JP2875901B2 - 接地線の自動接地装置 - Google Patents

接地線の自動接地装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送電線を支持する鉄塔
上で送電を停止させて工事を行う際に碍子装置に支持さ
れた送電線側と鉄塔側とを連結して短絡させて、作業者
の安全を確保するための接地線の自動接地装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】上記した工事を行う場合には誤送電や他の
電路との混触等による感電事故を防止するために、送電
線側と鉄塔側とを連結して確実に短絡させことが要請さ
れてい。従来かかる短絡作業を行うには、作業者が先端
に電線把持具を備えた絶縁性の棒(以下絶縁棒という)
を鉄塔上で操作して電線把持具を送電線のジャンパ線に
取付け、同電線把持具から延びる接地線をクランプ金具
によつて鉄塔側に連結する接地手段が採られている。し
かしながら、高い鉄塔上での短絡作業は難しく、特にジ
ャンパ線が鉄塔アームから大きく外側へ張り出す高圧送
電用鉄塔においては長尺の絶縁棒を使用しなければなら
ず、鉄塔上での短絡作業が一層困難を伴うことになる。
【0003】このような問題に対処するため、本出願人
は特公平2−35533号公報に示されているように自
動接地装置を提案している。当該自動接地装置はジャン
パ線を支持する碍子装置上を走行する台車を主要構成部
材とし、同台車に短絡に必要な各種の構成部材が配設さ
れる構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】当該自動接地装置は上
記台車が従来の長尺の絶縁棒の機能を有するとともに台
車自体が走行するため、同自動接地装置を使用すること
により鉄塔上での作業者による短絡作業が解消される利
点がある。しかしながら、当該自動接地装置において
は、台車を碍子装置上で走行可能にするための構成が複
雑かつ難しく、かかる複雑な構成の台車に短絡作業に必
要な他の構成部材を配設すると装置の構成が一層複雑に
なるという問題がある。従って、本発明の目的は、構造
が簡単であるとともに使い勝手が良好な自動接地装置を
提供して、鉄塔上での作業者による短絡作業を解消する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は送電線側と鉄塔
側とを連結して短絡させる接地線の自動接地装置であ
り、当該自動接地装置は、送電線を支持する鉄塔の鉄塔
アームの先端にて碍子装置の支持部に近接して上下方向
へ回動可能に組付けられる所定長さの絶縁性の棒状本体
と、同棒状本体を水平方向と垂直方向間を上下方向へ回
動させる第1の駆動手段と、前記棒状本体に長手方向へ
移動可能に設けられ前記碍子装置に支持したジャンパ線
に接続された接地金具を脱着可能に把持する第1の把持
手段と、同第1の把持手段を移動させる第2の駆動手段
と、前記第1の把持手段に接続され前記棒状本体に沿っ
て伸縮する接地線と、同接地線を伸縮させる第3の駆動
手段と、前記棒状本体に設けられて前記鉄塔側に接続さ
れ前記接地線の先端を脱着可能に把持する第2の把持手
段を備えているとともに、前記棒状本体を水平状態に解
除可能に固定する落下防止手段を備えていることを特徴
とするものである。
【0006】しかして、当該自動接地装置においては、
記棒状本体を垂直位置から前記接地金具側へ回動させ
て微調整を行う第4の駆動手段を備えていることが好ま
しい。
【0007】
【発明の作用】当該自動接地装置においては非使用時に
は棒状本体が鉄塔アームに沿って水平状態に位置して保
持されていて、使用に際しては第1の駆動手段を作動さ
せて棒状本体を下方へ回動させて略垂直状態にする。こ
の状態においては、棒状本体に設けた第1の把持手段が
ジャンパ線に接続された接地金具の近傍に位置する。次
いで、第2の駆動手段を作動させると第1の把持手段が
棒状本体に沿って移動して接地金具に対向するとともに
同接地金具を把持する。その後第3の駆動手段を作動さ
せれば第1の把持手段に接続されている接地線が伸張さ
れて同接地線の先端が第2の把持手段に把持され、これ
により同接地線および第1の把持手段を介してジャンパ
線側が鉄塔側に連結されて短絡される。なお、送電線側
の短絡状態を解除するには、各駆動手段を上記短絡操作
とは全く逆の順序で作動させればよい。
【0008】
【発明の効果】従って、当該自動接地装置を採用すれば
上記した各駆動手段を遠隔操作で作動、停止させること
により、またはこれら各駆動手段の作動、停止をマイク
ロコンピュ−タ等により制御することにより、送電線側
を鉄塔側へ確実に短絡させることができ、従来の短絡作
業のごとき作業者の鉄塔上での絶縁棒を操作する作業が
解消される。また、当該自動接地装置は上記公報にて提
案した自動接地装置に比較して構造が簡単であり、かつ
使い勝手がすこぶる良好である。しかして、当該自動接
地装置において、棒状本体を水平状態に解除可能に固
定する落下防止手段を設けているため、当該自動接地装
置の誤動作が確実に防止され、かつ送電線側の短絡が一
層確実になされる。なお、当該自動接地装置において、
棒状本体を垂直位置から接地金具側へ回動させて微調整
を行う第4の駆動手段を設ければ、当該自動接地装置の
誤動作がより一層確実に防止され、かつ送電線側の短絡
がより一層確実になされる。
【0009】
【実施例】以下本発明のー実施例を図面に基づいて説明
するに、図1および図2には本発明に係る自動接地装置
が示されている。当該接地装置10は棒状本体11、第
1把持手段12、接地線13、接地線ドラム14、第2
の把持手段15およびこれら各部材を作動させる駆動手
段である各電動モータ、ドラム、リール等16a…を主
要構成部材とするとともに、棒状本体11の落下を防止
する落下防止機構17および各センサ18a…を備えて
いる。
【0010】棒状本体11は断面略正方形の強化プラス
チック製の柱状の絶縁体であり、ー端にて鉄塔の本体上
方に設けられて外側へ張り出している鉄塔アーム21の
先端に、ブラケツト22を介して上下方向へ回動可能に
組付けられている。かかる棒状本体11のー端は鉄塔ア
ーム21に支持した碍子装置23の近傍に位置し、同棒
状本体11の長さは下方へ回動した垂直状態において他
端が碍子装置23に支持されたジャンパ線24の近傍に
位置するように設定されている。また、棒状本体11の
他端には巻上げロープ11aのー端が連結され、かつ同
巻上げロープ11aは他端側にて巻上げドラム16aに
巻回されている。巻上げドラム16aは第1モータ16
bの作動により回転して同巻上げロープ11aを巻取
り、かつ同巻上げロープ11aを巻戻すようになってい
る。なお、第1モータ16bと巻上げドラム16aとは
ー体に鉄塔アーム21に配設されていて、これら両者1
6a,16bが本発明の第1の駆動手段に該当する。
【0011】第1把持手段12は本発明の第1の把持手
段に該当するもので、上下ー対の摺動体12a,12b
と、これら両摺動体12a,12b間に介装されたスプ
リング12cとからなり、各摺動体12a,12bは棒
状本体11の外周に嵌合されて上下方向へ摺動可能に組
付けられている。各摺動体12a,12bはー側に把持
部12d,12eを備えるとともに、他側に掛止部12
fおよびリール状受承部12gを備えている。かかる摺
動体12a,12bにおいては両把持部12d,12e
が上下方向に互いに対向し、かつ上方摺動体12aの掛
止部12fに引っ張りロープ12hのー端が掛止され、
かつ同引っ張りロープ12hは下方摺動体12bの受承
部12gに巻回されて第2モータ16cにて回転するリ
ール16dに連結されている。これらモータ16cおよ
びリール16dは本発明の第2の駆動手段に該当するも
ので、棒状本体11のー端側の両側にて配設されてい
る。また、上方摺動体12aは棒状本体11に固定した
後述する接地線ドラム14に導体からなる連結線14a
を介して連結されている。
【0012】かかる把持手段12においては、引っ張り
ロープ12hが弛緩状態にある場合上方把持部12dは
連結線が許容する最大量下方に移動しているとともに、
これに対応した量だけ下方把持部12eが下方へ移動し
ている。この状態において、両把持部12d,12eは
スプリング12cの作用により互いに所定量離間してい
る。接地線13は接地ドラム14のドラム部14bに巻
回されて先端の接地端子13aには接地線引っ張りロー
プ13bが連結されている。かかる引っ張りロープ13
bは棒状本体11の上方に配設したリール16eに巻回
されている。同リール16eは第3モータ16fの作動
により回転して、引っ張りロープ13bを巻取り、巻戻
して接地線13を棒状本体11の長手方向へ延ばし、か
つ縮める。これらのリール16eおよび第3モータ16
fは本発明の第3の駆動手段に該当する。
【0013】第2把持手段15は本発明の第2の把持手
段に該当するもので固定部材15aと可動部材15bと
からなり、固定部材15aは棒状本体11におけるリー
ル16eの下方に固定されていて、第2接地線15cを
介して鉄塔アーム21に連結されている。可動部材15
bは棒状本体11に固定部材15aに対して進退可能に
組付けられていて、第4モータ16gの作動により固定
部材15aに対して進退する。かかる第2把持手段15
においては、接地線13が伸張してその先端部である接
地端子13aが固定部材15aと可動部材15b間に臨
んだ際に、可動部材15bを前進させて同接地端子13
aを固定部材15aと協働して把持するものである。
【0014】以上の各構成部材を組付けられた棒状本体
11においては、第1モータ16bの作動により巻上げ
ロープ11aを弛緩させることにより自重で図2の2点
鎖線で示す垂直状態に位置するが、当該自動接地装置1
0においては棒状本体11を回動させる第5モータ16
hを備えている。同モータ16hはブラケット22に組
付けられていて、棒状本体11を垂直状態から碍子装置
23側へ所定量回動させる。第5モータ16hは本発明
の第4の駆動手段に該当する。
【0015】落下防止機構17は図3に示すように、ブ
ラケット17aに組付けられたロックピン17b、同ロ
ックピン17bを作動させる第6モータ17c、同モー
タ17cの回転を減速して駆動ネジ17dに伝達する減
速ギヤ列17eを備えている。ブラケット17aは下方
に開口する嵌合凹所17fを備えている。ブラケット1
7aは鉄塔アーム21に組付けられていて、嵌合凹所1
7fは棒状本体11の回動軌跡上に開口しており、棒状
本体11は上方へ回動して水平状態に位置した場合に同
嵌合凹所17fに嵌合して同嵌合凹所17f内の上方に
位置する。かかる落下防止機構17においては、ロック
ピン17bとー体の支持プレート17gがー対のガイド
ロッド17h,17iに摺動可能に組付けられていると
ともに、駆動ネジ17dに進退可能に螺合している。駆
動ネジ17dは減速ギヤ列17eを介して第6モータ1
7cに動力伝達可能に連結している。
【0016】なお、当該自動接地装置10においては、
棒状本体11の水平状態を検出する水平検出センサ18
a、電流の有無を検出する検電センサ18b、その他各
モータのトルクを検出する図示しないトルク検出センサ
等を備えている。また、各符号19a,19bは棒状本
体11に固定されて接地線13、引っ張りロープ12h
を案内するガイド部材である。
【0017】かかる構成の自動接地装置10においては
非使用時、棒状本体11は図2の実線で示すように上方
へ回動した水平状態にあって、落下防止機構17にてロ
ックされて水平状態を保持されている。すなわち、落下
防止機構17においてはロックピン17bが図3に2点
鎖線で示すように前進端に位置していて、ブラケット1
7aの嵌合凹所17fに嵌合している棒状本体11の下
方に位置している。このため、棒状本体11は落下防止
機構17により落下を確実に防止されている。しかし
て、送電線による送電を停止した後送電線側を鉄塔側へ
短絡させるには各モータを下記の順序で作動させる。
【0018】先づ第1に落下防止機構17を構成する第
6モータ17cを作動させる。これにより、駆動ネジ1
7dが減速ギヤ列17eを介してー方向に回転し、駆動
ネジ17dに螺合している支持プレート17gを図3の
図示右側へ移動させる。支持プレート17gが後退端
(実線図示)に位置した時点で第6モータ17cの作動
が停止され、この結果ロックピン17bはブラケット1
7aの嵌合凹所17fから退避し、棒状本体11の下方
への回動規制を解除する。
【0019】次いで第1モータ16aを作動させる。こ
れにより、リール16bに巻上げられている巻上げロー
プ11aが漸次弛緩して棒状本体11が自重により下方
へ回動し、略垂直状態になる。この状態において第1モ
ータ16aの作動が停止され、棒状本体11は図2の2
点鎖線で示すように碍子装置23に並列して同棒状本体
11の先端がジャンパ線24の近傍に位置するととも
に、棒状本体11に配設した第1把持手段12がジャン
パ線24に接続した接地金具25近傍に位置する。こ
の状態で第5モータ16hを作動させて棒状本体11を
図2の図示左側へわずかに回動させて、第1把持手段1
2をジャンパ線24側の接地金具25に近接して対向さ
せる。その後第2モータ16cを作動させる。これによ
り、リール16dが回転して引っ張りロープ12hを巻
上げて第1把持手段12の下方摺動体12bが上方摺動
体12a側へ摺動して両摺動体12a,12bの把持部
12d,12e間が接地金具25に対向するように位置
決めされ、第2モータ16cの作動が停止される。
【0020】さらに、第5モータ16hを作動させると
ともに第2モータ16cを作動させる。第5モータ16
hの作動により棒状本体11はさらにジャンパ線24側
に近接し、接地金具25が両摺動体12a,12bの把
持部12d,12e間に位置し、第2モータ16cの作
動により接地金具24はスプリング12cに抗して接近
する両把持部12d,12eに弾撥的に把持される。こ
の状態でジャンパ線24が通電状態にある場合には検電
センサ18bが作動して通電状態を警告する。ジャンパ
線24が非通電状態であることを確認した後第3モータ
16fを作動させる。
【0021】第3モータ16fの作動によりリール16
eが回転して引っ張りロープ13bが巻上げられて接地
線13が接地線ドラム14のドラム部14bから伸張
し、接地線13の接地端子13aが第2把持手段15の
固定部材15aと可動部材15b間に位置し、この時点
で第3モータ16fの作動が停止される。この状態で第
4モータ16gを作動させると可動部材15bが固定部
材15a側へ摺動して接地線13の接地端子13aを固
定部材15aとともに把持し、その後第3モータ16f
の作動が停止される。この結果、ジャンパ線24は接地
金具25、第1把持手段12、接地線13、第2把持手
段15および第2接地線15cを介して鉄塔アーム21
に連結されて短絡される。
【0022】以上の各モータの作動および停止は手動操
作により、または各モータのトルク検出センサの出力信
号に基づてなされ、これによりジャンパ線24の接地操
作が終了する。ー方、工事終了後ジャンパ線24の接地
を解除するには、上記接地操作とは逆の順序の操作によ
り行う。但し、第2,第5モータ16c,16hの2度
の作動操作を1度にする。
【0023】すなわち、先づ第4モータ16gを作動さ
せて所定量逆回転させる。これにより、第2把持手段1
5の可動部材15bが摺動して固定部材15a側から離
間し、接地線13の接地端子13aを開放する。次い
で、第3モータ16fを作動して所定量逆回転させる。
これにより接地線13は弛緩されて接地線ドラム14に
より巻取られる。その後第2モータ16cを作動して所
定量逆回転させると第1把持手段12の両摺動体12
a,12bは互いに離間して接地金具25を開放する。
【0024】次いで第1モータ16aを作動させて所定
量逆回転させると、巻上げロープ11aがリール16b
に漸次巻取られるため棒状本体11が漸次上方へ回動
し、水平状態に位置した点で回動を停止される。この状
態において棒状本体11は図3の2点鎖線で示すように
ブラケット17aの嵌合凹所17f内に嵌合して同凹所
17f内の上方に位置する。その後第6モータ17cを
作動して所定量逆回転させると落下防止機構17を構成
する駆動ネジ17dの回転によりロックピン17bが前
進してブラケット17aの嵌合凹所17fの下方を貫通
する。これによりロツクピン17bは棒状本体11の下
方に位置して同棒状本体11の落下を確実に防止する。
【0025】ところで、当該自動接地装置10において
は、各モータを遠隔操作で作動、停止させることによ
り、またはこれら各モータの作動、停止をマイクロコン
ピュ−タ等により制御することにより、ジャンパ線24
を鉄塔アーム21へ確実に短絡させることができ、従来
の短絡作業のごとき作業者の鉄塔上での絶縁棒を操作す
る作業が解消される。また、当該自動接地装置10は棒
状本体11を主体とするもので構造が簡単であり、かつ
使い勝手がすこぶる良好である。特に、当該自動接地装
置10においては、棒状本体11を水平状態に解除可能
に固定する落下防止機構17を設けて棒状本体11の誤
動作による落下が確実に防止され、かつ棒状本体11を
垂直位置から接地金具25側へ回動させて微調整を行う
第5モータ16hを設けているので、接地金具25が第
1把持手段12に確実に把持され、ジャンパ線24の鉄
塔アーム21に対する短絡が一層確実になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動接地装置の垂直状態における
ー側面図である。
【図2】同自動接地装置の回動状態を示す鉄塔アームに
組付けた状態のー側面図である。
【図3】同自動接地装置が備える落下防止機構の側面図
である。
【符号の説明】
10…自動接地装置、11…棒状本体、11a…巻上げ
ロープ、12…第1把持手段、12d,12e…把持
部、12h…引っ張りロープ、13…接地線、13a…
接地端子、13b…引っ張りロープ、14…、接地線ド
ラム、15…第2把持手段、15a…固定部材、15b
…可動部材、16a〜16h…モータ、17…落下防止
機構、17b…ロツクピン、17c…モータ、21…鉄
塔アーム、23…碍子装置、24…ジャンパ線、25…
接地金具。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送電線を支持する鉄塔の鉄塔アームの先端
    にて碍子装置の支持部に近接して上下方向へ回動可能に
    組付けられる所定長さの絶縁性の棒状本体と、同棒状本
    体を水平方向と垂直方向間を上下方向へ回動させる第1
    の駆動手段と、前記棒状本体に長手方向へ移動可能に設
    けられ前記碍子装置に支持したジャンパ線に接続された
    接地金具を脱着可能に把持する第1の把持手段と、同第
    1の把持手段を移動させる第2の駆動手段と、前記第1
    の把持手段に接続され前記棒状本体に沿って伸縮する接
    地線と、同接地線を伸縮させる第3の駆動手段と、前記
    棒状本体に設けられて前記鉄塔側に接続され前記接地線
    の先端を脱着可能に把持する第2の把持手段を備えて
    るとともに、前記棒状本体を水平状態に解除可能に固定
    する落下防止手段を備えていることを特徴とする接地線
    の自動接地装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の接地線の自動接地装置に
    おいて、前記棒状本体を垂直位置から前記接地金具側へ
    回動させて微調整を行う第4の駆動手段を備えているこ
    とを特徴とする接地線の自動接地装置。
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