JP2874673B2 - 案内軌条の接合構造 - Google Patents

案内軌条の接合構造

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JP2874673B2
JP2874673B2 JP31673696A JP31673696A JP2874673B2 JP 2874673 B2 JP2874673 B2 JP 2874673B2 JP 31673696 A JP31673696 A JP 31673696A JP 31673696 A JP31673696 A JP 31673696A JP 2874673 B2 JP2874673 B2 JP 2874673B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として中量軌
道輸送システムの案内軌条同志を継目板を用いて接合す
る案内軌条の接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】中形バス程度のゴムタイヤ式車両をコン
ピュータを用いて専用軌道を運行させる交通機関が実用
化されている。この交通システムにおいては、操向用の
左右一対の案内輪を持つ車両を、専用軌道の左右両側壁
の内側の面に取り付けられた案内軌条で案内輪を案内し
て走行させるようになっている。
【0003】案内軌条Lは、図12に示すように、水平
板部Laとこの水平板部Laの両端部にそれぞれ形成さ
れた第1垂直板部Lb及び第2垂直板部Lcとから成る
もので、その長手方向に隣接するもの同志を、継目板2
1とくさび22及びボルト23、ナット24で接合して
使用している。
【0004】継目板21とくさび22を用いた図12の
案内軌条の接合構造は、実公平3−52244号公報で
周知のものである。これについて説明すると、継目板2
1は、接続板部21aと、この接続板部21aの一端か
ら立設された側板部21bとから構成されている。接続
板部21aの他端部は、その中央部が両端より突出した
山形に形成されており、該他端部の側面21cには鋸歯
状の凹凸が形成されている。
【0005】そして、継目板21は、隣接する案内軌条
L,Lに跨ってそれらの両垂直板部Lb,Lcの間に挿
入され、その接続板部21aを案内軌条Lの水平板部L
aに密接させると共に、側板部21bを案内軌条Lの第
1垂直板部Lbに密接させた状態で、接続板部21aの
貫通孔(図示せず)と案内軌条Lの水平板部Laの貫通
孔(図示せず)にボルト23を挿通させ、そのボルト2
3にナット24を螺着して締め付けることにより案内軌
条L,Lに固定され、それらの案内軌条L,Lを一体に
接合している。
【0006】くさび22は、その斜面22aに鋸歯状の
凹凸を持ち、案内軌条Lの第2垂直板部Lcと継目板2
1の側面21cとの間に生じたデルタ状の隙間に、斜面
22aの鋸歯状凹凸を継目板21の側面21cの鋸歯状
凹凸に噛み合わせて嵌め込まれている。このため、継目
板21が第2垂直板部Lc側に緩み移動して案内軌条
L,Lの第1垂直板部Lb,Lbの外面、つまり案内輪
の転送面Ldに段差を生じることがない。なお、案内軌
条Lには、通常、市販のH型鋼が用いられる。くさび2
2は、案内軌条Lの両垂直板部Lb,Lcの間隔の公差
を吸収する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の案内軌条の
接合構造には次のような問題点がある。 (1) くさび22は、形状的には先細りの楔状をして
いるが、継目板21の接続板部21aの側面21cと案
内軌条Lの第2垂直板部Lc間のデルタ状隙間に先細り
の端部から案内軌条Lの長手方向に案内軌条Lの水平板
部Laに沿って嵌め込んで継目板21を案内軌条Lの第
1垂直板部Lb側にせり動かすのではなく、くさび22
をその厚さ方向に動かして上記デルタ状隙間に単に嵌め
込むものであるから、いわゆる楔作用を生じることはな
く、しかもくさび22のデルタ状隙間への嵌め込み位置
の調整は、くさび22の斜面22aと継目板21の接続
板部21aの側面21cとにそれぞれ形成され、くさび
22が案内軌条Lの水平板部Laに沿って勝手に移動す
るのを阻止する鋸歯状の凹凸における1ピッチ単位とい
うことになるので、継目板21の側板部21bを案内軌
条Lの第1垂直板部Lbに強くしっかりと押し付けるこ
とができない。
【0008】(2) このため、継目板21の側面21
cと案内軌条Lの第2垂直板部Lcとの間にくさび22
を嵌め込んで案内軌条L,L同志を接合する際に、例え
ば図13に示すように、鉄板26としゃこ万力27等の
治具を用いて、案内軌条L,Lの案内輪転送面Ld,L
dを面合せする必要があり、施工が面倒である。
【0009】(3) 継目板21の側面21cと案内軌
条Lの第2垂直板部Lcとの間にくさび22を長期間に
わたって安定的に固定しておくのは予想外に難しく、案
内輪荷重や温度変化或いは振動等の繰り返し作用によ
り、くさび22が継目板21と第2垂直板部Lcとの間
から徐々に抜け出て案内軌条L,Lの案内輪転送面L
d,Ldに段差を生じさせるおそれがある。 (4) 継目部に、水や砂或いはごみ等がたまり易く、
くさび22の上記抜出しを助長する上、部材の発錆を早
める。
【0010】この発明の課題は、長手方向に隣接する案
内軌条の案内輪転送面に段差を生じにくくすることであ
る。また他の課題は、施工を容易にすることである。更
に別の課題は、継目部に砂や水等がたまりにくくするこ
とである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも1以上
の課題を解決する請求項1に係わる発明は、水平板部と
この水平板部の両端部にそれぞれ形成された第1垂直板
部及び第2垂直板部とから成る案内軌条を、その長手方
向に隣接するもの同志を継目板を用いて接合する案内軌
条の接合構造において、上記継目板は、接続板部とこの
接続板部の一端部から立設された側板部とから構成され
ると共に、該接続板部の側板部内側基部と該接続板部の
他端部とには、該側板部から該他端部に向けて漸次肉厚
が薄くなるようにそれぞれ傾斜面が形成され、その継目
板が、上記隣接する2本の案内軌条間において、上記接
続板部を上記水平板部に、かつ上記側板部を上記第1垂
直板部の内側に各々当接させると共に、押え金具の係合
部が継目板の各上記傾斜面にそれぞれ当接し、かつ該押
え金具の端部が第2垂直板部の内側に当接した状態で、
該押え金具を隣接する案内軌条位置にそれぞれ配置し、
上記案内軌条の水平板部と継目板の接続板部と押え金具
とが機械的締付手段によって一体的に締付け固定された
ことを特徴とする。
【0012】かかる請求項1に係る発明においては、機
械的締付手段を締め付けると、継目板はその両傾斜面を
押え金具の各係合部で強く押されることにより、案内軌
条の第1垂直板部側にせり動いてその側板部を第1垂直
板部の内側に密接させる。このため、接合された2本の
案内軌条の第1垂直板部と第2垂直板部の間隔が互いに
異なっていても、第1垂直板部の案内輪転送面に段差を
生じることがない。また、2本の案内軌条の接合時に、
従来のような鉄板やしゃこ万力による面合せが不要であ
る。
【0013】請求項2に係わる発明は、上記押え金具の
各係合部が、上記継目板の上記傾斜面とほぼ同一方向の
傾斜面であることを特徴とする。かかる請求項2に係る
発明においては、継目板と押え金具の傾斜面同志が当接
することになるので、機械的締付手段を締め付けによっ
て継目板が第1垂直板部側により円滑にせり動く。
【0014】請求項3に係わる発明は、水平板部とこの
水平板部の両端部にそれぞれ形成された第1垂直板部及
び第2垂直板部とから成る案内軌条を、その長手方向に
隣接するもの同志を継目板を用いて接合する案内軌条の
接合構造において、上記継目板は、接続板部とこの接続
板部の一端部から立設された側板部とから構成されると
共に、該接続板部の側板部内側基部と該接続板部の他端
部とには、押え金具の傾斜面と当接する係合部がそれぞ
れ形成され、その継目板が、上記隣接する2本の案内軌
条間において、上記接続板部を上記水平板部に、かつ上
記側板部を上記第1垂直板部の内側に各々当接させると
共に、該側板部から該他端部に向けて漸次肉厚が厚くな
るように形成された押え金具の上記傾斜面が継目板の各
係合部にそれぞれ当接し、かつ該押え金具の端部が第2
垂直板部の内側に当接した状態で、該押え金具を隣接す
る案内軌条位置にそれぞれ配置し、上記案内軌条の水平
板部と継目板の接続板部と押え金具とが機械的締付手段
によって一体的に締付け固定されたことを特徴とする。
【0015】かかる請求項3に係る発明においては、機
械的締付手段を締め付けると、継目板はその両係合部を
押え金具の各傾斜面で強く押されることにより、請求項
1に係わる発明と同様に、案内軌条の第1垂直板部側に
せり動いてその側板部を第1垂直板部の内側に密接させ
る。
【0016】請求項4に係わる発明は、上記傾斜面の1
以上が、装着状態において案内軌条の長手方向と直交す
る鉛直面に沿って湾曲する凸状の曲面とされたことを特
徴とする。かかる請求項4に係る発明においては、曲面
とされた傾斜面は、他の継目板又は押え金具の係合部又
は傾斜面になじみ良く当接するようになり、押え金具が
安定する。
【0017】請求項5に係わる発明は、押え金具の端部
が、装着状態において案内軌条の長手方向と直交する鉛
直面に沿って湾曲する凸状の曲面とされたことを特徴と
する。かかる請求項5に係る発明にあっては、案内軌条
の公差を吸収して押え金具を装着しやすくなる。
【0018】請求項6に係わる発明は、機械的締付手段
は、案内軌条の水平板部と継目板の接続板部と押え金具
の各貫通孔に挿通されたボルトと該ボルトに螺着された
ナットを備えたことを特徴とする。かかる請求項6に係
る発明においては、市販のボルト及びナットを利用して
押え金具を締め付けることができる。
【0019】請求項7に係わる発明は、継目板の接続板
部と押え金具の貫通孔が、装着状態において案内軌条の
長手方向と直交する方向にのびる長孔であることを特徴
とする。かかる請求項7に係る発明においては、押え金
具の締付移動幅が大きくなる。
【0020】請求項8に係わる発明は、継目板の側板部
と接続板部の外側の角部に空間形成部が設けられたこと
を特徴とする。かかる請求項8に係る発明にあっては、
水はけがよくなり、また砂やごみ等の排除が可能にな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1ないし図11はこの発
明の実施の形態を示す。なお、接合の対象となる案内軌
条は図12ないし図13の従来と同じであるので前述し
た符号と同一の符号を付してその説明は省略する。
【0022】図の実施例において、長手方向に隣接する
2本の案内軌条L,Lの接合には、継目板1と押え金具
2とボルト3,4とナット5,6及び座金7,8が用い
られている。
【0023】継目板1は鋼等の金属製であり、接続板部
1aと、この接続板部1aの一端から垂直に立設された
側板部1bと、接続板部1aと側板部1bの中央部に一
体に形成された補強リブ1cとから構成されている。接
続板部1aの側板部内側基部と接続板部1aの他端部と
には、係合部1d,1eが接続板部1aの厚さ方向(図
3と図4において上下方向)に位置をずらして形成され
るとともに、接続板部1aと側板部1bとの外側の角部
に該継目板1の幅いっぱいに(図1と図2において継目
板1の左右端に到る)空間形成部1fが形成され、また
接続板部1aに各一対の貫通孔1g,1hが穿設され、
更に側板部1bの外面に当接座1iが設けられている。
【0024】係合部1d,1eは、いずれも、側板部1
bから他端部に向けて漸次肉厚が薄くなる傾斜面とされ
ている。係合部(傾斜面)1d,1e同志の傾斜角は互
いにほぼ同一である。空間形成部1fは、継目板1の角
部を切除したものであり、水はけを良くし、また砂やご
み等の排除を良好にする。なお、図の空間形成部1fは
凹の円弧状にされているが、これに限らず他の形状でも
よい。
【0025】貫通孔1g,1hは、案内軌条Lの水平板
部Laに穿設された円形の貫通孔Lg,Lhの位置に設
けられており、いずれも、装着状態において案内軌条L
の長手方向に直交する方向にのびる長孔とされている。
また、貫通孔1g,1hはボルト3,4を挿通させるも
ので、上記長孔に代えて内径がボルト3,4の外径より
も十分に大きい円形のばか孔とすることもできる。な
お、案内軌条Lの水平板部Laに穿設された円形の貫通
孔Lg,Lhは、ボルト3,4を挿通させるだけの大き
さであればよいが、貫通孔1g,1hと同様に長孔や円
形のばか孔でもよい。
【0026】当接座1iは、継目板1の側板部1bの中
央部分のみに形成されており、面合せに最も重要な、案
内軌条Lの接合端における第1垂直板部Lbの内側に当
接して案内輪転送面Ld,Ldに段差が生じるのを効果
的に防止するようになっている。
【0027】押え金具2も鋼等の金属製であり、補強リ
ブ2c,2cと係合部2d,2eと貫通孔2gを有す
る。補強リブ2c,2cは押え金具2の上面2aに円弧
状に突設されている。係合部2d,2eは、押え金具2
の装着状態において継目板1の係合部1d,1eに当接
させられるものであり、継目板1の係合部1d,1eと
ほぼ同一の間隔で押え金具2の厚さ方向(図3と図4に
おいて上下方向)に互いに位置をずらすとともに、押え
金具2の装着状態において継目板1の側板部1b側から
他端部(押え金具2の端部2i)に向けて漸次肉厚が厚
くなる傾斜面、正確には案内軌条Lの長手方向と直交す
る鉛直面(図1の(IV−IV)線に沿う断面、すなわち図
3や図4の断面)に沿ってなだらかに湾曲する凸状の曲
面とされている。
【0028】貫通孔2gはボルト3を挿通させるもので
あり、装着状態において案内軌条Lの長手方向と直交す
る方向にのびる長孔とされている。この貫通孔2gも、
継目板1の貫通孔1g,1hと同様にばか孔としてもよ
い。押え金具2の上面2aは、案内軌条Lの長手方向と
直交する鉛直面(図1の(IV−IV)線に沿う断面、すな
わち図3や図4の断面)に沿ってなだらかに上方に湾曲
する凸状の曲面とされ、また端部2iは押え金具2の使
用状態において案内軌条Lの第2垂直板部Lcの内側に
当接させられるもので、案内軌条Lの長手方向と直交す
る鉛直面(図1の(IV−IV)線に沿う断面、すなわち図
3や図4の断面)に沿ってなだらかに湾曲する凸状の曲
面とされている。
【0029】ボルト3は、押え金具2と継目板1及び案
内軌条Lの各貫通孔2g,1g,Lgに挿通されてナッ
ト5を螺着され、該ナット5の締付けによって2本の案
内軌条L,Lを接合するものであり、ナット5と合わせ
て機械的締付手段を構成している。
【0030】他のボルト4は、継目板1と案内軌条Lの
各貫通孔1h,Lhに挿通されてナット6の締付けで継
目板1を案内軌条L,Lに固定し、案内軌条L,Lの接
合を強化するものである。
【0031】上記した継目板1と押え金具2等を用いて
隣接する2本の案内軌条L,Lを接合するには、まず、
継目板1の中央部分(補強リブ1cの位置)が2本の案
内軌条L,Lの継目部に来るように配して、継目板1を
案内軌条Lの第1垂直板部Lbと第2垂直板部Lcの間
にその側板部1bを第1垂直板部Lbに向け、かつ2本
の案内軌条L,Lの間に跨って嵌め入れ、ボルト4をそ
れらの貫通孔1h,Lhに挿通してナット6を螺着し、
継目板1を案内軌条L,Lに緩く仮止めする。
【0032】次に、押え金具2を、その係合部2d,2
eを継目板1の各係合部1d,1eにそれぞれ当接させ
るとともに端部2iを案内軌条Lの第2垂直板部Lcの
内側に当接させた状態で、それぞれ隣接する案内軌条位
置に配置して対をなすように置き、それぞれの押え金具
2と継目板1及び案内軌条Lの貫通孔2g,1g,Lg
にボルト3を挿通させてナット5を螺着し、そのナット
5を締め付ける。
【0033】傾斜面とされた押え金具2の各係合部2
d,2eは、案内軌条Lの第2垂直板部Lcの内側に当
接した端部2iを基点として、ナット5の締付けによ
り、同じく傾斜面とされた継目板1の各係合部1d,1
eを強く押圧するため、継目板1は案内軌条Lの水平板
部Laに沿い第1垂直板部Lbに向ってせり動き、側板
部1bの当接座1iを第1垂直板部Lbの内側に圧接さ
せる。これにより、2本の案内軌条L,Lの案内輪転送
面Ld,Ldは段差を生じることなく面一に揃えられる
こととなる。このため、しゃこ万力等の治具を用いるこ
となく接合作業を能率よく行うことができる。緩められ
ていたナット6を強く締め付けて案内軌条L,Lの接合
を完了する。
【0034】上記において、押え金具2の各係合部2
d,2eと端部2iはそれぞれ曲面とされているので、
継目板1の各係合部1d,1e及び案内軌条Lの第2垂
直板部Lcとよくなじむようになり、それらの面にごみ
等の異物が付着しているようなことがあっても、支障な
く円滑に機能し、案内軌条L,Lを常に設計通りの強さ
で強く接合し、また、案内輪荷重や温度伸縮等が繰り返
して作用しても、その接合状態を長期間にわたって保持
する。
【0035】また、座金7が当たる押え金具2の上面2
aが曲面となっているため、押え金具2が案内軌条Lの
水平板部Laに対して正しく平行とならずに装着姿勢を
多少崩すようなことがあっても、上面2aが直線状の平
面とされている場合と違って座金7に片当りするような
ことがなく、したがってナット5による締付けが常に適
正になる。
【0036】継目板1の空間形成部1fが、案内軌条
L,Lの接合状態において案内軌条Lの水平板部Laと
第1垂直板部Lbの隅部に大きな空間を形成しているた
め、水はけが良くなり、またごみ類の排除が可能にな
る。
【0037】また、押え金具2はその端部2iを案内軌
条Lの第2垂直板部Lcの内側に当接させてナット5の
締付けで継目板1を第1垂直板部Lbに向けてせり動か
すので、2本の案内軌条L,Lの第1垂直板部Lbと第
2垂直板部Lcの間隔が互いに違っているようなことが
あっても、その間隔差を吸収して両案内軌条L,Lの案
内輪転送面Ld,Ldを面一にすることができる。ま
た、押え金具2はその係合部2d,2eを継目板1の係
合部1d,1eに当接させるとともに、端部2iを第2
垂直板部Lcの内側に当接させているため、ナット5の
締付け操作時にナット5と一緒に回転することがなく、
施工性がよい。
【0038】継目板1の係合部1d,1eと押え金具2
の係合部2d,2eは、互いに当接する係合部の一方が
傾斜面であれば、他方の係合部は傾斜面でなくともよ
く、例えば、鋭角な凸状であってもよく、さらには頭部
が傾斜面に沿うように形成された複数の鋭角な凸状のも
のであってもよい。この場合、継目板1の係合部1d,
1eを傾斜面とせずに押え金具2の係合部2d,2eを
傾斜面としたり、その逆に押え金具2の係合部2d,2
eを傾斜面としないで継目板1の係合部1d,1eを傾
斜面とすることができることは勿論、継目板1の一方の
係合部を傾斜面とし、押え金具2の他方の係合部を傾斜
面とすることもできる。
【0039】また、係合部を傾斜面とする場合、継目板
1の係合部1d,1eのように平面状の傾斜面とする
か、或いは押え金具2の係合部2d,2eのように曲面
の傾斜面とするかは任意である。図の係合部1d,1
e、2d,2eはいずれも継目板1と押え金具2の幅方
向(図1と図2で左右方向)に連続しているが、溝等に
よって断続していてもよい。
【0040】押え金具2の端部2iは、案内軌条Lの長
手方向と直交する鉛直面(図1の(IV−IV)線に沿う断
面)に沿ってなだらかに湾曲する凸状の曲面とせずに平
面とすることも、また水平面に沿って(押え金具2の幅
方向)なだらかに湾曲する凸状の曲面、或いは端部2i
全体をなだらかな凸状の球面とすることができる。押え
金具2の上面2aは平面とすることができる。係合部1
d,1e、2d,2eや端部2i或いは上面2aを平面
とすると継目板1と押え金具2の製造が容易になり、コ
ストを低減することができる。
【0041】
【発明の効果】この発明は、押え金具をボルトナットに
より締めつけることによりクサビ効果を出すため、案内
輪荷重や温度伸縮等による繰り返し作用にも上下、左右
に押え金具が抜け出すことがない。よって、案内軌条と
継目板間に隙が出ないことから案内軌条接合部の段差は
生じないため保守が容易となる。また、継目板の案内輪
転送面側に接触する部分に押え金具の横力が作用するた
め、接合部の案内輪転送面の面合わせが他の治具を使用
せず施工が可能となる。そして、左右異なる公差を持っ
た案内軌条を接合する場合でも、左右別々に押え金具を
取り付けるため、別個に調整ができる。
【0042】したがって、継目板と案内軌条間の隙をな
くすことができ、案内輪荷重や温度伸縮等による繰り返
し作用にも押え金具が上下、左右方向に抜け出すことが
ない。このため、案内輪転送面に段差が生じることがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る案内軌条の接合構造の一実施
例を示す平面図である。
【図2】 図1の(II−II)線に沿う断面図である。
【図3】 図1の(III−III)線に沿う断面図である。
【図4】 図1の(IV−IV)線に沿う断面図である。
【図5】 継目板の正面図である。
【図6】 継目板の平面図である。
【図7】 継目板の側面図である。
【図8】 押え金具の正面図である。
【図9】 押え金具の側面図である。
【図10】 押え金具の平面図である。
【図11】 図10の(XI−XI)線に沿う断面図であ
る。
【図12】 従来の案内軌条の接合構造の外観図であ
る。
【図13】 2本の案内軌条の案内輪転送面を鉄板とし
ゃこ万力で面一にした従来の接合構造の外観図である。
【符号の説明】
1 継目板 1a 接続板部 1b 側板部 1d,1e 係合部(傾斜面) 1f 空間形成部 1g,1h 貫通孔 2 押え金具 2a 上面 2c 補強リブ 2d,2e 係合部(傾斜面) 2g 貫通孔 2i 端部 3 ボルト 5 ナット 7 座金 L 案内軌条 La 水平板部 Lb,Lc 垂直板部 Ld 案内輪転送面 Lg,Lh 貫通孔

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平板部とこの水平板部の両端部にそれ
    ぞれ形成された第1垂直板部及び第2垂直板部とから成
    る案内軌条を、その長手方向に隣接するもの同志を継目
    板を用いて接合する案内軌条の接合構造において、 上記継目板は、接続板部とこの接続板部の一端部から立
    設された側板部とから構成されると共に、該接続板部の
    側板部内側基部と該接続板部の他端部とには、該側板部
    から該他端部に向けて漸次肉厚が薄くなるようにそれぞ
    れ傾斜面が形成され、 その継目板が、上記隣接する2本の案内軌条間におい
    て、上記接続板部を上記水平板部に、かつ上記側板部を
    上記第1垂直板部の内側に各々当接させると共に、押え
    金具の係合部が継目板の各上記傾斜面にそれぞれ当接
    し、かつ該押え金具の端部が第2垂直板部の内側に当接
    した状態で、該押え金具を隣接する案内軌条位置にそれ
    ぞれ配置し、上記案内軌条の水平板部と継目板の接続板
    部と押え金具とが機械的締付手段によって一体的に締付
    け固定されたことを特徴とする案内軌条の接合構造。
  2. 【請求項2】 上記押え金具の各係合部が、上記継目板
    の上記傾斜面とほぼ同一方向の傾斜面であることを特徴
    とする請求項1記載の案内軌条の接合構造。
  3. 【請求項3】 水平板部とこの水平板部の両端部にそれ
    ぞれ形成された第1垂直板部及び第2垂直板部とから成
    る案内軌条を、その長手方向に隣接するもの同志を継目
    板を用いて接合する案内軌条の接合構造において、 上記継目板は、接続板部とこの接続板部の一端部から立
    設された側板部とから構成されると共に、該接続板部の
    側板部内側基部と該接続板部の他端部とには、押え金具
    の傾斜面と当接する係合部がそれぞれ形成され、 その継目板が、上記隣接する2本の案内軌条間におい
    て、上記接続板部を上記水平板部に、かつ上記側板部を
    上記第1垂直板部の内側に各々当接させると共に、該側
    板部から該他端部に向けて漸次肉厚が厚くなるように形
    成された押え金具の上記傾斜面が継目板の各係合部にそ
    れぞれ当接し、かつ該押え金具の端部が第2垂直板部の
    内側に当接した状態で、該押え金具を隣接する案内軌条
    位置にそれぞれ配置し、上記案内軌条の水平板部と継目
    板の接続板部と押え金具とが機械的締付手段によって一
    体的に締付け固定されたことを特徴とする案内軌条の接
    合構造。
  4. 【請求項4】 上記傾斜面の1以上が、装着状態におい
    て案内軌条の長手方向と直交する鉛直面に沿って湾曲す
    る凸状の曲面とされたことを特徴とする請求項1、2、
    又は3記載の案内軌条の接合構造。
  5. 【請求項5】 押え金具の端部が、装着状態において案
    内軌条の長手方向と直交する鉛直面に沿って湾曲する凸
    状の曲面とされたことを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の案内軌条の接合構造。
  6. 【請求項6】 機械的締付手段は、案内軌条の水平板部
    と継目板の接続板部と押え金具の各貫通孔に挿通された
    ボルトと該ボルトに螺着されたナットを備えたことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の案内軌条
    の接合構造。
  7. 【請求項7】 継目板の接続板部と押え金具の貫通孔
    が、装着状態において案内軌条の長手方向と直交する方
    向にのびる長孔であることを特徴とする請求項1ないし
    6のいずれかに記載の案内軌条の接合構造。
  8. 【請求項8】 継目板の側板部と接続板部の外側の角部
    に空間形成部が設けられたことを特徴とする請求項1な
    いし7のいずれかに記載の案内軌条の接合構造。
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