JP2874555B2 - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

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JP2874555B2
JP2874555B2 JP6098545A JP9854594A JP2874555B2 JP 2874555 B2 JP2874555 B2 JP 2874555B2 JP 6098545 A JP6098545 A JP 6098545A JP 9854594 A JP9854594 A JP 9854594A JP 2874555 B2 JP2874555 B2 JP 2874555B2
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disc
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正英 長谷岡
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    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/0401Details
    • G11B17/0405Closing mechanism, e.g. door

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくともディスク再
生部とテープ再生部を備えた音響再生装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の音響再生装置は、図16に示すよ
うに、本体1の前面にアンプ,チューナー,テープカセ
ットやディスク等の表示パネル2や開口部が配置され、
テープカセットの着脱は本体1に対してテープカセット
蓋体3が下縁を回動支点として前方に傾倒することによ
り行い、またディスクの着脱は本体1に対してディスク
ホルダー4を直角に引き出して水平状態で行えるように
構成したものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示すような、本体1に対してディスクホルダー4が直
角に引き出される形式の従来の音響再生装置では、装置
本体の奥行きが大きくなって配置場所に制限をうけると
いう問題があった。
【0004】本発明は、上記したような従来の音響再生
装置にあった問題点を解決し、奥行きが小さく、かつデ
ィスクやテープカセットの着脱時にディスク蓋体やテー
プカセット蓋体が邪魔にならない音響再生装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の音響再生装置は、少なくともディスク
再生部とテープ再生部を備えた音響再生装置であって、
全体として縦型形状に形成されたキャビネットと、この
キャビネットの前面にこの前面に沿ってスライド可能に
設置され、閉蓋状態から上方向にスライドすることによ
り開蓋状態となる縦型のディスク蓋体と、このディスク
蓋体の閉蓋時はディスク蓋体と相対するように前記キャ
ビネット内に収納され、ディスク蓋体の開蓋時にはディ
スク蓋体の下方において前方に迫り出すべく移動可能に
設置されるディスク再生ユニット部と、前記ディスク蓋
体の下方位置に隣接配置され、その上縁が下縁近傍を回
動支点として前方に傾倒して開閉するテープカセット蓋
体と、このテープカセット蓋体の内側に設けられ、キャ
ビネット内に収納されたテープ再生部に対してテープカ
セットを装着可能なカセットホルダーと、前記ディスク
蓋体の開閉指示を行う開閉釦と、前記テープカセット蓋
体の開閉指示を行う開閉釦と、前記各々の開閉釦の操作
により、ディスク蓋体又はテープカセット蓋体の開閉制
御を行う制御手段を備え、前記制御手段は少なくとも前
記両蓋体の内一方の蓋体が開蓋状態にある時に他方の蓋
体の開閉釦を操作した場合には、当該一方の蓋体を閉じ
他方の蓋体を開くように制御する構成としているのであ
り、またテープカセット蓋体の表面上に、ディスク再生
部とテープ再生部の動作モード切替え用釦を設けている
のである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によって、ディスクやテ
ープカセットの着脱時における操作性を損なうことなく
音響再生装置の奥行きを小さくできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の音響再生装置を図1〜図15
に示す1実施例に基づいて説明する。
【0008】図1は閉蓋状態における本発明の音響再生
装置の全体斜視図、図2はディスク蓋体が半開状態の場
合における本発明の音響再生装置の全体斜視図、図3は
ディスク蓋体が開蓋状態の場合における本発明の音響再
生装置の全体斜視図、図4はテープカセット蓋体が開蓋
状態の場合における本発明の音響再生装置の全体斜視
図、図5はディスク蓋体とディスク再生ユニット部を連
動して作動させる機構の1実施例を示す斜視図、図6は
ディスク蓋体とディスク再生ユニット部を連動して作動
させる機構の側面図で、閉蓋状態を示す図、図7はディ
スク蓋体とディスク再生ユニット部を連動して作動させ
る機構の側面図で、開蓋状態を示す図、図8は閉蓋状態
におけるディスク蓋体とディスク再生ユニット部及びタ
ーンテーブルの図、図9は開蓋状態におけるディスク蓋
体とディスク再生ユニット部及びターンテーブルの図、
図10は遅延手段の説明図で、閉蓋状態を示す図、図1
1は遅延手段の説明図で、半開状態を示す図、図12は
遅延手段の説明図で、半開状態より若干開いた状態を示
す図、図13は遅延手段の説明図で、図12よりさらに
若干開いた状態を示す図、図14はテープカセット蓋体
の駆動機構の説明図、図15は操作釦群とディスク蓋体
及びテープカセット蓋体の開閉駆動制御及びその他の所
定の制御を説明するブロック図である。
【0009】図1〜図15において、11は全体として
縦型形状に形成されたキャビネットであり、その前面の
例えば上方2/3の位置にはディスク蓋体12が、また
このディスク蓋体12の下方にはテープカセット蓋体2
8が隣接して設置されている。そして、このうちのディ
スク蓋体12は、図1に示す状態からキャビネット11
の前面に沿って上方にスライド自在に設けられ、この上
方へのスライドによって図3に示すような開蓋状態とな
る。また、テープカセット蓋体28は、同じく図1に示
す状態からその上縁が下縁近傍を回動支点として前方に
傾倒し、図4に示すような開蓋状態となる。
【0010】13はディスク再生ユニット部であり、デ
ィスク蓋体12が図1に示す閉蓋状態にあるときには、
図8に示すように、このディスク蓋体12と相対するよ
うにキャビネット11内に収納され、またディスク蓋体
12が開蓋状態にあるときには、この開蓋状態にあるデ
ィスク蓋体12の下方から図3,図9に示す如く前方に
迫り出すように構成されている。そして、ディスク再生
ユニット部13がこの前方に迫り出した状態で、ターン
テーブル13aは図9に示すようにその前端を下方とす
る傾斜状態となり、ディスク14の着脱が可能なように
なっている。この図9に示す状態の時、ディスク蓋体1
2は開蓋状態で保持されていることは言うまでもない。
【0011】15は前記したディスク再生ユニット部1
3を移動させる駆動機構であり、キャビネット11に設
置されたモータ15aの出力軸の正逆回転をプーリ15
bとベルト15cを介して第1の駆動軸15eに取り付
けられたプーリ15dに伝えた後、このプーリ15dと
同軸に設置されたピニオン15fから中継ピニオン15
gを介して第2の駆動軸15hに取り付けられたギア1
5iに伝えてこのギア15iと同軸に設置されたピニオ
ン15jを正逆回転させ、このピニオン15jに噛合す
べくディスク再生ユニット部13の裏面側に設置したキ
ャビネット11前方の所定位置を回転中心Aとした円弧
状のラック13bを介してディスク再生ユニット部13
を移動させる構成である。そして、本実施例ではディス
ク蓋体12の開閉動作に連動するディスク再生ユニット
部13の前方への迫り出し及び収納動作時、開蓋時にお
けるディスク蓋体12の開蓋動作に対してディスク再生
ユニット部13の前方への迫り出し動作開始のタイミン
グを遅らせてディスク蓋体12とディスク再生ユニット
部13とが衝突しないようにするため、遅延手段とし
て、図10〜図13に示すように、前記ギア15iの一
方側面に所定角度までは同一半径の円弧状溝15kaを
有し、その後は前記溝15kaより大径の円弧状溝15
kbに連続する確動カム15kを形成し、ディスク再生
ユニット部13にはこの確動カム15kの前記円弧状溝
15ka,15kbに案内されるローラ13dを回転自
在に取り付けている。
【0012】16は前記したディスク蓋体12をスライ
ドさせる駆動機構であり、本実施例では前記駆動機構1
5のモータ15aによってディスク再生ユニット部13
の駆動と連動するものを示している。すなわち、この駆
動機構16はモータ15aの正逆回転を前記第2の駆動
軸15hに設置した歯付ベルト車16aから歯付ベルト
16bを介して歯付ベルト車16cに伝え、この歯付ベ
ルト車16cと同軸に設置されたギア16dから第3の
駆動軸16eに取り付けられたピニオン16fを正逆回
転させ、このピニオン16fに噛合すべくディスク蓋体
12の裏面側に設置したキャビネット11後方の所定位
置を回転中心Bとした円弧状のラック12aを介してデ
ィスク蓋体12の開閉を前記ディスク再生ユニット部1
3の前方への迫り出し,収納と連動して行わせる構成で
ある。なお、本実施例では回転力の伝達手段としてプー
リとベルト、ピニオンとギア、歯付ベルト車と歯付ベル
ト等を使用したものを開示したが、これら全てを使用し
なくてもいずれか一種類のみを使用したものであって
も、またチェーンとスプロケット等周知の他の動力伝達
機構を採用したものであってもよい。また、本実施例で
は1つのモータ15aでディスク蓋体12とディスク再
生ユニット部13の駆動を連動させるものを示したが、
それぞれ別の駆動源を設け、これらを制御することによ
り連動させるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0013】そして、このディスク再生ユニット部13
がキャビネット11前方の所定位置を回転中心Aとした
円弧状の軌跡で移動するために、本実施例ではディスク
再生ユニット部13にこの円弧に対応した摺動部例えば
円弧状の摺動溝13cを設け、一方キャビネット11に
はこの摺動溝13cに案内されるガイド部例えば回転自
在なガイドローラ11aを設けている。なお、本実施例
ではディスク再生ユニット部13に摺動溝13cを設
け、キャビネット11にガイドローラ11aを設けたも
のを示したが、反対にディスク再生ユニット部13に摺
動ローラを設け、キャビネット11にガイド溝を設けた
ものであってもよい。
【0014】17はディスク蓋体12の閉蓋状態で押圧
操作可能なようにキャビネット11の前面に露出状態で
配置された第1の操作釦群であり、例えばディスク蓋体
12の開閉釦17aと、ディスク蓋体12の半開閉釦1
7b、テープカセット蓋28の開閉釦17cと、ボリュ
ームのアップ釦17d、ボリュームのダウン釦17e、
電源釦17f等を有している。また、18はディスク蓋
体12の閉蓋状態では当該ディスク蓋体12に覆われ、
半開状態では露出状態となるようにキャビネット11の
前面における閉蓋状態のディスク蓋体12の下部内面と
相対する位置に配置された第2の操作釦群であり、例え
ば音質調整釦18aやドルビー釦18b等を有してい
る。さらに、19は前記テープカセット蓋体28の表面
上に露出状態で配置された第3の操作釦群であり、テー
プモード時の再生,停止,早送り,巻戻しや、ディスク
モード時の再生,停止,サーチスキップ等の動作モード
切替え操作釦19aとディスク再生部とテープ再生部の
ファンクション切替え用釦19b等を有している。
【0015】図14において、20はテープカセット蓋
体28の駆動機構であり、例えばキャビネット11に設
置されたモータ20aの出力軸の正逆回転をプーリ20
bとベルト20cを介して第4の駆動軸20eに取り付
けられたプーリ20dに伝えた後、このプーリ20dと
同軸に設置されたピニオン20fから扇形ギア20gに
伝え、この扇形ギア20gに一体的に取り付けられたテ
ープカセット蓋体28の上縁が下縁近傍を回動支点とし
て前方に傾倒して開閉させる構成である。なお、21は
テープカセット蓋体28の閉蓋状態を検知するセンサ
ー、22は同じく開蓋状態を検知するセンサーを示す。
ここで、テープカセット蓋体28は、軸28aを中心に
回動可能であり、その内側にはカセットホルダー28b
を設け、テープカセット28cをキャビネット11内に
収納されたテープ再生部に対して装着可能に構成してい
る。
【0016】23はディスク蓋体12の開蓋状態時にあ
ってもディスク蓋体12の内面と相対するようなキャビ
ネット11の前面位置に設置されたディスク蓋体12の
全開検出部、24は同じく開蓋状態時にあってもディス
ク蓋体12の内面と相対するように、前記全開検出部2
3の隣に設置されたディスク蓋体12の半開検出部であ
り、そのオン,オフによりディスク蓋体12の閉蓋,開
蓋,半開の各種の状態を検出し、この状態検出がマイコ
ン等の制御手段25に入力される。そして、制御手段2
5では前記検出部23,24のオン,オフ信号に基づい
てモータ15aの駆動回路26に信号を出力し、モータ
15aを所定の方向に回転させ、ディスク蓋体12を閉
蓋,開蓋,半開の状態となるように駆動させる。さら
に、この制御手段25ではディスク蓋体12かテープカ
セット蓋体28のどちらか一方の蓋体が開蓋状態にある
時に他方の蓋体の開閉釦17a又は17cを操作した場
合には、当該一方の蓋体を閉じた後他方の蓋体を開くよ
うに制御すべくどちらかのモータ15a又は20aの駆
動回路26又は27に信号を出力する。
【0017】なお、図5〜図7中の29はテンションロ
ーラを、図15中の30はディスク再生部を、31はテ
ープ再生部を、32はファンクション切替え回路を、3
3はアンプ部を、34はスピーカーを示す。
【0018】本発明の音響再生装置は上記したような構
成であり、以下その動作について説明する。
【0019】まず、図1,図6,図8に示すディスク再
生ユニット部13がキャビネット11内に収納されたデ
ィスク14の演奏状態では、ディスク蓋体12は閉じた
状態となされ、この時ディスク蓋体12とディスク再生
ユニット部13は相対するような位置関係となっている
とともに、図10に示すように、全開検出部23と半開
検出部24はともにオン状態となっている。なお、この
ディスク蓋体12が閉じた状態、すなわち全開検出部2
3と半開検出部24がともにオン状態で開閉釦17aを
押すと、制御手段25から駆動回路26への次の出力時
にはモータ15aはディスク蓋体12を開く状態に回転
するように制御される。
【0020】そして、演奏中において例えば音質調整す
る場合には半開閉釦17bを押せば、その信号が制御手
段25に送られ、ここでこの信号に基づいて駆動回路2
6に信号が出力され、モータ15aが回転して先ずディ
スク蓋体12のみ図10から図11に示す位置まで上昇
させる。この図11に示す状態の直前で全開検出部23
と半開検出部24はともにオン状態からオフ状態とな
り、この信号によって制御手段25では駆動回路26に
信号を出力してモータ15aを停止させる。この半開状
態では、ディスク14の着脱は不可能であるが第2の操
作釦群18による所定機能の操作が可能となっている。
また図11に示す位置では、ローラ13dは確動カム1
5kの円弧状溝15kaに案内されるので、ディスク再
生ユニット部13は収納状態の位置のままで移動しな
い。
【0021】この半開状態で開閉釦17aを押すと、そ
の信号が制御手段25に送られ、ここでこの信号に基づ
いて駆動回路26に信号が出力され、モータ15aが反
対方向に回転してディスク蓋体12を図11から図10
に示す位置までスライドさせ、ディスク蓋体12を閉蓋
状態となす。この時、全開検出部23と半開検出部24
はともにオフ状態からオン状態となり、この信号によっ
て制御手段25では駆動回路26に信号を出力してモー
タ15aを停止させる。
【0022】次に、演奏終了等によってディスク14を
取り替える時には、図1,図6,図8に示すディスク蓋
体12が閉じた状態から開閉釦17aを押せばモータ1
5aの回転によってディスク蓋体12が上昇してゆく。
そして、上記した図11に示す状態を経て図12に示す
状態となるまでは、ローラ13dは確動カム15kの円
弧状溝15kaに案内されるので、ディスク再生ユニッ
ト部13は収納状態の位置のままで移動しないが、ディ
スク蓋体12が図12を経て図13に示す位置まで上昇
する時、ローラ13dは確動カム15kの円弧状溝15
kbに案内されてディスク再生ユニット部13が前方に
迫り出してくる。そして、この図13の状態となった後
は、ピニオン15jと円弧状ラック13bとが噛合し、
ディスク蓋体12の上方へのスライドとともにディスク
再生ユニット部13が前方へ迫り出してくる。この時、
半開検出部24がオフ状態のままで全開検出部23がオ
ン状態となるのを制御手段25が検知すると、ディスク
蓋体12が全開状態となったと判断し、制御手段25で
は駆動回路26に信号を出力してモータ15aを停止さ
せる。なお、この状態ではディスク14の演奏は停止
し、ディスク再生ユニット部13のターンテーブル13
aへのディスク14の着脱が可能となる。
【0023】この開蓋状態で開閉釦17aを押すと、そ
の信号が制御手段25に送られ、ここでこの信号に基づ
いて駆動回路26に信号が出力され、モータ15aが反
対方向に回転してディスク蓋体12を閉蓋状態となす。
この時、全開検出部23はオン状態から一旦オフ状態と
なったのち再度オン状態となり、一方半開検出部24は
オフ状態からオン状態となり、この信号によって制御手
段25では駆動回路26に信号を出力してモータ15a
を停止させる。
【0024】以上説明したようにディスク蓋体12は開
閉動作するが、テープカセット蓋体28の開閉動作は、
センサー21,22からの信号によってテープカセット
蓋体28が開蓋状態であるか、閉蓋状態であるかを制御
手段25で判別し、開蓋状態の時に開閉釦17cが押さ
れると駆動回路27にテープカセット蓋体28を閉じる
ように信号を出力し、反対に閉蓋状態の時に開閉釦17
cが押されると駆動回路27にテープカセット蓋体28
を開くように信号を出力することで行われるのである。
【0025】そして、例えばディスク蓋体12が開蓋状
態にある時に閉蓋状態にあるテープカセット蓋体28の
開閉釦17cを押した場合には、制御手段25はまず駆
動回路26に信号を出力してディスク蓋体12を閉じた
後、駆動回路27に信号を出力してテープカセット蓋体
28を開くのである。一方、テープカセット蓋体28が
開蓋状態にある時に閉蓋状態にあるディスク蓋体12の
開閉釦17aを押した場合には、制御手段25はまず駆
動回路27に信号を出力してテープカセット蓋体28を
閉じた後、駆動回路26に信号を出力してディスク蓋体
12を開くのである。
【0026】なお、前述の説明では、ディスク蓋体12
とテープカセット蓋体28の一方が開蓋状態で他方が閉
蓋状態にある場合、その閉蓋状態側の他方の蓋体の開閉
釦を押せば、一方の蓋体を閉じた後、他方の蓋体を開く
ように制御する構成としたが、当該一方の蓋体の閉じる
動作途中にあるいは同時に行うようにしてもよい。要
は、結果的に開蓋状態が逆になるようにすればよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、少なく
ともディスク再生部とテープ再生部を備え、全体として
縦型形状に形成されたキャビネットの前面にこれに沿っ
て閉蓋状態から上方向にスライドして開蓋状態となる縦
型のディスク蓋体を設け、キャビネットにはディスク蓋
体の閉蓋時はディスク蓋体と相対するように収納され、
ディスク蓋体の開蓋時にはディスク蓋体の下方において
前方に迫り出すべく移動可能にディスク再生ユニット部
を設置し、ディスク蓋体の下方位置にはその上縁が下縁
近傍を回動支点として前方に傾倒して開閉するテープカ
セット蓋体を隣接配置し、このテープカセット蓋体の内
側にはキャビネット内に収納されたテープ再生部に対し
てテープカセットを装着可能なカセットホルダーを設
け、ディスク蓋体の開閉釦と、テープカセット蓋体の開
閉釦と、これらの開閉釦の操作により、ディスク蓋体又
はテープカセット蓋体の開閉制御を行う制御手段を備
え、この制御手段は少なくとも前記両蓋体の内一方の蓋
体が開蓋状態にある時に他方の蓋体の開閉釦を操作した
場合には、当該一方の蓋体を閉じ他方の蓋体を開くよう
に制御する構成としたので、ディスクの着脱時における
操作性を損なうことなく、装置本体の奥行きを小さくで
き、どのような場所にも設置できるとともに、ディスク
蓋体の開蓋時にディスク再生ユニット部がテープカセッ
ト蓋体上に迫り出す構成にもかかわらず、両蓋体がとも
に開蓋状態になることがなく、常に所望する蓋体の開閉
釦の操作だけで他方の蓋体の動作も制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】閉蓋状態における本発明の音響再生装置の全体
斜視図
【図2】ディスク蓋体が半開状態の場合における本発明
の音響再生装置の全体斜視図
【図3】ディスク蓋体が開蓋状態の場合における本発明
の音響再生装置の全体斜視図
【図4】テープカセット蓋体が開蓋状態の場合における
本発明の音響再生装置の全体斜視図
【図5】ディスク蓋体とディスク再生ユニット部を連動
して作動させる機構の1実施例を示す斜視図
【図6】ディスク蓋体とディスク再生ユニット部を連動
して作動させる機構の側面図で、閉蓋状態を示す図
【図7】ディスク蓋体とディスク再生ユニット部を連動
して作動させる機構の側面図で、開蓋状態を示す図
【図8】閉蓋状態におけるディスク蓋体とディスク再生
ユニット部及びターンテーブルの図
【図9】開蓋状態におけるディスク蓋体とディスク再生
ユニット部及びターンテーブルの図
【図10】遅延手段の説明図で、閉蓋状態を示す図
【図11】遅延手段の説明図で、半開状態を示す図
【図12】遅延手段の説明図で、半開状態より若干開い
た状態を示す図
【図13】遅延手段の説明図で、図12よりさらに若干
開いた状態を示す図
【図14】テープカセット蓋体の駆動機構の説明図
【図15】操作釦群とディスク蓋体及びテープカセット
蓋体の開閉駆動制御及びその他の所定の制御を説明する
ブロック図
【図16】従来の音響再生装置の斜視図
【符号の説明】
11 キャビネット 12 ディスク蓋体 13 ディスク再生ユニット部 14 ディスク 17a ディスク蓋体の開閉釦 17a テープカセット蓋体の開閉釦 19a 動作モード切替え用釦 19b ファンクション切替え用釦 25 制御手段 28 テープカセット蓋体 28b カセットホルダー 30 ディスク再生部 31 テープ再生部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 33/02 503 G11B 33/02 501 G11B 33/02 502

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともディスク再生部とテープ再生
    部を備えた音響再生装置であって、全体として縦型形状
    に形成されたキャビネットと、このキャビネットの前面
    にこの前面に沿ってスライド可能に設置され、閉蓋状態
    から上方向にスライドすることにより開蓋状態となる縦
    型のディスク蓋体と、このディスク蓋体の閉蓋時はディ
    スク蓋体と相対するように前記キャビネット内に収納さ
    れ、ディスク蓋体の開蓋時にはディスク蓋体の下方にお
    いて前方に迫り出すべく移動可能に設置されるディスク
    再生ユニット部と、前記ディスク蓋体の下方位置に隣接
    配置され、その上縁が下縁近傍を回動支点として前方に
    傾倒して開閉するテープカセット蓋体と、このテープカ
    セット蓋体の内側に設けられ、キャビネット内に収納さ
    れたテープ再生部に対してテープカセットを装着可能な
    カセットホルダーと、前記ディスク蓋体の開閉指示を行
    う開閉釦と、前記テープカセット蓋体の開閉指示を行う
    開閉釦と、前記各々の開閉釦の操作により、ディスク蓋
    体又はテープカセット蓋体の開閉制御を行う制御手段を
    備え、前記制御手段は少なくとも前記両蓋体の内一方の
    蓋体が開蓋状態にある時に他方の蓋体の開閉釦を操作し
    た場合には、当該一方の蓋体を閉じ他方の蓋体を開くよ
    うに制御する構成としたことを特徴とする音響再生装
    置。
  2. 【請求項2】 テープカセット蓋体の表面上に、ディス
    ク再生部とテープ再生部の動作モード切替え用釦を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の音響再生装置。
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