燃物の処理から
生じる公害、或は不法投棄公害等を招来することなく、
家庭或は処理場において経済的に焼却でき、しかも古紙
の再生利用によって資源の節約と、自然環境破壊防止に
貢献することができる衣服用ハンガーを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の衣服用ハンガー
は、フック挿通スリットを形成した吊り下げ支持部の左
右に連続して、全体を又は自由端側に行くにしたがって
深くなる、長手方向直角断面形状を逆凹形状とした衣服
肩支持部を、パルプモールド手段で形成したハンガー主
体と、該ハンガー主体の裏面の全域又は両端部を除く中
央部域に合致する上端面部又は折曲上面を当接面とし、
且つ対称軸線上にフックを延設した厚い紙製又は木製の
保型骨板とを、該保型骨板のフックを前記フック挿通ス
リットに通した状態で、保型骨板の前記当接面を衣服肩
支持部の裏面に結合固定したことを特徴としている。
【0007】また上記衣服用ハンガーの製作方法は、衣
服用ハンガーを構成するハンガー主体の製作にはパルプ
モールド手段を採用し、特に、モールド成形水平面に、
吊り下げ支持部形成用凸部と、該凸部を中央部とするそ
の左右隣接位置の短手方向であって、ハンガー主体の完
成品の短手幅の両端より張り出す長さに突設した折曲用
溝形成突条と、該突条に連続して長手方向直角断面形状
が円弧形等の凸形で自由端側にいくにしたがって水平面
より徐々に隆起する衣服肩支持部成形凸部とを形成した
モールド成形用型を用いて成形して、水平基板の中央部
に、折曲用溝形成突条部により形成された張り出し部分
を含むハンガー主体凸部が突出された成形品を得た後、
前記ハンガー主体凸部の張り出し部分を含む周囲の水平
基板を打ち抜き切除すると同時に、吊り下げ支持部のフ
ック挿通スリットを打ち抜くことにより行う。
【0008】そして、ハンガー主体の裏面の全域又は両
端部を除く中央部域に合致する衣服肩ライン用傾斜とし
た上端面部又は折曲上面を当接面とし、且つ対称軸線上
にフックを延設した形態に別製作した厚い紙製又は木製
の保型骨板のフックを、前記ハンガー主体のフック挿通
スリットに通した状態で、保型骨板の前記当接面に、折
曲溝で折曲してハンガー主体の衣服肩支持部の裏面を密
着させ結合固定するのである。
【0009】
【作用】上記のように構成した本発明に係る衣服用ハン
ガーは、そのハンガー主体が、吊り下げ支持部の左右に
連続して、全体を又は自由端側にいくにしたがって深く
なる、長手方向直角断面形状を逆凹形状に、パルプモー
ルド手段で形成されているから、古紙の経済的使用が可
能となり、しかも、前記衣服肩支持部の断面形状と支持
骨板の結合によって、形崩れや折目状の支持ラインを形
成することなくしっかりと支持できる強度を具備するハ
ンガー機能が確保でき、さらに、衣服用ハンガーを構成
するハンガー主体、フック、保型骨板の全てが燃焼部材
であることから、家庭或は処理場での廃棄処理が、公害
問題を招来することなく簡単に行えるようになる。
【0010】なお、前記結合固定の手段としては種々の
構成が採用できるが、例えば、請求項2に記載したよう
に、衣服肩支持部の裏面に保型骨板の当接面を接着する
手段、衣服肩支持部の長手方向に沿って部分的に形成し
た凹部の結合用スリットに、該結合用スリットに対応さ
せて保型骨板の当接面部に形成した結合用舌片を通し
て、凹部内で係止、折曲係止又は折曲接着する手段、衣
服肩支持部の裏面に突出形成した骨板挟着溝に、保型骨
板の上縁部を挿入して挟着又は接着する手段のいずれか
若しくはこれら併用した手段を採用することが、製作作
業性においても結合強度においても好ましい。
【0011】また請求項3に記載したように、ハンガー
主体の吊り下げ支持部と衣服肩支持部との境界部に、短
手方向の折曲用溝を形成して、衣服肩支持部が保有する
腰の強さを弱めれば、ハンガー主体の裏面が保型骨板の
上縁になじんで結合密着を良好にすることができる。
【0012】さらに請求項4に記載した衣服用ハンガー
の製作方法によれば、折曲用溝形成突条部により形成さ
れた張り出し部分を含む周囲の基板部分を打ち抜き切除
すると、折曲を阻害する溝両端部閉塞壁部分が存在しな
くなるので、折曲用溝の形成と同時に、吊り下げ支持部
のフック挿通スリットを打ち抜くことによって、工程が
簡略化され、またハンガー主体の衣服肩支持部を、衣服
肩ライン用傾斜とした保型骨板の当接面に沿う形状に正
確に変形させ易くなり、組み立て作業能率を向上させる
ことができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例に係る衣服用ハンガー
の、部分的な平面図と底面図を含む一部破断状態の分解
正面図、図2はハンガー主体Aと保型骨板Bとの結合固
定手段の一例を示す拡大端面図である。
【0014】本発明の衣服用ハンガーは、古紙を溶解し
て液状にし、金型を用いて立体的に成形するパルプモー
ルド手段で形成されたハンガー主体Aと、段ボール紙等
の積層紙、普通の厚紙等の紙材料を打ち抜き手段で以下
に説明する輪郭形状に形成した保型骨板Bとから構成さ
れている。
【0015】まず前記ハンガー主体Aの構成を説明する
と、中央部に衣服襟沿い部となる下端開口状態の吊り下
げ支持部2を形成して、その天板にフック挿通スリット
1を開設し、該吊り下げ支持部2の左右に、全体を又は
自由端側に行くにしたがって深くなるところの、長手方
向直角断面形状を逆凹形状の一つである略円弧形とした
衣服肩支持部3を、短手方向の折曲用溝11を介して連
続させ、対称軸線5を基準として左右対称形に形成する
とともに、この衣服肩支持部3のそれぞれには、後記結
合用舌片9を挿通させるための結合用スリット8を開設
した凹部7と、対設した挟着用凹部12によって形成さ
れた、前記保型骨板Bの上縁を挟着又は接着するための
骨板挟着溝10を具備させた構成となっている。
【0016】なお、ハンガー主体Aは、パルプモールド
手段によって、即ち、モールド成形水平面に、吊り下げ
支持部形成用凸部と、該凸部を中央部とするその左右隣
接位置の短手方向であってハンガー主体Aの完成品の短
手幅の両端より張り出す長さに突設した折曲用溝形成突
条と、該突条に連続して長手方向直角断面形状が円弧形
等の凸形で自由端側にいくにしたがって水平面より徐々
に隆起する衣服肩支持部成形凸部とを形成したモールド
成形用型を用いて成形品を製作した後、折曲用溝形成突
条部により形成された張り出し部分15を含む周囲の基
板部分14を打ち抜き切除(図3参照)すると同時に、
吊り下げ支持部2のフック挿通スリット1を打ち抜くこ
とにより製作する。
【0017】次に前記保型骨板Bの構成について説明す
ると、2〜5mm厚程度の紙材料を、対称軸線を基準とし
て左右対称形であって、衣服肩支持部3の裏面を沿わせ
る傾斜状態の当接面4を有する上縁と、該傾斜状態の上
縁の一部であって前記凹部7に対応する位置に、該凹部
7の底部が入る欠切部13と、凹部7の結合用スリット
8に挿通される結合用舌片9と、対称軸線5上に延設さ
れたフック6とが形成された輪郭形状に形成された構成
となっている。
【0018】そして、保型骨板Bのフック6を、ハンガ
ー主体Aの吊り下げ支持部2の開口部からフック挿通ス
リット1に通して、ハンガー主体A上へ引き出すととも
に、衣服肩支持部3を、折曲溝11で折曲して保型骨板
の衣服肩ライン用傾斜とした前記当接面に沿わせた状態
で、結合用舌片9をハンガー主体Aの凹部7に開設した
結合用スリット8に通して係止、折曲係止又は折曲接着
し且つ傾斜状態の上縁の一部を、骨板挟着溝10へ圧入
又は差し込み、当接面4を衣服用支持部3の裏面に当接
し、結合用舌片9、挟着部分又は当接面4を必要に応じ
て接着することによって、完成品としての衣服用ハンガ
ーとする。
【0019】なお、上記実施例においては、保型骨板B
の材料として紙材を使用したが、ベニヤ板等の木材を使
用すれば、紙材を使用する場合に比べ薄くすることがで
き、また、フックの根元強度を確保することができる。
【0020】また保型骨板Bの正面幅は、衣服肩支持部
3の全域にわたる幅としたものを図示説明したが、衣服
肩支持部3の自由端部を除いた状態の幅狭であってもハ
ンガー機能は確保できる。
【0021】さらにハンガー主体Aと保型骨板Bとの結
合固定手段は、上記実施例に限定されるものではなく、
取扱時に両者が容易に分離されない結合手段であれば公
知手段を採用することができる。ただし、衣服肩支持部
3の表面に突出部が形成されたり、非燃焼部材を使用し
た結合手段は、衣服の肩ラインを崩し、また焼却処理が
できないことから採用できない。
【0022】上記実施例において説明した結合手段以外
のものとしては、例えば、衣服肩支持部3の裏面に沿う
保型骨板Bの上縁端面全体を当接面4として接着する手
段、保型骨板Bの上縁を折曲してその上面を当接面4と
して(図2参照)接着する手段(保型骨板Bが木製の場
合を除く)、それぞれの衣服肩支持部3の長手方向に沿
って部分的に形成した複数の凹部7に開設した結合用ス
リット8に、該結合用スリット8に対応させて保型骨板
Bの当接面部に形成した結合用舌片9を通して、凹部7
内で係止、折曲係止又は折曲接着する手段、それぞれの
衣服肩支持部3の裏面の長手方向に、直線上に連続した
又は間隔をあけて複数形成した骨板挟着溝10に、保型
骨板Bの上縁部を圧入又は挿入して挟着又は接着する手
段のいずれか、若しくはこれらの手段を併用した構成等
がある。
【0023】また、上記実施例においては、ハンガー主
体Aの吊り下げ支持部2と衣服肩支持部3の境界部に、
短手方向の折曲用溝11を設けたが、これはハンガー主
体Aの腰が強くて、保型骨板Bの上縁に沿いにくい場合
には必要であるが、沿い易い場合には必ずしも必要とし
ない。
【0024】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の衣服用
ハンガーは、そのハンガー主体が、吊り下げ支持部の左
右に連続して、全体を又は自由端側にいくにしたがって
深くなる、長手方向直角断面形状を表面に角部のない逆
凹形状に、パルプモールド手段で形成し、これに保型骨
板を結合したから、紙製でありながら衣服を掛けること
により付加される荷重に対する耐久強度が確保できると
ともに、古紙の経済的使用が可能となり、しかも、前記
ハンガー主体の衣服肩支持部によって、形崩れや折目状
の支持ラインを形成することなくしっかりと支持できる
効果がある。
【0025】特に、本発明の衣服用ハンガーによれば、
衣服用ハンガーを構成するハンガー主体、フック、保型
骨板の全てを、上記ハンガー機能を確保して、安価な燃
焼部材で形成したから、廃棄処分の場合に、燃焼部材と
不燃部材とを分ける手間がなく、製作、流通、保管段階
において生じる不良ハンガー、クリーニングに出す度に
増える不要ハンガーの処理が、家庭或は処理場において
の焼却によって簡単且つ安価に行え、処理によって不燃
物のような公害問題を招来せず、古紙の再生利用によっ
て資源の節約と、自然環境破壊防止に貢献することがで
きるところの、主としてクリーニング後の衣服掛けに使
用すれば好適の衣服用ハンガーを安価に提供することが
できる。
【0026】また本発明の衣服用ハンガーの製作方法に
よれば、折曲用溝形成突条部により形成された張り出し
部分を含む周囲の基板部分を打ち抜き切除すると、折曲
を阻害する溝両端部閉塞壁部分が存在しなくなり、折曲
用溝の形成と同時に吊り下げ支持部のフック挿通スリッ
トを打ち抜くことによって、工程が簡略化され、またハ
ンガー主体の衣服肩支持部を、衣服肩ライン用傾斜とし
た保型骨板の当接面に沿う形状に正確に変形させ易くな
り、組み立て作業能率を向上させることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る衣服用ハンガーの、部分
的な平面図と底面図を含む一部破断状態の分解正面図で
ある。
【図2】本発明に係る衣服用ハンガーの、ハンガー主体
Aと保型骨板Bとの結合固定手段の一例を示す拡大端面
図である。
【図3】本発明に係る衣服用ハンガーを構成するハンガ
ー主体をパルプモールド手段で成形した打ち抜き前の平
面図である。
【符号の説明】
A ハンガー主体 B 保型骨板 1 フック挿通スリット 2 吊り下げ支持部 3 衣服肩支持部 4 当接面 5 対称軸線 6 フック 7 凹部 8 結合用スリット 9 結合用舌片 10 骨板挟着溝 11 折曲用溝 12 挟着用凹部 13 欠切部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 25/36 A47G 25/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フック挿通スリット(1) を形成した吊り
    下げ支持部(2) の左右に連続して、全体を又は自由端側
    に行くにしたがって深くなる、長手方向直角断面形状を
    逆凹形状とした衣服肩支持部(3) を、パルプモールド手
    段で形成したハンガー主体(A) と、該ハンガー主体(A)
    の裏面の全域又は両端部を除く中央部域に合致する衣服
    肩ライン用傾斜とした上端面部又は折曲上面を当接面
    (4) とし、且つ対称軸線(5) 上にフック(6) を延設した
    厚い紙製又は木製の保型骨板(B)とを、該保型骨板(B)
    のフック(6) を前記フック挿通スリット(1) に通した状
    態で、保型骨板(B) の前記当接面(4) を衣服肩支持部
    (3) の裏面に結合固定したことを特徴とする衣服用ハン
    ガー。
  2. 【請求項2】 結合固定は、衣服肩支持部(3) の裏面に
    保型骨板(B) の当接面(4) を接着する手段、衣服肩支持
    部(3) の長手方向に沿って部分的に形成した凹部(7) の
    結合用スリット(8) に、該結合用スリット(8) に対応さ
    せて保型骨板(B) の当接面(4) 部に形成した結合用舌片
    (9) を通して、凹部(7) 内で係止、折曲係止又は折曲接
    着する手段、衣服肩支持部(3) の裏面に突出形成した骨
    板挟着溝(10)に、保型骨板(B) の上縁部を挿入して挟着
    又は接着する手段のいずれか若しくはこれら手段を併用
    した構成である請求項1記載の衣服用ハンガー。
  3. 【請求項3】 ハンガー主体(A) の吊り下げ支持部(2)
    と衣服肩支持部(3)の境界部に、短手方向の折曲用溝(1
    1)が形成されている請求項1又は2記載の衣服用ハンガ
    ー。
  4. 【請求項4】 ハンガー主体(A) をパルプモールド製作
    方法によって製作するにおいて、モールド成形水平面
    に、吊り下げ支持部形成用凸部と、該凸部を中央部と
    し、その左右隣接位置の短手方向であってハンガー主体
    (A) の完成品の短手幅の両端より張り出す長さに突設し
    た折曲用溝形成突条と、該突条に連続して長手方向直角
    断面形状が円弧形等の凸形で自由端側にいくにしたがっ
    て水平面より徐々に隆起する衣服肩支持部成形凸部とを
    形成したモールド成形用型を用いて成形品を製作した
    後、折曲用溝形成突条部により形成された張り出し部分
    (15)を含む周囲の基板部分(14)を打ち抜き切除すると同
    時に、吊り下げ支持部(2) のフック挿通スリット(1) を
    打ち抜いてハンガー主体(A) の完成品とし、別に製作準
    備された、ハンガー主体(A) の裏面の全域又は両端部を
    除く中央部域に合致する衣服肩ライン用傾斜とした上端
    面部又は折曲上面を当接面(4) とし且つ対称軸線(5) 上
    にフック(6) を延設した厚い紙製又は木製の保型骨板
    (B) を、該保型骨板(B) のフック(6) を前記フック挿通
    スリット(1) に通した状態で、ハンガー主体(A) の衣服
    肩支持部(3) を、折曲溝(11)で折曲して保型骨板(B) の
    衣服肩ライン用傾斜とした前記当接面(4) に沿わせ、両
    者を結合固定することを特徴とする衣服用ハンガーの製
    作方法。
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